JPH10121227A - 透明導電膜付きプラスチックフィルム及びその製造方法 - Google Patents

透明導電膜付きプラスチックフィルム及びその製造方法

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JPH10121227A
JPH10121227A JP27600196A JP27600196A JPH10121227A JP H10121227 A JPH10121227 A JP H10121227A JP 27600196 A JP27600196 A JP 27600196A JP 27600196 A JP27600196 A JP 27600196A JP H10121227 A JPH10121227 A JP H10121227A
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JP
Japan
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film
transparent conductive
plastic film
protective film
conductive film
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Withdrawn
Application number
JP27600196A
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English (en)
Inventor
Keizo Asaoka
圭三 浅岡
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、液晶基板あるいは透明タッチパネル等
の用いられる透明導電膜付きプラスティックフィルムに
関し、保護フィルムとして、初期状態では容易に引き剥
がせる材料を用いても、液晶表示素子作成の工程中の熱
処理等で保護フィルムの粘着材料が変質し、粘着力が上
がる結果、引き剥がしが困難になり、場合によっては素
子を破壊する問題を解決することを目的とする。 【解決手段】 透明プラスチックフィルムの保護フィル
ムを張り合わせた面にのみコロナ処理を行うことによ
り、上記問題点を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶基板あるいは透
明タッチパネル等に用いられる透明導電膜付きプラスチ
ックフィルムとその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】近年、画像表示素子として液晶表示素子が
注目され、その用途の一つとして、携帯用の電子手帳、
情報端末等への応用が期待されている。また、これらの
携帯情報端末等の入力装置としては、液晶表示素子の上
に透明なタッチパネルを載せたものが用いられている。
従来は、これらの液晶表示素子、あるいはタッチパネル
等の基板としては、ガラス基板が用いられてきたが、最
近では、軽量化、割れにくさ、また薄層化、可撓性およ
び形態の自由度が高い等の観点からプラスチック基板が
注目されている。このような用途に用いるプラスチック
基板、特に、液晶表示素子用基板に用いられているプラ
スチック基板を用いて液晶表示素子を作製する際、工程
中にフィルム面に傷が付くのを防ぐために、通常、透明
導電膜を形成した面とは反対の面に保護フィルムを付け
たまま、工程を通すことが通常行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような用途に使用
される保護フィルムとしては、通常初期状態では容易に
引き剥がせる材料を用いるが、液晶表示素子を作製する
工程において、スパッタリングによる熱処理等により、
保護フィルムの粘着材料が変質して粘着力が上がる結
果、引き剥がしが困難になり、極端な場合、引き剥がし
の際に素子を破壊するという問題があった。
【0004】通常コロナ放電処理は、フィルム表面の濡
れ性、印刷性を改善し、接着性を改善するために用いら
れているが、本発明の発明者らは、上記の従来技術が持
つ課題を克服するため、鋭意研究を重ねた結果、保護フ
ィルムを貼り合わせる面にコロナ放電処理を施すことに
より、プラスチックフィルムの剥離性が向上する効果を
見出し、熱処理を行ったあと保護フィルムの粘着力が上
がっても、保護フィルムの引き剥がしが容易になること
に想到した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る透明導電膜
付きプラスチックフィルムの要旨とするところは、透明
プラスチックフィルム上に透明導電膜を被着させた透明
導電膜付きプラスチックフィルムにおいて、該透明プラ
スチックフィルムの、保護フィルムを貼り合わせた面に
のみコロナ放電処理を行っていることにある。
【0006】また、前記透明導電膜層がDCマグネトロ
ンスパッター法を用いることにある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る透明導電膜付きプラ
スチックフィルムは、透明プラスチックフィルム上に透
