JPH1011882A - ディスク再生装置とその制御方法 - Google Patents

ディスク再生装置とその制御方法

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JPH1011882A
JPH1011882A JP16803696A JP16803696A JPH1011882A JP H1011882 A JPH1011882 A JP H1011882A JP 16803696 A JP16803696 A JP 16803696A JP 16803696 A JP16803696 A JP 16803696A JP H1011882 A JPH1011882 A JP H1011882A
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disk
vibration
speed
double speed
peripheral portion
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JP16803696A
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Tetsuji Sakurai
哲児 櫻井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速再生が可能なディスク再生装置において
は、重心と回転中心とがずれた偏重心ディスクを高速駆
動した際の振動の度合が、許容される振動の程度を上回
ってデータの読取不良を発生させることがあり、更に
は、ユーザにとって不快な振動や騒音を発生させるとい
う問題があった。 【解決手段】 ディスクの回転によって該ディスクの偏
重心の度合を反映して発生した振動を検出する振動セン
サ8を設け、検出された振動値が許容値以下となるよう
にディスク回転数の上限値を制限する。ディスク回転数
の上限値を制限する方法としては、指定された倍速数よ
り低い倍速数に切り替えて再生を行う方法を挙げること
ができる。また、ディスク回転数はディスクの内周側に
行くほど高くなるので、ディスク内周部の再生時だけ倍
速を低く倍速に切り替えるようにする。これによって過
度の振動の発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROM等の
光ディスクを再生するディスク再生装置とその制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの周辺機器として利
用されるCD−ROMドライブとしては、4倍速、8倍
速、さらには10倍速といった高速再生を可能としたも
のが次々と登場してきており、今後も倍速数は益々増大
することが予想される。このような高速再生を実現する
ためのディスク回転数の高速化は、特にディスクの重心
と回転中心とが離れた偏重心ディスクの再生時にディス
クの回転に同期して発生する振動の増大を招く。
【0003】この振動は、光ピックアップのトラッキン
グ性能を悪化させ、データの読取能力を著しく劣化させ
る原因となる。また、この振動は騒音発生源となるばか
りでなく、特にCD−ROMドライブが携帯形のコンピ
ュータに搭載される場合、上記の振動がコンピュータを
操作しているユーザの手にも伝わり、ユーザに不快感を
与える。そして、これらの問題は、再生の倍速数が高い
ときほど、またディスクの偏重心の程度が大きいものほ
ど顕著なものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにディスク再
生装置、特に高速再生が可能なディスク再生装置におい
ては、重心と回転中心とがずれた偏重心ディスクを高速
駆動した際の振動の度合が、許容される振動の程度を上
回ってデータの読取不良を発生させることがあり、更に
は、ユーザにとって不快な振動や騒音を発生させるとい
う問題があった。
【0005】本発明はこのような課題を解決するための
もので、高速再生時や偏重心ディスクを再生する際の過
度な振動の発生を抑止して、データの読出不良や外部環
境の悪化を防止することのできるディスク再生装置とそ
の制御方法の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のディスク再生装置は、請求項1に記載
されるように、ディスクを駆動する駆動手段と、前記駆
動手段による前記ディスクの駆動に伴って発生する振動
を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段により検
出された振動の度合を示す値が所定の許容値以下となる
ように前記ディスクの最大回転数を制限する回転数制限
手段とを具備することを特徴とする。
【0007】すなわち、本発明では、データの読出不良
