JPH10121600A - 遮音パネル - Google Patents
遮音パネルInfo
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- JPH10121600A JPH10121600A JP8298109A JP29810996A JPH10121600A JP H10121600 A JPH10121600 A JP H10121600A JP 8298109 A JP8298109 A JP 8298109A JP 29810996 A JP29810996 A JP 29810996A JP H10121600 A JPH10121600 A JP H10121600A
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- sound insulation
- insulation panel
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 第１の課題は遮音効果を向上させ、又内装の
美観を損なわない遮音パネルを提供する。第２の課題
は、空隙のない取付けが容易に且つ確実に出来、遮音効
果をより向上させ、又運搬及び保管中に外装波板の突出
部分の損傷を少なくする。 【解決手段】 発泡アルミボード２の後方に２枚のプラ
スターボード４を間隔あけて対置し、各ボード２，４の
空隙にグラスウール３を充填させ、断面コ字状の枠材９
の一方の折曲部分を最後方のプラスターボード４とグラ
スウール３との間にはめ入れるようにして、この枠材９
を対置状態の各ボードの２，４左右辺及び下辺に取付け
各ボード２，４を一体連結し、この一体連結した各ボー
ド２，４の上辺にパイプ１８を取付け、最後方のプラス
ターボード４の外表面に波方向の端部分を突出させると
共に内側へ折曲して折曲部の側端７を枠材９の側端面に
沿わせるように外装波板５をボルトで取付けた。
美観を損なわない遮音パネルを提供する。第２の課題
は、空隙のない取付けが容易に且つ確実に出来、遮音効
果をより向上させ、又運搬及び保管中に外装波板の突出
部分の損傷を少なくする。 【解決手段】 発泡アルミボード２の後方に２枚のプラ
スターボード４を間隔あけて対置し、各ボード２，４の
空隙にグラスウール３を充填させ、断面コ字状の枠材９
の一方の折曲部分を最後方のプラスターボード４とグラ
スウール３との間にはめ入れるようにして、この枠材９
を対置状態の各ボードの２，４左右辺及び下辺に取付け
各ボード２，４を一体連結し、この一体連結した各ボー
ド２，４の上辺にパイプ１８を取付け、最後方のプラス
ターボード４の外表面に波方向の端部分を突出させると
共に内側へ折曲して折曲部の側端７を枠材９の側端面に
沿わせるように外装波板５をボルトで取付けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は工場・発電所・住宅
等の建築物の外壁材として使用され、建物内の音が建物
外へ漏れないよう遮音する遮音パネルに関する。
等の建築物の外壁材として使用され、建物内の音が建物
外へ漏れないよう遮音する遮音パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の遮音パネルは、段面コ字状の枠材
内に１対の遮音性のあるプラスターボードを間隔あけた
状態で取付け、このプラスターボード間の空隙に吸音性
のあるグラスウールを充填し、一方のプラスターボード
の外表面に金属製の外装波板を取付けた構成のものがあ
る。その他に多数の通音孔を穿孔したアルミパンチング
板１枚と、１対のプラスターボードとをそれぞれ前記の
順番で断面コ字状の枠材内に間隔あけた状態で取付け、
アルミパンチング板とプラスターボードとの間の空隙に
グラスウールを充填し、１対のプラスターボード間の空
隙に蜂巣状に六角形状の孔が多列多段に形成され且つ厚
さがプラスターボード間程の厚さ程のハニカムコアを介
在し、プラスターボードと外壁板との間の空隙にグラス
ウールを充填し、外側に位置するプラスターボードの外
表面に金属製の外装波板を取付けた構成のものがある。
内に１対の遮音性のあるプラスターボードを間隔あけた
状態で取付け、このプラスターボード間の空隙に吸音性
のあるグラスウールを充填し、一方のプラスターボード
の外表面に金属製の外装波板を取付けた構成のものがあ
る。その他に多数の通音孔を穿孔したアルミパンチング
板１枚と、１対のプラスターボードとをそれぞれ前記の
順番で断面コ字状の枠材内に間隔あけた状態で取付け、
アルミパンチング板とプラスターボードとの間の空隙に
グラスウールを充填し、１対のプラスターボード間の空
隙に蜂巣状に六角形状の孔が多列多段に形成され且つ厚
さがプラスターボード間程の厚さ程のハニカムコアを介
在し、プラスターボードと外壁板との間の空隙にグラス
ウールを充填し、外側に位置するプラスターボードの外
