JPH10126594A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10126594A
JPH10126594A JP8273558A JP27355896A JPH10126594A JP H10126594 A JPH10126594 A JP H10126594A JP 8273558 A JP8273558 A JP 8273558A JP 27355896 A JP27355896 A JP 27355896A JP H10126594 A JPH10126594 A JP H10126594A
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JP
Japan
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memory
image
page
data
image data
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JP8273558A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Suehiro
龍夫 末廣
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、電源断や紙詰まりが生じた場合
でも画像データが消失せず印刷が続行できるようにした
画像形成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 この発明では、電池バックアップされた
画像メモリから転送されるページデータを記憶するペー
ジメモリ323を電池323Bでバックアップし、ペー
ジメモリ323に記憶されたページデータの印刷が完了
したのを確認してから次のページデータを画像メモリか
らページメモリ323に転送するようにようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばファクシ
ミリ機能を有する画像形成装置に関し、特に画像メモリ
に記憶された画像データを順次ページメモリに転送して
印刷する機能を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ機能を有する画像形成装置
では、印刷ジョブでプリンタ資源を有効に使うためにフ
ァクシミリ通信中の文書はプリンタを占有させないため
にファクシミリ画像データを一時画像メモリに記憶さ
せ、この記憶された画像データを順次ページメモリに転
送して印刷する機能を持たせている。
【0003】一般にファクシミリで使う通信プロトコル
では受信完了を送信側に返すように設定されているの
で、これを保証するために受信された画像データを記憶
する画像メモリを電池バックアップすることが行われ
る。
【0004】送信された画像データ全てが画像メモリに
格納されていれば、例えその後で受信原稿の印刷中に電
源断や紙づまりが起きて画像メモリからページメモリに
転送された分の画像データが失われても電源復旧後ある
いは紙詰まり解消後にサイド画像メモリから画像データ
を読み出すことで何等問題はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ファクシミリ機能を有
する画像形成装置では、送信予約でファクシミリ画像デ
ータを一時画像メモリに記憶させるがメモリフル状態に
なることがある。このようなときでも受信を可能にする
ために画像メモリ内に受信専用エリアを設けるが、この
受信専用エリアでも蓄積受信時にメモリフル状態になる
ことがある。
【0006】この受信専用エリアで蓄積受信時にメモリ
フル状態になったときは、受信を中断せずに続行するた
め受信画像を展開しながらページメモリに転送を行い、
印刷を実行して行く。転送が済んだ分から順次受信画像
データを画像メモリに上書きして行くから、印刷直前の
画像データはページメモリにあって画像メモリから上書
きによって失われた状態となっている。したがって、こ
の状態で電源断や紙詰まりが生じると、ページメモリに
あって画像メモリにない画像データは消失して印刷不可
能となる。したがって、この発明は電源断や紙詰まりが
生じた場合でも画像データが消失せず印刷が続行できる
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、画像データを記憶する画像メモリと、この記憶され
た画像データを順次ページデータ単位で読み出す手段
と、この読み出されたページデータを記憶するページメ
モリと、このページメモリに記憶されたページデータを
印刷する印刷手段と、画像メモリからページメモリへ部
分的に読み出したエリアを画像メモリの空きとして上書
きする手段とを有する画像形成装置において、前記画像
メモリとページメモリとを電池バックアップする手段を
具備したことを特徴とする。
【0008】この発明の画像形成装置は、通信回線を介
して互いに接続され、夫々原稿を読取り画像データに変
換する読取手段と、原稿から読取った画像データを送信
する送信手段と、受信された画像データを受信する受信
手段と、受信された画像データを被画像形成媒体に画像
形成する画像形成手段とを有する第1、第2の装置を含
む画像データ送受信システムにおいて、前記第1、第2
の装置は夫々、受信した画像データを専用に記憶する記
憶エリアを有する画像メモリと、この記憶された画像デ
ータを順次ページデータ単位で読み出す手段と、この読
み出されたページデータを記憶するページメモリと、こ
のページメモリに記憶されたページデータを印刷する手
段と、前記画像メモリとページメモリとを電池バックア
ップする手段と、前記ページメモリに記憶されたページ
データの印刷が完了したのを確認してから次のページデ
ータを画像メモリからページメモリに転送する制御手段
とを具備したことを特徴とする。
【0009】この発明の画像形成装置は、通信回線を介
して互いに接続され、夫々原稿を読取り画像データに変
