JPH10125764A - 高生産性ウェハ処理装置と方法 - Google Patents

高生産性ウェハ処理装置と方法

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JPH10125764A
JPH10125764A JP28175597A JP28175597A JPH10125764A JP H10125764 A JPH10125764 A JP H10125764A JP 28175597 A JP28175597 A JP 28175597A JP 28175597 A JP28175597 A JP 28175597A JP H10125764 A JPH10125764 A JP H10125764A
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JP
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chamber
buffer
robot
slit valve
transfer
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Withdrawn
Application number
JP28175597A
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English (en)
Inventor
Z Beichireichi Robert
ゼット ベイチレイチ ロバート
A Poole Mark
エイ プール マーク
L Hennings Benjamin
エル ヘーニングス ベンジャミン
R Stuart Roy
アール スチュアート ロイ
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Applied Materials Inc
Original Assignee
Applied Materials Inc
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 改善された半導体ウェハ製造装置と方法。 【解決手段】 プラットホームの設計を改善した半導体
ウェハ製造装置。低微粒子室内で処理が行われ、該室に
第1スリットバルブを通って入れられ、第2スリットバ
ルブを通って出される。この装置は、次のように構成さ
れている。(1) ウェハ移送の作業負荷を2つまたはそれ
以上のロボットで分担する。(2) 複数のロボットの動き
を協働させる。好適な動作方法では、1方のロボットが
ウェハを第1スリットバルブを通って処理室内へ入れる
とき、他方のロボットが処理したウェハを第2スリット
バルブを通って取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に半導体ウェ
ハ真空製造装置に関し、装置の生産性を増加する方法と
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動半導体ウェハ製造装置内で、一般に
ウェハはロードロック室から少なくとも1つの処理室へ
動き、次に処理後ロードロック室へ戻る。真空半導体ウ
ェハ処理の分野では、ロードロック室、処理室、中間処
理(例えば、前洗浄、冷却)、移送機構(例えば、ロボ
ット又はコンベヤ)等の色々の装置部品のレイアウト
は、設置面積と生産性だけでなく、装置のコストと信頼
性にも大きく影響する。従って、装置のレイアウトを最
適化するため多くの努力がなされてきた。例えば、ウェ
ハ処理装置の全体構造又はプラットフォーム)を2つの
段階(バッファー段階と移送段階)に分離することによ
り、柔軟性が大きくなる。アプライドマレリアル社のEN
DURA等の従来の2つまたはそれ以上の段階を有する装置
では、ウェハをロードロック室と中間室の間で移送する
バッファーロボットを備えるバッファー室を使用する。
同様に、中間室と1つ又はそれ以上の処理室の間で、又
は処理室から処理室へウェハを移動するのに、移送ロボ
ットを備える移送室が使用される。処理室は、1つのス
リットバルブを有し、そこを通って、同じロボットがウ
ェハを処理室に出し入れする。従って、中央の移送ロボ
ットが、その壁に接続した全ての処理室への出し入れを
行い、バッファーロボットが2つのロードロック室のそ
れぞれと、バッファー室の壁に接続したあらゆるプロセ
ス室への出し入れを行う。このような装置は、高いスル
ープットを達成したが、処理時間が短くなるにつれて、
このような従来の装置の生産性は、ウェハの移送時間の
ために制限されてきた。特に、ウェハを室に出し入れす
るのにかかる時間が、室での処理時間を超えると、中央
の移送ロボットでは、より速い処理をするという要求を
満たすことができず、数が増加した室への供給を行いさ
らに生産性を上げることができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第5,486,080
号に、単一の真空室を備える他のプラットホームが開示
される(「080 装置」)。この装置は、1つの真空室内
にイオンインプランテーションに使用する2つのロボッ
トと1つのプラテンを包含する。080 装置のロボットと
処理の位置が1つの室内に含まれるので、スリットバル
ブを通るロボット移送に必要な高繰り返し性を考慮せず
に構成されている場合がある。商用グレード低微粒子数
製造装置(低微粒子装置)には、これが要求される。処
理プラテンとロボットが1つの室にそれゆえ同じ雰囲気
中に含まれるので、080 装置は少なくとも次の制限があ
る。1)080 装置は単一の処理しか実行することができな
い。2)ウェハの移動に使用する2つのロボットは、処理
室内に包含され、処理中にウェハを微粒子に曝す。それ
ゆえ、080 装置は、製造装置に要求される微粒子数が少
ないという要求を満たさない。さらに、どちらかのロボ
ットがより遠くに位置するロードロックにアクセスする
為には、ロボットは少なくとも部分的に移送ステーショ
ンに位置するウェハの上を移動しなければならず、その
