JPH10123164A - 衝撃検出装置 - Google Patents

衝撃検出装置

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JPH10123164A
JPH10123164A JP9213060A JP21306097A JPH10123164A JP H10123164 A JPH10123164 A JP H10123164A JP 9213060 A JP9213060 A JP 9213060A JP 21306097 A JP21306097 A JP 21306097A JP H10123164 A JPH10123164 A JP H10123164A
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ball
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JP9213060A
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English (en)
Inventor
Koji Ito
藤 浩 二 伊
Toshiro Maeda
田 敏 朗 前
Soichiro Masuda
田 宗一郎 増
Kazuya Tanaka
中 和 也 田
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H35/00Switches operated by change of a physical condition
    • H01H35/14Switches operated by change of acceleration, e.g. by shock or vibration, inertia switch

Landscapes

  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃検出の感度が適正で且つ信頼性の高い衝
撃検出装置を提供すること。 【解決手段】 ハウジング1内の円錐斜面21a上に配
置され円錐斜面上21aを転動可能なボール3と、ハウ
ジング1内に移動自在に支持され且つボール3に当接可
能なシャフト部材6と、ハウジング1内に固定された固
定電極4と、ハウジング1内に固定電極4の近傍で配置
され弾性変形可能で且つ弾性変形により固定電極4と接
触可能な可動電極5と、ハウジング1内に回動自在且つ
移動自在に支持されその一端において可動電極5を押圧
可能で且つ他端においてシャフト部材6に係合可能なレ
バー部材7と、シャフト部材6をレバー部材7の一端と
係合する方向及びボール3と当接する方向に付勢するス
プリング8とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に車輌に搭載され
るエアバッグ、シートベルトプリテンショナー、あるい
は、燃料カット装置等の衝撃検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の衝撃検出装置としては、特表昭5
8−502120号、あるいは特公平1−42095号
に示されるものが知られている。
【0003】前者の従来装置は、ハウジング内の円錐斜
面上に配置され円錐斜面上を転動可能なボールと、ハウ
ジング内に固定され弾性変形可能な対の固定電極と、前
記ハウジング内に対の固定電極間で配置され対の固定電
極を弾性変形させながら固定電極と接触可能で且つボー
ルと当接可能なヒンジ状の可動導体とを有するものであ
る。この従来装置では、ボールが衝撃によって斜面を転
動し、ヒンジ状の可動導体と当接してヒンジ状の可動導
体を固定電極の弾性変形による反力に抗して作動させ
る。これにより、可動導体を介して導通状態にある対の
固定電極間を切り離して衝撃信号を発生させている。
【0004】又、後者の従来技術は、ハウジング内の円
錐斜面上に配置され円錐斜面上を転動可能なボールと、
ハウジング内に固定された3つの固定電極と、3つの固
定電極のうちの一つに支持されボールと当接可能な作動
部材と、作動部材が支持された固定電極に支持され残り
2つの固定電極と接触可能な可動導体と、作動部材と可
動導体との間に配設されたターンオーバースプリングと