換する読取手段と、原稿から読取った画像データを送信
する送信手段と、受信された画像データを受信する受信
手段と、受信された画像データを被画像形成媒体に画像
形成する画像形成手段とを有する第1、第2の装置を含
む画像データ送受信システムにおいて、前記第1、第2
の装置は夫々、受信した画像データを記憶する画像メモ
リと、この記憶された画像データを順次ページデータ単
位で読み出す手段と、この読み出されたページデータを
記憶するページメモリと、このページメモリに記憶され
たページデータを印刷する手段と、前記画像メモリとペ
ージメモリとを電池バックアップする手段と、前記ペー
ジメモリに記憶されたページデータの印刷が完了したの
を確認してから次のページデータを画像メモリからペー
ジメモリに転送する制御手段と、前記画像メモリのメモ
リフル状態を監視する監視手段と、この監視手段により
メモリフル状態が検出されたときは、すでに画像メモリ
に記憶されている画像データのうち前記ページメモリに
転送された画像データの記憶エリアにのみ受信画像デー
タを上書きする手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、電池バックアップされ
た画像メモリから転送されるページデータを記憶するペ
ージメモリを電池バックアップするようにしたので、電
源断が生じた場合でも画像データが消失せず印刷が続行
できる画像形成装置を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態の
画像形成装置について図面を参照して説明する。この画
像形成装置はファクシミリ機能を持った複写機として構
成される。この複写機の内部構造を図1に示す概略構成
図を用いて説明する。
【0012】図1に示すように、複写機1は装置本体1
0を備え、この装置本体10内には、後述する読み取り
手段として機能するスキャナ部4、および画像形成手段
として機能するプリンタ部6が設けられている。
【0013】装置本体10の上面には、読取対象物、つ
まり原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載置
台12が設けられている。また、装置本体10の上面に
は、原稿載置台12上に原稿を自動的に送る自動原稿送
り装置7(以下、ADFと称する)が配設されている。
このADF7は、原稿載置台12に対して開閉可能に配
設され、原稿載置台12に載置された原稿Dを原稿載置
台12に密着させる原稿押さえとしても機能する。
【0014】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原
稿トレイ8から原稿を一枚づつ取り出すピックアップロ
ーラ14、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ1
5、原稿の先端を整位するアライニングローラ対16、
原稿載置台12のほぼ全体を覆うように配設された搬送
ベルト18を備えている。
【0015】そして、原稿トレイ8に上向きにセットさ
れた複数枚の原稿は、その最下の頁、つまり、最終頁か
ら順に取り出され、アライニングローラ対16により整
位された後、搬送ベルト18によって原稿載置台12の
所定位置へ搬送される。
【0016】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、排紙ロ
ーラ23が配設されている。
【0017】後述するスキャナ部4により画像情報の読
み取られた原稿Dは、搬送ベルト18により原稿載置台
12上から送り出され、反転ローラ20、フラッパ2
1、および排紙ローラ22を介してADF7上面の原稿
排紙部24上に排出される。
【0018】原稿Dの裏面を読み取る場合、フラッパ2
2を切換えることにより、搬送ベルト18によって搬送
されてきた原稿Dは、反転ローラ20によって反転され
た後、再度搬送ベルト18により原稿載置台12上の所
定位置に送られる。
【0019】装置本体10内に配設されたスキャナ部4
は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する光源
としての露光ランプ25、および原稿Dからの反射光を
所定の方向に偏向する第1のミラー26を有し、これら
の露光ランプ25および第1のミラー26は、原稿載置
台12の下方に配設された第1のキャリッジ27に取り
付けられている。
【0020】第1のキャリッジ27は、原稿載置台12
と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト
等を介して駆動モータにより、原稿載置台12の下方を
往復移動される。
【0021】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台12と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配
設されている。第2のキャリッジ28には、第1のミラ
ー26により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向
する第2および第3のミラー30、31が互いに直角に
取り付けられている。第2のキャリッジ28は、第1の
キャリッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1
のキャリッジ27に対して従動されるとともに、第1の
キャリッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に
沿って平行に移動される。
【0022】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配
設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31に
より偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介し
