JP2002077004A - 逆等化用回線推定装置及び回線推定方法 - Google Patents

逆等化用回線推定装置及び回線推定方法

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JP2002077004A
JP2002077004A JP2000260833A JP2000260833A JP2002077004A JP 2002077004 A JP2002077004 A JP 2002077004A JP 2000260833 A JP2000260833 A JP 2000260833A JP 2000260833 A JP2000260833 A JP 2000260833A JP 2002077004 A JP2002077004 A JP 2002077004A
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JP
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level
inverse
inverse equalization
equalization
channel estimation
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Sadaki Futaki
貞樹 二木
Mitsuru Uesugi
充 上杉
Tadashi Matsumoto
正 松本
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Panasonic Mobile Communications Co Ltd
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NTT Docomo Inc
Matsushita Communication Industrial Co Ltd
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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    • H04W52/24TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters
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    • H04W52/24TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先行波の受信レベルが遅延波の受信レベ
ルと比較して著しく小さく、雑音レベルがその先行波の
受信レベルよりも更に小さい場合であっても、被逆等化
側の送受信装置の受信特性を向上させること。 【解決手段】 雑音発生器102から白色ガウス雑音で
ある雑音データを発生させ、雑音加算器101で、受信
データと雑音データを加算し、逆等化用の回線推定器1
03で、加算後のデータから、雑音データのレベル以下
の先行波を推定不能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル移動体
通信システムにおける携帯電話機や、携帯電話機能及び
コンピュータ機能を備えた情報端末装置等の移動局装
置、又は移動局装置と無線通信を行う基地局装置等に適
用される逆等化用回線推定装置及び回線推定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の逆等化用回線推定装置
の構成を示すブロック図である。
【0003】この図10に示す逆等化用回線推定装置1
000は、逆等化送信部1001と、DA変換器100
2と、無線部1003と、アンテナ1004と、AD変
換器1005と、回線推定部1006とを備えて構成さ
れている。
【0004】このような構成の逆等化用回線推定装置1
000の動作を説明する。
【0005】アンテナ1004を介して無線部1003
で受信された信号が、AD変換器1005でディジタル
信号に変換され、回線推定部1006へ出力される。
【0006】回線推定部1006は、そのディジタル信
号から受信時の回線状態が推定、即ちマルチパスの状態
が推定され、この推定内容を示す回線情報1007が逆
等化送信部1001へ出力される。
【0007】逆等化送信部1001では、回線情報10
07と送信データ1008とが用いられ、後述で説明す
る逆等化処理が行われる。この逆等化処理後の信号は、
DA変換器1002でアナログ信号に変換され、無線部
1003でキャリア周波数に周波数変換されたのちアン
テナ1004から送信される。
【0008】ここで、図示せぬ送受信装置から受信され
たマルチパスの状態が、図11の(a)に示すように、
同レベルの先行波1101及び遅延波1102が存在す
る状態であったとする。
【0009】この場合、回線推定部1006は、遅延波
1102があると判断する。逆等化送信部1001は、
