JPH10122215A - 気泡コンクリート用アンカー - Google Patents
気泡コンクリート用アンカーInfo
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- JPH10122215A JPH10122215A JP27070396A JP27070396A JPH10122215A JP H10122215 A JPH10122215 A JP H10122215A JP 27070396 A JP27070396 A JP 27070396A JP 27070396 A JP27070396 A JP 27070396A JP H10122215 A JPH10122215 A JP H10122215A
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- Japan
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- metal plate
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Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 38
- 239000011381 foam concrete Substances 0.000 claims description 27
- 239000011470 perforated brick Substances 0.000 abstract description 34
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 abstract description 9
- 239000011449 brick Substances 0.000 abstract 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B15/00—Nails; Staples
- F16B15/04—Nails; Staples with spreading shaft
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/38—Connections for building structures in general
- E04B1/41—Connecting devices specially adapted for embedding in concrete or masonry
- E04B1/4178—Masonry wall ties
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高さ寸法の異なる穴あきレンガと気泡コンク
リートブロックの突き合せ部分の結合が行えるアンカー
を提供する。 【解決手段】 先端に設けたテーパ部5、5が対向する
よう重ね合わせた2枚の金属板6、6の後端部を固着し
て形成したアンカー体8と、先端部を該アンカー体8の
後端部に固着した可折り曲げ体9でアンカー4を形成
し、折り曲げ体9を折り曲げてアンカー体8を気泡コン
クリートブロックに打込んだ後、可折り曲げ体9を水平
に戻して穴あきレンガ間の目地モルタル内に埋めれば、
高さ寸法の異なる穴あきレンガと気泡コンクリートブロ
ックの突き合せ部分を結合できる。
リートブロックの突き合せ部分の結合が行えるアンカー
を提供する。 【解決手段】 先端に設けたテーパ部5、5が対向する
よう重ね合わせた2枚の金属板6、6の後端部を固着し
て形成したアンカー体8と、先端部を該アンカー体8の
後端部に固着した可折り曲げ体9でアンカー4を形成
し、折り曲げ体9を折り曲げてアンカー体8を気泡コン
クリートブロックに打込んだ後、可折り曲げ体9を水平
に戻して穴あきレンガ間の目地モルタル内に埋めれば、
高さ寸法の異なる穴あきレンガと気泡コンクリートブロ
ックの突き合せ部分を結合できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、気泡コンクリー
ト用アンカー、更に詳しくは、住宅用壁材である穴あき