を招くような過度の振動を発生させる偏重心ディスクを
識別し、このような偏重心ディスクに対しては、ディス
クの最大回転数を制限した範囲にて再生を行うことによ
って過度な振動の発生を抑止でき、以てデータの読取不
良や、振動や騒音等による外部環境の悪化を防止するこ
とができる。
【0008】また、本発明の本発明のディスク再生装置
は、請求項2に記載されるように、ディスクを指定され
た倍速に対応する一定の線速度で回転させて再生するデ
ィスク再生装置において、前記ディスクを駆動する駆動
手段と、前記駆動手段による前記ディスクの駆動に伴っ
て発生する振動を検出する振動検出手段と、前記振動検
出手段によって検出される振動の度合を示す値が所定の
許容値以下となるように、前記ディスク上の少なくとも
一部のトラック位置からの信号の読出しを、前記指定さ
れた倍速より低い倍速に対応する線速度に切り替えて行
うように制御する制御手段とを具備することを特徴とす
る。
【0009】すなわち、本発明では、振動の度合を示す
値が所定の許容値以下となるように、ディスク上の少な
くとも一部のトラック位置からの信号の読出しを、指定
された倍速より低い倍速に対応する線速度に切り替えて
行う。線速度一定で信号が記録されているディスクの場
合、読出位置がディスクの内周に行くほどディスク回転
数が高くなるので、それだけ発生する振動の度合も大き
くなる。そこで例えば、ディスク回転数が比較的高いデ
ィスク内周部からの信号の読出し期間は、指定された倍
速より低い倍速に対応する線速度に切り替えて再生を行
えば、大きな振動の発生を抑止できる。また、切り替え
後の低い倍速に対応する線速度でディスクを駆動した場
合の振動の度合を示す値を同様に所定の許容値と比較
し、その振動値が許容値以下となっていなければ、更に
低い倍速に対応する線速度に切り替えて再生を行う。こ
れを繰り返すことによって振動値が許容値以下となる最
適な倍速に対応する線速度を判定することができる。
【0010】本発明の本発明のディスク再生装置は、請
求項3に記載されるように、ディスクを指定された倍速
に対応する一定の線速度で回転させて再生するディスク
再生装置において、前記ディスクを駆動する駆動手段
と、前記駆動手段により前記ディスクが、該ディスクの
最内周部を読出位置として回転している時の振動を検出
する振動検出手段と、前記振動検出手段によって検出さ
れる振動の度合を示す値が所定の許容値以下となるよう
に、前記ディスク上の少なくとも一部のトラック位置か
らの信号の読出しを、前記指定された倍速より低い倍速
に対応する線速度に切り替えて行うように制御する制御
手段とを具備することを特徴とする。
【0011】すなわち、この発明は、ディスクの最内周
部、例えば最内周のトラック位置を読出しの対象として
回転している時の振動を検出して、この振動の度合を示
す値と所定の許容値との比較を行う点に特徴がある。デ
ィスクの最内周のトラック位置を読出しの対象として回
転している時のディスク回転数は個々の倍速において最
大となる。したがって、このディスク回転数が最大とな
る時の振動の度合を示す値を許容値との比較の対象とし
て特定すれば、振動に対するより正確な評価を行うこと
が可能となり、データの読出不良をより確実に防止する
ことができる。また、本発明の本発明のディスク再生装
置は、請求項4に記載されるように、ディスク上のデー
タ領域が所定のトラック間を境に外周部と内周部に区分
され、前記外周部の再生時は指定された倍速に対応する
一定の線速度で前記ディスクを回転させ、前記内周部の
再生時は前記指定された倍速に対応する一定の回転数で
ディスクを回転させるディスク再生装置において、前記
ディスクを駆動する駆動手段と、前記駆動手段による前
記ディスクの駆動に伴って発生する振動を検出する振動
検出手段と、前記振動検出手段によって検出される振動
の度合を示す値が所定の許容値以下となるように、前記
ディスク上の少なくとも前記内周部からの信号の読出し
を、前記指定された倍速より低い倍速に対応する一定の
回転数に切り替えて行うように制御する制御手段とを具
備することを特徴とする。
【0012】線速度一定方式と回転数一定(角速度一
定)方式を併用してディスクを再生するディスク再生装
置では、ディスク内周部の読出し時に一定の回転数でデ
ィスクを回転させる。このときの一定回転数が各倍速時
の最大回転数となる。そこで、振動検出手段によって検
出される振動の度合を示す値が所定の許容値以下となる
ように、ディスク上の少なくとも内周部からの信号の読
出しを、指定された倍速より低い倍速に対応する一定の
回転数に切り替えて行えば、偏重心ディスクの駆動に伴
って発生する振動を抑制することができ、データの読出
不良を防止することができる。
【0013】さらに、本発明の本発明のディスク再生装
置は、請求項5に記載されるように、ディスク上のデー
