JPH02286512A - 搬送装置の動作不安定防止方法 - Google Patents

搬送装置の動作不安定防止方法

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JPH02286512A
JPH02286512A JP10442589A JP10442589A JPH02286512A JP H02286512 A JPH02286512 A JP H02286512A JP 10442589 A JP10442589 A JP 10442589A JP 10442589 A JP10442589 A JP 10442589A JP H02286512 A JPH02286512 A JP H02286512A
Authority
JP
Japan
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motor
temperature
conveying device
conveying
drive control
Prior art date
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Pending
Application number
JP10442589A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Moriyama
仁 森山
Yoshinori Uchiumi
内海 巌紀
Ryozo Nakamura
良三 中村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゴム材質のベルトを駆動し、そのゴム材質の
ベルトにより対象物を搬送する搬送装置において、低温
下放置後の立ち上げ時の動作不安定防止方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来より、ゴム材質のベルトを使用した搬送装置では、
環境温度が0℃以下になると、ベルトの硬化、及び、巻
癖による負荷の増加が常温時の数倍と大きくなる為、低
温放置後の立ち上げ時の動作不安定が問題となっていた
この問題を解決するための従来技術には、装置の電源熱
を利用し、環境温度を上げ、ゴム材質のベルトの硬化を
防ぐことにより、低温下放置後の搬送装置の動作不安定
を防止するものがある。
例えば、特開昭62−57014号公報に記載されてい
るように、タイマで設定された時間中に、規定温度以下
を検出すると、装置の電源がオンし、この電源熱にて装
置内部を余熱することにより、低温放置時のゴム材質の
ベルトの硬化による機構部の負荷増しを緩和し、動作不
安定の防止をする(云がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のように、従来のゴム材質のベルトを使用した搬送
装置において、低温下放置後の立ち上げ時の動作不安定
を防止する方法として、例えば、特開昭62−5701
4号公報に記載されている方法があったが、これによる
と1、タイマによる装置の自動オンオフ制御回路に温度
センサ接点を介在させ、更に、余熱設定時間内の機構部
動作抑止等を行うため、回路が複雑で、高価なものとな
っている。更に、余熱設定時間中は、装置の電源が常に
オンになる為、全体の制御回路へも常に給電されること
から、この間は消費電力の無駄が生じる等の問題があっ
た。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、ゴム
材質の搬送ベルトで構成された搬送装置において、低温
下放置後のベルト硬化、及び、巻癖等による負荷増しに
起因する立ち上げ時の動作不安定の防止を、費用効率良
く実現することができる搬送装置動作不安定防止方法を
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の搬送装置における低
温下放置後の動作不安定防止方法は、ゴム材質の搬送ベ
ルトで構成され、モータにより駆動される搬送部を有す
る搬送装置において、電源のオンオフの状態を判別する
状態判別部、環境温度を検知する温度センサ、モータの
駆動制御を行うモータ駆動制御部を設け、電源オフによ
る搬送装置の停止状態を状態判別部で認識し、環境温度
が規定以下であることを上記温度センサが検出すると、
上記モータ駆動制御部が作動し、上記モータを介し、搬
送部を一定周期、且つ一定時間だけ駆動することを特徴
とする。
〔作用〕
本発明における搬送装置では、判別部が、電源スィッチ
・オフによる装置の休止状態を判別している時に、温度
センサが、一定温度以下の環境温度であることを検出し
て、接点を閉じると、モータ駆動制御回路のみが動作可
能となり、モータ駆動制御部は一定周期で、短時間の一
定時間だけ、モータを駆動する。
このように、装置が低温下に放置されていても、一定周
期でベルトを動かす為、搬送ベルトの低温硬化と巻癖に
よる負荷増しを緩和することが出来きるので、搬送装置
の費用効率は良くなると共に、信頼性は向上する。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明を施した自動取引装置(以下ATMと
略記する)における紙葉類搬送機構のモータ制御部1の
構成を示すブロック図である。
ATMが稼動中か又は休止中かを判断する状態判別部2
.規規定度以下になると接点が閉じる温度センサ3、A
TMが休止中の時でも温度センサの接点情報によりモー
タ5を駆動制御するモータ駆動制御部4、紙葉類搬送機
構を駆動するモータ5、ATMの休止状態と稼動状態を
切り換える電源スィッチ6により構成されている。
第2図は、第1図におけるモータ制御の動作を示すフロ
ーチャートであり、第3図は、第1図における制御部に
より動作制御されろ紙葉搬送機構の搬送系の一部分を示
す側断面図である。
モータ5、ゴム材質によりなる紙葉搬送用の搬送ベルト
7、搬送ベルト7等により構成される紙幣搬送系のモー
タ5の動力を伝えるための歯付きベルト8、搬送ベルト
7を掛けるプーリ91紙葉10からなっている。