レンガと気泡コンクリートブロックを固定するために用
いるアンカーに関する。
ト用アンカー、更に詳しくは、住宅用壁材である穴あき
レンガと気泡コンクリートブロックを固定するために用
いるアンカーに関する。
【0002】
【従来の技術】住宅用壁材において、外壁用として穴あ
きレンガを用い、内壁用として気泡コンクリートブロッ
クを用い、それぞれを積み重ねることによって壁を構築
することが行なわれており、穴あきレンガで構築した外
壁と気泡コンクリートブロックで構築した内壁の突き合
わせ部分は、互に固定化する必要がある。
きレンガを用い、内壁用として気泡コンクリートブロッ
クを用い、それぞれを積み重ねることによって壁を構築
することが行なわれており、穴あきレンガで構築した外
壁と気泡コンクリートブロックで構築した内壁の突き合
わせ部分は、互に固定化する必要がある。
【0003】ところで、従来の穴あきレンガは、大きさ
が縦約25cm、横約30cm、長さ約60cmのブロック状
で上下面に貫通する多数の穴を設けた構造に焼成され、
気泡コンクリートブロックもこの穴あきレンガと同じサ
イズに形成されている。
が縦約25cm、横約30cm、長さ約60cmのブロック状
で上下面に貫通する多数の穴を設けた構造に焼成され、
気泡コンクリートブロックもこの穴あきレンガと同じサ
イズに形成されている。
【0004】従って、穴あきレンガを積み重ねた場合
と、気泡コンクリートブロックを積み重ねた場合の、各
穴あきレンガの上面と各気泡コンクリートブロックの上
面とは同一面となる。
と、気泡コンクリートブロックを積み重ねた場合の、各
穴あきレンガの上面と各気泡コンクリートブロックの上
面とは同一面となる。
【0005】このため、穴あきレンガを積み重ねた外装
壁と気泡コンクリートブロックを積み重ねた内装壁のつ
き合わせ部分を結合するには、穴あきレンガと気泡コン
クリートブロックの上面にわたって平板状の接続金具を
設置し、それぞれの積み重ね面に介在させるモルタル内
に該接続金具を埋込んでおけば、モルタルの凝固により
突き合わせ部分を固定化することができる。
壁と気泡コンクリートブロックを積み重ねた内装壁のつ
き合わせ部分を結合するには、穴あきレンガと気泡コン
クリートブロックの上面にわたって平板状の接続金具を
設置し、それぞれの積み重ね面に介在させるモルタル内
に該接続金具を埋込んでおけば、モルタルの凝固により
突き合わせ部分を固定化することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、穴あきレン
ガは、気泡コンクリートブロックに比べ、同じサイズで
ありながら重量が極めて重く、このため、積み込み業者
の腰痛症が多発しており、これを防ぐ手段として、近年
縦寸法を25cmから20cmに変更して軽量化を図った穴
あきレンガが使用されるようになってきている。
ガは、気泡コンクリートブロックに比べ、同じサイズで
ありながら重量が極めて重く、このため、積み込み業者
の腰痛症が多発しており、これを防ぐ手段として、近年
縦寸法を25cmから20cmに変更して軽量化を図った穴
あきレンガが使用されるようになってきている。
【0007】上記穴あきレンガが軽量化のために縦寸法
が短尺化されると、積み重ね時の穴あきレンガと気泡コ
ンクリートブロックの上面のレベルが合わなくなり、壁
の突き合わせ部分の結合が従来の接続金具では用をなさ
ないため、新たな接続手段の開発が必要になる。
が短尺化されると、積み重ね時の穴あきレンガと気泡コ
ンクリートブロックの上面のレベルが合わなくなり、壁
の突き合わせ部分の結合が従来の接続金具では用をなさ
ないため、新たな接続手段の開発が必要になる。
【0008】そこで、この発明の課題は、高さ寸法の異
なる穴あきレンガと気泡コンクリートブロックの突き合
わせ部分の結合が確実強固に行なえる気泡コンクリート
用アンカーを提供することにある。
なる穴あきレンガと気泡コンクリートブロックの突き合
わせ部分の結合が確実強固に行なえる気泡コンクリート
用アンカーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、先端にテーパ部を有する
2枚の金属板をテーパ部が向き合うように重ね合わせ、
