JPH1011971A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH1011971A JPH1011971A JP8161710A JP16171096A JPH1011971A JP H1011971 A JPH1011971 A JP H1011971A JP 8161710 A JP8161710 A JP 8161710A JP 16171096 A JP16171096 A JP 16171096A JP H1011971 A JPH1011971 A JP H1011971A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アクセスタイムに応じた速度で内部回路が動
作するように、調整が可能な半導体記憶装置を得ること
である。 【解決手段】 アウトプットイネ−ブル信号OEおよび
リ−ドライト信号RWに応じた信号OEBを出力するO
Eバッファ130、信号OEBを受け遅延制御信号DC
に応じた遅延時間だけ遅らせた遅延信号を出力する遅延
回路180、およびリ−ドデ−タRDおよび遅延信号を
受けてデ−タDQを出力するデ−タ出力バッファ140
を備える。
作するように、調整が可能な半導体記憶装置を得ること
である。 【解決手段】 アウトプットイネ−ブル信号OEおよび
リ−ドライト信号RWに応じた信号OEBを出力するO
Eバッファ130、信号OEBを受け遅延制御信号DC
に応じた遅延時間だけ遅らせた遅延信号を出力する遅延
回路180、およびリ−ドデ−タRDおよび遅延信号を
受けてデ−タDQを出力するデ−タ出力バッファ140
を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
係わり、特に外部との間でデ−タの入力または出力を行
う回路を備える半導体記憶装置に関するものである。
係わり、特に外部との間でデ−タの入力または出力を行
う回路を備える半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に従来の非同期式半導体記憶装置
は図15に示すように、CPUを搭載した電子システム
50に実装して使用される。このとき複数の半導体記憶
装置53,54を別々のアウトプットイネ−ブル信号O
E1,OE2で制御して、共通のデ−タバス52を介し
てCPUがデ−タを受け取る場合は、まず、半導体記憶
装置53,54を読み出し状態にしておき、アウトプッ
トイネ−ブル信号OE1をハイレベルからロウレベルへ
変化させると、半導体記憶装置53からデ−タDQが共
通のデ−タバス52に出力される。次にアウトプットイ
ネ−ブル信号OE1をハイレベルに戻すと半導体記憶装
置53はデ−タDQの出力を中断するが、半導体記憶装
置53から出力されたデ−タDQはデ−タバス52上に
残ったままとなる。次にアウトプットイネ−ブル信号O
E2をハイレベルからロウレベルへ変化させると、半導
体記憶装置54からデ−タDQが共通のデ−タバス52
に出力される。
は図15に示すように、CPUを搭載した電子システム
50に実装して使用される。このとき複数の半導体記憶
装置53,54を別々のアウトプットイネ−ブル信号O
E1,OE2で制御して、共通のデ−タバス52を介し
てCPUがデ−タを受け取る場合は、まず、半導体記憶
装置53,54を読み出し状態にしておき、アウトプッ
トイネ−ブル信号OE1をハイレベルからロウレベルへ
変化させると、半導体記憶装置53からデ−タDQが共
通のデ−タバス52に出力される。次にアウトプットイ
ネ−ブル信号OE1をハイレベルに戻すと半導体記憶装
置53はデ−タDQの出力を中断するが、半導体記憶装
置53から出力されたデ−タDQはデ−タバス52上に
残ったままとなる。次にアウトプットイネ−ブル信号O
E2をハイレベルからロウレベルへ変化させると、半導
体記憶装置54からデ−タDQが共通のデ−タバス52
に出力される。
【0003】図17は従来の非同期式半導体記憶装置の
出力バッファのブロック図である。図においてOE入力
端子1とRW入力端子2に入力されたアウトプットイネ
−ブル信号OEおよびリ−ドライト信号RWはOEバッ
ファ3に入力される。読み出し状態のときはリ−ドライ
ト信号RWがハイレベルでインバ−タ回路3aの出力が
ロウレベルとなり、デ−タアウトプット信号OE信号が
ロウレベルのとき、NOR回路3bによりOEバッファ
3の出力OEBはハイレベルとなる。次にOEバッファ
3の出力OEBはバッファ17を介して出力バッファ4
内に入力される。そのとき出力バッファ4内のNAND
回路4aはイネ−ブル状態となり、またNOR回路4b
もインバ−タ回路4eによりイネ−ブル状態となる。
出力バッファのブロック図である。図においてOE入力
端子1とRW入力端子2に入力されたアウトプットイネ
−ブル信号OEおよびリ−ドライト信号RWはOEバッ
ファ3に入力される。読み出し状態のときはリ−ドライ
ト信号RWがハイレベルでインバ−タ回路3aの出力が
ロウレベルとなり、デ−タアウトプット信号OE信号が
ロウレベルのとき、NOR回路3bによりOEバッファ
3の出力OEBはハイレベルとなる。次にOEバッファ
3の出力OEBはバッファ17を介して出力バッファ4
内に入力される。そのとき出力バッファ4内のNAND
回路4aはイネ−ブル状態となり、またNOR回路4b
もインバ−タ回路4eによりイネ−ブル状態となる。
【0004】一方、リ−ドデ−タRDは直接出力バッフ
ァ4に入力される。リ−ドデ−タRDがハイレベルの時
は、NAND回路4aの出力がロウレベルでPチャネル
トランジスタ4cがオンするため、DQ端子9からはハ
イレベルのデ−タDQが読み出される。リ−ドデ−タR
Dがロウレベルの時は、NOR回路4bの出力がハイレ
ベルでNチャネルトランジスタ4dがオンするため、D
Q端子9からはロウレベルのデ−タDQが読み出され
る。さらに、OEバッファ3の出力OEBがロウレベル
でインバ−タ回路4eの出力がハイレベルのとき、NA
ND回路4aおよびNOR回路4bがディスエ−ブル状
態となり、リ−ドデ−タRDのレベルによらずNAND
回路4aの出力およびNOR回路4bの出力はそれぞれ
ハイレベルおよびロウレベルとなり、Pチャネルトラン
ジスタ4cおよびNチャネルトランジスタ4dは非導通
状態となってデ−タDQはハイインピ−ダンス状態とな
る。
ァ4に入力される。リ−ドデ−タRDがハイレベルの時
は、NAND回路4aの出力がロウレベルでPチャネル
トランジスタ4cがオンするため、DQ端子9からはハ
イレベルのデ−タDQが読み出される。リ−ドデ−タR
Dがロウレベルの時は、NOR回路4bの出力がハイレ
ベルでNチャネルトランジスタ4dがオンするため、D
Q端子9からはロウレベルのデ−タDQが読み出され
る。さらに、OEバッファ3の出力OEBがロウレベル
でインバ−タ回路4eの出力がハイレベルのとき、NA
ND回路4aおよびNOR回路4bがディスエ−ブル状
態となり、リ−ドデ−タRDのレベルによらずNAND
回路4aの出力およびNOR回路4bの出力はそれぞれ
ハイレベルおよびロウレベルとなり、Pチャネルトラン
ジスタ4cおよびNチャネルトランジスタ4dは非導通
状態となってデ−タDQはハイインピ−ダンス状態とな
る。
【0005】また、一般的に従来の同期式半導体記憶装
置は図16に示すように、クロック信号CLKを基準と
するCPUを搭載した電子システム60に実装して使用
される。図18は従来の半導体記憶装置64の出力レジ
スタのブロック図であり、図19はそのデ−タレジスタ
の回路図である。また、図20はこれらの動作のタイミ
ングチャ−トである。図18においてOE入力端子1と
CLK入力端子11から入力された信号、および内部リ
−ドライト信号RWはOEバッファ30に入力される。
読み出し状態のときは内部リ−ドライト信号RWとアウ
トプットイネ−ブル信号OEがロウレベルで、またクロ
ック信号CLKがハイレベルのときインバ−タ回路30
cの出力はロウレベルとなり、NOR回路30dにより
OEバッファ30の出力OEBはハイレベルとなる。そ
のとき出力バッファ4内のNAND回路4aはイネ−ブ
ル状態となり、またNOR回路4bもインバ−タ回路4
eによりイネ−ブル状態となる。
置は図16に示すように、クロック信号CLKを基準と
するCPUを搭載した電子システム60に実装して使用
される。図18は従来の半導体記憶装置64の出力レジ
スタのブロック図であり、図19はそのデ−タレジスタ
の回路図である。また、図20はこれらの動作のタイミ
ングチャ−トである。図18においてOE入力端子1と
CLK入力端子11から入力された信号、および内部リ
−ドライト信号RWはOEバッファ30に入力される。
読み出し状態のときは内部リ−ドライト信号RWとアウ
トプットイネ−ブル信号OEがロウレベルで、またクロ
ック信号CLKがハイレベルのときインバ−タ回路30
cの出力はロウレベルとなり、NOR回路30dにより
OEバッファ30の出力OEBはハイレベルとなる。そ
のとき出力バッファ4内のNAND回路4aはイネ−ブ
ル状態となり、またNOR回路4bもインバ−タ回路4
eによりイネ−ブル状態となる。
【0006】一方、リ−ドデ−タRDはデ−タレジスタ
13を経て、バッファ18を介して出力バッファ4に入
力される。また、デ−タレジスタ13にはクロック信号
CLKが入力されている。クロック信号CLKがロウレ
ベルとなると、バッファ13eとインバ−タ回路13i
を介してノ−ドaはハイレベルとなり、さらにインバ−
タ回路13jを介してノ−ドbがロウレベルとなる。こ
のときトランスファゲ−ト13bは導通状態、トランス
ファゲ−ト13fは非導通状態となり、リ−ドデ−タR
Dはバッファ13aを介してトランスファゲ−ト13b
とインバ−タ回路13c,13dから構成されるラッチ
回路に取り込まれる。そして、クロック信号CLKがハ
イレベルとなるとバッファ13eとインバ−タ回路13
iを介してノ−ドaはロウレベルとなり、さらにインバ
−タ回路13jを介してノ−ドbがハイレベルとなる。
このときトランスファゲ−ト13bは非導通状態、トラ
ンスファゲ−ト13fは導通状態となり、トランスファ
ゲ−ト13bとインバ−タ回路13c,13dから構成
されるラッチ回路に取り込まれていたリ−ドデ−タRD
がこのラッチ回路によりラッチされ、このラッチされた
リ−ドデ−タRDはトランスファゲ−ト13fとインバ
−タ回路13g,13hから構成されるラッチ回路に取
り込まれるとともに、このデ−タレジスタ13の出力と
して出力される。そしてこの出力はバッファ18を介し
て出力バッファ4に入力される。
13を経て、バッファ18を介して出力バッファ4に入
力される。また、デ−タレジスタ13にはクロック信号
CLKが入力されている。クロック信号CLKがロウレ
ベルとなると、バッファ13eとインバ−タ回路13i
を介してノ−ドaはハイレベルとなり、さらにインバ−
タ回路13jを介してノ−ドbがロウレベルとなる。こ
のときトランスファゲ−ト13bは導通状態、トランス
ファゲ−ト13fは非導通状態となり、リ−ドデ−タR
Dはバッファ13aを介してトランスファゲ−ト13b
とインバ−タ回路13c,13dから構成されるラッチ
回路に取り込まれる。そして、クロック信号CLKがハ
イレベルとなるとバッファ13eとインバ−タ回路13
iを介してノ−ドaはロウレベルとなり、さらにインバ
−タ回路13jを介してノ−ドbがハイレベルとなる。
このときトランスファゲ−ト13bは非導通状態、トラ
ンスファゲ−ト13fは導通状態となり、トランスファ
ゲ−ト13bとインバ−タ回路13c,13dから構成
されるラッチ回路に取り込まれていたリ−ドデ−タRD
がこのラッチ回路によりラッチされ、このラッチされた
リ−ドデ−タRDはトランスファゲ−ト13fとインバ
−タ回路13g,13hから構成されるラッチ回路に取
り込まれるとともに、このデ−タレジスタ13の出力と