表面に金属製の外装波板を取付けた構成のものがある。
【０００３】前者の遮音パネルでは、建物内にプラスタ
ーボードが位置しており、建物内の音が遮音性のあるプ
ラスターボードでグラスウール層に達しにくく、プラス
ターボードが音を建物内へ反響させる恐れがある。又後
者の遮音パネルでは、建物内にアルミパンチング板が位
置しており、建物内の音はアルミパンチング板の通音孔
を通過して吸音性のあるグラスウール層に到達し易い
が、後方のプラスターボードに当り反響される音が再び
アルミパンチング板の通音孔から漏れ建物内へ反響され
るという問題点がある。前者及び後者の遮音パネルに
は、特に低音の吸音及び遮音性の高い素材が使用されて
おらず、低音の遮音性が低いという問題点がある。又、
前者及び後者の遮音パネルは、共にプラスターボードや
グラスウール層やアルミパンチング板等の部材を枠材内
に取付けた構造のため、建物内の音が枠材内を通って外
部へ漏れていくという問題点がある。
ーボードが位置しており、建物内の音が遮音性のあるプ
ラスターボードでグラスウール層に達しにくく、プラス
ターボードが音を建物内へ反響させる恐れがある。又後
者の遮音パネルでは、建物内にアルミパンチング板が位
置しており、建物内の音はアルミパンチング板の通音孔
を通過して吸音性のあるグラスウール層に到達し易い
が、後方のプラスターボードに当り反響される音が再び
アルミパンチング板の通音孔から漏れ建物内へ反響され
るという問題点がある。前者及び後者の遮音パネルに
は、特に低音の吸音及び遮音性の高い素材が使用されて
おらず、低音の遮音性が低いという問題点がある。又、
前者及び後者の遮音パネルは、共にプラスターボードや
グラスウール層やアルミパンチング板等の部材を枠材内
に取付けた構造のため、建物内の音が枠材内を通って外
部へ漏れていくという問題点がある。
【０００４】遮音パネル５１の幅程の間隔にあけて並設
した角形鋼管等の骨部材５３間それぞれに遮音パネル５
１を取付けて外壁を形成する遮音パネル５１は（図１２
参照）、骨部材５３と重なり合うように外装波板５２の
両側縁をそれぞれ突出しており、この外装波板５２の側
端は切断面となっているので強度を上げるため別部材の
連結部材５５を使って外装波板５２の側端と枠材５４の
側端面とを連結していた。しかし、この連結部材５５は
ネジ５６等を使って枠材５４の外周面に固定されるた
め、ネジ５６や釘の頭部が突出することにより、生じる
段差で遮音パネル５１と骨部材５３との間に空隙が出来
て、この空隙により建物内の音が漏れ、遮音効果が低下
する恐れがある。
した角形鋼管等の骨部材５３間それぞれに遮音パネル５
１を取付けて外壁を形成する遮音パネル５１は（図１２
参照）、骨部材５３と重なり合うように外装波板５２の
両側縁をそれぞれ突出しており、この外装波板５２の側
端は切断面となっているので強度を上げるため別部材の
連結部材５５を使って外装波板５２の側端と枠材５４の
側端面とを連結していた。しかし、この連結部材５５は
ネジ５６等を使って枠材５４の外周面に固定されるた
め、ネジ５６や釘の頭部が突出することにより、生じる
段差で遮音パネル５１と骨部材５３との間に空隙が出来
て、この空隙により建物内の音が漏れ、遮音効果が低下
する恐れがある。
【０００５】突出状態の外装波板５８の両側端を隣り合
う遮音パネル５７の外装波板５８と重なり合うように突
出させた従来の遮音パネル５７では、図１３に示すよう
に、外装波板５８の側端は切断面となっているので、外
装波板５８の突出部分の強度が弱い。そのため、保管・
運搬中に外装波板５８の突出部分が他の部材や機器と当
り大きく変形・損傷を受け易く、遮音パネル５７の取付
け不良を招き、遮音効果が低下するという問題点があ
る。
う遮音パネル５７の外装波板５８と重なり合うように突
出させた従来の遮音パネル５７では、図１３に示すよう
に、外装波板５８の側端は切断面となっているので、外
装波板５８の突出部分の強度が弱い。そのため、保管・
運搬中に外装波板５８の突出部分が他の部材や機器と当
り大きく変形・損傷を受け易く、遮音パネル５７の取付
け不良を招き、遮音効果が低下するという問題点があ
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第１の課題はこれらの問題点を解消し、遮音効果を
向上させ、又内装の美観を損なわない遮音パネルを提供
することにある。第２の課題は、空隙のない取付けが容
易に且つ確実に出来、遮音効果をより向上させ、又運搬
及び保管中に外装波板の突出部分の損傷を少なくするこ
とにある。
する第１の課題はこれらの問題点を解消し、遮音効果を
向上させ、又内装の美観を損なわない遮音パネルを提供
することにある。第２の課題は、空隙のない取付けが容
易に且つ確実に出来、遮音効果をより向上させ、又運搬
及び保管中に外装波板の突出部分の損傷を少なくするこ
とにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 １） 発泡アルミボードにグラスウール層とプラスター