を有するものである。この従来装置では、ボールが衝撃
によって斜面を転動し、作動部材をターンオーバースプ
リングの付勢力に抗して作動させることにより、ターン
オーバースプリングをターンオーバー作動させて可動導
体を作動させる。これにより、可動導体と当接する固定
電極を選択的に切り換えて衝撃信号を発生させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、この種の衝撃
検出装置は、電極間(前述の従来技術では可動導体と固
定電極との間)に作用する押圧力を上げることによっ
て、その信頼性つまり電極間のスイッチング精度を向上
させているが、このことは、前者の従来装置では、固定
電極の弾性変形による反力を上げることになり、後者の
従来装置では、ターンオーバースプリングの付勢力を上
げることになる。
【0006】ところが、前者の従来装置であると、ボー
ルが転動した際に固定電極の弾性変形による反力に抗し
て可動導体が作動し、前述した後者の従来装置では、タ
ーンオーバースプリングの付勢力に抗して作動部材が作
動するため、信頼性を向上させるために電極間に作用す
る押圧力を上げると、ボールの転動に応じて可動導体あ
るいは作動部材が作動しにくくなり、結果、衝撃検出の
感度が悪化するという相反する結果を招くこととなる。
【0007】故に、本発明は、衝撃検出の感度が適正で
且つ信頼性の高い衝撃検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、ハウジン
グ内の円錐斜面上に配置され該円錐斜面上を転動可能な
ボールと、前記ハウジング内に移動自在に支持され且つ
前記ボールに当接可能なシャフト部材と、前記ハウジン
グ内に固定された固定電極と、前記ハウジング内に前記
固定電極の近傍で配置され弾性変形可能で且つ該弾性変
形により前記固定電極と接触可能な可動電極と、前記ハ
ウジング内に回動自在且つ移動自在に支持されその一端
において前記可動電極を押圧可能で且つ他端において前
記シャフト部材に係合可能なレバー部材と、前記シャフ
ト部材を前記レバー部材の一端と係合する方向及び前記
ボールと当接する方向に付勢するスプリングとを有し
た、ことである。
【0009】上記技術的手段によれば、衝撃によってボ
ールが円錐斜面上を転動すると、ボールとシャフト部材
との当接が解除され、シャフト部材がスプリングの付勢
力によって押し下げられる。これにより、シャフト部材
とレバー部材の他端との係合によりレバー部材が回動す
ると共に可動電極の弾性変形による反力をその一端で受
けて移動する。結果、可動電極と固定電極とが離れて衝
撃信号が発生する。
【0010】このように、シャフト部材の作動はスプリ
ングの付勢力によってなされ、可動電極の弾性変形によ
る反力はレバー部材によって受け止められるので、可動
電極の弾性変形による反力を上げてもこの反力がシャフ
ト部材の作動には何ら影響しない。よって、衝撃検出の
感度が適正で且つ信頼性の高い衝撃検出装置を成し得
る。
【0011】より好ましくは、前記ハウジングに設けら
れた壁部と、前記レバー部材に設けられ前記壁部と当接
可能で該当接により前記レバー部材の移動が規制される
当接部とを有する、と良い。
【0012】より好ましくは、前記シャフト部材の一端
と前記ボールとが当接した状態において、前記レバー部
材の他端と前記シャフト部材との間に画成された係合方
向のスキを有する、と良い。
【0013】より好ましくは、前記ハウジングに設けら
れ前記レバー部材の一端と前記可動電極との当接を解除
するように前記レバー部材の移動を案内する案内壁を有
する、と良い。
【0014】より好ましくは、一端において前記ハウジ
ングに当接し且つ他端において前記レバー部材と共に前
記シャフト部材に係合可能な補助レバー部材とを有す
る、と良い。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る第1の実施の形態に
ついて図1ないし図10を参照して説明する。
【0016】衝撃検出装置は、車両に取り付けられ、車
両の衝突時等における加速度を検出して衝撃検出信号を
出力するものである。
【0017】図1ないし図4は、ケース11及びカバー
16(図10示)よりなる分割型のハウジング1の内部
をカバー16を取り外して示している。
