JPH10124839A - 磁気ヘッドスライダ - Google Patents

磁気ヘッドスライダ

Info

Publication number
JPH10124839A
JPH10124839A JP28044396A JP28044396A JPH10124839A JP H10124839 A JPH10124839 A JP H10124839A JP 28044396 A JP28044396 A JP 28044396A JP 28044396 A JP28044396 A JP 28044396A JP H10124839 A JPH10124839 A JP H10124839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
slider
head
bare chip
chip substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28044396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2806378B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Okumura
俊之 奥村
Hiroo Karube
博夫 軽部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP28044396A priority Critical patent/JP2806378B2/ja
Publication of JPH10124839A publication Critical patent/JPH10124839A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2806378B2 publication Critical patent/JP2806378B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録再生時に生じやすい使用周波数帯域の狭
帯域化を有効に抑制すると共に、S/N比の低下を抑制
して装置全体に信頼性向上を図った磁気ヘッドスライダ
を提供すること。 【解決手段】 サスペンション100の先端部に装備さ
れたスライダ本体1と、このスライダ本体1の一端面に
装備された磁気ヘッド2とを備え、この磁気ヘッド2を
薄膜状に作成して成る磁気ヘッドスライダにおいて、ス
ライダ本体1上に、樹脂層3を介してシリコンベアチッ
プ基板4を積層すると共に、このシリコンベアチップ基
板4上に、薄膜プロセスにて作製した記録再生用のヘッ
ドアンプ回路を装備する。そして、このヘッドアンプ回
路と磁気ヘッド2とを直接接続する接続回路10を、上
記樹脂層3内に設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
に使用される磁気ヘッドに係り、特に記録再生アンプと
一体化された磁気ヘッドスライダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置では、図11に
示すように記録ディスク101に対して記録再生を行う
磁気ヘッド102を設けたスライダ103がサスペンシ
ョン104に装着され、このサスペンション104が、
取付けアーム105及びキャリッジ106から成るアク
チュエータ部107に取りつけられている。
【0003】このアクチュエータ部107には、記録再
生信号を増幅するヘッドアンプ108が装備されてい
る。
【0004】そして、磁気ディスク101の回転によ
り、磁気ディスク101の面より磁気ヘッドスライダ1
03を浮上させ、キャリッジ106の回転によりアーム
105を揺動させて磁気ヘッド102を磁気ディスク1
01の半径方向の所望の位置に移動させ、これによっ
て、磁気ディスク101の面上に所定の情報の記録又は
再生が行われるようになっている。
【0005】記録信号及び再生信号用の信号線は、微細
線109及びフレキシブルプリント配線板(FPC)1
10を用いて配線装備され、磁気ヘッド102を設けた
ヘッドスライダ103からサスペンション104及びア
クチュエータ107を経由して、ヘッドアンプ108に
接続されている。
【0006】近年の磁気ディスク装置では、装置の大容
量化及び転送速度の向上に伴い、記録再生信号に対して
ますます広帯域化及び高速化の要求が高まっている。
【0007】一方、再生信号は、高密度になるに従い再
生出力が微小化すると同時に使用する周波数帯域が拡大
するため、S/N比(感度/雑音の割合)が低下する。
この場合、再生信号は、磁気ヘッド102からフレキシ
ブルプリント配線板(FPC)110を経てヘッドアン
プ108へ伝達されるが、かかる状況下にあっても十分
なビットエラーレートを確保するため、この微弱な再生
信号に混入する回路ノイズ及び外乱ノイズを低減する方
法が、種々提案されている。
【0008】例えば、特開平4−47511号公報で
は、複数の磁気抵抗型薄膜磁気ヘッドが設けられたヘッ
ドチップ対して、磁気抵抗型薄膜磁気ヘッドと同数のト
ランスと増幅用ICとを表面実装したチップおよびフレ
キシブルプリント配線板(FPC)を接着し、各々をワ
イヤボンディング等で電気的に接続した後、これらを樹
脂モールドすることにより磁気ヘッドを得るという手法
が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のハードディスク
装置の構成では、第一の問題点として、再生アンプの使
用可能帯域が狭帯域化し、或いはノイズが増加し、再生
信号の品質劣化,即ち,S/N比の低下をもたらす。こ
のため、エラーレートが劣化して装置の信頼性及び高速
性を低下させるという不都合があった。
【0010】その理由は、磁気ヘッドからヘッドアンプ
までの微細線及びFPCを用いた配線が、ヘッドスライ
