JPH10122576A - ガスオーブンレンジの収納トレー引出装置 - Google Patents

ガスオーブンレンジの収納トレー引出装置

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JPH10122576A
JPH10122576A JP25576497A JP25576497A JPH10122576A JP H10122576 A JPH10122576 A JP H10122576A JP 25576497 A JP25576497 A JP 25576497A JP 25576497 A JP25576497 A JP 25576497A JP H10122576 A JPH10122576 A JP H10122576A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーブン室でオーブン調理をする際、一度に
棚部材を引出入できることで使用に便利で、かつ棚部材
を引出す際にオーブン室内に手を入れる必要をなくすこ
とにより、オーブン室内から発生する高温によるやけど
を免れるようにされたガスオーブンレンジの収納トレー
引出装置を提供すること。 【解決手段】 オーブン室60の所定高さに棚部材90を安
着させてガスの熱源により食品をオーブン調理するよう
に構成されたガスオーブンレンジにおいて、オーブン室
60の外部に設けられた操作部600と、操作部600の動作信
号に伴って、多段階に積層されるように安着された複数
の棚部材90をオーブン室60内外に引出入させるようにオ
ーブン室内に設けられた収納トレー引出手段とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスオーブンレン
ジに係り、より詳しくは複数の棚部材(たとえば、ほう
ろうのなべ、バーベキュー刺し、グリール焼け網など)
を収納トレーに多段積層されるように収納して、一度に
引出入可能になるようにすることで使用に便利であり、
かつオーブンの熱気からユーザーを安全に保護できるよ
うにしたガスオーブンレンジの収納トレー引出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の一実施例によるこの種のガスオー
ブンレンジは、図1に示すように、図示のない調理容器
を加熱するように上部に設けられるガスレンジ部10
と、ガス熱により食品を加熱して調理を行うように前記
ガスレンジ部10の下側に設けられたオーブンレンジ部
20とからなる。
【0003】すなわち、前記オーブンレンジ部20は、
アディアベティックの断熱材が内装されたキャビティー
30と、噴出されるガスを点火して火炎を形成させるよ
うに前記キャビティー30内の中央下部に設けられたパ
イプバーナ40と、該パイプバーナ40から発生される
火炎により加熱されて高温の対流熱を放出させるととも
に、その高温の対流熱がキャビティー30の上部へ上昇
されるようにガイドするためにパイプバーナ40の上部
に設けられたバーナカバー50と、該バーナカバー50
から発生される高温の対流熱がキャビティー30の両側
を通して上昇されるように対流熱流入通路81が形成さ
れるとともに、キャビティー30の上下側にそれぞれオ
ーブン室60およびボイラ室70を形成するようにバー
ナカバー50の上部に設けられた熱分散板80とからな
る。
【0004】この際、前記オーブン室60には、所定高
さに棚部材90が安着されてステークおよびバーベキュ
ーなどの食品をオーブン調理可能に、その左右側内壁に
相互対称されるように上下に所定の間隔をおいて複数の
係止突起61がフォーミング加工により一体に突成され
ている。
【0005】前記ボイラ室70には、引出し式に引出入
されつつその内部に収容されたステーク及び魚などの食
品をガスの熱源により加熱調理可能に、その左右側の内
壁に設けられたレール71により所定高さで引出し式で
引出入されるボイラ箱72が安着されている。
【0006】また、従来の他の実施例によるガスオーブ
ンレンジにおいて、収納トレー引出装置は図2に示すよ
うに、機器を製造する際にオーブン室60の両内側壁を
平面状に形成し、該オーブン室60の両内側壁に相互に
対称される所定高さにそれぞれ係止ラック62が密着さ
れるように設けられることにより、ユーザーが該係止ラ
ック62の間に前記棚部材90の両端に突出された図示
のないフランジ部を水平方向に嵌入させてオーブン室6
0の所定高さに棚部材90を引出入させうるように構成
されきてた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かように構
成された上記従来の一実施例および他の実施例によるガ
スオーブンレンジの収納トレー引出装置によれば、係止
突起または係止ラックがオーブン室の両側内壁に一体に
固定される構造になっているため、オーブン調理の際に
係止突起または係止ラックの下端に一つの棚部材90を
使用するため、多数回にわたって引出入しなければなら