【0018】図1に示されるように、ハウジング1内に
は、コネクタ体2が収容されている。このコネクタ体2
には、後述するボール3が収容される凹部21と後述す
る固定電極4及び可動電極5が保持されるコネクタ部2
2を一体に備えている。コネクタ部22は、ハウジング
1を貫通して外部に露出している。凹部21の底面は、
円錐状の斜面21aに形成されている。
【0019】ボール3は、凹部21内に収容され、斜面
21a上で転動自在となっており、後述するシャフト部
材6と当接して斜面21aの頂点部位に保持されるよう
になっている。固定電極4は、コネクタ部22にインサ
ート成形により一体に固定されており、その一端はハウ
ジング1内に延在して接点41を構成し、他端は、ハジ
ンング1外に露出するコネクタ部22の開口22a内に
位置して端子42を構成している。可動電極5は、コネ
クタ部22にインサート成形により一体に保持されてお
り、その一端は、ハウジング1内に固定電極4と近接し
ながら延在して接点51を構成し、他端は、ハウジング
1外に露出するコネクタ部22の開口22a内に位置し
て端子52を構成している。又、可動電極5の接点51
は、固定電極4の接点42と対向して配置されており、
しかも、後述するレバー部材7との当接により押圧され
てたわみ変形可能で、このたわみ変形により固定電極4
の接点41と接触して電気的に接続されるようになって
いる。
【0020】シャフト部材6は、ハウジング1内にケー
ス11及びカバー16に形成された対の軸受部分11a
(ケース11側のみを図示)により軸方向に移動自在に
支持されている。このシャフト部材6は、矩形状の本体
部分61、本体部分61からコネクタ体2の凹部21内
に延在する第1軸部分62、本体部分61から第1軸部
分62とは反対の方向に延在する第2軸部分63及び本
体部分61と第2軸部分63との間にある径方向に突出
したフランジ部分64が一体に形成されたものである。
第1軸部分62の先端は、コネクタ体2の凹部21の斜
面21aの頂点部位と対向しており、ボール3の表面に
当接可能になっている。又、第2軸部分63回りには、
一端がハウジング1の軸受部分11aに係止され且つ他
端がシャフト部材6のフランジ部分64の第2軸部分6
3側の面に係止されたスプリング8が配設されており、
シャフト部材6は、このスプリング8の付勢力により第
1軸部分62の先端が斜面21aの頂点部位へと向かう
方向に常時付勢され、この付勢力を受けて移動動作を成
す。
【0021】レバー部材7は、その一端に可動電極5の
接点51と当接可能な当接部71が形成されており、そ
の他端にシャフト部材6のフランジ部分64の本体部分
61側の面と係合可能な係合部72が形成されている。
又、レバー部材7の一端側両側面には、その長手方向と
直交する方向に突出する軸部73が形成されている。更
に、レバー部材7のケース11側の側面には、その長手
方向と直交する方向に突出した突部74が形成されてい
る。この突部74の他端側は、先細りとされており、当
接面74aが形成されている。
【0022】ハウジング1のケース11及びカバー16
には、可動電極5の接点51のたわみ方向に延在する長
穴12が形成されている(ケース11側のみ図示)。レ
バー部材7の軸部73は、この長穴12内に挿入されて
おり、これにより、レバー部材7は、ハウジング1に長
穴12に沿って移動自在且つ軸部73を中心として回動
自在に支持される。又、レバー部材7は、その当接部7
1と可動電極5の接点51との当接で接点51をたわみ
変形させ固定電極4の接点42と接触させており、この
接点52のたわみ変形による反力を当接部71で受けて
長穴12に沿う移動動作を成す。更に、レバー部材7
は、その係合部72とシャフト部材6のフランジ部分6
4との係合によりシャフト部材7の移動動作を受け、軸
部73を中心とした回動動作を成す。
【0023】図1及び図5に示されるように、ハウジン
グ1のケース11には、壁部13がレバー部材7の突部
74と対向して形成されている。この壁部13は、突部
74の当接面74aと当接する当接面13aを持ち、こ
の当接面13aは、ほぼ直線状を呈している。又、壁部
13は、レバー部材7の回動軌跡範囲内で消失してお
り、当接面13aは、この壁部13が消失する境界部位
でレバー7の長手方向に僅かに盛り上がっている。レバ