ボードとを積層して遮音パネルボードとし、同遮音パネ
ルボードのプラスターボード側の表面に外装波板を取付
けたことを特徴とする遮音パネル ２） 発泡アルミボードにグラスウール層とプラスター
ボードとを交互に複数回積層して遮音パネルボードと
し、同遮音パネルボードのプラスターボード側の表面に
外装波板を取付けたことを特徴とする遮音パネル ３） 遮音パネルボードの両側端面に断面コ字状の枠材
を取付けた前記１）又は２）記載の遮音パネル ４） 遮音パネルボードの最後方のプラスターボードと
グラスウール層との間に断面コ字状の枠材の一方の折曲
部分をはめ込むようにして前記枠材を前記遮音パネルボ
ードの両側端面に取付けた前記１）又は２）記載の遮音
パネル ５） 外装波板の波方向の幅を遮音パネルボードから突
出する長さ幅とし、前記外装波板の波方向の端部分を内
側に折曲し、その折曲部の先端部分を前記枠材の側端面
に沿わせた前記３）又は４）記載の遮音パネルにある。
発明の構成は、 １） 発泡アルミボードにグラスウール層とプラスター
ボードとを積層して遮音パネルボードとし、同遮音パネ
ルボードのプラスターボード側の表面に外装波板を取付
けたことを特徴とする遮音パネル ２） 発泡アルミボードにグラスウール層とプラスター
ボードとを交互に複数回積層して遮音パネルボードと
し、同遮音パネルボードのプラスターボード側の表面に
外装波板を取付けたことを特徴とする遮音パネル ３） 遮音パネルボードの両側端面に断面コ字状の枠材
を取付けた前記１）又は２）記載の遮音パネル ４） 遮音パネルボードの最後方のプラスターボードと
グラスウール層との間に断面コ字状の枠材の一方の折曲
部分をはめ込むようにして前記枠材を前記遮音パネルボ
ードの両側端面に取付けた前記１）又は２）記載の遮音
パネル ５） 外装波板の波方向の幅を遮音パネルボードから突
出する長さ幅とし、前記外装波板の波方向の端部分を内
側に折曲し、その折曲部の先端部分を前記枠材の側端面
に沿わせた前記３）又は４）記載の遮音パネルにある。
【０００８】
【作用】本発明の遮音パネルは、建物の外壁材として使
用され、遮音パネルの発泡アルミボードが建物の内部側
となるようにして遮音パネルを多数建物に取付ける。遮
音パネルの取付けには、予め骨部材を遮音パネルの幅程
の間隔で並設し、その骨部材間それぞれに遮音パネルを
はめ入れて取付けていく場合と、遮音パネルを隣り合う
ように配置して遮音パネル同士を直接又はパッキン等を
介在して接触させ、隣り合う遮音パネルの外装波板を重
ね合せていく場合がある。本発明の遮音パネルを外壁と
した建物内の音は、遮音パネルでの低音の吸音性のよい
発泡アルミボードから内部へ吸音され、吸音性のあるグ
ラスウール層と遮音性のあるプラスターボードにより吸
音・遮音され、音が外部に漏れることなく消音してい
く。
用され、遮音パネルの発泡アルミボードが建物の内部側
となるようにして遮音パネルを多数建物に取付ける。遮
音パネルの取付けには、予め骨部材を遮音パネルの幅程
の間隔で並設し、その骨部材間それぞれに遮音パネルを
はめ入れて取付けていく場合と、遮音パネルを隣り合う
ように配置して遮音パネル同士を直接又はパッキン等を
介在して接触させ、隣り合う遮音パネルの外装波板を重
ね合せていく場合がある。本発明の遮音パネルを外壁と
した建物内の音は、遮音パネルでの低音の吸音性のよい
発泡アルミボードから内部へ吸音され、吸音性のあるグ
ラスウール層と遮音性のあるプラスターボードにより吸
音・遮音され、音が外部に漏れることなく消音してい
く。
【０００９】発泡アルミボードにグラスウール層とプラ
スターボードとが複数回交互に積層された遮音パネルで
は、前記同様に吸音・遮音を繰り返して取り込んだ音の
音圧を落とし消音していく。請求項４記載の発明の遮音
パネルでは、遮音パネルボードの最後方のプラスターボ
ードとグラスウール層との間に断面コ字状の枠材の一方
の折曲部分をはめ込むようにして枠材を遮音パネルボー
ドの両側端面に取付けているので、枠材の中を通る音を
最後方のプラスターボードで遮音出来、枠材の中を通っ
て外部へ漏れようとした音の漏れを防いでいる。
スターボードとが複数回交互に積層された遮音パネルで
は、前記同様に吸音・遮音を繰り返して取り込んだ音の
音圧を落とし消音していく。請求項４記載の発明の遮音
パネルでは、遮音パネルボードの最後方のプラスターボ
ードとグラスウール層との間に断面コ字状の枠材の一方
の折曲部分をはめ込むようにして枠材を遮音パネルボー
ドの両側端面に取付けているので、枠材の中を通る音を
最後方のプラスターボードで遮音出来、枠材の中を通っ
て外部へ漏れようとした音の漏れを防いでいる。
【００１０】請求項５記載の発明の遮音パネルは、骨部
材を遮音パネルの幅程の間隔で並設し、その骨部材間に
はめ入れて取付けていく遮音パネルであり、この遮音パ
ネルは外装波板の折曲部分の先端部分を遮音パネルボー