て移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を
所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号を出力する。
【0023】一方、プリンタ部6は、潜像形成手段とし
て作用するレーザ露光装置40を備えている。レーザ露
光装置40は、光源としての半導体レーザ41と、半導
体レーザ41から出射されたレーザ光を連続的に偏向す
る走査部材としてのポリゴンミラー36と、ポリゴンミ
ラー36を後述する所定の回転数で回転駆動する走査モ
ータとしてもポリゴンモータ37と、ポリゴンミラーか
らのレーザ光を偏向して後述する感光体ドラム44へ導
く光学系42とを備えている。このような構成のレーザ
露光装置40は、装置本体10の図示しない支持フレー
ムに固定支持されている。
【0024】半導体レーザ41は、スキャナ部4により
読み取られた原稿Dの画像情報、あるいはファクシミリ
送受信文書情報等に応じてオン・オフ制御され、このレ
ーザ光はポリゴンミラー36および光学系42を介して
感光体ドラム44へ向けられ、感光体ドラム44周面を
走査することにより感光体ドラム44周面上に静電潜像
を形成する。
【0025】また、プリンタ部6は、装置本体10のほ
ぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体
ドラム44を有し、感光体ドラム44周面は、レーザ露
光装置40からのレーザ光により露光され、所望の静電
潜像が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラ
ム周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、
感光体ドラム44周面上に形成された静電潜像に現像剤
としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現
像器46、後述する用紙カセットから給紙された被転写
材、つまり、コピー用紙Pを感光体ドラム44から分離
させるための剥離チャージャ47を一体に有し、感光体
ドラム44に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる
転写チャージャ48、感光体ドラム44周面からコピー
用紙Pを剥離する剥離爪49、感光体ドラム44周面に
残留したトナーを清掃する清掃装置50、および、感光
体ドラム44周面の除電する除電器51が順に配置され
ている。
【0026】装置本体10内の下部には、それぞれ装置
本体から引出し可能な上段カセット52、中段カセット
53、下段カセット54が互いに積層状態に配設され、
各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が装填され
ている。これらのカセットの側方には大容量フィーダ5
5が設けられ、この大容量フィーダ55には、使用頻度
の高いサイズのコピー用紙P、例えば、A4サイズのコ
ピー用紙Pが約3000枚収納されている。また、大容
量フィーダ55の上方には、手差しトレイ56を兼ねた
給紙カセット57が脱着自在に装着されている。
【0027】装置本体10内には、各カセットおよび大
容量フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージ
ャ48との間に位置した転写部を通って延びる搬送路5
8が形成され、搬送路58の終端には定着ランプ60a
を有する定着装置60が設けられている。定着装置60
に対向した装置本体10の側壁には排出口61が形成さ
れ、排出口61にはシングルトレイのフィニッシャ15
0が装着されている。
【0028】上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54、給紙カセット57の近傍および大容量
フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フィ
ーダから用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ
63がそれぞれ設けられている。また、搬送路58に
は、ピックアップローラ63により取り出されたコピー
用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数の給紙ローラ
対64が設けられている。
【0029】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
44周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部
へ給紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給
紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するア
ライニング前センサ66が設けられている。
【0030】なお、カセット52、53、54、57あ
るいは大容量フィーダ55から用紙Pを一枚づつ取り出
し、現像、転写、定着装置を経て排出される搬送路の要
所要所には図示しないが、紙詰まり(ジャム)を検出す
るための用紙センサが設けられ、紙詰まりが発生すると
ただちに搬送動作が中断され、紙詰まりがオペレータに
認識できるようになっている。
【0031】ピックアップローラ63により各カセット
あるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出された
コピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジス
トローラ対65により先端が整位された後、転写部に送
られる。
【0032】転写部において、感光体ドラム44上に形
成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージ
ャ48により用紙P上に転写される。トナー像の転写さ
れたコピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪
49の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、
搬送路52の一部を構成する搬送ベルト67を介して定
着装置60に搬送される。そして、定着装置60によっ
て現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用
紙Pは、給紙ローラ対68および排紙ローラ対69によ
り排出口61を通してフィニッシャ150上へ排出され
る。
【0033】搬送路58の下方には、定着装置60を通
過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対6
5へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面
装置70は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積
部71と、搬送路58から分岐し、定着装置60を通過
したコピー用紙Pを反転して一時集積部71に導く反転
路72と、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚
づつ取り出すピックアップローラ73と、取り出された
用紙を搬送路74を通してレジストローラ対65へ給紙
する給紙ローラ75とを備えている。また、搬送路58
と反転路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口6
1あるいは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲ
ート76が設けられている。
【0034】両面コピーを行う場合、定着装置60を通
過したコピー用紙Pは、振り分けゲート76により反転
路72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一
時的に集積された後、ピックアップローラ73および給
紙ローラ対75により、搬送路74を通してレジストロ
ーラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジス
トローラ対65により整位された後、再び転写部に送ら
れ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。その
後、コピー用紙Pは、搬送路58、定着装置60および
排紙ローラ69を介してフィニッシャ150に排紙され
る。
【0035】フィニッシャ150は排出された一部構成
の文書を一部単位でステープル止めし貯めていくもので
ある。ステープルするコピー用紙Pが一枚排出口61か
ら排出される度にガイドバー151にてステープルされ
る側に寄せて整合する。全てが排出され終わると紙押え
アーム152が排出された一部単位のコピー用紙Pを抑
え、図示しないステープラユニットによりステープル止
めを行う。
【0036】その後、ガイドバー151が下がり、ステ
ープル止めが終わったコピー用紙Pはその一部単位でフ
ィニッシャ排出ローラ155にてそのフィニッシャ排出
トレイ154に排出される。フィニッシャ排出トレイ1
54の下がる量は排出されるコピー用紙Pの枚数により
ある程度決められ、一部単位に排出される度にステップ
的に下がる。また排出されるコピー用紙Pを整合するガ
イドバー151はフィニッシャ排出トレイ154上に載
った既にステープル止めされたコピー用紙Pに当たらな
いような高さの位置にある。
【0037】また、フィニッシャ排出トレイ154は、
ソートモード時、一部ごとにシフト(たとえば、前後左
右の4つの方向へ)するシフト機構(図示しない)に接
続されている。
【0038】また、装置本体10の前面上部には、様々
な複写条件並びに複写動作を開始させる複写開始信号な
どを入力する操作パネル(図示せず)が設けられてい
る。次に、図2および図3を参照して図1に示した画像
形成装置の制御回路について説明する。
【0039】図2は図1に示したファクシミリ機能付き
ディジタル複写機全体の制御システムの構成ブロック図
の概略図、図3は図2に示した基本制御部の詳細な構成
を示すブロック図である。
【0040】ディジタル複写機の制御システムは、図2
に示すように、全体は大きく2つのブロックより成り、
スキャナ部4とプリンタ部6との間を画像処理手段31
4で繋ぎ、基本制御部311で制御されるディジタル複
写機の基本構成部を構成する基本部301と、この基本
部301からの画像データを受け取って記憶し、その記
憶した画像データを再び基本部301に転送することで
メモリコピー(電子ソート)を実現するページメモリ部
302とから構成される。
【0041】基本部301とページメモリ部302は制
御データをやりとりする基本部システムインタフェース
316、画像データをやりとりする基本部画像インタフ
ェース317とで接続されている。
【0042】基本部301は入力手段としてのスキャナ
部4、出力手段としてのプリンタ部6、画像処理手段3
14、およびこれらを制御する制御手段としてのCPU
を含む基本部311から構成される。なお、前述の紙詰
まりセンサはこのプリンタ部6内に設けられた図示しな
いプリンタCPUにその紙詰まり検出の出力を送り、こ
のプリンタCPUはこのセンサ出力を受けて基本制御部
311内に設けられている後述するメインCPUととと
もに紙詰まりに対する処理を行うようになっている。こ
の紙詰まり処理については後で詳述する。
【0043】図3に示すように、基本制御部311のメ
インCPU100には、ROM102、RAM104、
画像メモリ106、内部インタフェース122、外部イ
ンターフェース123、ファクシミリインターフェース
126、プリンタインターフェース128、補助記憶装
置インターフェース130、2値画像データを拡大した
り、縮小する画像変換回路132、画像データを圧縮し
たり、伸長したりする圧縮/伸長回路134が接続され
ている。
