JPH10124106A - 自動ゲインコントローラ - Google Patents

自動ゲインコントローラ

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JPH10124106A
JPH10124106A JP28073396A JP28073396A JPH10124106A JP H10124106 A JPH10124106 A JP H10124106A JP 28073396 A JP28073396 A JP 28073396A JP 28073396 A JP28073396 A JP 28073396A JP H10124106 A JPH10124106 A JP H10124106A
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JP
Japan
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JP28073396A
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Hideyuki Ito
秀之 伊藤
Hidetoshi Kaida
英俊 海田
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力指令値振幅の急激な増大を推定し、振幅
制限遅れやクリップの少ない滑らかな最終指令値を得
る。ショックレスのモーションコントロールを実現す
る。 【解決手段】 コントローラ出力指令値の包絡線推定値
を得る包絡線推定部と、包絡線推定値に応じた補正ゲイ
ンを出力する補正ゲイン演算部と、補正ゲインに応じて
コントローラ出力指令値の振幅を調整し、最終指令値と
して出力させる可変ゲイン増幅部からなるAGCに関す
る。包絡線推定部10Bを、コントローラ出力指令値の
元信号及び移相信号の絶対値の最大値を選択して出力す
るフィルタ部13と、このフィルタ部13の出力信号を
平滑して包絡線推定値とする平滑部12とから構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御対象のモーシ
ョンコントロールをショックレスで行うための自動ゲイ
ンコントローラ(以下、AGCと略称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来のAGCを示すブロック
図であり、このAGCはコントローラの出力指令値が入
力される包絡線推定部1と、その後段の補正ゲイン演算
部4と、この演算部4から出力された補正ゲインに応じ
てコントローラ出力指令値を増幅し最終指令値を得る可
変ゲイン増幅部5とから構成されている。
【0003】上記包絡線推定部1では、コントローラ出
力指令値を整流した後、ピークホールド回路や低域通過
フィルタ等を介して平滑することにより出力指令値の包
絡線を推定し、補正ゲイン演算部4は、入力された包絡
線推定値から、例えば図14に示すような補正ゲインを
演算する。ここで、補正ゲインは、包絡線推定値のある
範囲についてはゲインを1としてコントローラ出力指令
値の振幅を制限せず、その範囲以後はゲインを次第に1
より小さくしてコントローラ出力指令値の振幅を制限す
るようにしたものである。
【0004】この補正ゲインは可変ゲイン増幅部5に入
力され、もとのコントローラ出力指令値の振幅が調整さ
れて最終指令値が求められる。このような操作を施すこ
とで、大振幅の信号を絞ったり、出力が一定になるよう
に自動的にゲインを調整することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般にモーションコン
トロールでは、可動範囲、速度制限等の制御対象の物理
的な制約から、制御量がとり得る値には制限がある。と
ころが、種々の理由によってこの制限を超える大振幅の
指令値が発生することもあり、過大な指令値をそのまま
サーボ系に入力するとアクチュエータを破損したり、制
御対象が可動範囲を逸脱して端部に衝突する等の事態を
生じる。
【0006】これらの不都合を防止するために指令値に
リミッタを施す方法があるが、リミッタを用いるだけで
は最終指令値がクリップされてしまい、駆動される制御
対象はクリップ点で大きなショックを発生する。そこ
で、指令値に自動ゲインコントロールを施してからサー
ボ系に入力することで、ショックレスのモーションコン
トロールを行う方法が既に提案されている。この種のモ
ーションコントロール用AGCでは、指令値の振幅制限
