JPH10126336A - 通信装置及び通信システム - Google Patents

通信装置及び通信システム

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JPH10126336A
JPH10126336A JP27052496A JP27052496A JPH10126336A JP H10126336 A JPH10126336 A JP H10126336A JP 27052496 A JP27052496 A JP 27052496A JP 27052496 A JP27052496 A JP 27052496A JP H10126336 A JPH10126336 A JP H10126336A
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千晴 山野
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裕一 白木
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/24TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • H04B1/1027Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference assessing signal quality or detecting noise/interference for the received signal

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェージング信号に対して良好な追従特性を
持っており、高品質な通信を提供する。 【解決手段】 送信電力の制御を実際に行なう第2の通
信装置が、対向する第1の通信装置が電力を測定してか
らそれに応じて自装置が電力制御を実行するまでの処理
遅延時間Dを考慮し、現在時刻より時間Dだけ未来の時
刻のフェージング信号の推定値を形成する。そして、そ
の未来時刻でのフェーシングを打ち消すよう送信電力制
御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置及び通信
システムに関し、例えば、CDMA通信方式に従う通信
システム、基地局及び移動局に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル移動無線通信方式において、フ
ェージングは、SNRの低下や波形ひずみ等を引き起こ
し、通信品質を低下させる。
【0003】CDMA通信システム等のスペクトル拡散
通信方式においては、マルチパスによる周波数選択性フ
ェージングや、移動局が基地局に対して高速移動するこ
とにより生じるフェージングが問題となる。
【0004】この問題を解決し、通信品質を向上させる
ための方法として、下記文献に記載されているような移
動局側から基地局への無線伝送を行なう際に、移動局側
で送信電力制御(リバースリンクパワーコントロール)
を行なうことにより基地局側での受信レベルを一定に保
つ方法が知られている。
【0005】文献『Andrew J. Viterbi 著、「CDMA Pri
nciples of Spread Spectrum Communication」、pp.113
-119、Addison Wesley発行、1995年』 このリバースリンクパワーコントロール方法を用いた無
線通信システムの概略構成を図2に示している。
【0006】基地局1には、フェージングの影響を受け
た信号が与えられ、この受信信号がデジタル復調器10
においてデジタル復調されて受信データ信号に変換さ
れ、電力測定回路(POW)11によって、変換された
受信データ信号のパワー(受信電力レベル)が測定さ
れ、電力制御情報生成回路12に与えられる。電力制御
情報生成回路12においては、減算器13によって、そ
の受信電力レベルと、目標レベル保持部(M)14に保
持されている目標電力レベルとの差分が得られ、量子化
回路(Q)15によって、その差信号に基づいて、移動
局2での送信電力を上げる、又は、下げるを指示する1
ビットの送信電力制御情報が形成され、この送信電力制
御情報が、デジタル変調器16において送信データに多
重された後、デジタル変調されて移動局2に向けて送信
される。
【0007】移動局2においては、伝搬路を介して到達
した基地局からの受信信号がデジタル復調器20によっ
てデジタル復調され、それによって得られた受信データ
信号中から送信電力制御情報が分離されて送信電力制御
回路21内の逆量子化回路(Q-1)22に与えられ、こ
の逆量子化回路22から、例えば、電力を増やすのであ
れば+0.5dB、減らすのであれば−0.5dBの電
