JPH1012078A - 配線器具 - Google Patents
配線器具Info
- Publication number
- JPH1012078A JPH1012078A JP6359097A JP6359097A JPH1012078A JP H1012078 A JPH1012078 A JP H1012078A JP 6359097 A JP6359097 A JP 6359097A JP 6359097 A JP6359097 A JP 6359097A JP H1012078 A JPH1012078 A JP H1012078A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- door body
- switch
- door
- front surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】器具本体を使用する意思のないときには器具本
体を扉体で覆っておくことにより誤使用を防止した配線
器具を提供する。 【解決手段】スイッチ2の両側面に突設した取付爪23
に係合する保持孔31,32を有した枠体1にスイッチ
2を取り付ける。スイッチ2に対する定位置に設けた軸
受筒42に扉体4を軸着し、スイッチ2に対する定位置
に設けた押釦片50に扉体4の一部を係合させる。この
係合状態は押釦片50の押操作により解除される。扉体
4はスイッチ2の前面を覆う位置と前面を開放する位置
との間で開閉される。
体を扉体で覆っておくことにより誤使用を防止した配線
器具を提供する。 【解決手段】スイッチ2の両側面に突設した取付爪23
に係合する保持孔31,32を有した枠体1にスイッチ
2を取り付ける。スイッチ2に対する定位置に設けた軸
受筒42に扉体4を軸着し、スイッチ2に対する定位置
に設けた押釦片50に扉体4の一部を係合させる。この
係合状態は押釦片50の押操作により解除される。扉体
4はスイッチ2の前面を覆う位置と前面を開放する位置
との間で開閉される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチのような
器具本体を枠体を用いて施工面に取り付ける配線器具に
関するものである。
器具本体を枠体を用いて施工面に取り付ける配線器具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スイッチのような器具本体を
枠体を用いて施工面に取り付けるようにした配線器具が
提供されている。この種の配線器具に用いられる器具本
体にはスイッチなどがある。
枠体を用いて施工面に取り付けるようにした配線器具が
提供されている。この種の配線器具に用いられる器具本
体にはスイッチなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、スイッチを
壁面等の施工面に取着して使用する場合には、スイッチ
の操作部が前面に露出することになるから、スイッチを
操作する意思のないときに操作部に誤って接触して負荷
が予期しないときに動作することがある。たとえば、1
個の操作部で複数個の照明器具を同時に点滅させること
ができるようにリモコンスイッチを設けている場合に
は、照明器具の点灯時に誤ってリモコンスイッチに触れ
ると複数個の照明器具が一斉に消灯してしまうというよ
うな不都合が生じる。このようにスイッチを誤使用(誤
操作)すると不都合が生じ、場合によっては危険を伴う
こともある。
壁面等の施工面に取着して使用する場合には、スイッチ
の操作部が前面に露出することになるから、スイッチを
操作する意思のないときに操作部に誤って接触して負荷
が予期しないときに動作することがある。たとえば、1
個の操作部で複数個の照明器具を同時に点滅させること
ができるようにリモコンスイッチを設けている場合に
は、照明器具の点灯時に誤ってリモコンスイッチに触れ
ると複数個の照明器具が一斉に消灯してしまうというよ
うな不都合が生じる。このようにスイッチを誤使用(誤
操作)すると不都合が生じ、場合によっては危険を伴う
こともある。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、器具本体を使用する意思のないとき
には器具本体を扉体で覆っておくことにより誤使用を防
止した配線器具を提供することにある。
あり、その目的は、器具本体を使用する意思のないとき
には器具本体を扉体で覆っておくことにより誤使用を防
止した配線器具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、両側面に取付
爪が突設された器具本体と、施工面に埋込配置された埋
込ボックスに螺合するボックスねじが挿通される取付孔
を有し前記器具本体の取付爪に係合して前記器具本体を
保持する保持孔を有した枠体と、前記枠体に取り付けた
器具本体に対する定位置に設けた軸受部に軸着され前記
器具本体の前面を覆う位置と前面を開放する位置との間
で開閉自在となった扉体と、前記枠体に取り付けた器具