ダからサスペンション及びアクチュエータを経由するた
め、最低でも数cmと長く、微小な記録再生信号を取り
扱う際には無視できない寄生容量及びインダクタンスが
発生するためである。
【0011】更に、この長い配線がアンテナとして働く
ため、外部ノイズの影響を受けやすいという不都合が生
じていた。
【0012】第二の問題点は、記録時には記録電流の反
転時間が増加し、磁気ディスク上への所望の磁化反転間
隔が実現できないという不都合があった。このため、非
線型歪み等が生じ易く、高密度記録の実現に対しては重
大な障害となっていた。
【0013】その理由は、第一の問題点と同様に、磁気
ヘッドからヘッドアンプまでの配線の長さのため、寄生
容量やインダクタンスによる時定数に応じて、記録電流
の過渡応答が劣化するためである。
【0014】更に、第三の問題点は、磁気ディスクに対
するヘッド浮上が不安定になり、またアームの揺動によ
り磁気ヘッドを磁気ディスクの半径方向の所望の位置に
高速で移動することができず、装置の信頼性,高速性を
損なう問題が生じている。その理由は、磁気抵抗効果型
薄膜磁気ヘッドチップにICなどを実装したチップを付
け加えるため、ヘッドスライダが大型化し質量が増加す
るためである。
【0015】又、第四の問題点は、従来の構成では磁気
ヘッドのコストが増大するという不都合があった。その
理由は、複数のチップを接続しモールドする工程が必要
なため、磁気ヘッド作業工程が複雑になりそれだけ工程
数が増加し、このため生産性が低い点に起因している。
【0016】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、記録再生時に生じやすい使用周波数
帯域の狭帯域化を有効に抑制すると共に、S/N比の低
下を抑制し、これによって装置全体に信頼性向上を図っ
た磁気ヘッドスライダを提供することを、その目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、サスペンションの先端部
に装備されたスライダ本体と、このスライダ本体の一端
面に装備された磁気ヘッドとを備え、この磁気ヘッドを
薄膜状に作成して成る磁気ヘッドスライダにおいて、ス
ライダ本体上に、樹脂層を介してシリコンベアチップ基
板を積層すると共に、このシリコンベアチップ基板上
に、薄膜プロセスにて作製した記録再生用のヘッドアン
プ回路を装備する。そして、このヘッドアンプ回路と前
述した磁気ヘッドとを直接接続する接続回路を、樹脂層
内に設け、これによって磁気ヘッドおよびヘッドアンプ
回路とを一体化する、という構成を採っている。
【0018】このため、この請求項1記載の発明では、
磁気ヘッドとヘッドアンプ部とが直接接続されて両者の
接続配線長さに起因する寄生容量やインダクタンスが最
小限に抑制されるので、再生時には外乱ノイズの低減,
および低ノイズ化が実現され、更に、これを装備したデ
ィスク装置の使用記録再生帯域の狭帯域化を有効に抑制
することができ、このため、S/N比の低下を抑制でき
るばかりでなく、記録時には高速な記録電流反転が確保
されるため、所望の磁化反転間隔が実現され、非線型歪
みなどを低減でき、この結果、これを装備した磁気ディ
スク装置の信頼性を確保することができる。
【0019】請求項2記載の発明では、上記請求項1記
載の発明を具体化したもので、スライダ本体のスライダ
浮上面とは反対側の面に、樹脂層を介してシリコンベア
チップ基板を積層すると共に、このシリコンベアチップ
基板上に、薄膜プロセスにて作製した記録再生用のヘッ
ドアンプ回路を装備する。そして、このヘッドアンプ回
路と前記磁気ヘッドとを直接接続する接続回路を、前述
した樹脂層内に設け、これによって、磁気ヘッドおよび
ヘッドアンプ回路とを一体化する、という構成を採って
いる。
【0020】このため、この請求項2記載の発明では、
前述した請求項1記載の発明と同等に機能するほか、ヘ
ッドアンプ回路をスライダ本体に積層したので、スライ
ダ本体の大きさを変えることなくヘッドアンプ回路をス
ライダ本体に一体化することができ、高感度の情報記録
又は読み出しを実行することが可能となる。
【0021】請求項3記載の発明では、上記請求項1記
載の発明を具体化したもので、スライダ本体の一端面
に、樹脂層を介してシリコンベアチップ基板を積層する
と共に、このシリコンベアチップ基板上に、薄膜プロセ
スにて作製した記録再生用のヘッドアンプ回路を装備す
る。そして、このヘッドアンプ回路と前記磁気ヘッドと
を直接接続する接続回路を、前述した樹脂層内に設け、
これによって、磁気ヘッドおよびヘッドアンプ回路とを
一体化する、という構成を採っている。
【0022】このため、この請求項3記載の発明では、
前述した請求項1記載の発明と同等に機能するほか、ス
ライダ本体の厚さを変えることなく前述した従来例のも
のと同一の厚さを維持することができ、このため、安定
した浮上状態を維持することができ、更にスライダ本体
の一端部に磁気ヘッドを覆ってヘッドアンプ回路を備え
たシリコンベアチップ基板を装備したので、磁気ヘッド
を長期にわたって保護することができ、当該磁気ヘッド
の耐久性向上を図ることができる。
【0023】請求項4記載の発明では、上述した接続回
路を、シリコンベアチップ基板側のヘッドアンプ回路の
入力配線とスライダ本体側の磁気ヘッド用配線に対応し
てそれぞれ樹脂層の両面に設けられた一方と他方の導電
性パッドと当該各導電性パッドを接続する導電性部材か
ら成る突起及び直接部材とにより構成する、という構成
をとっている。
【0024】このため、この請求項4記載の発明では、
前述した請求項1,2又は3記載の各発明と同等に機能
するほか、配線ケーブルを用いることなく磁気ヘッドと
シリコンベアチップ基板側のヘッドアンプ回路とを接続
することができ、外部から入る込むノイズを大幅に低減
することが可能となる。請求項5記載の発明では、上述
したサスペンションに、シリコンベアチップ基板側のヘ
