JPH10120981A - タイヤ用水性艶出剤組成物 - Google Patents

タイヤ用水性艶出剤組成物

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JPH10120981A
JPH10120981A JP29452896A JP29452896A JPH10120981A JP H10120981 A JPH10120981 A JP H10120981A JP 29452896 A JP29452896 A JP 29452896A JP 29452896 A JP29452896 A JP 29452896A JP H10120981 A JPH10120981 A JP H10120981A
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潮 高橋
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和典 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイヤに塗布した後も雨等により簡単に流され
ずに耐久性を有する水性タイヤワックスを提供するこ
と。 【解決手段】ジメチルシリコーンオイル及び各種変性シ
リコーンオイルが、高分子乳化剤によって水に分散して
成る水性タイヤワックス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ用水性艶出
剤組成物に関し、より詳細には、自動車タイヤ表面に艶
を得ることを目的として、タイヤに塗布する水性液体ワ
ックス組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車タイヤ用の艶出剤として、
分子量約200〜1000程度の低分子量の界面活性剤
により乳化されたシリコーンオイルエマルションが知ら
れている。例えば、特開昭63−248897号公報、
特開昭63−286482号公報、特開平1−1179
78号公報 、特開平1−207369号公報、特開平
6−72239号公報及び特開平6−72240号公報
等に記載のタイヤ用艶出剤ないし艶出方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のタイヤ
用艶出剤は、水への溶解性が高くタイヤに塗布されても
水に簡単に流されてしまうため、雨等により効果がなく
なるという問題点があった。本発明は、前記問題点を解
決し、タイヤに塗布した後も雨等により簡単に流されず
に耐久性を有する水性タイヤワックスを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、高分子系乳化
剤を使用して得られた水系エマルションをタイヤワック
スとして使用することにより耐水性等の耐久性のある水
性タイヤワックスが得られることを見い出し本発明を完
成させた。
【0005】即ち、本発明によれば、高分子乳化剤でシ
リコーンオイルを乳化して成る水性タイヤワックス(請
求項1)により上記目的を達成することができる。ま
た、この高分子乳化剤においては浸透性が低くタイヤゴ
ムや自動車ボデイ塗装面に対する影響も低く押さえられ
る。
【0006】前記高分子乳化剤は、好ましくは分子量が
10000以上であり(請求項2)、また好ましくはア
クリル酸系高分子、アラビアゴム及びカゼインのうちの
1種以上である(請求項3)。前記アクリル酸系高分子
は、好ましくは、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナト
リウム及びアクリル酸・メタクリル酸共重合体のうちの
1種以上である(請求項4)。
【0007】前記水性タイヤワックスは、好ましくは、
水性相にシリコーンオイル相が分散したO/W型エマル
ションである(請求項5)。なお、本発明において数値
範囲の記載は、両端値のみならず、その中に含まれる全
ての任意の中間値を含むものとする。
【0008】
【発明の実施の形態】
(水性タイヤワックス)本発明の水性タイヤワックス
は、高分子乳化剤でシリコーンオイルを乳化して成るも
の、即ち、高分子乳化剤により水性相にシリコーンオイ
ル相が分散したO/W型エマルションである。
【0009】高分子乳化剤の分子量は、1万以上にし、
通常は2万〜500万、好ましくは2万〜400万程
度、より好ましくは5万〜300万、さらに好ましくは
7万〜200万、特に10万〜100万が好適である。
高分子乳化剤は、好ましくは、アクリル酸系高分子、ア
ラビアゴム及びカゼインのうちの1種又は2種以上にす
ることができる。
【0010】好ましいアクリル酸系高分子には、アクリ
ル酸の重合体であるポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩
(ポリアクリル酸ナトリウム等)、アクリル酸及びこれ
