JPH1012636A - 半導体製造装置の酸化防止ガス供給方法 - Google Patents

半導体製造装置の酸化防止ガス供給方法

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JPH1012636A
JPH1012636A JP18267796A JP18267796A JPH1012636A JP H1012636 A JPH1012636 A JP H1012636A JP 18267796 A JP18267796 A JP 18267796A JP 18267796 A JP18267796 A JP 18267796A JP H1012636 A JPH1012636 A JP H1012636A
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JP
Japan
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gas
heater
lead frame
supply
stopped
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18267796A
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English (en)
Inventor
Makoto Arie
誠 有江
Yuichi Sato
裕一 佐藤
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Toshiba Mechatronics Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Mechatronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Mechatronics Co Ltd filed Critical Toshiba Mechatronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸化防止ガスの供給量を制御して、半導体製
造装置のランニングコストを削減できるようにするこ
と。 【解決手段】 リードフレーム1をヒータ12にて加熱
した状態で搬送するリードフレーム搬送装置10内へガ
ス配管13、ガスノズル14を介して酸化防止ガスを供
給し、リードフレームの酸化を防止する半導体製造装置
の酸化防止ガス供給方法において、ヒータの加熱作動停
止後に酸化防止ガスの供給量を減少し、又はその供給を
停止するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペレットボンディ
ング装置やワイヤボンディング装置において、リードフ
レームの酸化を防止するために酸化防止ガスを供給する
半導体製造装置の酸化防止ガス供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置であるペレットボンディ
ング装置やワイヤボンディング装置では、良好なボンデ
ィング性能を得るために搬送装置にて搬送されるリード
フレームをヒータにて加熱している。
【0003】リードフレームが、銅等の材料から成る場
合、上述のように加熱されると酸化され易い。そこで、
従来の半導体製造装置では、搬送装置の全体をカバーで
覆い、このカバー内へ窒素ガス等の酸化防止ガスを供給
してリードフレームの酸化を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の酸化
防止ガス供給方法では、半導体製造装置が何らかの事情
で停止した場合にも、図2の一点鎖線aで示すようにヒ
ータを加熱状態としているので、リードフレームが高温
状態にあり(図2の一点鎖線c)、このリードフレーム
の酸化を防止するために、窒素ガス等の酸化防止ガスを
図2の一点鎖線bに示すように供給し続けなければなら
ない。このため、酸化防止ガスの供給量が多量となっ
て、半導体製造装置のランニングコストが上昇してしま
う。
【0005】本発明の課題は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、酸化防止ガスの供給量を制御して、
半導体製造装置のランニングコストを削減できる半導体
製造装置の酸化防止ガス供給方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、リードフレームを加熱手段にて加熱した状態で搬送
する搬送装置内へ酸化防止ガスを供給して、上記リード
フレームの酸化を防止する半導体製造装置の酸化防止ガ
ス供給方法において、異常発生時、上記加熱手段の加熱
作動停止後に酸化防止ガスの供給量を減少、又はその供
給を停止するようにしたものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記加熱手段の加熱作動停止後、リー
ドフレームが所定温度以下になったときに酸化防止ガス
の供給量を減少、又はその供給を停止するようにしたも
のである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記加熱手段の加熱作動停止後、所定
時間経過時に酸化防止ガスの供給量を減少、又はその供
給を停止するようにしたものである。
【0009】請求項1、2又は3に記載の発明には、次
の作用がある。加熱手段の加熱作動停止後にはリードフ
レームの温度が低下して、リードフレームは酸化されに
くくなり、もはや酸化防止ガスを供給する必要がない。
従って、加熱手段の加熱作動停止後に酸化防止ガスの供
給量を減少、又はその供給を停止することにより、酸化
防止ガスの消費量を低減でき、この結果、半導体製造装
置のランニングコストを削減できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る半導体製
造装置の酸化防止ガス供給方法の一つの実施の形態を実
施するリードフレーム搬送装置について一部を切り欠い
て示す側面図である。図2は、図1のヒータの加熱と酸
化防止ガスの供給とのタイミングチャートである。
【0011】図1に示すリードフレーム搬送装置10
は、リードフレーム1を搬送可能とする相対向する一対
のガイドレール11と、これらのガイドレール11間に
配置され、ガイドレール11にて搬送中のリードフレー
ム1を下方から加熱する加熱手段としてのヒータ12
と、一対のガイドレール11間に配置され、ガイドレー
ル11にて搬送中のリードフレーム1へ下方から酸化防
止ガスを供給するガス配管13に接続されたガスノズル
14と、ガイドレール11、ヒータ12、ガス配管13
及びガスノズル14を、ガイドレール11にて搬送中の
リードフレーム1とともに覆うカバー15と、を有して
構成される。
【0012】上記ヒータ12は、ヒータスイッチ16を
介して電源17に接続され、ヒータスイッチ16のON
作動時に加熱されて、リードフレーム搬送装置10内の
リードフレーム1を加熱する。ヒータスイッチ16のO