【0044】画像メモリ106は電池106Bによりバ
ックアップされ、その記憶内容が電源断時にも失われな
いように構成されている。この画像メモリ106は、図
4に示したように、送受信メモリエリア106−1と受
信専用メモリエリア106−2とで構成され、たとえば
夫々768KBおよび256KBの容量が割り当てられ
ている。送受信メモリエリア106−1は例えば送信予
約モードにおいてスキャナ部4から読み込まれた送信用
の原稿文書の画像データを一時記憶しておくために用い
られる。
【0045】受信専用メモリエリア106−2は送受信
メモリエリア106−1がメモリフル状態になっても受
信が続行できるようにするために設けられるもので、送
信モードでは使用禁止となる。
【0046】内部インタフェース122には前述の操作
パネル80が接続され、外部インターフェース123に
は外部装置124が接続され、ファクシミリインターフ
ェース126には電話線などの公衆回線2が接続され、
プリンタインターフェース128には外部装置138が
接続され、補助記憶装置インターフェース130には、
ICカード用リーダ・ライタ142やハードディスクド
ライブ144等が接続されている。
【0047】ファクシミリインターフェース126は、
公衆回線2へ通信するためのモデム、公衆回線2へ接続
するためのインターフェースとしてのNCUなどを含ん
で構成されている。
【0048】このような構成において、ファクシミリ機
能を用いて文書などの画像データを送信する際には、メ
インCPU100はスキャナ部4から取り込んだ例えば
文書の画像データを画像メモリ106に記憶する。この
記憶された画像データは、送信先の用紙サイズに応じて
必要に応じて画像変換回路132により拡大または縮小
し、このサイズ変換した画像データを圧縮/伸長回路1
34により符号化した後、ファクシミリインターフェー
ス126および公衆回線2を介して送信先の外部装置へ
送信するようになっている。
【0049】また、ファクシミリ機能を用いて画像デー
タを外部から受信する際には、メインCPU100によ
り送信元の外部装置から公衆回線2およびファクシミリ
インターフェース126を介して供給される画像データ
を画像メモリ106に記憶する。この際、この記憶され
た画像データは圧縮/伸長回路134により復号化した
後、画像メモリ106に蓄積記憶し、プリンタ部6へ出
力するようになっている。
【0050】画像データの記憶・呼び出しはメインCP
U100によって行われる。例えば、画像データを記憶
する場合、スキャナ部4によって読みこまれた画像デー
タはメインCPU100の指示により画像メモリ106
に記憶される。メインCPU100の指示は、操作パネ
ル80からのモード指定キ―入力によって決定されたモ
ードに従って行われる。
【0051】RAM104には、パラメータテーブル1
04aが設定されるようになっている。このパラメータ
テーブル104aには、操作パネル80におけるキー操
作により設定された種々の条件が記憶されるようになっ
ており、設定されない条件はたとえばROM102に記
憶された規定値が対応しているようになっている。この
条件として設定されるパラメータは、複写時の画像処理
パラメータ類、各種設定条件、変倍設定機能のオン/オ
フ、送信先として登録されている電話番号等である。
【0052】次に、ペ−ジメモリ部302について図2
を参照して説明する。ページメモリ部302は、基本部
301からのページメモリ(PM)323へのアクセス
を制御し、通信メモリ305を内蔵するシステム制御手
段304、画像データを一時的に記憶しておく記憶手段
(ページメモリ)323、ページメモリ323のアドレ
スを生成するアドレス制御部306、ページメモリ部3
02内の各デバイス間のデータ転送を行う画像バス32
0、ページメモリ部302内の各デバイスとシステム制
御手段304との間の制御信号の転送を行う制御バス3
21、画像バス320を介してページメモリ323と他
のデバイスとのデータ転送を行うときのデータ転送を制
御するデータ制御手段307、基本部画像インタフェー
ス317を介して基本部301との間で画像データを転
送するときに画像データをインタフェース処理する画像
データインターフェース(I/F)308、解像度の異
なる機器に画像データを送信するときに画像データを他
の機器の解像度に変換したり、解像度の異なる機器から
受信した画像データを基本部301のプリンタ部6の解
像度に変換したり、2値画像データの90度回転処理を
実行する解像度変換/2値回転手段325、ファクシミ
リ送信や光ディスク記憶のように画像データを圧縮して
送信したり記憶したりするデバイスのために,入力した
画像データを圧縮したり、圧縮された形態の画像データ
をプリンタ部6を介して可視化するために伸長する圧縮
/伸長手段324、画像データI/F308に接続さ
れ、プリンタ部6から画像データを出力するときに画像
データを90度あるいは−90度回転して出力するとき
に使用する多値回転メモリ309で構成される。
【0053】ここで、ページメモリ323は前記画像メ
モリ106と同様に、電池323Bによりバックアップ
されている。なお、この電池323Bのかわりに前記画
像メモリ106用の電池106Bを用いて1個の電池で
共通にバックアップするようにしてもよいことは勿論で
ある。
【0054】以上のように構成されたファクシミリ機能
付きの画像形成装置のファクシミリ受信動作について図
4ないし図11を参照して詳細に説明する。操作パネル
80上の操作によりファクシミリ受信モードに設定され
た状態で外部から公衆回線2を介してファクシミリ信号
が受信されると、図5のメモリの受信起動処理(ST
1)が実行される。
【0055】これにより、図8のST11でモデムの設
定が行われ、このファクシミリ信号はファクシミリイン
タフェース126に設けられたモデムを通じて復調さ
れ、一時的に図2の通信メモリ305で受信される(S
T12)。
【0056】ついで、画像メモリ106に空きがあるか
否かチェックされ(ST13),ある場合は通信メモリ