ー部材7は、突部74の当接面74aと壁部13の当接
面13aとの当接により当接部72を可動電極5の接点
51と当接させて接点51をたわみ変形させた状態でそ
の移動動作が規制され、又、当接面13aの盛り上がり
部位と当接面74aとの当接により回動動作に若干の負
荷(摩擦抵抗)が付与される。尚、この負荷は、スプリ
ング8の付勢力よりも小さいものである。
【0024】次に本発明に係る衝撃検出装置の第1実施
形態の作動について説明する。
【0025】図1及び図5は、衝撃が入力されていない
初期状態を示している。この初期状態においては、ボー
ル3は、凹部21の斜面21aの頂点部位に位置してお
り、その表面には、シャフト部材6の第1軸部分62の
先端がボール3の上に乗り上げた形で当接している。レ
バー部材7は、壁部13の当接面13aの盛り上がり部
位により壁部13の当接面13aと突部74の当接面7
4aとが当接した状態で保持されており、この壁部13
の当接面13aと突部74の当接面74aとの当接によ
りレバー部材7の移動動作が規制され、当接部71を可
動接点5の接点51に当接させて接点51をたわみ変形
させ、接点51を固定接点4の接点41と接触させた状
態としている。この状態は、両電極4、5間を導通状態
とし、衝撃非検出状態となっている。このようなシャフ
ト部材62及びレバー部材7の配置は、レバー部材7の
係合部72とシャフト部材6のフランジ部分64との間
にシャフト部材6の移動方向においてスキAを設定して
おり(図5示)、これにより、レバー部材7が受ける接
点51のたわみ変形による反力がシャフト部材6に伝わ
ることがなくなる。
【0026】この状態において、所定値以上の加速度が
発生すると、ボール3がこの加速度を受けて斜面21a
上を転動し、シャフト部材4の第1軸部分42の先端か
ら外れる。この時、ボール3は、図2及び図6に示すよ
うに、シャフト部材6をスプリング8の付勢力に抗して
図2示上方に移動させた後、第1軸部分62の先端から
外れる。これにより、ボール3を転動させる加速度は、
少なくともスプリング8の付勢力に抗する以上のものと
なる。シャフト部材6とボール3との当接が外れると、
図3及び図7に示されるように、シャフト部材6がスプ
リング8の付勢力によって図3示下方に移動する。これ
により、シャフト部材6のフランジ部分64とレバー部
材7の係合部72とが係合してレバー部材7を図3示下
方に回動させる。レバー部材7が回動すると、突部74
の当接面74aと壁部13の当接面13aとの当接が解
除され、レバー部材7が可動電極5の接点51のたわみ
変形による反力により図3示左方へ移動する。結果、図
4に示されるように、接点41のわたみ変形がなくな
り、接点51と固定電極4の接点41との接触が解除さ
れ、両電極4、5間が非導通状態となって衝撃検出信号
が出力される。
【0027】このように、図1に示される初期状態にお
いて、可動電極5の接点51のたわみ変形による反力
は、レバー部材7により受けられ、しかも、レバー部材
7の突部74とケース11の壁部13とを当接させてレ
バー部材7の係合部72とシャフト部材6のフランジ部
分61との間に所定のスキAを設定しているので、シャ
フト部材6の移動はスプリング8の付勢力のみで可動電
極5の接点51のたわみ変形による反力が何ら影響しな
い。よって、両電極4、5間のスイッチング性能を向上
させるために接点51のたわみ変形を大きくしたとして
も、シャフト部材6は、スプリング8の付勢力のみでボ
ール3の転動(加速後の発生)により十分に移動できる
つまり適正な衝撃検出の感度が保たれる。
【0028】図8に示されるように、ハウジング1のケ
ース11には、レバー部材7の係合部72と当接可能な
案内壁14が形成されている。この案内壁14は図4示
の状態で係合部72と当接し、レバー部材7を図4示左
方へ強制的に移動案内する。これにより、可動電極5と
当接部71との当接を解除し、可動電極5の接点51と
固定電極4の接点41との接触解除を確実に行わせる。
【0029】図9及び図10に示されるように、シャフ
ト部材6のフランジ部分64には、ケース11側に向か
って延在する腕部65が形成されている。この腕部65
の先端には、インジケータ部材15が固着されている。
ケース11の外側には、ハウジング1内に連通し且つハ