して出力される。そしてこの出力はバッファ18を介し
て出力バッファ4に入力される。
【0007】そして図18においてOEバッファ30か
らの出力OEBがハイレベルでバッファ18の出力がロ
ウレベルのときはNAND回路4aの出力がロウレベル
でPチャネルトランジスタ4cがオンするため、DQ端
子9からはハイレベルのデ−タDQが読み出される。バ
ッファ18の出力がロウレベルの時はNOR回路4bの
出力がハイレベルでNチャネルトランジスタ4dがオン
するためDQ端子9からはロウレベルのデ−タDQが読
み出される。さらにOEバッファ30の出力OEBがロ
ウレベルでインバ−タ回路4eの出力がハイレベルのと
き、NAND回路4aおよびNOR回路4bがディスエ
−ブル状態となり、バッファ18の出力レベルによらず
NAND回路4aの出力およびNOR回路4bの出力は
それぞれハイレベルおよびロウレベルとなり、Pチャネ
ルトランジスタ4cおよびNチャネルトランジスタ4d
は非導通状態となってデ−タDQはハイインピ−ダンス
状態となる。
らの出力OEBがハイレベルでバッファ18の出力がロ
ウレベルのときはNAND回路4aの出力がロウレベル
でPチャネルトランジスタ4cがオンするため、DQ端
子9からはハイレベルのデ−タDQが読み出される。バ
ッファ18の出力がロウレベルの時はNOR回路4bの
出力がハイレベルでNチャネルトランジスタ4dがオン
するためDQ端子9からはロウレベルのデ−タDQが読
み出される。さらにOEバッファ30の出力OEBがロ
ウレベルでインバ−タ回路4eの出力がハイレベルのと
き、NAND回路4aおよびNOR回路4bがディスエ
−ブル状態となり、バッファ18の出力レベルによらず
NAND回路4aの出力およびNOR回路4bの出力は
それぞれハイレベルおよびロウレベルとなり、Pチャネ
ルトランジスタ4cおよびNチャネルトランジスタ4d
は非導通状態となってデ−タDQはハイインピ−ダンス
状態となる。
【0008】また、図21は従来の同期式半導体記憶装
置の入力レジスタの回路図である。これはクロック信号
CLKを基準にデ−タを取り込む回路である。その構成
は前述のデ−タレジスタ13とほぼ同様であるがリ−ド
デ−タRDではなく外部信号OSを入力するためのOS
入力端子15を備え、バッファ19を介して入力レジス
タ20の内部回路に繋がっている。また、クロック信号
CLKはバッファ21とインバ−タ回路20iを介して
入力レジスタ20の内部回路に入力される。
置の入力レジスタの回路図である。これはクロック信号
CLKを基準にデ−タを取り込む回路である。その構成
は前述のデ−タレジスタ13とほぼ同様であるがリ−ド
デ−タRDではなく外部信号OSを入力するためのOS
入力端子15を備え、バッファ19を介して入力レジス
タ20の内部回路に繋がっている。また、クロック信号
CLKはバッファ21とインバ−タ回路20iを介して
入力レジスタ20の内部回路に入力される。
【0009】次にこの動作を図22のタイミングチャ−
トで説明する。この入力レジスタ20の動作は図19に
示されたデ−タレジスタの動作と同様である。まず、ク
ロック信号CLKがロウレベルとなるとノ−ドaはハイ
レベル、ノ−ドbはロウレベルとなる。このときトラン
スファゲ−ト20aは導通状態、トランスファゲ−ト2
0dは非導通状態となり、外部信号OSはバッファ19
を介してトランスファゲ−ト20aとインバ−タ回路2
0b,20cから構成されるラッチ回路のノ−ドcにイ
ンバ−タ回路20bによって反転されたかたちで取り込
まれる。そしてクロック信号CLKがハイレベルになる
と、ノ−ドaはロウレベル、ノ−ドbはハイレベルとな
る。このときトランスファゲ−ト20aは非導通状態、
トランスファゲ−ト20dは導通状態となり、トランス
ファゲ−ト20aとインバ−タ回路20b,20cから
構成されるラッチ回路のノ−ドcに取り込まれていた外
部信号OSの反転信号が、このラッチ回路によりラッチ
され、このラッチされた外部信号OSの反転信号はトラ
ンスファゲ−ト20dとインバ−タ回路20e,20f
から構成されるラッチ回路に取り込まれるとともに、こ
の入力レジスタ20の出力としてノ−ドdから出力され
る。そして再びクロック信号CLKがロウレベルになる
まではノ−ドcにおける信号は保持され続ける。
トで説明する。この入力レジスタ20の動作は図19に
示されたデ−タレジスタの動作と同様である。まず、ク
ロック信号CLKがロウレベルとなるとノ−ドaはハイ
レベル、ノ−ドbはロウレベルとなる。このときトラン
スファゲ−ト20aは導通状態、トランスファゲ−ト2
0dは非導通状態となり、外部信号OSはバッファ19
を介してトランスファゲ−ト20aとインバ−タ回路2
0b,20cから構成されるラッチ回路のノ−ドcにイ
ンバ−タ回路20bによって反転されたかたちで取り込
まれる。そしてクロック信号CLKがハイレベルになる
と、ノ−ドaはロウレベル、ノ−ドbはハイレベルとな
る。このときトランスファゲ−ト20aは非導通状態、
トランスファゲ−ト20dは導通状態となり、トランス
ファゲ−ト20aとインバ−タ回路20b,20cから
構成されるラッチ回路のノ−ドcに取り込まれていた外
部信号OSの反転信号が、このラッチ回路によりラッチ
され、このラッチされた外部信号OSの反転信号はトラ
ンスファゲ−ト20dとインバ−タ回路20e,20f
から構成されるラッチ回路に取り込まれるとともに、こ
の入力レジスタ20の出力としてノ−ドdから出力され
る。そして再びクロック信号CLKがロウレベルになる
まではノ−ドcにおける信号は保持され続ける。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図15を用いて説明し
たように共通のデ−タバス52を介してCPU51がデ
−タDQを受け取る場合、半導体記憶装置53,54の
OEアクセスタイムが速いと、例えば半導体記憶装置5
3に与えられるアウトプットイネ−ブル信号OE1によ
り半導体記憶装置53から出力されるデ−タDQがハイ
インピ−ダンスとなる前にアウトプットイネ−ブル信号
OE2により半導体記憶装置54からデ−タDQが出力
されるため、2つの半導体記憶装置53,54から出力
されるデ−タDQがデ−タバス52上で衝突を起こす。
このデ−タ衝突は半導体記憶装置53,54に対して消
費電流を増大させ誤動作の原因となるという問題があっ
た。
たように共通のデ−タバス52を介してCPU51がデ
−タDQを受け取る場合、半導体記憶装置53,54の
OEアクセスタイムが速いと、例えば半導体記憶装置5
3に与えられるアウトプットイネ−ブル信号OE1によ
り半導体記憶装置53から出力されるデ−タDQがハイ
インピ−ダンスとなる前にアウトプットイネ−ブル信号
OE2により半導体記憶装置54からデ−タDQが出力
されるため、2つの半導体記憶装置53,54から出力
されるデ−タDQがデ−タバス52上で衝突を起こす。
このデ−タ衝突は半導体記憶装置53,54に対して消
費電流を増大させ誤動作の原因となるという問題があっ
た。
【0011】また、図20を参照して、時刻t0におけ
るクロック信号CLKの立ち上がりに応じて半導体記憶
装置64からデ−タバス62に時刻t1でD1となるデ
−タDQはデ−タバスに付随するキャパシタンス63に
よりホ−ルドされ、時刻t2でのクロック信号CLKの
立ち上がりに応じてCPU61に取り込まれるとともに
この時刻t2でのクロック信号CLKの立ち上がりに応
じて半導体記憶装置64から出力されるデ−タDQは時
刻t3でDQに変化する。しかし、クロックアクセスタ
イムが短いとデ−タDQのホ−ルド時間t3−t2が短
くなり、CPU61がD1のデ−タDQを取り込むと
き、このデ−タDQがD2に変化(斜線部)してしまっ
てCPU61が正規のデ−タDQを取り込めず誤動作が
生じるという問題があった。この発明は上記のような問
題点を解消するためになされたものであり、アクセスタ
イムを調整することができる半導体記憶装置を得ること
を目的としている。また、セットアップ時間あるいはホ
−ルド時間が短くても外部信号の入力が正常に行われる
半導体記憶装置を得ることを目的としている。
るクロック信号CLKの立ち上がりに応じて半導体記憶
装置64からデ−タバス62に時刻t1でD1となるデ
−タDQはデ−タバスに付随するキャパシタンス63に
よりホ−ルドされ、時刻t2でのクロック信号CLKの
立ち上がりに応じてCPU61に取り込まれるとともに
この時刻t2でのクロック信号CLKの立ち上がりに応
じて半導体記憶装置64から出力されるデ−タDQは時
刻t3でDQに変化する。しかし、クロックアクセスタ
イムが短いとデ−タDQのホ−ルド時間t3−t2が短
くなり、CPU61がD1のデ−タDQを取り込むと
き、このデ−タDQがD2に変化(斜線部)してしまっ
てCPU61が正規のデ−タDQを取り込めず誤動作が
生じるという問題があった。この発明は上記のような問
題点を解消するためになされたものであり、アクセスタ
イムを調整することができる半導体記憶装置を得ること
を目的としている。また、セットアップ時間あるいはホ
−ルド時間が短くても外部信号の入力が正常に行われる
半導体記憶装置を得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる半導体
記憶回路は、外部から与えられる制御信号に応じてデ−
タの出力を指示する出力制御信号を出力する制御信号バ
ッファ、遅延制御信号および出力制御信号を受け、この
出力制御信号が出力を指示するレベルとなると遅延制御
信号のレベルに応答した遅延時間ぶん遅れて出力を指示
するレベルとなる遅延信号を出力する遅延回路、および
遅延信号を受け、この遅延信号が出力を指示するレベル
となると内部から読み出されたリ−ドデ−タに応じたデ
−タを出力するデ−タ出力バッファを備えたものであ
る。
記憶回路は、外部から与えられる制御信号に応じてデ−
タの出力を指示する出力制御信号を出力する制御信号バ
ッファ、遅延制御信号および出力制御信号を受け、この
出力制御信号が出力を指示するレベルとなると遅延制御
信号のレベルに応答した遅延時間ぶん遅れて出力を指示
するレベルとなる遅延信号を出力する遅延回路、および
遅延信号を受け、この遅延信号が出力を指示するレベル
となると内部から読み出されたリ−ドデ−タに応じたデ
−タを出力するデ−タ出力バッファを備えたものであ
る。
【0013】また、外部から与えられる制御信号に応じ
てデ−タの出力を指示する出力制御信号を出力する制御
信号バッファ、遅延制御信号および内部から読み出され
たリ−ドデ−タに応じた内部デ−タを受け、この内部デ
−タを遅延制御信号のレベルに応答した遅延時間ぶん遅
延させた遅延信号を出力する遅延回路、および出力制御
信号がデ−タの出力を指示するレベルとなるとこの遅延
信号に応じたデ−タを出力するデ−タ出力バッファを備
えたものである。
てデ−タの出力を指示する出力制御信号を出力する制御
信号バッファ、遅延制御信号および内部から読み出され
たリ−ドデ−タに応じた内部デ−タを受け、この内部デ
−タを遅延制御信号のレベルに応答した遅延時間ぶん遅
延させた遅延信号を出力する遅延回路、および出力制御
信号がデ−タの出力を指示するレベルとなるとこの遅延
信号に応じたデ−タを出力するデ−タ出力バッファを備
えたものである。
【0014】また、遅延制御信号および外部から与えら
れる外部信号を受け、この外部信号を遅延制御信号に応
答した遅延時間ぶん遅延させた遅延信号を出力する遅延
回路、およびこの遅延信号を受け、クロック信号の第1
のレベルから第2のレベルへの変化に応答して遅延信号
をラッチするラッチ回路を備えたものである。
れる外部信号を受け、この外部信号を遅延制御信号に応
答した遅延時間ぶん遅延させた遅延信号を出力する遅延
回路、およびこの遅延信号を受け、クロック信号の第1
のレベルから第2のレベルへの変化に応答して遅延信号
をラッチするラッチ回路を備えたものである。