その判断に応じた回線情報1007を用いて、上記送受
信装置で受信される信号のマルチパスの状態が、図11
の(b)になるように逆等化処理を施して送信を行う。
即ち、波線で示すように遅延波を打ち消すように送信す
る。
【0010】このように、逆等化送信を行うことで、こ
の送信信号を受信した送受信装置では、マルチパスの影
響がないため、簡単な機能の受信装置で受信データを得
ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、図11の(c)に示すように、先行波
1103の受信レベルが遅延波1104の受信レベルと
比較して著しく小さく、図示せぬ雑音レベルがその先行
波1103の受信レベルよりも更に小さい場合には、回
線推定部1006が、その小さい先行波1103のレベ
ルを推定してしまい、大きなレベルの遅延波1104を
打ち消すように送信してしまう。このため、被逆等化側
の送受信装置の受信特性が劣化するという問題点があっ
た。
【0012】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、先行波の受信レベルが遅延波の受信レベルと比較
して著しく小さく、雑音レベルがその先行波の受信レベ
ルよりも更に小さい場合であっても、被逆等化側の送受
信装置の受信特性を向上させることができる逆等化用回
線推定装置及び回線推定方法を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の逆等化用回線推
定装置は、白色ガウス雑音である雑音データを発生させ
る発生手段と、受信データと前記雑音データを加算する
加算手段と、前記加算後のデータから、前記雑音データ
のレベル以下の先行波を推定不能とする逆等化用の推定
手段と、を具備する構成を採る。
【0014】この構成によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0015】本発明の逆等化用回線推定装置は、上記構
成において、推定手段で先行波が推定不能の際に送信対
象となる遅延波を、前記先行波の同期タイミングで送信
する逆等化送信手段を具備する構成を採る。
【0016】この構成によれば、被逆等化側の受信装置
では、同期時刻に一番レベルの高い信号を受信できる。
【0017】本発明の被逆等化送受信装置は、受信信号
における先行波のレベルが遅延波のレベルよりも十分小
さい場合、前記先行波のレベルが無線手段の雑音レベル
以下となる送信レベルを推定する推定手段と、前記送信
レベルでデータを送信する送信制御手段と、を具備する
構成を採る。
【0018】この構成によれば、先行波の受信レベルが
遅延波の受信レベルと比較して十分小さい場合、先行波
の受信レベルが雑音レベル以下となるような送信レベル
で送信データが送信される。これによって、逆等化送信
を行う側では、先行波が雑音レベル以下となるので、遅
延波のみしか推定できなくなり、この結果、遅延波に対
してのみ逆等化するように動作するため、被逆等化側の
送受信装置の受信特性を向上させることができる。
【0019】本発明の送受信装置は、受信信号における
先行波のレベルが遅延波のレベルよりも十分小さい場
合、前記先行波のレベルが無線手段の雑音レベル以下と
なる送信レベルを推定する推定手段と、前記送信レベル
の情報を送信する手段とを有する逆等化送受信装置と、
前記情報に応じた送信レベルでデータを送信する送信制
御手段を有する被逆等化送受信装置と、を具備する構成
を採る。
【0020】この構成によれば、先行波の受信レベルが
遅延波の受信レベルと比較して十分小さい場合、被逆等
化送受信装置から逆等化送受信装置へ、先行波の受信レ
ベルが雑音レベル以下となるような送信レベルのデータ
が送信される。これによって、逆等化送受信装置では、
先行波が雑音レベル以下となるので、遅延波のみしか推
定できなくなり、この結果、遅延波に対してのみ逆等化
するように動作する。これによって、被逆等化送受信装
置の受信特性を向上させることができる。
【0021】本発明の逆等化用回線推定装置は、受信信
号を低密度ビットでサンプリングするAD変換手段と、
このAD変換手段でディジタル変換された受信データよ
り逆等化用回線推定を行う推定手段と、を具備する構成
を採る。
【0022】この構成によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0023】本発明の逆等化用回線推定装置は、受信信
号を高密度ビットでサンプリングするAD変換手段と、
このAD変換手段でディジタル変換された受信データを
上位ビット側へシフトし、このシフト分を破棄する算術
シフト手段と、この算術シフト手段で得られた受信デー
タより逆等化用回線推定を行う推定手段と、を具備する
構成を採る。
【0024】この構成によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0025】本発明の逆等化用回線推定装置は、受信信
号を増幅する自動利得制御機能付の増幅手段と、この増