タ領域が所定のトラック間を境に外周部と内周部に区分
され、前記外周部の再生時は指定された倍速に対応する
一定の線速度で前記ディスクを回転させ、前記内周部の
再生時は前記指定された倍速に対応する一定の回転数で
ディスクを回転させるディスク再生装置において、前記
ディスクを駆動する駆動手段と、前記駆動手段により前
記ディスクが、該ディスクの前記内周部を読出しの対象
として回転している時の振動を検出する振動検出手段
と、前記振動検出手段によって検出される振動の度合を
示す値が所定の許容値以下となるように、前記ディスク
上の少なくとも前記内周部からの信号の読出しを、前記
指定された倍速より低い倍速に対応する一定の回転数に
切り替えて行うように制御する制御手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0014】すなわち、この発明は、ディスクの内周部
を読出しの対象として回転している時の振動を検出し
て、この振動の度合を示す値と所定の許容値との比較を
行う点に特徴がある。ディスクの内周部を読出しの対象
として回転している時のディスク回転数は個々の倍速に
おいて最大となる。したがって、このディスク回転数が
最大となる時の振動の度合を示す値を許容値との比較の
対象として特定すれば、振動に対するより正確な評価を
行うことが可能となり、データの読出不良をより確実に
防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について図面に基づいて説明する。
【0016】まず図1及び図2を用いて本発明の一実施
形態であるCD−ROMドライブの構成について説明す
る。図1はこのCD−ROMドライブの内部構造の一部
を示した斜視図、図2はこのCD−ROMドライブの構
成をブロック化して示した図である。
【0017】図1において、1はディスクを搭載し支持
するディスクテーブルである。このディスクテーブル1
はメカベース2に支持されたスピンドルモータ3によっ
てダイレクトドライブされる。また、メカベース2には
光ピックアップ4とその送り機構が搭載されている。こ
のピックアップ送り機構は、光ピックアップ4を所定方
向(ディスクの半径方向)に搬送誘導し得るように支持
するシャフト5及びリードスクリュー6と、リードスク
リュー6を軸回りに回転させるスレッドモータ(ピック
アップ送りモータ)7とからなる。リードスクリュー6
の周面にはスクリュー溝が設けられ、このスクリュー溝
は光ピックアップ4側に設けられた溝受けと係合されて
いる。
【0018】また、メカベース2には振動センサ8が取
り付けられている。この振動センサ8は図2に示すよう
に、メカベース2に生じた振動の大きさを電気的な信号
に変換してマイクロプロセッサユニット11に出力す
る。この振動センサ8は、ディスクテーブル1に搭載さ
れたディスクDの回転によって、該ディスクDの偏重心
の度合を反映して発生した振動を検出の対象としてい
る。
【0019】メカベース2はその数箇所をダンパー9を
介して筐体ベース10に支持されており、これによって
メカベース2と筐体ベース10との間の振動伝達の抑制
化を図っている。
【0020】また、15は筐体ベース10に固定された
回路基板である。この回路基板15には、図2に示すよ
うに、このCD−ROMドライブ全体の統括的な制御を
行うマイクロプロセッサユニット11と、CLVモータ
制御回路12a、ピックアップ送りモータ制御回路、C
D信号処理回路及びCD−ROM信号処理回路等を含む
CD/CD−ROMコントローラ12と、上位コンピュ
ータ20との接続用のインタフェース回路13等が搭載
されている。
【0021】次に、このCD−ROMドライブにおいて
代表される動作について説明する。図3はその動作の手
順を示すフローチャートである。マイクロプロセッサユ
ニット11は、新たなディスクがセットされる度に、光
ピックアップ4(の読取りトラック位置)をディスク最
内周例えばリードイン領域上に移動させ(ステップ2
1)、続いてディスクを最高倍速に対応する回転数で高
速回転させるようにCD/CD−ROMコントローラ1
2に制御指令を与える(ステップ22)。CLV(線速
度一定)方式のCD−ROMドライブでは、光ピックア
ップ4の読出位置がディスク最内周のトラック位置にあ
るとき、各倍速においてディスクの回転数は最大とな
る。
【0022】ディスク回転数が最高倍速によるディスク
最内周のトラック位置に対応する回転数に達したところ
で、マイクロプロセッサユニット11は振動センサ8か
らの振動検出信号の取り込みを開始する。ここで、マイ
クロプロセッサユニット11はこの振動検出信号から、
当該ディスクDにおける偏重心の度合を反映した振動の
大きさを評価するための値として、例えば一定期間内に
入力した振動検出信号の平均値を求め、これを予め設定