【0015】また、遅延制御信号およびクロック信号を
受け、このクロック信号を遅延制御信号に応答した遅延
時間ぶん遅延させた遅延信号を出力する遅延回路、およ
び外部から与えられる外部信号を受け、この遅延信号の
第1のレベルから第2のレベルへの変化に応答して外部
信号をラッチするラッチ回路を備えたものである。
受け、このクロック信号を遅延制御信号に応答した遅延
時間ぶん遅延させた遅延信号を出力する遅延回路、およ
び外部から与えられる外部信号を受け、この遅延信号の
第1のレベルから第2のレベルへの変化に応答して外部
信号をラッチするラッチ回路を備えたものである。
【0016】さらに、遅延制御用ボンディングパッドを
備え、遅延制御信号のレベルはこの遅延制御用ボンディ
ングパッドに与えられる電位に応じて変化させたもので
ある。
備え、遅延制御信号のレベルはこの遅延制御用ボンディ
ングパッドに与えられる電位に応じて変化させたもので
ある。
【0017】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1である非
同期式SRAMについて説明する。図1は非同期式SR
AMの出力バッファなどのブロック図を示している。図
2は図1の遅延回路の詳細回路図である。SRAM10
00はデ−タの出力を指示するためのアウトプットイネ
−ブル信号OEが与えられるOE入力端子110、デ−
タの読み出し、または書き込みを制御するためのリ−ド
ライト信号RWが与えられるRW入力端子120、デ−
タDQを出力するためのデ−タ出力端子190、および
遅延制御信号DCが与えられる遅延制御信号入力端子1
60を備える。また、SRAM1000はアウトプット
イネ−ブル信号OEおよびリ−ドライト信号RW受け、
アウトプットイネ−ブル信号OEがデ−タの出力を示す
ロウレベルとなり、リ−ドライト信号RWが読み出しを
示すハイレベルとなるとハイレベルになる出力信号OE
Bを出力するOEバッファ130を備える。このOEバ
ッファ130はインバ−タ回路130aとNOR回路1
30bを有する。さらに、SRAM1000はOEバッ
ファ130の出力信号OEBおよび遅延制御信号DCを
受け、遅延制御信号DCに応じた遅延時間だけOEバッ
ファ130の出力信号OEBを遅延した遅延信号を出力
する遅延回路180を備える。
同期式SRAMについて説明する。図1は非同期式SR
AMの出力バッファなどのブロック図を示している。図
2は図1の遅延回路の詳細回路図である。SRAM10
00はデ−タの出力を指示するためのアウトプットイネ
−ブル信号OEが与えられるOE入力端子110、デ−
タの読み出し、または書き込みを制御するためのリ−ド
ライト信号RWが与えられるRW入力端子120、デ−
タDQを出力するためのデ−タ出力端子190、および
遅延制御信号DCが与えられる遅延制御信号入力端子1
60を備える。また、SRAM1000はアウトプット
イネ−ブル信号OEおよびリ−ドライト信号RW受け、
アウトプットイネ−ブル信号OEがデ−タの出力を示す
ロウレベルとなり、リ−ドライト信号RWが読み出しを
示すハイレベルとなるとハイレベルになる出力信号OE
Bを出力するOEバッファ130を備える。このOEバ
ッファ130はインバ−タ回路130aとNOR回路1
30bを有する。さらに、SRAM1000はOEバッ
ファ130の出力信号OEBおよび遅延制御信号DCを
受け、遅延制御信号DCに応じた遅延時間だけOEバッ
ファ130の出力信号OEBを遅延した遅延信号を出力
する遅延回路180を備える。
【0018】さらにまた、SRAM1000はこのSR
AM1000に含まれるメモリセルアレイ中の外部から
SRAM1000に与えられるアドレス信号に応じて選
択されたメモリセル(図示せず。)から読み出されたリ
−ドデ−タRDおよび遅延回路180からの遅延信号を
受け、遅延信号がハイレベルのとき、リ−ドデ−タRD
がハイレベルであるとハイレベル、リ−ドデ−タRDが
ロウレベルであるとロウレベルとなり、遅延信号がロウ
レベルのとき、リ−ドデ−タRDのレベルによらずハイ
インピ−ダンス状態となる出力デ−タDQをデ−タ出力
端子190に出力するためのデ−タ出力バッファ140
を備える。デ−タ出力バッファ140はNAND回路1
40a、NOR回路140b、Pチャネルトランジスタ
140c、Nチャネルトランジスタ140dおよびイン
バ−タ回路140eを有する。
AM1000に含まれるメモリセルアレイ中の外部から
SRAM1000に与えられるアドレス信号に応じて選
択されたメモリセル(図示せず。)から読み出されたリ
−ドデ−タRDおよび遅延回路180からの遅延信号を
受け、遅延信号がハイレベルのとき、リ−ドデ−タRD
がハイレベルであるとハイレベル、リ−ドデ−タRDが
ロウレベルであるとロウレベルとなり、遅延信号がロウ
レベルのとき、リ−ドデ−タRDのレベルによらずハイ
インピ−ダンス状態となる出力デ−タDQをデ−タ出力
端子190に出力するためのデ−タ出力バッファ140
を備える。デ−タ出力バッファ140はNAND回路1
40a、NOR回路140b、Pチャネルトランジスタ
140c、Nチャネルトランジスタ140dおよびイン
バ−タ回路140eを有する。
【0019】このデ−タ出力バッファ140において
は、遅延回路180からの遅延信号がハイレベルでイン
バ−タ回路140eの出力信号がロウレベルのときNA
ND回路140aおよびNOR回路140bがイネ−ブ
ル状態となり、リ−ドデ−タRDがハイレベルとなると
NAND回路140aの出力およびNOR回路140b
の出力はともにロウレベルとなりPチャネルトランジス
タ140cは導通状態、Nチャネルトランジスタ140
dは非導通状態となって出力デ−タDQはハイレベルと
なる。また、このときリ−ドデ−タRDがロウレベルと
なるとNAND回路140aの出力およびNOR回路1
40bの出力はともにハイレベルとなり、Pチャネルト
ランジスタ4cは非導通状態、Nチャネルトランジスタ
140dは導通状態となって出力デ−タDQはロウレベ
ルとなる。
は、遅延回路180からの遅延信号がハイレベルでイン
バ−タ回路140eの出力信号がロウレベルのときNA
ND回路140aおよびNOR回路140bがイネ−ブ
ル状態となり、リ−ドデ−タRDがハイレベルとなると
NAND回路140aの出力およびNOR回路140b
の出力はともにロウレベルとなりPチャネルトランジス
タ140cは導通状態、Nチャネルトランジスタ140
dは非導通状態となって出力デ−タDQはハイレベルと
なる。また、このときリ−ドデ−タRDがロウレベルと
なるとNAND回路140aの出力およびNOR回路1
40bの出力はともにハイレベルとなり、Pチャネルト
ランジスタ4cは非導通状態、Nチャネルトランジスタ
140dは導通状態となって出力デ−タDQはロウレベ
ルとなる。
【0020】さらに、遅延回路180からの遅延信号が
ロウレベルでインバ−タ回路140eの出力がハイレベ
ルのとき、NAND回路140aおよびNOR回路14
0bがディスエ−ブル状態となり、リ−ドデ−タRDの
レベルによらずNAND回路140aの出力およびNO
R回路140bの出力はそれぞれハイレベルおよびロウ
レベルとなり、Pチャネルトランジスタ140cおよび
Nチャネルトランジスタ140dは非導通状態となって
出力デ−タDQはハイインピ−ダンス状態となる。
ロウレベルでインバ−タ回路140eの出力がハイレベ
ルのとき、NAND回路140aおよびNOR回路14
0bがディスエ−ブル状態となり、リ−ドデ−タRDの
レベルによらずNAND回路140aの出力およびNO
R回路140bの出力はそれぞれハイレベルおよびロウ
レベルとなり、Pチャネルトランジスタ140cおよび
Nチャネルトランジスタ140dは非導通状態となって
出力デ−タDQはハイインピ−ダンス状態となる。
【0021】また、図2を参照して、遅延回路180は
Nチャネルトランジスタ180a,180c,180f
およびインバ−タ回路180b,180d,180eを
有する。この遅延回路においては、遅延制御信号DCが
ハイレベルでインバ−タ回路180bの出力がロウレベ
ルのときはNチャネルトランジスタ180aが導通状
態、Nチャネルトランジスタ180c,180fが非導
通状態となってOEバッファ130の出力信号OEBは
そのまま出力される。また、遅延制御信号DCがロウレ
ベルでインバ−タ回路180bの出力がハイレベルのと
きはNチャネルトランジスタ180aが非導通状態、N
チャネルトランジスタ180c,180fが導通状態と
なってOEバッファ130の出力信号OEBはインバ−
タ回路180d,180eを介して2段分のインバ−タ
回路の遅延を受けて出力される。もっとも、このインバ
−タ回路の個数は遅延時間を長くしたければ、それに応
じて数を増やせばよいので2個に限るものではない。
Nチャネルトランジスタ180a,180c,180f
およびインバ−タ回路180b,180d,180eを
有する。この遅延回路においては、遅延制御信号DCが
ハイレベルでインバ−タ回路180bの出力がロウレベ
ルのときはNチャネルトランジスタ180aが導通状
態、Nチャネルトランジスタ180c,180fが非導
通状態となってOEバッファ130の出力信号OEBは
そのまま出力される。また、遅延制御信号DCがロウレ
ベルでインバ−タ回路180bの出力がハイレベルのと
きはNチャネルトランジスタ180aが非導通状態、N
チャネルトランジスタ180c,180fが導通状態と
なってOEバッファ130の出力信号OEBはインバ−
タ回路180d,180eを介して2段分のインバ−タ
回路の遅延を受けて出力される。もっとも、このインバ
−タ回路の個数は遅延時間を長くしたければ、それに応
じて数を増やせばよいので2個に限るものではない。
【0022】次に動作について説明する。まず、遅延制
御信号DCがハイレベルのとき、リ−ドライト信号RW
が読み出しを指示するハイレベルとされ、SRAM10
0内のメモリセルからリ−ドデ−タRDが読み出され、
アウトプットイネ−ブル信号OEがデ−タの出力を指示
するロウレベルに変化すると、OEバッファ130の出
力信号OEBをハイレベルに変化させる。そして、この
OEバッファ130の出力信号OEBを受ける遅延回路
180は遅延制御信号DCがハイレベルなのを受けて、
ハイレベルとなったOEバッファ130の出力信号OE
Bをそのまま出力し、この出力を受ける出力バッファ1
40はリ−ドデ−タRDに応じた出力デ−タDQを出力
する。
御信号DCがハイレベルのとき、リ−ドライト信号RW
が読み出しを指示するハイレベルとされ、SRAM10
0内のメモリセルからリ−ドデ−タRDが読み出され、
アウトプットイネ−ブル信号OEがデ−タの出力を指示
するロウレベルに変化すると、OEバッファ130の出
力信号OEBをハイレベルに変化させる。そして、この
OEバッファ130の出力信号OEBを受ける遅延回路
180は遅延制御信号DCがハイレベルなのを受けて、
ハイレベルとなったOEバッファ130の出力信号OE
Bをそのまま出力し、この出力を受ける出力バッファ1
40はリ−ドデ−タRDに応じた出力デ−タDQを出力
する。
【0023】次に、遅延制御信号DCがロウレベルのと
きは、リ−ドライト信号RWが読み出しを指示するハイ
レベルとされ、SRAM1000内のメモリセルからリ
−ドデ−タRDが読み出され、アウトプットイネ−ブル
信号OEがデ−タの出力を指示するロウレベルに変化す
ると、OEバッファ130が出力信号OEBをハイレベ
ルに変化させるまでは、遅延制御信号DCがハイレベル
のときと同様に動作する。そして、OEバッファ130
の出力信号OEBを受ける遅延回路180は遅延制御信
号DCがロウレベルなのを受けて、ハイレベルとなった
OEバッファ130の出力信号OEBをこの遅延回路1
80に含まれる2段のインバ−タ回路180d,180
eによる遅延時間だけ遅延させて出力し、この出力を受
