JP2593496Y2 - 情報表示シート及び情報表示冊子 - Google Patents

情報表示シート及び情報表示冊子

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JP2593496Y2 JP1993018604U JP1860493U JP2593496Y2 JP 2593496 Y2 JP2593496 Y2 JP 2593496Y2 JP 1993018604 U JP1993018604 U JP 1993018604U JP 1860493 U JP1860493 U JP 1860493U JP 2593496 Y2 JP2593496 Y2 JP 2593496Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、情報表示シート及び
情報表示冊子に係り、特に、台紙の表面に所定の情報が
印刷された複数枚の表示紙片を配置した情報表示シート
と、かかる情報表示シートを複数枚重ね合わせて製本し
た情報表示冊子に関する。
【0002】
【従来の技術】司法試験等の国家試験に合格するために
は、各受験科目毎の体系(全体像)を把握すると共に、
多数の個別的な論点(問題点)や、その結論、理由及び
裏付けとなる判例等(以下「論点等」と称する)を習得
する必要がある。このため、一般的には、基本書や参考
書等のテキストを精読することにより、上記体系の把握
と論点等の習得が行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしなら、上記テキ
ストは、必ずしも受験対策を念頭に記述されているもの
ではないため、重要な論点等が文章中に埋没している場
合がある。また、受験対策上必要とされるすべての論点
等が、必ずしも網羅されているとは限らない。そこで、
学習者はテキストを読み進みながら、受験指導機関等よ
り入手した論点表を参照しつつ、文章中より論点等を抽
出してアンダーラインを引いたり、足りない論点につい
ては余白部分に書き込みをし、あるいは他の紙片にメモ
してこれをテキストの該当箇所に貼り付けたりしなけれ
ばならなかった。
【0004】このいわゆる論点潰しは、非常に煩雑で手
間がかかり、学習効率を低下させる原因となっていた。
特に、テキストを途中で変更する場合には、初めから作
業をやり直さなければならず、時間と労力の無駄となっ
ていた。また、書き込みやメモは通常手書きで行われる
ため、テキスト全体の美観を損ねるおそれもあった。さ
らに、一旦書き込み等をした後には、例え学習の進展に
伴ってこれらが邪魔になった場合でも、初期状態に復帰
させるのは容易ではなかった。
【0005】この考案は、上記従来の問題点に鑑みて案
出されたものであり、その目的とするところは、既存の
テキストの体裁を害することなく、簡単にその内容を補
充してこれを受験用教材として転用でき、また、必要に
応じてこれを容易に初期状態に復帰させることを可能と
する学習補助教材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る情報表示シートは、台紙と、該台紙の
少なくとも一面側に配置された複数枚の表示紙片とを有
してなり、各表示紙片の表面には所定の情報が印刷され
ると共に、上記台紙の表面には各表示紙片の表面に印刷
された情報に対応する情報が印刷されており、各表示紙
片の裏面には被貼着面を損なうことなく複数回の剥離・
貼着を可能とする弱粘着剤が塗布され、該弱粘着剤を介
して各表示紙片が上記台紙の表面に仮貼着されいるよう
構成した。上記台紙に、綴じ込み用の貫通孔が形成され
るよう構成してもよい。
【0007】また、本考案に係る情報表示冊子は、台紙
と、該台紙の少なくとも一面側に配置された複数枚の表
示紙片とを有してなり、各表示紙片の表面には所定の情
報が印刷されると共に、上記台紙の表面には各表示紙片
の表面に印刷された情報に対応する情報が印刷されてお
り、各表示紙片の裏面には被貼着面を損なうことなく複
数回の剥離・貼着を可能とする弱粘着剤が塗布され、該
弱粘着剤を介して各表示紙片が上記台紙の表面に仮貼着
されている情報表示シートを複数枚重ね合わせ、その一
端側を綴じて製本するよう構成した。
【0008】
【作用】上記情報表示シートを構成する各表示紙片の表
面に、テキストに補充すべき情報、例えば当該科目の論
点等を印刷しておき、これらを台紙から剥がしてテキス