ドに沿わしているので、外装波板の先端部を別部材の連
結具等で遮音パネルボードに取付ける必要がなくなり、
遮音パネルを骨部材間にはめ入れて取付けた場合、遮音
パネルの枠材と骨部材との間に連結具を取付けたネジや
針等の頭部が突出する恐れがなく、枠材と骨部材との間
に介在されるパッキンの密着率が向上し、遮音パネルと
枠材との間の空隙がなくなり、建物内の音が空隙を通っ
て漏れる恐れがなく、建物内の音を遮音パネルで遮音出
来、高い遮音が行える。又、外装波板の先端部分を枠材
の側端面に沿わせることで外装波板の突出部分の強度が
向上し、運搬・保管中に外装波板の突出部分が変形した
り、損傷したりすることが少なくなり、取り扱いし易い
遮音パネルとなる。
材を遮音パネルの幅程の間隔で並設し、その骨部材間に
はめ入れて取付けていく遮音パネルであり、この遮音パ
ネルは外装波板の折曲部分の先端部分を遮音パネルボー
ドに沿わしているので、外装波板の先端部を別部材の連
結具等で遮音パネルボードに取付ける必要がなくなり、
遮音パネルを骨部材間にはめ入れて取付けた場合、遮音
パネルの枠材と骨部材との間に連結具を取付けたネジや
針等の頭部が突出する恐れがなく、枠材と骨部材との間
に介在されるパッキンの密着率が向上し、遮音パネルと
枠材との間の空隙がなくなり、建物内の音が空隙を通っ
て漏れる恐れがなく、建物内の音を遮音パネルで遮音出
来、高い遮音が行える。又、外装波板の先端部分を枠材
の側端面に沿わせることで外装波板の突出部分の強度が
向上し、運搬・保管中に外装波板の突出部分が変形した
り、損傷したりすることが少なくなり、取り扱いし易い
遮音パネルとなる。
【００１１】
【発明の実施の形態】遮音パネルの寸法は建物の大きさ
によって異なるが、一例として幅が２５００ｍｍ、長さ
９０００ｍｍ、厚さが１５０ｍｍ程となる長方形状のも
のがある。グラスウール層とプラスターボードとはそれ
ぞれ１回づつ発泡アルミボードに積層する場合と、それ
ぞれを複数回交互に積層する場合とがある。後者での場
合は、グラスウール層とプラスターボードとを２回つづ
つ交互に積層することが、十分な遮音効果が得られると
共に外壁材として十分な剛性が得られる厚さとなり且つ
あまり厚くなく取り扱いし易い実用的な厚さの遮音パネ
ルとなる。外装波板としては、半円形状の突出部を複数
所定間隔で突出させた波形や、三角形状・四角形状・台
形状等の突出部を複数突出させて波形を形成したものが
ある。外装波板の側端は、遮音パネルが互いに隣り合っ
てそれぞれの外装波板を重ね合せて取付ける遮音パネル
であれば、遮音パネルボートの両側端から突出させる場
合と一側端から突出させる場合とがある。骨部材間には
め込んで取付ける遮音パネルでは、外装波板の先端部分
は遮音パネルボードの両側端から突出した状態としてい
るが、外装波板の先端部分は内側に折曲して遮音パネル
ボードの枠材又は最後方のプラスターボードとに沿わし
ており、互いを固定することが望ましいが、固定せず沿
わしたままでもよい。
によって異なるが、一例として幅が２５００ｍｍ、長さ
９０００ｍｍ、厚さが１５０ｍｍ程となる長方形状のも
のがある。グラスウール層とプラスターボードとはそれ
ぞれ１回づつ発泡アルミボードに積層する場合と、それ
ぞれを複数回交互に積層する場合とがある。後者での場
合は、グラスウール層とプラスターボードとを２回つづ
つ交互に積層することが、十分な遮音効果が得られると
共に外壁材として十分な剛性が得られる厚さとなり且つ
あまり厚くなく取り扱いし易い実用的な厚さの遮音パネ
ルとなる。外装波板としては、半円形状の突出部を複数
所定間隔で突出させた波形や、三角形状・四角形状・台
形状等の突出部を複数突出させて波形を形成したものが
ある。外装波板の側端は、遮音パネルが互いに隣り合っ
てそれぞれの外装波板を重ね合せて取付ける遮音パネル
であれば、遮音パネルボートの両側端から突出させる場
合と一側端から突出させる場合とがある。骨部材間には
め込んで取付ける遮音パネルでは、外装波板の先端部分
は遮音パネルボードの両側端から突出した状態としてい
るが、外装波板の先端部分は内側に折曲して遮音パネル
ボードの枠材又は最後方のプラスターボードとに沿わし
ており、互いを固定することが望ましいが、固定せず沿
わしたままでもよい。
【００１２】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１は本実施例の遮音パネルの取付け状態を示す説
明図、図２は本実施例の遮音パネルの正面図、図３は本
実施例の遮音パネルの平面図、図４は図２での一部省略
した拡大Ａ−Ａ断面図、図５は図２での一部省略した拡
大Ｂ−Ｂ断面図、図６は図２での一部省略した拡大Ｃ−
Ｃ断面図、図７は本実施例で遮音パネルと骨部材との連
結状態を示す部分拡大断面図、図８は遮音効果測定のた
めに遮音パネルを測定設備に取付けた状態を示す正面
図、図９は図８でのＤ−Ｄ断面図、図１０は遮音パネル
を取付けた測定設備の縦断面図、図１１は測定結果を示