ッドアンプ回路を外部に配設された信号処理系及び制御
系に連結するフレキシブルプリント配線板を装備する、
という構成をとっている。
【0025】このため、この請求項5記載の発明では、
前述した請求項1,2,3又は4記載の発明と同等に機
能するほか、更に、スライダ本体部分における個別の配
線ケーブルが一切不要となり、かかる点においてスライ
ダ本体部分の安定動作を確保することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)以下、本発明の第1の実施形態を図
1乃至図2に基づいて説明する。
【0027】この図1乃至図2において、磁気ヘッドス
ライダは、サスペンション100の先端部に装備された
スライダ本体1と、このスライダ本体1の一端面に装備
された磁気ヘッド2とを備えている。この磁気ヘッド2
は、薄膜作製工程にて薄膜状に作成されている。
【0028】スライダ本体1上には、樹脂層3を介して
シリコンベアチップ基板4が積層されている。具体的に
は、図1乃至図2に示すようにスライダ本体1のスライ
ダ浮上面(図1の下面)とは反対側の面に、樹脂層3を
介してシリコンベアチップ基板4が積層されている。こ
のシリコンベアチップ基板4上には、薄膜プロセスにて
作製した記録再生用のヘッドアンプ回路が装備されてい
る。そして、このヘッドアンプ回路と磁気ヘッド2とを
直接接続する接続回路10が、前述した樹脂層3内に組
み込まれている。
【0029】これを更に詳述すると、磁気ヘッド2が設
けられたスライダ本体1には、当該スライダ本体1の背
面と同一寸法のシリコンベアチップ基板4が積層されて
いる。このシリコンベアチップ基板4には初段ヘッドア
ンプ回路が設けられ、この初段ヘッドアンプ回路が前述
した磁気ヘッド2と電気的に接続され、樹脂層3によっ
て封止されている。
【0030】シリコンベアチップ基板4の上面(スライ
ダ本体1との接続面の反対側の面)4Aには、電源及び
次段の信号処理回路系と初段ヘッドアンプ回路とを接続
するための電源用および記録再生信号入出力用の少なく
とも六個の接続端子5が、スルーホール加工などにより
作製され、微細線6によりサスペンション100を経由
して電源及び次段の信号処理系とシリコンベアチップ基
板4に設けられたヘッドアンプ回路とが接続される。
【0031】次に、スライダ本体1とシリコンベアチッ
プ基板4との電気的な接続について詳細に説明する。
【0032】図2は、図1中の矢印Aからみた本実施形
態におけるスライダ本体1とシリコンベアチップ基板4
との電気的な接続の構成例を示す概略説明図である。
【0033】この図2において、スライダ本体1の上
面,即ちABS(エアーベアリング面)の背面には、磁
気ヘッド2に接続され記録再生信号を入出力するための
Au(金)或いはAl等の金属からなる入出力パッド1
Pが、例えば0.1〜0.2〔mm〕の所定のピッチで
設けられている。
【0034】一方、初段ヘッドアンプ回路を設けたシリ
コンベアチップ基板4には、前述した入出力パッド1P
と直接接続できるように、当該入出力パッド1Pと同一
ピッチの入出力パッド4Pが設けられている。更に、こ
の入出力パッド4Pの先端部には、Au(金)或いはハ
ンダ等からなる接続用突起13が設けられている。ま
た、この接続用突起13に当接するハンダ或いは導電性
接着剤等から成る接続部材14が、前述したシリコンベ
アチップ基板4側の入出力パッド1Pに設けられてい
る。そして、この両入出力パッド1P,4Pと接続用突
起13と接続部材14とにより、前述した接続回路10
が構成されている。
【0035】この接続回路10は、図2では四つ設けら
れ、これらは樹脂等によって封止され樹脂層3を構成し
ている。これにより、磁気ヘッド2とヘッドアンプ回路
とが電気的に直接接続された磁気ヘッドスライダが形成
されることとなる。
【0036】尚、この図1乃至図2では、磁気ヘッドと
して磁気抵抗効果型磁気ヘッドを採用した場合を示した
ため、入出力パッド1P及び11は、記録ヘッド用及び
再生ヘッド各々2個とした合計4個の場合を例示した
が、磁気ヘッド2として誘導型磁気ヘッドを用いた場合
では、入出力パッド1P及び11は合計二個でよい。
【0037】次に、この第1の実施形態の動作について
説明する。まず、磁気ディスク等の記録媒体(図示せ
ず)に記録された磁気情報は、磁気ヘッド2により再生
電圧信号に変換され、検出される。
【0038】検出された再生信号は、磁気ヘッド2に続
された入出力パッド1P,11を含む接続回路10を経
由して、シリコンベアチップ基板20内のヘッドアンプ
回路へ供給される。そして、このヘッドアンプ回路にて
増幅された再生信号は、シリコンベアチップ基板4の上
面4Aに設けられた接続端子5から、ヘッドサスペンシ
ョン100上に配線された微細線9を経由して、次段の
信号処理系(図示せず)へ供給される。
【0039】一方、これとは逆に信号処理系(図示せ
ず)から供給された記録信号は、サスペンション100
と併設、配線された微細線9,接続端子5を経てシリコ
ンベアチップ基板4に設けられたヘッドアンプ回路に入
力される。そして、このヘッドアンプ回路によって記録
に要する記録電流の所定レベルに増幅された記録信号
は、シリコンベアチップ基板20の入出力パッド4P,
1Pを含む接続回路10を経由して磁気ヘッド2へ供給
される。
【0040】この記録信号は、磁気ヘッド2により電磁
変換され、磁気情報として記録媒体(図示せず)に記録
される。
【0041】ここで、シリコンベアチップ基板4に設け
られたヘッドアンプ回路を駆動させるための電源は、サ
スペンション100を介して配線された微細線9,接続
端子5を経てシリコンベアチップ基板4に供給される。
【0042】次に、上記第1実施形態の効果について説
明する。
【0043】この第1の実施形態では、磁気ヘッド2と
ヘッドアンプ回路とが、入出力パッド4P,1P及びハ
ンダ或いは導電性接着剤等により電気的に接続されてい