幅手段で増幅された受信信号をディジタル変換するA/
D変換手段と、前記ディジタル変換された受信データの
最小分解能レベルが雑音レベル以下となるように、前記
増幅手段の利得を制御する制御手段と、前記受信データ
より逆等化用回線推定を行う推定手段と、を具備する構
成を採る。
【0026】この構成によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0027】本発明の逆等化用回線推定装置は、受信信
号を増幅する雑音指数の悪い増幅手段と、この増幅手段
で増幅された受信信号をディジタル変換するA/D変換
手段と、前記ディジタル変換された受信データより逆等
化用回線推定を行う推定手段と、を具備する構成を採
る。
【0028】この構成によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0029】本発明の逆等化用回線推定装置は、逆等化
用回線推定を行うアルゴリズムに精度の悪いアルゴリズ
ムを用いた推定手段を具備する構成を採る。
【0030】この構成によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0031】本発明の逆等化用回線推定装置は、逆等化
用回線推定を行うアルゴリズムの演算精度を制限した推
定手段を具備する構成を採る。
【0032】この構成によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0033】本発明の移動局装置は、上記構成の逆等化
用回線推定装置、被逆等化送受信装置、送受信装置の何
れかを具備する構成を採る。
【0034】この構成によれば、移動局装置において、
上記いずれかと同様の作用効果を得ることができる。
【0035】本発明の基地局装置は、上記構成の逆等化
用回線推定装置、被逆等化送受信装置、送受信装置の何
れかを具備する構成を採る。
【0036】この構成によれば、基地局装置において、
上記いずれかと同様の作用効果を得ることができる。
【0037】本発明の回線推定方法は、受信信号中の先
行波のレベルが、白色ガウス雑音レベル以下であれば、
逆等化用の回線推定において前記先行波を推定不能とす
るようにした。
【0038】この方法によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0039】本発明の被逆等化送受信方法は、受信信号
における先行波のレベルが遅延波のレベルよりも十分小
さい場合、前記先行波のレベルが雑音レベル以下となる
ような送信レベルでデータを送信するようにした。
【0040】この方法によれば、先行波の受信レベルが
遅延波の受信レベルと比較して十分小さい場合、先行波
の受信レベルが雑音レベル以下となるような送信レベル
で送信データが送信される。これによって、逆等化送信
を行う側では、先行波が雑音レベル以下となるので、遅
延波のみしか推定できなくなり、この結果、遅延波に対
してのみ逆等化するように動作するため、被逆等化側の
送受信装置の受信特性を向上させることができる。
【0041】本発明の回線推定方法は、受信信号を低分
解能でサンプリングしてディジタル変換し、この変換後
の受信データより逆等化用回線推定を行うようにした。
【0042】この方法によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0043】本発明の回線推定方法は、受信信号を高分
解能でサンプリングしてディジタル変換し、この変換後
の受信データをビットシフトし、このシフト分を破棄し
た残りの受信データより逆等化用回線推定を行うように
した。
【0044】この方法によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0045】本発明の回線推定方法は、受信信号を増幅
し、この増幅信号をディジタル変換した受信データを逆
等化用回線推定に用いる際に、前記受信データの最小分
解能レベルが雑音レベル以下となるように前記増幅時の
利得を制御するようにした。
【0046】この方法によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0047】本発明の回線推定方法は、雑音指数の悪い
増幅手段で受信信号を増幅し、この増幅信号から逆等化
用回線推定を行うようにした。
【0048】この方法によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0049】本発明の回線推定方法は、逆等化用回線推
定を行う際に推定誤差の大きなアルゴリズムで推定する
ようにした。
【0050】この方法によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0051】本発明の回線推定方法は、逆等化用回線推
定を行うアルゴリズムの演算精度を制限するようにし
た。
【0052】この方法によれば、受信信号における先行
波のレベルが遅延波のレベルよりも著しく小さい場合、
先行波レベルが雑音レベル以下とされるので、遅延波に