すグラフである。
る。図１は本実施例の遮音パネルの取付け状態を示す説
明図、図２は本実施例の遮音パネルの正面図、図３は本
実施例の遮音パネルの平面図、図４は図２での一部省略
した拡大Ａ−Ａ断面図、図５は図２での一部省略した拡
大Ｂ−Ｂ断面図、図６は図２での一部省略した拡大Ｃ−
Ｃ断面図、図７は本実施例で遮音パネルと骨部材との連
結状態を示す部分拡大断面図、図８は遮音効果測定のた
めに遮音パネルを測定設備に取付けた状態を示す正面
図、図９は図８でのＤ−Ｄ断面図、図１０は遮音パネル
を取付けた測定設備の縦断面図、図１１は測定結果を示
すグラフである。
【００１３】本実施例（図１〜１１参照） 図中１は遮音パネル、２は発泡アルミボード、３は発泡
アルミボード２とプラスターボード４との間にグラスウ
ールを充填して形成されるグラスウール層、４はプラス
ターボード、５は所定ピッチで台形状に突出させた金属
製の外装波板、６は遮音パネル１の側端から横へ突出し
た外装波板５の突出部分、７は外装波板５の側端、９は
断面コ字状の枠材、１０は外装波板５を固定するボル
ト、１２は建物の外側に向いた面に発泡アルミボード２
とプラスターボード４とを断面コ字状のカバー１３で取
付けている角形鋼管を複数用い所定間隔あけて並設した
骨部材、１３はカバー、１６は骨部材１２と遮音パネル
１の間隔にはめ入れて空隙をなくす発泡ネオプレーンゴ
ムを素材とした厚みのあるシート状のシール材、１８は
遮音パネル１の上辺に位置する中空な四角柱状の横パイ
プ、１９は遮音パネル１の内部に取付けられ最後方のプ
ラスターボード４と発泡アルミボード２とを連結して保
形するコ字状の連結具、２０は遮音パネル１の上下辺の
位置で開口状態となる部分を閉鎖するゴム製のゴムパッ
キン、２２はロープ、２３はクレーン車のアーム２４の
フック、２４はクレーン車のアーム、２５は音波の発信
器、２６は発信器２５からの音波を受ける受信器、２８
は測定設備、２９は屋根である。
アルミボード２とプラスターボード４との間にグラスウ
ールを充填して形成されるグラスウール層、４はプラス
ターボード、５は所定ピッチで台形状に突出させた金属
製の外装波板、６は遮音パネル１の側端から横へ突出し
た外装波板５の突出部分、７は外装波板５の側端、９は
断面コ字状の枠材、１０は外装波板５を固定するボル
ト、１２は建物の外側に向いた面に発泡アルミボード２
とプラスターボード４とを断面コ字状のカバー１３で取
付けている角形鋼管を複数用い所定間隔あけて並設した
骨部材、１３はカバー、１６は骨部材１２と遮音パネル
１の間隔にはめ入れて空隙をなくす発泡ネオプレーンゴ
ムを素材とした厚みのあるシート状のシール材、１８は
遮音パネル１の上辺に位置する中空な四角柱状の横パイ
プ、１９は遮音パネル１の内部に取付けられ最後方のプ
ラスターボード４と発泡アルミボード２とを連結して保
形するコ字状の連結具、２０は遮音パネル１の上下辺の
位置で開口状態となる部分を閉鎖するゴム製のゴムパッ
キン、２２はロープ、２３はクレーン車のアーム２４の
フック、２４はクレーン車のアーム、２５は音波の発信
器、２６は発信器２５からの音波を受ける受信器、２８
は測定設備、２９は屋根である。
【００１４】図１〜７に示す本実施例の遮音パネル１
は、図４に示す低音の吸音性に優れた発泡アルミボード
２の後方に２枚のプラスターボード４を間隔あけて対置
し、各ボード２，４の間の空隙にグラスウール３を充填
させ、断面コ字状の枠材９の一方の折曲部分を最後方の
プラスターボード４とグラスウール３との間にはめ入れ
るようにして、この枠材９を対置状態の各ボードの２，
４左右辺及び下辺に取付け各ボード２，４を一体連結す
る。更に一体連結した各ボード２，４の上辺に横パイプ
１８を取付けている。最後方のプラスターボード４は枠
材９の外表面に取付けられており且つこのプラスターボ
ード４だけは、取付けた３つの枠材９及び横パイプ１８
の外周縁に達する程の広い面積としている。更に、この
最後方のプラスターボード４の表面には波方向を横に向
けた外装波板５を横方向に限って枠材９から突出させて
取付け、この外装波板５は一方の側縁から突出させ他方
の側縁から突出しない長い外装波板５と、他方の側縁か
ら突出させ長い外装波板５と重ね合わせる短い外装波板
５とから形成され、外装波板５の突出部分６の先端部分
は骨部材１２と接する部分がフラット面となるように折
曲して枠材９に固定している。長い外装波板５と短かい
外装波板５とはボルト１０で連結されている。
は、図４に示す低音の吸音性に優れた発泡アルミボード
２の後方に２枚のプラスターボード４を間隔あけて対置
し、各ボード２，４の間の空隙にグラスウール３を充填
させ、断面コ字状の枠材９の一方の折曲部分を最後方の
プラスターボード４とグラスウール３との間にはめ入れ
るようにして、この枠材９を対置状態の各ボードの２，
４左右辺及び下辺に取付け各ボード２，４を一体連結す
る。更に一体連結した各ボード２，４の上辺に横パイプ
