JPH10124863A - テキスチャ装置 - Google Patents
テキスチャ装置Info
- Publication number
- JPH10124863A JPH10124863A JP28078296A JP28078296A JPH10124863A JP H10124863 A JPH10124863 A JP H10124863A JP 28078296 A JP28078296 A JP 28078296A JP 28078296 A JP28078296 A JP 28078296A JP H10124863 A JPH10124863 A JP H10124863A
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- Japan
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- disk
- texture
- contact
- disc
- slurry
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- Pending
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスク両面の均質なテキスチャ処理を可能
とする。 【解決手段】 90°ずつ間欠的に回動するインデック
ステーブル22に4本のスピンドル58が設けられ、9
時及び3時の位置においてスピンドル先端のディスク1
がテキスチャ処理を受ける。3時の位置にあっては開口
1aの右側にのみコンタクトロール4が配置され、9時
の位置にあっては開口1aの左側にのみコンタクトロー
ル4が配置される。ディスク1の回転方向は、スラリー
フィードパイプ5からのスラリーの供給方向が板面の回
転方向に沿うものとされる。 【効果】 コンタクトロールをディスクの一方のサイド
にのみ配置したことにより、ディスクとテープとが均一
に接触するようになり、テキスチャムラが防止される。
スラリーの飛散が防止される。
とする。 【解決手段】 90°ずつ間欠的に回動するインデック
ステーブル22に4本のスピンドル58が設けられ、9
時及び3時の位置においてスピンドル先端のディスク1
がテキスチャ処理を受ける。3時の位置にあっては開口
1aの右側にのみコンタクトロール4が配置され、9時
の位置にあっては開口1aの左側にのみコンタクトロー
ル4が配置される。ディスク1の回転方向は、スラリー
フィードパイプ5からのスラリーの供給方向が板面の回
転方向に沿うものとされる。 【効果】 コンタクトロールをディスクの一方のサイド
にのみ配置したことにより、ディスクとテープとが均一
に接触するようになり、テキスチャムラが防止される。
スラリーの飛散が防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録用ハード
ディスク等を製造する工程で用いられるテキスチャ装置
に関する。
ディスク等を製造する工程で用いられるテキスチャ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録用ハードディスクを製造する場
合、ディスク形の基板の表面にテキスチャ処理を施した
後、磁性薄膜等を形成している。このテキスチャ処理
は、基板表面を擦過する処理である。このテキスチャ処
理を施すことにより、磁気記録用ハードディスクと磁気
ヘッドとの密着(スティッキング)を防ぐことができ
る。
合、ディスク形の基板の表面にテキスチャ処理を施した
後、磁性薄膜等を形成している。このテキスチャ処理
は、基板表面を擦過する処理である。このテキスチャ処
理を施すことにより、磁気記録用ハードディスクと磁気
ヘッドとの密着(スティッキング)を防ぐことができ
る。
【0003】このテキスチャ処理を行うためのテキスチ
ャ装置は、第7,8図のように、ディスク板面が鉛直と
なるようにディスク1の開口1aをスピンドル6の先端
のチャック7でチャックし、例えば300rpm程度で
該スピンドルをその軸心回りに回転させてディスク1を
矢印θの方向に回転させ、このディスクの板面にスラリ
ーフィードパイプ2,5からダイヤモンド砥粒スラリー
を供給すると共に該ディスク1の板面にテキスチャテー
プ3を押し付けるように構成されている。
ャ装置は、第7,8図のように、ディスク板面が鉛直と
なるようにディスク1の開口1aをスピンドル6の先端
のチャック7でチャックし、例えば300rpm程度で
該スピンドルをその軸心回りに回転させてディスク1を
