JPH10121225A - マスクの着脱装置 - Google Patents

マスクの着脱装置

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Publication number
JPH10121225A
JPH10121225A JP26885196A JP26885196A JPH10121225A JP H10121225 A JPH10121225 A JP H10121225A JP 26885196 A JP26885196 A JP 26885196A JP 26885196 A JP26885196 A JP 26885196A JP H10121225 A JPH10121225 A JP H10121225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
electromagnet
disk
base table
attaching
Prior art date
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Pending
Application number
JP26885196A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Takahashi
橋 清 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP26885196A priority Critical patent/JPH10121225A/ja
Publication of JPH10121225A publication Critical patent/JPH10121225A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動磁石を利用したマスクの着脱装置を使っ
てディスクに吸着されているインナーマスクおよびアウ
ターマスクを容易に着脱できるようにしたマスクの着脱
装置を提供する。 【解決手段】 ディスクキャリア蓋の下方には基盤テー
ブルが配置される。この基盤テーブルは、昇降シリンダ
装置で上下に移動させられる。基盤テーブルの上面に
は、電磁石ケースが設置され、電磁石ケースの中央に
は、インナーマスク用電磁石が立設される。上記インナ
ーマスク用電磁石ケースの側方には、アウターマスク用
電磁石とが配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマスクの着脱装置に
係り、特に成膜処理を施すべき薄肉のディスクの外周縁
を覆うアウターマスクとディスクの中心領域を覆うイン
ナーマスクとを着脱するマスクの着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体基板やコンパクトディスク
などの被処理基板には真空処理室内で蒸着やスパッタリ
ングなどにより成膜処理が施される。この場合成膜処理
を施すべきディスクの外周縁と内周縁に膜が付着するこ
とを防止するために永久磁石の磁気吸引力を利用してマ
スクがディスクノ所定部分に対して装着される。従来、
このインナーマスクとアウターマスクとをディスクの所
定位置に取り付けるには手作業で行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、インナー
マスクとアウターマスクとをディスクに取り付けるには
手作業で行われていたので作業能率が極めて悪かった。
そこで、本発明の目的は、電動磁石を利用したマスクの
着脱装置を使ってディスクに吸着されているインナーマ
スクおよびアウターマスクを容易に着脱できるようにし
たマスクの着脱装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、インナーマスクとアウターマスクに作用す
る永久磁石の磁気吸引力を利用してディスクキャリア蓋
の下面にディスクを着脱させるユニットにおいて、ディ
スクキャリア蓋の下方に配置された基盤テーブルと、こ
の基盤テーブルを上下に移動させる昇降シリンダ装置
と、基盤テーブルの上面に設置された電磁石ケースと、
電磁石ケースの中央に立設されたインナーマスク用電磁
石と、上記インナーマスク用電磁石ケースの側方に配置
されたアウターマスク用電磁石とを備えてなることを特
徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明によるインナーマスク
とアウターマスクの着脱装置の実施例について添付の図
面を参照して説明する。図1において、符号1は成膜装
置を示し、この成膜装置1に隣接してディスク搬送装置
2が接続されている。このディスク搬送装置2の成膜装
置の側の側面には、受渡し口3が形成されると共に、上
面には受渡し口4が形成されている。ディスク搬送装置
2の内側には、十字状の連結リンク5を介して4個の弁
体6A,6B,6C,6Dが図中反時計方向へ90度ず
つ間欠的に回動するようになっている。この弁体6の表
面近くには電磁石が内装され、4枚のディスクDがイン
ナーマスク7とアウターマスク8と共に電磁石の磁気吸
引力によって吸着保持されるようになっている。
【0006】一方、図の左方には、水平面内を回転可能
な供給テーブル9が設置され、その上面には、4枚を一
組としたディスクDと4個のディスクマスクが6個の領
域内に載置されるようになっている。
【0007】他方、ディスク搬送装置2と供給テーブル
9との間には、回転アーム10の中心軸11が位置して
いる。この回転アーム10の両端には、永久磁石の磁気
吸引力によって吸着されたインナーマスク7とアウター
マスク8によって4個のディスクDを保持できるディス
クキャリア蓋12A,12Bが吊持されている。したが
って、この回転アーム10が180度回動することによ
りディスク搬送装置2と供給テーブル9との間でディス
クDを搬送することができる。
【0008】本発明によるマスクの着脱装置14は、デ
ィスクキャリア蓋12の定位置の直下に位置し、ディス
クキャリア蓋12とマスクの着脱装置14との間に供給
テーブル9が入り込んでいる。
【0009】次に、マスクの着脱装置14の構成の詳細
を説明する。この実施例において、ディスクキャリア蓋
12の下面には4個のディスクDを保持するためにイン
ナーマスクとアウターマスクとが永久磁石の磁気吸引力
を利用して吸着保持されているものとする。
【0010】これに対して、本発明のマスクの着脱装置
14は、4個のマスクの着脱ユニット15A,15B,
15C,15Dとから構成され、これらは、共通の基盤
