JPH10119466A - カード及びカード組み合わせセット並びにその収納ファイル - Google Patents
カード及びカード組み合わせセット並びにその収納ファイルInfo
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- JPH10119466A JPH10119466A JP4783097A JP4783097A JPH10119466A JP H10119466 A JPH10119466 A JP H10119466A JP 4783097 A JP4783097 A JP 4783097A JP 4783097 A JP4783097 A JP 4783097A JP H10119466 A JPH10119466 A JP H10119466A
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Abstract
習等のためのカード、その組み合わせセット等を提供す
ること。 【解決手段】 第1カード11の表面11Aに教育テー
マ13を表示し、その周囲の8枚の第2カード12の表
面12Aに教育テーマ13の分析事項14を表示し、互
いの分析事項14の関係を考えて第2カード12を並べ
換えた後、第1カード11の裏面に縦横各3個設けた表
示区域のうちの中央の第1表示区域に教育テーマ13
を、その周囲の第2表示区域に並べ換えた位置関係で分
析事項14をそれぞれ書き写す。
Description
ー、研修会、さらには自己学習、学習記録等のために使
用できるカード、及び複数枚のカードの組み合わせから
なるカード組み合わせセット、並びにこのセットを収納
するための収納ファイルに係り、例えば特許教育、発想
教育、創造力開発教育、問題解決教育等に利用できるも
のである。
育、学習できるようにしたものとして実開昭62−10
4979号、実開平1−178981号が知られてい
る。これらの従来技術では、密教の金剛界曼陀羅図によ
うに、合計9個の小スペースを縦横各3個のマトリック
ス状に配置し、これらの小スペースからなる合計9個の
大スペースをさらに縦横各3個のマトリックス状に配置
し、各スペースへの記載を通して思考訓練を行い、教
育、学習効果を高めるようにしている。また、これらの
従来技術のうち、前者には、全部の大スペースを大面積
の1枚のカードに表示すること、及び各大スペースを小
面積の1枚ずつのカードとし、これらのカードを縁付き
の盆のようなケースに載せて配置することが示され、後
者には、全部の大スペースを表示した大面積のカードを
多数枚綴じ込むことにより形成したカード綴りが示され
ている。
131564号には、各ページに縦横の罫線で合計9個
の空白の記入欄を縦横各3個のマトリックス状に設けた
手帳が示され、中央の記入欄に記載した内容と関連する
事項を周囲の記入欄に順次記入することにより、創造力
等の開発を行えるようにしている。
たもので、金剛界曼陀羅図の思想の特徴である発散思考
と収束思考とを行えることになり、事柄を多面的かつ集
中的に捉えることができるようになるため、これらの従
来技術は各種教育用の道具として好適なものである。
従来技術では、カードの片面だけを使用して教育訓練が
なされるようになっており、手帳に関する従来技術でも
各ページの表示形式は同じであるため、これらの従来技
術によると、採り得る教育、訓練方法には限界あり、こ
の結果として、一定以上の教育、学習効果を期待するこ
とはできなかった。
が生じ、大きな教育、学習効果を得られるようになるカ
ード、及びカード組み合わせセットを提供するところに
あり、また、本発明の目的は、このカード組み合わせセ
ットを収納できる収納ファイルを提供するところにあ
る。
は、教育を受ける者が自己学習や学習記録するために使
用するカード(第1パターンのカード)と、講師等が教
育を受ける者に教えるために使用するカード(第2パタ
ーンのカード)とがある。
習等のテーマを表示するためのテーマ表示面になってお
り、裏面に、中央に1個配置された第1表示区域と、こ
の第1表示区域の周囲に複数個配置された第2表示区域
とが設けられ、第1表示区域は表面と同じテーマを表示
するための区域になっており、それぞれの第2表示区域
は、このテーマを分析して得られる各種分析事項を表示
するための区域になっていることを特徴とするものであ
る。
者が自分自身で表面と、裏面の各表示区域とに書き込む
ようになっている。
マが表示され、裏面の中央に1個配置された第1表示区
域に表面と同じ教育テーマが表示されているとともに、