FF作動時に、ヒータ12は加熱作動が停止される。
【0013】上記ガスノズル14は、電磁弁18を配設
した上記ガス配管13を介して酸化防止ガスの供給源1
9に連結され、電磁弁18のON作動時にカバー15内
へ酸化防止ガスを供給し、このカバー15内を酸化防止
ガスで満たす。電磁弁18のOFF作動時には、ガス配
管13及びガスノズル14への酸化防止ガスの供給が停
止される。
【0014】ここで、リードフレーム1は、銅等の材料
から成るものであり、加熱されるにしたがって酸化の進
行が速くなる。上記酸化防止ガスは、このリードフレー
ム1の酸化を防止するものであり、窒素ガス又は窒素ガ
スに水素ガスを混合したガス等を用いる。カバー15内
を酸化防止ガスで満たすことにより、リードフレーム搬
送装置10にて加熱状態で搬送中のリードフレーム1の
酸化が防止される。
【0015】さて、ワイヤボンディング装置等の半導体
製造装置20のボンディング動作は、例えばワイヤがな
くなる等の異常が発生すると、制御装置21の停止信号
により、自動停止する(図2)。制御装置21は、図2
に示すように、この停止信号を出力した時点から所定時
間T1 経過後にヒータスイッチ16へOFF信号を出力
して、ヒータ12の加熱作動を停止させる。更に、制御
装置21は、ヒータ12の加熱作動を停止した時点から
所定時間T2 経過後に電磁弁18へOFF信号を出力し
て、ガスノズル14からの酸化防止ガスの供給を停止さ
せる。
【0016】制御装置21は、半導体製造装置20の通
常稼働時には、ヒータスイッチ16及び電磁弁18をO
N作動させて、リードフレーム搬送装置10にて搬送中
のリードフレーム1をヒータ12にて加熱し、且つカバ
ー15内に酸化防止ガスを満たして、搬送中のリードフ
レームの酸化を防止する。
【0017】上記所定時間T1 を設定したのは、所定時
間T1 間に半導体製造装置20が復旧されることを期待
したものであり、この所定時間T1 を設定しないで、半
導体製造装置20の停止と同時にヒータ12の加熱作動
を停止させると、半導体製造装置20の停止後再稼動の
度に、ヒータ12がリードフレーム1を良好なボンディ
ング性能が得られる温度tB に加熱することができる設
定温度に加熱されるまで待機しなければならないからで
ある。
【0018】上記所定時間T2 は、次のようにして設定
される。つまり、リードフレーム1は、温度が低下する
にしたがって酸化の進行が遅くなり、所定温度tA 以下
になると大気と接してもほとんど酸化が進行しなくな
る。そこで、ヒータ12の加熱作動を停止した時点から
リードフレーム1が所定温度tA に到達するまでの時間
を測定し、この時間を上記所定時間T2 とする。
【0019】上記実施の形態によれば、次の効果を奏す
る。ヒータ12の加熱作動停止後所定時間T2 経過後に
はリードフレーム1の温度が所定温度tA 以下に低下し
て、リードフレーム1は酸化されにくくなり、もはやガ
スノズル14からリードフレーム搬送装置10内へ酸化
防止ガスを供給する必要がないので、制御装置21が、
ヒータ12の加熱作動停止後所定時間T2 経過時点、即
ちヒータ12の加熱作動停止後リードフレーム1が所定
温度tA 以下となったときに、ガスノズル14からカバ
ー15内への酸化防止ガスの供給を停止させることによ
り、酸化防止ガスの消費量を低減できる。この結果、半
導体製造装置20のランニングコストを削減できる。
【0020】尚、上記実施の形態において、酸化防止ガ
スの供給停止タイミングをヒータ12の加熱作動停止後
の経過時間T2 から得る例で説明したが、リードフレー
ム1の温度を検出し、リードフレーム1の温度が所定温
度tA 以下になった時点を酸化防止ガスの供給停止タイ
ミングとしても良い。また、ヒータ12の温度を検出
し、ヒータ12の温度からリードフレーム1の温度を間
接的に知り、ヒータ12の検出温度に基づいて、酸化防
止ガスの供給停止タイミングを得るようにしても良い。
【0021】また、所定時間T2 経過時点、或いはリー
ドフレーム1が所定温度tA 以下になった時点で酸化防
止ガスの供給を停止させる例で説明したが、酸化防止ガ
スは必ずしも停止させる必要はなく、ヒータ12の加熱
作動時の酸化防止ガスの供給量よりも減少させるように
しても良い。また、所定時間T2 、又は所定温度tA
到達するまでの時間経過、又は温度降下に合わせて徐々
に酸化防止ガスの供給量を減少させるようにしても良
い。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る半導体製造
装置の酸化防止ガス供給方法によれば、酸化防止ガスの
供給量を制御して、半導体製造装置のランニングコスト
を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る半導体製造装置の酸化防
止ガス供給方法の一つの実施の形態を実施するリードフ
レーム搬送装置について一部を切り欠いて示す側面図で
ある。
【図2】図2は、図1のヒータの加熱と酸化防止ガスの
供給とのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 リードフレーム 10 リードフレーム搬送装置 12 ヒータ(加熱手段) 13 ガス配管 14 ガスノズル 15 カバー 16 ヒータスイッチ 18 電磁弁 20 半導体製造装置 21 制御装置 tA 所定温度 T2 所定時間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレームを加熱手段にて加熱した
    状態で搬送する搬送装置内へ酸化防止ガスを供給して、
    上記リードフレームの酸化を防止する半導体製造装置の
    酸化防止ガス供給方法において、異常発生時、上記加熱
    手段の加熱作動停止後に酸化防止ガスの供給量を減少、
    又はその供給を停止することを特徴とする半導体製造装
    置の酸化防止ガス供給方法。
  2. 【請求項2】 上記加熱手段の加熱作動停止後、リード
    フレームが所定温度以下になったときに酸化防止ガスの
    供給量を減少、又はその供給を停止する請求項1に記載
    の半導体製造装置の酸化防止ガス供給方法。
  3. 【請求項3】 上記加熱手段の加熱作動停止後、所定時
    間経過時に酸化防止ガスの供給量を減少、又はその供給
    を停止する請求項1に記載の半導体製造装置の酸化防止
    ガス供給方法。
JP18267796A 1996-06-25 1996-06-25 半導体製造装置の酸化防止ガス供給方法 Withdrawn JPH1012636A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100960238B1 (ko) * 2003-07-02 2010-06-01 주성엔지니어링(주) 공정기체 공급장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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