305から画像メモリ106に画像データが転送される
(ST14)。受信状態が終了すれば(ST15),通
信メモリ305に他のデータがあるか否かチェックされ
(ST16),無ければ受信終了通知を行う(ST1
7)。
【0057】ステップST16において通信メモリ30
5に他のデータがある場合は、画像メモリ106に空き
があるか否かチェックされ(ST18),あるときは通
信メモリ305から画像メモリ106に画像データを転
送し(ST19),受信終了通知を行い(ST17)、
終了する。
【0058】ステップST13において画像メモリ10
6に空きがないときは、通信メモリ305がオーバフロ
ーになっているか否かがチェックされ(ST20),N
OのときはST12に戻り、YESのときはST21に
進んで、通信メモリ305のオーバフロー通知を行い、
終了する。
【0059】このようにして、受信されたファクシミリ
信号は画像メモリ106に圧縮データとして蓄積され
る。図5のフローに戻って、メモリ受信起動(ST1)
が終了すると、次のステップST2において画像メモリ
106の記憶可能残量が確認される。この結果、メモリ
フルの状態でないときはステップST3からST4に移
行し、受信終了であるか否かがチェックされ、YESな
らST5に移行して画像メモリ106からページメモリ
323への画像データの印刷の為の転送処理が起動され
る(ST6)。
【0060】この画像メモリ106からページメモリ3
23への画像データの印刷の為の転送処理を図9を参照
して説明する。最初にステップST51において画像メ
モリ106の圧縮データを圧縮伸張手段324を通じて
伸張し、ページメモリ323へ生データとして転送す
る。この際、画像メモリ106のメモリフル状態が監視
され(ST52),メモリフル状態でないときは、ステ
ップST53において1ページ分の転送が終了したか否
かがチェックされ、転送が終了したときは転送終了通知
を出力して終了する(ST54)。
【0061】ステップST52でメモリフル状態が検出
されると、転送済みの画像メモリ106のメモリブロッ
クを上書き可能に変更し(ST55)、ステップST5
3に移行して1ページ分の転送終了がチェックされる。
【0062】この図9の動作を図7を参照して更に詳細
に説明する。図7(a)において、画像メモリ106の
受信専用メモリエリア106−2のエリアA1には受信
画像データがすでに格納され、空きエリアA2はほとん
どない状態で、ST52のステップでメモリフル状態が
検出される。
【0063】この状態ではエリアA1の先端の破線で示
した画像データは図7(b)で示したページメモリ32
3の空き部分にブロック転送される。この結果、図7
(c)で示したように、画像メモリ106の受信専用メ
モリエリア106−2にはページメモリ323へのデー
タ転送により上書き可能となったエリアA3が形成され
ることになる。
【0064】このエリアA3にある画像データは外部か
らの画像データで上書きが行われて消失するが、同じ画
像データがすでにページメモリ323に転送されてい
る。このページメモリ323は電池323Bにより電池
バックアップされているので、たとえこの状態で電源断
が生じても当該画像データは失われることなく、ページ
メモリ323に保持されることになる。
【0065】このようにして画像メモリ106からペー
ジメモリ323への画像データの転送処理(ST5)が
起動されると、図5においてつぎのステップST6で転
送終了か否かがチェックされ、終了したことが検知され
るとつぎの印刷処理が駆動される(ST7)。
【0066】印刷処理は図10に示したように、ページ
メモリ323に記憶された画像データは、データ制御手
段307から画像バス320を介して画像データI/F
308へ送られ、更にプリンタ部6に送られて印刷処理
が実行される(ST71)。
【0067】画像データは画像メモリ106からブロッ
ク毎にページメモリ323へ送られ、順次印刷が行われ
る。印刷終了と印刷済みの紙の排出がステップST72
でチェックされ、終了しているときは、印刷終了通知が
出力される(ST73)。
【0068】ST72で紙の排出が終了しないときは、
ST74で紙詰まり(ジャム)が発生しているか否かが
チェックされ、NOのときはST72に戻り、YESの
ときはST75においてオペレータに対するジャム発生
通知処理を行い、終了する。
【0069】一方、図5のフローで印刷終了とならない
ときは(ST72)、ST74でジャム発生がチェック
され、ジャム発生の場合にはST75のオペレータに対
するジャム発生通知処理の結果、オペレータによるジャ
ム解除処理が行われたか否かがチェックされ(ST7
6)、解除後、ST7の印刷起動処理に戻る。
【0070】印刷終了が検知されると(ST72)、画
像メモリ106に残りの画像データがあるか否かがチェ
ックされ(ST8)、無いときは画像メモリ106から
受信ファイルを削除して(ST9)、処理を終了する。
【0071】なお、この印刷終了がST72で検知され
ると、この印刷終了通知がメインCPU100に送ら
れ、画像メモリ106からブロック毎にページメモリ3
23へ送られた画像データがはじめてページメモリ32
3から消去される。したがって、たとえば紙詰りなどで
ページメモリ323に記憶された画像データがプリンタ
部6へ送られている途中でデータ転送がストップして
も、ページメモリ323に記憶されたブロックデータは
印刷が終了するまでページメモリ323に保持されるの
で、紙詰りが解消された段階で、再度ページメモリ32
3に記憶されたブロックデータをプリンタ部6へ送り、
印刷が良好に続行できる。
【0072】受信終了以前に、前記ステップST3にお
いてメモリフル状態であることが検知されると、図6の
ST10に移行して、画像メモリ106からページメモ
リ323への画像データの転送処理が起動される。この
転送処理はステップST5と同じ内容である。
【0073】転送終了が検知されると(ST100),
ステップST7と同様に印刷処理が起動される(ST1
11)。転送が終了しないうちに通信メモリ305のオ