しておいた許容振動値と比較して振動の評価を行う(ス
テップ23)。
【0023】検出振動値が許容振動値を越える場合、マ
イクロプロセッサユニット11は、CD/CD−ROM
コントローラ12内のCLVモータ制御回路12aに対
して倍速を現在の倍速から1ランク下げるように制御指
令を与える(ステップ24)。 ディスク回転数が最高
倍速より1ランク下の倍速によるディスク最内周のトラ
ック位置に対応する回転数に達したところで、マイクロ
プロセッサユニット11は、再び振動センサ8からの振
動検出信号を一定期間取り込んで検出振動値を算出し、
これを許容振動値と比較して振動の評価を行う。そして
検出振動値が許容振動値を越えているならば、更にマイ
クロプロセッサユニット11は、CD/CD−ROMコ
ントローラ12内のCLVモータ制御回路12aに対し
て倍速を現在の倍速から1ランク下げるように制御指令
を与える。この動作は、検出振動値が許容振動値以下に
ならない限り倍速が最低ランクになるまで繰り返され、
最低倍速でも検出振動値が許容振動値を越える場合は異
常として動作を強制終了する(ステップ25、26)。
【0024】マイクロプロセッサユニット11は、いず
れかの倍速による振動の評価で検出振動値が許容振動値
以下であることを判定すると、その倍速(以下、これを
許容倍速と呼ぶ。)でディスク最内周のトラック位置を
再生する時のディスク回転数を、その許容倍速よりも高
い倍速で再生を行う場合のディスク回転数の上限値とし
て設定する(ステップ27)。
【0025】図4はディスク上の各トラック位置とディ
スク回転数との関係を示している。ここで、31は最高
倍速時、32は最高倍速より1ランク下の倍速時、33
は最高倍速より2ランク下の倍速時の各トラック位置と
ディスク回転数との関係である。最高倍速時は過度な振
動の発生が評価され、最高倍速より1ランク下の倍速時
において検出振動値が許容振動値以下であることが判定
されたものとする。この場合、最高倍速より1ランク下
の倍速時の最大ディスク回転数Aが最高倍速時のディス
ク回転数の上限値となる。そこでマイクロプロセッサユ
ニット11は最高倍速時にディスク回転数が前記上限値
Aとなるトラック位置PAを見つけ出し、これを記憶す
る。
【0026】上位コンピュータ20より最高倍速の再生
が指定された場合、マイクロプロセッサユニット11は
上記トラック位置PAより外周側の再生は最高倍速で行
い、トラック位置PAより内周側の再生は最高倍速より
1ランク下の倍速で行うようにCLVモータ制御回路1
2aに対して制御指令を与える。
【0027】また、最高倍速時と、最高倍速より1ラン
ク下の倍速時において過度な振動の発生が各々評価さ
れ、最高倍速より2ランク下の倍速時において検出振動
値が許容振動値以下であることが判定された場合、最高
倍速より2ランク下の倍速時の最大ディスク回転数B
が、最高倍速時及び最高倍速より1ランク下の倍速時の
ディスク回転数の上限値となる。この場合、マイクロプ
ロセッサユニット11は、最高倍速時と最高倍速より1
ランク下の倍速時にディスク回転数が前記上限値Bとな
る第1のトラック位置PB1 と第2のトラック位置PB
2 を各々見つけ出す。 そしてマイクロプロセッサユニ
ット11は、上位コンピュータ20より最高倍速の再生
が指定された場合、第1のトラック位置PB1 より外周
側の再生は最高倍速で行い、第1のトラック位置PB1
より内周側の再生は最高倍速より2ランク下の倍速で行
うように、CLVモータ制御回路12aに対して制御指
令を与える。
【0028】さらに、マイクロプロセッサユニット11
は、上位コンピュータ20より最高倍速より1ランク下
の倍速の再生が指定された場合、第2のトラック位置P
B2より外周側の再生は最高倍速より1ランク下の倍速
で行い、第2のトラック位置PB2 より内周側の再生は
最高倍速より2ランク下の倍速で行うようにCLVモー
タ制御回路12aに対して制御指令を与える。
【0029】かくして本実施形態のCD−ROMドライ
ブによれば、過度な偏重心を有するディスク等の再生に
おいて、データの読出不良を引き起こすような過度な振
動の発生を確実に防止することができ、ユーザに不快感
を与え得るような振動や騒音の発生も防止することがで
きる。
【0030】また、本実施形態によれば、CLV方式の
CD−ROMドライブにおいて、ディスク回転数が高く
なるディスク内周部のみのディスク回転数を制限するの
で、データの全体的な読出レートの低下を最小限に抑え
ることができる。
【0031】なお、この実施形態では、ディスク内周部
のみの倍速をランクダウンさせるものとしたが、例え
ば、最高倍速時において検出振動値が許容振動値を越え
た場合は最高倍速の使用を全面禁止し、最高倍速の再生
が指定された場合は最高倍速より1ランク下の倍速で全