ためウェハが汚染される危険が増す。従って、080 装置
のロードロック室は、専ら1つのロボットによってアク
セスされる。個々のロードロック室を1つのロボットで
アクセスするので、非常に融通性のない装置になる。従
って、半導体製造の分野で、半導体材料を処理する費用
効果のよい装置と方法を得て、低い微粒子数を維持しな
がらさらに生産性を増加させる必要性がある。従って、
本発明の目的は従来の低微粒子装置に匹敵する低い微粒
子数で生産性が上がり、色々のウェハの手順を達成する
ようにプログラムできる製造装置を提供することであ
る。さらに、本発明の目的は、設置面積が最小で、室開
口の大きさが最小で、ロボットの回転が360 °未満です
む製造装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラットホー
ムの設計を改善した半導体ウェハ製造装置であり、低微
粒子室内で処理が行われ、ウェハは該室に第1スリット
バルブを通って入れられ、第2スリットバルブを通って
出される。この装置は、次のように構成されている。
(1) ウェハを移送する作業負荷を2つまたはそれ以上の
ロボットで分担する。(ここで使用する「ロボット」と
いう言葉は、業界で知られているロボット型ウェハ移動
デバイスとともに、ウェハ取扱器と移動手段とを含
む。)(2) 複数のロボットの動きを協働させる。好適な
動作方法では、1方のロボットがウェハを第1スリット
バルブを通って処理室内へ入れるとき、他方のロボット
が第2スリットバルブを通って処理したウェハを取り出
す。この種類の動作は、以後「プッシュ−プル」とい
う。出し入れのタイミングは、両方のスリットバルブが
同時に開く、又は1つのバルブが所定時間開くように
し、第1、第2ロボット室間の相互汚染が最小になるこ
とを保証するようにする。
【0005】本発明では、ウェハ移送の作業負荷を分担
することにより、従来の装置にあった障害を防ぐ。従っ
て、本発明の開示される構成に従来のロボットを使用す
ると、従来の装置の構成で達成されるより、高いスルー
プットが達成される。ロボットの動きを協働させること
により、特に処理室でのロボットの動きを同期化する
(同期出し入れ)ことにより、処理室はより有効に使用
でき、処理時間と休止時間の比が高くなる。中間室によ
り複数のウェハ(即ち、ウェハカセット)を保持できる
と、処理室の利用状態はさらに良くなる。複数ウェハの
入る中間室を使用すると、個々のロボットが他のロボッ
トの動きを考慮せずに(即ち、独立に)中間室へ出し入
れすることができる。こうすると、非常に融通性がで
て、容易に処理室でのロボットの同期化ができる。
【0006】好適な実施例では、製造装置の構成によ
り、ロボット当たりの動きの数と、伸張の程度と、ウェ
ハ移送当たりのロボットの回転が最小になり、そのため
装置全体の設置面積が最小になる。この構成によりロボ
ットの伸張と回転が最小になるので、ロボットの精度と
繰返し性が良くなる(第1、第2スリットバルブを通っ
て室にアクセスすることができる)。さらに、ロボット
の回転が小さくてすむので、装置の融通性がより高くな
りより向上する。例えば、本発明でロボットの回転が小
さくてすむので、ロボットは装置内にロボットの機能性
を高める電子部品を装備することができ、従って装置の
スループットを改善することができる。
【0007】本発明の1態様では、1つのバッファーロ
ボットと、1つの移送ロボットを使用し、それぞれのロ
ボットは処理室へのスリットバルブを通って1つ又はそ
れ以上の処理室へアクセスする。本発明の他の態様で
は、(1) 2つのバッファーロボットを使用し、それぞれ
のバッファーロボットは、2スリットバルブの処理室の
1つのスリットバルブにアクセスし、(2) 1つの移送ロ
ボットを使用し、残りのスリットバルブ(即ち、それぞ
れのバッファーロボットが使用していないスリットバル
ブ)を通って両方の処理室へアクセスする。本発明で
は、1つ又はそれ以上のスリットバルブを有する処理室
を使用する場合もあるが、現在のところ2スリットバル
ブの処理室が好ましい。
【0008】本発明の別の態様は、低微粒子装置内に協
働ロボットを使用する有利な物理的構成についてであ
る。例えば、1態様では、バッファーロボットの回転軸
から第1処理室の中心へ行くバッファーロボットの伸張
通路は、移送ロボットの回転軸から第1処理室の中心へ
行く移送ロボットの伸張通路と垂直の関係を保つ(ロボ
ット/室/ロボット90°ルール)。ロボット/室/ロ
ボット90°ルールを守ると、処理室への入口の大きさ
(即ち、スリットバルブの開口)が最小ですみ、微粒子
が処理室へ入るのを最小にし、そのためそれに伴うウェ
ハの不良を減少することができる。別の態様では、装置
はバッファーロボットが中間室へ入る角度(「アプロー
チ角度」)を最小にするように構成される。アプローチ
角度を最小にすることにより、製造装置の全体の大きさ
即ち設置面積が減少し、ウェハ配置の繰返し性が上が
り、それにより単位床面積当たりの生産性が向上する。
【0009】本発明の目的、態様、利点は、好適な実施
例の詳細な説明、特許請求の範囲、図面から、明らかで
ある。
【0010】
【発明の実施の形態及び実施例】図面の説明において、
第2作用(又は作用の順序)が起きている「間」または
「時」に第1作用(又は作用の順序)が起こると記載さ
れているので、少なくとも一部の時間が重なることが理
解されるであろう。さらに、簡単のため、1つの位置か
ら他の位置へのウェハの移送とロボットの動きには、移
送通路に位置するスリットバルブの開閉も含まれること
とする。図1は、1つのバッファーロボット13を含むバ
ッファーロボット室11と、移送ロボット17を含む移送室
15を有する本発明の低微粒子装置10の上面概略図であ
る。バッファーロボット室11と移送室15は、中間室19
と、第1中間スリットバルブ21と、第2中間スリットバ
ルブ23を通って接続される。当業者は、ここで使用する
2つの室を接続するスリットバルブは、2つの連通スリ
ットからなり、それぞれは個々の接続された室に面して
位置する(即ち、第1中間スリットバルブ21は、中間室