るため、配線の長さを最小限に短く出来る。このため、
配線長さによる寄生容量,インダクタンスを低減するこ
とができ、再生信号におけるS/N比の劣化や、使用可
能な記録再生帯域の狭小化及び記録電流の反転時間の増
加を抑制することが可能となる。
【0044】また、スライダ本体1の背面と同一寸法の
初段ヘッドアンプ回路を設けたシリコンベアチップ基板
4が樹脂などによってスライダ本体1に封止され且つ接
続されて一体化されることから、接続線等を考慮した余
分なスペースが不要となり、これがため全体的に小型化
が可能となり、その結果、磁気ヘッドスライダ全体の浮
上姿勢が安定し、磁気ディスクの所定位置への移動が高
速で行うことが可能となる。
【0045】更に、ヘッドアンプ回路をシリコン基板上
に予め作製したシリコンベアチップ基板4と磁気ヘッド
2が設けられたスライダ本体1とを各々別個に作製し直
接接続することによって一体型スライダと成し得るの
で、特別な工程を付加することがない。このため、安価
に制作することが出来る。
【0046】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図3乃至図4に基づいて説明する。
【0047】まず、図3において、この第2の実施形態
は、前述した第1の実施形態の場合と同様に、磁気ヘッ
ド2が設けられたスライダ本体1を有し、このスライダ
本体1にはその背面(図3の上面)側に当該スライダ本
体1と同一寸法のシリコンベアチップ基板4(初段ヘッ
ドアンプ回路)が設けられている。そして、このコンベ
アチップ基板4と磁気ヘッド2とは、接続回路10を介
して電気的に接続されている。この接続回路10は、前
述した図2における接続回路10と同一に構成され樹脂
によって封止されて樹脂層3を成している。これによ
り、磁気ヘッド2とヘッドアンプ回路とが直接電気的に
接続された磁気ヘッドスライダが構成されることとな
る。
【0048】シリコンベアチップ基板4には、予め薄膜
プロセスによって記録再生系の記録アンプ及び初段増幅
器(磁気抵抗効果型ヘッドの場合にはセンス電流供給回
路)等から構成されている。また、シリコンベアチップ
基板4の図3における上面4Aには、電源及び次段の信
号処理回路系と初段ヘッドアンプ回路と接続するための
電源用及び記録再生信号入出力用の最低6個の入出力パ
ッド21Pがスルーホール加工などにより作製されてい
る。
【0049】更に、この第2の実施形態では、サスペン
ション100を経由したフレキシブルプリント配線板
(FPC)28を用いて、電源および次段の信号処理系
とシリコンベアチップ基板4に設けられたヘッドアンプ
回路とを接続するように構成されている。
【0050】ここで、フレキシブルプリント配線板(F
PC)28とシリコンベアチップ基板4との電気的な接
続(図3では省略)を図4に基づいて説明する。
【0051】図4は、図3において矢印A方向から見た
第2の実施形態におけるフレキシブルプリント配線板
(FPC)28とシリコンベアチップ基板4との電気的
接続の構成例を示す。
【0052】この図4において、FPC28のシリコン
ベアチップ基板4との接続面には、電源及び次段信号処
理回路(図示せず)と接続された記録再生信号を入力及
び出力するためのAu或いはAl等の金属からなる最低
6個の入出力パッド28Pが、所定のピッチ,例えば
0.1〜0.2〔mm〕で設けられている。そして、そ
れぞれの入出力パッド28PにはAu或いはハンダ等か
らなる接続用突起23が設けられている。
【0053】一方、初段ヘッドアンプ回路を設けたシリ
コンベアチップ基板4のFPC28との接続面には、前
述した入出力パッド21Pが設けられている。
【0054】そして、この各入出力パッド21P及び2
8Pが、その先端部に装着された導電性接着剤等の接続
部材24と接続用突起23部分とを介して相互に接続さ
れて接続回路20を成し、樹脂などで封止されて樹脂層
3が構成され、これによって、FPC28とシリコンベ
アチップ基板4とが直接電気的に接続された構成となっ
ている。
【0055】ここでは、接続用突起23がFPC28の
入出力パッド28Pに設けられた場合を述べたが、この
接続用突起23をシリコンベアチップ基板4の入出力パ
ッド21Pに設けてもよい。
【0056】次に、上記第2の実施形態(図3及び図
4)の動作について説明する。
【0057】まず、磁気ヘッド2からの再生信号が増幅
されてシリコンベアチップ基板4の入出力パッド1Pの
反対面4Aに設けられた入出力パッド21Pに至る動作
は、前述した第1の実施形態の場合と同様である。
【0058】そして、シリコンベアチップ基板4の初段
ヘッドアンプ回路で増幅された再生信号は、入出力パッ
ド21Pからハンダ或いは導電性接着剤等からなる接続
材料24,接続用突起23,入出力パッド28P,ヘッ
ドサスペンション100に併設されたフレキシブルプリ
ント配線板(FPC)28を経由して次段の信号処理系
(図示せず)へ供給される。
【0059】一方、図示しない信号処理系から供給され
た記録信号は、ヘッドサスペンション100に併設され
たFPC28から、入出力パッド28P,接続用突起2
3,接続部材24,入出力パッド21Pを経由して、シ
リコンベアチップ基板4に設けられたヘッドアンプ回路
に入力される。
【0060】ここで、ヘッドアンプ回路から磁気ヘッド
2を経て磁気ディスクに記録する動作は前述した第1の
実施形態の場合と同等である。
【0061】シリコンベアチップ基板4に設けられたヘ
ッドアンプ回路を駆動させるための電源は、ヘッドサス
ペンション100に併設されたFPC28から、接続回
路20を経由して、シリコンベアチップ基板4に設けら
れたヘッドアンプ回路に供給される。その他の構成は前
述した第1の実施形態の場合と同様となっている。
【0062】このようにしても、前述した第1の実施形
態の場合と同様の作用効果を有するほか、更に、ヘッド
サスペンション100、FPC28およびヘッドアンプ