明導電膜を被着させた透明導電膜付きプラスチックフィ
ルムにおいて、該透明プラスチックフィルムの保護フィ
ルムを張り合わせた面にのみコロナ放電処理を行って、
引き剥がしを容易とするものである。
【0008】以下に、本発明に係る透明導電膜付きプラ
スチックフィルムの製造方法について詳細に述べる。図
1に示すように、本発明に係る透明導電膜付きプラスチ
ックフィルム10は、透明プラスチックフィルム12の
片面に粘着剤層16により、保護フィルム14を貼着
し、一方の面上に、透明導電膜18を被着させることに
より製造される。
【0009】すなわち、本発明に係る透明導電膜付きプ
ラスチックフィルムは、プラスチックフィルムにコロ
ナ放電による表面処理を施す工程と、プラスチックフ
ィルムのコロナ放電処理をした面に保護フィルムを貼り
合わせる工程と、プラスチックフィルムの保護フィル
ムを貼着した面と異なる面に、スパッタリングで透明導
電膜を均一に形成する工程によって、作製される。以下
具体的に各工程について説明する。
【0010】コロナ放電処理による表面処理は、以下
のようになされる。即ち、図2に示すように、コロナ処
理装置20は、高度に電気絶縁されたロール22とロー
ル22に近接させて配置した線条の電極24からなり、
線条の電極24は、高分子フィルムの幅に形成されてい
て、複数の碍子26を会してフレーム28に固定されて
いる。このような装置20は、電極24に高エネルギー
を作用させてコロナ放電させ、ロール22上を通された
透明プラスチックフィルム30の上面にコロナ処理を施
すことができる。
【0011】このときのエネルギーは、例えば、通常の
樹脂フィルムの場合は、100W・分/m以下でよい
が、絶縁性などの優れたポリイミドフィルムの場合は、
100〜500W・分/m程度の高エネルギーが用いら
れる等、コロナ放電処理の条件としては、フィルム材
料、装置構成によって最適条件が異なるため、条件の設
定は困難であるが、保護フィルムの粘着力との関係で最
適な条件に設定することはいうまでもない。
【0012】ここで、本発明に用いる透明導電膜付きプ
ラスチックフィルムの製造に使用するプラスチックフィ
ルムに用いる樹脂としては、特に限定されるものではな
いが、耐熱性、光学的特性等の点から、たとえばポリエ
ステルテレフタレート(PET)、ポリカーボネート
(PC)、ポリアリレート(PAR)、ポリスルフォン
等が用いられる。特に、PC、PARは、PETと比較
してフィルムの剛性が小さいため、保護フィルムを貼り
合わせて剛性を増して工程を通す必要が大きいため、本
発明の適用が特に効果的である。
【0013】なお、コロナ処理を行う際、フィルムの熱
膨張により生じる皺の発生を防止するため、フィルムの
幅方向に伸びを付与した後、コロナ処理を1回または複
数回にわたって施してもよい。
【0014】コロナ放電処理による剥離性の向上の効果
については、以下のように考えられる。すなわち、フィ
ルム表面をコロナ処理工程により酸化させてフィルム表
面に水酸基、カルボン酸基、カルボニル基等の親水性官
能基を導入することにより、フィルム表面形状に凹凸が
発生する。また、分子鎖の解裂により低分子成分が生成
し、フィルム表面に分散する。そして、被着体であるプ
ラスチックフィルムと粘着剤との親和性がくずれ、その
結果剥離性が向上する。従って、コロナ処理により、保
護フィルムの引き剥がしが容易となり、保護フィルムの
引き剥がしによる透明導電膜に亀裂が発生する等の素子
の破壊を防止することができるのである。
【0015】ついで、上記プラスチックフィルム30
の、コロナ放電処理をした表面に、保護フィルムを貼着
する。
【0016】ここで、本発明に用いる保護フィルムの材
質としては、特に限定されないが、PET(ポリエステ
ルテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PE
(ポリエチレン)等が好ましい。特にPETは、剛性が
高く、耐熱性も高いため、各種の処理工程中の熱処理に
よる保護フィルム自体の変化が少なく、より好ましい。
【0017】また、粘着剤としては、基本的にはあらゆ
るものが考えられるが、透明プラスチックフィルムとの
接着性、及び剥離性との関係において、EVA系の粘着
剤が、好ましい。
【0018】保護フィルム及び粘着剤は、透明プラスチ
ックフィルムに貼着する場合、粘着剤付き保護フィルム
とすることが、工程上取扱いやすいが、この粘着剤付き
保護フィルムは、保護フィルムをフィルム成形後、粘着
剤を塗布する方法あるいは、保護フィルム及び粘着剤を
共押し出しにより、一体としてフィルムに成形する方法
により製造される。
【0019】具体的には、図2において、コロナ放電処
理をした透明プラスチックフィルム30をロール32
で、搬送し、粘着剤付き保護フィルム34を透明プラス
チックフィルム30と共に加圧ロール36により加圧す
ることにより、両者を貼着させる。
【0020】次に、プラスチックフィルムの保護フィ
ルムを貼り付けた面と反対の面に、透明導電膜を形成す
る。
【0021】透明導電膜としては、特に限定されるもの
ではないが、液晶表示用の基板等に用いられる場合に
は、導電率が高く、エッチングが容易に行える等の点か
ら、酸化インジュームと酸化錫の複合酸化物が一般に用