１８を取付けている。最後方のプラスターボード４は枠
材９の外表面に取付けられており且つこのプラスターボ
ード４だけは、取付けた３つの枠材９及び横パイプ１８
の外周縁に達する程の広い面積としている。更に、この
最後方のプラスターボード４の表面には波方向を横に向
けた外装波板５を横方向に限って枠材９から突出させて
取付け、この外装波板５は一方の側縁から突出させ他方
の側縁から突出しない長い外装波板５と、他方の側縁か
ら突出させ長い外装波板５と重ね合わせる短い外装波板
５とから形成され、外装波板５の突出部分６の先端部分
は骨部材１２と接する部分がフラット面となるように折
曲して枠材９に固定している。長い外装波板５と短かい
外装波板５とはボルト１０で連結されている。
【００１５】以上のように構成され、発泡アルミボード
２から順にグラスウール層３、プラスターボード４と続
き更にグラスウール層３、プラスターボード４と続く遮
音パネル１は、図７に示すように発泡アルミボード２を
建物内に向けて外側から骨部材１２間にはめ入れて連結
金具（図示せず）でもって骨部材１２に固定する。遮音
パネル１は縦の長さが９０００ｍｍと長いので遮音パネ
ル１の上辺の横パイプ１８にロープを通し、このロープ
２２をクレーン車のフック２３にかけアーム２４で吊下
げて運んでいく（図１参照）。骨部材１２と接する外装
波板５の突出部分６はフラット面としており、骨部材１
２のカバー１３との密着率が高く又骨部材１２と遮音パ
ネル１の枠材９との空隙につめ込みその空隙をシールす
るシール材１６のシール効率が高くなっている。又、遮
音パネル１の上下辺の位置で開放状態となる外装波板５
の波の開口部分にはそれぞれにゴムパッキン２０を装填
して、外装波板内の空気を遮断し、遮音効果を上げてい
る。建物内の音は低音の吸音性のよい発泡アルミボード
２から遮音パネル１の内部へ吸音され、又吸音性のある
グラスウール層３でも吸音されていく。グラスウール層
３を通過した音はグラスウール層３の後方で空気を遮断
する遮音性のあるプラスターボード４で遮音されるが、
ここで完全に遮音されるわけでなく、プラスターボード
４を通過した音は音圧が下がり後方のグラスウール層３
で吸音されていく。このように、音圧を下げながら消音
していく。最後方のプラスターボード４は枠材９の中を
通っていく音の遮音も行っており、又、遮音パネル１と
骨部材１２との間の空隙は完全にシールされ建物内の空
気を遮断した状態であるので建物内の音のほとんどは遮
音パネル１で受けられ遮音効果が高くなっている。
２から順にグラスウール層３、プラスターボード４と続
き更にグラスウール層３、プラスターボード４と続く遮
音パネル１は、図７に示すように発泡アルミボード２を
建物内に向けて外側から骨部材１２間にはめ入れて連結
金具（図示せず）でもって骨部材１２に固定する。遮音
パネル１は縦の長さが９０００ｍｍと長いので遮音パネ
ル１の上辺の横パイプ１８にロープを通し、このロープ
２２をクレーン車のフック２３にかけアーム２４で吊下
げて運んでいく（図１参照）。骨部材１２と接する外装
波板５の突出部分６はフラット面としており、骨部材１
２のカバー１３との密着率が高く又骨部材１２と遮音パ
ネル１の枠材９との空隙につめ込みその空隙をシールす
るシール材１６のシール効率が高くなっている。又、遮
音パネル１の上下辺の位置で開放状態となる外装波板５
の波の開口部分にはそれぞれにゴムパッキン２０を装填
して、外装波板内の空気を遮断し、遮音効果を上げてい
る。建物内の音は低音の吸音性のよい発泡アルミボード
２から遮音パネル１の内部へ吸音され、又吸音性のある
グラスウール層３でも吸音されていく。グラスウール層
３を通過した音はグラスウール層３の後方で空気を遮断
する遮音性のあるプラスターボード４で遮音されるが、
ここで完全に遮音されるわけでなく、プラスターボード
４を通過した音は音圧が下がり後方のグラスウール層３
で吸音されていく。このように、音圧を下げながら消音
していく。最後方のプラスターボード４は枠材９の中を
通っていく音の遮音も行っており、又、遮音パネル１と
骨部材１２との間の空隙は完全にシールされ建物内の空
気を遮断した状態であるので建物内の音のほとんどは遮
音パネル１で受けられ遮音効果が高くなっている。
【００１６】；遮音パネルの遮音効果の測定（図８〜１
１参照） この遮音パネル１の遮音効果を測定するため、図８〜１
１に示すように遮音パネル１を測定設備２８の正面壁と
し取付け、残りを全てコンクリート壁で周囲を囲って形
成した測定設備２８の密室空間の室内に発信器２５を設
置し、遮音パネル１の前の室外位置に受信器２６を位置
させ、発信器２５から発信される音の遮音状況を測定し
た。測定結果は図１１に示している。発信器２５から発
信する音の強さは９０ｄｂで一定に保ち音波の周波数
（Ｈｚ）を変えていく。図１１に示すように測定結果か
ら、遮音パネル１による高い遮音効果が測定された。特
に音波の周波数が低い場合でも透過損失（ｄｂ）が他の