テーブル16の上に固着されている。この基盤テーブル
16の下面中央には、昇降シリンダ装置17が装備さ
れ、基盤テーブル16を上下動できるようになってい
る。基盤テーブル16が水平面を維持して上下動しやす
いようにガイドロッド17,17が設けられ、このガイ
ドロッド17,17がベース18の案内孔内を滑動でき
るようになっている。
【0011】次に、各マスクの着脱ユニット20の構成
を説明すると、電磁石ケース21を有し、この電磁石ケ
ース21は、基盤テーブル16に対してクッッションバ
ネ22で若干浮上している。図4において基盤テーブル
16からは2本のガイド軸23,23が植設され、スラ
イドブッシュ24を介して電磁石ケース21が嵌合して
いる。ガイド軸23の先端には、フランジ25がビス止
めされ、クッッションバネ22力による上昇の最大位置
が規制されている。電磁石ケース21の中央部には、中
空筒26が直立して設けられ、この中心に吸着コア27
が植設され、その外側に巻線コイル28が巻装されてい
る。さらに、前記中空筒26の両側には、脚端を上に向
けた凹字状のアウタマスク用電磁石30A,30Bが設
けられ、中央の胴部に巻線31が巻装されている。
【0012】なお、中空筒26の底面と基盤テーブル1
6との間にはインナーマスク用バネ32が弾装されてい
る。
【0013】本発明はこのように構成されているから、
成膜加工を終了した4枚1組のディスクDがディスクキ
ャリア蓋12Bの下面にインナーマスクとアウターマス
クに作用する永久磁石の磁気力で保持されたまま、回転
テーブル9上の定位置に停止したとする。その後、昇降
シリンダ装置17がマスクの着脱装置を持ち上げ、図4
に示したように、インナーマスク用電磁石の吸着コア2
7がイナーマスク7を吸着する。ついで、要すれば、ア
ウタマスク用電磁石30A,30Bがアウターマスク8
を吸着する。なお、供給テーブル9には、電磁石が貫通
できる開口部があらかじめ形成されているものとする。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、成膜加工が終了してディスク搬送装置から供給
テーブルに移転されたディスクキャリア蓋を定位置で停
止させたのち、マスクの着脱装置を使って容易にマスク
をディスクキャリア蓋から外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマスクの着脱装置の一実施例を示した
側断面図。
【図2】マスクの着脱ユニットを示した斜視図。
【図3】マスクの着脱ユニットの平面図。
【図4】図3のA−A断面図。
【図5】図3のB−B断面図。
【符号の説明】
1 成膜装置 2 ディスク搬送装置 5 連結リンク 6 弁体 7 インナーマスク 8 アウターマスク 9 供給テーブル 10 回転アーム 12 ディスクキャリア蓋 14 マスクの着脱装置 15 マスクの着脱ユニット 16 基盤テーブル 17 ガイドロッド 21 電磁石ケース 30 アウターマスク用電磁石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インナーマスクとアウターマスクに作用す
    る永久磁石の磁気吸引力を利用してディスクキャリア蓋
    の下面にディスクを着脱させるユニットにおいて、ディ
    スクキャリア蓋の下方に配置された基盤テーブルと、こ
    の基盤テーブルを上下に移動させる昇降シリンダ装置
    と、基盤テーブルの上面に設置された電磁石ケースと、
    電磁石ケースの中央に立設されたインナーマスク用電磁
    石と、上記インナーマスク用電磁石ケースの側方に配置
    されたアウターマスク用電磁石とを備えてなるマスクの
    着脱ユニット。
  2. 【請求項2】前記マスクの着脱ユニットがディスクキャ
    リア蓋の下面に吸着されたディスクと同数設けられてい
    ることを特徴とするマスクの着脱装置。
JP26885196A 1996-10-09 1996-10-09 マスクの着脱装置 Pending JPH10121225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26885196A JPH10121225A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 マスクの着脱装置

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JP26885196A JPH10121225A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 マスクの着脱装置

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Publication Number Publication Date
JPH10121225A true JPH10121225A (ja) 1998-05-12

Family

ID=17464153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26885196A Pending JPH10121225A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 マスクの着脱装置

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JP (1) JPH10121225A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999004058A1 (fr) * 1997-07-18 1999-01-28 Shibaura Mechatronics Corporation Dispositif de pulverisation cathodique a magnetron a feuille
CN102213920A (zh) * 2010-04-01 2011-10-12 亿力鑫系统科技股份有限公司 承载装置及具有该承载装置的曝光机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999004058A1 (fr) * 1997-07-18 1999-01-28 Shibaura Mechatronics Corporation Dispositif de pulverisation cathodique a magnetron a feuille
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