JPH10121130A - 無端金属リングの製造方法 - Google Patents

無端金属リングの製造方法

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JPH10121130A
JPH10121130A JP26896696A JP26896696A JPH10121130A JP H10121130 A JPH10121130 A JP H10121130A JP 26896696 A JP26896696 A JP 26896696A JP 26896696 A JP26896696 A JP 26896696A JP H10121130 A JPH10121130 A JP H10121130A
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salt bath
nitriding
endless metal
time
metal ring
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JP26896696A
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Katsuyuki Nakajima
克幸 中島
Hitoshi Imai
仁司 今井
Hiroaki Yamagishi
弘昭 山岸
Yoshifumi Nibe
▲良▼史 仁部
Masahiko Kaneshi
真彦 金志
Minoru Wada
実 和田
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Honda Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B5/00Extending closed shapes of metal bands by rolling

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  • Heat Treatment Of Steel (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理時間が短く、良好な摩耗性や耐久性が得
られる製造技術を提供する。 【解決手段】 溶体化及び冷間加工を施したマルエージ
ング鋼を、520〜530℃の塩浴で10〜25分加熱
保持することにより、表面に所望の窒化層深さを得るこ
とができる。 【効果】 塩浴窒化処理工程時間が10〜25分である
ため、従来のガス軟窒化法による窒化処理時間4〜6時
間に比較して、1/10〜1/20の所要時間となり、
生産性を大いに高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルエージング鋼製
無端金属リングの製造方法、詳しくは無段変速機の動力
伝達ベルトに好適な無端金属リングの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マルエージング鋼は、18%程度のNi
を含む低炭素鋼であり、溶体化後適温に加熱することに
よってマルテンサイト状態において時効硬化を生じ、高
強度、高靱性を兼ね備える超強力鋼である。このマルエ
ージング鋼は、極めて苛酷な条件で使用される無段変速
機の動力伝達ベルトに好んで採用されており、マルエー
ジング鋼の機械的及び熱処理がその特性を決める上で重
要である。このための機械的処理及び熱処理には、例え
ば特公平5−33284号公報「無端金属ベルトの製
造方法」や特公平5−82452号公報「耐摩耗性お
よび疲労強度に優れたマルエージング鋼製部材の製造方
法」が提案されている。
【0003】上記は、ベルトを溶体化し、次にベルト
に0.2〜1.9%の塑性変形を加え、最後に時効処理
を施すことを特徴とする。上記は、部材を溶体化し、
次に部材に5〜60kg/mm2の圧縮残留応力を付与
し、最後に窒化雰囲気中で部品を処理することで表面に
窒化処理、内部に時効処理を施すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記は、時効処理の
みを施すので、表面の耐久性の向上は望めない。上記
は、表面を窒化処理するため、表面の耐久性向上が期待
できる。しかし、同公報の第3ページ右欄第10行以降
に記載されるとおりに、保持時間が6時間であり、処理
時間が極めて長くなり生産性を高める上で障害となって
いる。そこで、本発明の目的は、処理時間が短く、良好