を搭載したスライダ本体1とを一体化できるため、軽量
化および生産工程の簡略化が図れるという効果も有す
る。
【0063】(第3の実施形態)次に、第3の実施形態
を図5乃至図6に基づいて説明する。
【0064】まず、図5において、この第3の実施形態
は、前述した第1の実施形態の場合と同様に、サスペン
ション100の先端部に装備されたスライダ本体1と、
このスライダ本体1の一端面1aに薄膜状に作成され装
備された磁気ヘッド(図示せず)とを備えている。この
磁気ヘッドは、図5では省略されているが、前述した図
1における磁気ヘッド2と同一の位置に装備されてい
る。又、スライダ本体1の一端面には、樹脂層33を介
してシリコンベアチップ基板34が積層されている。こ
のシリコンベアチップ基板34上に、薄膜プロセスにて
作製した記録再生用のヘッドアンプ回路(図示せず)が
装備されている。そして、このヘッドアンプ回路と前述
した磁気ヘッドとを直接接続する接続回路30が、樹脂
によって封止されて前述した樹脂層33内に配設されて
いる(図6参照)。
【0065】この樹脂によって封止された接続回路30
の構成は前述した第1の実施形態の場合と同様となって
いる。
【0066】次に、スライダ本体1とシリコンベアチッ
プ基板4との電気的な接続を図6に基づいて説明する。
ここで、図6は、図5中の矢印B方向からみたスライダ
本体1とシリコンベアチップ基板4との電気的な接続状
態を示す概略説明図である。図中、接続端子5と接続用
の微細線9は省略されている。
【0067】この図6において、スライダ本体1の磁気
ヘッド2(図示省略)が設けられた面(磁気ヘッド形成
面)1aには、磁気ヘッドに接続された記録再生信号を
入力及び出力するためのAu或いはAl等の金属からな
る入出力パッド1Pが、所定のピッチ,例えば 0.1
〜0.2〔mm〕で設けられている。
【0068】これらの入出力パッド1Pとシリコンベア
チップ基板4に設けられた入出力パッド4Pは、前述し
た第1実施形態と同様な構成,構造で磁気ヘッドとヘッ
ドアンプ回路とが直接電気的に接続される。
【0069】この図6においては、磁気ヘッドとして磁
気抵抗効果型磁気ヘッドを採用した場合を示したため、
入出力パッド1P及び4Pは記録ヘッド及び再生ヘッド
とも各々2個の合計4個であるが、磁気ヘッドとして誘
導型磁気ヘッドを用いた場合、入出力パッド1P及び4
Pは合計2個でよい。
【0070】このように、上述した第3の実施形態で
は、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を有する
ほか、磁気ヘッドの入出力パッドパッド1P及び4Pを
スライダ本体1の磁気ヘッド形成面1aに設けたので、
従来の磁気ヘッドスライダの生産工程を全く変更する必
要がなく、生産効率を高めることが出来るという利点が
ある。
【0071】(第4の実施形態)次に、第4の実施形態
を図7乃至図8に基づいて説明する。
【0072】この図7乃至図8に示す第4の実施形態
は、前述した第3の実施形態の場合と同様に、磁気ヘッ
ド(図示せず)を備えたスライダ本体1を有し、このス
ライダ本体1の磁気ヘッドが設けられた一端面1aの面
上で、初段ヘッドアンプ回路を設けたシリコンベアチッ
プ基板34と磁気ヘッドの端子(図示せず)とが電気的
に接続され、樹脂によって封止された構造となってい
る。符号33は、樹脂によって封止てなる樹脂層を示
す。
【0073】また、上述したシリコンベアチップ基板3
4には、薄膜プロセスによって記録再生系の記録アンプ
及び初段増幅器(磁気抵抗効果型ヘッドの場合にはセン
ス電流供給回路等)が、予め装備されている。このシリ
コンベアチップ基板34の図7における右端面34A
(スライダ本体1側とは反対側の面)には、電源及び次
段の信号処理回路系と初段ヘッドアンプ回路と接続する
ための電源用及び記録再生信号入出力用の最低6個の入
出力パッド21P(図8参照)が、スルーホール加工な
どにより作製されている。
【0074】また、この第4の実施形態の構成では、サ
スペンション100を経由したフレキシブルプリント配
線板(FPC)38を用いて電源及び次段の信号処理系
とシリコンベアチップ基板34のヘッドアンプ回路(図
示せず)とが接続される構成をとる。
【0075】次に、FPC38とシリコンベアチップ基
板34との電気的な接続(図7では省略)について図8
に基づいて説明する。
【0076】図8は、図7における矢印B方向から見た
フレキシブルプリント配線板(FPC)38とシリコン
ベアチップ基板34との電気的接続の概略構成例を示
す。
【0077】この図8に示すように、FPC38のシリ
コンベアチップ基板34との接続面には、前述した第2
の実施形態の場合と同様に、最低6個の入出力パッド3
8Pが所定のピッチで設けられ、それぞれに接続用突起
23が設けられている。更に、シリコンベアチップ基板
34のFPC38との接続面は、入出力パッド21P及
び38Pを介して前述した接続用突起23に接続するハ
ンダ或いは導電性接着剤等から成る接続部材24が設け
られている。そして、この入出力パッド21P及び38
Pと前述した接続用突起23および接続部材24とによ
って、接続回路40が構成されている。
【0078】ここでは、接続用突起23がFPC38の
入出力パッド38Pに設けられた場合を述べたが、この
接続用突起23がシリコンベアチップ基板34の入出力
パッド21Pに設けられた場合でもよい。
【0079】また、この第4の実施形態では、スライダ
本体1とシリコンベアチップ基板34との間の電気的な
接続については前述した図6(第3の実施形態)の場合
と同一の構成からなる接続回路30が設けられ、これに
よって記録用又は再生用の信号の伝達が円滑に行われる
ようになっている。その他の構成は前述した図5乃至図
6に示す第3の実施形態の場合と同様となっている。
【0080】このように構成された上記第4の実施形態
においても、前述した第3の実施形態と同一の作用効果