ない使用上の不便があるし、とりわけ、100−300
゜ぐらいの高温で調理されるオーブン室60内に手を入
れて棚部材90を引出す際にやけどを負うなどの安全事
故などの問題点があった。
【0008】
【発明の目的】そこで、本発明は、上記種々の問題点を
解決するためになされたものであって、本発明の目的
は、オーブン室でオーブン調理をする際、一度に棚部材
を引出入できるようにして使用に便利であり、かつ棚部
材を引出す際にオーブン室内に手を入れる必要をなくす
ことで、オーブン室内から発生する高温によるやけどを
免れるようにされたガスオーブンレンジの収納トレー引
出装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のごとき目的を達成
するために、本発明によるガスオーブンレンジの収納ト
レー引出装置は、オーブン室の所定高さに棚部材を安着
させてガスの熱源により食品をオーブン調理するように
構成されたガスオーブンレンジにおいて、前記オーブン
室の外部に設けられた操作部と、該操作部の動作信号に
伴って、多段階に積層されるように安着された複数の棚
部材をオーブン室内外に引出入させるようにオーブン室
内に設けられた収納トレー引出手段とを備えることを特
徴とする。
【0010】また、オーブン室の所定高さに棚部材を安
着させてガスの熱源により食品をオーブン調理するよう
に構成されたガスオーブンレンジにおいて、操作部の動
作信号に伴って、多段階に積層されるように安着された
複数の棚部材をオーブン室内外に引出入させるようにオ
ーブン室内に設けられた収納トレー引出手段と、前記収
納トレー引出手段の初期動作前後に動力の切換えが常時
開放されて多段階に積層されるように安着された複数の
棚部材をオーブン室内外に手動により引出入させるよう
に設けられた感知手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による第1の実施の
形態について添付図面の図3〜図5に沿って詳述する。
図において、従来の構成と同一の構成に対しては、同一
名称および符号を付してそれに対する重なる説明は省く
ことにする。
【0012】図において、参照符号200は、電子的な
信号に伴って多段階に積層されるように安着された複数
の棚部材90を自動的にオーブン室60の内外に引出入
させるようにオーブン室60内に設けられた収納トレー
引出手段を示す。
【0013】すなわち、前記収納トレー引出手段200
は、図3〜図5に示すように、オーブン調理の際一度に
複数の棚部材90を多段階に積層されるようにオーブン
室60内に設けられた収納トレー部300と、該収納ト
レー部300が前記オーブン室内で所定高さに安着され
て転動により前後方向へ引出入されるように前記キャビ
ティー30の内側壁に回転可能に設けられた複数のロー
ラ400と、前記収納トレー部300を前記オーブン室
60で前後方向へ所定の距離だけ引出入させるように前
記キャビティー30に設けられた駆動部500と、該駆
動部500を動作させるようにオーブン室60の外部に
設けられたワンタッチ方式の操作部600とからなる。
【0014】この際、前記収納トレー部300は、前記
複数のローラ400に嵌合されて前後方向へ転動される
ように正面から見る際に”[”形状かまたは”]”形状
中から選ばれたいずれかの一つであり、左右対称に設け
られた左右側スライド部材310,311と、該左右側
スライド部材310と311との左右間隔を保持するよ
うにそれらの前後側端に水平方向に一体に固定された前
後側連結部材320,321と、前記左右側スライド部
材310,311の前後側端において上部方向へ同一高
さを有して垂直方向に延びるようにそれぞれ一体に固定
された一対の前後側レールブラケット330,331
と、前記複数の棚部材が上下に所定間隔をおいて多段階
に積層されるように引出し方式で引出入されるように前
記一対の前後側レールブラケット330,331におい
てそれぞれ左右対称に多段階の所定高さに固定された多
段階の左右側レール部材340,341とからなる。
【0015】前記駆動部500は、前記操作部600の
信号に伴って電源が印加されて正逆駆動されるモータ5
10と、該モータ510の駆動にしたがって回転するよ
うにモータ軸511の先端に固定されたピニオン520
と、該ピニオン520に歯合されて回転されるアイドル
歯車530と、該アイドル歯車530に歯合されて直線
移動されて前記収納トレー部300を前後方向へ移動さ
せるように収納トレー部300の前後側連結部材320
と321との間の下部中央に固定されたラック540と
からなる。
【0016】この際、前記モータ510および操作部6
00には、マイコン700が接続されて電流および動作
を制御するようになる。前記ラック540の前後側端に
は前記アイドル歯車530とラック540との歯合が離
脱しないように、ストッパ541が一体に形成されてい
る。
【0017】以下、上記のごとく構成された第1の実施
の形態による作用、効果について述べる。オーブン調理
の際、図示されないオーブン室扉を開いてオーブン室6
0を開放させた後、オーブン室60内に収容された収納
トレー部300をオーブン室60の前方の開口を通して
引出させるために、オーブン室60の外側に設けられた
操作部600をワンタッチ方式で押圧すると、該操作部
600の押圧信号を感知してマイコン700にデータが
入力され、該マイコン700はそのデータを判別してプ
ログラム化された入力に伴って駆動部500のモータ5
10が制御されるようになる。
【0018】さらに、モータ510に電源が印加されて
一方向に駆動されると、該モータ510の駆動にしたが
ってモータ軸511を介して固定されたピニオン520
が一方向に回転されつつ歯合されたアイドル歯車530
を同時に回転させるようになり、該アイドル歯車530
は一方向に回転されつつその上端に歯合されたラック5
40を前方に直線移動させることにより、ラック540
に固定された収納トレー部300がキャビティー30の
内側壁に設けられた複数のローラ400にガイドされて
転動されつつ開口されたオーブン室60の前方を通して
所定距離引出される。
【0019】すなわち、収納トレー部300が前記ラッ
ク540の前方への引出動作にしたがって移動する際に
は、収納トレー部300の下端に設けられた左右側スラ
イド部材310,311は前記複数のローラ400に接
触されて転動されることによりなめらかに前方に引出さ
れ、収納トレー300が前方へ引出されることで、前後
側レールブラケット330,331の左右側レール部材
340,341に多段階に積層されるように置かれた複
数の棚部材90が同時に引出される。
【0020】この際、ユーザーは複数の棚部材90を左
右側レール部材340,341から分離させ、調理に要
される各種の調理物を棚部材90上に載置した後、棚部
材90を左右側レール部材340,341に再度積層さ
れるように引出し方式で挿入するとともに操作部600
を押圧する。
【0021】この場合、駆動部500のモータ510は
上述の逆順動作にしたがって逆方向に駆動されつつピニ
オン520、アイドル歯車530、ラック540を順次
逆方向へ駆動させることにより、ラック540はオープ
ン室60に向けて後方側に直線移動されるとともに収納
トレー部300を同時に引入させる。
【0022】この際、ユーザーは図示のないオーブン室
扉を閉じてオーブン室60の開口を閉鎖させた後、図示
のない調理開始ボタンを押圧すると、直流電圧がコンベ
ックションリレーおよびオーブンランプリレーに印加さ
れる。
【0023】さらに、コンベックションリレーは、図示
のないファンモータおよび循環モータを駆動させること
で、その送風力により発生される対流空気は電装物を冷
却するとともにオーブン室60内に残留する残留ガスお
よび臭いなどを外部へ排出するようになり、数秒後には
弁動作によりガスがパイプバーナ40の図示のない炎穴
を通して噴出されるとともに点火される。
【0024】この際、パイプバーナ40の周辺に火炎が
形成され、該火炎から発生する固定の直火熱および輻射
熱はバーナカバーにガイドされて両側へ拡散されるとと
もに、熱分散板80の一側に形成された対流熱流入通路
81に流入されてオーブン室60に供給され循環される
ことにより棚部材90上に載置された食品をオーブン調
理するようになる。
【0025】したがって、収納トレー部300に3段階
に上下積層されるように置かれた複数の棚部材90をワ
ンタッチ方式の操作部600に連動する駆動部500に
より一度に同時に引出入させることができるため、多段
オーブン調理が便利であるばかりか分解および修理が容
易である。
【0026】また、オーブン調理の終了後、オーブン室
60内に手を入れなくても複数の棚部材90を外部へ引
出せるため、オーブン室60内に残留する高温の熱気に
よりやけどを負うおそれがない。
【0027】以下、本発明による第2の実施の形態につ
いて添付図面の図6〜図8に沿って詳述する。図におい
て、第1の実施の形態の構成と同一の構成に対しては同
一名称および符号を付してそれに対する重なる説明は省
くことにする。
【0028】図において、参照符号200aは、電子的
な信号に伴って、多段階に積層されるように安着された
複数の棚部材90を自動または手動によりオーブン室6
0の内外に引出入させるようにオーブン室60内に設け
た収納トレー引出手段を示す。
【0029】すなわち、前記収納トレー引出手段200
aは、図6〜図8に示すように、オーブン調理の際一度
に複数の棚部材90を多段階に積層されるようにオーブ
ン室60内に設けられた収納トレー部300と、該収納
トレー部300が前記オーブン室内で所定高さに安着さ
れて転動により前後方向へ引出入されるように前記キャ
ビティー30の内側壁に回転可能な所定高さに設けられ
た複数のローラ400と、前記収納トレー部300を前
記オーブン室60で前後方向へ所定の距離だけ引出入さ
せるように前記キャビティー30に設けられた駆動部8
00と、該駆動部800を動作させるようにオーブン室
60の外部に設けられたワンタッチ方式の操作部600
と、前記収納トレー部300を手動で出入させる際、収
納トレー部300が前記駆動部800の干渉を受けずに
動作するように駆動部800の駆動範囲を感知する感知
手段900とからなる。
【0030】この際、駆動部800は、前記操作部60
0の信号に伴って電源が印加されて正逆駆動されるモー
タ810と、該モータ810の駆動にしたがって回転さ
れるようモータ軸811の先端に固定されたピニオン8
20と、該ピニオン820に歯合または歯車分離可能に
設けられたアイドル歯車830と、該アイドル歯車83
0に歯合されて直線移動されつつ前記収納トレー部30
0を前後方向へ移動させるように収納トレー部300の
前後側連結部材320と321との間の下部中央に固定
されたラック840とからなる。
【0031】前記モータ810と感知手段900は、前
記キャビティー30の底面に固定されたモータブラケッ
ト870を介して所定高さに設けられる。前記ピニオン
820の周面には、初期動作前後に前記感知手段900
の感知信号に伴ってモータ810の駆動が停止されると
ともに、ピニオン820が回転を停止され、ピニオン8
20とアイドル歯車830との歯合が分離されることに
より、前記収納トレー部300を手動で引出入されうる
ように180゜の間隔で相互に対向される位置に分離溝
821がそれぞれ形成されている。
【0032】前記アイドル歯車830は、前記オーブン
室60内の底面側キャビティー30に設けられた歯車ブ
ラケット850と、該歯車ブラケット850の上部にヒ
ンジ結合されたヒンジ軸860により回転可能に設けら
れている。
【0033】この際、前記歯車ブラケット850には、
その中央にアイドル歯車830の周面の一部が上部から
下部へ貫通されて前記ピニオン820の周面に歯合され
るように通し穴851が穿設され、その上面において前
記通し穴851の左右側には前記回転軸860がヒンジ
結合されるように軸溝852を有する軸支持台853が
同一高さにそれぞれ対向するよう突設されている。
【0034】さらに、前記ラック840の下面の左右側
端には前記アイドル歯車830が前記オーブン室60内
に露出するのを遮蔽するとともに、オーブン室60内か
ら発生する各種の異物がアイドル歯車830に付着する
のを防止するようにラック840とアイドル歯車830
との歯合を覆う遮蔽部材841が垂直方向に突設されて
いる。
【0035】一方、前記感知手段900は、スイッチや
またはセンサ中から選ばれたいずれかの一種からなり、
前記マイコン700に接続されてモータ810の電流お
よび動作を制御するようになる。
【0036】以下、上記のごとく構成された第2の実施
の形態による作用、効果について述べる。まず、収納ト
レー部300を自動で引出入させるためにオーブン室6
0の外部操作部600を押圧すると、該押圧信号がマイ
コン700を通して駆動部800のモータ810に伝達
されてモータ810が正逆方向へ駆動されるようにな
り、該モータ810の駆動にしたがってモータ軸811
を介して固定されたピニオン820が正逆方向へ回転さ
れつつアイドル歯車830を同時に回転させるようにな
り、前記アイドル歯車830は正逆方向へ回転される
際、その周面に常時歯合されたラック840を前後方へ
直線移動させることにより、ラック840に固定された
収納トレー部300がキャビティー30の内側壁に設け
られた複数のローラ400にガイドされて転動されつつ
オーブン室60の開口を通して前後方へ所定距離引出さ
れるかまたはオーブン室60内に引入れられる。
【0037】この際、ピニオン820の初期動作前後に
は、その周面に対し180゜の間隔で相互に対向される
ように形成された分離溝821が、図8に示すように、
感知手段900の感知信号によりモータ810の駆動が
停止される動作にしたがってアイドル歯車830の中心
線に対応する位置にあるため、ピニオン820とアイド
ル歯車830との歯合が分離された状態を保持する。
【0038】すなわち、モータ810の駆動は、感知手
段900がピニオン820に形成された分離溝821を
感知するときまで続けるとともに分離溝821を感知す
るとモータ810の駆動が停止されることにより、常時
分離溝821によりピニオン820とアイドル歯車83
0が分離された状態を保持する。
【0039】したがって、ユーザーが収納トレー部30
0を手動で引出そうとする場合、収納トレー部300を
把持して引張ると、収納トレー部300下部に固定され
たラック840は、アイドル歯車830とピニオン82
0との歯合が分離された状態に伴ってモータ810およ
びピニオン820の干渉を受けずに前方へ移動されつつ
ラック840に歯合されたアイドル歯車830だけを回
転させることにより、モータ810の回転により過負荷
を未然に防止することができる。
【0040】一方、オーブン調理の際にオーブン室60
内から発生する脂などの異物がラック840の左右側に
垂直に突設された遮蔽部841によりラック840の歯
部分とアイドル歯車830の歯部分が保護されることに
より、アイドル歯車830とラック840との歯合が円
滑に保持される。
【0041】ところで、アイドル歯車830とラック8
40に脂などの異物が浸透する場合には、収納トレー部
300をオーブン室60の開口方向へ引出して収納トレ
ー部300の下部に固定されたラック840と歯合され
たアイドル歯車830とを分離させるとともに、収納ト
レー部300の左右側スライド部材310,311にそ
れぞれ係合された複数のローラ400を分離させる。
【0042】この際、アイドル歯車830は、回転軸8
60の外周面に嵌合された状態となるため、ユーザーは
回転軸860を上方向へ持上げて回転軸860と歯車ブ
ラケット850との組立状態を分離させた後、回転軸8
60からアイドル歯車830を分離させることにより、
アイドル歯車830、回転軸860、歯車ブラケット8
50が分解清掃(洗浄)可能となるのはもとより、上述
の逆順に沿って再組立が可能となる。
【0043】
【発明の効果】上述のように、本発明の第1および第2
の実施の形態によるガスオーブンレンジの収納トレー引
出装置によれば、オーブン室で複数の棚部材が安着され
た収納トレー部を自動または手動操作によりオーブン室
の内外に引出入させうる構造になっているため、使用が
便利で、かつ棚部材の引出の際手を入れずにすむため、
オーブン室内で発生する高熱によるやけどを負うおそれ
がないばかりか、分解清掃が容易であるという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の1つの形態における収納トレーの係止
構造を示す正面図である。
【図2】 従来の他の形態における収納トレーの係止構
造を示す正面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態を示す図であっ
て、収納トレー引出装置を示す分解斜視図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態を示す図であっ
て、収納トレー引出装置を示す結合平面図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態を示す図であっ
て、収納トレー引出装置がオーブン室に設けられた状態
を示す要部正断面図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態を示す図であっ
て、収納トレー引出装置を示す分解斜視図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態を示す図であっ
て、収納トレー引出装置がオーブン室に設けられた状態
を示す要部正断面図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態を示す図であっ
て、収納トレー引出装置の動作状態を示す要部側面図で
ある。
【符号の説明】
60 オーブン室 90 棚部材 300 収納トレー部 200,200a 収納トレー引出手段 310,311 左右側スライド部材 320,321 前後側連結部材 330,331 前後側レールブラケット 340,341 左右側レール部材 400 ローラ 500,800 駆動部 510,810 モータ 520,820 ピニオン 530,830 アイドル歯車 540,840 ラック 541 ストッパー 600 操作部 821 分離溝 850 歯車ブラケット 860 回転軸 900 感知手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーブン室の所定高さに棚部材を安着さ
    せてガスの熱源により食品をオーブン調理するように構
    成されたガスオーブンレンジにおいて、前記オーブン室
    の外部に設けられた操作部と、該操作部の動作信号に伴
    って、多段階に積層されるように安着された複数の棚部
    材をオーブン室内外に引出入させるようにオーブン室内
    に設けられた収納トレー引出手段とを備えることを特徴
    とするガスオーブンレンジの収納トレー引出装置。
  2. 【請求項2】 前記収納トレー引出手段は、オーブン調
    理の際一度に複数の棚部材を多段階に積層させる収納ト
    レー部と、前記収納トレー部が前記オーブン室内で所定
    高さに安着されて転動により前後方向へ引出入されるよ
    うにオーブン室内に設けられた複数のローラと、前記操
    作部のワンタッチ方式による押圧信号に伴って駆動され
    つつ前記収納トレー部をオーブン室内で前後方向へ所定
    の距離引出入させるように設けられた駆動部とから構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のガスオー
    ブンレンジの収納トレー引出装置。
  3. 【請求項3】 前記収納トレー部は、前記複数のローラ
    に嵌合されて前後方向へ転動される左右側スライド部材
    と、前記左右側スライド部材間の左右間隔を保持するよ
    うにそれらの前後側端に水平方向に一体に固定された前
    後側連結部材と、前記左右側スライド部材の前後側端に
    おいて上部方向へ同一高さを有して垂直にそれぞれ一体
    に固定された一対の前後側レールブラケットと、前記複
    数の棚部材が上下に所定間隔をおいて多段階に積層され
    るように引出し方式で引出入されるように前記一対の前
    後側レールブラケットに左右対称に多段階で所定高さで
    固定された複数の左右側レール部材とから構成されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のガスオーブンレン
    ジの収納トレー引出装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動部は、前記操作部の信号に伴っ
    て電源が印加されて正逆駆動されるモータと、該モータ
    の駆動にしたがって回転されるようモータ軸の先端に固
    定されたピニオンと、該ピニオンに歯合されて直線移動
    され、前記収納トレー部を前後方向へ移動させるように
    収納トレー部の下部に固定されたラックとから構成され
    ていることを特徴とする請求項2に記載のガスオーブン
    レンジの収納トレー引出装置。
  5. 【請求項5】 前記ピニオンと前記ラックとの間には、
    歯車比を利用して前記モータの駆動力を増大させるよう
    に設けられたアイドル歯車を含むことを特徴とする請求
    項4に記載のガスオーブンレンジの収納トレー引出装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ラックの前後側端には、前記アイド
    ル歯車とラックとの歯合が離脱されないように形成され
    たストッパを含むことを特徴とする請求項2に記載のガ
    スオーブンレンジの収納トレー引出装置。
  7. 【請求項7】 オーブン室の所定高さに棚部材を安着さ
    せてガスの熱源により食品をオーブン調理するように構
    成されたガスオーブンレンジにおいて、操作部の動作信
    号に伴って、多段階に積層されるように安着された複数
    の棚部材をオーブン室内外に引出入させるようにオーブ
    ン室内に設けられた収納トレー引出手段と、前記収納ト
    レー引出手段の初期動作前後に動力の切換えが常時開放
    されて多段階に積層されるように安着された複数の棚部
    材をオーブン室内外に手動により引出入させるように設
    けられた感知手段とを備えることを特徴とするガスオー
    ブンレンジの収納トレー引出装置。
  8. 【請求項8】 前記収納トレー引出手段は、オーブン調
    理の際に一度に複数の棚部材を多段階に積層させる収納
    トレー部と、前記感知手段の感知信号に伴って駆動が制
    限されて前記収納トレー部と動力切換えが開放されつつ
    収納トレー部を手動により引出入させる駆動部とから構
    成されていることを特徴とする請求項7に記載のガスオ
    ーブンレンジの収納トレー引出装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動部は、前記モータの駆動にした
    がって回転するピニオンと、該ピニオンに歯合または分
    離可能に設けられたアイドル歯車と、該アイドル歯車に
    歯合されて直線移動されつつ前記収納トレーを前後方向
    へ移動させるように収納トレー部に固定されたラックと
    から構成されていることを特徴とする請求項8に記載の
    ガスオーブンレンジの収納トレー引出装置。
  10. 【請求項10】 前記ピニオンの周面には、初期動作前
    後に前記感知手段の感知信号に伴ってモータの駆動が停
    止されるとともに、ピニオンが回転を停止されてピニオ
    ンとアイドル歯車との歯合が分離されることにより、前
    記収納トレー部を手動で引出入させるように分離溝が形
    成されていることを特徴とする請求項9に記載のガスオ
    ーブンレンジの収納トレー引出装置。
  11. 【請求項11】 前記アイドル歯車は、前記オーブン室
    内の底面側のキャビティーに設けられた歯車ブラケット
    と、該歯車ブラケットの上部にヒンジ結合された回転軸
    により回転可能に設けられていることを特徴とする請求
    項9に記載のガスオーブンレンジの収納トレー引出装
    置。
  12. 【請求項12】 前記ラックには、アイドル歯車の前記
    オーブン室内への露出を遮蔽するとともに、オーブン室
    内から発生する各種の異物がアイドル歯車に付着するの
    を防止するようにラックとアイドル歯車との歯合を覆う
    遮蔽部材が形成されていることを特徴とする請求項9に
    記載のガスオーブンレンジの収納トレー引出装置。
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