19に面して位置するスリットバルブと、バッファーロボ
ット室11に面して位置するスリットバルブとからなる)
ことを理解するであろう。第1処理室25は、第1移送室
スリットバルブ27を通って移送室15に接続し、第1バッ
ファー室スリットバルブ29を通ってバッファーロボット
室11に接続する。第2処理室31は、第2移送室スリット
バルブ33を通って移送室15に接続し、第2バッファー室
スリットバルブ35を通ってバッファーロボット室11に接
続する。第1ロードロック室37と第2ロードロック室39
は、それぞれ第1ロードロックスリットバルブ41と第2
ロードロックスリットバルブ43を通って、バッファーロ
ボット室11に接続する。
【0011】動作において、ウェハのカセットが、スリ
ットバルブ(図示せず)を通って、、低微粒子装置10の
第1ロードロック室37へ入れられ、第1ロードロック室
37は所定の真空レベルまで真空引きされる。その後、第
1ロードロックスリットバルブ41が開き、バッファーロ
ボット13(事前に第1ロードロックスリットバルブ41の
近くに位置するのが好ましい)が、第1ロードロックス
リットバルブ41を通って第1ロードロック室37へ伸張
し、第1ウェハを移送し処理するため、取り上げて収縮
する。バッファーロボット13は回転し、第1中間スリッ
トバルブ21を通って中間室19へ伸張し、その中へ第1ウ
ェハを置くとき、第1ロードロックスリットバルブ41は
閉じる。ここに記述する特定のウェハのルーチンは例に
過ぎず、他のルーチンも可能である。例えば、ウェハは
ロードロック室から直接処理室へ移送することもでき
る。さらに、個々のウェハがロードロック室から移動し
た後、スリットバルブは閉じる場合も閉じない場合もあ
る。その後、バッファーロボット13は収縮し、回転して
第1ロードロック室37へ戻り、第2ウェハを取り上げ、
一方第1中間スリットバルブ21は閉じ、第2中間スリッ
トバルブ23は開き、移送ロボット17(第2中間スリット
バルブ23が開く前に第2中間スリットバルブ23の近くに
位置するのが好ましい)が、中間室19へ伸張し、第1ウ
ェハを取り上げ、収縮し、第2中間スリットバルブ23が
閉じる。
【0012】バッファーロボット13が、第2ウェハを第
1ロードロック室37から中間室19へ移送するとき、移送
ロボット17は回転し、第1移送室スリットバルブ27が開
き、移送ロボット17は第1移送室スリットバルブ27を通
って第1処理室25へ伸張し、第1ウェハを置いて収縮
し、第1移送室スリットバルブ27は閉じる。次に、移送
ロボット17が第2ウェハを中間室19から第2処理室31へ
移送するとき、バッファーロボット13が第1ロードロッ
ク室37へ動き、第3ウェハを取り上げる。バッファーロ
ボット13は、第3ウェハを中間室19に置き、第1バッフ
ァー室スリットバルブ29へ回転し、第1バッファー室ス
リットバルブ29が開き、バッファーロボット13は、第1
バッファー室スリットバルブ29を通って第1処理室25内
へ伸張し、処理した第1ウェハを取り上げる。そのと
き、移送ロボット17が、中間室19から第3ウェハを取り
上げ、それを第1移送室スリットバルブ27を通って第1
処理室25へ移送する。カセット内の個々のウェハが、処
理され、第1ロードロック室37へ戻り、第1ロードロッ
クスリットバルブ41が閉じるまで、この順序は続く。そ
の後、装置は動的な場合があるので、順序の特定の動作
が変わる場合がある。しかし、一般には事前に所定の真
空度まで真空引きされた第2ロードロック室39に含まれ
るウェハを使用して、この順序は連続する。
【0013】このように、室の休止時間を最小にするた
め、バッファーロボットと移送ロボットの動きは同期化
される。処理室内へ入る微粒子数を最小にするため、ロ
ボットの動きは、さらにスリットバルブの開閉と同期化
される。ある室内で、ウェハの挿入と取り出しは同時に
行うことができる(即ち、少なくとも時間が部分的に重
なり合う)。又は、ある時間には室当たり1つのスリッ
トバルブが開くように装置を運転することもできる。即
ち、バッファーロボット13が第1バッファー室スリット
バルブ29を通って収縮するとき、移送ロボット17は第1
移送室スリットバルブ27の前で整列する。第1バッファ
ー室スリットバルブ29が閉じると、第1移送室スリット
バルブ27が開き、移送ロボット17はそこを通って伸張す
る。低微粒子装置10の状態によっては、スリットバルブ
が組み合わさり(例えば、第1ロードロックスリットバ
ルブ41と第1中間スリットバルブ21)、同時に開く場合
もある。
【0014】42段階の処理の(現実的なパラメーター
を使用した)シミュレーションによれば、1つの中間室
19を有し、1つの冷却室を含む本発明の低微粒子装置10
は、1時間あたり125 以上のウェハのスループットを達
成することが予想される。これは、現存の装置よりスル
ープットが33%向上している。ロードロック室内に冷
却段階を導入し、米国特許第5,483,138 号に開示される
ようにウェハ移送中にウェハの中心を検出し修正し、米
国特許第5,447,409 号に開示されるように2重ブレード
ロボットを使用することにより、低微粒子装置10は、1
時間あたり175以上のウェハのスループットを達成する
ことができ、従来の装置よりスループットが50%を超
えて向上する。
【0015】図2は、1対のバッファーロボットを使用
する本発明の低微粒子装置用のプラットホーム45の上面
図である。図2は、プラットホーム45の好適なレイアウ
トの設計面を説明するのに有用である。プラットホーム
45は、一般に第1バッファーロボット49と第2バッファ
ーロボット51を含むバッファー室47を備える。バッファ
ー室47と移送室53は、中間室57を通って接続される。移
送室53は、(図3に示すように)処理室を接続するの
に、第1移送室スリットバルブ59と第2移送室スリット
バルブ61を有する。バッファー室47は、(図3に示すよ
うに)処理室を接続するのに、第1バッファー室スリッ
トバルブ63と第2バッファー室スリットバルブ65を有す
る。バッファー室47は、また(図3に示すように)1対