トの該当ページの余白部分等に貼り付けることにより、
その体裁を害することなく、簡単にテキストの内容を補
充することができる。表示紙片は、弱粘着剤によって貼
り付けられるため、テキストの紙面を損なうことなく、
これを剥がすことができ、他の箇所に再度貼り付けるこ
とも可能である。台紙の表面に、各表示紙片に印刷され
ていた情報と対応する情報が印刷されているため、表示
紙片を剥がした後においても、当該情報を表示し続ける
ことができる。このため、台紙自体を情報源として利用
することが可能となるばかりでなく、当該表示紙片が紛
失・毀損した場合でも、情報の再現が可能となる。
【0009】各情報表示シートの台紙に綴じ込み用の貫
通孔を形成しておけば、複数枚の情報表示シートを重ね
合わせ、各貫通孔を適当なバインダーで綴じ込むことが
できる。このため、多数の情報を体系的に配列表示する
ことができ、情報の一覧性を確保できる。また、情報表
示シートを容易に差し替えることが可能となる。
【0010】さらに、上記情報表示冊子は、情報表示シ
ートを複数枚重ね合わせて一端側を綴じて製本してなる
ため、多数の情報を体系的に配列表示することができ、
情報の一覧性を確保できる。また、一般書籍の流通経路
に乗せて供給することが容易である。もちろん、上記と
同様、台紙の表面に、各表示紙片に印刷されていた情報
と対応する情報が印刷されているため、表示紙片を剥が
した後においても、当該情報を表示し続けることができ
る。
【0011】
【実施例】以下に本考案を、図示の実施例に基づいて説
明する。図1は、本考案に係る情報表示シートを示す概
略斜視図である。この情報表示シート10は、台紙12
と、該台紙12の表面に配置された7枚の表示紙片14
とを有してなる。各表示紙片14の表面14aには、そ
れそれ個別的な情報が印刷されている。すなわち、各左
端には「1〜7」の整理番号が印刷されると共に、他の
部分には民法総則における各論点(例えば「胎児の権利
能力」)と、当該論点に関して過去の司法試験で出題さ
れた事実を示す数字(例えば「(58−11)」は、昭
和58年の択一式試験の第11問で出題されたことを示
す)が印刷されている。
【0012】この表示紙片14の裏面14bには、図示
しない所定の弱粘着剤が塗布されており、該弱粘着剤を
介して、各表示紙片14は上記台紙12の表面に仮貼着
されている。この弱粘着剤は、複数回の剥離・貼着を可
能とする程度の粘着性を備えたものであり、上記台紙1
2の表面から剥がして他の紙面等に貼り付けた後、これ
を容易に剥がして再度別の紙面等に貼り付けることがで
きる。また、この剥離の際に、被貼着紙面を損なうこと
がなく、粘性も残さない。なお、この表示紙片14を台
紙12から剥がし易くするため、弱粘着剤を塗布しない
非粘着部14cが、各表示紙片14の右下部分に三角形
状に設けてある。したがって、この非粘着部14cをめ
くり上げ、そのまま左上方向に引っ張ることにより、台
紙12から表示紙片14を簡単に剥がすことができる。
【0013】台紙12の表面における各表示紙片14に
対応する箇所12aには、当該表示紙片14に印刷され
た情報と同一の情報が予め印刷されている。また、表示
紙片14の情報と一見して区別できるよう、台紙12側
の情報は枠線16によって囲まれている。
【0014】上記台紙12の左端辺には、綴じ込み用の
貫通孔18が6個形成されている。したがって、この情
報表示シート10を複数枚重ね合わせ、各貫通孔18を
システム手帳等の図示しないバインダーで綴じ込むこと
ができる。この結果、多数の情報表示シート10を体系
的に配列することができ、個々の情報の一覧性を確保す
ることができる。また、情報表示シート10の差し替え
が容易となる。
【0015】上記表示紙片14は、例えば図2に示すよ
うに、民法総則のテキスト20の余白部分20aに張り
付けられる。すなわち、各表示紙片14に印刷された論
点と対応するページの余白部分20aに貼り付けること
で、テキスト20を読む際に意識すべき論点が一目瞭然
となる。この表示紙片14は、数度の剥離・貼着が自在
であるため、テキスト20を変更した場合には、表示紙
片14を剥がして次のテキストに貼り直すことか簡単に
できる。また、学習の進展に伴い、表示紙片14自体が
不要となった場合にも、簡単に剥がして元の状態に戻す
ことができる。なお、上記のように、台紙12にも各表
示紙片14の情報と同一の情報を印刷しておくことによ