を有するほか、ヘッドサスペンション,FPC38およ
びヘッドアンプを搭載したスライダ本体1を一体化でき
るため、軽量化が可能となり、同時に微細線等による配
線の手間が無くなるため、生産工程の簡略化が図れると
いう利点がある。
【0081】(第5の実施形態)次に、第5の実施形態
を図9乃至図10に基づいて説明する。まず、図9にお
いて、符号51は磁気ヘッド2を備えたヘッドベース
(スライダ本体)を示す。このヘッドベース51には、
プリント基板52が接着装備されている。このプリント
基板52には、磁気ヘッド2にコイルとして巻装される
微細線2aをハンダ付けするための接続端子53が、所
定間隔を隔てて二本設けられている。
【0082】シリコンベアチップ基板54は、接続回路
10を介してプリント基板32上に装備されている。こ
の接続回路50は、図10に示すように前述した第1実
施形態(図2)における接続回路50と同一に構成さ
れ、樹脂で封止されて樹脂層55を構成している。
【0083】シリコンベアチップ基板54には、予め薄
膜プロセスによって記録再生系の記録アンプ及び初段増
幅器(図示せず)が装備されている。このシリコンベア
チップ基板54の上面(即ち、前述したプリント板52
との接続面の反対面)54Aには、電源及び次段の信号
処理回路系と初段ヘッドアンプ回路と接続するための電
源用及び記録再生信号入出力用の最低4個の接続端子5
が、スルーホール加工などにより作製されている。
【0084】次に、プリント板52上に設けられた入出
力パッド1Pとシリコンベアチップ基板54との電気的
な接続について説明する。
【0085】図10は、図9中のC−C線に沿った概略
断面を示す。この図10において、プリント基板52に
は磁気ヘッド2に接続された記録再生信号を入力及び出
力するためのAu或いはAl等の金属からなる入出力パ
ッド1Pが、所定のピッチ,例えば0.1〜0.2〔m
m〕で設けられている。
【0086】これらの入出力パッド1Pとシリコンベア
チップ基板54に設けられたヘッドアンプ回路の入出力
パッド4Pとは、前述したように接続回路50の一部を
成し、前述した第1の実施形態と同様な構成および構造
で電気的に直接接続されている。又、磁気ヘッド2にコ
イルとして巻装される微細線2aは、プリント基板52
に設けられた接続端子53にて入出力パッド1Pと接続
しているため、シリコンベアチップ基板54と接続され
る。
【0087】この第5の実施形態では、シリコンベアチ
ップ基板54は、ヘッドベース51の形状寸法(8〔m
m〕角程度以上)に比較して(数〔mm〕角程度に)小
さくできるので、ヘッドベース単体の形状および質量に
大きな変化を与えない。このため、ヘッドベース51を
回転ドラムに設置した場合でも、ドラムのダイナミック
バランスを損なうことがない。このため、この第5の実
施形態では、前述した第1の実施形態と同様の作用効果
を有するほか、記録再生信号の時間的変動を抑制できる
という利点がある。
【0088】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、磁気ヘッドとヘッドアンプ部とを
直接接続したので、両者間の接続配線長さに起因する寄
生容量やインダクタンスを最小限に抑制することが可能
となり、このため、再生時の外乱ノイズの低減,低ノイ
ズ化,及びこれを装備したディスク装置の使用記録再生
帯域の狭帯域化を有効に抑制することができ、このた
め、S/N比の低下を抑制できるばかりでなく、記録時
には高速な記録電流反転が確保されるため、所望の磁化
反転間隔が実現され、非線型歪みなどを低減でき、この
結果、これを装備した磁気ディスク装置の信頼性を確保
することができるという従来にない優れた磁気ヘッドス
ライダを提供することができる。
【0089】更に、本発明によると、初段ヘッドアンプ
回路を備えると共にスライダ本体の上面(磁気ディスク
に対向する面と反対側の面)と同一寸法のシリコンベア
チップ基板を樹脂等によってスライダ本体に封止し且つ
接続して一体化したので、全体の小型化および軽量化を
可能とすることができる。
【0090】更に又、本発明によると、ヘッドアンプ回
路をシリコン基板上に予め作製したシリコンベアチップ
基板と,磁気ヘッドが設けられたスライダ本体とを、各
々別個に作製し直接接続することによって一体型スライ
ダを構成することができるので、特別な工程を付加する
ことがなく生産効率の向上を図ることができ、これがた
め、ヘッド/アンプ一体型のスライダを安価に生産し得
るという従来にない優れた磁気ヘッドスライダを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す概略斜視図で
ある。
【図2】図1の矢印A方向からみた概略正面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す概略斜視図で
ある。
【図4】図3の矢印A方向からみた概略正面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す概略斜視図で
ある。
【図6】図5の矢印B方向からみた概略平面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態を示す概略斜視図で
ある。
【図8】図7の矢印B方向からみた一部省略した概略平
面図である。
【図9】本発明の第五の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図10】図9のC−C線に沿った一部省略した断面図
である。
【図11】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スライダ本体 1a 磁気ヘッド形成面 1P,4P,21P,28P,38P 入出力パッド 2 磁気ヘッド 3,3A,33,33A,55 樹脂層 5 接続端子 9 微細線 13,23 接続用突起 14,24 接続部材 10,20,30,40,50 接続回路 28,38 フレキシブルプリント配線板(FPC) 51 ヘッドベース 100 サスペンション 101 磁気ディスク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サスペンションの先端部に装備されたス