のロードロック室を接続するのに、第1ロードロックス
リットバルブ67と第2ロードロックスリットバルブ69を
有する。
【0016】よりプラットホーム45の設計に関係するの
は、第1バッファーロボット49の回転軸と、第2バッフ
ァーロボット51の回転軸と、第1バッファーロボット49
と第2バッファーロボット51のそれぞれのホーム回転直
径(即ち、完全に収縮した位置でのロボットのあらゆる
部分の最大回転直径、図4に関連して述べる)である。
第1バッファーロボット49は、回転軸71の周りを回り、
第1ホーム回転直径73を有する。第2バッファーロボッ
ト51は、回転軸75の周りを回り、第2ホーム回転直径77
を有する。第1バッファーロボット49の伸張通路79は、
第1バッファーロボット49の回転軸71から、中間室57の
中心点83へ延びる。第1バッファーロボット49が中間室
57へ近づく第1アプローチ角度81は、第1バッファーロ
ボット49の伸張通路79と、中間室57の中心点83と交点87
の間に引いた線85とにより形成され、その交点87におい
て第1、第2ホーム回転直径73がそれぞれ交わる。同様
に、第2バッファーロボット51が中間室57へ近づく第2
アプローチ角度89は、線85と第2バッファーロボット51
の伸張通路91により形成される。第2バッファーロボッ
ト51の伸張通路91は、第2バッファーロボット51の回転
軸75から、中間室57の中心点83へ延びる。図2に示すよ
うに、本発明のプラットホーム45は、ロボットの回転が
360 °より小さくてすむように形造られている。このよ
うな形状は、1996年5月30日のドンデらの米国特許出願
第08/657,721号に開示されているようなウェハ取扱器の
機能性を高める電子部品を使用できるので有利である。
【0017】第1アプローチ角度81と第2アプローチ角
度89を最小にするようにプラットホーム45を設計するこ
とにより、プラットホーム45の設置面積が減少し、ウェ
ハ配置の繰り返し性が向上する。さらに好適な実施例で
は、図3に示すように、プラットホーム45の外径は、従
来のロードロックと処理室と交わるように設計され、図
3を参照して詳述するように、第1、第2バッファー室
スリットバルブ63,65 は、ロボット/室/ロボット90
°ルールを実行するのが容易なように配置される。図3
は、図2のプラットホーム45を使用した低微粒子装置92
の上面概略図である。図3に示すように、第1ロードロ
ック93室と第2ロードロック室95は、第1、第2ロード
ロックスリットバルブ67,69 を通って、バッファー室47
に接続する。バッファー室47は、さらにそれぞれバッフ
ァー室スリットバルブ63,65 を通って、第1処理室97と
第2処理室99に接続する。(前述したように、2つの室
を接続するスリットバルブは、個々の接続する室に面し
た2つの連通スリットバルブからなる。)第1処理室97
は、第1点101 (好ましくは第1処理室97の中心に位置
する)を有し、第2処理室99は、第2点103 (好ましく
は第2処理室99の中心に位置する)を有する。角度105
は、移送ロボット55の伸張通路107 (移送ロボット55の
回転軸108 から第1処理室97の第1点101 に延びる)
と、第1バッファーロボット49の伸張通路109 (第1バ
ッファーロボット49の回転軸71から第1処理室97の第1
点101 に延びる)とにより形成される。角度111 は、移
送ロボット55の伸張通路112 (移送ロボット55の回転軸
108 から第2処理室99の第2点103に延びる)と、第2
バッファーロボット51の伸張通路113 (第2バッファー
ロボット51の回転軸75から第2処理室97の第2点103 に
延びる)とにより形成される。
【0018】図4(A) (B) (C) は、ホーム回転直径を説
明するのに有用である。図4(A) は、第1部分117 と第
2部分119 と第3ブレード部分121 を備えるアームを有
する従来のロボット115 の完全に伸張した位置を示す上
面概略図である。第1部分117 と第2部分119 とは、ジ
ョイント123 で結合され、第2部分119 と第3ブレード
部分121 とは、ジョイント125 で結合される。従来のロ
ボット115 は、回転軸127 を有する。図示するように、
第3ブレード部分121 がウェハ130 を支持する。図4
(B) は、図4(A) の従来のロボット115 の部分的に収縮
した位置の示す上面概略図であり、図4(C) は、従来の
ロボット115 の完全に収縮した位置とホーム回転直径12
9 を示す上面概略図である。図4(C) に示すように、従
来のロボット115 が完全に収縮した位置にあるとき、ジ
ョイント123 は従来のロボット115の回転軸127 から最
も遠くへ伸びる部分である。従って、ホーム回転直径12
9 は、回転軸127 の周りのジョイントの回転により決め
られる。1つ又はそれ以上のロボットのホーム回転直径
を最小にすることにより、装置全体の設置面積が減少
し、単位床面積当たりの生産性が向上する。
【0019】本発明の好適な実施例では、個々のロボッ
トのホーム回転直径は、最小にされる。ホーム回転直径
を最小にするには、所望の距離を伸張するが最小の大き
さに折りたためる(3部分、2ジョイントロボット等)
ロボットを選択するのがよい。2部分が重なり合う(two
-to-one)伸張を行うロボットが、現在のところ好まし
い。さらに、ウェハをロボットの回転軸の上に位置させ
るように折りたためるロボットは、より迅速に回転で
き、それゆえ好ましい。
【0020】図5(A) 〜(E) 、図6(F) 〜(I) は、従来
の低微粒子装置92の上面概略図であり、低微粒子装置92
を通るウェハの移送を説明するのに有用である。低微粒
子装置92の部品については、図3を参照して説明した。
動作において、低微粒子装置92のそれぞれのロボット
は、処理の開始前には図5(A) に示すように、完全に収
縮した即ちホーム位置にある。この例では、第1ロード
ロック93室と第2ロードロック室95に、ウェハのカセッ
トを入れ、所定の真空レベルまで真空引きする。しか
し、一方のロードロック室は他方と独立に真空引きする