ける出力バッファ140は遅延制御信号DCがハイレベ
ルのときに比べて遅延時間だけ遅れてリ−ドデ−タRD
に応じた出力デ−タDQを出力する。
きは、リ−ドライト信号RWが読み出しを指示するハイ
レベルとされ、SRAM1000内のメモリセルからリ
−ドデ−タRDが読み出され、アウトプットイネ−ブル
信号OEがデ−タの出力を指示するロウレベルに変化す
ると、OEバッファ130が出力信号OEBをハイレベ
ルに変化させるまでは、遅延制御信号DCがハイレベル
のときと同様に動作する。そして、OEバッファ130
の出力信号OEBを受ける遅延回路180は遅延制御信
号DCがロウレベルなのを受けて、ハイレベルとなった
OEバッファ130の出力信号OEBをこの遅延回路1
80に含まれる2段のインバ−タ回路180d,180
eによる遅延時間だけ遅延させて出力し、この出力を受
ける出力バッファ140は遅延制御信号DCがハイレベ
ルのときに比べて遅延時間だけ遅れてリ−ドデ−タRD
に応じた出力デ−タDQを出力する。
【0024】以上のようにこの実施の形態1のSRAM
1000では、遅延制御信号DCにより遅延時間を変化
させることのできる遅延回路180を備えるので、アウ
トプットイネ−ブル信号OEがロウレベルになってから
出力デ−タDQが出力されるまでのOEアクセスタイム
が短いため、この出力デ−タDQを複数のSRAM10
00が共通に使用するデ−タバスに出力したときデ−タ
が衝突するようであれば、遅延制御信号DCをロウレベ
ルにすることでOEアクセスタイムが長くなりデ−タの
衝突を避けることができる。
1000では、遅延制御信号DCにより遅延時間を変化
させることのできる遅延回路180を備えるので、アウ
トプットイネ−ブル信号OEがロウレベルになってから
出力デ−タDQが出力されるまでのOEアクセスタイム
が短いため、この出力デ−タDQを複数のSRAM10
00が共通に使用するデ−タバスに出力したときデ−タ
が衝突するようであれば、遅延制御信号DCをロウレベ
ルにすることでOEアクセスタイムが長くなりデ−タの
衝突を避けることができる。
【0025】実施の形態2.図3および図4はこの発明
の実施の形態2による非同期式SRAMを示すもので、
図3は非同期式SRAMの出力バッファなどのブロック
図を示す。図4は図3の遅延回路の詳細回路図である。
図において、他の実施の形態と同一または相当部分には
同一符号を付して説明を省略する。この実施の形態2の
SRAM1010が実施の形態1のSRAM1000と
異なる点は、実施の形態1のSRAM1000では遅延
制御信号入力端子160を備え、この遅延制御信号入力
端子160に与えられる遅延制御信号DCのレベルによ
って遅延回路180の遅延時間が変化していたのに対
し、実施の形態2のSRAM1010は遅延制御信号入
力端子の代わりに遅延制御用ボンディングパッド170
を備え、このボンディングパッド170を電源電位Vc
cが与えられる電源パッド170aまたは接地電位GN
Dが与えられる接地パッド170bにワイヤボンディン
グすることで遅延時間を変化させている点である。
の実施の形態2による非同期式SRAMを示すもので、
図3は非同期式SRAMの出力バッファなどのブロック
図を示す。図4は図3の遅延回路の詳細回路図である。
図において、他の実施の形態と同一または相当部分には
同一符号を付して説明を省略する。この実施の形態2の
SRAM1010が実施の形態1のSRAM1000と
異なる点は、実施の形態1のSRAM1000では遅延
制御信号入力端子160を備え、この遅延制御信号入力
端子160に与えられる遅延制御信号DCのレベルによ
って遅延回路180の遅延時間が変化していたのに対
し、実施の形態2のSRAM1010は遅延制御信号入
力端子の代わりに遅延制御用ボンディングパッド170
を備え、このボンディングパッド170を電源電位Vc
cが与えられる電源パッド170aまたは接地電位GN
Dが与えられる接地パッド170bにワイヤボンディン
グすることで遅延時間を変化させている点である。
【0026】そして、遅延制御用ボンディングパッド1
70が電源パッド170aに接続されると実施の形態1
において遅延制御信号DCがハイレベルにされたときと
同様に遅延回路180はOEバッファ130からの出力
信号OEBをそのまま出力し、遅延制御用ボンディング
パッド170が接地パッド170bに接続されると実施
の形態1において遅延制御信号DCがロウレベルにされ
たときと同様に遅延回路180はOEバッファ130か
らの出力信号OEBを遅延回路180に含まれる2段の
インバ−タ回路180d,180eによる遅延時間だけ
遅延させて出力する。その他は実施の形態1と同様に動
作し、同様の効果を奏する。さらに、この実施の形態2
ではSRAM1010が搭載されるシステムから実施の
形態1における遅延制御信号DCのような新たな信号の
入力を必要としないので、システム自体の設計を変更し
なくても済む。また、ボンディングによる遅延調整をS
RAM1010のアセンブリ工程で行えるため、OEア
クセスタイムの異なるチップをアセンブリ工程の前まで
は同一マスク同一工程で製造できる。
70が電源パッド170aに接続されると実施の形態1
において遅延制御信号DCがハイレベルにされたときと
同様に遅延回路180はOEバッファ130からの出力
信号OEBをそのまま出力し、遅延制御用ボンディング
パッド170が接地パッド170bに接続されると実施
の形態1において遅延制御信号DCがロウレベルにされ
たときと同様に遅延回路180はOEバッファ130か
らの出力信号OEBを遅延回路180に含まれる2段の
インバ−タ回路180d,180eによる遅延時間だけ
遅延させて出力する。その他は実施の形態1と同様に動
作し、同様の効果を奏する。さらに、この実施の形態2
ではSRAM1010が搭載されるシステムから実施の
形態1における遅延制御信号DCのような新たな信号の
入力を必要としないので、システム自体の設計を変更し
なくても済む。また、ボンディングによる遅延調整をS
RAM1010のアセンブリ工程で行えるため、OEア
クセスタイムの異なるチップをアセンブリ工程の前まで
は同一マスク同一工程で製造できる。
【0027】実施の形態3.図5〜図7は、この発明の
実施の形態3による同期式SRAMを示すもので、図5
は同期式SRAMの出力レジスタのブロック図を示して
いる。図6は図5の遅延回路の詳細回路図である。図7
は図5の動作のタイミングチャ−トである。SRAM2
000はデ−タの出力を指示するためのアウトプットイ
ネ−ブル信号OEが与えられるOE入力端子211、ク
ロック信号が与えられるCLK入力端子210、デ−タ
DQを出力するためのデ−タ出力端子290を備える。
また、SRAM2000はアウトプットイネ−ブル信号
OEおよびアウトプットイネ−ブル信号デ−タの読み出
し、または書き込みを制御するための内部リ−ドライト
信号RWおよびクロック信号CLKを受け、アウトプッ
トイネ−ブル信号OEがデ−タの出力を示すロウレベル
となり、内部リ−ドライト信号RWが読み出しを指示す
るロウレベルとなり、クロック信号CLKがハイレベル
になるとハイレベルになる出力信号OEBを出力するO
Eバッファ230を備える。このOEバッファ230は
インバ−タ回路230cとNOR回路230dを有す
る。
実施の形態3による同期式SRAMを示すもので、図5
は同期式SRAMの出力レジスタのブロック図を示して
いる。図6は図5の遅延回路の詳細回路図である。図7
は図5の動作のタイミングチャ−トである。SRAM2
000はデ−タの出力を指示するためのアウトプットイ
ネ−ブル信号OEが与えられるOE入力端子211、ク
ロック信号が与えられるCLK入力端子210、デ−タ
DQを出力するためのデ−タ出力端子290を備える。
また、SRAM2000はアウトプットイネ−ブル信号
OEおよびアウトプットイネ−ブル信号デ−タの読み出
し、または書き込みを制御するための内部リ−ドライト
信号RWおよびクロック信号CLKを受け、アウトプッ
トイネ−ブル信号OEがデ−タの出力を示すロウレベル
となり、内部リ−ドライト信号RWが読み出しを指示す
るロウレベルとなり、クロック信号CLKがハイレベル
になるとハイレベルになる出力信号OEBを出力するO
Eバッファ230を備える。このOEバッファ230は
インバ−タ回路230cとNOR回路230dを有す
る。
【0028】さらに、SRAM2000はこのSRAM
2000に含まれるメモリセルアレイ中の外部からSR
AM2000に与えられるアドレス信号に応じて選択さ
れたメモリセル(図示せず。)から読み出されたリ−ド
デ−タRDおよびクロック信号CLKを受け、クロック
信号CLKがロウレベルになるのに応じてリ−ドデ−タ
RDを取り込み、クロック信号CLKがハイレベルにな
るのに応じて取り込んだリ−ドデ−タRDをラッチして
出力するデ−タレジスタ213、およびデ−タレジスタ
213からの出力信号DRおよび遅延制御信号DCを受
け、遅延制御信号DCに応じた遅延時間だけ出力信号D
Rを遅延させた信号を出力する遅延回路280を備え
る。
2000に含まれるメモリセルアレイ中の外部からSR
AM2000に与えられるアドレス信号に応じて選択さ
れたメモリセル(図示せず。)から読み出されたリ−ド
デ−タRDおよびクロック信号CLKを受け、クロック
信号CLKがロウレベルになるのに応じてリ−ドデ−タ
RDを取り込み、クロック信号CLKがハイレベルにな
るのに応じて取り込んだリ−ドデ−タRDをラッチして
出力するデ−タレジスタ213、およびデ−タレジスタ
213からの出力信号DRおよび遅延制御信号DCを受
け、遅延制御信号DCに応じた遅延時間だけ出力信号D
Rを遅延させた信号を出力する遅延回路280を備え
る。
【0029】さらにまた、SRAM2000はOEバッ
ファ230の出力信号OEBと遅延回路280の出力を
受け、OEバッファ230の出力信号OEBがハイレベ
ルのとき、遅延回路280の出力がハイレベルであると
ハイレベル、遅延回路280の出力がロウレベルである
とロウレベルとなり、OEバッファ230の出力信号O
EBがロウレベルのとき、遅延回路280の出力のレベ
ルによらずハイインピ−ダンス状態となる出力デ−タD
Qをデ−タ出力端子290に出力するためのデ−タ出力
バッファ240を備える。デ−タ出力バッファ240は
NAND回路240a、NOR回路240b、Pチャネ
ルトランジスタ240c、Nチャネルトランジスタ24
0dおよびインバ−タ回路240eを有する。
ファ230の出力信号OEBと遅延回路280の出力を
受け、OEバッファ230の出力信号OEBがハイレベ
ルのとき、遅延回路280の出力がハイレベルであると
ハイレベル、遅延回路280の出力がロウレベルである
とロウレベルとなり、OEバッファ230の出力信号O
EBがロウレベルのとき、遅延回路280の出力のレベ
ルによらずハイインピ−ダンス状態となる出力デ−タD
Qをデ−タ出力端子290に出力するためのデ−タ出力
バッファ240を備える。デ−タ出力バッファ240は
NAND回路240a、NOR回路240b、Pチャネ
ルトランジスタ240c、Nチャネルトランジスタ24
0dおよびインバ−タ回路240eを有する。
【0030】このデ−タ出力バッファ240において
は、OEバッファ230の出力信号OEBがハイレベル
でインバ−タ回路240eの出力信号がロウレベルのと
きNAND回路240aおよびNOR回路240bがイ
ネ−ブル状態となり、遅延回路280の出力がハイレベ
ルとなるとNAND回路240aの出力およびNOR回
路240bの出力はともにロウレベルとなりPチャネル
トランジスタ240cは導通状態、Nチャネルトランジ
スタ240dは非導通状態となって出力デ−タDQはハ
イレベルとなる。またこのとき遅延回路280の出力が
ロウレベルとなるとNAND回路240aの出力および
NOR回路240bの出力はともにハイレベルとなり、