    ライダ本体と、このスライダ本体の一端面に装備された
    磁気ヘッドとを備え、この磁気ヘッドを薄膜状に作成し
    て成る磁気ヘッドスライダにおいて、 前記スライダ本体上に、樹脂層を介してシリコンベアチ
    ップ基板を積層すると共に、このシリコンベアチップ基
    板上に、薄膜プロセスにて作製した記録再生用のヘッド
    アンプ回路を装備し、 このヘッドアンプ回路と前記磁気ヘッドとを直接接続す
    る接続回路を、前記樹脂層内に設けたことを特徴とする
    磁気ヘッドスライダ。
  2. 【請求項2】 サスペンションの先端部に装備されたス
    ライダ本体と、このスライダ本体の一端面に装備された
    磁気ヘッドとを備え、この磁気ヘッドを薄膜状に作成し
    て成る磁気ヘッドスライダにおいて、 前記スライダ本体のスライダ浮上面とは反対側の面に、
    樹脂層を介してシリコンベアチップ基板を積層すると共
    に、このシリコンベアチップ基板上に、薄膜プロセスに
    て作製した記録再生用のヘッドアンプ回路を装備し、 このヘッドアンプ回路と前記磁気ヘッドとを直接接続す
    る接続回路を、前記樹脂層内に設けたことを特徴とする
    磁気ヘッドスライダ。
  3. 【請求項3】 サスペンションの先端部に装備されたス
    ライダ本体と、このスライダ本体の一端面に装備された
    磁気ヘッドとを備え、この磁気ヘッドを薄膜状に作成し
    て成る磁気ヘッドスライダにおいて、 前記スライダ本体の一端面に、樹脂層を介してシリコン
    ベアチップ基板を積層すると共に、このシリコンベアチ
    ップ基板上に、薄膜プロセスにて作製した記録再生用の
    ヘッドアンプ回路を装備し、 このヘッドアンプ回路と前記磁気ヘッドとを直接接続す
    る接続回路を、前記樹脂層内に設けたことを特徴とする
    磁気ヘッドスライダ。
  4. 【請求項4】 前記接続回路を、前記シリコンベアチッ
    プ基板側のヘッドアンプ回路の入力配線と前記スライダ
    本体側の磁気ヘッド用配線に対応してそれぞれ前記樹脂
    層の両面に設けられた一方と他方の導電性パッドと当該
    各導電性パッドを接続する導電性部材から成る突起及び
    直接部材とにより構成したことを特徴とする請求項1,
    2又は3記載の磁気ヘッドスライダ。
  5. 【請求項5】 前記サスペンションに、前記シリコンベ
    アチップ基板側のヘッドアンプ回路を外部に配設された
    信号処理系及び制御系に連結するフレキシブルプリント
    配線板を装備したことを特徴とする請求項1,2,3又
    は4記載の磁気ヘッドスライダ。
JP28044396A 1996-10-23 1996-10-23 磁気ヘッドスライダ Expired - Fee Related JP2806378B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28044396A JP2806378B2 (ja) 1996-10-23 1996-10-23 磁気ヘッドスライダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28044396A JP2806378B2 (ja) 1996-10-23 1996-10-23 磁気ヘッドスライダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10124839A true JPH10124839A (ja) 1998-05-15
JP2806378B2 JP2806378B2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=17625135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28044396A Expired - Fee Related JP2806378B2 (ja) 1996-10-23 1996-10-23 磁気ヘッドスライダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2806378B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6400529B1 (en) 1999-07-02 2002-06-04 Fujitsu Limited Integrated circuit chip supporting and electrically connecting a head slider
US6563675B1 (en) 1999-08-26 2003-05-13 Mitsumi Electric Co., Ltd. Magnetic head unit
US6587314B1 (en) 2000-05-16 2003-07-01 International Business Machines Corporation Enhanced silicon and ceramic magnetoresistive read/write head and a method for producing the same
WO2009096014A1 (ja) * 2008-01-30 2009-08-06 Fujitsu Limited ヘッドスライダの製造方法
WO2009148012A1 (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 株式会社日立製作所 熱アシスト磁気記録ヘッド及びヘッドアッセンブリ