矢印θの方向に回転させ、このディスクの板面にスラリ
ーフィードパイプ2,5からダイヤモンド砥粒スラリー
を供給すると共に該ディスク1の板面にテキスチャテー
プ3を押し付けるように構成されている。
【0004】このテキスチャテープ3はコンタクトロー
ル4(4a〜4d)に架けられており、1mm/ses
程度のごくゆっくりとした速度で送られる。また、テキ
スチャ擦過痕が同心状となることを防ぐために、コンタ
クトロール4を例えば1900cpm程度で該ロール4
の軸心線方向に振動させる。
ル4(4a〜4d)に架けられており、1mm/ses
程度のごくゆっくりとした速度で送られる。また、テキ
スチャ擦過痕が同心状となることを防ぐために、コンタ
クトロール4を例えば1900cpm程度で該ロール4
の軸心線方向に振動させる。
【0005】なお、コンタクトロール4(4a〜4d)
はディスク1の表裏両側にディスク1を挟んで2対(合
計4個)配置され、合計4本のテキスチャテープ3が1
個のディスク1に対し接触している。各コンタクトロー
ル4a〜4dは軸心を水平方向としている。コンタクト
ロール4a,4bの対とコンタクトロール4c,4dの
対がディスク1の中心を通る水平線上に配置されてい
る。
はディスク1の表裏両側にディスク1を挟んで2対(合
計4個)配置され、合計4本のテキスチャテープ3が1
個のディスク1に対し接触している。各コンタクトロー
ル4a〜4dは軸心を水平方向としている。コンタクト
ロール4a,4bの対とコンタクトロール4c,4dの
対がディスク1の中心を通る水平線上に配置されてい
る。
【0006】図示はしないが、このコンタクトロール4
はテーブル(図示略)に取り付けられており、このテー
ブルはベースに対し水平方向移動自在にリニアガイド部
材を介して支持されている。このテーブルをエアシリン
ダによってディスクに向かって付勢することにより、コ
ンタクトロール4を介してテキスチャテープ3がディス
ク1に押し付けられる。
はテーブル(図示略)に取り付けられており、このテー
ブルはベースに対し水平方向移動自在にリニアガイド部
材を介して支持されている。このテーブルをエアシリン
ダによってディスクに向かって付勢することにより、コ
ンタクトロール4を介してテキスチャテープ3がディス
ク1に押し付けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のテキスチャ装置
においては、コンタクトロール4a,4bの対とコンタ
クトロール4c,4dの対とがディスク1の中心を通る
水平線上に配置されており、ディスク1はチャック6の
両サイドでコンタクトロール4a,4b及びコンタクト
ロール4c,4dに拘束されることになる。
においては、コンタクトロール4a,4bの対とコンタ
クトロール4c,4dの対とがディスク1の中心を通る
水平線上に配置されており、ディスク1はチャック6の
両サイドでコンタクトロール4a,4b及びコンタクト
ロール4c,4dに拘束されることになる。
【0008】この場合、コンタクトロール4a〜4dの
うちいずれか1つの押圧力が何らかの原因によって増大
した場合、ディスク1が押圧力に応じて退動することが
できず、当該コンタクトロールに架けられたテキスチャ
テープと接したディスク板面が強くテキスチャ処理さ
れ、テキスチャムラが生じる。
うちいずれか1つの押圧力が何らかの原因によって増大
した場合、ディスク1が押圧力に応じて退動することが
できず、当該コンタクトロールに架けられたテキスチャ
テープと接したディスク板面が強くテキスチャ処理さ
れ、テキスチャムラが生じる。
【0009】本発明は、かかる問題点を解決し、テキス
チャムラを小さくすることを第1の目的とする。
チャムラを小さくすることを第1の目的とする。
【0010】ところで、第7,8図のように2対のコン
タクトロール4a〜4bを配置し、各コンタクトロール
対に向ってそれぞれスラリーフィードパイプ5からスラ
リーを供給する場合、コンタクトロール4c,4dのサ
イドにあってはスラリーフィードパイプ5からのスラリ
ー吐出方向がディスク板面の回転方向に沿うものとなっ
ており、スラリーはディスク板面から飛散しにくいが、
コンタクトロール4a,4bのサイドにあってはスラリ
ーフィードパイプ5からのスラリー吐出方向がディスク
板面の回転方向と反対方向となるため、ディスク板面に
供給されたスラリーが該板面から飛散し易い。
タクトロール4a〜4bを配置し、各コンタクトロール
対に向ってそれぞれスラリーフィードパイプ5からスラ