トラック位置の再生を行うようにしてもよい。
【0032】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。
【0033】このCD−ROMドライブは、CLV方式
でデータ記録されたディスクを、CAV(回転数一定)
方式とCLV(線速度一定)方式を併用して再生するも
のである。すなわち、このCD−ROMドライブは、図
5に示すように、ディスク上のデータエリアを任意のト
ラック位置PTを境に内周部と外周部とに予め区分して
おき、外周部からの信号の読出しはCLV方式で行い、
内周部からの信号の読出しはCAV方式で行うというも
のである。CAV制御時によるディスク回転数は、CL
V方式とCAV方式との切り替え点となるトラック位置
に対応するCLV制御上のディスク回転数に設定され
る。したがって、CAV制御時にディスク回転数は最大
となる。
【0034】このCLV/CAV併用形のCD−ROM
ドライブは、何らかの方法で現在のディスク上の読出ト
ラック位置を検出し、検出した現在の読出トラック位置
がディスクの外周部であるか内周部にあるかを判断して
CLV制御かCAV制御のいずれかを実行する。現在の
ディスク上の読出トラック位置を検出する方法として
は、再生データから抽出される例えばディスク1回転分
のフレーム同期信号の数を計数する方法等が挙げられ
る。CLV方式でデータが記録されたディスクの場合、
ディスクに記録されているフレームの数はトラック位置
に対応しているので、ディスク1回転分のフレーム同期
信号の数を計数すれば、その値から現在の読出トラック
位置を正確に検出することができる。
【0035】以下に、CLV/CAV併用方式のCD−
ROMドライブに本発明を適用した場合の実施形態の詳
細について説明する。
【0036】図6はこのCD−ROMドライブの構成を
ブロック化して示した図である。同図に示すように、こ
のCD−ROMドライブは、ディスクDを搭載し支持す
るディスクテーブルをダイレクトドライブするスピンド
ルモータ33と、光ピックアップ34及びその送り機構
と、振動センサ38と、このCD−ROMドライブの統
括的な制御を行うマイクロプロセッサユニット41と、
CLV/CAV制御を行うCLV/CAVモータ制御回
路42a、ピックアップ送りモータ制御回路、CD信号
処理回路及びCD−ROM信号処理回路等を含むCD/
CD−ROMコントローラ42と、上位コンピュータ5
0との接続用のインタフェース回路43等を備えて構成
される。
【0037】図7はこのCD−ROMドライブにおいて
代表される動作の手順を示すフローチャートである。
【0038】マイクロプロセッサユニット41は、新た
なディスクがセットされる度に、光ピックアップ34
(の読取りトラック位置)をディスク最内周例えばリー
ドイン領域上に移動させ(ステップ61)、続いてディ
スクを最高倍速に対応する回転数で高速回転させるよう
にCD/CD−ROMコントローラ42に制御指令を与
える(ステップ62)。このCLV/CAV併用方式の
CD−ROMドライブでは、光ピックアップ34の読出
位置がディスク最内周のトラック位置にあるときのディ
スク回転数は、CAV制御上の一定回転数つまり各倍速
時における最大のディスク回転数である。
【0039】ディスク回転数が最高倍速時のCAV制御
上の一定回転数に達したところで、マイクロプロセッサ
ユニット41は振動センサ38からの振動検出信号の取
り込みを開始する。ここで、マイクロプロセッサユニッ
ト41はこの振動検出信号から、当該ディスクDにおけ
る偏重心の度合を反映した振動の大きさを評価するため
の値として、例えば一定期間内に入力した振動検出信号
の平均値を求め、これを予め設定しておいた許容振動値
と比較して振動の評価を行う(ステップ63)。 検出
振動値が許容振動値を越える場合、マイクロプロセッサ
ユニット41は、CD/CD−ROMコントローラ42
内のCLV/CAVモータ制御回路42aに対して倍速
を現在の倍速から1ランク下げるように制御指令を与え
る(ステップ64)。
【0040】ディスク回転数が最高倍速より1ランク下
の倍速時のCAV制御上の一定回転数に達したところ
で、マイクロプロセッサユニット41は、再び振動セン
サ38からの振動検出信号を一定期間取り込んで検出振
動値を算出し、これを許容振動値と比較して振動の評価
を行う。そして検出振動値が許容振動値を越えているな
らば、更にマイクロプロセッサユニット41は倍速を現
在の倍速から1ランク下げる。この動作は、検出振動値
が許容振動値以下にならない限り再生倍速が最低ランク
になるまで繰り返され、最低倍速でも検出振動値が許容
振動値を越える場合は異常として動作を強制終了する
(ステップ65、66)。
【0041】マイクロプロセッサユニット41は、いず
れかの倍速による振動の評価で検出振動値が許容振動値
