JPH0671148U - 情報表示シート及び情報表示冊子 - Google Patents

情報表示シート及び情報表示冊子

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JPH0671148U
JPH0671148U JP1860493U JP1860493U JPH0671148U JP H0671148 U JPH0671148 U JP H0671148U JP 1860493 U JP1860493 U JP 1860493U JP 1860493 U JP1860493 U JP 1860493U JP H0671148 U JPH0671148 U JP H0671148U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存のテキストの体裁を害することなく、簡
単にその内容を補充してこれを受験用教材となし、ま
た、必要に応じてこれを容易に初期状態に復帰させるこ
とを可能とする学習補助教材を提供する。 【構成】 台紙12と、台紙12の表面に配置された複数枚
の表示紙片14とを有してなり、各表示紙片14の表面14a
には所定の情報が印刷されると共に、裏面14bには被貼
着面を損なうことなく複数回の剥離・貼着を可能とする
弱粘着剤が塗布され、弱粘着剤を介して各表示紙片14が
台紙12の表面に仮貼着されている情報表示シート10。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、情報表示シート及び情報表示冊子に係り、特に、台紙の表面に所 定の情報が印刷された複数枚の表示紙片を配置した情報表示シートと、かかる情 報表示シートを複数枚重ね合わせて製本した情報表示冊子に関する。
【0002】
【従来の技術】
司法試験等の国家試験に合格するためには、各受験科目毎の体系(全体像)を 把握すると共に、多数の個別的な論点(問題点)や、その結論、理由及び裏付け となる判例等(以下「論点等」と称する)を習得する必要がある。このため、一 般的には、基本書や参考書等のテキストを精読することにより、上記体系の把握 と論点等の習得が行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしなら、上記テキストは、必ずしも受験対策を念頭に記述されているもの ではないため、重要な論点等が文章中に埋没している場合がある。また、受験対 策上必要とされるすべての論点等が、必ずしも網羅されているとは限らない。そ こで、学習者はテキストを読み進みながら、受験指導機関等より入手した論点表 を参照しつつ、文章中より論点等を抽出してアンダーラインを引いたり、足りな い論点については余白部分に書き込みをし、あるいは他の紙片にメモしてこれを テキストの該当箇所に貼り付けたりしなければならなかった。
【0004】 このいわゆる論点潰しは、非常に煩雑で手間がかかり、学習効率を低下させる 原因となっていた。特に、テキストを途中で変更する場合には、初めから作業を やり直さなければならず、時間と労力の無駄となっていた。また、書き込みやメ モは通常手書きで行われるため、テキスト全体の美観を損ねるおそれもあった。 さらに、一旦書き込み等をした後には、例え学習の進展に伴ってこれらが邪魔に なった場合でも、初期状態に復帰させるのは容易ではなかった。
【0005】 この考案は、上記従来の問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とす るところは、既存のテキストの体裁を害することなく、簡単にその内容を補充し てこれを受験用教材として転用でき、また、必要に応じてこれを容易に初期状態 に復帰させることを可能とする学習補助教材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る情報表示シートは、台紙と、該台紙 の少なくとも一面側に配置された複数枚の表示紙片とを有してなり、各表示紙片 の表面には所定の情報が印刷されると共に、裏面には被貼着面を損なうことなく 複数回の剥離・貼着を可能とする弱粘着剤が塗布され、該弱粘着剤を介して各表 示紙片が上記台紙の表面に仮貼着されるよう構成した。上記台紙の表面に、上記 表示紙片の表面に印刷された情報に対応する情報が印刷されるよう構成するのが 望ましい。また、上記台紙に、綴じ込み用の貫通孔が形成されるよう構成しても よい。