リーを供給する場合、コンタクトロール4c,4dのサ
イドにあってはスラリーフィードパイプ5からのスラリ
ー吐出方向がディスク板面の回転方向に沿うものとなっ
ており、スラリーはディスク板面から飛散しにくいが、
コンタクトロール4a,4bのサイドにあってはスラリ
ーフィードパイプ5からのスラリー吐出方向がディスク
板面の回転方向と反対方向となるため、ディスク板面に
供給されたスラリーが該板面から飛散し易い。
【0011】本発明は、かかるスラリーの飛散を防止す
ることを第2の目的とする。
ることを第2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のテキスチャ装置
は、ディスクを保持して該ディスクの軸心回りに回転さ
せる回転装置と、該ディスクの板面に対峙して配置され
たコンタクトロールと、該コンタクトロールを支承する
支承装置と、該コンタクトロールに架けられており、前
記ディスクに接しているテキスチャテープと、該ディス
クの板面に向かってスラリーを供給するスラリーフィー
ドパイプとを有するテキスチャ装置において、該コンタ
クトロールをディスクを挟んで1対のみ配置し、各コン
タクトロールに架けられた合計2本のテキスチャテープ
のみが該ディスクに接するようにしたことを特徴とする
ものである。
は、ディスクを保持して該ディスクの軸心回りに回転さ
せる回転装置と、該ディスクの板面に対峙して配置され
たコンタクトロールと、該コンタクトロールを支承する
支承装置と、該コンタクトロールに架けられており、前
記ディスクに接しているテキスチャテープと、該ディス
クの板面に向かってスラリーを供給するスラリーフィー
ドパイプとを有するテキスチャ装置において、該コンタ
クトロールをディスクを挟んで1対のみ配置し、各コン
タクトロールに架けられた合計2本のテキスチャテープ
のみが該ディスクに接するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0013】かかるテキスチャ装置においては、コンタ
クトロールの対をディスクの一方のサイドにのみ配置し
たことにより、コンタクトロールの押圧力が不均等なと
きにはそれに合せてディスクがスピンドル軸心線方向に
移動するようになる。このため、ディスクとテープとが
均一に接触するようになり、テキスチャムラが防止され
る。
クトロールの対をディスクの一方のサイドにのみ配置し
たことにより、コンタクトロールの押圧力が不均等なと
きにはそれに合せてディスクがスピンドル軸心線方向に
移動するようになる。このため、ディスクとテープとが
均一に接触するようになり、テキスチャムラが防止され
る。
【0014】本発明では、前記ディスクの板面が鉛直方
向となるようにディスクを前記回転装置に保持させ、前
記1対のコンタクトロールをそれらの軸心が略水平方向
となるようにディスクの中心の側方に配置し、該コンタ
クトロールに架けられたテキスチャテープとディスクと
の接触面におけるディスク回転方向が下向きとなるよう
にディスクを回転させ、前記スラリーフィードパイプか
らのスラリーが該テキスチャテープとディスクとの接触
面の上方のディスク板面に供給されるようにスラリーフ
ィードパイプを配置することが好ましい。
向となるようにディスクを前記回転装置に保持させ、前
記1対のコンタクトロールをそれらの軸心が略水平方向
となるようにディスクの中心の側方に配置し、該コンタ
クトロールに架けられたテキスチャテープとディスクと
の接触面におけるディスク回転方向が下向きとなるよう
にディスクを回転させ、前記スラリーフィードパイプか
らのスラリーが該テキスチャテープとディスクとの接触
面の上方のディスク板面に供給されるようにスラリーフ
ィードパイプを配置することが好ましい。
【0015】このように構成することにより、テキスチ
ャテープとディスクとの接触面において、スラリーの供
給方向を常にディスクの回転方向と合致させることがで
き、これによりスラリーの飛散が防止されるようにな
る。
ャテープとディスクとの接触面において、スラリーの供
給方向を常にディスクの回転方向と合致させることがで
き、これによりスラリーの飛散が防止されるようにな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。第1図は実施の形態に係るテ
キスチャ装置を備えたディスク処理装置の全体構成を示
す斜視図、第2図は同正面図である。第3図はテキスチ
ャ装置の正面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面