以下であることを判定すると、その倍速(以下、これを
許容倍速と呼ぶ。)時のCAV制御上の一定回転数を、
その許容倍速よりも高い倍速で再生を行う場合のディス
ク回転数の上限値として設定する。
【0042】図5はディスク上の各トラック位置とディ
スク回転数との関係を示している。ここで、71は最高
倍速時、72は最高倍速より1ランク下の倍速時、73
は最高倍速より2ランク下の倍速時の各トラック位置と
ディスク回転数との関係である。最高倍速時は過度な振
動の発生が評価され、最高倍速より1ランク下の倍速時
において検出振動値が許容振動値以下であることが判定
されたものとする。この場合、最高倍速より1ランク下
の倍速時のCAV制御上の一定回転数Aが最高倍速時の
ディスク回転数の上限値となる。そこでマイクロプロセ
ッサユニット41は最高倍速時にディスク回転数が前記
上限値Aとなるトラック位置PAを見つけ出す。
【0043】上位コンピュータ50より最高倍速の再生
が指定された場合、マイクロプロセッサユニット41は
上記トラック位置PAより外周側の再生は最高倍速によ
るCLV方式で行い、トラック位置PAより内周側の再
生は最高倍速より1ランク下の倍速によるCAV方式で
行うようにCLV/CAVモータ制御回路42aに対し
て制御指令を与える。
【0044】また、最高倍速時と最高倍速より1ランク
下の倍速時において過度な振動の発生が各々評価され、
最高倍速より2ランク下の倍速時において検出振動値が
許容振動値以下であることが判定された場合、最高倍速
より2ランク下の倍速時のCAV制御上の一定回転数B
が、最高倍速時及び最高倍速より1ランク下の倍速時の
ディスク回転数の上限値となる。この場合、マイクロプ
ロセッサユニット41は、最高倍速時と最高倍速より1
ランク下の倍速時にディスク回転数が前記上限値Bとな
る第1のトラック位置PB1 と第2のトラック位置PB
2 を各々見つけ出す。
【0045】そしてマイクロプロセッサユニット41
は、上位コンピュータ50より最高倍速の再生が指定さ
れた場合、上記第1のトラック位置PB1 より外周側の
再生は最高倍速によるCLV方式で行い、第1のトラッ
ク位置PB1 より内周側の再生は最高倍速より2ランク
下の倍速によるCAV方式で行うようにCLV/CAV
モータ制御回路42aに対して制御指令を与える。
【0046】さらに、マイクロプロセッサユニット41
は、上位コンピュータ50より最高倍速より1ランク下
の倍速の再生が指定された場合、上記第2のトラック位
置PB2 より外周側の再生は最高倍速より1ランク下の
倍速によるCLV方式で行い、第2のトラック位置PB
2 より内周側の再生は最高倍速より2ランク下の倍速に
よるCAV方式で行うようにCLV/CAVモータ制御
回路42aに対して制御指令を与える。
【0047】かくして本実施形態のCD−ROMドライ
ブによれば、過度な偏重心を有するディスク等の再生に
おいて、データの読出不良を引き起こすような過度な振
動の発生を確実に防止することができ、ユーザに不快感
を与え得るような振動や騒音の発生を防止することがで
きる。
【0048】また、本実施形態によれば、CLV/CA
V併用方式のCD−ROMドライブにおいて、各倍速毎
にディスク回転数が最大となるディスク内周部のCAV
制御領域付近においてのみディスク回転数を制限するの
で、データの全体的な読出レートの低下を最小限に抑え
ることができる。
【0049】ところで、図1において、振動センサ8は
スピンドルモータ3や光ピックアップ4及びその送り機
構を搭載したメカベース2に取り付けられている。この
ように振動センサ8をメカベース2に取り付けることに
よって、偏重心ディスクの高速回転によって発生した振
動を振動センサ8が直接検出できる。したがって、この
場合、振動センサ8は光ピックアップ4が受ける振動と
ほぼ同等の振動を検出でき、トラッキング不良によるデ
ータの読出不良を防止するうえで効果的に機能する。
【0050】また、図8に示すように、振動センサ8
は、メカベース2にダンパー9を介して取り付けられた
筐体ベース10や、この筐体ベース10に取り付けられ
た回路基板15に取り付けてもよい。この場合、ダンパ
ー9によって筐体ベース10や回路基板15に伝わる振
動はいくらか減衰するが、偏重心の度合の著しいディス
クを高速回転させた場合、振動はダンパー9で吸収しき
れず筐体ベース10や回路基板15に伝達され、これが
外部環境を損ねる原因となる。筐体ベース10や回路基
板15に取り付けた振動センサ8によってこの振動を検
出することで、このような外部環境に損ねる振動を良好
に検出することが可能となる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスク再
生装置とその制御方法によれば、高速再生時や偏重心デ