この第1表示区域の周囲に複数個配置された第2表示区
域に、前記教育テーマを分析して得られる各種分析事項
が表示されていることを特徴とするものである。
の各表示区域とに予め所定内容が記載されており、この
記載内容に基づいて講師等は教育を受ける者に教えるよ
うになっている。
と裏面が使用されている。このため、教育、訓練方法と
して、初めに表面を用い、次いで裏面を用いる場合と、
裏面だけを用いる場合とが可能になる。裏面に複数個設
けられている第2表示区域に表示される各種分析事項
は、互いに無関係の位置関係で表示されるのではなく、
互いに関係のある事項は隣接して表示されるため、前者
の方法では、表面に表示されたテーマを分析して得られ
る各種分析事項を初めは互いの関係を無視して単に考え
させ(発散思考)、次いで裏面を用いるときにこれらの
分析事項の互いの関係を考えさせる(収束思考)という
ことを行え、また、後者の方法では、テーマを分析して
得られる各種分析事項をこれらの分析事項の互いの関係
を考えさながら考察させるということを行える。
が前記表示のために使用されるまたは前記表示に使用さ
れていてもよいが、カードをミシン目で区画された第1
面部と第2面部とからなるものとし、細幅の第1面部の
裏面に粘着剤を塗布し、第2面部の表面と裏面を前記表
示のために使用するまたは前記表示に使用されているも
のとし、第1面部の粘着剤でカードを机の上等に固定で
きるようにするとともに、ミシン目で第2面部を第1面
部から切り離すことができるようにしてもよい。
カードはそれだけでも教育の道具として有効なものであ
るが、他のカードと組み合わせ、これによってカード組
み合わせセットを作成すると、このカード組み合わせセ
ットは一層有効なものとなる。
係るカード組み合わせセットは、第1パターンのカード
である第1カードと、この第1カードと各表面、各裏面
が同じ形式で形成された複数枚の第2カードとを有し、
これらの第2カードの表面が第1カードの裏面の第2表
示区域に表示される分析事項を表示するための分析事項
表示面になっているとともに、第2カードの裏面の第1
表示区域はこの分析事項と同じ分析事項を表示するため
の区域になっており、第2カードの第2表示区域は、こ
の分析事項をさらに分析して得られる各種詳細分析事項
を表示するための区域になっていることを特徴とするも
のである。
1カードの表面に表示されたテーマを分析して得られる
各種分析事項を考えたとき、これらの分析事項を記載す
るために複数枚の第2カードの表面を使用でき、これら
の第2カードは第1カードの周囲の位置に自由に移動さ
せて配置できるため、分析事項の互いの関係を考慮して
第2カードを並べ換えるということを行え、そして、正
解と思われる分析事項及びその互いの位置関係を確信し
たとき、第1カードを裏返しにし、第1カードの裏面の
複数個の第2表示区域にその位置関係で分析事項を記載
できることになる。また、第2カードの裏面の第2表示
区域に、この分析事項をさらに分析して得られる各種詳
細分析事項を考えて記載することにより、第1カードと
各表面、各裏面の形式が同じとなった第2カードの使用
によって教育、学習内容をさらに発展、押し進めること
が可能となる。
ーンのカードが含まれたカード組み合わせセットによっ
ても行える。このカード組み合わせセットは、第2パタ
ーンのカードである第1カードと、この第1カードと各
表面、各裏面が同じ形式で形成された複数枚の第2カー
ドとを有し、これらの第2カードの表面が第1カードの
裏面の第2表示区域に表示されている分析事項が表示さ
れた分析事項表示面になっているとともに、第2カード
の裏面の第1表示区域はこの分析事項と同じ分析事項が
表示された区域になっており、第2カードの第2表示区
域は、この分析事項をさらに分析して得られる各種詳細
分析事項が表示された区域になっていることを特徴とす
るものである。
ード等の表面、裏面に予め正しい答の分析事項、詳細分
析事項が表示されている点において前記カード組み合わ
せセットと相違しているが、教育を受ける者が初めに正
しい答を見ずに自分で考えることを行うことにより、前
記カード組み合わせセットと同じ教育、訓練効果を期待
でき、この後、講師等が第2カード等を使用して正しい
答を確認させることができる。
各カードはばらばらの状態で持ち運び等されてもよい
が、以下のように形成された収納ファイルに収納されて
持ち運び等されることが好ましい。
設けられ、第1カードと第2カードを挿入するための複
数個の透光性のポケットとを含んで構成され、これらの
ポケットは、第1、第2カードの裏面における第1表示