対してのみ逆等化する推定が行われ、これによって被逆
等化側の受信特性を向上させることができる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0054】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る逆等化用回線推定装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0055】この図1に示す逆等化用回線推定装置10
0の特徴は、逆等化用回線推定を行うための受信信号
(マルチパス信号)にある程度の雑音(白色ガウス雑
音)を加え、その雑音レベル以下で受信した先行波を推
定できなくし、遅延波のみに対して逆等化するようにし
た点にある。
【0056】逆等化用回線推定装置100は、雑音加算
器101と、雑音発生器102と、回線推定器103
と、逆等化送信部104とを備えて構成されている。
【0057】このような構成の動作を説明する。図示せ
ぬ送受信装置から受信された受信データ110は、雑音
加算器101において、雑音発生器102から発生され
た雑音データ111と加算され、回線推定器103へ出
力される。回線推定器103では、その加算データから
回線情報112が推定される。
【0058】ここで、図2(a)に示すように、先行波
201の受信レベルが加算した雑音レベル202以下と
なっているとする。この場合、回線推定器103では、
図2(b)に示すように、雑音レベル202以下で受信
した先行波201を推定できなくする。
【0059】このため、逆等化送信部104で、逆等化
処理を行う際に遅延波203に対してのみ処理を行う。
この場合、先行波201に対して遅延波203は時間t
1遅れているので、その遅延時間t1分早めに送信す
る。
【0060】このことにより、被逆等化側の受信装置で
は、同期時刻に一番レベルの高い信号を受信できる。ま
た、被逆等化側の受信装置では、図2(c)に示すよう
に、同期時刻前に先行波201が受信されるが、そのレ
ベルは、遅延波203と比較して十分低いため受信特性
の劣化にはつながらず、被逆等化側の送受信装置の受信
特性は改善される。
【0061】このように、実施の形態1の逆等化用回線
推定装置100によれば、先行波201の受信レベル
が、遅延波203の受信レベルと比較して著しく小さく
雑音レベル202以下である場合は、遅延波203に対
してのみ逆等化が行われるようにしたので、被逆等化側
の送受信装置の受信特性を損なうことなく、その受信特
性を向上させることができる。
【0062】また、複数の受信データがある場合には、
それぞれの受信データに別々の雑音発生器102と雑音
加算器101とを割り当てることで、上記同様の効果を
得ることができる。
【0063】また、雑音発生器102に、雑音源として
雑音データが記憶されたROMを備える構成としてもよ
い。
【0064】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係る被逆等化送受信装置の構成を示すブロック
図である。
【0065】この図3に示す被逆等化送受信装置300
の特徴は、その送信出力を低減させ、これによって逆等
化送信を行う側における先行波の受信レベルが、無線部
で発生する雑音レベル以下となるようにすることによ
り、遅延波のみに対して逆等化させるようにした点にあ
る。
【0066】被逆等化送受信装置300は、送信制御器
301と、受信レベル推定器302と、無線部303
と、アンテナ304とを備えて構成されている。
【0067】このような構成の動作を説明する。アンテ
ナ304で受信された信号は、無線部303で直交検波
され、受信レベル推定器302へ出力される。
【0068】受信レベル推定器302では、先行波及び
遅延波の受信レベルと雑音レベルとが推定される。この
推定は、逆等化送信を行う側で逆等化送信を行わない区
間を設け、その区間に受信した先行波及び遅延波の受信
レベルを推定するものである。
【0069】ここで、先行波の受信レベルが遅延波の受
信レベルと比較して十分小さい場合、先行波の受信レベ
ルが雑音レベル以下となるような送信レベル信号310
を推定する。この際、逆等化送信を行う側では、先行波
が雑音レベル以下になっており、遅延波のみしか推定で
きなくなる。
【0070】次に、送信制御器301において、送信デ
ータ311が、送信レベル信号310に応じた電力で送
信されるように制御された後、無線部303でアップコ
ンバートされ、アンテナ304から送信される。
【0071】このように、実施の形態2の被逆等化送受
信装置300によれば、先行波の受信レベルが遅延波の
受信レベルと比較して十分小さい場合、先行波の受信レ
ベルが雑音レベル以下となるような送信レベルで送信デ
ータを送信するようにした。
【0072】これによって、逆等化送信を行う側では、
先行波が雑音レベル以下となるので、遅延波のみしか推
定できなくなる。この結果、遅延波に対してのみ逆等化
するように動作するため、被逆等化側の送受信装置の受