り、表示紙片14を台紙12から剥がして他の紙面に貼
り付けた場合でも、各情報の関連や全体における位置付
けが失われることはない。
【0016】図示のように、各表示紙片14の大きさが
等しくなるよう構成してもよいが、印刷される情報の量
に応じて大きさが異なるよう構成してもよい。また、台
紙12の表面のみならず、裏面にも表示紙片14を配置
するよう構成してもよい。さらに、上記表示紙片14
を、透明あるいは半透明な紙によって構成してもよい。
このようにすれば、表示紙片14をテキスト等に貼り付
けても、テキスト等の記載を覆い隠すことがないため、
余白部分以外の箇所(例えば本文の上)にも表示紙片1
4を貼り付けることが可能となり、貼着箇所選択の自由
度が高まる
【0017】上記において、表示紙片14の裏面14b
における非粘着部14cの面積は、弱粘着剤が塗布され
た面積に比べて極めて小さく構成されているが、両者の
面積比を逆転させてもよい。このように、非粘着部14
cの面積を大きく確保することにより、表示紙片14の
台紙12やテキスト20等への貼着力は弱まるが、その
分剥離が容易となる。また、非粘着部14cをテキスト
20の紙面外に突出させることで、表示紙片14を「し
おり」として機能させることができる。この場合、表示
紙片14の当該突出部分に、検索に役立つ所定の情報を
印刷しておけば、より効果的である。
【0018】台紙12側に印刷される情報は、表示紙片
14に印刷された情報と一定の対応関係があれば良く、
必ずしも完全同一である必要はない。例えば、表示紙片
14に印刷された情報をより簡略化した情報を台紙12
側に印刷したり、あるいは、表示紙片14に印刷された
情報を補充するより詳細な情報を台紙12側に印刷して
もよい。
【0019】上記情報表示シート10は、所定の紙質を
備えた台紙12の一面に所定の情報を印刷しておき、そ
の上に情報が印刷された各表示紙片14を載置し、その
裏面14bに塗布された弱粘着剤を介して台紙12に仮
貼着することによって製造される。あるいは、所定の情
報を印刷しておいた台紙12の一面に、該台紙12の表
面をぼぼ覆う面積を備え、複数の情報が印刷された1枚
の表示紙片用紙を載置し、その裏面に塗布された弱粘着
剤を介して台紙12に仮貼着した後、表示紙片用紙に各
情報を囲繞する切れ目を入れて表示紙片14を形成する
よう製造してもよい。
【0020】図3は、本考案に係る情報表示冊子30を
示す概略斜視図である。この情報表示冊子30は、1枚
の台紙12の両面に複数の表示紙片14を仮貼着してな
る情報表示シート10を複数枚重ね合わせ、一端側で綴
じて製本してなる。図示の便宜上、各表示紙片14の表
面は、整理番号を除いて空白に表わされているが、実際
には上記と同様論点等の情報が印刷されている。この場
合、表示紙片14は、各ページ毎に左右2列に配置され
ている。また、各表示紙片14の面積は、記載される情
報量に応じて異なるように形成されている。
【0021】なお、製本する際には、情報表示シート1
0のみならず、所定の情報が印刷された通常の紙を併せ
て綴じ込んでもよい。このようにすれば、その通常の紙
の部分に論点の解説等、詳細な情報を記載することがで
きる。また、情報表示シート10の台紙12に、当該ペ
ージの共通テーマ(例えば「第○章 ○○○○」等)
や、その他の情報(例えばページを示す数字)を印刷し
てもよい。
【0022】このように、情報表示シート10を製本し
て情報表示冊子30とすることで、多数の情報表示シー
ト10を体系的に配列することができ、個々の情報の一
覧性を確保することができる。また、これを一般書籍の
流通過程に乗せて販売することが容易となる。この場合
にも、上記台紙12の表面には、各表示紙片14に印刷
された情報と同一の情報が印刷されているため、表示紙
片14を剥がしてテキスト20等に貼り付けた後にも、
その情報表示冊子30自体を論点表示冊子等として利用
できる。
【0023】図4〜図6は、本考案に係る情報表示シー
ト10を用いた学習教材40の一例を示すものである。
この学習教材40は、6穴バインダー42で綴じ込まれ
た通常の紙製の印刷紙面によって見開きページ面44を
構成し、この間に情報表紙シート10をバインダー42
を介して綴じ込んでいる。そして、例えば左ページ46
の左列46aには過去の司法試験の論文問題が複数問印
刷されており(図示省略)、その右列46bには当該論
文問題を解く際に着目すべき論点が、各問題に対応する