な摩耗性や耐久性が得られる製造技術を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明者等は、従来の処理方法を見直す中で、特にガス
軟窒化工程の工程短縮の研究を進めた。ところが、処理
時間を短くすべく処理温度を例えば520℃に高める
と、今度はオーバーエージングすなわち過時効となり、
かえって硬度や切欠き靱性が低下して摩耗性や耐久性に
悪影響を及ぼす結果となった。そこで、ガス軟窒化法に
代る技術として塩浴窒化法に注目した。しかし、塩浴窒
化法は、極端に処理速度が大きいため、窒化深さのコン
トロールが難しい。そのため今までマルエージング鋼に
塩浴窒化法を採用せず、処理の穏やかなガス軟窒化法が
採用されてきたわけである。
【0006】そこで、本発明者等は、数々の実験を継続
しつつ鋭意研究を進め、マルエージング鋼製無端金属リ
ングに適用可能な塩浴窒化法を見出すことに成功した。
具体的には、請求項1の無端金属リングの製造方法は、
マルエージング鋼の板の端部同士を溶接してリングにす
る工程と、得られた無端金属リングを820〜830℃
に1時間を超えない時間保持することで溶体化処理する
工程と、この無端金属リングを圧下率40〜50%の条
件で冷間圧延する工程と、圧延後の無端金属リングを5
20〜530℃の塩浴に10〜25分だけ浸漬する塩浴
窒化処理工程とからなる。その理由は次の通りである。
【0007】図1(a)〜(d)は溶接部の硬度を示す
グラフである。(a)は、溶体化処理前、すなわち、マ
ルエージング鋼の板の端部同士を溶接した後の溶接金属
と熱影響部のマイクロビッカース硬さ(HMV100)を示
し、熱影響部に380〜450HMVの硬い領域が存在す
る。(b)は、無端金属リングを、820〜830℃に
20分保持することで溶体化処理を実施したものであ
り、溶接金属、熱影響部及び母材に亘って310〜32
0HMVの平均した硬さが得られた。データは省略する
が、無端金属リングを均一に加熱し、十分に溶体化する
ために、余裕を見込んで20分の処理時間を確保するこ
とにした。
【0008】(c)は、無端金属リングを、820〜8
30℃に40分保持することで溶体化処理を実施したも
のであり、(b)と同程度の平均した硬さが得られた。
(d)は、無端金属リングを、820〜830℃に60
分保持することで溶体化処理を実施したものであり、
(b)と同程度の平均した硬さが得られた。処理時間を
長くすると、生産能率が落ち、エネルギーコストが嵩む
ので、60分を超えないようにする。従って、溶体化処
理は、820〜830℃で20〜60分、すなわち、6
0分を超えない時間で実施する。
【0009】図2(a)〜(c)はマルエージング鋼の
引張強さ、絞り及び切欠引張強さを示すグラフであり、
横軸は冷間加工度(%)、縦軸はそれぞれ「冷間加工と
時効硬化とを施したマルエージング鋼」の引張強さ(k
g/mm2)、絞り(%)及び切欠引張強さ(kg/m
2)である。(a)に示す通り、冷間加工度を高める
ほど引張強さは高まる。(b)に示す通り、冷間加工度
が50%を超えると急激に絞り性が低下する。(c)に
示す通り、切欠引張強さは40〜50%の冷間加工度で
ピークとなる。従って、本発明における冷間圧延は冷間
加工度、すなわち圧下率を40〜50%の範囲とした。
【0010】図3はマルエージング鋼の窒化層深さと温
度と時間の関係を調べたグラフであり、横軸は処理時間
(分)、縦軸は窒化層の深さ(μm)である。溶体化及
び冷間加工を施したマルエージング鋼に本発明に係る塩
浴窒化を施したものであり、その処理温度を510℃、
520℃、530℃、550℃、570℃として窒化層
の深さを調べた。グラフの右端に示した右上り直線カー
ブは、ガス軟窒化法(480℃)による窒化層の深さを
示す。
【0011】480℃ガス軟窒化での窒化層の深さは、
120分(2時間)で12μm、180分(3時間)で
18μmであり、グラフには示さないが6時間では25
μm程度となる。これら12μm〜25μmを窒化層の
管理深さとする。グラフにで示した横線が12μm、
で示した横線が25μmである。
【0012】横軸と各曲線とが交わる点を、図示する
ごとくP1,P3,P5,P7とし、横軸と各曲線と
が交わる点を、図示するごとくP2,P4,P6,P8
とする。570℃におけるP1は横軸の読みが3分、P
2は8分であるから、管理深さを維持するために許容さ
れる時間は、5分である。同様に550℃ではP3が6
分、P4が16分で、許容時間は10分である。すなわ
ち、570℃及び550℃の曲線は、カーブが立ってお
り変化が急であるため、操業が難しい。