と共重合する単量体の共重合体(アクリル酸・メタクリ
ル酸共重合体等)があり、これらのうちの1種以上を用
いることができる。
【0011】シリコーンオイルは、本発明の水性タイヤ
ワックスとしてタイヤに塗布した場合に艶出し性能を発
揮するシリコーンであれば良く、例えば、ジメチルシリ
コーンオイル、フェニルメチルシリコーンオイル、アミ
ノ変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイ
ル、脂肪酸変性シリコーンオイル等の各種のシリコーン
オイル及び変性シリコーンオイルにすることができる。
【0012】シリコーンオイルの粘度(動粘度)は、好
ましくは10cst〜100,000cstであり、よ
り好ましくは50cst〜50,000cstであり、
さらに好ましくは100cst〜20,000cstで
ある。なお、1cst(センチストークス)=1mm2
/sである。
【0013】水性相は、好ましくは、親水性を有する溶
媒にし、通常は水で良いが、イソプロピルアルコール、
エタノール、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル等の親水性溶媒の1種以上で水の一部を置き換えて用
いることができる。
【0014】本発明の水性タイヤワックスにおける高分
子乳化剤の含有率は、シリコーンオイルを乳化させるこ
とができる最小限の含有率ないしそれ以上にすることが
できる。また、本発明の水性タイヤワックスにおけるシ
リコーンオイルの含有率が高くなるにつれて、水性タイ
ヤワックスの粘度が高くなり、使用時の作業性(塗布性
等)が低下する傾向がある。
【0015】本発明の水性タイヤワックスにおけるシリ
コーンオイルの重量Aと高分子乳化剤の重量Bの重量比
A:Bの範囲は、好ましくは5〜60:0.01〜5に
し、より好ましくは10〜50:0.05〜2にし、さ
らに好ましくは15〜40:0.1〜1.0にする。
【0016】本発明の水性タイヤワックスにおけるシリ
コーンオイルの含有率は、好ましくは5〜60重量%、
より好ましくは10〜50重量%である。シリコーンオ
イルが5重量%より少ない場合には撥水性及び艶が悪く
なる傾向がある。また、60重量%よりも多い場合には
乳化の状態が不均一になったり、シリコーンオイル相中
に水性相が分散したW/O型エマルションとなり安定し
たエマルションを得ることができない傾向がある。
【0017】本発明の水性タイヤワックスにおける高分
子乳化剤の含有率は、好ましくは0.01〜5.0重量
%、より好ましくは0.05〜2.0重量%、さらに好
ましくは0.1〜1.0重量%である。
【0018】本発明の水性タイヤワックスには、より一
層レベリング性を向上させるため、一般的な界面活性剤
を含有させることができる。なお、「レベリング性を向
上させる」とは、水性タイヤワックスをタイヤに塗布し
た際のはじきや塗りむらを少なくしてワックス塗膜層の
厚さの均一性を高めることである。即ち、本発明の水性
タイヤワックスは、前記一般的な界面活性剤を含有しな
い場合でも、ある程度のレベリング性を有するので水性
タイヤワックスをタイヤに塗布した際のはじきや塗りむ
らが少ないが、レベリング性を向上させる添加物(レベ
リング性向上剤)を含有させることによって、より一層
レベリング性を向上させることができる。
【0019】前記一般的な界面活性剤としては、例え
ば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸エステル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ア
ルカンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸塩、石鹸、フッソ系活性剤、シリコーン系活性
剤等がある。本発明の水性タイヤワックスには、このよ
うな界面活性剤の1種以上を好ましくは、0.001〜
5.0重量%、より好ましくは0.01〜1.0重量%
含有させることができる。
【0020】また、より一層レベリング性を向上させる
と共に、塗布前及び塗布後の凍結を防止するために、本
発明の水性タイヤワックスには、親水性溶媒を含有させ
ることができる。本発明の水性タイヤワックスには、こ
のような親水性溶媒の1種以上を好ましくは、50重量
%以下、より好ましくは1.0〜20重量%含有させる
ことができる。
【0021】さらに、本発明の水性タイヤワックスに
は、前記界面活性剤及び親水性溶媒以外のpH調製剤、
防腐剤、着色剤、香料等の各種添加剤を必要に応じて適
宜含有させることができる。
【0022】本発明の水性タイヤワックスは、スプレー
等の霧化手段により霧化してタイヤに噴霧して塗布した
り、スポンジ等にいったん付着させてからタイヤに塗布
することができる。そして本発明の水性タイヤワックス