本体に対する定位置に形成され前後に可撓な押釦片とを
具備し、枠体は前面側を覆う化粧プレートを通して挿入
されるプレートねじが螺合するプレート取付孔を有し、
押釦片は前記扉体が前記器具本体の前面を覆う位置で扉
体の一部を係止し押操作により扉体との係止状態を解除
する係止部を備えるものである。この構成によれば、埋
込ボックスを用いて施工することができるから露出量を
小さくすることができ、また、器具本体の取付爪を枠体
の保持孔に係合させることにより器具本体を枠体に取り
付けているから、取付爪を有する器具本体を用いること
により各種の器具本体に対応可能になる。さらに、器具
本体の前面を覆う位置と開放する位置との間で開閉自在
な扉体を設けているから、器具本体を使用する意思のな
いときに不用意に誤使用することが防止される。しか
も、扉体が閉じているときに扉体を開かないように係止
し、押操作によって係止状態を解除する押釦片を設けて
いるから、扉体の開閉操作が容易である。
爪が突設された器具本体と、施工面に埋込配置された埋
込ボックスに螺合するボックスねじが挿通される取付孔
を有し前記器具本体の取付爪に係合して前記器具本体を
保持する保持孔を有した枠体と、前記枠体に取り付けた
器具本体に対する定位置に設けた軸受部に軸着され前記
器具本体の前面を覆う位置と前面を開放する位置との間
で開閉自在となった扉体と、前記枠体に取り付けた器具
本体に対する定位置に形成され前後に可撓な押釦片とを
具備し、枠体は前面側を覆う化粧プレートを通して挿入
されるプレートねじが螺合するプレート取付孔を有し、
押釦片は前記扉体が前記器具本体の前面を覆う位置で扉
体の一部を係止し押操作により扉体との係止状態を解除
する係止部を備えるものである。この構成によれば、埋
込ボックスを用いて施工することができるから露出量を
小さくすることができ、また、器具本体の取付爪を枠体
の保持孔に係合させることにより器具本体を枠体に取り
付けているから、取付爪を有する器具本体を用いること
により各種の器具本体に対応可能になる。さらに、器具
本体の前面を覆う位置と開放する位置との間で開閉自在
な扉体を設けているから、器具本体を使用する意思のな
いときに不用意に誤使用することが防止される。しか
も、扉体が閉じているときに扉体を開かないように係止
し、押操作によって係止状態を解除する押釦片を設けて
いるから、扉体の開閉操作が容易である。
【0006】
【発明の実施の形態】図1および図2に示すように、枠
体1は合成樹脂の成形品であって、壁面のような施工面
に埋込配置される既製の埋込ボックス等に取着できる寸
法に形成されている。すなわち、長孔状の取付孔11を
有し、この取付孔11に埋込ボックスに螺合するボック
スねじを挿通することにより、枠体1を埋込ボックスに
取着することができる。また、枠体1はプレート取付孔
12を有し、枠体1の前面側に配設される化粧プレート
を通してプレートねじをプレート取付孔12に螺合させ
ることにより、化粧プレートを取り付けることができる
ようになっている。
体1は合成樹脂の成形品であって、壁面のような施工面
に埋込配置される既製の埋込ボックス等に取着できる寸
法に形成されている。すなわち、長孔状の取付孔11を
有し、この取付孔11に埋込ボックスに螺合するボック
スねじを挿通することにより、枠体1を埋込ボックスに
取着することができる。また、枠体1はプレート取付孔
12を有し、枠体1の前面側に配設される化粧プレート
を通してプレートねじをプレート取付孔12に螺合させ
ることにより、化粧プレートを取り付けることができる
ようになっている。
【0007】枠体1の中央部には取付窓13が形成され
ている。取付窓13を囲む左側枠14には各組一対で2
組の係合孔31が形成されている。取付窓13を囲む右
側枠15は枠体1の前面に直交する垂片16を有してい
て断面略L形に形成されており、係合孔31に対向する
部位に保持孔32を有している。保持孔32内には、右
側枠15の垂片16に設けた解除片33が突設され、解
除片33は両側に肩部34を有する形状に形成されてい
る。この肩部34は各保持孔32にそれぞれ対向して形
成される。つまり、保持孔32の一部は解除片33に囲
まれる。
ている。取付窓13を囲む左側枠14には各組一対で2
組の係合孔31が形成されている。取付窓13を囲む右
側枠15は枠体1の前面に直交する垂片16を有してい
て断面略L形に形成されており、係合孔31に対向する
部位に保持孔32を有している。保持孔32内には、右
側枠15の垂片16に設けた解除片33が突設され、解
除片33は両側に肩部34を有する形状に形成されてい
る。この肩部34は各保持孔32にそれぞれ対向して形
成される。つまり、保持孔32の一部は解除片33に囲
まれる。
【0008】取付窓13の上縁には前面側に突出する突
台41が設けられており、突台41の先端には枠体1の
前面に略平行な左右方向に走る軸受部としての軸受筒4
2が形成される。この軸受筒42には一端部にローレッ
ト部44が形成された軸43が挿入され、この軸43に
より透明材料よりなる扉体4が枠体1の前面側に開閉自