こともできる。図5(A) に示すように、第1ウェハ131
が第1ロードロック93室内に含まれ、第2ウェハ133 が
第2ロードロック室95内に含まれる。
【0021】最初に図5(B) に示すように、第1ロード
ロックスリットバルブ67が開き、第1バッファーロボッ
ト49が第1ロードロック93内に伸張し、第1ウェハ131
を取り上げる。
【0022】その後図5(C) に示すように、第1バッフ
ァーロボット49が回転し第1ウェハ131 を中間室57に置
くとき、第1ロードロックスリットバルブ67が閉じる。
一方第2バッファーロボット51が、第2ロードロックス
リットバルブ69を通って第2ロードロック95室内に伸張
し、第2ウェハ133 を取り上げる。この例では、ウェハ
はそれぞれのロードロックから交互に出されるが、他の
パターンで行うこともできる。例えば、第2ロードロッ
ク室95が真空引きを終了していなければ、第1バッファ
ーロボット49又は第2バッファーロボット51により、第
1ロードロック室93からウェハを連続して出すこともで
きる。図5(D) に示すように、第1バッファーロボット
49が第3ウェハ135 を取り出すため第1ロードロック93
に戻るとき、第2バッファーロボット51が第2ウェハ13
3 を中間室57へ移送し、移送ロボット55が中間室57から
第1ウェハ131 を取り上げ、第1移送室スリットバルブ
59の方へ回転し、そこを通って第1処理室97内に第1ウ
ェハ131 を置く。
【0023】その後、図5(E) に示すように、第2バッ
ファーロボット51が中間室57から第2ロードロック室95
へ動き第4ウェハ137 を取り上げるとき、第1バッファ
ーロボット49が第3ウェハ135 を中間室57へ移送する。
そして、移送ロボット55が第2ウェハ133 を中間室57か
ら第2処理室99へ移送する。その間に、第1ウェハ131
は第1処理室97内で処理される。
【0024】次に、図6(F) に示すように、第2バッフ
ァーロボット51が第4ウェハ137 を第2ロードロック95
から中間室57へ移送するとき、第1バッファーロボット
49が第1処理室97内へ動き、第1バッファー室スリット
バルブ63を通って入り、処理した第1ウェハ131 を取り
出す。そして、移送ロボット55が中間室57から第3ウェ
ハ135 を回転し、第1移送室スリットバルブ59を通って
第1処理室97へ入れる準備をする。こうすると、処理室
の利用が最大になる、即ち、ウェハは、移送ロボット55
により第1処理室97へ直ちに入れられるように中間室57
で順番を待ち、一方第1バッファーロボット49が前のウ
ェハを取り除く。その間に、第2ウェハ133 が第2処理
室99内で処理される。その後、図6(G) に示すように、
第1バッファーロボット49が第1ウェハ139を、第1バ
ッファー室スリットバルブ63を通って第1処理室97から
移送し、第1ロードロック93へ移送する。その時、移送
ロボット55が第4ウェハ137 を中間室57から取り上げ、
回転して第2移送室スリットバルブ61を通って第2処理
室99へ入れる準備をする。その間に、第3ウェハ135 が
第1処理室97内で処理される。
【0025】次に、図6(H) に示すように、第1バッフ
ァーロボット49が第5ウェハ139 を中間室57へ移送し、
一方第2バッファーロボット51が処理した第2ウェハ13
3 を第2処理室99から、第2バッファー室スリットバル
ブ65を通って、第2ロードロック室95へ移送し、移送ロ
ボット55が第4ウェハ137 を第2移送室スリットバルブ
61を通って第2処理室99へ入れる。その間に、第3ウェ
ハ135 は第1処理室97で処理される。その後、図6(I)
に示すように、第1バッファーロボット49が、処理した
第3ウェハ135 を取り出すため、中間室57から第1処理
室97へ回転する。その時、第2バッファーロボット51
が、第6ウェハ141 を第2ロードロック室95から中間室
57へ移送し、移送ロボット55が第5ウェハ139 を中間室
57から取り上げ、回転して第1移送室スリットバルブ59
を通って第1処理室97へ入れる準備をする。その間に、
第4ウェハ137 が第2処理室99内で処理される。その
後、第1ロードロック室93と第2ロードロック室95内の
個々のウェハが処理されロードロック室に戻るまで、こ
の順序が続く。
【0026】要約すると、図5、図6は、第1ウェハ13
1 が、第1ロードロック室93から第1処理室97へ行き第
1ロードロック室93へ戻るまでの第1ウェハ131 の全体
の通路の例を示す。また、第2ウェハ133 が、第2ロー
ドロック95室から第2処理室99へ行き第2ロードロック
95へ戻るまでの第2ウェハ133 の全体の通路の例を示
す。順序の詳細は、動的に変化させることができる。低
微粒子装置92を、第1バッファーロボット49と第2バッ
ファーロボット51が、干渉せずに同時に作動できるよう
にレイアウトすることができる。図5、図6により示さ
れるように、低微粒子装置92内に同時に3枚までのウェ
ハを通過させることができる。このようにできるのは、
ロボットの動きが協働し、ロボットのスリットバルブの
作動が協働するからである。
【0027】図5、図6の低微粒子装置92の例示の運転
は、第1ロードロック室93と第2ロードロック室95から
のウェハの同時処理、即ちウェハを1方のロードロック
室から入れ次に他方から入れることを開示する。前述し
たように、第1バッファーロボット49と第2バッファー
ロボット51は、1つのロードロック室のみにアクセスす
る。しかし、第1バッファーロボット49と第2バッファ
ーロボット51が、何方のロードロック室にもアクセスで
きるようにレイアウトされている。第1バッファーロボ
ット49と第2バッファーロボット51の両方とも、個々の
ロードロック室への明確な通路を有する。何方のバッフ
ァーロボットも、何方のロードロック室へ入るために
も、中間ステーション又は他のウェハの位置の上を動い
て、ウェハの汚染を増加させることはない。従って、他
のウェハの順序としては、何方のロードロック室も何方
のバッファーロボットともアクセスするようにすること
もできる。
【0028】ここに記述した構成は、2つの処理室だけ
を備えるが、移送室53に1つ又は2つの室を追加するこ
とができ、バッファー室47に1つ又は2つの室を追加す
ることができる。移送室53に加える室は、移送室53の外
辺に沿って第1処理室97と第2処理室99の間に加えるの
が好ましく、バッファー室47に加える室は、第1ロード
ロック室93と第1処理室97の間、又は第2ロードロック
室95と第2処理室99の間に加えるのが好ましい。1つの
バッファーロボット(図1)で形造っても、1対のバッ
ファーロボット(図2、3)で形造っても、本発明の低
微粒子装置は、ロボットスケジュールプログラムを使用
して作動する。当業者は、現存するロボットスケジュー
ルプログラムを改変して、本発明の方法と装置に従って
作動するようにすることができるであろう。特に、使用
するロボットスケジュール制御器により、前述したよう
にロボットの動きを協働させ、ロボットの動きをスリッ
トバルブの作動と協働するようにプログラムされる。ロ
ボットのスケジュール制御器により、処理が終了するま
でロボットを処理室のスリットバルブの前で待機させる
(「1ステップ事前準備アプローチ」)ことで、室の休
止時間を減らすようにプログラムするのが好ましい。こ
うすると、ウェハの移送時間が短縮され、装置の生産性
が改善される。
【0029】前述したのは本発明の好適な実施例のみで
あるが、ここに開示した装置と方法を本発明の範囲に入
るよう改変することは、当業者には明らかであろう。例
えば、本発明の低粒子装置は、2つのロボットブレード
を使用して(ウェハ交換を迅速に行うことによりさらに
生産性を上げる)ことができ、中間室はスリットバルブ
を使用しても使用しなくてもよく、処理室には、バッフ
ァーロボットと移送ロボットの両方が同時にアクセスで
きる大きさの1つのスリットバルブを使用することもで
きる。さらに、ロボットのブレードには、ウェハ取扱器
の機能を高める別の電子デバイスを装備することもでき
る。2枚以上のウェハを一度に処理することができる複
数枚の容量がある室を使用することもでき、又は別の室
を加えることもできる。同様に、移送室内で2つのロボ
ットを使用することもできる。本発明に使用するロボッ
トは、特定のロボットに限らない。例えば、2つ又は3
つの軸に沿って移動する能力のあるロボットを使用する
ことができ、スカラ(SCARA) アームロボット等を使用す
ることができる。さらに、本発明のプラットホームは、
カリフォルニア州サンタクララのアプライドマテリアル
社のENDURA多室装置等の多段真空装置として形造ること
ができる。
【0030】上述した例示のウェハの順序は、本発明の
低微粒子装置の例示の動作を示すにすぎない。追加の処
理室に適合するように、順序を修正することができ、中
間室は、調整又は冷却等の機能を行うようにする、又は
単にバッファーの役をするようにすることもできる。ウ
ェハを最初にバッファーロボットにより処理室へ運び、
次に移送ロボットにより処理室から出し、後続の処理の
ためロードロック室又は他の処理室へ移送される前に、
中間室内に置くように、ウェハの順序を逆にすることも
できる。本発明の方法と装置は、利用できる数の室に割
り当てられれば、どのような処理順序ででも使用するこ
とができる。従って、本発明を好適な実施例で記述して
きたが、他の実施例も特許請求の範囲により決まる本発
明の精神と範囲内に入ることは理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】1つのバッファーロボットを使用する本発明の
低微粒子装置の上面概略図。
【図2】1対のバッファーロボットを使用する本発明の
低微粒子装置用の好適なプラットホームを示す上面概略
図。
【図3】図2の本発明のプラットホームを使用する低微
粒子装置の上面概略図。
【図4】(A) 3つの部分と2つの接続部を有する従来の
ロボットの完全に伸張した位置を示す上面概略図。 (B) 図4(A) の従来のロボットの少し収縮した位置を示
す上面概略図。 (C) 図4(A) の従来のロボットの完全に収縮した位置を
示す上面概略図。
【図5】(A) 〜(E) 図3の本発明の低微粒子装置を通る
ウェハ移動を説明するための図3の本発明の低微粒子装
置の上面概略図。
【図6】(F) 〜(I) 図3の本発明の低微粒子装置を通る
ウェハ移動を説明するための図3の本発明の低微粒子装
置の上面概略図。
【符号の説明】
10・・低微粒子装置 11・・バッファーロボット室 13・・バッファーロボット 15・・移送室 17・・移送ロボット 19・・中間室 21・・第1中間スリットバルブ 23・・第2中間スリットバルブ 25・・第1処理室 31・・第2処理室 27・・第1移送室スリットバルブ 29・・第1バッファー室スリットバルブ 33・・第2移送室スリットバルブ 35・・第2バッファー室スリットバルブ 37・・第1ロードロック室 39・・第2ロードロック室 41・・第1ロードロックスリットバルブ 43・・第2ロードロックスリットバルブ 45・・プラットホーム 53・・移送室 49・・第1バッファーロボット 51・・第2バッファーロボット 55・・移送ロボット 57・・中間室 59・・第1移送室スリットバルブ 61・・第2移送室スリットバルブ 63・・第1バッファー室スリットバルブ 65・・第2バッファー室スリットバルブ 67・・第1ロードロックスリットバルブ 69・・第2ロードロックスリットバルブ 71,75 ・・回転軸 79,91 ・・伸張通路 93・・第1ロードロック室 95・・第2ロードロック室 97・・第1処理室 99・・第2処理室 108 ・・回転軸 115 ・・ロボット 92・・低微粒子装置 131 ・・第1ウェハ 133 ・・第2ウェハ 135 ・・第3ウェハ 137 ・・第4ウェハ 139 ・・第5ウェハ 141 ・・第6ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク エイ プール アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94087 サニーヴェイル ロイス アベニ ュー 736 (72)発明者 ベンジャミン エル ヘーニングス アメリカ合衆国 テキサス州 78749 オ ースティン シリンゴ パス 7916 (72)発明者 ロイ アール スチュアート アメリカ合衆国 テキサス州 78726 オ ースティン クロスランド ドライヴ 11212