ウジング外に開口している収容凹部11bが形成されて
おり、インジケータ部材15は、この収容凹部11b内
に配置されている。このインジケータ部材15は、シャ
フト部材6の移動と一体に移動し、図1示の状態におい
て収容凹部11b内に位置しており、図4示の状態にお
いて収容凹部11bから突出する。これにより、衝撃検
出装置の状態を目視で認識することができる。又、本体
部分61には、ケース11側に向かって突出する突起部
66が形成されている。この突起部66は、レバー部材
7の下面と係合可能である。よって、図4示の状態にお
いて、インジケータ部材15を使用者が指等で収容凹部
11b内に押し込むと、シャフト部材6を図4示上方に
移動すると共に突起部66とレバー部材7とが係合して
レバー部材7が図4示上方に回動する。これにより、衝
撃検出装置を図4示の状態から図1示の初期状態に復帰
させることができる。 このように、インジケータ部材
15は、シャフト部材6と一体に移動するので、その移
動量は、ボール3の移動量に影響されず、その移動量を
大きくとることができる。よって、衝撃検出装置の状態
の目視が容易になる。
【0030】次に本発明に係る第2の実施の形態につい
て図11ないし図14を参照して説明する。
【0031】図11及び図13は、ケース11及びカバ
ー16よりなる分割型のハウジング1の内部をケース1
1を取り外して示しており、図11は、初期状態を示
し、図13は、第1の実施の形態の図4に示す状態に相
当する状態を示す。
【0032】図11ないし図14に示されるように、レ
バー部材7の係合部72には、ケース11に向かって延
在する延在軸部75が形成されている。ケース11の収
容凹部11b内に配置されたインジケータ部材15は、
この延在軸部75に連結されており、レバー部材7の回
動により移動する。よって、インジケータ部材15を押
し込むと、レバー部材7を図13示上方に回動すると共
にシャフト部材6のフランジ部分64とレバー部材7の
係合部72とが係合してシャフト部材6を図13示上方
に移動する。これにより、第1の実施の形態と同様に、
衝撃検出装置を図13示の状態から図11示の初期状態
に復帰させることができる。
【0033】このように、インジケータ部材15は、ア
ーム部材7と一体に移動するので、その移動量は、シャ
フト部材6の移動量に影響されず、その移動量を大きく
とることができる。よって、衝撃検出装置の状態の目視
が容易になる。
【0034】尚、その他の構造及び作動は、第1の実施
の形態と同様である。又、第1の実施の形態において
は、突起部66を必要としたが、第2の実施の形態にお
いては、不要となる。
【0035】次に本発明に係る第3の実施の形態につい
て図15を参照して説明する。
【0036】図15に示されるように、レバー部材7
は、当接部71において可動電極5に可動電極5の接点
51をたわみ変形させるべく当接すると共に、係合部7
2においてシャフト部材6のフランジ64に係合可能に
配置している。又、補助レバー部材9は、その一端91
においてケース11の側壁に当接させるとともに、他端
92においてシャフト部材6のフランジ64に係合可能
に配置している。レバー部材7の係合部72と補助レバ
ー部材9の他端とは相対回動自在に連結されており、補
助レバー部材9の他端92とケース11との当接がレバ
ー部材7の長穴12に沿う移動を規制している。つま
り、この他端92とケース11との当接が第1の実施の
形態及び第2の実施の形態の突部74と壁部13の当接
に相当する。
【0037】尚、その他の構造及び作動は、第1の実施
の形態及び第2の実施の形態と同様である。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、シャフト部材の移動に
より回動且つ移動すると共に可動電極の弾性変形による
反力を受けるアーム部材を設けたので、可動電極の弾性
変形による反力を上げてもこの反力がシャフト部材の作
動には何ら影響せず、衝撃検出の感度が適正で且つ信頼
性の高い衝撃検出装置とすることができる。
【0039】又、本発明によれば、レバー部材の他端と
シャフト部材との間に係合方向のスキを画成したので、
可動電極の弾性変形による反力のシャフト部材への伝達
をより確実に防止することができる。