図、第5図はスピンドルを回転させるための動力伝達機
構を示す斜視図、第6図はテキスチャテープとディスク
との接触状態を示す斜視図である。
の形態について説明する。第1図は実施の形態に係るテ
キスチャ装置を備えたディスク処理装置の全体構成を示
す斜視図、第2図は同正面図である。第3図はテキスチ
ャ装置の正面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面
図、第5図はスピンドルを回転させるための動力伝達機
構を示す斜視図、第6図はテキスチャテープとディスク
との接触状態を示す斜視図である。
【0017】第1,2図に示す通り、ディスク1はケー
ス12に収容されてディスク供給装置10に搬入され
る。このケース12内のディスク1は、移載装置14に
よってガイドレール16に供給される。このガイドレー
ル16は上下1対設けられており、ディスク1はこのガ
イドレール16に沿って第1,2図の右方向に転動す
る。なお、このガイドレール16は、第1,2図の右方
向に向かって緩い下り勾配を有すると共に、このガイド
レール16に沿って右方向に水を流出させる水流出ノズ
ルが設けられており、ディスク1はこの水から右方向の
力を受けることによりガイドレール16に沿って移動す
るようになっている。なお、後述のガイドレール26も
同様の構成のものとなっている。
ス12に収容されてディスク供給装置10に搬入され
る。このケース12内のディスク1は、移載装置14に
よってガイドレール16に供給される。このガイドレー
ル16は上下1対設けられており、ディスク1はこのガ
イドレール16に沿って第1,2図の右方向に転動す
る。なお、このガイドレール16は、第1,2図の右方
向に向かって緩い下り勾配を有すると共に、このガイド
レール16に沿って右方向に水を流出させる水流出ノズ
ルが設けられており、ディスク1はこの水から右方向の
力を受けることによりガイドレール16に沿って移動す
るようになっている。なお、後述のガイドレール26も
同様の構成のものとなっている。
【0018】ガイドレール16に沿って移動してきたデ
ィスク1は、ディスク着脱装置18によってテキスチャ
装置20のスピンドル58に装着される。このテキスチ
ャ装置20は、インデックステーブル22に合計4本の
スピンドル58を周方向4等分位置に備えたものであ
り、このインデックステーブル22は90°ずつ間欠的
に回動される。
ィスク1は、ディスク着脱装置18によってテキスチャ
装置20のスピンドル58に装着される。このテキスチ
ャ装置20は、インデックステーブル22に合計4本の
スピンドル58を周方向4等分位置に備えたものであ
り、このインデックステーブル22は90°ずつ間欠的
に回動される。
【0019】インデックステーブル22は、その板面が
鉛直となるように設置されており、スピンドル58が6
時の位置に来たときにディスク着脱装置18によってデ
ィスク1が着脱される。このディスク1は、次いで9時
の位置に移動し、コンタクトロール4(4a,4b)に
架けられたテキスチャテープ3と接触し、テキスチャ処
理を受ける。ディスク1は、その後12時の位置を経て
3時の位置に移動し、再びコンタクトロール4(4c,
4d)に架けられたテキスチャテープ3と接触し、テキ
スチャ処理を受ける。その後、ディスク1は6時の位置
に戻り、ディスク着脱装置18によって取り外され、ガ
イドレール16に戻される。
鉛直となるように設置されており、スピンドル58が6
時の位置に来たときにディスク着脱装置18によってデ
ィスク1が着脱される。このディスク1は、次いで9時
の位置に移動し、コンタクトロール4(4a,4b)に
架けられたテキスチャテープ3と接触し、テキスチャ処
理を受ける。ディスク1は、その後12時の位置を経て
3時の位置に移動し、再びコンタクトロール4(4c,
4d)に架けられたテキスチャテープ3と接触し、テキ
スチャ処理を受ける。その後、ディスク1は6時の位置
に戻り、ディスク着脱装置18によって取り外され、ガ
イドレール16に戻される。
【0020】ガイドレール16を第1,2図の右方向に
移動したディスク1は、移載装置24によって仕上げ装
置30のガイドレール26に送り込まれる。ガイドレー
ル26を移動したディスク1は、ディスク着脱装置28
によってインデックステーブル32のスピンドル34に
装着される。このインデックステーブル32も、4本の
スピンドル34を備え、90°ずつ間欠的に回動され
る。