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェハ製造装置に使用するプラッ
    トホームにおいて、 少なくとも1つのバッファーロボットを含むバッファー
    室、 少なくとも1つの移送ロボットを含む移送室、及び、 前記バッファー室と前記移送室を接続する中間室、を備
    え、 前記バッファー室は、前記バッファー室を処理室に接続
    する少なくとも第1バッファー室スリットバルブを備え
    ることを特徴とするプラットホーム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した半導体ウェハ製造装
    置のプラットホームであって、前記中間室は、複数のウ
    ェハを保持できることを特徴とするプラットホーム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した半導体ウェハ製造装
    置のプラットホームであって、前記移送室は、前記移送
    室を処理室に接続する少なくとも1つの移送室スリット
    バルブを備えることを特徴とするプラットホーム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載した半導体ウェハ製造装
    置のプラットホームであって、前記バッファー室は、前
    記バッファー室を第1処理室に接続する第1バッファー
    室スリットバルブと、前記バッファー室を第2処理室に
    接続する第2バッファー室スリットバルブとを備えるこ
    とを特徴とするプラットホーム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載した半導体ウェハ製造装
    置のプラットホームであって、前記移送室は、前記移送
    室を第1処理室に接続する第1移送室スリットバルブ
    と、前記移送室を第2処理室に接続する第2移送室スリ
    ットバルブとを備えることを特徴とするプラットホー
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載した半導体ウェハ製造装
    置のプラットホームであって、前記バッファー室は、前
    記バッファー室をロードロックに接続する少なくとも1
    つのロードロックスリットバルブを備えることを特徴と
    するプラットホーム。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載した半導体ウェハ製造装
    置のプラットホームであって、前記バッファー室は、前
    記バッファー室を第1ロードロックに接続する第1ロー
    ドロックスリットバルブと、前記バッファー室を第2ロ
    ードロックに接続する第2ロードロックスリットバルブ
    とを備えることを特徴とするプラットホーム。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載した半導体ウェハ製造装
    置のプラットホームであって、前記少なくとも1つのバ
    ッファー室スリットバルブと、前記少なくとも1つの移
    送室スリットバルブとは、ロボット/室/ロボット90
    °ルールに従って配列されることを特徴とするプラット
    ホーム。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載した半導体ウェハ製造装
    置のプラットホームであって、前記第1バッファー室ス
    リットバルブと前記第1移送室スリットバルブとは、ロ
    ボット/室/ロボット90°ルールに従って配列され、
    前記第2バッファー室スリットバルブと前記第2移送室
    スリットバルブとは、ロボット/室/ロボット90°ル
    ールに従って配列されることを特徴とするプラットホー
    ム。
  10. 【請求項10】 半導体ウェハ製造に使用する装置にお
    いて、 処理室に接続する第1バッファー室スリットバルブを有
    するバッファー室、 前記バッファー室に含まれるバッファーロボット、 前記バッファー室に接続する中間室、 前記中間室に接続し、処理室に接続する第1移送室スリ
    ットバルブを有する移送室、 前記移送室内に含まれる移送ロボット、及び、 前記第1バッファー室スリットバルブを通って前記バッ
    ファー室に接続し、前記第2移送室スリットバルブを通
    って前記移送室に接続する第1処理室、を備えることを
    特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載した半導体ウェハ製
    造装置であって、前記中間室は、複数のウェハを保持で
    きることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載した半導体ウェハ製
    造装置であって、前記バッファーロボットの伸張通路と
    前記移送ロボットの伸張通路は、前記第1処理室内で9
    0°の角度で交わることを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載した半導体ウェハ製
    造装置であって、前記バッファーロボットの伸張通路と
    前記移送ロボットの伸張通路は、前記第1処理室の中心
    で交わることを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載した半導体ウェハ製
    造装置であって、前記バッファー室は、処理室に接続す
    る第2バッファー室スリットバルブを備え、前記半導体
    ウェハ製造装置は、前記第2バッファー室スリットバル