【0007】 また、本考案に係る情報表示冊子は、台紙と、該台紙の少なくとも一面側に配 置された複数枚の表示紙片とを有してなり、各表示紙片の表面には所定の情報が 印刷されると共に、裏面には被貼着面を損なうことなく複数回の剥離・貼着を可 能とする弱粘着剤が塗布され、該弱粘着剤を介して各表示紙片が上記台紙の表面 に仮貼着されている情報表示シートを複数枚重ね合わせ、その一端側を綴じて製 本するよう構成した。
【0008】
【作用】
上記情報表示シートを構成する各表示紙片の表面に、テキストに補充すべき情 報、例えば当該科目の論点等を印刷しておき、これらを台紙から剥がしてテキス トの該当ページの余白部分等に貼り付けることにより、その体裁を害することな く、簡単にテキストの内容を補充することができる。表示紙片は、弱粘着剤によ って貼り付けられるため、テキストの紙面を損なうことなく、これを剥がすこと ができ、他の箇所に再度貼り付けることも可能である。
【0009】 台紙の表面に、各表示紙片に印刷されていた情報と対応する情報を印刷してお けば、表示紙片を剥がした後においても、当該情報を表示し続けることができる 。このため、台紙自体を情報源として利用することが可能となるばかりでなく、 当該表示紙片が紛失・毀損した場合でも、情報の再現が可能となる。
【0010】 各情報表示シートの台紙に綴じ込み用の貫通孔を形成しておけば、複数枚の情 報表示シートを重ね合わせ、各貫通孔を適当なバインダーで綴じ込むことができ る。このため、多数の情報を体系的に配列表示することができ、情報の一覧性を 確保できる。また、情報表示シートを容易に差し替えることが可能となる。
【0011】 さらに、上記情報表示冊子は、情報表示シートを複数枚重ね合わせて一端側を 綴じて製本してなるため、多数の情報を体系的に配列表示することができ、情報 の一覧性を確保できる。また、一般書籍の流通経路に乗せて供給することが容易 である。
【0012】
【実施例】
以下に本考案を、図示の実施例に基づいて説明する。図1は、本考案に係る情 報表示シートを示す概略斜視図である。この情報表示シート10は、台紙12と、該 台紙12の表面に配置された7枚の表示紙片14とを有してなる。各表示紙片14の表 面14aには、それぞれ個別的な情報が印刷されている。すなわち、各左端には「 1〜7」の整理番号が印刷されると共に、他の部分には民法総則における各論点 (例えば「胎児の権利能力」)と、当該論点に関して過去の司法試験で出題され た事実を示す数字(例えば「(58−11)」は、昭和58年の択一式試験の第11問で 出題されたことを示す)が印刷されている。
【0013】 この表示紙片14の裏面14bには、図示しない所定の弱粘着剤が塗布されており 、該弱粘着剤を介して、各表示紙片14は上記台紙12の表面に仮貼着されている。 この弱粘着剤は、複数回の剥離・貼着を可能とする程度の粘着性を備えたもので あり、上記台紙12の表面から剥がして他の紙面等に貼り付けた後、これを容易に 剥がして再度別の紙面等に貼り付けることができる。また、この剥離の際に、被 貼着紙面を損なうことがなく、粘性も残さない。なお、この表示紙片14を台紙12 から剥がし易くするため、弱粘着剤を塗布しない非粘着部14cが、各表示紙片14 の右下部分に三角形状に設けてある。したがって、この非粘着部14cをめくり上 げ、そのまま左上方向に引っ張ることにより、台紙12から表示紙片14を簡単に剥 がすことができる。
【0014】 台紙12の表面における各表示紙片14に対応する箇所12aには、当該表示紙片14 に印刷された情報と同一の情報が予め印刷されている。また、表示紙片14の情報 と一見して区別できるよう、台紙12側の情報は枠線16によって囲まれている。
【0015】 上記台紙12の左端辺には、綴じ込み用の貫通孔18が6個形成されている。した がって、この情報表示シート10を複数枚重ね合わせ、各貫通孔18をシステム手帳 等の図示しないバインダーで綴じ込むことができる。この結果、多数の情報表示 シート10を体系的に配列することができ、個々の情報の一覧性を確保することが できる。また、情報表示シート10の差し替えが容易となる。
【0016】 上記表示紙片14は、例えば図2に示すように、民法総則のテキスト20の余白部 分20aに張り付けられる。すなわち、各表示紙片14に印刷された論点と対応する ページの余白部分20aに貼り付けることで、テキスト20を読む際に意識すべき論 点が一目瞭然となる。この表示紙片14は、数度の剥離・貼着が自在であるため、 テキスト20を変更した場合には、表示紙片14を剥がして次のテキストに貼り直す ことが簡単にできる。また、学習の進展に伴い、表示紙片14自体が不要となった 場合にも、簡単に剥がして元の状態に戻すことができる。なお、上記のように、 台紙12にも各表示紙片14の情報と同一の情報を印刷しておくことにより、表示紙 片14を台紙12から剥がして他の紙面に貼り付けた場合でも、各情報の関連や全体 における位置付けが失われることはない。