在に取着される。すなわち、扉体4は枠体1の前面の一
部を覆う位置と、下端が前方に移動して枠体1の前面を
開放する位置との間で開閉自在となっている。扉体4は
背面側が開放された断面略コ形に形成されており、両脚
片により補強されている。また、扉体4の下端縁の中央
部には係止突起45が突設される。扉体4は軸43に装
着された復帰ばね46により枠体1の前面を開放する向
きに付勢されている。
台41が設けられており、突台41の先端には枠体1の
前面に略平行な左右方向に走る軸受部としての軸受筒4
2が形成される。この軸受筒42には一端部にローレッ
ト部44が形成された軸43が挿入され、この軸43に
より透明材料よりなる扉体4が枠体1の前面側に開閉自
在に取着される。すなわち、扉体4は枠体1の前面の一
部を覆う位置と、下端が前方に移動して枠体1の前面を
開放する位置との間で開閉自在となっている。扉体4は
背面側が開放された断面略コ形に形成されており、両脚
片により補強されている。また、扉体4の下端縁の中央
部には係止突起45が突設される。扉体4は軸43に装
着された復帰ばね46により枠体1の前面を開放する向
きに付勢されている。
【0009】取付窓13の下縁には枠体1の前面側に突
出する台部47が設けられており、台部47の上面に
は、扉体4が枠体1の前面を覆う位置で扉体4の係止突
起45に係合する係止孔48が係止されている。すなわ
ち、係止突起45をこの係止孔48に係合させることに
より、扉体4を復帰ばね46のばね力に抗して閉じた状
態に保持するのである。
出する台部47が設けられており、台部47の上面に
は、扉体4が枠体1の前面を覆う位置で扉体4の係止突
起45に係合する係止孔48が係止されている。すなわ
ち、係止突起45をこの係止孔48に係合させることに
より、扉体4を復帰ばね46のばね力に抗して閉じた状
態に保持するのである。
【0010】台部47は、図3に示すように、下方に開
放されており、上面から前面に跨がる2条の筋溝49に
より中央の押釦片50のみが独立して前後に撓めるよう
になっている。すなわち、押釦片50は断面略逆L形に
形成されているのであり、この横片に係止孔48が穿設
され、縦片が前後に撓むようになっているのである。こ
の構成により、扉体4の係止突起45を係止孔48に係
合させた状態では、扉体4で枠体1の前面の一部を覆う
状態を維持することができ、押釦片50の縦片を後方に
押圧することにより、この係合状態を解除して復帰ばね
46のばね力により扉体4を開くことができるようにな
るのである。
放されており、上面から前面に跨がる2条の筋溝49に
より中央の押釦片50のみが独立して前後に撓めるよう
になっている。すなわち、押釦片50は断面略逆L形に
形成されているのであり、この横片に係止孔48が穿設
され、縦片が前後に撓むようになっているのである。こ
の構成により、扉体4の係止突起45を係止孔48に係
合させた状態では、扉体4で枠体1の前面の一部を覆う
状態を維持することができ、押釦片50の縦片を後方に
押圧することにより、この係合状態を解除して復帰ばね
46のばね力により扉体4を開くことができるようにな
るのである。
【0011】ところで、枠体1の取付窓13内には、器
具本体としてスイッチ2が装着される。スイッチ2は、
前面にプッシュボタン式の操作用ハンドル21を有する
とともに、負荷の制御状態に応じて点滅する表示ランプ
の状態を視認するための表示窓22を有している。スイ
ッチ2のハウジング20の側面には、各一対の取付爪2
3が突設されており、この取付爪23を枠体1に係合さ
せることにより、枠体1に装着できるようになってい
る。つまり、ハウジング20の一方の側縁の取付爪23
を枠体1の係合孔31に挿入するとともに、他方の側縁
の取付爪23を保持孔32内に挿入して解除片33の肩
部34に載せれば、スイッチ2を枠体1に装着すること
ができるのである。スイッチ2を枠体1から外したいと
きには、解除釦33をドライバ等でこじることにより取
付爪23を肩部34から外せばよい。
具本体としてスイッチ2が装着される。スイッチ2は、
前面にプッシュボタン式の操作用ハンドル21を有する
とともに、負荷の制御状態に応じて点滅する表示ランプ
の状態を視認するための表示窓22を有している。スイ
ッチ2のハウジング20の側面には、各一対の取付爪2
3が突設されており、この取付爪23を枠体1に係合さ
せることにより、枠体1に装着できるようになってい
る。つまり、ハウジング20の一方の側縁の取付爪23
を枠体1の係合孔31に挿入するとともに、他方の側縁
の取付爪23を保持孔32内に挿入して解除片33の肩
部34に載せれば、スイッチ2を枠体1に装着すること
ができるのである。スイッチ2を枠体1から外したいと
きには、解除釦33をドライバ等でこじることにより取
付爪23を肩部34から外せばよい。
【0012】枠体1は規格化された配線器具モジュール
を3個取り付ける取付枠と同等の寸法になるように形成
されており、スイッチ2を2個まで取り付けることでき
るようになっているが、縦寸法を変更したり、横寸法を