信特性を向上させることができる。
【0073】また、被逆等化送受信装置300の送信出
力が低減するので、その分、省電力化を図ることができ
る。
【0074】また、受信レベル推定器302を、逆等化
送信を行う側に持たせ、その送信レベル情報を被逆等化
送受信装置に送り、被逆等化送受信装置が送信レベル情
報に応じたレベルで送信データを送信する構成としても
良い。
【0075】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3に係る逆等化用回線推定装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0076】この図4に示す逆等化用回線推定装置40
0の特徴は、逆等化用回線推定を行うための受信信号を
低分解能でサンプリングすることにより、遅延波のみに
対して逆等化するようにした点にある。
【0077】逆等化用回線推定装置400は、低分解能
のAD変換器401と、回線推定器402とを備えて構
成されている。
【0078】このような構成の動作を説明する。受信信
号403は、AD変換器401において低密度ビットで
サンプリングされる。この低密度ビットでのサンプリン
グは、最小分解能のレベルが雑音レベルと同等となるよ
うに行われる。
【0079】このようにサンプリングが行われることに
よって、先行波の受信レベルが遅延波の受信レベルと比
較して著しく小さい場合には、先行波の受信レベルを雑
音レベル以下にすることができる。
【0080】このことからAD変換器401で変換され
た受信データから回線推定器402で推定が行われた場
合、遅延波に対してのみ逆等化する推定が行われ、この
推定に応じた回線情報404が出力される。
【0081】このように、実施の形態3の被逆等化送受
信装置400によれば、先行波の受信レベルが遅延波の
受信レベルと比較して著しく小さい場合には、先行波の
受信レベルを雑音レベル以下にすることができ、遅延波
に対してのみ逆等化するように動作するため、被逆等化
側の受信特性を向上させることができる。
【0082】また、AD変換器401では低分解能での
サンプリングが行われるので、その分、省電力化を図る
ことができる。
【0083】(実施の形態4)図5は、本発明の実施の
形態4に係る逆等化用回線推定装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0084】この図5に示す逆等化用回線推定装置50
0の特徴は、逆等化用回線推定を行うための受信信号を
高分解能でサンプリングし、更に算術右シフトすること
により、遅延波のみに対して逆等化するようにした点に
ある。
【0085】逆等化用回線推定装置500は、高分解能
のAD変換器501と、算術シフト器502と、回線推
定器503とを備えて構成されている。
【0086】このような構成の動作を説明する。受信信
号504は、AD変換器501において、高密度ビット
でサンプリングされてディジタル信号に変換される。こ
の変換により得られた高分解能受信データ505は、算
術シフト器502で算術右シフト処理され、回線推定器
503へ出力される。
【0087】算術右シフト処理とは、データ505を上
位ビット側へシフトし、このシフトした分の下位ビット
を捨てるものである。この処理によって、データ505
の高分解能部分が無くなるので、実施の形態3で説明し
たように低分解能のAD変換を行ったと同様に、シフト
後の最小分解能のレベルが雑音レベルと同等となる。
【0088】このことから算術シフト器502から出力
される受信データより、回線推定器503で推定が行わ
れた場合、遅延波に対してのみ逆等化する推定が行わ
れ、この推定に応じた回線情報506が出力される。
【0089】このように、実施の形態4の被逆等化送受
信装置500によれば、先行波の受信レベルが遅延波の
受信レベルと比較して著しく小さい場合には、先行波の
受信レベルを雑音レベル以下にすることができ、遅延波
に対してのみ逆等化するように動作するため、逆等化側
の受信特性を損なうことなく、被逆等化側の受信特性を
向上させることができる。
【0090】(実施の形態5)図6は、本発明の実施の
形態5に係る逆等化用回線推定装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0091】この図6に示す逆等化用回線推定装置60
0の特徴は、逆等化用回線推定を行うための受信信号を
AD変換器で低分解能領域でサンプリングさせるよう
に、AD変換器前の信号に対して制御を行うようにした
点にある。
【0092】逆等化用回線推定装置600は、可変アン
プ601と、AD変換器602と、回線推定器603
と、AD出力レベル測定器604とを備えて構成されて
いる。
【0093】このような構成の動作を説明する。まず、
受信信号605を増幅する可変アンプ601では、AD
出力レベル測定器604から出力されるゲイン情報60
6をもとに、可変アンプ601の出力があるレベルにな
るようにゲインが調整される。この調整が行われて増幅