【0017】 図示のように、各表示紙片14の大きさが等しくなるよう構成してもよいが、印 刷される情報の量に応じて大きさが異なるよう構成してもよい。また、台紙12の 表面のみならず、裏面にも表示紙片14を配置するよう構成してもよい。さらに、 上記表示紙片14を、透明あるいは半透明な紙によって構成してもよい。このよう にすれば、表示紙片14をテキスト等に貼り付けても、テキスト等の記載を覆い隠 すことがないため、余白部分以外の箇所(例えば本文の上)にも表示紙片14を貼 り付けることが可能となり、貼着箇所選択の自由度が高まる
【0018】 上記において、表示紙片14の裏面14bにおける非粘着部14cの面積は、弱粘着 剤が塗布された面積に比べて極めて小さく構成されているが、両者の面積比を逆 転させてもよい。このように、非粘着部14cの面積を大きく確保することにより 、表示紙片14の台紙12やテキスト20等への貼着力は弱まるが、その分剥離が容易 となる。また、非粘着部14cをテキスト20の紙面外に突出させることで、表示紙 片14を「しおり」として機能させることができる。この場合、表示紙片14の当該 突出部分に、検索に役立つ所定の情報を印刷しておけば、より効果的である。
【0019】 台紙12側に印刷される情報は、表示紙片14に印刷された情報と一定の対応関係 があれば良く、必ずしも完全同一である必要はない。例えば、表示紙片14に印刷 された情報をより簡略化した情報を台紙12側に印刷したり、あるいは、表示紙片 14に印刷された情報を補充するより詳細な情報を台紙12側に印刷してもよい。
【0020】 上記情報表示シート10は、所定の紙質を備えた台紙12の一面に所定の情報を印 刷しておき、その上に情報が印刷された各表示紙片14を載置し、その裏面14bに 塗布された弱粘着剤を介して台紙12に仮貼着することによって製造される。ある いは、所定の情報を印刷しておいた台紙12の一面に、該台紙12の表面をほぼ覆う 面積を備え、複数の情報が印刷された1枚の表示紙片用紙を載置し、その裏面に 塗布された弱粘着剤を介して台紙12に仮貼着した後、表示紙片用紙に各情報を囲 繞する切れ目を入れて表示紙片14を形成するよう製造してもよい。
【0021】 図3は、本考案に係る情報表示冊子30を示す概略斜視図である。この情報表示 冊子30は、1枚の台紙12の両面に複数の表示紙片14を仮貼着してなる情報表示シ ート10を複数枚重ね合わせ、一端側で綴じて製本してなる。図示の便宜上、各表 示紙片14の表面は、整理番号を除いて空白に表わされているが、実際には上記と 同様論点等の情報が印刷されている。この場合、表示紙片14は、各ページ毎に左 右2列に配置されている。また、各表示紙片14の面積は、記載される情報量に応 じて異なるように形成されている。
【0022】 なお、製本する際には、情報表示シート10のみならず、所定の情報が印刷され た通常の紙を併せて綴じ込んでもよい。このようにすれば、その通常の紙の部分 に論点の解説等、詳細な情報を記載することができる。また、情報表示シート10 の台紙12に、当該ページの共通テーマ(例えば「第○章 ○○○○」等)や、そ の他の情報(例えばページを示す数字)を印刷してもよい。
【0023】 このように、情報表示シート10を製本して情報表示冊子30とすることで、多数 の情報表示シート10を体系的に配列することができ、個々の情報の一覧性を確保 することができる。また、これを一般書籍の流通過程に乗せて販売することが容 易となる。この場合にも、上記台紙12の表面には、各表示紙片14に印刷された情 報と同一の情報が印刷されているため、表示紙片14を剥がしてテキスト20等に貼 り付けた後にも、その情報表示冊子30自体を論点表示冊子等として利用できる。
【0024】 図4〜図6は、本考案に係る情報表示シート10を用いた学習教材40の一例を示 すものである。この学習教材40は、6穴バインダー42で綴じ込まれた通常の紙製 の印刷紙面によって見開きページ面44を構成し、この間に情報表紙シート10をバ インダー42を介して綴じ込んでいる。そして、例えば左ページ46の左列46aには 過去の司法試験の論文問題が複数問印刷されており(図示省略)、その右列46b には当該論文問題を解く際に着目すべき論点が、各問題に対応するよう印刷され ている(図示省略)。また、右ページ48の左列48aには択一式試験対策において 注意すべき複数の論点が印刷されており(図示省略)、その右列48bには当該論 点が出題された年度や重要度を示すランク等が印刷されている(図示省略)。
【0025】 情報表示シート10は、上記左ページ右列46bをほぼ覆う面積を備えており、該 情報表示シート10の裏面10aには何も印刷されず空白となっている。また、情報 表示シート10の各表示紙片14の表面には、上記右ページ左列48aに印刷された択 一式試験用の論点と同一の情報が印刷されている(図示省略)。
【0026】 この学習教材40は、以下のように使用する。まず、図6に示すように、情報表 示シート10を左ページ46側に配置して論文問題用の論点が記載された左ページ右 列46bを覆い隠した状態で、左ページ左列46aに記載された各論文問題を眺めて 当該問題に潜む論点を考察する。この場合、情報表示シート10は答えを隠すマス クとして機能する。つぎに、情報表示シート10を右ページ48側に移動させ(図5 )、左ページ右列46bの記載を読んで答えを確認する。
【0027】 また、情報表示シート10に配置された各表示紙片14を、図示しないテキストの 余白等に貼り付けて、当該テキストの内容を補充する。本実施例の場合、情報表 示シート10の台紙12の表面における各表示紙片14に対応する箇所には、何の情報 も印刷されていない。このため、すべての表示紙片14を剥がした後は、ただの台 紙12だけが残されることになるが、この台紙12を左ページ46側に移動させるだけ で右ページ左列48aが現われ、各情報表示紙片14に印刷されていたのと同じ情報 が表示されるため、情報の保存性及び一覧性は担保される。この場合にも、残さ れた台紙12が左ページ右列46bを隠すマスクとして機能し得ることはいうまでも ない。
【0028】 上記見開きページ面44を共通のテーマで統一すれば、より学習効果が高まる。 例えば、ある見開きページ面44に「民法総則・法律行為」というテーマを与え、 左ページ46に当該テーマに関連する過去の論文問題及びその論点を列記すると共 に、右ページ48にも同テーマに関連する択一式試験用の論点等を列記することで 、当該テーマに関する論文試験及び択一式試験の両方の論点を一覧することが可 能となり、本試験直前の論点チェックに威力を発揮し得る。なお、左ページ右列 46bに記載した論文試験用の論点を情報表示シート10の各表示紙片14に印刷し、 該表示紙片14をテキストに貼り付けるよう構成することも、もちろん可能である 。なお、図4〜図6は、ある見開きページ面44を代表的に示したものであり、実 際には他の見開きページ面も同様の構成を備えている。
【0029】 本考案は、もともと司法試験対策を念頭に置いて開発されたため、上記におい ても司法試験受験用の補助教材として利用する例を示したが、これに限られるも のではない。例えば、一般書籍に対する補遺事項や改定事項、あるいは内容理解 を助けるための図表等を上記表示紙片に印刷してもよい。
【0030】 また、書籍を補充するために用いるばかりでなく、それ自体学習教材として完 結するよう用いてもよい。例えば、各表示紙片14及び台紙12に英単語や歴史的事 件など記憶すべき情報を印刷しておけば、有効な学習教材として機能し得る。す なわち、各表示紙片14を台紙12から剥がして目に付きやすい場所に張り付けるこ とで、表示紙片14を暗記用ツールとして利用できると共に、表示紙片14を剥がし た後の台紙12自体も暗記事項を体系的に列記した参考書として利用できる。
【0031】 さらに、情報表示シートと通常の紙を束ねて情報表示冊子を形成し、通常の紙 に白地図を印刷しておくと共に、情報表示シートの各表示紙片に上記白地図の所 定の箇所に配置されるべき都市名、山脈名、海洋名等を表わす文字や、産品、著 名な建造物等を表わす図形等を印刷しておけば、パズルを楽しむ感覚で地理に関 する知識を習得でき、必要なら何度でも反覆できる有効な学習教材となる。
【0032】 このような情報表示シートと通常の紙を束ねた情報表示冊子は、上記以外にも 種々応用可能である。例えば、通常の紙に日本海やミッドウェーなど有名な海戦 が行われた場所の地図を印刷すると共に、情報表示シートの表示紙片に当該海戦 で活躍した艦船を表わすイラストや写真を印刷しておき、他のページに印刷され た実戦データにしたがって表示紙片を地図上に配置し、戦況に応じて逐次これを 移動させることで、過去の海戦を追体験することができる。この場合にも、何度 も剥離・貼着が可能な弱粘着剤を用いた表示紙片の特性が、十分に発揮される。