は次の様にタイヤに艶を与える。例えば、自動車のタイ
ヤ等の艶を出す場合には、タイヤに本発明の水性タイヤ
ワックスをハンドスプレーで噴き付ける、又はスポンジ
に本発明の水性タイヤワックスを少量取りタイヤに塗布
する。これにより、タイヤに艶が出てさらにこの艶は耐
水性を持つ。
【0023】(水性タイヤワックスの製造方法)本発明
の水性タイヤワックスは、プレゲルを形成する従来の水
性タイヤワックスの製造方法と同様の製造方法で製造す
ることができる。即ち、シリコーンオイルに高分子乳化
剤を加え高速攪拌して均一にした後、少量の水を加えプ
レゲルを形成し、このプレゲルに残りの水を加えて乳化
する製造方法で製造することができる。また、シリコー
ンオイルに高分子乳化剤を加え、攪拌した後、少量の水
に溶かした高分子乳化剤を徐々に加えてプレゲルを形成
し、このプレゲルに水を徐々に加えて乳化する製造方法
により製造することができる。
【0024】本発明の水性タイヤワックスは、高分子乳
化剤を用いて乳化するので、前記従来の水性タイヤワッ
クスのようにプレゲルを形成することなしに、シリコー
ンオイルに高分子乳化剤を加え、攪拌した後、水を全量
加え乳化機で乳化するという単純な工程で容易に製造す
ることができる。かかる点からしても、本発明における
高分子乳化剤は、シリコーンオイルに対して極めて良好
な乳化性を有することがわかる。
【0025】本発明の水性タイヤワックスは、例えば、
上記シリコーンオイルの1種以上に、アクリル酸系高分
子、アラビアゴム及びカゼインの1種以上である高分子
乳化剤の1種以上を加え、必要であれば前記高分子乳化
剤の1種以上とレベリング性向上のための一般的な界面
活性剤の1種以上を加え、攪拌した後、水を全量加え乳
化機で乳化してシリコーンオイル相が水相に分散したO
/W型エマルションとして得ることかできる。
【0026】シリコーンオイルの1種以上の添加量、ア
クリル酸系高分子、アラビアゴム及びカゼインの1種以
上である高分子乳化剤の1種以上の添加量、及び水の添
加量は、製造後に得られる水性タイヤワックスにおける
重量比又は含有率が上述の範囲になるように適宜設定す
ることができる。レベリング性向上のための一般的な界
面活性剤の1種以上の添加量は、製造後に得られる水性
タイヤワックスにおける含有率が上述の範囲になるよう
に適宜設定することができる。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳説する。
但し、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、
とくに断らない限り、%は重量%を表すこととする。
【0028】先ず、本発明の水性タイヤワックス及び比
較のための水性タイヤワックスを作成した。即ち、シリ
コーンオイルと高分子乳化剤を加え攪拌し、水を加え乳
化機で乳化し、さらに添加物を含有させる場合には添加
物を添加することにより、本発明の実施例1〜4の水性
タイヤワックスを得た。そして比較のため比較例1〜5
の水性タイヤワックスを従来の製造方法にしたがって別
に作成した。
【0029】(実施例1) ジメチルシリコーンオイル(粘度1000cst) 20.0% 高分子乳化剤(ポリアクリル酸) 0.1% 水 79.9% 合 計 100.0%
【0030】(実施例2) ジメチルシリコーンオイル(粘度1000cst) 20.0% 高分子乳化剤(アクリル酸・メタクリル酸共重合体) 0.1% ポリオキシエチレンアルキルエーテル 0.5% 水 79.4% 合 計 100.0%
【0031】(実施例3) ジメチルシリコーンオイル(粘度100000cst) 5.0% ジメチルシリコーンオイル(粘度150cst) 15.0% 高分子乳化剤(アラビアゴム) 0.1% オレイン酸アミン石鹸 1.0% 水 78.9% 合 計 100.0%
【0032】(実施例4) ジメチルシリコーンオイル(粘度1000cst) 15.0% アミノ変性シリコーンオイル 5.0% 高分子乳化剤(カゼイン) 0.1% 水 79.9% 合 計 100.0%
【0033】(比較例1) ジメチルシリコーンオイル(粘度1000cst) 20.0% ポリオキシエチレンアルキルエーテル 3.0% 水 77.0% 合 計 100.0%
【0034】(比較例2) ジメチルシリコーンオイル(粘度1000cst) 30.0% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル 4.0% 水 66.0% 合 計 100.0%
【0035】(比較例3) ジメチルシリコーンオイル(粘度20000cst) l0.0% ジメチルシリコーンオイル(粘度350cst) 40.0% ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル 3.0% ソルビタン脂肪酸エステル 1.0% 水 46.0% 合 計 100.0%