された受信信号がAD変換器602へ出力される。
【0094】AD出力レベル測定器604では、AD変
換器602の出力が用いられてゲイン情報606が調整
されるが、この際、AD変換器602の出力の最小分解
能レベルが雑音レベルと同等になるように調整される。
【0095】この調整によってAD変換器602から出
力される受信データより、回線推定器603で推定が行
われた場合、遅延波に対してのみ逆等化する推定が行わ
れ、この推定に応じた回線情報607が出力される。
【0096】このように、実施の形態5の被逆等化送受
信装置600によれば、先行波の受信レベルが遅延波の
受信レベルと比較して著しく小さい場合には、先行波の
受信レベルを雑音レベル以下にすることができ、遅延波
に対してのみ逆等化するように動作するため、被逆等化
側の受信特性を向上させることができる。
【0097】(実施の形態6)図7は、本発明の実施の
形態6に係る逆等化用回線推定装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0098】この図7に示す逆等化用回線推定装置70
0の特徴は、逆等化用回線推定を行うための受信信号に
雑音指数の悪い受信アンプを使用し、重畳される雑音レ
ベルを大きくすることにより、遅延波のみに対して逆等
化するようにした点にある。
【0099】逆等化用回線推定装置700は、アンテナ
701と、雑音指数の悪いアンプ702と、直交検波器
703と、AD変換器704と、回線推定器705とを
備えて構成されている。
【0100】このような構成の動作を説明する。まず、
アンテナ701で受信された信号が、アンプ702で増
幅され、直交検波器703で周波数変換され、AD変換
器704でディジタル変換された後、回線推定器705
へ出力される。
【0101】このような伝送経路の中で、雑音指数の悪
いアンプ702で受信信号を増幅することによって、先
行波の受信レベルが小さい場合は、雑音に埋もれてしま
うので、回線推定器705は、遅延波のみに対して逆等
化を行うことになる。これにより回線情報706が出力
される。
【0102】このように、実施の形態5の被逆等化送受
信装置600によれば、先行波の受信レベルが遅延波の
受信レベルと比較して著しく小さい場合には、先行波の
受信レベルを雑音レベル以下にすることができ、遅延波
に対してのみ逆等化するように動作するため、被逆等化
側の受信特性を向上させることができる。
【0103】(実施の形態7)図8は、本発明の実施の
形態7に係る逆等化用回線推定装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0104】この図8に示す逆等化用回線推定装置80
0の特徴は、逆等化用回線推定を行うための回線推定器
のアルゴリズムに推定誤差の大きなアルゴリズムを適用
することにより、遅延波のみに対して逆等化するように
した点にある。
【0105】逆等化用回線推定装置800は、推定誤差
の大きな回線推定器801を備えて構成されている。
【0106】このような構成の動作を説明する。受信デ
ータ802が入力される回線推定器801には、推定誤
差の大きなアルゴリズム、例えばLMSアルゴリズムを
適用する。
【0107】推定誤差の大きなアルゴリズムは、推定誤
差の少ないアルゴリズムと比較して演算量が少ないの
で、雑音レベルのような小さいレベルは推定しなくな
り、符号803で示す各回線情報値自体にある程度の誤
差が残留する。
【0108】その誤差レベルが先行波の受信レベルより
も大きい場合は、先行波の回線情報そのものが残留誤差
と等しくなるため、逆等化用回線推定としては、遅延波
のみを対象としていることと同等となる。
【0109】このように、実施の形態7の被逆等化送受
信装置800によれば、先行波の受信レベルが遅延波の
受信レベルと比較して著しく小さい場合には、先行波の
受信レベルを雑音レベル以下にすることができ、遅延波
に対してのみ逆等化するように動作するため、被逆等化
側の受信特性を向上させることができる。
【0110】また、回線推定器801における逆等化用
回線推定の演算量を低減させることができる。
【0111】(実施の形態8)図9は、本発明の実施の
形態8に係る逆等化用回線推定装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0112】この図9に示す逆等化用回線推定装置90
0の特徴は、逆等化用回線推定を行うための回線推定器
のアルゴリズムの内部演算精度を制限して、わざと推定
誤差を大きくすることで、遅延波のみに対して逆等化す
るようにした点にある。
【0113】逆等化用回線推定装置900は、内部演算
精度を制限した回線推定器901を備えて構成されてい
る。
【0114】このような構成の動作を説明する。受信デ
ータ902が入力される回線推定器901には、推定誤
差の小さなアルゴリズム、例えばRLSアルゴリズムを
適用した場合でも、内部の演算精度が制限されるので、
符号903で示す各回線情報値自体にある程度の誤差が