力変更ステップが出力される。これが、加算器23によ
って、1サンプル遅延回路(z-1)24からのそれまで
の電力制御値に加算されて新たな電力制御値が形成さ
れ、線形領域変換回路(EXP)25によって、線形領
域での電力制御値に変換されて可変増幅器である送信電
力増幅器(A)26の制御端子に印加され、基地局1に
向かう送信信号の電力が制御される。
【0008】以上の処理は、受信電力レベルと目標電力
レベルの差を1ビットで量子化して伝送し、移動局2側
で積分することでフェージング信号を復元し、この逆の
特性で可変増幅器26を制御することにより、フェージ
ングの信号をキャンセルしてると解釈できる。また、こ
のことはフェージング信号が短時間ではほとんど変動し
ないことを利用している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法は、フェージング信号が短時間ではほとんど変動し
ないという仮定のもとに制御を行なうため、移動局が高
速移動する際に生じるような急激なフェージング変動に
送信電力制御が追従することができなかった。
【0010】また、移動局側の送信電力制御には、基地
局側からの送信電力制御情報を必要とするが、基地局か
ら移動局まで送信電力制御情報が伝送される際には処理
遅延が存在し、処理遅延が大きくなるほどこの処理遅延
の間にフェージングが大きく変動してしまうため、この
場合も、従来の送信電力制御方法では追従性が悪くな
る。
【0011】送信電力制御の誤差が大きくなるほど通信
品質は劣化するため、このような問題を改善する送信電
力制御方法が必要とされている。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明は、第1の通信装置が、第2の通信装
置からの受信電力を測定し、測定された受信電力と目標
電力との差に応じた送信電力制御情報を生成し、第2の
通信装置が、第1の通信装置から送信された送信電力制
御情報に応じて送信電力を制御する通信システムにおけ
る第1の通信装置である通信装置において、(1) 受信電
力レベルを測定する電力測定手段と、(2) 測定された受
信電力レベルから目標電力レベルの差を求める目標レベ
ル減算手段と、(3) この目標レベル減算手段から出力さ
れた差信号を2ビット以上の符号に量子化し、送信電力
制御情報として出力する量子化手段とを有することを特
徴とする。
【0013】また、第2の本発明は、第1の通信装置
が、第2の通信装置からの受信電力を測定し、測定され
た受信電力と目標電力との差に応じた送信電力制御情報
を生成し、第2の通信装置が、第1の通信装置から送信
された送信電力制御情報に応じて送信電力を制御する通
信システムにおける第2の通信装置である通信装置にお
いて、(1) 第1の通信装置から与えられた送信電力制御
情報を逆量子化し、この逆量子化された差信号をフェー
ジング信号に変換し、このフェージング信号の系列に基
づいて、現時刻から電力制御系での処理時間Dだけ経過
したときのフェージング信号の推定値を予測する送信電
力制御手段と、(2) 目標電力レベルに、送信電力制御手
段からの、現時刻から電力制御系での処理時間Dだけ経
過したときのフェージング信号の推定値を加算して、電
力制御値を形成する加算手段とを備えることを特徴とす
る。
【0014】第3の本発明の通信システムは、第1の本
発明による通信装置と、第2の本発明による通信装置か
ら構成されていることを特徴とする。
【0015】第1〜第3の本発明により、第2の通信装
置において、送信電力の制御系での処理遅延時間Dだけ
先のフェージングを予測し、第1の通信装置への送信電
力に反映させることができるため、処理遅延の影響が緩
和される。また、予測処理によっているので、積分処理
により電力制御量を形成する場合に比べて、フェージン
グの速い変動にも追従することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態 以下、本発明による通信システム及び通信装置を、移動
体通信システム、基地局及び移動局に適用した第1の実
施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0017】図1は、この第1の実施形態の移動体通信
システムのリバースリンクパワーコントロール方法に係
る電力制御構成を示すブロック図であり、上述した図2
との同一、対応部分には同一符号を付して示している。
【0018】まず、基地局1Aのリバースリンクパワー
コントロール方法に係る電力制御構成及びその動作につ
いて説明する。
【0019】基地局1Aにおいて、移動局2Aの送信電
力を制御するための構成部分としては、デジタル復調器
10、電力測定回路(POW)11、電力制御情報生成
回路30及びデジタル変調器16が該当する。
【0020】デジタル復調器10には、フェージングの