【0013】この点、530℃はP5が7分、P6が2
2分で、許容時間は15分であり、520℃はP7が1
0分、P8が25分で、許容時間は15分であって、何
れもカーブが寝ており変化が緩やかであるため、操業は
容易である。しかし、510℃ではカーブが寝過ぎて時
間が長くなり過ぎ、生産性を損う虞れがある。
【0014】図4はマルエージング鋼の時効硬さと時間
の関係を調べたグラフであり、横軸は保持時間(分)、
縦軸は時効硬さ(HMV100:重り100gのマイクロビ
ッカース硬さ)である。520℃の塩浴で窒化しつつ加
熱保持したところ、保持時間が10分未満では、時間と
ともに時効硬さは高まったが、10分以上ではほぼ一定
となった。図3と図4とから、溶体化及び冷間加工を施
したマルエージング鋼を、520〜530℃の塩浴で1
0〜25分加熱保持することにより、表面に所望の窒化
層深さを得ることができ、内部に所望の時効硬さを得る
ことができる。
【0015】請求項2は、塩浴窒化処理工程において、
平面視で輪が見えるように水平に保って無端金属リング
を塩浴に浸漬する。水平(横向き)にしたことによっ
て、溶融塩の切れが良く、冶金的品質を安定させること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図5(a)〜(e)は本発明に係る無端金
属リングのバレル面取りまで製造工程図である。 (a):マルエージング鋼の薄板を準備する。なお、マ
ルエージング鋼の化学組成は次の通りである。
【0017】
【表1】
【0018】すなわち、Cが0.03%以下の低炭素鋼
であり、Niが18〜19%、Moが4.7〜5.2
%、Coが8.5〜9.5%である18%Ni鋼材であ
る。 (b):ベンディングしてループ化した後、端部同士を
溶接する。 (c):これを真空炉中で、820〜830℃に20〜
60分保持して溶体化処理する。溶体化処理を施すこと
で結晶の最配列化を促し、溶接歪を除去することができ
る。 (d):必要な幅に輪切りする。 (e):切断したことで、エッジが鋭くなるので、端部
をバレルで面取りする。
【0019】図6は本発明の冷間圧延工程の原理図であ
り、前記輪切り後の無端金属リング1を一対のテンショ
ンロール2,3で水平に引張りながら、下部ワークロー
ル4とコンタクトロール5とで圧下率40〜50%の条
件で圧延する。なお、6,6は下部バックアップロー
ル、7は上部溝付きロール、8,8は上部バックアップ
ロールであり、上部溝付きロール7の溝を無端金属リン
グ1の戻り部分がスルーし、溝のない部分でコンタクト
ロール5を下方へ押す。上部バックアップロール8,8
は上部溝付きロール7の上昇を抑え、下部バックアップ
ロール6,6は下部ワークロール4の下降を抑える。従
って、下部ワークロール4とコンタクトロール5とで無
端金属リング1を十分に冷間圧延することができる。
【0020】図7は本発明の塩浴窒化処理工程の原理図
であり、塩浴10はソルトバスとも呼ばれる、溶融塩1
1を溜めた容器である。溶融塩11を520℃〜530
℃に維持するために温度計、ヒータを備え、劣化に備え
て新たな溶融塩を補充する管路などを備えているが、こ
れらの附属品は省略した。13はワーク浸漬治具であ
り、複数の棚14・・・(・・・は複数を示す。以下同様)に
無端金属リング1を一個ずつ、水平にセットする。そし
て、ワーク浸漬治具13ごと溶融塩11に浸漬する。無
端金属リング1・・・は、数秒でほぼ520℃〜530℃
に達し、それから10〜25分保持することにより、図
2に示す深さの窒化層が表面に形成でき、図3に示すと
おり時効により硬度が高まる。
【0021】なお、前記溶融塩11の溶融直後の塩の組
成は、例えばCNO-が31〜35%、CN-が1〜2%
のものである。
【0022】図8(a),(b)は無端金属リングの塩
浴への浸漬方法の対比図である。(a)は従来実施され
ている比較例であり、無端金属リング100をハンガ1
01に吊るして溶融塩102へ浸漬するものであるが、
引き上げたときに輪の下部上面に溶融塩103が残り、
不具合の要因となる。(b)は本発明の無端金属リング
1であり、水平(横向き)としたので、溶融塩11の切
れが良く、前記(a)の欠点を解消することができる。
【0023】また、上記(a)では、無端金属リング1
00が縦長であるため、リング100の下部100aが
溶融塩102に接してから上部100bが溶融塩102
に達するまでに時間差が発生し、下部100aと上部1
00bとで熱処理の度合に僅かであるが差が発生する。
これに対して上記(b)では、無端金属リング1の下縁