【0040】又、本発明によれば、レバー部材の一端と
可動電極との当接を解除するようにレバー部材の移動を
案内する案内壁をハウジングに設けたので、可動電極と
固定電極との接触及び接触解除をより確実に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衝撃感知装置の第1の実施の形態
を示す正面図である。
【図2】本発明に係る衝撃検出装置の第1の実施の形態
の作動を示す図1に相当する正面図である。
【図3】本発明に係る衝撃検出装置の第1の実施の形態
の作動を示す図1に相当する正面図である。
【図4】本発明に係る衝撃検出装置の第1の実施の形態
の作動を示す図1に相当する正面図である。
【図5】本発明に係る衝撃検出装置の第1の実施の形態
のアーム部材を示す図1の部分拡大図である。
【図6】本発明に係る衝撃検出装置の第1の実施の形態
のアーム部材の作動を示す図2の部分拡大図である。
【図7】本発明に係る衝撃検出装置の第1の実施の形態
のアーム部材の作動を示す図3の部分拡大図である。
【図8】本発明に係る衝撃感知装置の第1の実施の形態
のアーム部材の作動を示す図4の部分拡大図である。
【図9】本発明に係る衝撃感知装置の第1の実施の形態
を示す断面図である。
【図10】本発明に係る衝撃感知装置の第1の実施の形
態の外観を示す正面図である。
【図11】本発明に係る衝撃感知装置の第2の実施の形
態を示す正面図である。
【図12】図11の外観を示す正面図である。
【図13】本発明に係る衝撃感知装置の第2の実施の形
態の作動を示す正面図である。
【図14】図13の外観を示す正面図である。
【図15】本発明に係る衝撃感知装置の第2の実施の形
態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 ボール 4 固定電極 5 可動電極 6 シャフト部材 7 レバー部材 8 スプリング 9 補助レバー部材 A スキ 13 壁部 66 案内壁 74 突部(当接部) 21a 斜面(円錐斜面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田 中 和 也 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内の円錐斜面上に配置され該
    円錐斜面上を転動可能なボールと、前記ハウジング内に
    移動自在に支持され且つ前記ボールに当接可能なシャフ
    ト部材と、前記ハウジング内に固定された固定電極と、
    前記ハウジング内に前記固定電極の近傍で配置され弾性
    変形可能で且つ該弾性変形により前記固定電極と接触可
    能な可動電極と、前記ハウジング内に回動自在且つ移動
    自在に支持されその一端において前記可動電極を押圧可
    能で且つ他端において前記シャフト部材に係合可能なレ
    バー部材と、前記シャフト部材を前記レバー部材の一端
    と係合する方向及び前記ボールと当接する方向に付勢す
    るスプリングとを有する衝撃検出装置。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングに設けられた壁部と、前
    記レバー部材に設けられ前記壁部と当接可能で該当接に
    より前記レバー部材の移動が規制される当接部とを有す
    る、請求項1記載の衝撃検出装置。
  3. 【請求項3】 前記シャフト部材の一端と前記ボールと
    が当接した状態において、前記レバー部材の他端と前記
    シャフト部材との間に画成された係合方向のスキを有す
    る、請求項1記載の衝撃感知装置。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングに設けられ前記レバー部
    材の一端と前記可動電極との当接を解除するように前記
    レバー部材の移動を案内する案内壁を有する、請求項1
    記載の衝撃感知装置。
  5. 【請求項5】 一端において前記ハウジングに当接し且
    つ他端において前記レバー部材と共に前記シャフト部材
    に係合可能な補助レバー部材とを有する、請求項1記載
    の衝撃検出装置。
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