広げることにより、他の個数用の寸法に設定することも
可能である。ところで、本実施形態のスイッチ2は時分
割多重伝送方式による制御を行なうものであって、ハウ
ジング20内に監視用端末機を備えている。すなわち、
別に配設された主制御装置により定期的ないし非定期的
にアクセスされており、このスイッチ2が操作されたか
どうかに応じて予め対応関係が予約された制御用端末機
に接続された負荷を制御するのである。
を3個取り付ける取付枠と同等の寸法になるように形成
されており、スイッチ2を2個まで取り付けることでき
るようになっているが、縦寸法を変更したり、横寸法を
広げることにより、他の個数用の寸法に設定することも
可能である。ところで、本実施形態のスイッチ2は時分
割多重伝送方式による制御を行なうものであって、ハウ
ジング20内に監視用端末機を備えている。すなわち、
別に配設された主制御装置により定期的ないし非定期的
にアクセスされており、このスイッチ2が操作されたか
どうかに応じて予め対応関係が予約された制御用端末機
に接続された負荷を制御するのである。
【0013】上述した枠体1は、変性ポリフェニレンオ
キサイド(商品名:ノリルPX4716−701)やスチレングラ
フト化PPE(商品名:ザイロン500V)等の合成樹脂を
用いて形成されるが、枠体1の部分はスイッチ2を保持
するために強度が要求されるから、この部分を強度が高
い変性ポリフェニレンオキサイドで形成し、台部47は
可撓性が要求されるから、この部分を(図3に斜線で示
す)柔軟性に飛んだスチレングラフト化PPEで形成す
るようにすれば、適材を適所に配することができるもの
である。
キサイド(商品名:ノリルPX4716−701)やスチレングラ
フト化PPE(商品名:ザイロン500V)等の合成樹脂を
用いて形成されるが、枠体1の部分はスイッチ2を保持
するために強度が要求されるから、この部分を強度が高
い変性ポリフェニレンオキサイドで形成し、台部47は
可撓性が要求されるから、この部分を(図3に斜線で示
す)柔軟性に飛んだスチレングラフト化PPEで形成す
るようにすれば、適材を適所に配することができるもの
である。
【0014】以上のように、扉体4を設けてスイッチ2
の前面を覆うことができるようにしているから、誤って
操作用ハンドル21に接触して誤操作することが防止で
きるとともに、スイッチ2を扉体4で覆っていることに
より、汚れの付着も防止できるものである。また、扉体
4が復帰ばね46により開放する向きに付勢されてお
り、かつ扉体4と台部47との係合状態を押釦片50の
押操作により解除できるから、簡単な操作で扉体4を開
くことができるとともに、スイッチ2を操作している間
は、扉体4がじゃまにならないものである。
の前面を覆うことができるようにしているから、誤って
操作用ハンドル21に接触して誤操作することが防止で
きるとともに、スイッチ2を扉体4で覆っていることに
より、汚れの付着も防止できるものである。また、扉体
4が復帰ばね46により開放する向きに付勢されてお
り、かつ扉体4と台部47との係合状態を押釦片50の
押操作により解除できるから、簡単な操作で扉体4を開
くことができるとともに、スイッチ2を操作している間
は、扉体4がじゃまにならないものである。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように、両側面に取付爪
が突設された器具本体と、施工面に埋込配置された埋込
ボックスに螺合するボックスねじが挿通される取付孔を
有し前記器具本体の取付爪に係合して前記器具本体を保
持する保持孔を有した枠体と、前記枠体に取り付けた器
具本体に対する定位置に設けた軸受部に軸着され前記器
具本体の前面を覆う位置と前面を開放する位置との間で
開閉自在となった扉体と、前記枠体に取り付けた器具本
体に対する定位置に形成され前後に可撓な押釦片とを具
備し、枠体は前面側を覆う化粧プレートを通して挿入さ
れるプレートねじが螺合するプレート取付孔を有し、押
釦片は前記扉体が前記器具本体の前面を覆う位置で扉体
の一部を係止し押操作により扉体との係止状態を解除す
る係止部を備えるものであり、埋込ボックスを用いて施
工することができるから露出量を小さくすることがで
き、また、器具本体の取付爪を枠体の保持孔に係合させ
ることにより器具本体を枠体に取り付けているから、取
付爪を有する器具本体を用いることにより各種の器具本
体に対応可能になるという利点がある。さらに、器具本
体の前面を覆う位置と開放する位置との間で開閉自在な
扉体を設けているから、器具本体を使用する意思のない
ときに不用意に誤使用することが防止されるという利点
があり、しかも、扉体が閉じているときに扉体を開かな
いように係止し、押操作によって係止状態を解除する押
釦片を設けているから、扉体の開閉操作が容易であると
いう効果を奏する。しかも、枠体の前面を覆う化粧プレ
ートを通して挿入されたプレートねじが螺合するプレー
ト取付孔を備えるから、枠体で器具本体と化粧プレート
と扉体とを保持することができ、少ない部材数で施工す