影響を受けた移動局2Aからの受信信号が入力され、こ
の受信信号をデジタル復調してその復調データ信号RBS
(i)(iはサンプル番号を表す0より大きな整数;情
報シンボル周期に対応したサンプル番号)を、図示しな
い復調データ信号の処理回路に与えると共に、電力測定
回路11にも与える。
【0021】電力測定回路11は、復調データ信号RBS
(i)から、受信レベル情報(移動局2Aの送信電力情
報)として、その電力P(n)[dB]を測定する。電
力測定回路11は、具体的には、デジタル復調器10を
通して情報シンボル周期32KHz毎に出力された復調
データ信号RBS(i)を入力とし、(1) 式に示すよう
に、その20サンプル毎の2乗平均をデシベルに変換し
たものを電力P(n)として算出する。 P(n)=10log 10(Σ RBS(i−k)2 /20) …(1) ここで、平均に供するサンプル数20は、送信電力制御
周期と情報シンボル周期により決定されたもので、この
実施形態の場合、送信電力制御を1.6KHz(32k
Hz/20)の周期で行なうこととしている。また、n
は電力制御のサンプル時刻を表す。(1) 式における総和
Σは、(n−1)×20+1からn×20についてであ
る。
【0022】受信電力P(n)を算出するための平均方
法としては、重み付き平均や指数平滑による方法等を用
いることも可能である。
【0023】電力制御情報生成回路30は、減算器3
1、目標レベル保持部(M)32、量子化回路(Q)3
3及びスケール適応回路(S)34から構成されてい
る。
【0024】減算器31及び目標レベル保持部32は、
測定された移動局の送信電力P(n)から目標レベルM
[dB]を減算する目標レベル減算回路を構成してお
り、減算後の信号E(n)は量子化回路33に与えられ
る。すなわち、(2) 式に示すように、受信電力P(n)
と目標電力M(n)との差信号E(n)[dB]が算出
される。なお、通話品質がある許容範囲に収まるよう
に、目標電力M(n)は任意に設定されるものであり、
常時は、固定値である。基地局1A及び移動局2Aで、
目標電力を予め授受する通信システムもあるが、電力制
御を行なう際には、固定値として取り扱われる。
【0025】 E(n)=P(n)−M(n) …(2) 量子化回路33は、差信号E(n)を、スケール適応回
路34からのスケール(量子化ステップ)S(n)(後
述するように差信号E(n)の標準偏差にほぼ等しい)
を使用して分散が1となるように正規化し、その後、図
3の図表に従って、量子化値PC(n)を得て、送信電
力制御情報としてスケール適応回路34及びデジタル変
調器16に出力する。
【0026】なお、量子化値PC(n)が「01」は移
動局2Aでの送信電力がかなり大きいことを意味し、量
子化値PC(n)が「00」は移動局2Aでの送信電力
が大きいことを意味し、量子化値PC(n)が「10」
は移動局2Aでの送信電力が小さいことを意味し、量子
化値PC(n)が「11」は移動局2Aでの送信電力が
かなり小さいことを意味している。
【0027】スケール適応回路34は、現在から過去に
わたる6サンプルの量子化値PC(n)、…、PC(n
−5)を利用して、以下のようにして、スケールS(n
+1)を出力する。まず、図4の図表に従って、2ビッ
トの量子化値PC(n)を、正負の大きさを表す値F
(PC(n))に変換し、その後、(3) 式に従って、そ
の絶対値の平均m(n)を求める。最後に、(4) 式に従
って、次の時刻でのスケールS(n+1)を求める。な
お、(3) 式における総和Σは、kが0から5についてで
ある。
【0028】 m(n)= Σ |F(PC(n−k))|/6 …(3) S(n+1)=S(n)×2((m(n)-1.5)/4) …(4) スケールS(n)が適正な場合、量子化値PC(n)の
系列は4つの符号をランダムにとりうるため、絶対値平
均m(n)は1.5付近の値をとる。この場合、スケー
ルS(n)は、差信号E(n)の標準偏差にほぼ等しく
なり、次の時刻のスケールS(n+1)は、現時刻での
スケールS(n)と等しくなるように更新される。
【0029】スケールS(n)が、差信号E(n)の標
準偏差に比べて小さい場合、量子化値PC(n)の系列
は、「01」、「11」の値を多くとり、絶対値平均m
(n)は1.5より大きくなるため、次の時刻のスケー
ルS(n+1)は現時刻でのスケールS(n)に比べて
大きくなるように更新される。
【0030】スケールS(n)が、差信号E(n)の標
準偏差に比べて大きい場合、この逆の動作をすることに
より、次の時刻のスケールS(n+1)は現時刻でのス
ケールS(n)に比べて小さくなるように更新される。
【0031】以上のように、スケールS(n+1)は常
に差信号E(n)の標準偏差に等しくなるように適応的
に更新される。
【0032】なお、スケールの更新に利用するサンプル
数(すなわち6サンプル)や、次時刻のスケールへの更