残留する。
【0115】つまり、制限される分、演算量が少ないの
で、雑音レベルのような小さいレベルは推定しなくな
り、各回線情報値自体にある程度の誤差が残留する。
【0116】その誤差レベルが先行波の受信レベルより
も大きい場合は、先行波の回線情報そのものが残留誤差
と等しくなるため、逆等化用回線推定としては、遅延波
のみを対象としていることと同等となる。
【0117】このように、実施の形態8の被逆等化送受
信装置900によれば、先行波の受信レベルが遅延波の
受信レベルと比較して著しく小さい場合には、先行波の
受信レベルを雑音レベル以下にすることができ、遅延波
に対してのみ逆等化するように動作するため、被逆等化
側の受信特性を向上させることができる。
【0118】また、回線推定器901における逆等化用
回線推定の演算量を低減させることができる。また、回
線推定器901をハードウェアで構成した場合には、回
路規模が削減できるため、省スペース化及び省電力化を
図れる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
先行波の受信レベルが遅延波の受信レベルと比較して著
しく小さく、雑音レベルがその先行波の受信レベルより
も更に小さい場合であっても、被逆等化側の送受信装置
の受信特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る逆等化用回線推定
装置の構成を示すブロック図
【図2】(a)実施の形態1における逆等化側の遅延プ
ロファイル図 (b)実施の形態1における推定後の遅延プロファイル
図 (c)実施の形態1における被逆等化側の遅延プロファ
イル図
【図3】本発明の実施の形態2に係る被逆等化送受信装
置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態3に係る逆等化用回線推定
装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態4に係る逆等化用回線推定
装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態5に係る逆等化用回線推定
装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態6に係る逆等化用回線推定
装置の構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態7に係る逆等化用回線推定
装置の構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態8に係る逆等化用回線推定
装置の構成を示すブロック図
【図10】従来の逆等化用回線推定装置の構成を示すブ
ロック図
【図11】(a)従来における逆等化側の遅延プロファ
イル図 (b)従来における被逆等化側の遅延プロファイル図 (c)従来における逆等化側の遅延プロファイル図
【符号の説明】
100,400,500,600,700,800,9
00 逆等化用回線推定装置 300 被逆等化送受信装置 101 雑音加算器 102 雑音発生器 103,402,503,603,705,801,9
01 回線推定器 201 先行波 202 雑音レベル 203 遅延波 301 送信制御器 302 受信レベル推定器 401,501,602 AD変換器 502 算術シフト器 601 可変アンプ 604 AD出力レベル測定器 702 アンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上杉 充 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 松本 正 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K004 AA01 BA02 5K046 AA05 BB01 BB05 EE19 EE59 5K060 BB04 BB07 CC05 CC11 DD04 HH00 HH36 LL01

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色ガウス雑音である雑音データを発生
    させる発生手段と、受信データと前記雑音データを加算
    する加算手段と、前記加算後のデータから、前記雑音デ
    ータのレベル以下の先行波を推定不能とする逆等化用の
    推定手段と、を具備することを特徴とする逆等化用回線
    推定装置。
  2. 【請求項2】 推定手段で先行波が推定不能の際に送信
    対象となる遅延波を、前記先行波の同期タイミングで送
    信する逆等化送信手段を具備することを特徴とする請求
    項1記載の逆等化用回線推定装置。
  3. 【請求項3】 受信信号における先行波のレベルが遅延
    波のレベルよりも十分小さい場合、前記先行波のレベル
    が無線手段の雑音レベル以下となる送信レベルを推定す
    る推定手段と、前記送信レベルでデータを送信する送信