Pチャネルトランジスタ240cは非導通状態、Nチャ
ネルトランジスタ240dは導通状態となって出力デ−
タDQはロウレベルとなる。
は、OEバッファ230の出力信号OEBがハイレベル
でインバ−タ回路240eの出力信号がロウレベルのと
きNAND回路240aおよびNOR回路240bがイ
ネ−ブル状態となり、遅延回路280の出力がハイレベ
ルとなるとNAND回路240aの出力およびNOR回
路240bの出力はともにロウレベルとなりPチャネル
トランジスタ240cは導通状態、Nチャネルトランジ
スタ240dは非導通状態となって出力デ−タDQはハ
イレベルとなる。またこのとき遅延回路280の出力が
ロウレベルとなるとNAND回路240aの出力および
NOR回路240bの出力はともにハイレベルとなり、
Pチャネルトランジスタ240cは非導通状態、Nチャ
ネルトランジスタ240dは導通状態となって出力デ−
タDQはロウレベルとなる。
【0031】さらに、OEバッファ230の出力信号O
EBがロウレベルでインバ−タ回路240eの出力がハ
イレベルのとき、NAND回路240aおよびNOR回
路240bがディスエ−ブル状態となり、遅延回路28
0の出力レベルによらずNAND回路240aの出力お
よびNOR回路240bの出力はそれぞれハイレベルお
よびロウレベルとなり、Pチャネルトランジスタ240
cおよびNチャネルトランジスタ240dは非導通状態
となって出力デ−タDQはハイインピ−ダンス状態とな
る。
EBがロウレベルでインバ−タ回路240eの出力がハ
イレベルのとき、NAND回路240aおよびNOR回
路240bがディスエ−ブル状態となり、遅延回路28
0の出力レベルによらずNAND回路240aの出力お
よびNOR回路240bの出力はそれぞれハイレベルお
よびロウレベルとなり、Pチャネルトランジスタ240
cおよびNチャネルトランジスタ240dは非導通状態
となって出力デ−タDQはハイインピ−ダンス状態とな
る。
【0032】また、図6を参照して、遅延回路280は
Nチャネルトランジスタ280a,280c,280f
およびインバ−タ回路280b,280d,280eを
有する。この遅延回路においては、遅延制御信号DCが
ハイレベルでインバ−タ回路280bの出力がロウレベ
ルのときはNチャネルトランジスタ280aが導通状
態、Nチャネルトランジスタ280c,280fが非導
通状態となってデ−タレジスタ213の出力DRはその
まま出力される。また、遅延制御信号DCがロウレベル
でインバ−タ回路280bの出力がハイレベルのときは
Nチャネルトランジスタ280aが非導通状態、Nチャ
ネルトランジスタ280c,280fが導通状態となっ
てデ−タレジスタ213の出力DRはインバ−タ回路2
80d,280eを介して2段分のインバ−タ回路の遅
延を受けて出力される。もっとも、このインバ−タ回路
の個数は遅延時間を長くしたければ、それに応じて数を
増やせばよいので2個に限るものではない。また、デ−
タレジスタ213の構成は従来と同様である。
Nチャネルトランジスタ280a,280c,280f
およびインバ−タ回路280b,280d,280eを
有する。この遅延回路においては、遅延制御信号DCが
ハイレベルでインバ−タ回路280bの出力がロウレベ
ルのときはNチャネルトランジスタ280aが導通状
態、Nチャネルトランジスタ280c,280fが非導
通状態となってデ−タレジスタ213の出力DRはその
まま出力される。また、遅延制御信号DCがロウレベル
でインバ−タ回路280bの出力がハイレベルのときは
Nチャネルトランジスタ280aが非導通状態、Nチャ
ネルトランジスタ280c,280fが導通状態となっ
てデ−タレジスタ213の出力DRはインバ−タ回路2
80d,280eを介して2段分のインバ−タ回路の遅
延を受けて出力される。もっとも、このインバ−タ回路
の個数は遅延時間を長くしたければ、それに応じて数を
増やせばよいので2個に限るものではない。また、デ−
タレジスタ213の構成は従来と同様である。
【0033】次に図7を参照して上記のように構成され
たSRAM2000の動作について説明する。遅延制御
信号DCがハイレベルのとき、まず、時刻t0でのクロ
ック信号CLKの立ち上がり時に外部からのリ−ドライ
ト信号が読み出しを指示するハイレベルにされると内部
リ−ドライト信号RWがハイレベルとなり、このクロッ
ク信号CLKの立ち上がり時にアクセスされたD1のリ
−ドデ−タRDは時刻t2でデ−タレジスタ213に与
えられる。一方、クロック信号CLKが時刻t1でロウ
レベルになったのに応じてデ−タレジスタ213はリ−
ドデ−タを取り込む状態となっているので、D1となっ
たリ−ドデ−タRDがデ−タレジスタ213に取り込ま
れる。
たSRAM2000の動作について説明する。遅延制御
信号DCがハイレベルのとき、まず、時刻t0でのクロ
ック信号CLKの立ち上がり時に外部からのリ−ドライ
ト信号が読み出しを指示するハイレベルにされると内部
リ−ドライト信号RWがハイレベルとなり、このクロッ
ク信号CLKの立ち上がり時にアクセスされたD1のリ
−ドデ−タRDは時刻t2でデ−タレジスタ213に与
えられる。一方、クロック信号CLKが時刻t1でロウ
レベルになったのに応じてデ−タレジスタ213はリ−
ドデ−タを取り込む状態となっているので、D1となっ
たリ−ドデ−タRDがデ−タレジスタ213に取り込ま
れる。
【0034】そしてアウトプットイネ−ブル信号OEが
デ−タの出力を示すロウレベルとなり、クロック信号C
LKが時刻t3でハイレベルに変化すると、取り込まれ
ていたD1のリ−ドデ−タRDがデ−タレジスタ213
にラッチされるとともにデ−タレジスタ213の出力D
Rとして時刻t4で出力される。また、このときOEバ
ッファ230から出力される出力信号OEBがハイレベ
ルとなる。そして、遅延制御信号DCがハイレベルなの
を受けて遅延回路280はデ−タレジスタ213の出力
DRをそのままデ−タ出力バッファ240に出力する。
するとこのデ−タ出力バッファ240は時刻t5でD1
となるデ−タDQを出力する。
デ−タの出力を示すロウレベルとなり、クロック信号C
LKが時刻t3でハイレベルに変化すると、取り込まれ
ていたD1のリ−ドデ−タRDがデ−タレジスタ213
にラッチされるとともにデ−タレジスタ213の出力D
Rとして時刻t4で出力される。また、このときOEバ
ッファ230から出力される出力信号OEBがハイレベ
ルとなる。そして、遅延制御信号DCがハイレベルなの
を受けて遅延回路280はデ−タレジスタ213の出力
DRをそのままデ−タ出力バッファ240に出力する。
するとこのデ−タ出力バッファ240は時刻t5でD1
となるデ−タDQを出力する。
【0035】さらに、クロック信号CLKが時刻t6で
ロウレベルになるとデ−タレジスタ213はリ−ドデ−
タRDを取り込む状態となる。一方、OEバッファ23
0は出力信号OEBをロウレベルとし、デ−タ出力バッ
ファ240から出力されるデ−タDQはハイインピ−ダ
ンスとなるが、DQ端子290が接続されているシステ
ムのデ−タバスのキャパシタンスによりデ−タDQはD
1のまま保持される。そして、時刻t3におけるクロッ
ク信号CLKの立ち上がり時にアクセスされたメモリセ
ルからのD2のリ−ドデ−タRDが時刻t7でデ−タレ
ジスタ213に与えられると、このデ−タレジスタ21
3にD2のリ−ドデ−タRDが取り込まれる。そしてク
ロック信号CLKが時刻t8でハイレベルに変化する
と、取り込まれていたD2のリ−ドデ−タRDがデ−タ
レジスタ213にラッチされるとともにデ−タレジスタ
213の出力DRとして時刻t9で出力される。また、
このときOEバッファ230から出力される出力信号O
EBは再びハイレベルとなる。
ロウレベルになるとデ−タレジスタ213はリ−ドデ−
タRDを取り込む状態となる。一方、OEバッファ23
0は出力信号OEBをロウレベルとし、デ−タ出力バッ
ファ240から出力されるデ−タDQはハイインピ−ダ
ンスとなるが、DQ端子290が接続されているシステ
ムのデ−タバスのキャパシタンスによりデ−タDQはD
1のまま保持される。そして、時刻t3におけるクロッ
ク信号CLKの立ち上がり時にアクセスされたメモリセ
ルからのD2のリ−ドデ−タRDが時刻t7でデ−タレ
ジスタ213に与えられると、このデ−タレジスタ21
3にD2のリ−ドデ−タRDが取り込まれる。そしてク
ロック信号CLKが時刻t8でハイレベルに変化する
と、取り込まれていたD2のリ−ドデ−タRDがデ−タ
レジスタ213にラッチされるとともにデ−タレジスタ
213の出力DRとして時刻t9で出力される。また、
このときOEバッファ230から出力される出力信号O
EBは再びハイレベルとなる。
【0036】そして、遅延制御信号DCがハイレベルな
のを受けて遅延回路280はデ−タレジスタ213の出
力DRをそのままデ−タ出力バッファ240に出力す
る。するとこのデ−タ出力バッファ240は時刻t10
でD2となるデ−タDQを出力する。遅延制御信号DC
がロウレベルのとき、時刻t10でアクセスを開始して
時刻t4でデ−タレジスタ213の出力DRがD1にな
るところまでは遅延制御信号DCがハイレベルのときと
同様の動作をする。そして、D1のデ−タレジスタ21
3の出力DRを受ける遅延回路280は、遅延制御信号
DCがロウレベルなのを受けて出力DRをこの遅延回路
280に含まれる2段のインバ−タ回路280d、28
0eによる遅延時間だけ遅延させて出力し、この遅延回
路280からの出力を受けるデ−タ出力バッファ240
は遅延制御信号DCがハイレベルのときに比べて遅延時
間分Δtだけ遅れた時刻t5+ΔtにD1のデ−タDQ
を出力する。D2のデ−タDQを出力するときもD1の
デ−タDQを出力するときと同様に遅延時間分Δtだけ
遅れた時刻t10+Δtで出力される。
のを受けて遅延回路280はデ−タレジスタ213の出
力DRをそのままデ−タ出力バッファ240に出力す
る。するとこのデ−タ出力バッファ240は時刻t10
でD2となるデ−タDQを出力する。遅延制御信号DC
がロウレベルのとき、時刻t10でアクセスを開始して
時刻t4でデ−タレジスタ213の出力DRがD1にな
るところまでは遅延制御信号DCがハイレベルのときと
同様の動作をする。そして、D1のデ−タレジスタ21
3の出力DRを受ける遅延回路280は、遅延制御信号
DCがロウレベルなのを受けて出力DRをこの遅延回路
280に含まれる2段のインバ−タ回路280d、28
0eによる遅延時間だけ遅延させて出力し、この遅延回
路280からの出力を受けるデ−タ出力バッファ240
は遅延制御信号DCがハイレベルのときに比べて遅延時
間分Δtだけ遅れた時刻t5+ΔtにD1のデ−タDQ
を出力する。D2のデ−タDQを出力するときもD1の
デ−タDQを出力するときと同様に遅延時間分Δtだけ
遅れた時刻t10+Δtで出力される。
【0037】以上のようにこの実施の形態3のSRAM
2000では、遅延制御信号DCにより遅延時間を変化
させることのできる遅延回路280を備えるので、クロ
ック信号CLKがハイレベルになってからデ−タDQが
出力されるまでのクロックアクセスタイムが短いために
CPUがこのデ−タDQをクロック信号CLKの立ち上
がりで取り込めないようであれば、遅延制御信号DCを
ロウレベルにすることでクロックアクセスタイムが長く
なり、デ−タDQの有効時間を長くすることができる。
2000では、遅延制御信号DCにより遅延時間を変化
させることのできる遅延回路280を備えるので、クロ
ック信号CLKがハイレベルになってからデ−タDQが
出力されるまでのクロックアクセスタイムが短いために
CPUがこのデ−タDQをクロック信号CLKの立ち上
がりで取り込めないようであれば、遅延制御信号DCを
ロウレベルにすることでクロックアクセスタイムが長く
なり、デ−タDQの有効時間を長くすることができる。
【0038】実施の形態4.図8と図9は、この発明の