ーバフローがST110で検知されると、メモリオーバ
処理が実行される(ST120)。
【0074】図11を参照してこのメモリオーバ処理の
動作を詳細に説明する。このようにメモリフル状態で通
信メモリ305のオーバフローが生じると、まずステッ
プST121にて通信を強制的に終了させる処理を行
う。この結果、たとえば公衆回線2から送信元の装置に
はエラー信号が送られる。
【0075】この後、すでに受信した画像メモリ106
の画像データをページメモリ323へ転送する処理が起
動される(ST122)。この画像転送起動処理はすで
にステップST5あるいはST10で説明したので省略
する。
【0076】転送終了がST123でチェックされ、Y
ESの時は次のステップST124において印刷処理が
起動される。この印刷処理もすでにステップST7で説
明してある。
【0077】続いて、印刷終了がステップST125で
チェックされ、YESの場合はステップST126で画
像メモリ106に残りのデータがあるか否かがチェック
され、あればステップST122に戻って画像転送が続
行され、なければステップ127に進んで画像メモリ1
06から受信ファイルを削除して、処理を終了する。
【0078】ステップST125で印刷終了が検知され
ないときは、ST128でジャム発生か否かがチェック
され、ジャム発生でなければST124に戻り、ジャム
発生のときはST129に進んでオペレータによるジャ
ム解除処理が行われたか否かがチェックされる。ジャム
が解除されると印刷起動処理(ST124)に戻る。
【0079】図6に戻って、ステップST111で印刷
処理が起動され、印刷が終了したか否かがチェックされ
(ST112)、終了以前はステップST131により
ジャム発生がチェックされ、ジャム発生でないときはス
テップST113において通信メモリ305がオーバフ
ロー状態になっているか否かを監視される。
【0080】オーバフロー状態になったときは、ステッ
プST114に移行してステップST120と同様のメ
モリオーバフロー処理が実行される。ステップST13
1でジャムが発生していることが検知されると、次のス
テップST132でジャム解除の処理が終了したか否か
がチェックされ、ジャム解除のときは印刷起動処理(S
T111)に戻る。
【0081】ジャム解除が完了されない間は、ST13
3にて通信メモリ305のメモリオーバの状態がチェッ
クされ、メモリオーバの状態でないときはST132で
ジャム解除が完了されるまで監視し、メモリオーバの状
態のときは、ST134に進んでメモリオーバ処理が実
行される。
【0082】ステップST112において印刷が終了し
たことが検出されると、ST115において画像メモリ
106に残りのデータがあるか否かがチェックされ、な
ければ受信終了か否かをチェックし(ST116)、受
信終了のときはステップ117に進んで画像メモリ10
6から受信ファイルを削除して、処理を終了する。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、電池バックアップされた画像メモリから転送される
ページデータを記憶するページメモリを電池バックアッ
プし、さらに必要に応じて前記ページメモリに記憶され
たページデータの印刷が完了したのを確認してから次の
ページデータを画像メモリからページメモリに転送する
ようにしたので、電源断や紙詰まりが生じた場合でも画
像データが消失せず印刷が続行できる画像形成装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態に係る画像形成装置の
概略構成を示す構成図。
【図2】図1の画像形成装置の回路構成を示すブロック
図。
【図3】図2の基本制御部の内部構成を示すブロック
図。
【図4】図3の画像メモリの内部構成を示す図。
【図5】図1ないし図4に示した構成の画像形成装置の
動作を示すフローチャート。
【図6】図1ないし図4に示した構成の画像形成装置の
動作を示すフローチャート。
【図7】メモリ内容に関して画像メモリとページメモリ
との関係を示す図。
【図8】メモリ受信起動の内容を示すフローチャート。
【図9】画像メモリからページメモリへの画像データの
転送起動を示すフローチャート。
【図10】印刷起動を示すフローチャート。
【図11】メモリオーバ処理を説明するフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…ファクシミリ機能付きディジタル複写機 2…公衆回線 D…原稿 4…スキャナ部 6…プリンタ部 80…操作パネル 102…ROM 104…RAM 106…画像メモリ 106−1…送受信メモリエリア 106−2…受信専用メモリエリア 106B…バックアップ電池 126…ファクシミリインターフェース 311…基本制御部 323…ページメモリ 323B…バックアップ電池

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶する画像メモリと、 この記憶された画像データを順次ページデータ単位で読
    み出す手段と、 この読み出されたページデータを記憶するページメモリ
    と、 このページメモリに記憶されたページデータを印刷する
    印刷手段と、 画像メモリからページメモリへ部分的に読み出したエリ
    アを画像メモリの空きとして上書きする手段とを有する
    画像形成装置において、 前記画像メモリとページメモリとを電池バックアップす
    る手段を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は更に、原稿を読取り
    画像データに変換する読取手段と、外部からの受信画像
    データを受信する受信手段とを有し、 前記画像メモリは前記読取り画像データを記憶する第1
    の記憶エリアと、 前記受信画像データを専用に記憶する第2の記憶エリア
    と、 を具備したことを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 さらに、メモリフル状態を確認する手段