新量に影響を与える(4) 式における「4」等のパラメー
タは、電力制御のフェージングに対する追従スピードに
影響するものであり、この第1の実施形態では経験的に
求めた値を使用している。
【0033】デジタル変調器16は、量子化回路33か
ら出力された2ビットの量子化値PC(n)を、送信電
力制御情報として、送信データに多重化した後、デジタ
ル変調して移動局2Aに向けて送信する。
【0034】次に、移動局2Aのリバースリンクパワー
コントロール方法に係る電力制御構成及びその動作につ
いて説明する。
【0035】移動局2Aにおいて、送信電力を制御する
ための構成部分としては、デジタル復調器20、送信電
力制御回路40、目標レベル保持部(M)28、加算器
27、線形領域変換回路25及び送信電力増幅器26が
該当する。
【0036】送信電力制御回路40は、逆量子化回路
(Q-1)41、スケール適応回路(S)42、加算器4
3、フィルタ回路(P)44及び予測係数算出回路(A
P)45から構成されている。
【0037】デジタル復調器20は、基地局1Aからの
受信信号をデジタル復調し、その復調データ信号におい
て、送信電力制御周期(0.625msec=1/1.6k
Hz)毎に挿入されている送信電力制御情報としての2
ビットの量子化値PC(n)の系列を分離して、スケー
ル適応回路42及び逆量子化回路41に与える。
【0038】スケール適応回路42は、基地局1Aのス
ケール適応回路34と同様な処理を行ない、過去の6サ
ンプルの量子化値PC(n−1)、…、PC(n−6)
を利用して、スケールS(n)を形成して逆量子化回路
41に入力する。
【0039】逆量子化回路41は、デジタル復調器20
からの量子化値PC(n)と、スケール適応回路42か
らのスケールS(n)とから、図5の図表に示すよう
に、基地局1Aでの受信レベルと目標レベルとの差信号
E(n)に対応する逆量子化された差信号Eq(n)を
得て加算器43に出力する。
【0040】フィルタ回路44は、後述する加算器43
から時刻毎に出力され、内部管理している時刻nから時
刻n−p+1までのフェージング信号の復元信号Xq
(n)、Xq(n−1)、…、Xq(n−p+1)と、
予測係数算出回路44から与えられたp個の時刻nにお
ける係数A1 (n)、A2 (n)、…、Ap (n)とか
ら、(5) 式に示す線形予測により、時刻nにおいて次時
刻n+1のフェージング信号の予測値Xe(n+1|
n)を生成して加算器43に与える。なお、(5) 式にお
ける総和Σは、kが1からpについてである。
【0041】 Xe(n+1|n) =−(Σ Ak (n)×Xq(n−k+1)) …(5) さらに、フィルタ回路44は、(5) 式で表されるフェー
ジング信号の推定値を巡回的に利用して、(6) 式によっ
て、時刻nより時間Dだけ後の時刻n+Dのフェージン
グ信号の推定値Xe(n+D|n)を求めて加算器27
に出力する。(6) 式における第1番目の総和Σはkが1
からjについてであり、第2番目の総和Σはkがj+1
からpについてである。また、jは2〜Dである。
【0042】 Xe(n+j|n) =−(Σ Ak (n)×Xe(n+j−k|n) +Σ Ak (n)×Xq(n−k+j+1)) …(6) ここで、時間Dは、基地局1Aの電力測定回路11が電
力を測定してから、移動局2Aの送信電力増幅器26の
増幅率が変化するまでの処理遅延に相当する時間に選定
しておけば良い。伝搬路での伝搬遅延は、基地局1Aや
移動局2Aでの処理遅延に比べて非常に小さく、従っ
て、この時間Dは設計段階でほぼ正しく決定することが
できる。なお、処理遅延時間Dの大半は、デジタル変調
器16において、送信データに、送信電力制御情報を盛
り込むための待ち時間である。
【0043】予測係数算出回路45は、フィルタ回路4
4が使用する線形予測係数A1 (n)、A2 (n)、
…、Ap (n)を、以下のようにして形成する。
【0044】予測係数算出回路45は、まず、後述する
加算器43から時刻毎に出力され、内部管理するフェー
ジングの復元信号Xq(n)、Xq(n−1)、…に基
づいて、(7) 式に従って、自己相関値Rxx(0)、Rxx
(1)、…、Rxx(p)を算出する。(7) 式において、
Tは0、1、…、pであり、総和Σはkが0〜63につ
いてである。
【0045】 Rxx(T)= Σ Xq(n−k)×Xq(n−k−T)/64 …(7) その後、予測係数算出回路45は、線形予測法について
既に導き出されている(8) 式に示す連立方程式を解くこ
とにより、予測係数A1 (n)〜Ap (n)を求めて、
フィルタ回路44に与える。
【0046】
【数1】 なお、上記連立方程式を直接解くことに代え、上記連立
方程式を解くため高速解法として一般的に知られている
レビンソンダービン法、バーグ法等の線形予測係数を求