オーバーを防止することが主目的であるので、指令値の
振幅の急激な増大に対しては、AGCの出力である最終
指令値がクリップされないように速やかにゲインを下げ
ておくのが望ましい。
【0007】図13に示したような従来のAGCでは、
コントローラ出力指令値そのものの整流値に基づいて包
絡線推定を行っているため、入力の絶対値が小さくなる
部分(谷の部分)の振幅情報が欠落している。従って、
包絡線推定値が粗くなり、細かい変化を推定するのは難
しい。
【0008】また、振幅の急激な変化を推定しようとす
ると、包絡線推定部1内の低域通過フィルタの遮断周波
数を高くする必要があり、包絡線推定値が歪んだ波形と
なる。そのため、包絡線推定値から演算される補正ゲイ
ンも歪んでしまい、結果として最終指令値も歪んでしま
う。
【0009】逆に、低域通過フィルタの遮断周波数を低
めに設定すると包絡線推定値や補正ゲインは滑らかにな
るが、補正ゲインの応答が悪くなり、振幅制限に遅れを
生じるという問題がある。
【0010】そこで本発明は、指令値振幅の急激な変化
を推定可能とし、しかもクリップや振幅制限の遅れも少
ないと共に滑らかな波形の最終指令値が得られるように
したAGCを提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】まず、制御周波数帯域で
信号の位相を変える作用(移相作用)を果たすフィルタ
を、以下では移相器と呼ぶこととする。本発明におい
て、位相の異なる信号はこの移相器を通して得る。
【0012】例えば、正の移相すなわち進相のために
は、基本的には微分操作をすれば良い。しかし、理想的
な微分に近い微分を用いると高域のゲインが高くなり過
ぎて指令値の高域成分や雑音信号を過度に増幅してしま
う。そこで、高域のゲインが適度に小さく、必要となる
制御周波数帯域においてゲイン=1をなるべく保持しな
がら移相させるフィルタを用いる。ゲインを一定に保ち
ながら移相することはBodeの定理から不可能であるの
で、この特性を近似的に満足するフィルタを用いる。
【0013】第1の例として、指令値の低周波成分が小
さいときは、次の数式1で示される近似微分フィルタF
1(s)を用いる。
【0014】
【数1】
【0015】ω=ω0のときのゲイン|F1(jω0)|及
び移相角∠F1(jω0)は、数式2で表される。許される
範囲で時定数Tを小さくとれば理想的な微分特性に近付
き、移相角は大きくなってπ/2(rad)に近くな
る。
【0016】
【数2】
【0017】第2の例として、制御周波数帯域をω0
近傍とする場合、数式3で示される進み遅れフィルタF
2(s)を用いる。
【0018】
【数3】
【0019】同様にω=ω0のときのゲイン|F2(j
ω0)|及び移相角∠F2(jω0)は、数式4で表される。
ω=ω0のとき、移相角は最大値をとる。また、数式4
におけるkを大きくするほど移相角の最大値も大きくな
ってπ/2(rad)に近付く。なお、上記の他に帯域
通過フィルタ等を用いることもできる。
【0020】
【数4】
【0021】すなわち、請求項1記載の発明では、コン
トローラ出力指令値に対して移相角を持つ移相信号を上
記指令値から求め、この移相信号に対して包絡線推定を
行い、位相の進んだ包絡線推定値を得る。包絡線推定値
より補正ゲインを計算し、可変ゲイン増幅部で補正ゲイ
ンに応じてもとのコントローラ出力指令値の振幅を調整
し、最終指令値を得る。
【0022】請求項2記載の発明は、コントローラ出力
指令値r(t)に対して異なる位相角を持つ複数の移相
信号r1(t),r2(t),……,rn(t)を指令値から
生成し、もとの信号r(t)も含めて絶対値の最大値m
ax(|r1(t)|,|r(t)|,|r2(t)|,…
…,|rn(t)|)をとると、より滑らかな包絡線推定
値を得ることができる。この包絡線推定値から補正ゲイ
ンを演算し、可変ゲイン増幅部で補正ゲインに応じて振
幅を調整し、最終指令値を得るものである。
【0023】滑らかな包絡線推定値から計算される補正
ゲインも滑らかになり、本発明のAGCによる出力波形
の歪みは従来技術に比べて小さくなる。また、正の移相
角を持つ移相器を用いると、包絡線推定値に位相遅れが
ないため、振幅制限の遅れも小さくなる。
【0024】また、請求項3、請求項4記載の発明は、
請求項1、請求項2の発明をそれぞれフィードバック構
成に置き換えたものであり、これらにおいても同様の作
用効果を得ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は、請求項1に記載した発明の実施