遮音壁に比べて高く、高い遮音効果が測定された。
１参照） この遮音パネル１の遮音効果を測定するため、図８〜１
１に示すように遮音パネル１を測定設備２８の正面壁と
し取付け、残りを全てコンクリート壁で周囲を囲って形
成した測定設備２８の密室空間の室内に発信器２５を設
置し、遮音パネル１の前の室外位置に受信器２６を位置
させ、発信器２５から発信される音の遮音状況を測定し
た。測定結果は図１１に示している。発信器２５から発
信する音の強さは９０ｄｂで一定に保ち音波の周波数
（Ｈｚ）を変えていく。図１１に示すように測定結果か
ら、遮音パネル１による高い遮音効果が測定された。特
に音波の周波数が低い場合でも透過損失（ｄｂ）が他の
遮音壁に比べて高く、高い遮音効果が測定された。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、低音の吸音性に優れる
発泡アルミボードにより低音の遮音効果が高く、又全体
の遮音効果も大幅に向上するものとなった。又、建物の
内部側に向けられる発泡アルミボードは、極めて小さな
孔が多数ランダムに開口された状態であり、孔が目立た
ず内装を損わないものとする。請求項４記載の発明で
は、枠材の中を通る音の遮音が計れ、より遮音効果を向
上出来る。請求項５記載の発明の遮音パネルでは、骨部
材と遮音パネルの外周面との間に、骨部材と遮音パネル
との間の空隙をふさぎにくくなるような段さが生じる恐
れがなく、遮音パネルと骨部材との間の空隙を確実に閉
鎖出来、遮音効果を大幅に向上出来た。又、外装波板の
折曲部分の先端部分を枠材の側端面に沿わせることで外
装波板の突出部分の強度が向上し、運搬・保管中に外装
波板の突出部分が変形したり、破損したりすることが少
なくなり、取り扱いし易いものとなった。
発泡アルミボードにより低音の遮音効果が高く、又全体
の遮音効果も大幅に向上するものとなった。又、建物の
内部側に向けられる発泡アルミボードは、極めて小さな
孔が多数ランダムに開口された状態であり、孔が目立た
ず内装を損わないものとする。請求項４記載の発明で
は、枠材の中を通る音の遮音が計れ、より遮音効果を向
上出来る。請求項５記載の発明の遮音パネルでは、骨部
材と遮音パネルの外周面との間に、骨部材と遮音パネル
との間の空隙をふさぎにくくなるような段さが生じる恐
れがなく、遮音パネルと骨部材との間の空隙を確実に閉
鎖出来、遮音効果を大幅に向上出来た。又、外装波板の
折曲部分の先端部分を枠材の側端面に沿わせることで外
装波板の突出部分の強度が向上し、運搬・保管中に外装
波板の突出部分が変形したり、破損したりすることが少
なくなり、取り扱いし易いものとなった。
【図１】本実施例の遮音パネルの取付け状態を示す説明
図である。
図である。
【図２】本実施例の遮音パネルの正面図である。
【図３】本実施例の遮音パネルの平面図である。
【図４】図２での一部省略した拡大Ａ−Ａ断面図であ
る。
る。
【図５】図２での一部省略した拡大Ｂ−Ｂ断面図であ
る。
る。
【図６】図２での一部省略した拡大Ｃ−Ｃ断面図であ
る。
る。
【図７】本実施例で遮音パネルと骨部材との連結状態を
示す部分拡大断面図である。
示す部分拡大断面図である。
【図８】遮音効果測定のために遮音パネルを測定設備に
取付けた状態を示す正面図である。
取付けた状態を示す正面図である。
【図９】図８でのＤ−Ｄ断面図である。
【図１０】遮音パネルを取付けた測定設備の縦断面図で
ある。
ある。
【図１１】測定結果を示すグラフである。
【図１２】従来の遮音パネルの連結状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図１３】従来の遮音パネルの連結状態を示す説明図で
ある。
ある。
１ 遮音パネル ２ 発泡アルミボード ３ グラスウール層 ４ プラスターボード ５ 外装波板 ６ 突出部分 ７ 側端 ８ 欠番 ９ 枠材 １０ ボルト １１ 欠番 １２ 骨部材 １３ カバー １４ 欠番 １５ 欠番 １６ シール材 １７ 欠番 １８ 横パイプ １９ 連結具 ２０ ゴムパッキン ２１ 欠番 ２２ ロープ ２３ フック ２４ アーム ２５ 発信器 ２６ 受信器 ２７ 欠番 ２８ 測定設備 ２９ 屋根 ５１ 遮音パネル ５２ 外装波板 ５３ 骨部材 ５４ 枠材 ５５ 連結部材 ５６ ネジ ５７ 遮音パネル ５８ 外装波板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６２２ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６２２Ｈ ６４３ ６４３Ｆ
Claims (5)
- 【請求項１】 発泡アルミボードにグラスウール層とプ
ラスターボードとを積層して遮音パネルボードとし、同
遮音パネルボードのプラスターボード側の表面に外装波
板を取付けたことを特徴とする遮音パネル。 - 【請求項２】 発泡アルミボードにグラスウール層とプ