実施の形態4による同期式SRAMを示すもので、図8
は同期式SRAMの出力レジスタのブロック図を示して
いる。図9は図8の遅延回路の詳細回路図である。この
実施の形態4のSRAM2010が実施の形態3のSR
AM2000と異なる点は、実施の形態3のSRAM2
000では遅延制御信号入力端子260を備えて、この
遅延制御信号入力端子260に与えられる遅延制御信号
DCのレベルによって遅延回路280の遅延時間が変化
していたのに対し、この実施の形態4のSRAM201
0は実施の形態2と同様に遅延制御信号入力端子の代わ
りに遅延制御用ボンディングパッド270を備え、この
ボンディングパッド270を電源電位Vccが与えられ
る電源パッド270aまたは接地電位GNDが与えられ
る接地パッド270bにワイヤボンディングすることで
遅延時間を変化させている点である。
実施の形態4による同期式SRAMを示すもので、図8
は同期式SRAMの出力レジスタのブロック図を示して
いる。図9は図8の遅延回路の詳細回路図である。この
実施の形態4のSRAM2010が実施の形態3のSR
AM2000と異なる点は、実施の形態3のSRAM2
000では遅延制御信号入力端子260を備えて、この
遅延制御信号入力端子260に与えられる遅延制御信号
DCのレベルによって遅延回路280の遅延時間が変化
していたのに対し、この実施の形態4のSRAM201
0は実施の形態2と同様に遅延制御信号入力端子の代わ
りに遅延制御用ボンディングパッド270を備え、この
ボンディングパッド270を電源電位Vccが与えられ
る電源パッド270aまたは接地電位GNDが与えられ
る接地パッド270bにワイヤボンディングすることで
遅延時間を変化させている点である。
【0039】そして、遅延制御用ボンディングパッド2
70が電源パッド270aに接続されると実施の形態3
において遅延制御信号DCがハイレベルにされたときと
同様に遅延回路280はデ−タレジスタ213の出力D
Rをそのまま出力し、遅延制御用ボンディングパッド2
70が接地パッド270bに接続されると実施の形態3
において遅延制御信号DCがロウレベルにされたときと
同様に遅延回路280はデ−タレジスタ213の出力D
Rを遅延回路280に含まれる2段のインバ−タ回路2
80d,280eによる遅延時間だけ遅延させて出力す
る。その他は実施の形態3と同様に動作し、同様の効果
を奏する。
70が電源パッド270aに接続されると実施の形態3
において遅延制御信号DCがハイレベルにされたときと
同様に遅延回路280はデ−タレジスタ213の出力D
Rをそのまま出力し、遅延制御用ボンディングパッド2
70が接地パッド270bに接続されると実施の形態3
において遅延制御信号DCがロウレベルにされたときと
同様に遅延回路280はデ−タレジスタ213の出力D
Rを遅延回路280に含まれる2段のインバ−タ回路2
80d,280eによる遅延時間だけ遅延させて出力す
る。その他は実施の形態3と同様に動作し、同様の効果
を奏する。
【0040】さらに、この実施の形態4ではSRAM2
010が搭載されるシステムから実施の形態3における
遅延制御信号DCのような新たな信号の入力を必要とし
ないので、システム自体の設計を変更しなくても済む。
また、ボンディングによる遅延調整をSRAM2010
のアセンブリ工程で行えるため、クロックアクセスタイ
ムの異なるチップをアセンブリ工程の前までは同一マス
ク同一工程で製造できる。
010が搭載されるシステムから実施の形態3における
遅延制御信号DCのような新たな信号の入力を必要とし
ないので、システム自体の設計を変更しなくても済む。
また、ボンディングによる遅延調整をSRAM2010
のアセンブリ工程で行えるため、クロックアクセスタイ
ムの異なるチップをアセンブリ工程の前までは同一マス
ク同一工程で製造できる。
【0041】実施の形態5.図10〜図12は、この発
明の実施の形態5による同期式SRAMを示すもので、
この実施の形態5のSRAM2020(図示せず。)は
クロック信号CLKが与えられるCLK入力端子21
0、外部信号ESが与えられるES入力端子215、遅
延制御信号DC1が与えられる遅延制御信号入力端子2
71aおよび遅延制御信号DC2が与えられる遅延制御
信号入力端子271bを備える。また、SRAM202
0はCLK入力端子210およびES入力端子215か
らそれぞれクロック信号CLKおよび外部信号ESを受
け、クロック信号CLKがロウレベルになるのに応答し
て外部信号ESを取り込み、クロック信号CLKがハイ
レベルになるのに応答して取り込んだ外部信号ESをラ
ッチしてこのラッチされた外部信号ESに応じた内部信
号ISを出力する入力レジスタ220を備える。
明の実施の形態5による同期式SRAMを示すもので、
この実施の形態5のSRAM2020(図示せず。)は
クロック信号CLKが与えられるCLK入力端子21
0、外部信号ESが与えられるES入力端子215、遅
延制御信号DC1が与えられる遅延制御信号入力端子2
71aおよび遅延制御信号DC2が与えられる遅延制御
信号入力端子271bを備える。また、SRAM202
0はCLK入力端子210およびES入力端子215か
らそれぞれクロック信号CLKおよび外部信号ESを受
け、クロック信号CLKがロウレベルになるのに応答し
て外部信号ESを取り込み、クロック信号CLKがハイ
レベルになるのに応答して取り込んだ外部信号ESをラ
ッチしてこのラッチされた外部信号ESに応じた内部信
号ISを出力する入力レジスタ220を備える。
【0042】そして、入力レジスタ220は外部信号E
Sおよび遅延制御信号DC1を受け、遅延制御信号DC
1に応じた遅延時間だけ外部信号ESを遅延させた遅延
信号DS1を出力する遅延回路281と、クロック信号
CLKおよび遅延制御信号DC2を受け、遅延制御信号
DC2に応じた遅延時間だけクロック信号CLKを遅延
させた遅延信号DS2を出力する遅延回路282を有す
る。また、入力レジスタ220は遅延回路282の出力
を反転してノ−ドaに出力するインバ−タ回路220a
と、インバ−タ回路220aの出力を反転してノ−ドb
に出力するインバ−タ回路220bを有する。
Sおよび遅延制御信号DC1を受け、遅延制御信号DC
1に応じた遅延時間だけ外部信号ESを遅延させた遅延
信号DS1を出力する遅延回路281と、クロック信号
CLKおよび遅延制御信号DC2を受け、遅延制御信号
DC2に応じた遅延時間だけクロック信号CLKを遅延
させた遅延信号DS2を出力する遅延回路282を有す
る。また、入力レジスタ220は遅延回路282の出力
を反転してノ−ドaに出力するインバ−タ回路220a
と、インバ−タ回路220aの出力を反転してノ−ドb
に出力するインバ−タ回路220bを有する。
【0043】さらに、ノ−ドaとノ−ドbの電位および
遅延回路281からの遅延信号DS1を受け、ノ−ドa
の電位がハイレベルでノ−ドbの電位がロウレベルのと
き遅延信号DS1を取り込んでこの遅延信号DS1を反
転させた信号をノ−ドcに出力し、ノ−ドaの電位がロ
ウレベルでノ−ドbの電位がハイレベルになると取り込
んだ遅延信号DS1およびノ−ドcに出力する信号をラ
ッチするラッチ回路221と、ノ−ドaの電位がロウレ
ベルでノ−ドbの電位がハイレベルのときノ−ドcに出
力される信号を取り込んでこの信号を内部信号ISとし
てノ−ドdに出力し、ノ−ドaの電位がハイレベルでノ
−ドbの電位がロウレベルになると内部信号ISをラッ
チするラッチ回路222を有する。そして、ラッチ回路
221はトランスファゲ−ト221a,221bおよび
インバ−タ回路221c,221dを含み、ラッチ回路
222はトランスファゲ−ト222a,222bおよび
インバ−タ回路222c,222dを含む。また、遅延
回路281および282は図11に示されるように実施
の形態1における遅延回路180と同様の回路構成から
なる。
遅延回路281からの遅延信号DS1を受け、ノ−ドa
の電位がハイレベルでノ−ドbの電位がロウレベルのと
き遅延信号DS1を取り込んでこの遅延信号DS1を反
転させた信号をノ−ドcに出力し、ノ−ドaの電位がロ
ウレベルでノ−ドbの電位がハイレベルになると取り込
んだ遅延信号DS1およびノ−ドcに出力する信号をラ
ッチするラッチ回路221と、ノ−ドaの電位がロウレ
ベルでノ−ドbの電位がハイレベルのときノ−ドcに出
力される信号を取り込んでこの信号を内部信号ISとし
てノ−ドdに出力し、ノ−ドaの電位がハイレベルでノ
−ドbの電位がロウレベルになると内部信号ISをラッ
チするラッチ回路222を有する。そして、ラッチ回路
221はトランスファゲ−ト221a,221bおよび
インバ−タ回路221c,221dを含み、ラッチ回路
222はトランスファゲ−ト222a,222bおよび
インバ−タ回路222c,222dを含む。また、遅延
回路281および282は図11に示されるように実施
の形態1における遅延回路180と同様の回路構成から
なる。
【0044】次に以上のように構成されたSRAM20
20の入力レジスタ220の動作について図12を参照
して説明する。まず、時刻t0でクロック信号CLKが
ロウレベルになると、遅延回路282およびインバ−タ
回路220aを介してノ−ドaの電位が時刻t1でハイ
レベル、ノ−ドbの電位が時刻t2でロウレベルとなり
ラッチ回路221は遅延回路281を介して外部信号E
Sを取り込む状態となり、時刻t3で外部信号ESがロ
ウレベルとなるのに応じて時刻t4でロウレベルとなる
遅延信号DS1を取り込んで、ノ−ドcへの出力を時刻
t5でハイレベルとする。そして、時刻t1でクロック
信号CLKがハイレベルになると、遅延回路282およ
びインバ−タ回路220aを介してノ−ドaの電位が時
刻t7でロウレベル、ノ−ドbの電位が時刻t8でハイ
レベルとなりラッチ回路221は取り込んでいたロウレ
ベルの遅延信号DS1およびこれを反転させたハイレベ
ルのノ−ドcへの出力をラッチする。さらに、ラッチ回
路222はハイレベルのノ−ドcへの出力を取り込むと
ともに時刻t9でノ−ドdへ出力する内部信号ISをハ
イレベルとする。また、時刻t10で外部信号ESがハ
イレベルに変化すると、これに応じて遅延回路281か
ら出力される遅延信号DS1は時刻t11でハイレベル
に変化する。
20の入力レジスタ220の動作について図12を参照
して説明する。まず、時刻t0でクロック信号CLKが
ロウレベルになると、遅延回路282およびインバ−タ
回路220aを介してノ−ドaの電位が時刻t1でハイ
レベル、ノ−ドbの電位が時刻t2でロウレベルとなり
ラッチ回路221は遅延回路281を介して外部信号E
Sを取り込む状態となり、時刻t3で外部信号ESがロ
ウレベルとなるのに応じて時刻t4でロウレベルとなる
遅延信号DS1を取り込んで、ノ−ドcへの出力を時刻
t5でハイレベルとする。そして、時刻t1でクロック
信号CLKがハイレベルになると、遅延回路282およ
びインバ−タ回路220aを介してノ−ドaの電位が時
刻t7でロウレベル、ノ−ドbの電位が時刻t8でハイ
レベルとなりラッチ回路221は取り込んでいたロウレ
ベルの遅延信号DS1およびこれを反転させたハイレベ
ルのノ−ドcへの出力をラッチする。さらに、ラッチ回
路222はハイレベルのノ−ドcへの出力を取り込むと
ともに時刻t9でノ−ドdへ出力する内部信号ISをハ
イレベルとする。また、時刻t10で外部信号ESがハ
イレベルに変化すると、これに応じて遅延回路281か
ら出力される遅延信号DS1は時刻t11でハイレベル
に変化する。
【0045】そして、外部信号ESのホ−ルド時間が図
12(a)に示されるように短いときは、遅延制御信号
DC2をハイレベルにすることで遅延回路282はクロ
ック信号CLKをそのまま遅延信号DS2として出力す
るので、クロック信号CLKの立ち上がりに応じてノ−
ドaの電位がロウレベル、ノ−ドbの電位がハイレベル
になるまでの時間t8−t6が短くなり、遅延信号DS