移動したディスク1は、移載装置24によって仕上げ装
置30のガイドレール26に送り込まれる。ガイドレー
ル26を移動したディスク1は、ディスク着脱装置28
によってインデックステーブル32のスピンドル34に
装着される。このインデックステーブル32も、4本の
スピンドル34を備え、90°ずつ間欠的に回動され
る。
【0021】6時の位置にてスピンドル34にディスク
1が装着され、9時の位置に移動し、ディスク1が不織
布等からなるクリーニングテープ36と接触する。な
お、クリーニングテープ36はコンタクトロール38に
架けられてている。このクリーニングテープ36は、テ
キスチャテープ3と同様にごくゆっくりとした速度で送
られる。ディスク1は、スピンドル34によって高速で
回転される。このクリーニングテープ36と接触するこ
とにより、テキスチャ処理時に生じた擦過切削粉等が除
去される。
1が装着され、9時の位置に移動し、ディスク1が不織
布等からなるクリーニングテープ36と接触する。な
お、クリーニングテープ36はコンタクトロール38に
架けられてている。このクリーニングテープ36は、テ
キスチャテープ3と同様にごくゆっくりとした速度で送
られる。ディスク1は、スピンドル34によって高速で
回転される。このクリーニングテープ36と接触するこ
とにより、テキスチャ処理時に生じた擦過切削粉等が除
去される。
【0022】ディスク1は、その後12時の位置を経て
3時の位置に移動し、再びクリーニングテープ36にて
クリーニング処理を受け、その後6時の位置に戻り、デ
ィスク着脱装置28によってガイドレール26に戻され
る。
3時の位置に移動し、再びクリーニングテープ36にて
クリーニング処理を受け、その後6時の位置に戻り、デ
ィスク着脱装置28によってガイドレール26に戻され
る。
【0023】上記の説明はテキスチャー工程を2段、ク
リーニング(仕上)工程を2段としたが、仕上げ装置3
0の前段のテープをテキスチャーテープとし、テキスチ
ャー工程を3段とし、クリーニング工程を1段とした
り、テキスチャー工程とクリーニング工程との間に他の
工程を入れることも任意である。
リーニング(仕上)工程を2段としたが、仕上げ装置3
0の前段のテープをテキスチャーテープとし、テキスチ
ャー工程を3段とし、クリーニング工程を1段とした
り、テキスチャー工程とクリーニング工程との間に他の
工程を入れることも任意である。
【0024】ディスク1は、その後ガイドレール26を
第1,2図の右方向に移動し、移載装置40によって次
の工程に送られる。
第1,2図の右方向に移動し、移載装置40によって次
の工程に送られる。
【0025】なお、前記コンタクトロール4はモータ4
2によって駆動され、テキスチャテープ3はモータ44
によって巻き取り駆動される。コンタクトロール38は
モータ46によって回転され、クリーニングテープ36
はモータ48によって巻き取り駆動される。
2によって駆動され、テキスチャテープ3はモータ44
によって巻き取り駆動される。コンタクトロール38は
モータ46によって回転され、クリーニングテープ36
はモータ48によって巻き取り駆動される。
【0026】次に、このテキスチャ装置20の構成につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0027】マシンフレーム50にインデックス駆動モ
ータ52及びカムユニット54が設置されており、この
カムユニット54から前方に延出するインデックス軸5
6の先端に前記インデックステーブル22が固定されて
いる。このインデックステーブル22はベアリング57
によってマシンフレーム50に支持されている。このイ
ンデックステーブル22に前記スピンドル58が軸受5
9を介して支持されている。各スピンドル58の後端に
プーリ75が固着されている。
ータ52及びカムユニット54が設置されており、この
カムユニット54から前方に延出するインデックス軸5
6の先端に前記インデックステーブル22が固定されて
いる。このインデックステーブル22はベアリング57
によってマシンフレーム50に支持されている。このイ
ンデックステーブル22に前記スピンドル58が軸受5
9を介して支持されている。各スピンドル58の後端に
プーリ75が固着されている。
【0028】マシンフレーム50内にこのスピンドル5
8を回転駆動するための第1モータ61と第2モータ6
2が設置されている。
8を回転駆動するための第1モータ61と第2モータ6
2が設置されている。
【0029】前記インデックス軸56に第1中空軸64
が外嵌し、この第1中空軸64に第2中空軸66が外嵌
している。第1中空軸64に第1中央プーリ71と第3
中央プーリ73が固着されており、第1中央プーリ71
と前記第1モータ61のプーリ61aとの間に第1ベル
ト81が架け渡されている。
が外嵌し、この第1中空軸64に第2中空軸66が外嵌
している。第1中空軸64に第1中央プーリ71と第3
中央プーリ73が固着されており、第1中央プーリ71
と前記第1モータ61のプーリ61aとの間に第1ベル
ト81が架け渡されている。
【0030】第2中空軸66には第2中央プーリ72と
第4中央プーリ74が固着されており、第2中央プーリ
72と第2モータ62のプーリ62aとの間に第2ベル
ト82が架け渡されている。
第4中央プーリ74が固着されており、第2中央プーリ
72と第2モータ62のプーリ62aとの間に第2ベル
ト82が架け渡されている。
【0031】前記第1中空軸64の先端側に固着された
第3中央プーリ73と、スピンドル58a,58cの後
端のプーリ75a,75c間に第3ベルト83が架け渡
されている。この第3ベルト83は両刃型タイミングベ
ルトであり、プーリ75cに対してはベルト83の内側
面の歯が係合し、プーリ75aに対してはベルト83の
外側面の歯が係合している。従って、プーリ75a,7
5cは互いに反対方向に回転する。
第3中央プーリ73と、スピンドル58a,58cの後
端のプーリ75a,75c間に第3ベルト83が架け渡
されている。この第3ベルト83は両刃型タイミングベ
ルトであり、プーリ75cに対してはベルト83の内側
面の歯が係合し、プーリ75aに対してはベルト83の
外側面の歯が係合している。従って、プーリ75a,7
5cは互いに反対方向に回転する。
【0032】前記第2中空軸66の先端側に固着された
第4中央プーリ74と、前記スピンドル58b,58d
の後端のプーリ75b,75dの間に第4ベルト84が
架け渡されている。この第4ベルト84も両刃型タイミ
ングベルトであり、このベルト84の内側面の歯がプー
リ75bと係合し、外側面の歯がプーリ75dと係合し
ている。従って、プーリ75b,75dも互いに反対方
向に回転する。
第4中央プーリ74と、前記スピンドル58b,58d
の後端のプーリ75b,75dの間に第4ベルト84が
架け渡されている。この第4ベルト84も両刃型タイミ
ングベルトであり、このベルト84の内側面の歯がプー
リ75bと係合し、外側面の歯がプーリ75dと係合し
ている。従って、プーリ75b,75dも互いに反対方
向に回転する。
【0033】なお、前記第3ベルト83はテンションプ
ーリ76とガイドプーリ77,78,79によって案内
され、第4ベルト84はテンションプーリ86とガイド
プーリ87,88,89によってガイドされている。
ーリ76とガイドプーリ77,78,79によって案内
され、第4ベルト84はテンションプーリ86とガイド
プーリ87,88,89によってガイドされている。
【0034】このように構成されたテキスチャ装置20
においては、前記の通り6時の位置にあるスピンドル5
8にディスク1が装着され、このディスク1は9時の位
置及び3時の位置にてそれぞれテキスチャテープ3によ
ってテキスチャ処理を受ける。第3図の状態にあって
は、スピンドル58aに対しディスク1の着脱が行わ
れ、スピンドル58b,58dに装着されたスピンドル
がテキスチャ処理を受けている。
においては、前記の通り6時の位置にあるスピンドル5
8にディスク1が装着され、このディスク1は9時の位
置及び3時の位置にてそれぞれテキスチャテープ3によ
ってテキスチャ処理を受ける。第3図の状態にあって
は、スピンドル58aに対しディスク1の着脱が行わ
れ、スピンドル58b,58dに装着されたスピンドル
がテキスチャ処理を受けている。
【0035】なお、モータ61,62は、それらによっ
て駆動されるスピンドルが6時及び12時の位置にある
ときには停止している。また、このモータ61,62
は、9時の位置にあるスピンドルを反時計方向に回転さ
せ、3時の位置にあるスピンドル58を時計方向に回転
させる。第5図(a)の状態にあっては、従って第2モ
ータ62は時計方向に回転している。スピンドル58b
が3時の位置になるように第5図(a)状態からインデ
ックス軸56が180°回転したときには、第2モータ
62は反時計方向に回転する。同様に、第5図(b)に
示すスピンドル58cが9時の位置に来たときには、第
1モータ61は時計方向に回転し、該スピンドル58c
が3時の位置に来たときには、第1モータ61は反時計