区域と第2表示区域の各配置位置関係と対応する位置関
係で台紙に設けられていることを特徴とするものであ
る。
ァイルのポケットに入れて持ち運び等することが可能に
なるとともに、前述の通り、第1カードの周囲の位置に
第2カードを分析事項の互いの関係を考慮して並べ換え
る学習がポケットを利用して行えるため、カードを使用
する学習を机上以外の場所、例えば通勤電車の中でも行
えるようになる。
中央の1個と周囲の8個の合計9個である場合には、中
央に配置されたポケットの周囲の上下位置、左右位置、
対角線位置に8個のポケットを設け、マトリックス状に
配置したこれら9個のポケットのうち、左側の3個のポ
ケットと中間の3個のポケットとの間、及び中間の3個
のポケットと右側の3個のポケットとの間に上下方向に
延びる折り返し線を形成し、これらの折り返し線で収納
ファイルを折り曲げ、展開自在とすることが好ましい。
で3つ折りにして小型にできるため、背広の内ポケット
等に入れて携帯することもできるようになり、その取り
扱いが便利になる。
枚の厚紙やプラスチック板で形成されたものでもよい
が、カード組み合わせセットが前記第1パターンのカー
ドを含むものであるものであって、このカード組み合わ
せセットを収納する収納ファイルを、台紙と、この台紙
に設けられ、前記第1カードと前記第2カードを挿入す
るための複数個の透光性のポケットとを含んで構成し、
これらのポケットを、第1、第2カードの裏面における
第1表示区域と第2表示区域の各配置位置関係と対応す
る位置関係で前記台紙に設ける場合には、前記台紙を表
シートと裏シートの少なくとも2枚のシートからなるも
のとし、表シートの表面に前記ポケットを設けるととも
に、この表シートを透光性を有するものとし、表シート
と裏シートとの間に、前記第1カードおよび/または前
記第2カードに表示する事項の見本となる見本事項を表
示している雛形シートを挿入可能にすることが好まし
い。
の間に雛形シートを挿入したときに、雛形シートに表示
されている見本事項は透光性の表シートを通して視認で
きるため、表シートの表面に設けられているポケットに
入れる前記第1カードおよび/または第2カードに表示
すべき事項を、第1パターンのカードを含むカード組み
合わせセットで学習する者が確認できることになり、自
己学習を行えるようになる。
ていて、一つの面に前記見本事項が表示され他の面が白
紙になっているものや、他の面にも図形、文字等が表示
されているものでもよく、また、大面積のシートを例え
ば2つ折りにして複数のシート面の有するものとし、1
つのシート面に前記見本事項を表示し、他のシート面に
任意な事項、例えば前記カードや収納ファイルを使用し
て学習すべき事項と関係した事項を表示してもよい。さ
らに、雛形シートを複数枚に分割されたシートからなる
ものとしてもよく、このときには各シートに、各シート
の配列位置が分かるための連続性のある例えば絵柄を表
示してもよい。
ック板等で形成された一定厚さを有するものでもよく、
紙片のように薄厚のものでもよい。薄厚のものであれ
ば、綴じ込み形式のカード綴りからカードを1枚1枚は
がして使用できるようにすることも可能である。
でもよく、三角形や六角形等の異形でもよい。
2表示区域は縦横の罫線で仕切られた四角形等の升目状
のものでもよく、円形等の個別の図形で区画されたもの
でもよく、これらを混合したものでもよい。
セットは各種の教育、学習、学習記録等のために使用で
き、例えば特許教育、発想教育、創造力開発教育、問題
解決教育である。
学習の前記テーマの一例は、出願明細書中の特許請求の
範囲の解釈であり、また、他の例は、明細書の組み立て
方である。教育、学習のテーマが出願明細書中の特許請
求の範囲の解釈である場合には、前記各種分析事項を特
許請求の範囲に記載されている構成要件にすることがで
き、また、教育、学習のテーマが明細書の組み立て方で
ある場合には、前記各種分析事項を従来技術や、その従
来技術が包含している問題点、問題点を解決するために
講じた手段等にすることができる。
合わせセットを問題解決教育のために使用するときに
は、教育、学習のテーマを例えば解決されるべき現在の
問題点にし、各種分析事項をこの問題点を発生させてい
る原因内容等にすることができる。
ド及びカード組み合わせセットを用いた教育目的、学習
目的に応じて任意に設定でき、このテーマに応じて各種
分析事項が決められる。
に基づいて説明する。これから説明する実施形態は前述
した第1パターンのものであり、また、教育、学習のテ
ーマが出願明細書中の特許請求の範囲の解釈の場合であ