    と、メモリフル時には画像メモリから読み出した画像メ
    モリエリアは上書き不可状態から上書き可能状態に切り
    替える手段と、前記ページメモリに記憶されたページデ
    ータの印刷が完了したのを確認する確認手段と、この確
    認手段の確認出力を受けて次のページデータを画像メモ
    リからページメモリに転送する手段とを有する制御手段
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記印刷手段における
    紙づまりを検知する検知手段と、この検知手段の出力に
    応じて前記ページメモリに記憶されたページデータを保
    持する手段と、前記紙づまりの解消を検知する手段と、
    この解消を受けて前記ページメモリに記憶されたページ
    データの印刷を続行する手段と、このページデータの印
    刷が完了したのを確認する確認手段と、この確認手段の
    確認出力を受けて次のページデータを画像メモリからペ
    ージメモリに転送する手段と、 を具備したことを特徴とする請求項3に記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 通信回線を介して互いに接続され、夫々
    原稿を読取り画像データに変換する読取手段と、原稿か
    ら読取った画像データを送信する送信手段と、受信され
    た画像データを受信する受信手段と、受信された画像デ
    ータを被画像形成媒体に画像形成する画像形成手段とを
    有する第1、第2の装置を含む画像データ送受信システ
    ムにおいて、 前記第1、第2の装置は夫々、 受信した画像データを専用に記憶する記憶エリアを有す
    る画像メモリと、 この記憶された画像データを順次ページデータ単位で読
    み出す手段と、 この読み出されたページデータを記憶するページメモリ
    と、 このページメモリに記憶されたページデータを印刷する
    手段と、 前記画像メモリとページメモリとを電池バックアップす
    る手段と、 前記ページメモリに記憶されたページデータの印刷が完
    了したのを確認してから次のページデータを画像メモリ
    からページメモリに転送する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記ページメモリに記
    憶されたページデータの印刷が完了したのを確認する確
    認手段と、この確認手段の確認出力を受けて次のページ
    データを画像メモリからページメモリに転送する手段
    と、 を具備したことを特徴とする請求項5に記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 通信回線を介して互いに接続され、夫々
    原稿を読取り画像データに変換する読取手段と、原稿か
    ら読取った画像データを送信する送信手段と、受信され
    た画像データを受信する受信手段と、受信された画像デ
    ータを被画像形成媒体に画像形成する画像形成手段とを
    有する第1、第2の装置を含む画像データ送受信システ
    ムにおいて、 前記第1、第2の装置は夫々、 受信した画像データを記憶する画像メモリと、 この記憶された画像データを順次ページデータ単位で読
    み出す手段と、 この読み出されたページデータを記憶するページメモリ
    と、 このページメモリに記憶されたページデータを印刷する
    手段と、 前記画像メモリとページメモリとを電池バックアップす
    る手段と、 前記ページメモリに記憶されたページデータの印刷が完
    了したのを確認してから次のページデータを画像メモリ
    からページメモリに転送する制御手段と、 前記画像メモリのメモリフル状態を監視する監視手段
    と、 この監視手段によりメモリフル状態が検出されたとき
    は、すでに画像メモリに記憶されている画像データのう
    ち前記ページメモリに転送された画像データの記憶エリ
    アにのみ受信画像データを上書きする手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記ページメモリに記
    憶されたページデータの印刷が完了したのを確認する確
    認手段と、この確認手段の確認出力を受けて次のページ
    データを画像メモリからページメモリに転送する手段
    と、 を具備したことを特徴とする請求項7に記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成装置は更に、原稿を読取り
    画像データに変換する読取手段と、外部からの受信画像
    データを受信する受信手段とを有し、 前記画像メモリは前記読取り画像データを記憶する第1
    の記憶エリアと、 前記受信画像データを専用に記憶する第2の記憶エリア
    と、 を具備したことを特徴とする請求項7に記載の画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記印刷手段におけ
    る紙づまりを検知する検知手段と、この検知手段の出力
    に応じて前記ページメモリに記憶されたページデータを
    保持する手段と、前記紙づまりの解消を検知する手段
    と、この解消を受けて前記ページメモリに記憶されたペ
    ージデータの印刷を続行する手段と、このページデータ
    の印刷が完了したのを確認する確認手段と、この確認手
    段の確認出力を受けて次のページデータを画像メモリか
    らページメモリに転送する手段と、 を具備したことを特徴とする請求項7に記載の画像形成
    装置。
JP8273558A 1996-10-16 1996-10-16 画像形成装置 Pending JPH10126594A (ja)

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