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001184618A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6400529B1 (en) 1999-07-02 2002-06-04 Fujitsu Limited Integrated circuit chip supporting and electrically connecting a head slider
US6563675B1 (en) 1999-08-26 2003-05-13 Mitsumi Electric Co., Ltd. Magnetic head unit
US6587314B1 (en) 2000-05-16 2003-07-01 International Business Machines Corporation Enhanced silicon and ceramic magnetoresistive read/write head and a method for producing the same
WO2009096014A1 (ja) * 2008-01-30 2009-08-06 Fujitsu Limited ヘッドスライダの製造方法
WO2009148012A1 (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 株式会社日立製作所 熱アシスト磁気記録ヘッド及びヘッドアッセンブリ
US8270262B2 (en) 2008-06-02 2012-09-18 Hitachi, Ltd. Thermally assisted magnetic recording head and head assembly
JP5096574B2 (ja) * 2008-06-02 2012-12-12 株式会社日立製作所 熱アシスト磁気記録ヘッド及びヘッドアッセンブリ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2806378B2 (ja) 1998-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7064928B2 (en) Method and apparatus for providing an additional ground pad and electrical connection for grounding a magnetic recording head
JPH0922570A (ja) ヘッドアセンブリ及び該ヘッドアセンブリを具備した磁気ディスク装置
US5187623A (en) Thin film magnetic head with symmetrical wire connections
US6400529B1 (en) Integrated circuit chip supporting and electrically connecting a head slider
US7606003B2 (en) Electrical device for interconnecting magnetic head and driving circuit which uses adjusted length wires of opposite polarity to reduce crosstalk and storage apparatus including same
JP2806378B2 (ja) 磁気ヘッドスライダ
JPH05282642A (ja) 磁気ディスク装置
JPH0670848B2 (ja) 磁気ヘッド装置
US6369985B1 (en) Head suspension, head assembly, and disk apparatus having a head IC mounted on a head suspension, and method for fitting a head IC to a head suspension
JP2001184618A (ja) 磁気ディスク装置
JPH0954930A (ja) 磁気ヘッド支持機構
JPH1125408A (ja) 磁気ディスク装置
US6665148B2 (en) Magnetic head apparatus with IC chip mounted on suspension for increased heat diffusion and magnetic disk apparatus having magnetic head apparatus
JPH09293222A (ja) 磁気ヘッド用サスペンションの製造法
US6700751B2 (en) Multi-channel magnetoresistive head device
KR100425469B1 (ko) 타원 단면을 갖는 전기적 기판 및 이를 적용한 하드디스크드라이브
JPH0474767B2 (ja)
JPS58224429A (ja) 薄膜集積ヘツド
JPS6386109A (ja) 磁気デイスク装置の磁気ヘツド装置
JP3351150B2 (ja) 薄膜磁気ヘッドアッセンブリ
JP2000057549A (ja) 磁気ディスク装置及び同装置に用いられるヘッド支持部材
JP2001243605A (ja) 磁気ヘッドおよび磁気記録装置
JPH06309624A (ja) 薄膜磁気ヘッド
JPH10149518A (ja) 磁気抵抗効果型ヘッド装置
JPH09251742A (ja) ヘッドサスペンション組立体

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980623

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees