JPH10122530A - 焼玉式無煙焼却炉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】ゴミを燃やす時に出る煙をなくするために開発
したものである。 【構成】１、この焼却炉は、炉本体に曲がった煙突
を中まで入れている。バーナーで煙突の温度を
上げてゴミをガス化して火格子からガスを吸い込ませ
燃やす。 ２、焼玉を加熱することによってバーナーの燃料を
止め、煙突の中へ空気を送ることにより、燃料無し
でガスを燃やす仕組みである。

Description

【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】少量の燃料で多くのゴミがガス化
して燃える。生ゴミも燃える。

【従来の技術】従来、ゴミを燃やしたら、煙が出ると考
えられた。又、生ゴミは燃えにくいと。

【発明が解決しようとする課題】ゴミを燃やしたら、煙
が出る。そこで煙の出ない方法として開発した。

【課題を解決するための手段】炉本体に煙突を設け
第一燃焼、第二燃焼、第三燃焼するようにし、又、第二
燃焼室に焼玉を設けることを実験と理論の結果、第二
燃焼室に、焼玉を設けることが、最上であることを発
見した。

【作用】炉内にゴミを入れ、バーナーに火を付けるこ
とにより第一、第二、第三燃焼して、さらに第二燃焼室
に焼玉を設けることにより、完全燃焼して煙が無くな
る。

【実施例】本発明に化学製品（スチロール・プラスチッ
ク・ゴム）一般的ゴミ（木材、紙、生ゴミ）を燃やして
も煙が出ないことが確認できた。

【発明の効果】

１、バーナーで煙突の温度を上げて第一燃焼室で
ゴミよりガスを出し、第二燃焼室でガスを燃やす。第三
燃焼室でもう一度ガスを燃やすことにより第二燃焼室の
中の焼玉が一度温度が上がればバーナーは停止して
よい。そのため少量の燃料ですむ。多くのゴミを燃やす
ことが出来る。ゴミをガス化して燃やすため、煙が出な
い効果がある。 ２、小型炉の場合、煙突とバーナーを１ヶ所又は
２ヶ所にする。大型炉の場合、煙突とバーナーを
数ヶ所に増やすことによって、小型、大型炉まで可能と
する。

【図面の簡単な説明】

【図１】側面断面図

【図２】正面図

【符号の説明】 焼却炉本体 煙突 煙突 煙玉 煙突 バーナー 火格子

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】１、炉本体に煙突を設ける。 ２、第二燃焼室の中へ焼玉を設ける。 以上の如く構成された無煙焼却炉である。
2. 【請求項２】煙突を炉本体へ入れ、煙突内で燃焼出
   来るもの。