打ち込み部となる後端の近くを固着してアンカー体を形
成し、帯板状に形成された金属製の可折り曲げ体の先端
部を前記アンカー体の後端からやや先端寄りの位置に固
着した構成を採用したものである。
するため、請求項1の発明は、先端にテーパ部を有する
2枚の金属板をテーパ部が向き合うように重ね合わせ、
打ち込み部となる後端の近くを固着してアンカー体を形
成し、帯板状に形成された金属製の可折り曲げ体の先端
部を前記アンカー体の後端からやや先端寄りの位置に固
着した構成を採用したものである。
【0010】請求項2の発明は、先端にテーパ部を有す
る長短2枚の金属板をテーパ部が向き合うように重ね合
わせ、短い金属板の打ち込み部となる後端部を長い金属
板に固着し、長い金属板の短い金属板が重なる部分と該
短い金属板でアンカー体を形成し、長い金属板の短い金
属板から突出する部分を可折り曲げ体とした構成を採用
したものである。
る長短2枚の金属板をテーパ部が向き合うように重ね合
わせ、短い金属板の打ち込み部となる後端部を長い金属
板に固着し、長い金属板の短い金属板が重なる部分と該
短い金属板でアンカー体を形成し、長い金属板の短い金
属板から突出する部分を可折り曲げ体とした構成を採用
したものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項1と2記載の発
明において、可折り曲げ体が約90°折り曲げられたと
きに、アンカー体は後端の打ち込み部が可折り曲げ体よ
りも後方に突出するようになっている構成を採用したも
のである。
明において、可折り曲げ体が約90°折り曲げられたと
きに、アンカー体は後端の打ち込み部が可折り曲げ体よ
りも後方に突出するようになっている構成を採用したも
のである。
【0012】請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明
において、可折り曲げ体に複数の孔が設けられている構
成を採用したものである。
において、可折り曲げ体に複数の孔が設けられている構
成を採用したものである。
【0013】請求項5の発明は、請求項1乃至3の発明
において、可折り曲げ体に複数の切り欠きを設けた構成
を採用したものである。
において、可折り曲げ体に複数の切り欠きを設けた構成
を採用したものである。
【0014】ここで、アンカー体の後端側の固着やアン
カー体と可折り曲げ体の固着はスポット溶接によって行
われると共に、気泡コンクリートブロックに対するアン
カー体の打ち込み時は、可折り曲げ体を約90°折り曲
げ、該可折り曲げ体から突出するアンカー体の後端をハ
ンマーで打撃すればよく、アンカー体はテーパ部により
ブロック内で開脚し、抜止め強度が得られる。
カー体と可折り曲げ体の固着はスポット溶接によって行
われると共に、気泡コンクリートブロックに対するアン
カー体の打ち込み時は、可折り曲げ体を約90°折り曲
げ、該可折り曲げ体から突出するアンカー体の後端をハ
ンマーで打撃すればよく、アンカー体はテーパ部により
ブロック内で開脚し、抜止め強度が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【0016】先ず、この発明のアンカーによってつき合
わせ部分を結合せんとする穴あきレンガ1と気泡コンク
リートブロック2は、図3乃至図5に示すように、穴あ
きレンガ1が縦約20cm、横約30cm、長さ約60cmの
大きさを有し、上下面に貫通する多数の穴3を有する構
造に粘土を用いて焼成されている。
わせ部分を結合せんとする穴あきレンガ1と気泡コンク
リートブロック2は、図3乃至図5に示すように、穴あ
きレンガ1が縦約20cm、横約30cm、長さ約60cmの
大きさを有し、上下面に貫通する多数の穴3を有する構
造に粘土を用いて焼成されている。
【0017】また、気泡コンクリートブロック2は、縦
約25cm、横約30cm、長さ約60cmの大きさに形成さ
れている。
約25cm、横約30cm、長さ約60cmの大きさに形成さ
れている。
【0018】次に、アンカー4は、図1(A)、(B)
に示すように、先端にテーパ部5、5を有する2枚の帯
状金属板6と6をテーパ部5、5が向き合うように重ね