形態を示すブロック図であり、図13と同一の構成要素
には同一符号を付してある。図1において、このAGC
は、移相器11と、平滑部12と、補正ゲイン演算部4
と、可変ゲイン増幅部5とから構成されており、移相器
11及び平滑部12によって包絡線推定部10Aが構成
されている。
【0026】その動作としては、コントローラ出力指令
値を移相器11により移相した後、平滑部12により包
絡線推定値を求め、この推定値を用いて補正ゲイン演算
部4により補正ゲインを演算する。この補正ゲインに応
じて可変ゲイン増幅部5によりもとのコントローラ出力
指令値の振幅を調整し、最終指令値を得る。
【0027】一方、図11は図1をフィードバック構成
に置き換えたものであり、請求項3に記載した発明の実
施形態に相当する。すなわち、最終指令値を移相器11
及び平滑部12からなる包絡線推定部10Aに入力し、
平滑部12から出力される包絡線推定値を用いて補正ゲ
イン演算部4により補正ゲインを演算する。この補正ゲ
インに応じて可変ゲイン増幅部5によりもとのコントロ
ーラ出力指令値の振幅を調整し、最終指令値を得てい
る。
【0028】次に、図2は請求項2に記載した発明の実
施形態を示している。このAGCは、フィルタ部13と
平滑部12と補正ゲイン演算部4と可変ゲイン増幅部5
とから構成され、フィルタ部13及び平滑部12によっ
て包絡線推定部10Bが構成されている。上記フィルタ
部13は、入力される出力指令値に対してそれぞれ異な
った位相角を持つ複数の信号を生成し、それら複数の信
号の整流値のうち最大の整流値を出力するように構成さ
れている。
【0029】図3は、フィルタ部13の構成の一例を示
している。1301〜1309は並列に接続される複数
の移相器であり、それぞれコントローラ出力指令値aが
入力される。また、1320〜1329は、移相器13
01〜1309の数よりも一つ多い整流部であり、各々
にコントローラ出力指令値aまたは移相器1301〜1
309の出力信号が入力されている。1340は最大値
選択演算部であり、整流部1320によるコントローラ
出力指令値aの整流値、及び、整流部1321〜132
9による移相器1301〜1309の出力信号の整流値
のうち、最大の整流値を選択したうえ信号bとして出力
する。
【0030】図4はフィルタ部13の他の構成例を示す
もので、直列に接続された移相器1301〜1309
と、移相器1301〜1309の数よりも一つ多い整流
部1320〜1329と、最大値選択演算部1340と
から構成されている。この例でも、整流部1320によ
るコントローラ出力指令値aの整流値、及び、整流部1
321〜1329による移相器1301〜1309の出
力信号の整流値のうち、最大の整流値を選択したうえ信
号bとして出力する。
【0031】図2の平滑部12では、フィルタ部13の
出力信号bに基づいて包絡線推定値を求め、この推定値
を用いて補正ゲイン演算部4で補正ゲインを演算する。
可変ゲイン演算部5は、この補正ゲインに応じてコント
ローラ出力指令値aの振幅を調整し、最終指令値を得
る。
【0032】図5は、図4のフィルタ部の具体例であ
り、図5の例では1段の移相器1301と整流部132
0,1321及び最大値選択演算部1340とから構成
されている。図7は、図5における信号s1,s2,s
3を示しており、s1はコントローラ出力指令値aの整
流値、s2はs1をほぼπ/2(rad)移相した信
号、s3はs1,s2のうちの最大値であっていずれも
実線で示してある。なお、破線はコントローラ出力指令
値aである。この図7から、s1,s2と比較してs3
では一層滑らかな包絡線が得られることがわかる。
【0033】前後するが、図6は、図4のフィルタ部の
他の具体例であり、この例は3段の移相器1301〜1
303とそれより1つ多い整流部1320〜1323及
び3段の最大値選択演算部1340〜1342とから構
成されている。図8は、図6における信号s4,s5,
s6,s7を示しており、s4はコントローラ出力指令
値aの整流値、s5は最大値選択演算部1340の出力
信号、s6は最大値選択演算部1341の出力信号、s
7は最大値選択演算部1342の出力信号である。
【0034】図8を見ると、最大値選択演算部1340
〜1342によって信号s4,s5,s6と整流部13
21,1322,1323の出力信号との最大値演算を
行うたびに、得られる信号は包絡線に近付いている。こ
こで、移相器1301〜1303は、何れも入力信号を
ほぼπ/4(rad)ずつ進相させるように選んであ
る。図6の構成の場合、移相器1301〜1303をす
べて同じ特性とし、段数をnとした場合、移相器1段当
たりの移相角±φLを数式5のように選ぶと滑らかな包
絡線推定値を得ることができる。
【0035】
【数5】φL=π/(n+1)
【0036】このように構成した1段、2段、3段の移
相器を持つフィルタの出力信号を図9に示す。段数を増
すごとに滑らかな包絡線推定値が得られている。
【0037】次に、本発明のAGCを位置サーボ系の位
置指令に用いた場合の効果を図10に示す。図10
(a)はコントローラ出力指令値(AGCの入力)であ
り、ここではその振幅制限値を1としてある。図10
(b)は、出力指令値を単に制限値1のリミッタに通し
た場合の出力である。また、図10(c)は、従来のA
GCを通した出力であり、図10(d)は本発明による
AGCを通した出力である。
【0038】図10(a)の指令値は第1波から第3波
まで振幅制限値1を超える振幅を持っている。特に、第
1波は振幅制限値の2倍程度の大きな振幅である。この
指令値に対して単にリミッタを施すと、図10(b)に
示すように顕著なクリップ波形となる。制御対象の質量
をMとし、サーボ系が優れた追従特性を持つと考える
と、制御対象の駆動に要する力はほぼ「M×(指令値の
2回微分値)」となる。よって、クリップ点では大きな
制御力が発生する。
【0039】これに対して、従来のAGCを通すと図1
0(c)のようになり、図10(b)に比べてクリップ
波形が少なく滑らかになっているのがわかる。しかし、
最初の第1波に対する振幅制限は不完全であり、依然と
してクリップが表れている。この点、図10(d)に示
す本発明のAGCでは、クリップのない滑らかな波形が
得られている。
【0040】次に、図11は図1をフィードバック構成
に置き換えたものであり、請求項3に記載した発明の実
施形態に相当する。また、図12は図2をフィードバッ
ク構成に置き換えたものであり、請求項4に記載した発
明の実施形態に相当する。すなわち、最終指令値をフィ
ルタ部13及び平滑部12からなる包絡線推定部10B
に入力し、平滑部12から出力される包絡線推定値を用
いて補正ゲイン演算部4により補正ゲインを演算する。
この補正ゲインに応じて可変ゲイン増幅部5によりもと
のコントローラ出力指令値の振幅を調整し、最終指令値
を得る。
【0041】詳述はしないが、この実施形態におけるフ
ィルタ部13の構成も前述した図3〜図6と同一であ
り、請求項2の発明の実施形態と同様の作用効果を得る
ことができる。なお、各実施形態における移相器の段数
や整流部の数、最大値選択演算部の段数などは、本発明
の構成上、何ら限定的なものではない。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、振幅制限
値を超える大振幅の指令値が発生しても、指令値の増加
を移相器ないしフィルタ部通過後の信号から先見的に予
測し、最終的な指令値を制限振幅内で滑らかに変化させ
ることができるため、振幅制限遅れがなく、ショックレ
スでのモーションコントロールが可能になる。特に、請
求項1の発明は、従来のAGCに対し適切な移相器を包
絡線推定部の前段に挿入するだけで構成できるため、簡
単かつ経済的に本発明を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した発明の実施形態を示すブロ
ック図である。
【図2】請求項2に記載した発明の実施形態を示すブロ
ック図である。
【図3】請求項2、請求項4の実施形態におけるフィル
タ部の構成例を示すブロック図である。
【図4】請求項2、請求項4の実施形態におけるフィル
タ部の構成例を示すブロック図である。
【図5】図4のフィルタ部の具体例を示すブロック図で
ある。
【図6】図4のフィルタ部の具体例を示すブロック図で
ある。
【図7】図5におけるフィルタ部の各部の信号波形を示
す図である。
【図8】図6におけるフィルタ部の各部の信号波形を示
す図である。
【図9】図4のフィルタ部における移相器の段数ごとの
出力波形を示す図である。
【図10】本発明のAGCを位置サーボ系の位置指令に
用いた場合の効果を示す波形図である。
【図11】請求項3に記載した発明の実施形態を示すブ
ロック図である。
【図12】請求項4に記載した発明の実施形態を示すブ
ロック図である。
【図13】従来技術を示すブロック図である。
【図14】図13における補正ゲイン演算部の動作を示
す図である。
【符号の説明】
4 補正ゲイン演算部 5 可変ゲイン増幅部 10A,10B 包絡線推定部 11 移相器 12 平滑部 13 フィルタ部 1301〜1309 移相器 1320〜1329 整流部 1340〜1342 最大値選択演算部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントローラ出力指令値が入力されてそ
    の包絡線推定値が出力される包絡線推定部と、前記包絡
    線推定値に応じた補正ゲインが演算されて出力される補
    正ゲイン演算部と、前記補正ゲインに応じてコントロー
    ラ出力指令値の振幅を調整し、最終指令値として出力さ
    せる可変ゲイン増幅部とを備えた自動ゲインコントロー
    ラにおいて、 前記包絡線推定部を、コントローラ出力指令値を移相さ
    せる移相器と、この移相器の出力信号を平滑して包絡線
    推定値とする平滑部とから構成したことを特徴とする自
    動ゲインコントローラ。
  2. 【請求項2】 コントローラ出力指令値が入力されてそ
    の包絡線推定値が出力される包絡線推定部と、前記包絡
    線推定値に応じた補正ゲインが演算されて出力される補
    正ゲイン演算部と、前記補正ゲインに応じてコントロー
    ラ出力指令値の振幅を調整し、最終指令値として出力さ
    せる可変ゲイン増幅部とを備えた自動ゲインコントロー
    ラにおいて、 前記包絡線推定部を、コントローラ出力指令値の元信号
    及び移相信号の絶対値の最大値を選択して出力するフィ
    ルタ部と、このフィルタ部の出力信号を平滑して包絡線
    推定値とする平滑部とから構成すると共に、 前記フィルタ部を、コントローラ出力指令値の元信号を
    整流する整流部と、前記元信号に対してそれぞれ異なる
    位相角を持つように移相させる1以上の移相器と、各移
    相器の出力信号を整流する整流部と、全整流部の出力信
    号から最大値を選択して出力する最大値選択演算部とか
    ら構成したことを特徴とする自動ゲインコントローラ。
  3. 【請求項3】 コントローラ出力の最終指令値が入力さ
    れてその包絡線推定値が出力される包絡線推定部と、前
    記包絡線推定値に応じた補正ゲインが演算されて出力さ
    れる補正ゲイン演算部と、前記補正ゲインに応じてコン
    トローラ出力指令値の振幅を調整し、前記最終指令値と
    して出力させる可変ゲイン増幅部とを備えた自動ゲイン
    コントローラにおいて、 前記包絡線推定部を、前記最終指令値を移相させる移相
    器と、この移相器の出力信号を平滑して包絡線推定値と
    する平滑部とから構成したことを特徴とする自動ゲイン
    コントローラ。
  4. 【請求項4】 コントローラ出力の最終指令値が入力さ
    れてその包絡線推定値が出力される包絡線推定部と、前
    記包絡線推定値に応じた補正ゲインが演算されて出力さ
    れる補正ゲイン演算部と、前記補正ゲインに応じてコン
    トローラ出力指令値の振幅を調整し、前記最終指令値と
    して出力させる可変ゲイン増幅部とを備えた自動ゲイン
    コントローラにおいて、 前記包絡線推定部を、前記最終指令値の元信号及び移相
    信号の絶対値の最大値を選択して出力するフィルタ部
    と、このフィルタ部の出力信号を平滑して包絡線推定値
    とする平滑部とから構成すると共に、 前記フィルタ部を、前記最終指令値の元信号を整流する
    整流部と、前記元信号に対してそれぞれ異なる位相角を
    持つように移相させる1以上の移相器と、各移相器の出
    力信号を整流する整流部と、全整流部の出力信号のうち
    最大値を選択して出力する最大値選択演算部とから構成
    したことを特徴とする自動ゲインコントローラ。
JP28073396A 1996-10-23 1996-10-23 自動ゲインコントローラ Withdrawn JPH10124106A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1193577A1 (de) * 2000-09-27 2002-04-03 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zur Signalvorhaltfilterung
JP2006059427A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ディスク装置

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