める方法を利用するようにしても良い。また、さらに処
理を少なくするためにLMSアルゴリズムによる係数の
更新方法も利用可能である。
【0047】加算器43は、(9) 式に示すように、フィ
ルタ回路44からの次時刻n+1のフェージング信号の
予測値Xe(n+1|n)と、逆量子化回路41からの
時刻n+1での逆量子化された差信号Eq(n+1)と
を加算し、時刻n+1におけるフェージング信号の復号
信号Xq(n+1)を得て、フィルタ回路44及び予測
係数算出回路45に出力する。
【0048】 Xq(n+1)=Eq(n+1)+Xe(n+1|n) …(9) フィルタ回路44から出力された、時刻nより時間Dだ
け後の時刻n+Dのフェージング信号の推定値Xe(n
+D|n)は、加算器27に与えられる。加算器27
は、この推定値Xe(n+D|n)に目標レベル保持部
(M)28に保持されている目標電力レベルM(n+
D)を加算して、時刻n+Dにおける当該移動局2Aか
らの送信信号がフェージングの影響を受けた後の電力レ
ベルを算出する。
【0049】そして、線形領域変換回路25は、この逆
特性で、送信電力を制御すべく、その出力を、(10)式に
従って、送信電力増幅器26での増幅率A(n+D)に
変換して送信電力増幅器26の制御端子に印加する。線
形領域変換回路25までの処理はデシベル表記の値を処
理しているため、この線形領域変換回路25が必要とな
っている。
【0050】 A(n+D)=10(((-Xe(n+D|n)+M(n+D))/10) …(10) 以上のように、第1の実施形態によれば、基地局におけ
る電力測定から、その測定電力に応じた移動局の電力制
御が実行されるまでの処理遅延時間Dを考慮し、移動局
において、時刻n−Dのときに時刻nでのフェージング
信号X(n)の推定値Xe(n|n−D)を形成して、
その時刻nでのフェーシング(ほぼX(n)に等しい)
を打ち消すよう送信電力制御を行なうので、このような
予測をしない場合に比べてフェージング信号に対して良
好な追従特性を持っており、高品質な通信を提供するこ
とができる。
【0051】ここで、電力制御情報として、2ビットの
情報を用いて段階数を従来より高めているので、予測精
度を良好なものとすることができ、上記効果を有効に発
揮させることができる。また、2ビットの電力制御情報
に量子化する際にも、スケールを適応的に変化させてい
るので、この点でも、時間D後のフェージング信号の予
測精度を高めることができ、上記効果を有効に発揮させ
ることができる。
【0052】(B)第2の実施形態 次に、本発明による通信装置及び通信システムを、移動
体通信システム、基地局及び移動局に適用した第2の実
施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0053】図6は、この第2の実施形態の移動体通信
システムのリバースリンクパワーコントロール方法に係
る電力制御構成を示すブロック図であり、上述した第1
の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一符号
を付して示している。
【0054】第2の実施形態の移動局2Bの構成及び機
能は、第1の実施形態の移動局2Aの構成及び機能と同
様であるのでその説明は省略し、以下では、第2の実施
形態の基地局1Bについて説明する。
【0055】第2の実施形態の基地局1Bは、第1の実
施形態の基地局1Aに比較して、主として、電力制御情
報生成回路50の内部構成が異なっている。この電力制
御情報生成回路50は、第1の実施形態の電力制御情報
生成回路30の構成要素に加えて、局部送信電力制御回
路60、時間D遅延回路51、加算器52及び減算器5
3を有しており、目標レベルとの差信号の符号化に、い
わゆる予測符号化の概念を導入したものである。
【0056】局部送信電力制御回路60は、移動局2B
の送信電力制御回路40と同一の構成を有する。すなわ
ち、局部送信電力制御回路60は、逆量子化回路
(Q-1)61、スケール適応回路(S)34、加算器6
3、フィルタ回路(P)64及び予測係数算出回路(A
P)65から構成されており、量子化回路33の出力符
号PC(n)の系列を入力として、移動局2Bの送信電
力制御回路40と同一の動作を行なうものである。
【0057】なお、スケール適応回路34については、
量子化回路33が利用するものが、そのまま、局部送信
電力制御回路60の構成要素になっている。
【0058】局部送信電力制御回路60は、形成した時
刻nにおける時刻n+Dのフェージング信号推定値Xe
(n+D|n)を時間D遅延回路51に与えると共に、
形成した時刻n−1における時刻nのフェージング信号
推定値Xe(n|n−1)を減算器53に減算入力とし
て与える。
【0059】時間D遅延回路51は、入力信号を時間D
だけ遅延させて出力するものである。従って、時間D遅
延回路51にフェージング信号推定値Xe(n+D|
n)が入力されている時刻nでは、時間D遅延回路51
からフェージング信号推定値Xe(n|n−D)が出力
されており、このフェージング信号推定値Xe(n|n
−D)が加算器52に与えられる。
【0060】この第2の実施形態においては、電力測定
回路11の出力P(n)が加算器52に与えられる。加
算器52は、時間D遅延回路51からのフェージング信
号推定値Xe(n|n−D)と、電力測定回路11の出
力P(n)とを加算し、その加算結果を減算器53に与
える。この加算処理により、移動局2Bにおける電力制
御信号−Xe(n|n−D)がキャンセルされて減算器
53に与えられる。
【0061】減算器53は、加算器52の出力から、1
時刻前の情報より予測したこの時刻nでのフェージング
信号推定値Xe(n|n−1)を減算し、その減算結果
を減算器31に与える。減算器31以降の処理は、第1
の実施形態と同様である。
【0062】上記減算器53による減算処理は、実際の
フェージング信号とその推定値(予測値)との減算であ
るので、その減算結果は、フェージングの影響がほとん
ど除去されたダイナミックレンジが小さいものとなる。
従って、減算器31以降で符号化してもその量子化誤差
は小さいものとなる。
【0063】この第2の実施形態によっても、基本的な
技術思想は、第1の実施形態と同様であるので、第1の
実施形態と同様な効果を奏するが、以下に述べるよう
に、より一段とその効果は高いものである。
【0064】すなわち、測定電力から、移動局2Bでの
予測処理に基づく電力制御分の影響を除いた後、基地局
1Bでの予測処理によってフェージングの影響を取り除
き、その後、目標レベルとの差分を量子化するようにし
たので、量子化誤差がより減少し、移動局2Bでのフェ
ージング信号の復元及び予測精度が向上するため、第1
の実施形態以上に良好な追従性を実現でき、高い通信品
質を提供することができる。
【0065】(C)他の実施形態 上記実施形態においては、量子化後の符号が2ビットの
ものを示したが、3ビット以上の符号に量子化するもの
であっても良い。また、量子化ステップ(スケール)
も、上記実施形態と異なって固定のものであっても良
い。
【0066】また、上記実施形態においては、時刻nに
おいて時間Dだけの後のフェージング信号の推定値を、
線形予測により得るものを示したが、時刻nまでの過去
のフェージング信号の変化を1次関数や2次関数等の関
数で近似し、その近似関数を利用して時刻nにおいて時
間Dだけの後のフェージング信号を予測するようにして
も良い。例えば、1次関数や2次関数を近似関数とした
場合には、フィルタ回路44が利用する係数の算出方法
に、最小2乗法が適用されることになる。
【0067】さらに、上記実施形態は、CDMA通信方
式に従う移動体通信システムを意識してなされたもので
あるが、TDMA通信方式やFDMA通信方式等の他の
通信方式に従う移動体通信システムに本発明を適用する
ことができる。また、通信する2局が共に移動局である
通信システムや、通信する2局が共に固定局である通信
システムにも本発明を適用することができる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明の通信システム及
び通信装置においては、送信電力の制御を実際に行なう
第2の通信装置が、対向する第1の通信装置が電力を測
定してから自装置が電力制御を実行するまでの処理遅延
時間Dを考慮し、現在時刻より時間Dだけ未来の時刻の
フェージング信号の推定値を形成して、その未来時刻で
のフェーシングを打ち消すよう送信電力制御を行なうの
で、このような予測をしない場合に比べてフェージング
信号に対して良好な追従特性を持っており、高品質な通
信を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来の構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態の量子化回路の処理説明用の図
表である。
【図4】第1の実施形態のスケール適応回路の処理説明
用の図表である。
【図5】第1の実施形態の逆量子化回路の処理説明用の
図表である。
【図6】第2の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1A、1B…基地局(第1の通信装置)、2A、2B…
移動局(第2の通信装置)、11…電力測定回路、25
…線形領域変換回路、26…送信電力増幅器、27、4
3、52、63…加算器、28、32…目標レベル保持
部、30、50…電力制御情報生成回路、31、53…
減算器、33…量子化回路、34、42…スケール適応
回路、40…送信電力制御回路、41、61…逆量子化
回路、44、64…フィルタ回路、45、65…予測係