1がハイレベルに変化してしまった後にラッチ回路22
1が遅延信号DS1をラッチしてしまうのを避けること
ができる。また、遅延制御信号DC1をロウレベルにす
ることで遅延回路281は外部信号ESをこの遅延回路
281に含まれているインバ−タ回路281d,281
eによる遅延時間分遅らせて遅延信号DS1として出力
するので、外部信号ESがハイレベルになって遅延信号
DS1がハイレベルになるまでの時間t11−t10が
長くなり、遅延信号DS1がハイレベルに変化してしま
った後にラッチ回路221が遅延信号DS1をラッチし
てしまうのを避けることができる。
12(a)に示されるように短いときは、遅延制御信号
DC2をハイレベルにすることで遅延回路282はクロ
ック信号CLKをそのまま遅延信号DS2として出力す
るので、クロック信号CLKの立ち上がりに応じてノ−
ドaの電位がロウレベル、ノ−ドbの電位がハイレベル
になるまでの時間t8−t6が短くなり、遅延信号DS
1がハイレベルに変化してしまった後にラッチ回路22
1が遅延信号DS1をラッチしてしまうのを避けること
ができる。また、遅延制御信号DC1をロウレベルにす
ることで遅延回路281は外部信号ESをこの遅延回路
281に含まれているインバ−タ回路281d,281
eによる遅延時間分遅らせて遅延信号DS1として出力
するので、外部信号ESがハイレベルになって遅延信号
DS1がハイレベルになるまでの時間t11−t10が
長くなり、遅延信号DS1がハイレベルに変化してしま
った後にラッチ回路221が遅延信号DS1をラッチし
てしまうのを避けることができる。
【0046】一方、外部信号ESのセットアップ時間が
図12(b)に示されるように短いときは、遅延制御信
号DC2をロウレベルにすることで遅延回路282はク
ロック信号CLKをこの遅延回路282に含まれるイン
バ−タ回路282d,282eによる遅延時間分遅らせ
て遅延信号DS2として出力するので、クロック信号C
LKの立ち上がりに応じてノ−ドaの電位がロウレベ
ル、ノ−ドbの電位がハイレベルになるまでの時間t8
−t6が長くなり、遅延信号DS1がロウレベルに変化
する前にラッチ回路221が遅延信号DS1をラッチし
てしまうのを避けることができる。また、遅延信号DS
1をハイレベルにすることで遅延回路281は外部信号
ESをそのまま遅延信号DS1として出力するので、外
部信号ESがロウレベルになって遅延信号DS1がロウ
レベルになるまでの時間t4−t3が短くなり、遅延信
号DS1がロウレベルに変化する前にラッチ回路221
が遅延信号DS1をラッチしてしまうのを避けることが
できる。
図12(b)に示されるように短いときは、遅延制御信
号DC2をロウレベルにすることで遅延回路282はク
ロック信号CLKをこの遅延回路282に含まれるイン
バ−タ回路282d,282eによる遅延時間分遅らせ
て遅延信号DS2として出力するので、クロック信号C
LKの立ち上がりに応じてノ−ドaの電位がロウレベ
ル、ノ−ドbの電位がハイレベルになるまでの時間t8
−t6が長くなり、遅延信号DS1がロウレベルに変化
する前にラッチ回路221が遅延信号DS1をラッチし
てしまうのを避けることができる。また、遅延信号DS
1をハイレベルにすることで遅延回路281は外部信号
ESをそのまま遅延信号DS1として出力するので、外
部信号ESがロウレベルになって遅延信号DS1がロウ
レベルになるまでの時間t4−t3が短くなり、遅延信
号DS1がロウレベルに変化する前にラッチ回路221
が遅延信号DS1をラッチしてしまうのを避けることが
できる。
【0047】以上のようにこの実施の形態5では外部信
号ESのホ−ルド時間が短いときは、遅延制御信号DC
2をハイレベルにするか、遅延制御信号DC1をロウレ
ベルにするか、または遅延制御信号DC2をハイレベル
かつ遅延制御信号DC1をロウレベルにすることで遅延
信号DS1がハイレベルに変化してしまった後にラッチ
回路221が遅延信号DS1をラッチしてしまうのを避
けることができる。また、外部信号ESのセットアップ
時間が短いときは、遅延制御信号DC2をロウレベルに
するか、遅延制御信号DC1をハイレベルにするか、ま
たは遅延制御信号DC2をハイレベルかつ遅延制御信号
DC1をロウレベルにすることで遅延信号DS1がロウ
レベルに変化する前にラッチ回路221が遅延信号DS
1をラッチしてしまうのを避けることができる。
号ESのホ−ルド時間が短いときは、遅延制御信号DC
2をハイレベルにするか、遅延制御信号DC1をロウレ
ベルにするか、または遅延制御信号DC2をハイレベル
かつ遅延制御信号DC1をロウレベルにすることで遅延
信号DS1がハイレベルに変化してしまった後にラッチ
回路221が遅延信号DS1をラッチしてしまうのを避
けることができる。また、外部信号ESのセットアップ
時間が短いときは、遅延制御信号DC2をロウレベルに
するか、遅延制御信号DC1をハイレベルにするか、ま
たは遅延制御信号DC2をハイレベルかつ遅延制御信号
DC1をロウレベルにすることで遅延信号DS1がロウ
レベルに変化する前にラッチ回路221が遅延信号DS
1をラッチしてしまうのを避けることができる。
【0048】実施の形態6.図13と図14は、この発
明の実施の形態6による同期式SRAMを示すものであ
る。この実施の形態6のSRAM2030(図示せ
ず。)が実施の形態5のSRAM2020と異なる点
は、実施の形態5のSRAM2020では遅延制御信号
入力端子271aおよび271bを備えてこの遅延制御
信号入力端子271aおよび271bにそれぞれ与えら
れる遅延制御信号DC1およびDC2のレベルによって
遅延回路281および282の遅延時間が変化していた
のに対し、この実施の形態6のSRAM2030は実施
の形態2と同様に遅延制御信号入力端子の代わりに遅延
制御用ボンディングパッド271cおよび271dを備
え、このボンディングパッド271cおよび271dを
電源電位Vccが与えられる電源パッド271aまたは
接地電位GNDが与えられる接地パッド271bにワイ
ヤボンディングすることで遅延時間を変化させている点
である。
明の実施の形態6による同期式SRAMを示すものであ
る。この実施の形態6のSRAM2030(図示せ
ず。)が実施の形態5のSRAM2020と異なる点
は、実施の形態5のSRAM2020では遅延制御信号
入力端子271aおよび271bを備えてこの遅延制御
信号入力端子271aおよび271bにそれぞれ与えら
れる遅延制御信号DC1およびDC2のレベルによって
遅延回路281および282の遅延時間が変化していた
のに対し、この実施の形態6のSRAM2030は実施
の形態2と同様に遅延制御信号入力端子の代わりに遅延
制御用ボンディングパッド271cおよび271dを備
え、このボンディングパッド271cおよび271dを
電源電位Vccが与えられる電源パッド271aまたは
接地電位GNDが与えられる接地パッド271bにワイ
ヤボンディングすることで遅延時間を変化させている点
である。
【0049】そして、遅延制御用ボンディングパッド2
71cおよび271dが電源パッド271aに接続され
ると実施の形態5において遅延制御信号DC1またはD
C2がハイレベルにされたときと同様に遅延回路281
または282は、外部信号ESまたはクロック信号CL
Kをそのまま出力し、遅延制御用ボンディングパッド2
71cおよび271dが接地パッド271bに接続され
ると実施の形態5において遅延制御信号DC1またはD
C2がロウレベルにされたときと同様に遅延回路281
または282は、外部信号ESまたはクロック信号CL
Kを遅延回路281または282に含まれる2段のイン
バ−タ回路281d,281eまたは282d,282
eによる遅延時間だけ遅延させて出力する。その他は実
施の形態5と同様に動作し、同様の効果を奏する。
71cおよび271dが電源パッド271aに接続され
ると実施の形態5において遅延制御信号DC1またはD
C2がハイレベルにされたときと同様に遅延回路281
または282は、外部信号ESまたはクロック信号CL
Kをそのまま出力し、遅延制御用ボンディングパッド2
71cおよび271dが接地パッド271bに接続され
ると実施の形態5において遅延制御信号DC1またはD
C2がロウレベルにされたときと同様に遅延回路281
または282は、外部信号ESまたはクロック信号CL
Kを遅延回路281または282に含まれる2段のイン
バ−タ回路281d,281eまたは282d,282
eによる遅延時間だけ遅延させて出力する。その他は実
施の形態5と同様に動作し、同様の効果を奏する。
【0050】さらに、この実施の形態6ではSRAM2
030が搭載されるシステムから実施の形態5における
遅延制御信号DC1またはDC2のような新たな信号の
入力を必要としないので、システム自体の設計を変更し
なくても済む。また、ボンディングによる遅延調整をS
RAM2030のアセンブリ工程で行えるため、信号入
力タイミングの異なるチップをアセンブリ工程の前まで
は同一マスク同一工程で製造できる。
030が搭載されるシステムから実施の形態5における
遅延制御信号DC1またはDC2のような新たな信号の
入力を必要としないので、システム自体の設計を変更し
なくても済む。また、ボンディングによる遅延調整をS
RAM2030のアセンブリ工程で行えるため、信号入
力タイミングの異なるチップをアセンブリ工程の前まで
は同一マスク同一工程で製造できる。
【0051】
【発明の効果】上記したように、この発明によれば、外
部から与えられる制御信号に応じてデ−タの出力を指示
する出力制御信号を出力する制御信号バッファと遅延制
御信号およびこの出力制御信号を受け、出力制御信号が
出力を指示するレベルとなると遅延制御信号のレベルに
応答した遅延時間ぶん遅れて出力を指示するレベルとな
る遅延信号を出力する遅延回路およびこの遅延信号を受
け、遅延信号が出力を指示するレベルとなると内部から
読み出されたリ−ドデ−タに応じたデ−タを出力するデ
−タ出力バッファを備えているので、アクセスタイムを
調整することができる半導体記憶装置を得ることができ
る。
部から与えられる制御信号に応じてデ−タの出力を指示
する出力制御信号を出力する制御信号バッファと遅延制
御信号およびこの出力制御信号を受け、出力制御信号が
出力を指示するレベルとなると遅延制御信号のレベルに
応答した遅延時間ぶん遅れて出力を指示するレベルとな
る遅延信号を出力する遅延回路およびこの遅延信号を受
け、遅延信号が出力を指示するレベルとなると内部から
読み出されたリ−ドデ−タに応じたデ−タを出力するデ
−タ出力バッファを備えているので、アクセスタイムを
調整することができる半導体記憶装置を得ることができ
る。
【0052】また、外部から与えられる制御信号に応じ
てデ−タの出力を指示する出力制御信号を出力する制御
信号バッファと遅延制御信号および内部から読み出され
たリ−ドデ−タに応じた内部デ−タを受け、この内部デ
−タを遅延制御信号のレベルに応答した遅延時間ぶん遅
延させた遅延信号を出力する遅延回路および出力制御信
号がデ−タの出力を指示するレベルとなると遅延信号に
応じたデ−タを出力するデ−タ出力バッファを備えてい
るので、アクセスタイムを調整することができる半導体
記憶装置を得ることができる。
てデ−タの出力を指示する出力制御信号を出力する制御
信号バッファと遅延制御信号および内部から読み出され
たリ−ドデ−タに応じた内部デ−タを受け、この内部デ
−タを遅延制御信号のレベルに応答した遅延時間ぶん遅
延させた遅延信号を出力する遅延回路および出力制御信
号がデ−タの出力を指示するレベルとなると遅延信号に
応じたデ−タを出力するデ−タ出力バッファを備えてい
るので、アクセスタイムを調整することができる半導体
記憶装置を得ることができる。
【0053】また、遅延制御信号および外部から与えら
れる外部信号を受け、この外部信号を遅延制御信号に応
答した遅延時間ぶん遅延させた遅延信号を出力する遅延
回路および遅延信号を受け、クロック信号の第1のレベ
ルから第2のレベルへの変化に応答してこの遅延信号を
ラッチするラッチ回路を備えているので、ホ−ルド時間
またはセットアップ時間が短くても外部信号の入力が正
常におこなわれる半導体記憶装置を得ることができる。
れる外部信号を受け、この外部信号を遅延制御信号に応
答した遅延時間ぶん遅延させた遅延信号を出力する遅延
回路および遅延信号を受け、クロック信号の第1のレベ
ルから第2のレベルへの変化に応答してこの遅延信号を
ラッチするラッチ回路を備えているので、ホ−ルド時間
またはセットアップ時間が短くても外部信号の入力が正
常におこなわれる半導体記憶装置を得ることができる。
【0054】また、遅延制御信号およびクロック信号を
受け、このクロック信号を遅延制御信号に応答した遅延
時間ぶん遅延させた遅延信号を出力する遅延回路および
外部から与えられる外部信号を受け、遅延信号の第1の
レベルから第2のレベルへの変化に応答してこの外部信
号をラッチするラッチ回路を備えているので、ホ−ルド
時間またはセットアップ時間が短くても外部信号の入力
が正常におこなわれる半導体記憶装置を得ることができ
る。
受け、このクロック信号を遅延制御信号に応答した遅延
時間ぶん遅延させた遅延信号を出力する遅延回路および
外部から与えられる外部信号を受け、遅延信号の第1の
レベルから第2のレベルへの変化に応答してこの外部信
号をラッチするラッチ回路を備えているので、ホ−ルド
時間またはセットアップ時間が短くても外部信号の入力
が正常におこなわれる半導体記憶装置を得ることができ
る。
【0055】また、遅延制御用ボンディングパッドを備
え、遅延制御信号のレベルはこの遅延制御用ボンディン
グパッドに与えられる電位に応じて変化するため、半導
体記憶装置が搭載されるシステムから新たな遅延制御信
号の入力を必要としないので、システム自体の設計を変
更しなくても済む。また、ボンディングによる遅延調整
を半導体記憶装置のアセンブリ工程で行えるため、信号
入力タイミングの異なるチップをアセンブリ工程の前ま
では同一マスク同一工程で製造できる。
え、遅延制御信号のレベルはこの遅延制御用ボンディン
グパッドに与えられる電位に応じて変化するため、半導
体記憶装置が搭載されるシステムから新たな遅延制御信
号の入力を必要としないので、システム自体の設計を変
更しなくても済む。また、ボンディングによる遅延調整
を半導体記憶装置のアセンブリ工程で行えるため、信号
入力タイミングの異なるチップをアセンブリ工程の前ま
では同一マスク同一工程で製造できる。
【図1】 この発明の実施の形態1による非同期式SR
AMのブロック図である。
AMのブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のSRAMにおける
遅延回路の詳細回路図である。
遅延回路の詳細回路図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による非同期式SR
AMの出力バッファのブロック図である。
AMの出力バッファのブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態2のSRAMにおける
遅延回路の詳細回路図である。
遅延回路の詳細回路図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による同期式SRA
Mのブロック図である。
Mのブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3のSRAMにおける
遅延回路の詳細回路図である。
遅延回路の詳細回路図である。
【図7】 この発明の実施の形態3のSRAMの動作を
示すタイミングチャ−トである。
示すタイミングチャ−トである。
【図8】 この発明の実施の形態4による同期式SRA
Mのブロック図である。
Mのブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態4のSRAMにおける
遅延回路の詳細回路図である。
遅延回路の詳細回路図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による同期式SR
AMのブロック図である。
AMのブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態5のSRAMにおけ
る遅延回路の詳細回路図である。
る遅延回路の詳細回路図である。
【図12】 この発明の実施の形態5のSRAMの動作
を示すタイミングチャ−トである。
を示すタイミングチャ−トである。
【図13】 この発明の実施の形態6による同期式SR
AMのブロック図である。
AMのブロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態6のSRAMにおけ
る遅延回路の詳細回路図である。
る遅延回路の詳細回路図である。
【図15】 従来の非同期式半導体記憶装置を用いたシ
ステムを示すブロック図である。
ステムを示すブロック図である。
【図16】 従来の同期式半導体記憶装置を用いたシス
テムを示すブロック図である。
テムを示すブロック図である。
【図17】 従来の非同期式半導体記憶装置の出力バッ
ファのブロック図である。
ファのブロック図である。
【図18】 従来の同期式半導体記憶装置の出力レジス
タのブロック図である。
タのブロック図である。
【図19】 従来の同期式半導体記憶装置のデ−タレジ
スタの詳細回路図である。
スタの詳細回路図である。
【図20】 従来の同期式半導体記憶装置の動作を示す
タイミングチャ−トである。
タイミングチャ−トである。
【図21】 従来の同期式半導体記憶装置の入力レジス
タのブロック図である。
タのブロック図である。
【図22】 従来の同期式半導体記憶装置の動作を示す
タイミングチャ−トである。
タイミングチャ−トである。
130 OEバッファ 140 出力バ
ッファ 170 ボンディングパッド 180 遅延回
路 221 ラッチ回路 222 ラッチ
回路 230 OEバッファ 240 出力バ
ッファ 270 ボンディングパッド 271c ボン
ディングパッド 271d ボンディングパッド 280 遅延回路 281 遅延回
路 282 遅延回路
ッファ 170 ボンディングパッド 180 遅延回
路 221 ラッチ回路 222 ラッチ
回路 230 OEバッファ 240 出力バ
ッファ 270 ボンディングパッド 271c ボン
ディングパッド 271d ボンディングパッド 280 遅延回路 281 遅延回
路 282 遅延回路
Claims (5)
- 【請求項1】 外部から与えられる制御信号に応じてデ
−タの出力を指示する出力制御信号を出力する制御信号
バッファ、 遅延制御信号および前記出力制御信号を受け、前記出力
制御信号が出力を指示するレベルとなると前記遅延制御
信号のレベルに応答した遅延時間ぶん遅れて出力を指示
するレベルとなる遅延信号を出力する遅延回路、および
前記遅延信号を受け、前記遅延信号が出力を指示するレ
ベルとなると内部から読み出されたリ−ドデ−タに応じ
たデ−タを出力するデ−タ出力バッファを備える半導体
記憶装置。 - 【請求項2】 外部から与えられる制御信号に応じてデ
−タの出力を指示する出力制御信号を出力する制御信号
バッファ、 遅延制御信号および内部から読み出されたリ−ドデ−タ
に応じた内部デ−タを受け、前記内部デ−タを前記遅延
制御信号のレベルに応答した遅延時間ぶん遅延させた遅
延信号を出力する遅延回路、および前記出力制御信号が
デ−タの出力を指示するレベルとなると前記遅延信号に
応じたデ−タを出力するデ−タ出力バッファを備える半
導体記憶装置。 - 【請求項3】 遅延制御信号および外部から与えられる
外部信号を受け、前記外部信号を前記遅延制御信号に応
答した遅延時間ぶん遅延させた遅延信号を出力する遅延
回路、および前記遅延信号を受け、クロック信号の第1
のレベルから第2のレベルへの変化に応答して前記遅延
信号をラッチするラッチ回路を備える半導体記憶装置。 - 【請求項4】 遅延制御信号およびクロック信号を受
け、前記クロック信号を前記遅延制御信号に応答した遅
延時間ぶん遅延させた遅延信号を出力する遅延回路、お
よび外部から与えられる外部信号を受け、前記遅延信号
の第1のレベルから第2のレベルへの変化に応答して前
記外部信号をラッチするラッチ回路を備える半導体記憶
装置。 - 【請求項5】 さらに、遅延制御用ボンディングパッド
を備え、遅延制御信号のレベルは前記遅延制御用ボンデ
ィングパッドに与えられる電位に応じて変化する請求項
1ないし請求項4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8161710A JPH1011971A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8161710A JPH1011971A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1011971A true JPH1011971A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15740416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8161710A Pending JPH1011971A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1011971A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7512762B2 (en) * | 2004-10-29 | 2009-03-31 | International Business Machines Corporation | System, method and storage medium for a memory subsystem with positional read data latency |
CN110956990A (zh) * | 2018-09-26 | 2020-04-03 | 展讯通信(上海)有限公司 | Sram读取延时控制电路及sram |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP8161710A patent/JPH1011971A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7512762B2 (en) * | 2004-10-29 | 2009-03-31 | International Business Machines Corporation | System, method and storage medium for a memory subsystem with positional read data latency |
CN110956990A (zh) * | 2018-09-26 | 2020-04-03 | 展讯通信(上海)有限公司 | Sram读取延时控制电路及sram |
CN110956990B (zh) * | 2018-09-26 | 2022-03-01 | 展讯通信(上海)有限公司 | Sram读取延时控制电路及sram |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060123 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061003 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070529 |