よう印刷されている(図示省略)。また、右ページ48
の左列48aには択一式試験対策において注意すべき複
数の論点が印刷されており(図示省略)、その右列48
bには当該論点が出題された年度や重要度を示すランク
等が印刷されている(図示省略)。
【0024】情報表示シート10は、上記左ページ右列
46bをぼぼ覆う面積を備えており、該情報表示シート
10の裏面10aには何も印刷されず空白となってい
る。また、情報表示シート10の各表示紙片14の表面
には、上記右ページ左列48aに印刷された択一式試験
用の論点と同一の情報が印刷されている(図示省略)。
【0025】この学習教材40は、以下のように使用す
る。まず、図6に示すように、情報表示シート10を左
ページ46側に配置して論文問題用の論点が記載された
左ページ右列46bを覆い隠した状態で、左ページ左列
46aに記載された各論文問題を眺めて当該問題に潜む
論点を考察する。この場合、情報表示シート10は答え
を隠すマスクとして機能する。つぎに、情報表示シート
10を右ページ48側に移動させ(図5)、左ページ右
列46bの記載を読んで答えを確認する。
【0026】また、情報表示シート10に配置された各
表示紙片14を、図示しないテキストの余白等に貼り付
けて、当該テキストの内容を補充する。本実施例の場
合、情報表示シート10の台紙12の表面における各表
示紙片14に対応する箇所には、何の情報も印刷されて
いない。このため、すべての表示紙片14を剥がした後
は、ただの台紙12だけが残されることになるが、この
台紙12を左ページ46側に移動させるだけで右ページ
左列48aが現われ、各情報表示紙片14に印刷されて
いたのと同じ情報が表示されるため、情報の保存性及び
一覧性は担保される。この場合にも、残された台紙12
が左ページ右列46bを隠すマスクとして機能し得るこ
とはいうまでもない。
【0027】上記見開きページ面44を共通のテーマで
統一すれば、より学習効果が高まる。例えば、ある見開
きページ面44に「民法総則・法律行為」というテーマ
を与え、左ページ46に当該テーマに関連する過去の論
文問題及びその論点を列記すると共に、右ページ48に
も同テーマに関連する択一式試験用の論点等を列記する
ことで、当該テーマに関する論文試験及び択一式試験の
両方の論点を一覧することが可能となり、本試験直前の
論点チェックに威力を発揮し得る。なお、左ページ右列
46bに記載した論文試験用の論点を情報表示シート1
0の各表示紙片14に印刷し、該表示紙片14をテキス
トに貼り付けるよう構成することも、もちろん可能であ
る。なお、図4〜図6は、ある見開きページ面44を代
表的に示したものであり、実際には他の見開きページ面
も同様の構成を備えている。
【0028】本考案は、もともと司法試験対策を念頭に
置いて開発されたため、上記においても司法試験受験用
の補助教材として利用する例を示したが、これに限られ
るものではない。例えば、一般書籍に対する補遺事項や
改定事項、あるいは内容理解を助けるための図表等を上
記表示紙片に印刷してもよい。
【0029】また、書籍を補充するために用いるばかり
でなく、それ自体学習教材として完結するよう用いても
よい。例えば、各表示紙片14及び台紙12に英単語や
歴史的事件など記憶すべき情報を印刷しておけば、有効
な学習教材として機能し得る。すなわち、各表示紙片1
4を台紙12から剥がして目に付きやすい場所に張り付
けることで、表示紙片14を暗記用ツールとして利用で
きると共に、表示紙片14を剥がした後の台紙12自体
も暗記事項を体系的に列記した参考書として利用でき
る。
【0030】さらに、情報表示シートと通常の紙を束ね
て情報表示冊子を形成し、通常の紙に白地図を印刷して
おくと共に、情報表示シートの各表示紙片に上記白地図
の所定の箇所に配置されるべき都市名、山脈名、海洋名
等を表わす文字や、産品、著名な建造物等を表わす図形
等を印刷しておけば、パズルを楽しむ感覚で地理に関す
る知識を習得でき、必要なら何度でも反覆できる有効な
学習教材となる。
【0031】このような情報表示シートと通常の紙を束
ねた情報表示冊子は、上記以外にも種々応用可能であ
る。例えば、通常の紙に日本海やミッドウェーなど有名
な海戦が行われた場所の地図を印刷すると共に、情報表
示シートの表示紙片に当該海戦で活躍した艦船を表わす
イラストや写真を印刷しておき、他のページに印刷され
た実戦データにしたがって表示紙片を地図上に配置し、
戦況に応じて逐次これを移動させることで、過去の海戦
を追体験することができる。この場合にも、何度も剥離
・貼着が可能な弱粘着剤を用いた表示紙片の特性が、十
分に発揮される。
【0032】
【考案の効果】本考案に係る情報表示シートを用いれ
ば、その各表示紙片の表面にテキストに補充すべき情
報、例えば当該科目の論点等を印刷しておき、これらを
台紙から剥がしてテキストの該当ページの余白部分等に
貼り付けることにより、その体裁を害することなく、簡
単にテキストの内容を補充することができる。各表示紙
片は、弱粘着剤によって貼り付けられるため、テキスト
の紙面を損なうことなく、これを剥がすことができ、他
の箇所に再度貼り付けることも可能となる。また、台紙
の表面に、各表示紙片に印刷されていた情報と対応する
情報が印刷されているため、表示紙片を剥がした後にも
当該情報を表示し続けることができる。この結果、台紙
自体を情報源として利用することが可能となるばかりで
なく、当該表示紙片が紛失・毀損した場合でも、情報の
再現が可能となる。
【0033】さらに、各情報表示シートの台紙に綴じ込
み用の貫通孔を形成しておけば、複数枚の情報表示シー
トを重ね合わせ、各貫通孔を適当なバインダーで綴じ込
むことができる。この結果、多数の情報を体系的に配列
表示することができ、情報の一覧性を確保できる。ま
た、情報表示シートを容易に差し替えることが可能とな
る。
【0034】本考案に係る上記情報表示冊子を用いれ
ば、多数の情報を体系的に配列表示することができ、情
報の一覧性を確保できる。また、一般書籍の流通経路に
乗せて供給することが容易となる。この情報表示冊子の
場合にも、台紙の表面に各表示紙片に印刷されていた情
報と対応する情報が印刷されているため、表示紙片を剥
がした後にも当該情報を表示し続けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る情報表示シートを示す概略斜視図
である。
【図2】上記情報表示シートに係る表示紙片の使用例を
示す概略斜視図でる。
【図3】本考案に係る情報表示冊子を示す概略斜視図で
ある。
【図4】本考案に係る情報表示シートを用いた学習教材
を示す概略斜視図である。
【図5】上記学習教材を示す概略平面図である。
【図6】上記学習教材を示す概略平面図である。
【符号の説明】
10 情報表示シート 12 台紙 12a 台紙表面における各表示紙片に対応する箇所 14 表示紙片 14a 表示紙片の表面 14b 表示紙片の裏面 18 貫通孔 30 情報表示冊子

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙と、該台紙の少なくとも一面側に配
    置された複数枚の表示紙片とを有してなり、各表示紙片
    の表面には所定の情報が印刷されると共に、上記台紙の
    表面には各表示紙片の表面に印刷された情報に対応する
    情報が印刷されており、各表示紙片の裏面には被貼着面
    を損なうことなく複数回の剥離・貼着を可能とする弱粘
    着剤が塗布され、該弱粘着剤を介して各表示紙片が上記
    台紙の表面に仮貼着されていることを特徴とする情報表
    示シート。
  2. 【請求項2】 上記台紙には、綴じ込み用の貫通孔が形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報表
    示シート。
  3. 【請求項3】 台紙と、該台紙の少なくとも一面側に配
    置された複数枚の表示紙片とを有してなり、各表示紙片
    の表面には所定の情報が印刷されると共に、上記台紙の
    表面には各表示紙片の表面に印刷された情報に対応する
    情報が印刷されており、各表示紙片の裏面には被貼着面
    を損なうことなく複数回の剥離・貼着を可能とする弱粘
    着剤が塗布され、該弱粘着剤を介して各表示紙片が上記
    台紙の表面に仮貼着されている情報表示シートを複数枚
    重ね合わせ、その一端側を綴じて製本したことを特徴と
    する情報表示冊子。
JP1993018604U 1993-03-19 1993-03-19 情報表示シート及び情報表示冊子 Expired - Lifetime JP2593496Y2 (ja)

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