ィスクを再生する際の過度な振動の発生を抑止して、デ
ータの読出不良や外部環境の悪化を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるCD−ROMドライ
ブの内部構造の一部を示した斜視図
【図2】図1のCD−ROMドライブの構成をブロック
化して示した図
【図3】図1のCD−ROMドライブにおいてディスク
回転数の上限値を設定する場合の動作手順を示すフロー
チャート
【図4】図1のCD−ROMドライブにおいてディスク
上の各トラック位置とディスク回転数との関係を示す図
【図5】本発明の他の実施形態であるCLV/CAV併
用形のCD−ROMドライブにおいてディスク上の各ト
ラック位置とディスク回転数との関係を示す図
【図6】本発明の他の実施形態であるCLV/CAV併
用形のCD−ROMドライブの構成を示すブロック図
【図7】図6のCD−ROMドライブにおいてディスク
回転数の上限値を設定する場合の動作手順を示すフロー
チャート
【図8】振動センサの取り付け位置を説明するための斜
視図
【符号の説明】 1 ……ディスクテーブル 2 ……メカベース 3,33 ……スピンドルモータ 4,34 ……光ピックアップ 8,38 ……振動センサ 9 ……ダンパー 10 ……筐体ベース 11,41……マイクロプロセッサユニット 12,42……CD/CD−ROMコントローラ 12a ……CLVモータ制御回路 42a ……CLV/CAVモータ制御回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを駆動する駆動手段と、 前記駆動手段による前記ディスクの駆動に伴って発生す
    る振動を検出する振動検出手段と、 前記振動検出手段により検出される振動の度合を示す値
    が所定の許容値以下となるように前記ディスクの最大回
    転数を制限する回転数制限手段とを具備することを特徴
    とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスクを指定された倍速に対応する一
    定の線速度で回転させて再生するディスク再生装置にお
    いて、 前記ディスクを駆動する駆動手段と、 前記駆動手段による前記ディスクの駆動に伴って発生す
    る振動を検出する振動検出手段と、 前記振動検出手段によって検出される振動の度合を示す
    値が所定の許容値以下となるように、前記ディスク上の
    少なくとも一部のトラック位置からの信号の読出しを、
    前記指定された倍速より低い倍速に対応する線速度に切
    り替えて行うように制御する制御手段とを具備すること
    を特徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 ディスクを指定された倍速に対応する一
    定の線速度で回転させて再生するディスク再生装置にお
    いて、 前記ディスクを駆動する駆動手段と、 前記駆動手段により前記ディスクが、該ディスクの最内
    周部を読出位置として回転している時の振動を検出する
    振動検出手段と、 前記振動検出手段によって検出される振動の度合を示す
    値が所定の許容値以下となるように、前記ディスク上の
    少なくとも一部のトラック位置からの信号の読出しを、
    前記指定された倍速より低い倍速に対応する線速度に切
    り替えて行うように制御する制御手段とを具備すること
    を特徴とするディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 ディスク上のデータ領域が所定のトラッ
    ク間を境に外周部と内周部に区分され、前記外周部の再
    生時は指定された倍速に対応する一定の線速度で前記デ
    ィスクを回転させ、前記内周部の再生時は前記指定され
    た倍速に対応する一定の回転数でディスクを回転させる
    ディスク再生装置において、 前記ディスクを駆動する駆動手段と、 前記駆動手段による前記ディスクの駆動に伴って発生す
    る振動を検出する振動検出手段と、 前記振動検出手段によって検出される振動の度合を示す
    値が所定の許容値以下となるように、前記ディスク上の
    少なくとも前記内周部からの信号の読出しを、前記指定
    された倍速より低い倍速に対応する一定の回転数に切り
    替えて行うように制御する制御手段とを具備することを
    特徴とするディスク再生装置。
  5. 【請求項5】 ディスク上のデータ領域が所定のトラッ
    ク間を境に外周部と内周部に区分され、前記外周部の再
    生時は指定された倍速に対応する一定の線速度で前記デ
    ィスクを回転させ、前記内周部の再生時は前記指定され
    た倍速に対応する一定の回転数でディスクを回転させる