【0033】
【考案の効果】
本考案に係る情報表示シートを用いれば、その各表示紙片の表面にテキストに 補充すべき情報、例えば当該科目の論点等を印刷しておき、これらを台紙から剥 がしてテキストの該当ページの余白部分等に貼り付けることにより、その体裁を 害することなく、簡単にテキストの内容を補充することができる。各表示紙片は 、弱粘着剤によって貼り付けられるため、テキストの紙面を損なうことなく、こ れを剥がすことができ、他の箇所に再度貼り付けることも可能となる。
【0034】 また、台紙の表面に、各表示紙片に印刷されていた情報と対応する情報を印刷 しておけば、表示紙片を剥がした後にも当該情報を表示し続けることができる。 この結果、台紙自体を情報源として利用することが可能となるばかりでなく、当 該表示紙片が紛失・毀損した場合でも、情報の再現が可能となる。
【0035】 さらに、各情報表示シートの台紙に綴じ込み用の貫通孔を形成しておけば、複 数枚の情報表示シートを重ね合わせ、各貫通孔を適当なバインダーで綴じ込むこ とができる。この結果、多数の情報を体系的に配列表示することができ、情報の 一覧性を確保できる。また、情報表示シートを容易に差し替えることが可能とな る。
【0036】 本考案に係る上記情報表示冊子を用いれば、多数の情報を体系的に配列表示す ることができ、情報の一覧性を確保できる。また、一般書籍の流通経路に乗せて 供給することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る情報表示シートを示す概略斜視図
である。
【図2】上記情報表示シートに係る表示紙片の使用例を
示す概略斜視図でる。
【図3】本考案に係る情報表示冊子を示す概略斜視図で
ある。
【図4】本考案に係る情報表示シートを用いた学習教材
を示す概略斜視図である。
【図5】上記学習教材を示す概略平面図である。
【図6】上記学習教材を示す概略平面図である。
【符号の説明】
10 情報表示シート 12 台紙 12a 台紙表面における各表示紙片に対応する箇所 14 表示紙片 14a 表示紙片の表面 14b 表示紙片の裏面 18 貫通孔 30 情報表示冊子

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙と、該台紙の少なくとも一面側に配
    置された複数枚の表示紙片とを有してなり、各表示紙片
    の表面には所定の情報が印刷されると共に、裏面には被
    貼着面を損なうことなく複数回の剥離・貼着を可能とす
    る弱粘着剤が塗布され、該弱粘着剤を介して各表示紙片
    が上記台紙の表面に仮貼着されていることを特徴とする
    情報表示シート。
  2. 【請求項2】 上記台紙の表面には、上記表示紙片の表
    面に印刷された情報に対応する情報が印刷されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報表示シート。
  3. 【請求項3】 上記台紙には、綴じ込み用の貫通孔が形
    成されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の情報表示シート。
  4. 【請求項4】 台紙と、該台紙の少なくとも一面側に配
    置された複数枚の表示紙片とを有してなり、各表示紙片
    の表面には所定の情報が印刷されると共に、裏面には被
    貼着面を損なうことなく複数回の剥離・貼着を可能とす
    る弱粘着剤が塗布され、該弱粘着剤を介して各表示紙片
    が上記台紙の表面に仮貼着されている情報表示シートを
    複数枚重ね合わせ、その一端側を綴じて製本したことを
    特徴とする情報表示冊子。
JP1993018604U 1993-03-19 1993-03-19 情報表示シート及び情報表示冊子 Expired - Lifetime JP2593496Y2 (ja)

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56146560U (ja) * 1980-04-05 1981-11-05
JPS62128866U (ja) * 1986-02-07 1987-08-14

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