いられる。
【0022】透明導電膜の成膜方法としてはスパッタリ
ング法や、真空蒸着法等があり特に限定されないが、ス
パッター法を用いて成膜すると一般に付着強度が大きい
ため、より好ましい。しかし、スパッター法を用いたと
きに、特に透明導電膜形成中にフィルム表面温度が上が
るため、保護フィルムの粘着剤の変質がおきやすく、特
に本発明の適用が効果的である。DCマグネトロンスパ
ッター法は、成膜時の基板温度が比較的低温で膜形成す
ることができることから、特に好ましい。
【0023】また、透明導電膜の成膜温度としては、一
般にプラスチック基板は耐熱性が乏しく、基板の熱変
形、熱分解等により、透明導電膜の膜質が影響を受け、
クラック等を生じたり、膜の導電性が悪化する等の影響
があるため、100℃以下の温度で成膜を行うことが好
ましい。
【0024】具体的には、図3の40はDCマグネトロ
ンスパッタ装置の1例である。約10%スズを添加した
ITOをターゲット42に用い、アルゴンに数%酸素を
添加したガスを導入する。真空ポンプ44により真空室
46を真空状態にするが、真空度は数mTorr(10-1P
a)に調整し、直流電圧を印加して放電させてキャンロ
ール48上の保護フィルム付きプラスチックフィルム5
0の表面にスパッターを行う。印加電圧は、ターゲット
42上の磁場強度によって大きく影響されるが、ターゲ
ット42上で通常約500〜2000ガウス程度の磁場
強度を用い、印加電圧は、200〜500Vである。
【0025】このようにして、製造された本発明に係る
透明導電膜付きプラスチックフィルムは、容易に保護フ
ィルムを剥がすことができ、保護フィルム剥離後の素子
を破壊することなく、高収率で、液晶表示素子、タッチ
パネル素子を作製することができる。
【0026】以上、本発明に係る透明導電膜付きプラス
チックフィルム及びその製造方法について、有用性を明
らかにすべく、実施の形態を説明したが、本発明はこれ
らの実施の形態に限定されるものではなく、本発明はそ
の趣旨を逸脱しない範囲内で当業者の知識に基づき、種
々なる改良、変更、修正を加えた態様で実施しうるもの
である。
【0027】
【実施例】次に本発明の具体的な実施例について述べ
る。
【0028】(実施例1)塩化メチレンを溶剤に用いて
溶液キャスト法で厚さ75μmのポリアリレートフィル
ムを作製した。つぎに、このポリアリレートフィルムの
片面にコロナ放電処理を行い、表面処理を施した。
【0029】次に、コロナ処理を施したポリアリレート
フィルムの面に、PEを保護フィルムとして、粘着剤を
EVAとした厚さ40μmのPE/VA共押し出しフィ
ルムを貼着する。
【0030】得られた保護フィルム付きプラスチックフ
ィルムに、ITO膜を15nmの膜厚で成膜した。IT
Oの成膜は、DCマグネトロンスパッター装置を用い
て、ターゲットとして10%酸化錫を添加し酸化した酸
化インジュームを用い、1%酸素を添加したアルゴン雰
囲気中で行った。この透明導電膜付きプラスチックフィ
ルムの保護フィルムを剥がしてピール強度を測定した。
検査対象個数10の測定値は、5〜10g/25mmで
あった。
【0031】(実施例2)塩化メチレンを溶剤に用いて
溶液キャスト法で厚さ75μmのポリカーボネートフィ
ルムを作製した。つぎに、このポリアリレートフィルム
の片面にコロナ放電処理を行い、表面処理を施した。
【0032】次に、コロナ処理を施したポリアリレート
フィルムの面に、厚さ50μmのPPフィルムを保護フ
ィルムとして、アクリル系粘着剤を粘着剤として、貼着
する。
【0033】得られた保護フィルム付きプラスチックフ
ィルムに、ITO膜を15nmの膜厚で成膜した。IT
Oの成膜は、DCマグネトロンスパッター装置を用い
て、ターゲットとして10%酸化錫を添加し酸化した酸
化インジュームを用い、1%酸素を添加したアルゴン雰
囲気中で行った。この透明導電膜付きプラスチックフィ
ルムの保護フィルムを剥がしてピール強度を測定した。
検査対象個数10の測定値は、20〜50g/25mm
であった。
【0034】(実施例3)塩化メチレンを溶剤に用いて
溶液キャスト法で厚さ75μmのポリエステルテレフタ
レートフィルムを作製した。つぎに、このポリアリレー
トフィルムの片面にコロナ放電処理を行い、表面処理を
施した。
【0035】次に、コロナ処理を施したポリアリレート
フィルムの面に、厚さ50μmのPETフィルムを保護
フィルムとして、アクリル系粘着剤により、貼着する。
【0036】得られた保護フィルム付きプラスチックフ
ィルムに、ITO膜を15nmの膜厚で成膜した。IT
Oの成膜は、DCマグネトロンスパッター装置を用い
て、ターゲットとして10%酸化錫を添加し酸化した酸
化インジュームを用い、1%酸素を添加したアルゴン雰
囲気中で行った。この透明導電膜付きプラスチックフィ
ルムの保護フィルムを剥がしてピール強度を測定した。
検査対象個数10の測定値は、20〜50g/25mm
であった。
【0037】(比較例1〜3)上記実施例1〜3と同様
にして、塩化メチレンを溶剤に用いて溶液キャスト法で
厚さ75μmのポリアリレートフィルムを作製した。表
面をコロナ放電処理を施さないこと以外は、実施例1〜
3と同等にして、保護フィルム付きプラスチックフィル