【0036】(比較例4) ジメチルシリコーンオイル(粘度10OOcst) 20.0% オレイン酸モルホリン石鹸 2.5% 水 77.5% 合 計 100.0%
【0037】(比較例5) ジメチルシリコーンオイル(200Ocst) 20.0% アルキルベンゼンスルホン酸アミン塩 2.0% 水 78.0% 合 計 100.0%
【0038】次に、製造した実施例1〜4及び比較例1
〜5の各水性タイヤワックスについて下記の項目につい
て評価した。
【0039】[評価方法] (1)塗布性 タイヤに評価対象の水性タイヤワックスを噴霧し、ウエ
ス又はスポンジで塗り延ばした後、タイヤ表面の塗りむ
らの状態を肉眼で観察し評価する。 ○…タイヤの表面に塗りむらがない △…タイヤの表面に少し塗りむらがある ×…タイヤの表面に塗りむらがある
【0040】(2)艶 タイヤに評価対象の水性タイヤワックスを噴霧し、ウエ
ス又はスポンジで塗り延ばした後、タイヤ表面の艶の状
態を肉眼で観察し評価する。 ○…タイヤの表面にタイヤワックス塗布前より艶がとて
もある △…タイヤの表面にタイヤワックス塗布前より艶がある ×…タイヤの表面にタイヤワックス塗布前と同等の艶が
ある
【0041】(3)撥水性 タイヤに評価対象の水性タイヤワックスを噴霧し、ウエ
ス又はスポンジで塗り延ばした後、タイヤに水をシャワ
ー状にかけ、撥水の状態を肉眼で観察し評価する。 ○…タイヤの表面に撥水が見られる △…タイヤの表面に少し撥水が見られる ×…タイヤの表面に撥水は見られない
【0042】(4)耐久性 タイヤを装着した自動車のタイヤに評価対象の水性タイ
ヤワックスを噴霧し、ウエス又はスポンジで塗り延ばし
た後、洗車機で自動車を1度洗浄し艶及び撥水の状態を
肉眼で観察し評価する。 ○…洗車前と同じ位の艶、撥水がある △…洗車前よりやや艶、撥水が劣る ×…ほとんど艶、撥水が残っていない
【0043】[評価結果]実施例1〜4及び比較例1〜
5の各水性タイヤワックスの評価結果を下記の表1に示
す。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】請求項1〜5の水性タイヤワックスは、
高分子乳化剤でシリコーンオイルを乳化して成るので次
の基本的な効果を奏することができ、請求項2〜5の水
性タイヤワックスは次の基本的な効果がより一層顕著で
ある。
【0046】タイヤワックスとして要求される諸特性
(タイヤに対する塗布性、塗布後の艶、塗布後の撥水性
等)を維持すると共に、タイヤに塗布した後も雨等によ
り簡単に流されずに耐久性(特に耐水性)を有する。即
ち、本発明の水性タイヤワックスは、安定性が高く、耐
久性(特に耐水性)を保ち、雨や洗車等でタイヤが水に
濡れることがあっても艶を持続することができるという
特性を有しつつ、自動車のタイヤに容易に塗布すること
ができ、厚さの均一性が高いシリコーンオイルの被膜を
タイヤの表面に形成して艶を与えることができる。
【0047】タイヤ及び塗装面等に対する悪影響がな
く、溶剤タイプのものの様に危険物等の法規制を受けな
い。 高分子乳化剤はシリコーンオイルに対して極めて良好
な乳化性を有するので、単純な製造方法で簡単に製造す
ることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高分子乳化剤でシリコーンオイルを乳化し
    て成ることを特徴とする水性タイヤワックス。
  2. 【請求項2】前記高分子乳化剤は、分子量が10000
    以上であることを特徴とする請求項1に記載の水性タイ
    ヤワックス。
  3. 【請求項3】前記高分子乳化剤は、アクリル酸系高分
    子、アラビアゴム及びカゼインのうちの1種以上である
    ことを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の水性
    タイヤワックス。
  4. 【請求項4】前記アクリル酸系高分子は、ポリアクリル
    酸、ポリアクリル酸ナトリウム及びアクリル酸・メタク
    リル酸共重合体のうちの1種以上であることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の水性タイヤワック
    ス。
  5. 【請求項5】水性相にシリコーンオイル相が分散したO
    /W型エマルションであることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の水性タイヤワックス。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113480935A (zh) * 2021-06-10 2021-10-08 江西车仆实业有限公司 一种高渗透性和持久性的轮胎釉及其制备方法

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