    制御手段と、を具備することを特徴とする被逆等化送受
    信装置。
  4. 【請求項4】 受信信号における先行波のレベルが遅延
    波のレベルよりも十分小さい場合、前記先行波のレベル
    が無線手段の雑音レベル以下となる送信レベルを推定す
    る推定手段と、前記送信レベルの情報を送信する手段と
    を有する逆等化送受信装置と、前記情報に応じた送信レ
    ベルでデータを送信する送信制御手段を有する被逆等化
    送受信装置と、を具備することを特徴とする送受信装
    置。
  5. 【請求項5】 受信信号を低密度ビットでサンプリング
    するAD変換手段と、このAD変換手段でディジタル変
    換された受信データより逆等化用回線推定を行う推定手
    段と、を具備することを特徴とする逆等化用回線推定装
    置。
  6. 【請求項6】 受信信号を高密度ビットでサンプリング
    するAD変換手段と、このAD変換手段でディジタル変
    換された受信データを上位ビット側へシフトし、このシ
    フト分を破棄する算術シフト手段と、この算術シフト手
    段で得られた受信データより逆等化用回線推定を行う推
    定手段と、を具備することを特徴とする逆等化用回線推
    定装置。
  7. 【請求項7】 受信信号を増幅する自動利得制御機能付
    の増幅手段と、この増幅手段で増幅された受信信号をデ
    ィジタル変換するA/D変換手段と、前記ディジタル変
    換された受信データの最小分解能レベルが雑音レベル以
    下となるように、前記増幅手段の利得を制御する制御手
    段と、前記受信データより逆等化用回線推定を行う推定
    手段と、を具備することを特徴とする逆等化用回線推定
    装置。
  8. 【請求項8】 受信信号を増幅する雑音指数の悪い増幅
    手段と、この増幅手段で増幅された受信信号をディジタ
    ル変換するA/D変換手段と、前記ディジタル変換され
    た受信データより逆等化用回線推定を行う推定手段と、
    を具備することを特徴とする逆等化用回線推定装置。
  9. 【請求項9】 逆等化用回線推定を行うアルゴリズムに
    精度の悪いアルゴリズムを用いた推定手段を具備するこ
    とを特徴とする逆等化用回線推定装置。
  10. 【請求項10】 逆等化用回線推定を行うアルゴリズム
    の演算精度を制限した推定手段を具備することを特徴と
    する逆等化用回線推定装置。
  11. 【請求項11】 請求項1又は請求項2記載の逆等化用
    回線推定装置、請求項3記載の被逆等化送受信装置、請
    求項4記載の送受信装置、請求項5から請求項10いず
    れかに記載の逆等化用回線推定装置を具備することを特
    徴とする移動局装置。
  12. 【請求項12】 請求項1又は請求項2記載の逆等化用
    回線推定装置、請求項3記載の被逆等化送受信装置、請
    求項4記載の送受信装置、請求項5から請求項10いず
    れかに記載の逆等化用回線推定装置を具備することを特
    徴とする基地局装置。
  13. 【請求項13】 受信信号中の先行波のレベルが、白色
    ガウス雑音レベル以下であれば、逆等化用の回線推定に
    おいて前記先行波を推定不能とすることを特徴とする回
    線推定方法。
  14. 【請求項14】 受信信号における先行波のレベルが遅
    延波のレベルよりも十分小さい場合、前記先行波のレベ
    ルが雑音レベル以下となるような送信レベルでデータを
    送信することを特徴とする被逆等化送受信方法。
  15. 【請求項15】 受信信号を低分解能でサンプリングし
    てディジタル変換し、この変換後の受信データより逆等
    化用回線推定を行うことを特徴とする回線推定方法。
  16. 【請求項16】 受信信号を高分解能でサンプリングし
    てディジタル変換し、この変換後の受信データをビット
    シフトし、このシフト分を破棄した残りの受信データよ
    り逆等化用回線推定を行うことを特徴とする回線推定方
    法。
  17. 【請求項17】 受信信号を増幅し、この増幅信号をデ
    ィジタル変換した受信データを逆等化用回線推定に用い
    る際に、前記受信データの最小分解能レベルが雑音レベ
    ル以下となるように前記増幅時の利得を制御することを
    特徴とする回線推定方法。
  18. 【請求項18】 雑音指数の悪い増幅手段で受信信号を
    増幅し、この増幅信号から逆等化用回線推定を行うこと
    を特徴とする回線推定方法。
  19. 【請求項19】 逆等化用回線推定を行う際に推定誤差
    の大きなアルゴリズムで推定することを特徴とする回線
    推定方法。
  20. 【請求項20】 逆等化用回線推定を行うアルゴリズム
    の演算精度を制限することを特徴とする回線推定方法。
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