    ブを通って前記バッファー室に接続する第2処理室を備
    えることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載した半導体ウェハ製
    造装置であって、前記バッファーロボットの第1伸張通
    路と前記移送ロボットの第1伸張通路は、前記第1処理
    室内で90°の角度で交わり、前記バッファーロボット
    の第2伸張通路と前記移送ロボットの第2伸張通路は、
    前記第2処理室内で90°の角度で交わることを特徴と
    する装置。
  16. 【請求項16】 半導体ウェハ製造に使用する装置にお
    いて、 処理室に接続する第1バッファー室スリットバルブと、
    処理室に接続する第2バッファー室スリットバルブとを
    有するバッファーロボット室、 前記バッファーロボット室に含まれる第1バッファーロ
    ボット、 前記バッファーロボット室に含まれる第2バッファーロ
    ボット、 前記バッファーロボット室に接続する中間室、 前記中間室に接続する移送室であって、処理室に接続す
    る第1移送室スリットバルブと、処理室に接続する第2
    移送室スリットバルブとを有する移送室、 前記移送室内に含まれる移送ロボット、 前記第1バッファー室スリットバルブを通って前記バッ
    ファーロボット室に接続し、前記第1移送室スリットバ
    ルブを通って前記移送室に接続する第1処理室、及び、
    前記第2バッファー室スリットバルブを通って前記バ
    ッファーロボット室に接続し、前記第2移送室スリット
    バルブを通って前記移送室に接続する第2処理室、を備
    えることを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載した半導体ウェハ製
    造装置であって、前記中間室は、複数のウェハを保持で
    きることを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載した半導体ウェハ製
    造装置であって、前記第1バッファーロボットの第1伸
    張通路と前記移送ロボットの第1伸張通路は、前記第1
    処理室内で90°の角度で交わることを特徴とする装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載した半導体ウェハ製
    造装置であって、前記第2バッファーロボットの第2伸
    張通路と前記移送ロボットの第2伸張通路は、前記第2
    処理室内で90°の角度で交わることを特徴とする装
    置。
  20. 【請求項20】 半導体ウェハ製造装置内でウェハを移
    動する方法において、 第1ウェハを、第1バッファーロボットにより、第1ロ
    ードロック室から中間室へ移送し、 前記第1ウェハを、第1移送ロボットにより、前記中間
    室から第1移送室スリットバルブを通って、第1処理室
    へ移送し、 前記第1ウェハを、前記第1処理室内で処理し、 前記第1ウェハを、前記第1バッファーロボットによ
    り、前記第1処理室から前記第1バッファー室スリット
    バルブを通って移送し、前記ロードロック室へ移送する
    ことを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載した半導体ウェハ移
    動方法であって、前記第1ウェハを前記第1処理室から
    前記ロードロック室へ移送することは、 前記第1バッファーロボットを前記第1バッファー室ス
    リットバルブの近くに配置し、 前記第1バッファー室スリットバルブを開き、 前記第1バッファーロボットを前記第1バッファー室ス
    リットバルブを通って前記第1処理室内へ伸張し、 前記第1バッファーロボットで前記ウェハを取り上げ、
    前記第1バッファーロボットを収縮し、前記第1バッフ
    ァー室スリットバルブを閉じることを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載した半導体ウェハ移
    動方法であって、前記第1移送室スリットバルブを開
    き、該バルブを通って前記第1移送ロボットを伸張して
    第2ウェハを置き、一方、前記第1バッファーロボット
    を前記第1バッファー室スリットバルブを通って収縮
    し、前記第1バッファー室スリットバルブを閉じること
    を特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載した半導体ウェハ移
    動方法であって、前記第1バッファーロボットを前記第
    1バッファー室スリットバルブを通って収縮し、前記第
    1バッファー室スリットバルブを閉じ、次に、前記第1
    移送室スリットバルブを開き、該バルブを通って前記第
    1移送ロボットを伸張して第2ウェハを置くことを特徴
    とする方法。
  24. 【請求項24】 半導体ウェハ製造装置内でウェハを移
    動する方法において、 a)第1バッファー室スリットバルブを開き、第1処理
    室から第1ウェハを取り上げるため、該バルブを通って
    第1バッファーロボットを伸張し、 b)第2ウェハを第2処理室に置き、第1移送ロボット
    により第3ウェハを中間室から取り上げ、前記第1移送
    ロボットを、第1移送室スリットバルブを通って第1処
    理室へ入れるため位置決めし、 c)第2バッファーロボットにより、第4ウェハをロー
    ドロック室から前記中間室へ移送し、 d)前記第2ウェハを前記第2処理室内で処理するステ
    ップを備え、 上記4つのステップのそれぞれは、少なくとも一部が重
    なり合っていることを特徴とする方法。
JP28175597A 1996-10-15 1997-10-15 高生産性ウェハ処理装置と方法 Withdrawn JPH10125764A (ja)

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