    ディスク再生装置において、 前記ディスクを駆動する駆動手段と、 前記駆動手段により前記ディスクが、該ディスクの前記
    内周部を読出位置として回転している時の振動を検出す
    る振動検出手段と、 前記振動検出手段によって検出される振動の度合を示す
    値が所定の許容値以下となるように、前記ディスク上の
    少なくとも前記内周部からの信号の読出しを、前記指定
    された倍速より低い倍速に対応する一定の回転数に切り
    替えて行うように制御する制御手段とを具備することを
    特徴とするディスク再生装置。
  6. 【請求項6】 ディスクの駆動に伴って発生する振動を
    検出し、前記検出された振動の度合を示す値が所定の許
    容値以下となるように、前記ディスクの最大回転数を制
    限することを特徴とするディスク再生装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 ディスクを指定された倍速に対応する一
    定の線速度で回転させて再生するディスク再生装置の制
    御方法において、 前記ディスクの駆動に伴って発生する振動を検出し、前
    記検出された振動の度合を示す値が所定の許容値以下と
    なるように、前記ディスク上の少なくとも一部のトラッ
    ク位置からの信号の読出しを、前記指定された倍速より
    低い倍速に対応する線速度に切り替えて行うように制御
    することを特徴とするディスク再生装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 ディスクを指定された倍速に対応する一
    定の線速度で回転させて再生するディスク再生装置の制
    御方法において、 前記ディスクが該ディスクの最内周部を読出位置として
    回転している時の振動を検出し、前記検出された振動の
    度合を示す値が所定の許容値以下となるように、前記デ
    ィスク上の少なくとも一部のトラック位置からの信号の
    読出しを、前記指定された倍速より低い倍速に対応する
    線速度に切り替えて行うように制御することを特徴とす
    るディスク再生装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 ディスク上のデータ領域が所定のトラッ
    ク間を境に外周部と内周部に区分され、前記外周部の再
    生時は指定された倍速に対応する一定の線速度で前記デ
    ィスクを回転させ、前記内周部の再生時は前記指定され
    た倍速に対応する一定の回転数でディスクを回転させる
    ディスク再生装置の制御方法において、 前記ディスクの駆動に伴って発生する振動を検出し、前
    記検出された振動の度合を示す値が所定の許容値以下と
    なるように、前記ディスク上の少なくとも前記内周部か
    らの信号の読出しを、前記指定された倍速より低い倍速
    に対応する一定の回転数に切り替えて行うように制御す
    ることを特徴とするディスク再生装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 ディスク上のデータ領域が所定のトラ
    ック間を境に外周部と内周部に区分され、前記外周部の
    再生時は指定された倍速に対応する一定の線速度で前記
    ディスクを回転させ、前記内周部の再生時は前記指定さ
    れた倍速に対応する一定の回転数でディスクを回転させ
    るディスク再生装置の制御方法において、 前記ディス
    クが該ディスクの前記内周部を読出しの対象として回転
    している時の振動を検出し、前記検出された振動の度合
    を示す値が所定の許容値以下となるように、前記ディス
    ク上の少なくとも前記内周部からの信号の読出しを、前
    記指定された倍速より低い倍速に対応する一定の回転数
    に切り替えて行うように制御することを特徴とするディ
    スク再生装置の制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0821356A2 (en) * 1996-07-25 1998-01-28 Sony Corporation Disk drive device and method of setting rotational speed thereof
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KR100724357B1 (ko) * 2001-04-16 2007-06-04 엘지전자 주식회사 광 기록 및 재생 장치와 이를 이용한 편중심 검출방법

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