る。
ド綴り1は紙片からなる多数のカード2を綴じたもの
で、天のりまたはミシン目からはがすことにより、必要
枚数のカード2を得られようになっている。図2(A)
に示すように、カード2の表面2Aは白紙であり、図2
(B)に示すように、カード2の裏面2Bには、縦横の
罫線3,4によって四角形の表示区域がマトリックス状
に縦横各3個設けられ、中央の表示区域は第1表示区域
5であり、その周囲の表示区域は第2表示区域6であ
る。
出願明細書中の特許請求の範囲の解釈を学習する場合が
示されている。合計9枚のカード2は表面を表にして縦
横各3個のマトリックス状に置かれる。これらのカード
2のうち、中央のカードは第1カード11とされ、その
周囲のカードは第2カード12とされる。
育テーマ13を記入する。このため、第1カード11の
表面11Aは教育テーマ表示面である。表面11Aに記
載された教育テーマ13は、本実施形態では出願公開番
号と発明の名称になっている。次いで、公開公報等から
特許請求の範囲を読んだ教育を受ける者は、特許請求の
範囲の分析を行ってその発明の各構成要件を考え、これ
らの構成要件を分析事項14として各第2カード12の
表面12Aに記入する。
考え、構造的に、または機能的に近い関係となっている
構成要件の分析事項14が記載された第2カード12同
士を近接させて配置する。すなわち、曼陀羅図を模して
第1カード11の周囲に8枚配置される第2カード12
の並べ換えを行うのであり、この並べ換えを通して、発
明の各構成要件の有機的つながりを深く学習するのであ
る。
ており、第2カード12の並べ換えが終わった後、図4
の通り第1カード11の裏面11Bを表とし、この裏面
11Bに設けられている第1表示区域5に表面11Aに
記載された教育テーマ13を書き写すとともに、各第2
表示区域6に、各第2カード12の表面12Aに記載さ
れている分析事項14を並べ換えられた通りの位置関係
で書き写す。
1、第2カード11,12の表面11A,12Aを使用
して学習した教育テーマ13と各種分析事項14とが、
1枚の第1カード11の裏面11Bに集約されて記載さ
れたことになる。そして、各第2カード12の表面12
Aは、分析事項14を表示するための分析事項表示面と
して用いられたことになる。
11Bの第1表示区域5とに記載される教育テーマ13
は、完全に一致していてもよいが、補足的事項の加入、
削除等がなされて部分的な相違等があってもよく、要す
るに実質的に同じであればよい。
分析事項14の個数が8個よりも少ない場合には、表面
12Aを白紙のままにした第2カード12を使用しても
よく、使用する第2カード12の枚数を7枚以下として
もよい。
り、図3における合計9枚のカード11,12のうちの
1枚の第2カード12(図示例では、構成要件「A部
材」についてのカード)のみを残して他のカードを取り
除き、この1枚の第2カード12の周囲に図1、図2の
カード2による8枚の第3カード15を、これらのカー
ド15の表面15Aを表にして配置する。この後、中央
の第2カード12の表面12Aに記載されている分析事
項14を特許請求の範囲の記載に基づいてさらに詳細に
分析し、これによって得られた詳細分析事項16を各第
3カード15の表面15Aに記入する。
の関係を考え、第3カード15の並べ換えを行って、互
いに近い関係にある詳細分析事項16が記載されている
第3カード15同士を互いに近接させて配置する。そし
て、図6の通り、第2カード12を裏返しにし、その裏
面12Bに設けられている第1表示区域5に表面12A
に記載された分析事項14を書き写すとともに、各第2
表示区域6に各第3カード15の表面15Aに記載され
た詳細分析事項16をその位置関係のまま書き写す。こ
れにより、第2カード12の裏面12Bに分析事項14
と詳細分析事項16とが集約されて表示されたことにな
る。
ード12について行い、これらの第2カード12の裏面
12Bを記載事項で埋める。
事項14に展開されるとともに、分析事項14はさらに
内容を深める各種詳細分析事項16に展開され、このた
め、教育を受ける者は、発散思考を行いながら収束思考
を行うことになり、また、中央のカードの周囲に配置さ
れる8枚のカードの並べ換えを通して互いの分析事項1
4または詳細分析事項16の関係を考えるため、階層的
でかつ平面的(したがって立体的)思考も行うことにな
る。
を図1、図2のカード2から作り、第3カード15を図
5の第2カード12とし、第4カードを同図の第3カー
ド15として、詳細分析事項16のさらなる分析を行う
ようにしてもよい。