1aと上縁1aとの距離が極く小さいため、溶融塩11
に到達するまでの時間差が殆どなく、全体として均一な
熱処理がなされる。従って、水平(横向き)にしたこと
によって、溶融塩の切れが良く、冶金的品質を安定させ
ることができる。
【0024】図9(a),(b)は無端金属リングの製
造方法による対比グラフである。グラフ中、「実施例」
は窒化処理を塩浴法とした本発明方法によるもの、「比
較例」は窒化処理をガス軟窒化法とした従来の方法によ
るものである。(a)は表面圧縮残留応力の比較グラフ
であり、縦軸の−(マイナス)は圧縮を意味し、実施例
では−110kg/mm2、比較例では−107kg/
mm2でほぼ同じであった。
【0025】(b)はいわゆるS−N曲線であり、横軸
は回転数、具体的には2個のプーリに無端金属リング1
を掛け渡し、これらのプーリを廻すことで、無端金属リ
ング1を周回させたときの周回数である。縦軸は、プー
リを互いに離間させることで無端金属リング1に作用さ
せた応力である。応力が130kg/mm2で、実施例
は108回以上廻すことができ、応力が120kg/m
2で、比較例は108回以上廻すことができることを示
す。従って、耐久性の点では、比較例より実施例が優れ
ていることが確認できた。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の無端金属リングの製造方法は、マルエ
ージング鋼の板の端部同士を溶接してリングにする工程
と、得られた無端金属リングを820〜830℃に1時
間を超えない時間保持することで溶体化処理する工程
と、この無端金属リングを圧下率40〜50%の条件で
冷間圧延する工程と、圧延後の無端金属リングを520
〜530℃の塩浴に10〜25分だけ浸漬する塩浴窒化
処理工程とからなる。その理由は次の通りである。塩浴
窒化法を採用し、塩浴窒化処理工程時間が10〜25分
であるため、従来のガス軟窒化法による窒化処理時間4
〜6時間に比較して、1/10〜1/20の所要時間と
なり、生産性を大いに高めることができた。
【0027】請求項2は、塩浴窒化処理工程において、
平面視で輪が見えるように水平に保って無端金属リング
を塩浴に浸漬する。水平(横向き)にしたことによっ
て、溶融塩の切れが良く、冶金的品質を安定させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルエージング鋼の引張強さ、絞り及び切欠引
張強さを示すグラフ
【図2】マルエージング鋼の引張強さ、絞り及び切欠引
張強さを示すグラフ
【図3】マルエージング鋼の窒化層深さと温度と時間の
関係を調べたグラフ
【図4】マルエージング鋼の時効硬さと時間の関係を調
べたグラフ
【図5】本発明に係る無端金属リングのバレル面取りま
で製造工程図
【図6】本発明の冷間圧延工程の原理図
【図7】本発明の塩浴窒化処理工程の原理図
【図8】無端金属リングの塩浴への浸漬方法の対比図
【図9】無端金属リングの製造方法による対比グラフ
【符号の説明】
1…無端金属リング、10…塩浴、13…ワーク浸漬治
具、14…棚。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16G 5/16 F16G 5/16 B Z (72)発明者 仁部 ▲良▼史 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 金志 真彦 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 和田 実 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルエージング鋼の板の端部同士を溶接
    してリングにする工程と、得られた無端金属リングを8
    20〜830℃に1時間を超えない時間保持することで
    溶体化処理する工程と、この無端金属リングを圧下率4
    0〜50%の条件で冷間圧延する工程と、圧延後の無端
    金属リングを520〜530℃の塩浴に10〜25分だ
    け浸漬する塩浴窒化処理工程とからなる無端金属リング
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記塩浴窒化処理工程では、平面視で輪
    が見えるように水平に保って無端金属リングを塩浴に浸
    漬することを特徴とした請求項1記載の無端金属リング
    の製造方法。
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