第3図において、紙葉10は搬送ベルト7にはさまれ、
モータ5の駆動により、矢印方向に搬送される。
ATMにおけろ紙葉搬送機構は、これら搬送ベルト7が
多数集まって構成されているのが一般的である。このよ
うな装置においては、夜間、又は休日等の休止中に、長
時間低温状態に放置されると、プーリ9の曲率により、
搬送ベルト7に曲癖がつき、加えて、低温によるゴムの
硬化と相まって、立ち上げ時の起動負荷が数倍になり、
立ち上げ時間が大幅に延びる等、立上り時の動作が不安
咬になる。
しかしながら、このような場合、時々、搬送系を動かし
、搬送ベルト7の巻癖をのばすことにより、稼動開始の
際の立ち上げ時の負荷増しを緩和することが出来る。
本発明は、この点に着眼し、夜間、及び休日等のATM
休止中に、環境温度が一定以下になった場合、これを検
知し、搬送系のみを、一定周期で、一定時間だけ、自動
的に動かすようにしたものである。
以下、第2図のフローチャートにて、第1図の構成品の
動作説明を行う。
第1図において、ATMの電源スィッチ6がオフになる
と、電源スィッチ6の接点状態にて、状態判別部2は、
ATMが休止状態になったことを判別し、モータ駆動制
御部4に伝える(ステップ201)。
温度センサ3が、環境温度が規定以下であることを検知
すると(ステップ202)、モータ駆動制御部4のみに
電源が供給され、同時にモータ駆動制御部4を初期状態
にリセットし、モータ5を、例えば30秒の一定時間だ
け駆動する(ステップ203)。その駆動停止後、温度
センサ3の温度検知の状態を調べ、規定温度以上であれ
ばステップ201に戻り、また、規定温度以下であれば
、一定周期、例えば1時間の規定時間が経過しているか
否かを調べ(ステップ2o5)、経過していれば、再度
モータ5を一定時間駆動する為にステップ203に戻り
、もし、経過していなければ、ステップ204に戻り、
温度の検知を続ける。
尚、状態判別部2は、ATMの電源スィッチ6の接点情
報で簡便に得ることが出来る。
また、ATMの紙葉搬送系の駆動モータには、交流モー
タが多用されているが、このような場合、モータ駆動制
御部4は、タイマ等により、一定周期に一定時間だけモ
ータ5に給電するよう、半導体リレー等をオンオフ制御
すれば良いだけであり、簡便な構成とすることが出来る
更に、ATM休止中の給電も、モータ駆動制御部4のみ
に、必要時に行えば良いので、電力消費も節約できる。
このように本発明を用いれば、安価で電力消費の少ない
方法により、低温放置後の起動負荷の増加を緩和し、動
作不安定の問題を防止したATMを実現できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ゴム材質よりなるベルトを使用した搬
送装置における低温下放置後の動作不安定の問題を、簡
単な回路で、より安価に、消費電力の無駄も少なく、回
避することが出来るので、装置の信頼性の向上を費用効
率良く行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明を施した
ATMにおける紙葉類搬送機構のモータ制御部の構成を
示すブロック図、第2図は第1図におけるモータ制御の
動作を示すフローチャート、第3図は第1図における制
御部により動作制御されろ紙葉搬送機構の搬送系の一部
分を示す側断面図である。 1:モータ制御部、2:状態判別部、3:温度センサ、
4:モータ駆動制御部、5:モータ、6:電源スィッチ
、7:搬送ベルト、8:歯付きベルト、9:プーリ、1
0:紙葉。 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ゴム材質のベルトで構成されモータにより駆動され
    る搬送手段を有する搬送装置において、電源のオンオフ
    の状態を判別する状態判別手段、環境温度を検知する温
    度センサ、上記モータの駆動制御を行うモータ駆動制御
    手段を設け、電源オフによる搬送装置の停止状態を上記
    状態判別手段により認識し、環境温度が規定以下である
    ことを上記温度センサが検出すると、上記モータ駆動制
    御手段が作動し、上記モータを介し、上記搬送手段を予
    定の周期で、予定の時間だけ駆動することを特徴とする
    搬送装置の動作不安定防止方法。
JP10442589A 1989-04-26 1989-04-26 搬送装置の動作不安定防止方法 Pending JPH02286512A (ja)

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JPH02286512A true JPH02286512A (ja) 1990-11-26

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ID=14380338

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JP (1) JPH02286512A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5174841A (en) * 1989-05-09 1992-12-29 Kuss Corporation Method of making an in-tank fuel filter
JP2002117439A (ja) * 2000-10-12 2002-04-19 Oki Joho Systems:Kk 自動取引装置
EP4345783A1 (en) * 2022-09-29 2024-04-03 NCR Corporation Device enclosure temperature control

Cited By (3)

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JP2002117439A (ja) * 2000-10-12 2002-04-19 Oki Joho Systems:Kk 自動取引装置
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