方向に回転する。
て駆動されるスピンドルが6時及び12時の位置にある
ときには停止している。また、このモータ61,62
は、9時の位置にあるスピンドルを反時計方向に回転さ
せ、3時の位置にあるスピンドル58を時計方向に回転
させる。第5図(a)の状態にあっては、従って第2モ
ータ62は時計方向に回転している。スピンドル58b
が3時の位置になるように第5図(a)状態からインデ
ックス軸56が180°回転したときには、第2モータ
62は反時計方向に回転する。同様に、第5図(b)に
示すスピンドル58cが9時の位置に来たときには、第
1モータ61は時計方向に回転し、該スピンドル58c
が3時の位置に来たときには、第1モータ61は反時計
方向に回転する。
【0036】第2,6図に示すように、9時の位置にあ
るディスク1においては、開口1aの左側にのみコンタ
クトロール4a,4bが配置される。そして、このコン
タクトロール4a,4bの上方からスラリーフィードパ
イプ5を介してスラリーが供給される。従って、フィー
ドパイプ5からのスラリーの供給方向がディスク1の板
面の回転方向に合致するようになり、スラリーの飛散が
防止される。同様に、インデックステーブル22の3時
の位置にあるディスク1においては、開口1aの右側に
のみコンタクトロール4c,4dが配置され、このコン
タクトロール4c,4dの上方にスラリーフィードパイ
プ5からスラリーが供給される。ディスク1が時計方向
に回転することにより、このフィードパイプ5から供給
されるスラリーの飛散が防止される。
るディスク1においては、開口1aの左側にのみコンタ
クトロール4a,4bが配置される。そして、このコン
タクトロール4a,4bの上方からスラリーフィードパ
イプ5を介してスラリーが供給される。従って、フィー
ドパイプ5からのスラリーの供給方向がディスク1の板
面の回転方向に合致するようになり、スラリーの飛散が
防止される。同様に、インデックステーブル22の3時
の位置にあるディスク1においては、開口1aの右側に
のみコンタクトロール4c,4dが配置され、このコン
タクトロール4c,4dの上方にスラリーフィードパイ
プ5からスラリーが供給される。ディスク1が時計方向
に回転することにより、このフィードパイプ5から供給
されるスラリーの飛散が防止される。
【0037】更に、この第6図から明らかな通り、1対
のコンタクトロール4a,4b又は4c,4dが開口1
aの左側又は右側の一方にのみ配置されている。従っ
て、コンタクトロール4a,4bの押圧力が等しくない
場合にはそれに合せてディスク1が逃げるようになり、
ディスク1の両板面にテキスチャテープ3を均等に押し
付け、両板面を均一にテキスチャ処理することが可能と
なる。
のコンタクトロール4a,4b又は4c,4dが開口1
aの左側又は右側の一方にのみ配置されている。従っ
て、コンタクトロール4a,4bの押圧力が等しくない
場合にはそれに合せてディスク1が逃げるようになり、
ディスク1の両板面にテキスチャテープ3を均等に押し
付け、両板面を均一にテキスチャ処理することが可能と
なる。
【0038】
【発明の効果】以上の通り、本発明のテキスチャ装置に
よると、ディスクの表裏両面にテキスチャテープを均等
に押し当て、均一にテキスチャ処理することが可能とな
る。
よると、ディスクの表裏両面にテキスチャテープを均等
に押し当て、均一にテキスチャ処理することが可能とな
る。
【0039】なお、請求項2のテキスチャ装置によれ
ば、スラリーフィードパイプから供給されたスラリーの
飛散を防止することもできる。また、スラリー飛散を防
止することにより、ディスクへのスラリー供給量が一定
のものとなり、均一に且つ所定の粗さとなるようにテキ
スチャ処理することが可能となる。
ば、スラリーフィードパイプから供給されたスラリーの
飛散を防止することもできる。また、スラリー飛散を防
止することにより、ディスクへのスラリー供給量が一定
のものとなり、均一に且つ所定の粗さとなるようにテキ
スチャ処理することが可能となる。
【図1】実施の形態に係るテキスチャ装置を備えたディ
スク処理装置の全体構成を示す斜視図である。
スク処理装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1のディスク処理装置の正面図である。
【図3】テキスチャ装置の正面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】スピンドルを駆動するための動力伝達系統を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】実施の形態におけるディスクとテキスチャテー