数算出回路、51…時間D遅延回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の通信装置が、第2の通信装置から
    の受信電力を測定し、測定された受信電力と目標電力と
    の差に応じた送信電力制御情報を生成し、上記第2の通
    信装置が、上記第1の通信装置から送信された送信電力
    制御情報に応じて送信電力を制御する通信システムにお
    ける上記第1の通信装置である通信装置において、 受信電力レベルを測定する電力測定手段と、 測定された受信電力レベルから目標電力レベルの差を求
    める目標レベル減算手段と、 この目標レベル減算手段から出力された差信号を2ビッ
    ト以上の符号に量子化し、送信電力制御情報として出力
    する量子化手段とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 上記量子化手段が、量子化された過去の
    送信電力制御情報の系列に応じて、量子化のスケールを
    適応的に変化させるものであることを特徴とする請求項
    1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 上記量子化手段から出力された送信電力
    制御情報を逆量子化し、この逆量子化された差信号をフ
    ェージング信号に変換し、このフェージング信号の系列
    に基づいて、現時刻から電力制御系での処理時間Dだけ
    経過したときのフェージング信号の推定値と、現時刻か
    ら1単位時間だけ経過したときのフェージング信号の推
    定値とを予測する局部送信電力制御手段と、 上記電力測定手段から出力された受信電力レベルに、上
    記局部送信電力制御手段から出力された、現時刻から時
    間Dだけ経過したときのフェージング信号の推定値を加
    算する加算手段と、 この加算手段の出力から、上記局部送信電力制御手段か
    ら出力された、現時刻から1単位時間だけ経過したとき
    のフェージング信号の推定値を減算し、減算後の信号を
    受信電力レベルとして、上記目標レベル減算手段に与え
    る減算手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 上記局部送信電力制御手段の予測処理
    が、線形予測法に従ったものであることを特徴とする請
    求項3に記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 第1の通信装置が、第2の通信装置から
    の受信電力を測定し、測定された受信電力と目標電力と
    の差に応じた送信電力制御情報を生成し、上記第2の通
    信装置が、上記第1の通信装置から送信された送信電力
    制御情報に応じて送信電力を制御する通信システムにお
    ける上記第2の通信装置である通信装置において、 上記第1の通信装置から与えられた送信電力制御情報を
    逆量子化し、この逆量子化された差信号をフェージング
    信号に変換し、このフェージング信号の系列に基づい
    て、現時刻から電力制御系での処理時間Dだけ経過した
    ときのフェージング信号の推定値を予測する送信電力制
    御手段と、 目標電力レベルに、上記送信電力制御手段からの、現時
    刻から電力制御系での処理時間Dだけ経過したときのフ
    ェージング信号の推定値を加算して、電力制御値を形成
    する加算手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 上記送信電力制御手段は、上記第1の通
    信装置から与えられた送信電力制御情報の系列に応じ
    て、逆量子化のスケールを適応的に変化させるものであ
    ることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 上記送信電力制御手段の予測処理が、線
    形予測法に従ったものであることを特徴とする請求項6
    又は7に記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 第1の通信装置が、第2の通信装置から
    の受信電力を測定し、測定された受信電力と目標電力と
    の差に応じた送信電力制御情報を生成し、上記第2の通
    信装置が、上記第1の通信装置から送信された送信電力
    制御情報に応じて送信電力を制御する通信システムにお
    いて、 上記第1の通信装置として、上記請求項1〜4のいずれ
    かに記載の通信装置を適用し、上記第2の通信装置とし
    て、上記請求項5〜7のいずれかに記載の通信装置を適
    用したことを特徴とする通信システム。
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