ムにITO膜を成膜し、透明導電膜付きプラスチックフ
ィルムを得た。得られたフィルムの保護フィルムを剥が
してピール強度を測定した。その測定値は、500g〜
1Kg/25mmであった。
【0038】
【発明の効果】以上、具体的な実施例で示したように、
本発明に係る透明導電膜付きプラスチックフィルムは、
コロナ放電処置を施すことにより、プラスチックフィル
ムの表面の剥離性を向上することができることにより、
容易に保護フィルムを剥がすことができ、保護フィルム
剥離後の素子を破壊することなく、高収率で液晶表示素
子、タッチパネル素子を作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる透明導電膜付きプラスチック
フィルムの拡大断面図である。
【図2】 本発明にかかる透明導電膜付きプラスチック
フィルムの製造方法の実施例を示した側面説明図であ
る。
【図3】 DCマグネトロンスパッター装置の説明図で
ある。
【符号の説明】
10;本発明に係る透明導電膜付きプラスチックフィル
ム 12;プラスチックフィルム 14;保護フィルム 16;粘着剤層 18;透明導電膜 20;コロナ処理装置 22;電気絶縁されたロール 24;電極 26;碍子 28;フレーム 30;透明プラスチックフィルム 32;搬送ロール 34;粘着剤付き保護フィルム 36;加圧ロール 40;マグネトロンスパッター装置 42;ターゲット 44;真空ポンプ 46;真空室 48;キャンロール 50;保護フィルム付きプラスチックフィルム ファクシミリ送信票 発信年月日 平成8年10月 日 宛 先: 鐘淵化学工業株式会社 特許部林恒夫主任殿 発信元 楠 本 特 許 事 務 所 弁理士 楠 本 高 義 〒520-21滋賀県大津市大萱1丁目17−5本郷第二ビル2F TEL 0775−43−4458 FAX 0775−43−6866発信者 楠本 高義 枚 数 (送信票含む) 全部届いていないときや不鮮明な箇所があるときは至急ご連絡下さい。 ──────────────────────────────────── 通信文(MESSAGE) 貴社整理番号: SGA−3216 発明の名 称: 透明導電膜付きプラスチックフィルム 拝啓、益々御清祥のこととお慶び申しあげます。 さて、上記貴社整理番号SGA−3216の出願明細書の最終原稿をおおくり 致します。 ご連絡頂き次第、出願致したいと存じます。 ご高覧下さいまして、ご回答宜しくお願い致します。 敬 具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる透明導電膜付きプラスチック
フィルムの拡大断面図である。
【図2】 本発明にかかる透明導電膜付きプラスチック
フィルムの製造方法の実施例を示した側面説明図であ
る。
【図3】 DCマグネトロンスパッター装置の説明図で
ある。
【符号の説明】 10;本発明に係る透明導電膜付きプラスチックフィル
ム 12;プラスチックフィルム 14;保護フィルム 16;粘着剤層 18;透明導電膜 20;コロナ処理装置 22;電気絶縁されたロール 24;電極 26;碍子 28;フレーム 30;透明プラスチックフィルム 32;搬送ロール 34;粘着剤付き保護フィルム 36;加圧ロール 40;マグネトロンスパッター装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明プラスチックフィルム上に透明導電
    膜を被着させた透明導電膜付きプラスチックフィルムに
    おいて、該透明プラスチックフィルムの、保護フィルム
    を貼り合わせた面にのみコロナ放電処理を行っているこ
    とを特徴とする透明導電膜付きプラスチックフィルム。
  2. 【請求項2】 透明プラスチックフィルムの保護フィル
    ムを貼り合わせた面にのみコロナ放電処理を行い、保護
    フィルムを貼着した後、透明導電膜層を形成することを
    特徴とする透明導電膜付きプラスチックフィルムの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記透明導電膜層がDCマグネトロンス
    パッター法を用いることを特徴とする請求項2に記載す
    る透明導電膜付きプラスチックフィルムの製造方法。
JP27600196A 1996-10-18 1996-10-18 透明導電膜付きプラスチックフィルム及びその製造方法 Withdrawn JPH10121227A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003205567A (ja) 2002-01-11 2003-07-22 Nitto Denko Corp 透明導電性フィルム用表面保護フィルム及び透明導電性フィルム
JP2017122282A (ja) * 2011-11-28 2017-07-13 日東電工株式会社 透明導電性フィルムの製造方法
JPWO2018163884A1 (ja) * 2017-03-10 2020-01-09 コニカミノルタ株式会社 透明電極用基材フィルムおよびその製造方法

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