イル20を示す。この収納ファイル20は、厚紙、プラ
スチック板等による台紙21と、台紙21に設けられた
合計9個のポケット22とからなり、各ポケット22
は、透明または半透明の四角形シート23の下辺と左右
両側辺とを台紙21に接着や熱溶着等で固定して形成さ
れている。これらのポケット22はカードよりも左右長
さが一回り大きく、カードを挿入できるとともに、挿入
したときカードの上部が露出し、これによってカードを
出し入れできるようになっている。
れていない透明または半透明のシート状の袋の裏面を台
紙21に接着や両面テープ等で固定して設けてもよい。
央のポケット22の周囲の上下位置、左右位置、対角線
位置に8個のポケット22を配置したものとなってお
り、このため、図2(B)で示されたカード2の裏面2
Bの第1表示区域5と第2表示区域6の各配置位置と対
応し、縦横各3個のマトリックス状になっている。
と中間の3個のポケット22との間、及び中間の3個の
ポケット22と右側の3個のポケット22との間に上下
方向に延びる折り返し線24が形成され、このため、収
納ファイル20はこれらの折れ返し線24で3つ折りに
折り曲げ、展開自在となっている。
することにより、図3の第1カード11と第2カード1
2、または図5の第2カード12と第3カード15を図
3、図5の配置位置関係にして持ち運ぶために使用され
るとともに、前述の通り、中央の第1カード11の周囲
に配置された第2カード12、または中央の第2カード
12の周囲に配置された第3カード15の並べ換えを行
う場合にも使用される。この並べ換えはカードをポケッ
ト22に挿入して行うため、カードを置く机がない場
所、例えば通勤電車の中でも並べ換えを行えることにな
り、このため、カードによる学習を多くの場所で行える
ようになる。
図3で示された位置関係で各ポケット22に挿入されて
いるとき(1階層構造の表示)、1枚の第1カード11
と8枚の第2カード12の全部を裏返しにすると、図4
と図6で示されている第1、第2カード11,12の裏
面11B,12Bが現れ(2階層構造の表示)、このた
め、これらの裏面11B,12Bに表示されている教育
テーマ13、分析事項14、詳細分析事項16の全部を
学習することが可能になり、各カード11,12を裏返
しにして行うこのような学習を、各カード11,12を
ポケット22に挿入することにより、通勤電車の中など
で行えることになる。
で3つ折りにして折り畳むと、縦長の小型のものにな
り、例えば背広の内ポケットに入れて携帯することも可
能になり、取り扱いに便利になる。
を取ることもでき、これによると、第2カード12を並
べ換えた後の状態を記録に残すことができる。
能なシール等を貼っておくと、整理、保管に便利であ
る。
度とし、ポケット22の大きさをこのカードが収まるも
のとするとともに、収納厚さを3〜4mmにすると、3.5
インチフロッピーを納めることが可能になり、この収納
ファイル20をフロッピー収納ファイルに兼用できるよ
うにもなる。
度の余白を設けると、収納ファイル20を3つ折りにし
たとき、その大きさはA4判の縦半分と概略同じになる
ため、所定の封筒等に入れて持ち運ぶことができるな
ど、携帯、取り扱いに便利となる。
2を示す。各カード32は、ミシン目33で上下に区画
された第1面部34と第2面部35とからなり、細幅の
第1面部34の裏面に粘着剤が塗布され、この粘着剤で
多数のカード32同士が剥離自在に積層結合されてカー
ド綴り31が形成されている。第2面部35の表面は、
前記実施形態のカード2と同じく白紙であり、裏面には
カード2と同じく縦横各3個の表示区域がマトリックス
状に設けられている。
要枚数をはがして得られるカード32は、机の上に第1
面部34の裏面の粘着剤で移動不能に固定状態で置くこ
と、及び机の上面からはがして任意な位置に移動させる
こと、ができるため、図3、図5で説明した通り、中央
の1枚のカードの周囲に8枚配置されたカードを並べ換
えるとき、各カードを机の上に半固定状態にしてこれを
行え、カードが風等で動くのを防止できる。
に所定事項を記載するためにカードを裏返しにすると
き、あるいはカードを前記収納ファイル20のポケット
22の挿入するときには、図9に示す通り、第2面部3
5を第1面部34からミシン目33で切り離せばよい。
他に第2カード12等を使用した場合であったが、前記
説明で明らかなように、第2カード12は、第1カード
11との関係では、教育テーマ13を分析して得られた
各種分析事項14を書き留めておくためのものであっ
て、教育テーマ13に対する各種分析事項14だけを学
習するときには、各種分析事項14を第1カード11の
裏面11Bの表示区域に記載した後は第2カード12は
不要であるため、教育を受ける者が一定以上の能力を有
する場合には、第1カード11のみを使用して学習を行
うようにしてもよい。
学習効果を期待できるため、第1カード11だけでもよ
い。
合、この第1カード11の表面11Aに教育テーマ13
を記入した後、考えついた各種分析事項14をノート等
にランダムに記載し、これらの分析事項14同士の関係
を考えてその関係が明らかになった後、第1カード11
を裏返しにし、裏面11Bの複数の表示区域6に分析事
項14をその関係を表した位置関係で記載すること、及
び教育を受ける者の能力が極めて高いときには、初めか
ら第1カード11を裏返しにし、裏面11Bの表示区域
6に各種分析事項14をこれらの分析事項14の関係を
表した位置関係でいきなり記載することもできる。
ある教育、訓練方法の実施が可能となる。
40を示す。この実施形態に係る収納ファイル40の台
紙41は、共に厚手のビニールシート等からなる透明ま
たは半透明の表シート41Aと裏シート41Bの重ね合
わせで形成され、これらの表シート41Aと裏シート4
1Bは左右両側辺と下辺で溶着され、かつ上下方向に延
びる2個の折り返し線44の箇所でも溶着されている。
このため、台紙41は折り返し線44で3つ折りに折り
曲げ、展開自在になっているとともに、折り返し線44
で区画される縦長の3箇所の部分は表シート41Aと裏
シート41Bが密着していない袋部45〜47となって
いる。
ケット42が縦横各3個のマトリックス状に設けられ、
これらは前記第1カード11、第2カード12の裏面に
おける第1表示区域5と第2表示区域6と同じ配置位置
関係となっている。各ポケット42は、縦長の袋部45
〜47ごとに設けた3枚の透明または半透明の縦長シー
ト43の上下両辺、左側辺、および上下両辺間を3等分
する2箇所を表シート41Aに接着や熱溶着することに
より形成され、右側開口部から第1カード11、第2カ
ード12をポケット42に挿入できるようになってい
る。
には、縦長の雛形シート48〜50が挿入される。図1
1は、これらの雛形シート48〜50の表面を示す。各
雛形シート48〜50の表面には等しい大きさの3個の
区画部51が上下に設けられ、このため、雛形シート4
8〜50を袋部45〜47に挿入すると、透光性の表シ
ート41Aとポケット42を通して縦横各3個のマトリ
ックス状となった合計9個の区画部51を視認できるよ
うになっている。それぞれの区画部51はさらに縦横の
罫線で縦横各3個の小区画部52に仕切られている。9
個の区画部51ごとに9個設けられたこれらの小区画部
52には、第1カード11、第2カード12を使用して
学習する者が前記第1カード11の裏面11B、前記第
2カード12の裏面12Bに表示すべき前記事項13,
14,16の見本となる見本事項53が予め記載されて
いる。
ード11、第2カード12により特許請求の範囲を学習
する場合であるので、9個の区画部51における小区画
部52のうち、雛形シート49の中央の区画部51Aに
おける中央の小区画部52Aには、第1カード11の裏
面11Bに表示すべき前記事項13の見本となる見本事
項53A、すなわち出願公告番号と考案の名称が予め記
載され、この区画部51Aにおける他の小区画部52B
には、その実用新案登録請求の範囲を分析したときに得
られる構成要件53Bが見本事項として予め記載されて
いる。そして、区画部51A以外の各区画部51Bにお
ける中央の小区画部52Cには、小区画部52Bと同じ
事項53Bが区画部51Aにおけるものと同じ配置位置
関係で予め記載され、これらの区画部51Bにおける他
の小区画部52Dには、小区画部52Cに記載されてい
る事項53Bをさらに詳細の分析した事項53Cが予め
記載されている。
シート48〜50が収納ファイル40の袋部45〜47
に挿入されていると、第1カード11、第2カード12
を使用して特許請求の範囲(実用新案登録請求の範囲)
を学習しようとする者は、表シート41Aとポケット4
2を通してこれらの見本事項53を確認できるため、第
1シート11の裏面11B、第2シート12の裏面12
Bに表示すべき前記事項13,14,16を知ることが
でき、自己学習を有効に行える。
本事項はこれに限らず、第1カード11の表面11Aと
第2カード12Aの表面12Aに表示すべき事項でもよ
く、また、第1カード11の裏面12Bのみに表示すべ
き事項や、第2カード12の裏面12Bのみに表示すべ
き事項でもよい。
間を縦長の3個の袋部45〜48に分割せず、大きな1
個の袋部とするとこにより、雛形シートを大面積の1枚
のシートとしてもよい。
する前記第1パターンのカードの場合であったが、カー
ドを、講師等が教育を受ける者に教えるための道具にす
る前記第2パターンのカードとすることも可能である。
この第2パターンの場合には、各カードに予め正しい事
項が記載されていることになり、教育を受ける者は、こ
れらの事項を確認して学習することになる。
み合わせセット並びに収納ファイルは、学習の記録のた
め、あるいは個人記録の管理、整理等のためにも使用で
きる。
せセットよると、教育、訓練方法に多様性が生じ、大き
な教育、学習効果を得られるようになり、また、本発明
の収納ファイルによると、カード組み合わせセットを収
納できて持ち運ぶことができ、しかも、カードの並べ換
えを行うためにも使用できる。
図である。
2カードを配置した状態を示す図である。
た状態を示す図3と同様の図である。
図である。
る。
を示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 表面がテーマを表示するためのテーマ表
示面になっており、裏面に、中央に1個配置された第1
表示区域と、この第1表示区域の周囲に複数個配置され
た第2表示区域とが設けられ、第1表示区域は前記表面
と同じテーマを表示するための区域になっており、それ
ぞれの第2表示区域は、このテーマを分析して得られる
各種分析事項を表示するための区域になっていることを
特徴とするカード。 - 【請求項2】 表面に教育テーマが表示され、裏面の中
央に1個配置された第1表示区域に前記表面と同じ教育
テーマが表示されているとともに、この第1表示区域の
周囲に複数個配置された第2表示区域に、前記教育テー
マを分析して得られる各種分析事項が表示されているこ
とを特徴とするカード。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のカードにおい
て、ミシン目で区画された第1面部と第2面部とからな
り、細幅の第1面部の裏面に粘着剤が塗布され、第2面
部の表面と裏面が前記表示のために使用されるまたは前
記表示に使用されているものになっていることを特徴と
するカード。 - 【請求項4】 請求項1に記載のカードを含むカード組
み合わせセットであって、請求項1に記載のカードであ
る第1カードと、この第1カードと各表面、各裏面が同
じ形式で形成された複数枚の第2カードとを有し、これ
らの第2カードの表面が第1カードの裏面の第2表示区
域に表示される分析事項を表示するための分析事項表示
面になっているとともに、第2カードの裏面の第1表示
区域はこの分析事項と同じ分析事項を表示するための区
域になっており、第2カードの第2表示区域は、この分
析事項をさらに分析して得られる各種詳細分析事項を表
示するための区域になっていることを特徴とするカード
組み合わせセット。 - 【請求項5】 請求項2に記載のカードを含むカード組
み合わせセットであって、請求項2に記載のカードであ
る第1カードと、この第1カードと各表面、各裏面が同
じ形式で形成された複数枚の第2カードとを有し、これ
らの第2カードの表面が第1カードの裏面の第2表示区
域に表示されている分析事項が表示された分析事項表示
面になっているとともに、第2カードの裏面の第1表示
区域はこの分析事項と同じ分析事項が表示された区域に
なっており、第2カードの第2表示区域は、この分析事
項をさらに分析して得られる各種詳細分析事項が表示さ
れた区域になっていることを特徴とするカード組み合わ
せセット。 - 【請求項6】 請求項4または5に記載のカード組み合
わせセットを収納するためのカード組み合わせセット収
納ファイルであって、台紙と、この台紙に設けられ、前
記第1カードと前記第2カードを挿入するための複数個
の透光性のポケットとを含んで構成され、これらのポケ
ットは、前記第1、第2カードの裏面における第1表示
区域と第2表示区域の各配置位置関係と対応する位置関
係で前記台紙に設けられていることを特徴とするカード
組み合わせセット収納ファイル。 - 【請求項7】 請求項6に記載のカード組み合わせセッ
ト収納ファイルにおいて、前記ポケットの個数は9個で
あり、中央に配置された1個のポケットの周囲の上下位
置、左右位置、対角線位置に8個のポケットが設けら
れ、マトリックス状に配置されたこれら9個のポケット
のうち、左側の3個のポケットと中間の3個のポケット
との間、及び中間の3個のポケットと右側の3個のポケ
ットとの間に上下方向に延びる折り返し線が設けられ、
これらの折り返し線で折り曲げ、展開自在となっている
ことを特徴とするカード組み合わせセット収納ファイ
ル。 - 【請求項8】 請求項4に記載のカード組み合わせセッ
トを収納するためのカード組み合わせセット収納ファイ
ルであって、台紙と、この台紙に設けられ、前記第1カ
ードと前記第2カードを挿入するための複数個の透光性
のポケットとを含んで構成され、これらのポケットは、
前記第1、第2カードの裏面における第1表示区域と第
2表示区域の各配置位置関係と対応する位置関係で前記
台紙に設けられているとともに、この台紙は表シートと
裏シートの少なくとも2枚のシートからなり、前記ポケ
ットが表面に設けられた前記表シートは透光性であり、
この表シートと前記裏シートとの間に、前記第1カード
および/または前記第2カードに表示する事項の見本と
なる見本事項を表示している雛形シートが挿入可能にな
っていることを特徴とするカード組み合わせセット収納
ファイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4783097A JPH10119466A (ja) | 1996-08-28 | 1997-03-03 | カード及びカード組み合わせセット並びにその収納ファイル |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22628796 | 1996-08-28 | ||
JP8-226287 | 1996-08-28 | ||
JP4783097A JPH10119466A (ja) | 1996-08-28 | 1997-03-03 | カード及びカード組み合わせセット並びにその収納ファイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10119466A true JPH10119466A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=26388025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4783097A Pending JPH10119466A (ja) | 1996-08-28 | 1997-03-03 | カード及びカード組み合わせセット並びにその収納ファイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10119466A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100646023B1 (ko) | 2004-12-07 | 2006-11-15 | 이지수 | 단어 학습 교재 및 이를 이용한 단어 학습 방법 |
JP2010524616A (ja) * | 2007-04-26 | 2010-07-22 | ジャン‐ル ドゥルュオン | 多配置型教育用器具 |
-
1997
- 1997-03-03 JP JP4783097A patent/JPH10119466A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100646023B1 (ko) | 2004-12-07 | 2006-11-15 | 이지수 | 단어 학습 교재 및 이를 이용한 단어 학습 방법 |
JP2010524616A (ja) * | 2007-04-26 | 2010-07-22 | ジャン‐ル ドゥルュオン | 多配置型教育用器具 |
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A521 | Written amendment |
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A521 | Written amendment |
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A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20060830 |
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A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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