ラスターボードとを交互に複数回積層して遮音パネルボ
ードとし、同遮音パネルボードのプラスターボード側の
表面に外装波板を取付けたことを特徴とする遮音パネ
ル。 - 【請求項３】 遮音パネルボードの両側端面に断面コ字
状の枠材を取付けた請求項１又は２記載の遮音パネル。 - 【請求項４】 遮音パネルボードの最後方のプラスター
ボードとグラスウール層との間に断面コ字状の枠材の一
方の折曲部分をはめ込むようにして前記枠材を前記遮音
パネルボードの両側端面に取付けた請求項１又は２記載
の遮音パネル。 - 【請求項５】 外装波板の波方向の幅を遮音パネルボー
ドから突出する長さ幅とし、前記外装波板の波方向の端
部分を内側に折曲し、その折曲部の先端部分を前記枠材
の側端面に沿わせた請求項３又は４記載の遮音パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8298109A JP2840830B2 (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 遮音パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8298109A JP2840830B2 (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 遮音パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10121600A true JPH10121600A (ja) | 1998-05-12 |
| JP2840830B2 JP2840830B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=17855286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8298109A Expired - Fee Related JP2840830B2 (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 遮音パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2840830B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008016982A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Fureei Kk | 音響システム |
| CN105275111A (zh) * | 2015-10-08 | 2016-01-27 | 东南大学 | 装配式泡沫铝复合材料减震耗能墙装置 |
| JP2019510898A (ja) * | 2016-02-02 | 2019-04-18 | フラメリー オーユーＦｒａｍｅｒｙ Ｏｙ | 壁構造 |
| CN114909068A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-08-16 | 重庆友友利鸿玻璃有限公司 | 内层折状式降噪隔音玻璃的内层折状成型工艺 |
-
1996
- 1996-10-21 JP JP8298109A patent/JP2840830B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008016982A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Fureei Kk | 音響システム |
| CN105275111A (zh) * | 2015-10-08 | 2016-01-27 | 东南大学 | 装配式泡沫铝复合材料减震耗能墙装置 |
| JP2019510898A (ja) * | 2016-02-02 | 2019-04-18 | フラメリー オーユーＦｒａｍｅｒｙ Ｏｙ | 壁構造 |
| JP2020190191A (ja) * | 2016-02-02 | 2020-11-26 | フラメリー オーユーＦｒａｍｅｒｙ Ｏｙ | 壁構造 |
| US11117350B2 (en) | 2016-02-02 | 2021-09-14 | Framery Oy | Wall structure |
| CN114909068A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-08-16 | 重庆友友利鸿玻璃有限公司 | 内层折状式降噪隔音玻璃的内层折状成型工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2840830B2 (ja) | 1998-12-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |