JPH10125168A - 押しボタンスイッチ - Google Patents

押しボタンスイッチ

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Publication number
JPH10125168A
JPH10125168A JP8277647A JP27764796A JPH10125168A JP H10125168 A JPH10125168 A JP H10125168A JP 8277647 A JP8277647 A JP 8277647A JP 27764796 A JP27764796 A JP 27764796A JP H10125168 A JPH10125168 A JP H10125168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
tip
push
hole
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8277647A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Inagaki
孝 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP8277647A priority Critical patent/JPH10125168A/ja
Publication of JPH10125168A publication Critical patent/JPH10125168A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 押しボタンと押しボタン装着用穴との隙間を
均一に保持する。 【解決手段】 先端部下部に位置するスイッチ3を駆動
するためのヒンジバネ5の先端部5aの上面に椀状の凹
部11を形成するとともに、押しボタン7の基体14の
下面中心部に、先端が先細で丸味を有する押し部材15
を設け、この押し部材15の先端丸味の曲率を凹部11
の曲率よりも大きく設定し、押しボタン7をケース本体
2の穴1に装着した状態で、凹部11に押し部材15の
先端が接するようにし、押し部材15の先端が凹部11
の中心よりずれても凹部11の曲面を滑り落ち、常に底
部に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子血圧計等の
電子機器に使用される押しボタンスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば電子血圧計の電源スイッ
チ、加圧スイッチとして使用される押しボタンスイッチ
は、図8に示すように、押しボタン嵌め込み用の穴1を
有するケース本体2と、このケース本体2に一体的に形
成され、先端部3aにスイッチ3駆動用の突起4を有す
るヒンジバネ5と、下部中央に下方に突出して前記ヒン
ジバネ5の先端部5aを押す押し部材6を有し、前記ケ
ース本体2の前記穴1を上下動する押しボタン7とを備
えている。また、押しボタン7には下方に向けてボス1
6を設け、ケース本体2にこのボス16を案内する案内
筒13を設け、押しボタン7を押すとき、押しボタン7
を下方に垂直に案内移動させるようにしている。
【0003】この押しボタンスイッチでは、押しボタン
7を下方に押すと、押し部材6によってヒンジバネ5の
先端部5aが押されて下方向に動くと、突起4がスイッ
チ3の操作部に当たり、スイッチ3をONあるいはOF
Fする。ヒンジバネ5によって押しボタン7の復帰性、
クリック感を向上させ、さらに上下方向のガタが規制さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の押しボ
タンスイッチでは、スムーズな上下動作をさせるため
に、押しボタンが嵌め込まれるケース本体の穴と押しボ
タン外形には、ある程度の隙間を設ける必要がある。つ
まり、押しボタン外形はケース本体の穴よりも小さく作
る必要がある。しかしながら、穴の中で押しボタンが隙
間分だけ自由に動けるので、隙間が押しボタンの周囲で
均一化せず、見た目が悪く、商品イメージを低下させる
という問題があった。
【0005】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、押しボタンの周囲の隙間を常に一定に保
ち得る押しボタンを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の押しボタンス
イッチは、ケース本体に一体に形成され、先端下部に位
置するスイッチを駆動するためのヒンジバネと、押しボ
タン嵌め込み用の穴を形成したケース本体と、下部中央
に下方に突出して前記ヒンジバネの先端を押す押し部材
を有し、前記ケース本体の前記押しボタン嵌め込み用の
穴を上下動する押しボタンとを備えるものにおいて、前
記ヒンジバネの先端上部に、椀状の凹部を形成し、前記
押しボタンの押し部材の先端を横面視曲率が前記椀状の
凹部の曲率よりも大きい先細状に形成し、押し部材の先
端が椀状の凹部の底部に位置するようにしている。
【0007】この押しボタンスイッチでは、押しボタン
がケース本体の穴内で、ケース本体の穴との隙間を不均
一とする方向に、つまり穴の壁に接近する方向に移動し
ても押しボタンの押し部材の先端部の先細部分がヒンジ
バネの先端部の椀状の凹部の曲面に沿って、底方向、つ
まり中心に向けて移動するので、押しボタンを常に穴の
中央に来させることができ、周囲の隙間を均一に保つこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態押しボタンスイッチが組み込まれた電子血圧計のケ
ース本体の外観斜視図である。この電子血圧計のケース
本体31は、上面部32に最高血圧、最低血圧、脈拍数
等を表示する表示部33と、電源スイッチ34、加圧ス
イッチ35を有する操作部36とを備えている。この発
明の一実施形態押しボタンスイッチは、電源スイッチ3
4、加圧スイッチ35として使用されている。
【0009】図2は、操作部36の電源スイッチ34、
加圧スイッチ35の押しボタンを嵌め込む前のケース本
体2の平面図であり、図3は図2のC−Cで切断した断
面図である。電源スイッチ34として使用される押しボ
タンスイッチは、押しボタン嵌め込み用の穴1を有する
ケース本体2と、このケース本体2に一体的に形成さ
れ、先端部5aの下面にスイッチ3駆動用の突起4を有
するヒンジバネ5と、ヒンジバネ5を下方に押す押しボ
タン7とを備えている。押しボタン7については後述す
る。
【0010】ケース本体2の押しボタン嵌め込み用穴1
は、図2に示すように上面視、円形としており、底部8
を有する。底部8は、中心より左方に向けてU字状の切
欠き9が形成され、かつこのU字状の切欠き9によって
底部8に一体に舌片が形成され、この舌片基部に薄肉部
10が形成されて、ヒンジバネ5を構成している。ヒン
ジバネ5の先端部5aの上面に椀状の凹部11が形成さ
れている。また底部8には、押しボタン7の係合片を貫
通するための穴12a、12bと、押しボタン7のボス
を案内する案内筒13が設けられている。
【0011】図4は、電源スイッチ34の押しボタン7
の外観を示し、図5は同押しボタン7の断面図を示す図
である。図4の(a)は押しボタン7の平面図、図4の
(b)は前面図、図4の(c)は後面図、図4の(d)
は側面図である。また、図5の(a)は底面図であり、
図5の(b)は図5の(a)のA−Aで切断した断面
図、図5の(c)は図5の(a)のB−Bで切断した断
面図である。
【0012】押しボタン7は、上面視円形の筒状の基体
14と、この基体14の円板部下面中心より下方に一体
的に形成される押し部材15と、押し部材15の近傍で
円板部の下面より下方に、同じく一体的に形成されるボ
ス16と、中心を挟み対称に円板部の外周縁より下方に
向けて、同じく一体的に形成される一対の係合片17
a、17bとを有する。この押しボタン7の外形寸法
は、ケース本体2に設けられている穴1の径より小さ
く、穴1との間で隙間が生じるように設定される。
【0013】押し部材15の形状は、上面視十字状の4
枚の板体で構成され、横面視、山状で先端部が先細に形
成され、かつ先端は丸味仕上げに形成されている。先端
の丸味部分の曲率はヒンジバネ5の先端部5aの凹部1
1の曲率よりも大きく形成されている。ボス16の外径
は案内筒13の内径よりも余裕をもって小さく設定され
ている。係合片17a、17bの先端部に係止用の爪1
8a、18bを有する。
【0014】押しボタン7のケース本体2の穴1への装
着は、ボス16が案内筒13に入る位置で、かつ係合片
17a、17bが穴1の底部8の穴12a、12bに対
応する位置として、穴1の上方より押しボタン7を嵌め
込み、押し部材15の先端がヒンジバネ5の凹部11に
当たる位置まで押し込む(図6参照)。この位置で、係
合片17a、17bの爪18a、18bが穴12a、1
2bの外側の壁底に当たり、ヒンジバネ5のバネ力によ
り押しボタン7が上方に飛び出すのを防止する。
【0015】ヒンジバネ5の凹部11と、押しボタン7
の押し部材15との接触は、図7に示すようになり、何
らかの理由により押しボタン7が穴1の方向に近づく
と、押し部材15の先端はBの位置となるか、凹部11
の椀状のため押し部材15の先端は凹部11の曲面をす
べり落ち、凹部11の底部に押し部材15の先端が戻
る。このため、常に押しボタン7を穴1の中心、すなわ
ち押しボタン7と穴1の隙間を均一に保つことができ
る。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、ヒンジバネの先端部
上面に、椀状の凹部を設けるとともに、押しボタンのヒ
ンジバネ押し部材の先端を丸味を持たせ、その丸味部の
曲率を凹部の曲率より大きく設定したので、押しボタン
が嵌め込み用の穴に近づき、一時的に押しボタンと穴の
隙間が不均一となっても、押し部材の先端が椀状の凹部
をすべり落ち、凹部の底部に戻るので常に押しボタンと
穴を隙間を均一に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態押しボタンスイッチが使
用される電子血圧計のケース本体の外観斜視図である。
【図2】同電子血圧計のケース本体の押しボタン未装着
時の操作部の平面図である。
【図3】図2のC−Cで切断した断面図である。
【図4】上記実施形態押しボタンスイッチの押しボタン
の外観を示す図である。
【図5】同実施形態押しボタンスイッチの押しボタンの
断面図である。
【図6】同実施形態押しボタンスイッチの押しボタンを
ケース本体に装着した状態を示す断面図である。
【図7】同実施形態押しボタンスイッチにおいて、ヒン
ジバネの凹部と押しボタンの押し部材との関係を説明す
る図である。
【図8】電子血圧計等に使用された従来の押しボタンス
イッチを示す図である。
【符号の説明】
1 押しボタン嵌め込み用穴 2 ケース本体 3 スイッチ 4 突起 5 ヒンジバネ 7 押しボタン 11 椀状の凹部 15 押し部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体に一体に形成され、先端下部に
    位置するスイッチを駆動するためのヒンジバネと、押し
    ボタン嵌め込み用の穴を形成したケース本体と、下部中
    央に下方に突出して前記ヒンジバネの先端を押す押し部
    材を有し、前記ケース本体の前記押しボタン嵌め込み用
    の穴を上下動する押しボタンとを備える押しボタンスイ
    ッチにおいて、 前記ヒンジバネの先端上部に、椀状の凹部を形成し、前
    記押しボタンの押し部材の先端を横面視曲率が前記椀状
    の凹部の曲率よりも大きい先細状に形成し、押し部材の
    先端が椀状の凹部の底部に位置するようにしたことを特
    徴とする押しボタンスイッチ。
JP8277647A 1996-10-21 1996-10-21 押しボタンスイッチ Pending JPH10125168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8277647A JPH10125168A (ja) 1996-10-21 1996-10-21 押しボタンスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8277647A JPH10125168A (ja) 1996-10-21 1996-10-21 押しボタンスイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10125168A true JPH10125168A (ja) 1998-05-15

Family

ID=17586345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8277647A Pending JPH10125168A (ja) 1996-10-21 1996-10-21 押しボタンスイッチ

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JP (1) JPH10125168A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010277769A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Mitsubishi Electric Corp 漏電遮断器
JP2019106353A (ja) * 2017-12-11 2019-06-27 韓国アルプス株式会社 ピーク荷重位置の遅延構造を含むスイッチ
TWI808836B (zh) * 2022-07-20 2023-07-11 和碩聯合科技股份有限公司 按鍵結構

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