合わせ、両金属板6、6の打ち込み部7となる後端の近
くをスポット溶接等の手段で固着してアンカー体8を形
成し、このアンカー体8の後端側に帯板状に形成された
金属製の可折り曲げ体9を後方へ延長状に突出するよう
固着した構造になっている。
に示すように、先端にテーパ部5、5を有する2枚の帯
状金属板6と6をテーパ部5、5が向き合うように重ね
合わせ、両金属板6、6の打ち込み部7となる後端の近
くをスポット溶接等の手段で固着してアンカー体8を形
成し、このアンカー体8の後端側に帯板状に形成された
金属製の可折り曲げ体9を後方へ延長状に突出するよう
固着した構造になっている。
【0019】上記可折り曲げ体9は、アンカー体8から
突出する部分の長さが穴あきレンガ1の横寸法内に納ま
る帯状金属板を用い、その先端部をアンカー体8の一方
金属板6の後端からやや先端寄りの位置に重ね合わせ、
この重なり部分をスポット溶接することによりアンカー
体8に固着されている。
突出する部分の長さが穴あきレンガ1の横寸法内に納ま
る帯状金属板を用い、その先端部をアンカー体8の一方
金属板6の後端からやや先端寄りの位置に重ね合わせ、
この重なり部分をスポット溶接することによりアンカー
体8に固着されている。
【0020】可折り曲げ体9は、長さ方向の両側縁に切
り欠き10が所定の間隔で設けられ、更に、中央部長さ
方向に所定の間隔で孔11が打抜き形成されている。上
記切欠き10と孔11は可折り曲げ体9と穴あきレンガ
1上に塗布したモルタルとの結合強度を向上させる役目
を果たすと共に、切欠き10は可折り曲げ体9の折り曲
げを容易にする役目があり、従って、可折り曲げ体9を
アンカー体8の後端の近くで直角に折り曲げることがで
きるよう、少なくとも最先端に位置する両側一対の切り
欠き10は、アンカー体8との重なり合う部分に設ける
ようにする。
り欠き10が所定の間隔で設けられ、更に、中央部長さ
方向に所定の間隔で孔11が打抜き形成されている。上
記切欠き10と孔11は可折り曲げ体9と穴あきレンガ
1上に塗布したモルタルとの結合強度を向上させる役目
を果たすと共に、切欠き10は可折り曲げ体9の折り曲
げを容易にする役目があり、従って、可折り曲げ体9を
アンカー体8の後端の近くで直角に折り曲げることがで
きるよう、少なくとも最先端に位置する両側一対の切り
欠き10は、アンカー体8との重なり合う部分に設ける
ようにする。
【0021】なお、アンカー体8は、図示の場合、両金
属板6、6の途中で後端寄りの位置に僅かな屈曲部分を
設けて両金属板6、6の先端が互に圧接するようにして
いる。
属板6、6の途中で後端寄りの位置に僅かな屈曲部分を
設けて両金属板6、6の先端が互に圧接するようにして
いる。
【0022】また、アンカー体8の後端側には、アンカ
ー体8を気泡コンクリートブロック2に対して打込んだ
ときに必要な打込み量を目視によって確認できるように
するためのマーク12が施されている。
ー体8を気泡コンクリートブロック2に対して打込んだ
ときに必要な打込み量を目視によって確認できるように
するためのマーク12が施されている。
【0023】更に、図示省略したが他の実施形態のアン
カーとして、先端にテーパ部を有する長短2枚の金属板
をテーパ部が向き合うように重ね合わせ、短い金属板の
打ち込み部となる後端部を長い金属板にスポット溶接に
よって固定し、長い金属板の短い金属板が重なる部分と
該短い金属板でアンカー体を形成し、長い金属板の短い
金属板から突出する部分を可折り曲げ体とし、この折り
曲げ体に図で示したと同様の切り欠きや孔を設けた構造
を採用することもできる。
カーとして、先端にテーパ部を有する長短2枚の金属板
をテーパ部が向き合うように重ね合わせ、短い金属板の
打ち込み部となる後端部を長い金属板にスポット溶接に
よって固定し、長い金属板の短い金属板が重なる部分と
該短い金属板でアンカー体を形成し、長い金属板の短い
金属板から突出する部分を可折り曲げ体とし、この折り
曲げ体に図で示したと同様の切り欠きや孔を設けた構造
を採用することもできる。
【0024】この発明のアンカーは、上記のような構成
であり、次にその使用方法を説明する。
であり、次にその使用方法を説明する。
【0025】穴あきレンガ1を積み重ねて外壁を構築す
ると共に、気泡コンクリートブロック2を積み重ねて内
壁を構築する工程において、穴あきレンガ1に対する気
泡コンクリートブロック2の突き合せ部分を固定化する
には、図2と図3に示すように、アンカー4のアンカー
体8に対して可折り曲げ体9をアンカー体8に重なる先
端側の部分で直角に折り曲げ、アンカー体8の後端であ
る打ち込み部7を可折り曲げ体9の後方に突出させる。
ると共に、気泡コンクリートブロック2を積み重ねて内
壁を構築する工程において、穴あきレンガ1に対する気
泡コンクリートブロック2の突き合せ部分を固定化する
には、図2と図3に示すように、アンカー4のアンカー
体8に対して可折り曲げ体9をアンカー体8に重なる先
端側の部分で直角に折り曲げ、アンカー体8の後端であ
る打ち込み部7を可折り曲げ体9の後方に突出させる。
【0026】この状態で穴あきレンガ1の上面にアンカ
ー4を位置させ、アンカー体8の打ち込み部7をハンマ
ーで打撃して該アンカー体8を気泡コンクリートブロッ
ク2に向けて打込む。
ー4を位置させ、アンカー体8の打ち込み部7をハンマ
ーで打撃して該アンカー体8を気泡コンクリートブロッ
ク2に向けて打込む。
【0027】気泡コンクリートブロック2内に打ち込ま
れたアンカー体8は、図4に実線で示すように、両金属
板6と6が先端に形成したテーパ部5、5の誘導によっ
て相反する方向へ開脚し、アンカー体8をマーク12の
位置まで打込むと、開脚による耐引抜強度が得られるこ
とになる。
れたアンカー体8は、図4に実線で示すように、両金属
板6と6が先端に形成したテーパ部5、5の誘導によっ
て相反する方向へ開脚し、アンカー体8をマーク12の
位置まで打込むと、開脚による耐引抜強度が得られるこ
とになる。
【0028】図4に実線で示すように、気泡コンクリー
トブロック2にアンカー体8を打ち込むと、可折り曲げ
体9の直立する部分を同図一点鎖線で示すように水平に
戻し、穴あきレンガ1の上面に位置させる。
トブロック2にアンカー体8を打ち込むと、可折り曲げ
体9の直立する部分を同図一点鎖線で示すように水平に
戻し、穴あきレンガ1の上面に位置させる。
【0029】この状態で、穴あきレンガ1の上面にモル
タルを塗布し、その上に新たな穴あきレンガを積み上げ
れば、水平に戻した可折り曲げ体9は、モルタル内に埋
められることになり、モルタルが凝固すると可折り曲げ
体9は穴あきレンガ1に固定化され、これにより、アン
カー4を介して穴あきレンガ1と気泡コンクリートブロ
ック2の突き合せ部分が結合固定化され、このような結
合を穴あきレンガ1及び気泡コンクリートブロック2の
積み重ねごとに行えば、外壁及び内壁を構築することが
できる。
タルを塗布し、その上に新たな穴あきレンガを積み上げ
れば、水平に戻した可折り曲げ体9は、モルタル内に埋
められることになり、モルタルが凝固すると可折り曲げ
体9は穴あきレンガ1に固定化され、これにより、アン
カー4を介して穴あきレンガ1と気泡コンクリートブロ
ック2の突き合せ部分が結合固定化され、このような結
合を穴あきレンガ1及び気泡コンクリートブロック2の
積み重ねごとに行えば、外壁及び内壁を構築することが
できる。
【0030】上記のように、高さ寸法の異なる穴あきレ
ンガ1と気泡コンクリートブロック2の積み重ねによる
外壁と内壁の構築において、アンカー体8を気泡コンク
リートブロック2に打ち込んで抜け止め状とし、可折り
曲げ体9を穴あきレンガ1の目地モルタルに埋め込むこ
とにより、外壁とこの外壁に対する内壁の突き合わせ部
分を結合することができ、穴あきレンガ1と気泡コンク
リートブロック2に高さ寸法の差があっても結合が支障
なく行なえる。
ンガ1と気泡コンクリートブロック2の積み重ねによる
外壁と内壁の構築において、アンカー体8を気泡コンク
リートブロック2に打ち込んで抜け止め状とし、可折り
曲げ体9を穴あきレンガ1の目地モルタルに埋め込むこ
とにより、外壁とこの外壁に対する内壁の突き合わせ部
分を結合することができ、穴あきレンガ1と気泡コンク
リートブロック2に高さ寸法の差があっても結合が支障
なく行なえる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、アン
カー体を気泡コンクリートブロックに打ち込んで開脚さ
せ、耐引抜強度を得ると共に、可折り曲げ体を穴あきレ
ンガの目地モルタルに埋め込むことにより、高さ寸法の
異なる穴あきレンガと気泡コンクリートブロックの突き
合せ部分の結合が支障なく強固に行なえ、穴あきレンガ
の低背化に対応できる。
カー体を気泡コンクリートブロックに打ち込んで開脚さ
せ、耐引抜強度を得ると共に、可折り曲げ体を穴あきレ
ンガの目地モルタルに埋め込むことにより、高さ寸法の
異なる穴あきレンガと気泡コンクリートブロックの突き
合せ部分の結合が支障なく強固に行なえ、穴あきレンガ
の低背化に対応できる。
【図1】(A)はアンカーの平面図、(B)は同上面図
【図2】気泡コンクリートブロックに対するアンカーの
打ち込み開始時の斜視図
打ち込み開始時の斜視図
【図3】アンカーの打ち込み完了と穴あきレンガの関係
を示す斜視図
を示す斜視図
【図4】同上の縦断面図
【図5】可折り曲げ体を穴あきレンガ上に重ねた斜視図
1 穴あきレンガ 2 気泡コンクリートブロック 4 アンカー 5 テーパ部 6 金属板 7 打ち込み部 8 アンカー体 9 可折り曲げ体 10 切欠き 11 孔
Claims (5)
- 【請求項1】 先端にテーパ部を有する2枚の金属板を
テーパ部が向き合うように重ね合わせ、打ち込み部とな
る後端の近くを固着してアンカー体を形成し、帯板状に
形成された金属製の可折り曲げ体の先端部を前記アンカ
ー体の後端からやや先端寄りの位置に固着した気泡コン
クリート用アンカー。 - 【請求項2】 先端にテーパ部を有する長短2枚の金属
板をテーパ部が向き合うように重ね合わせ、短い金属板
の打ち込み部となる後端部を長い金属板に固着し、長い
金属板の短い金属板が重なる部分と該短い金属板でアン
カー体を形成し、長い金属板の短い金属板から突出する
部分を可折り曲げ体とした気泡コンクリート用アンカ
ー。 - 【請求項3】 可折り曲げ体が約90°折り曲げられた
ときに、アンカー体は後端の打ち込み部が可折り曲げ体
よりも後方に突出するようになっている請求項1又は2
に記載の気泡コンクリート用アンカー。 - 【請求項4】 可折り曲げ体に複数の孔が設けられてい
る請求項1乃至3に記載の気泡コンクリート用アンカ
ー。 - 【請求項5】 可折り曲げ体に複数の切り欠きを設けた
請求項1乃至3に記載の気泡コンクリート用アンカー。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27070396A JPH10122215A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | 気泡コンクリート用アンカー |
EP19970117768 EP0835965B1 (en) | 1996-10-14 | 1997-10-14 | Anchor for foamed concrete |
DE1997604827 DE69704827T2 (de) | 1996-10-14 | 1997-10-14 | Verankerung in Porenbeton |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27070396A JPH10122215A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | 気泡コンクリート用アンカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10122215A true JPH10122215A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17489792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27070396A Pending JPH10122215A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | 気泡コンクリート用アンカー |
Country Status (3)
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