ることができるという利点がある。
が突設された器具本体と、施工面に埋込配置された埋込
ボックスに螺合するボックスねじが挿通される取付孔を
有し前記器具本体の取付爪に係合して前記器具本体を保
持する保持孔を有した枠体と、前記枠体に取り付けた器
具本体に対する定位置に設けた軸受部に軸着され前記器
具本体の前面を覆う位置と前面を開放する位置との間で
開閉自在となった扉体と、前記枠体に取り付けた器具本
体に対する定位置に形成され前後に可撓な押釦片とを具
備し、枠体は前面側を覆う化粧プレートを通して挿入さ
れるプレートねじが螺合するプレート取付孔を有し、押
釦片は前記扉体が前記器具本体の前面を覆う位置で扉体
の一部を係止し押操作により扉体との係止状態を解除す
る係止部を備えるものであり、埋込ボックスを用いて施
工することができるから露出量を小さくすることがで
き、また、器具本体の取付爪を枠体の保持孔に係合させ
ることにより器具本体を枠体に取り付けているから、取
付爪を有する器具本体を用いることにより各種の器具本
体に対応可能になるという利点がある。さらに、器具本
体の前面を覆う位置と開放する位置との間で開閉自在な
扉体を設けているから、器具本体を使用する意思のない
ときに不用意に誤使用することが防止されるという利点
があり、しかも、扉体が閉じているときに扉体を開かな
いように係止し、押操作によって係止状態を解除する押
釦片を設けているから、扉体の開閉操作が容易であると
いう効果を奏する。しかも、枠体の前面を覆う化粧プレ
ートを通して挿入されたプレートねじが螺合するプレー
ト取付孔を備えるから、枠体で器具本体と化粧プレート
と扉体とを保持することができ、少ない部材数で施工す
ることができるという利点がある。
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】(a)は同上の正面図、(b)は同上の側面図
である。
である。
【図3】(a)は同上の要部斜視図、(b)は図(a)
中X−X線断面図である。
中X−X線断面図である。
1 枠体 2 スイッチ 4 扉体 11 取付孔 23 取付爪 31 保持孔 32 保持孔 42 軸受筒 45 係止突起 48 係止孔 50 押釦片
Claims (1)
- 【請求項1】 両側面に取付爪が突設された器具本体
と、施工面に埋込配置された埋込ボックスに螺合するボ
ックスねじが挿通される取付孔を有し前記器具本体の取
付爪に係合して前記器具本体を保持する保持孔を有した
枠体と、前記枠体に取り付けた器具本体に対する定位置
に設けた軸受部に軸着され前記器具本体の前面を覆う位
置と前面を開放する位置との間で開閉自在となった扉体
と、前記枠体に取り付けた器具本体に対する定位置に形
成され前後に可撓な押釦片とを具備し、枠体は前面側を
覆う化粧プレートを通して挿入されるプレートねじが螺
合するプレート取付孔を有し、押釦片は前記扉体が前記
器具本体の前面を覆う位置で扉体の一部を係止し押操作
により扉体との係止状態を解除する係止部を備えること
を特徴とする配線器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6359097A JPH1012078A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 配線器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6359097A JPH1012078A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 配線器具 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62188108A Division JP2686079B2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 配線器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1012078A true JPH1012078A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=13233645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6359097A Pending JPH1012078A (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 配線器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1012078A (ja) |
-
1997
- 1997-03-17 JP JP6359097A patent/JPH1012078A/ja active Pending
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000307 |