プとの関係を示す斜視図である。
プとの関係を示す斜視図である。
【図7】従来例におけるディスクとテキスチャテープと
の係合関係を示す斜視図である。
の係合関係を示す斜視図である。
【図8】図7の従来例を示す平面図である。
1 ディスク 2,5 スラリーフィードパイプ 4(4a,4b,4c,4d) コンタクトロール 10 ディスク供給装置 20 テキスチャ装置 22 インデックステーブル 30 仕上げ装置 52 インデックス駆動モータ 54 カムユニット 58(58a,58b,58c,58d) スピンドル 61,62 モータ 61a,62a プーリ 64,66 中空軸 71,72,73,74 中央プーリ 75(75a,75b,75c,75d) プーリ 81,82,83,84 ベルト
Claims (2)
- 【請求項1】 ディスクを保持して該ディスクの軸心回
りに回転させる回転装置と、 該ディスクの板面に対峙して配置されたコンタクトロー
ルと、 該コンタクトロールを支承する支承装置と、 該コンタクトロールに架けられており、前記ディスクに
接しているテキスチャテープと、 該ディスクの板面に向かってスラリーを供給するスラリ
ーフィードパイプとを有するテキスチャ装置において、 該コンタクトロールをディスクを挟んで1対のみ配置
し、各コンタクトロールに架けられた合計2本のテキス
チャテープのみが該ディスクに接するようにしたことを
特徴とするテキスチャ装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ディスクの板面
が鉛直方向となるようにディスクを前記回転装置に保持
させ、 前記1対のコンタクトロールをそれらの軸心が略水平方
向となるようにディスクの中心の側方に配置し、 該コンタクトロールに架けられたテキスチャテープとデ
ィスクとの接触面におけるディスク回転方向が下向きと
なるようにディスクを回転させ、 前記スラリーフィードパイプからのスラリーが該テキス
チャテープとディスクとの接触面の上方のディスク板面
に供給されるようにスラリーフィードパイプを配置した
ことを特徴とするテキスチャ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28078296A JPH10124863A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | テキスチャ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28078296A JPH10124863A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | テキスチャ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10124863A true JPH10124863A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17629888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28078296A Pending JPH10124863A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | テキスチャ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10124863A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114473766A (zh) * | 2022-02-22 | 2022-05-13 | 江苏沂人智能制造科技有限公司 | 一种金属管件外壁自动化抛光机 |
-
1996
- 1996-10-23 JP JP28078296A patent/JPH10124863A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114473766A (zh) * | 2022-02-22 | 2022-05-13 | 江苏沂人智能制造科技有限公司 | 一种金属管件外壁自动化抛光机 |
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