JPH09251702A - ディスク再生装置とそのアクセス制御方法 - Google Patents

ディスク再生装置とそのアクセス制御方法

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JPH09251702A
JPH09251702A JP5574696A JP5574696A JPH09251702A JP H09251702 A JPH09251702 A JP H09251702A JP 5574696 A JP5574696 A JP 5574696A JP 5574696 A JP5574696 A JP 5574696A JP H09251702 A JPH09251702 A JP H09251702A
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JP
Japan
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disc
access
speed
time
pickup
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JP5574696A
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Takaaki Suyama
高彰 須山
Satoshi Sakuma
智 佐久間
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のCD−ROM装置は、ディスク回転数
の高速化に伴う偏重心ディスクによる振動の増大、さら
には次アクセス要求の待機期間もディスクモータを高速
駆動していることによる電力利用効率の悪さを課題とし
て有している。 【解決手段】 本CD−ROM装置は、6倍速再生モー
ド時、アクセス終了から所定の時間(例えば2秒)が経
過しても次のアクセス要求が発生せず、しかも現在のピ
ックアップ待機位置が予め定められたディスク上の位置
Rよりも内周側にあることを判定した場合、次のアクセ
ス要求が来るまでディスク回転数を4倍速再生モード時
の回転数に落とすように制御する。これにより待機期間
中の振動を従来よりも小さく抑えられ、消費電力の削減
を図ることができる。さらに、本CD−ROM装置によ
れば、6倍速再生モード時の平均アクセス時間を短縮す
ることも可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROM装置
等のディスク再生装置とそのアクセス制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、CD−ROM装置のデータ転送速
度の高速化が求められ、4倍速再生さらには6倍速再生
を可能としたものが登場している。
【0003】このようなCD−ROM装置においては、
ディスク回転数の高速化に伴って、偏重心ディスクを駆
動した場合の振動問題が注目されるようになってきてい
る。例えば、CD−ROM装置をノート型パーソナルコ
ンピュータ等の小型情報機器に搭載する場合、図6に示
すように、CD−ROM装置10はスペース上の制約か
ら小型情報機器11におけるキーボード12の下部に配
置されることが多く、ユーザがキーボードに指を触れた
際にCD−ROM装置10の振動がユーザに不快感を与
えかねない。
【0004】また、従来のCD−ROM装置は、ディス
クのアクセスが終了してから次のアクセス要求が来るま
で、アクセス終了時点のディスク上の位置にピックアッ
プを待機させながらそのピックアップ待機位置に対応し
たディスク回転数を維持している。すなわち、従来のC
D−ROM装置は、次アクセス要求の待機中でありなが
ら次アクセス要求に高速に応答できるように高速再生時
の高いディスク回転数を維持している。したがって、高
速再生時は全般的にディスクモータによる電力消費量が
増大してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のCD
−ROM装置においては、ディスク回転数の高速化に伴
う偏重心ディスクによる振動の増大、さらには次アクセ
ス要求の待機期間もディスクモータを高速駆動している
ことによる電力利用効率の悪さが問題として挙げられ
る。
【0006】本発明はこのような課題を解決するための
もので、次アクセス要求の待機期間はディスク回転数を
低下させることによって、待機期間中の振動の抑制及び
消費電力の低減化を図れ、そのうえ平均的なアクセス時
間の短縮化をも実現できるディスク再生装置とそのアク
セス制御方法の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のディスク再生装置は、請求項1に記載
されるように、ディスクのアクセス終了後にピックアッ
プをアクセス終了時点のディスク上の位置に待機させつ
つ該ピックアップ待機位置に対応したディスク回転数を
維持するディスク再生装置において、ある要求に対する
アクセスが終了してから次アクセス要求が発生すること
なく経過した時間を計時する計時手段と、アクセス終了
時点のピックアップ待機位置がディスク上の予め定めら
れた位置よりも内周側にあるかどうかを判定する判定手
段と、計時手段の計時時間が所定の時間を越え且つ判定
手段によってピックアップ待機位置がディスク上の予め
定められた位置よりも内周側にあることが判定された場
合、次アクセス要求が発生するまでディスク回転数を減
少させるように制御する制御手段とを具備してなるもの
である。
【0008】このように、本発明は、ある要求に対する
アクセスが終了してから次アクセス要求が発生すること
なく経過した時間が所定の時間を越え、且つピックアッ
プ待機位置がディスク上の予め定められた位置よりも内
周側にあることが判定された場合は、次アクセス要求が
発生するまでディスク回転数を減少させるので、待機期
間中の振動を抑制でき、消費電力の低減化を図れる。
【0009】また、本発明のディスク再生装置は、請求
項2に記載されるように、ディスクに線速度一定で記録
されたデータをM倍速、N倍速(但し、M<N)で再生
する2つの再生モードを有し、ディスクのアクセス終了
後にピックアップをアクセス終了時点のディスク上の位
置に待機させつつ該ピックアップ待機位置に対応したデ
ィスク回転数を維持するディスク再生装置において、N
倍速の再生モード時、ある要求に対するアクセスが終了
してから次アクセス要求が発生することなく経過した時
間を計時する計時手段と、N倍速の再生モード時のアク
セス終了時点のピックアップ待機位置がディスク上の予
め定められた位置よりも内周側にあるかどうかを判定す
る判定手段と、計時手段の計時時間が所定の時間を越え
且つ判定手段によってピックアップの待機位置がディス
ク上の予め定められた位置よりも内周側にあることが判
定された場合、次アクセス要求が発生するまでディスク
回転数をM倍速の再生モードに対応するディスク回転数
に変更するよう制御する制御手段とを具備してなるもの
である。
【0010】このように本発明は、N倍速の再生モード
時、ある要求に対するアクセスが終了してから次アクセ
ス要求が発生することなく経過した計時時間が所定の時
間を越え、且つピックアップの待機位置がディスク上の
予め定められた位置よりも内周側にあることが判定され
た場合、次アクセス要求が発生するまでディスク回転数
をM倍速の再生モードに対応するディスク回転数つまり
N倍速再生モード時よりも低いディスク回転数に変更す
るので、待機期間中の振動を抑制でき、消費電力の低減
化を図れる。また、特にディスク最内周から最外周にア
クセス位置を移動する場合のアクセス時間を短縮でき、
平均的なアクセス時間の短縮化を図れる。 さらに、本
発明のディスク再生装置のアクセス制御方法は、請求項
4に記載されるように、ディスクのアクセス終了後にピ
ックアップをアクセス終了時点のディスク上の位置に待
機させつつ該ピックアップ待機位置に対応したディスク
回転数を維持するディスク再生装置において、ある要求
に対するアクセスが終了してから次アクセス要求が発生
することなく経過した時間を計時すると共に、アクセス
終了時点のピックアップ待機位置がディスク上の予め定
められた位置よりも内周側にあるかどうかを判定し、計
時時間が所定の時間を越え且つピックアップ待機位置が
ディスク上の予め定められた位置よりも内周側にあるこ
とが判定された場合、次アクセス要求が発生するまでデ
ィスク回転数を減少させるように制御することを特徴と
するものである。
【0011】このように、本発明は、ある要求に対する
アクセスが終了してから次アクセス要求が発生すること
なく経過した時間が所定の時間を越え、且つピックアッ
プ待機位置がディスク上の予め定められた位置よりも内
周側にあることが判定された場合は、次アクセス要求が
発生するまでディスク回転数を減少させるので、待機期
間中の振動を抑制でき、消費電力の低減化を図れる。
【0012】さらに、本発明のディスク再生装置のアク
セス制御方法は、請求項5に記載されるように、ディス
クに線速度一定で記録されたデータをM倍速、N倍速
(但し、M<N)で再生する2つの再生モードを有し、
ディスクのアクセス終了後にピックアップをアクセス終
了時点の前記ディスク上の位置に待機させつつ該ピック
アップ待機位置に対応したディスク回転数を維持するデ
ィスク再生装置において、N倍速の再生モード時、ある
要求に対するアクセスが終了してから次アクセス要求が
発生することなく経過した時間を計時すると共に、N倍
速の再生モード時のアクセス終了時点のピックアップ待
機位置がディスク上の予め定められた位置よりも内周側
にあるかどうかを判定し、計時時間が所定の時間を越え
且つピックアップの待機位置がディスク上の予め定めら
れた位置よりも内周側にあることが判定された場合、次
アクセス要求が発生するまでディスク回転数をM倍速の
再生モードに対応するディスク回転数に変更するするよ
う制御することを特徴とするものである。
【0013】このように本発明は、N倍速の再生モード
時、ある要求に対するアクセスが終了してから次アクセ
ス要求が発生することなく経過した計時時間が所定の時
間を越え、且つピックアップの待機位置がディスク上の
予め定められた位置よりも内周側にあることが判定され
た場合、次アクセス要求が発生するまでディスク回転数
をM倍速の再生モードに対応するディスク回転数つまり
N倍速再生モード時よりも低いディスク回転数に変更す
るので、待機期間中の振動を抑制でき、消費電力の低減
化を図れる。また、特にディスク最内周から最外周にア
クセス位置を移動する場合のアクセス時間を短縮でき、
平均的なアクセス時間の短縮化を図れる。 以上の発明
において、ディスク上の予め定められた位置とは、具体
的には、N倍速の再生モード時に、M倍速の再生モード
時のディスク最内周でのディスク回転数と同じ回転数と
なる位置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について図面を用いて説明する。
【0015】図1は本発明に係るCD−ROM装置の構
成を示すブロック図である。同図において、1は光ピッ
クアップであり、この光ピックアップ1によりCD−R
OMディスク(以下、単にディスクと呼ぶ。)2から読
出された信号はアナログシグナルアンプ3に供給され
る。アナログシグナルアンプ3は光ピックアップ1の出
力を増幅してRF信号をCDプロセッサ4に出力する。
CDプロセッサ4はRF信号を2値化した後、CD同期
検出、データ分離、EFM復調、データ訂正処理等を行
う。CDプロセッサ4は検出したCDの同期信号等を用
いてディスクモータ5の回転数を線速度一定に制御する
ようにドライバ回路6に制御信号を供給する。CDプロ
セッサ4による訂正後のCD−ROMデータはCD−R
OMデコーダ7に供給される。CD−ROMデコーダ7
は訂正後のCD−ROMデータからの同期信号検出、ス
クランブル解除、メモリ8を用いてCD−ROMデータ
訂正等を行い、訂正後のCD−ROMデータをホストコ
ンピュータに転送する。9はCDプロセッサ4及びCD
−ROMデコーダ7の制御用マイコンである。
【0016】本実施形態のCD−ROM装置はCD−R
OMデータの高速再生モードとして、4倍速再生モード
と6倍速再生モードとを有している。
【0017】6倍速再生モード時、制御用マイコン9
は、ホストコンピュータより送られて来るアクセス要求
に対してのディスク2のアクセスが終了する度に時間の
計測を開始する。アクセス終了後、ピックアップ1はア
クセス終了時点のディスク上の位置で待機し、ディスク
モータ5はそのピックアップ待機位置に対応した6倍速
再生時の回転数を保って駆動状態を維持している。制御
用マイコン9は、アクセス終了から所定の時間(例えば
2秒)が経過しても次のアクセス要求が発生せず、しか
も現在のピックアップ待機位置が予め定められたディス
ク上の位置Rよりも内周側にあることを判定した場合、
次のアクセス要求が来るまでディスク回転数を4倍速再
生モード時の回転数に落とすように制御する。
【0018】ここで、上記判定に用いられるディスク上
の位置Rについて説明する。
【0019】図2はディスク回転数と振動のエネルギ−
との関係をディスクの6倍速回転時と4倍速回転時とで
比較して示した図である。エネルギーEは下式で求めら
れる。 E=mrω2 ……(1) 但し、r:ディスク半径、ω:ディスク回転数、m:係
数 つまり、エネルギーEは回転数ωの2乗に比例して増加
する。6倍速回転時の回転数は4倍速回転時の回転数の
1.5倍であるので、上記(1)式より、6倍速回転時
のエネルギーは4倍速回転時に比べ1.5の2乗倍つま
り2.25倍大きいことになる。同図において、Aはデ
ィスク上のプログラム領域における最外周でのディスク
回転数、Bは最内周のディスク回転数であり、実際のC
D−ROM装置ではこのAからBまでのディスク回転数
範囲においてエネルギーが変化することになる。
【0020】図3はディスク回転数とディスク位置との
関係をディスクの6倍速回転時と4倍速回転時とで比較
して示した図である。ディスク回転数ωは下式で求めら
れる。 ω=v/2πr*60 ……(2) 但し、r:ディスク位置(ディスクの中心から読出位置
までの距離)、v:線速度 つまり、線速度ー定の場合、ディスク回転数ωはディス
ク位置rに反比例して減少つまりディスク外周に行くほ
ど減少する。上記(2)式よりディスク最内周でのディ
スク回転数は、6倍速再生時は3000rpm、4倍速
再生時は2000rpmとなる。
【0021】本実施形態のCD−ROM装置において
は、6倍速再生時に4倍速再生時のディスク最内周での
ディスク回転数(2000rpm)と同じ回転数となる
トラック位置つまり6倍速再生時においてディスク最内
周での回転数より1000rpmだけ回転数が減少する
ディスク位置をRとしている。このRはディスク全体の
再生時間を74分とすると16分の位置に相当する。
【0022】すなわち、本実施形態のCD−ROM装置
は、6倍速再生モードでのアクセス終了後、所定の時間
(例えば2秒)が経過しても次のアクセス要求が発生せ
ず、しかも現在のピックアップ1の待機位置がディスク
内周側の再生時間0分から16分までの範囲にある場合
はディスク回転数を4倍速再生モード時の回転数に落と
す制御を行っている。
【0023】図4に振動のエネルギーとディスク位置と
の関係を示す。上記(1)式と(2)式からエネルギー
Eはディスク位置rを用いて E=kv2 /r ……(3) 但し、k:m*(60/2π)2 で表され、6倍速回転時と4倍速回転時の場合において
各々図4に示すような曲線となる。
【0024】ここで、Bのディスク最内周からRまでの
ディスク位置においてディスク回転数を6倍速再生モー
ド時の回転数から4倍速再生モード時の回転数に変更す
るようにした場合の振動のエネルギーの値は図中実線に
示す曲線で表される。よって、斜線の部分だけ従来より
も振動のエネルギーが減少し、それだけ消費電力を削減
できることが分かる。
【0025】また、本実施形態のCD−ROM装置はこ
のような制御を行うことでアクセス時間の短縮も図るこ
とができる。
【0026】図5は6倍速再生モード時にディスク最内
周から最外周にアクセス位置を移動する場合のアクセス
時間を本発明方式と従来方式とで比較して示したもので
ある。 従来方式の場合、6倍速再生モード時の次アク
セス待機中のディスク最内周でのディスク回転数は30
00rpm、本発明方式の場合は2000rpmであ
る。6倍速再生モード時のディスク最外周でのディスク
回転数は1300rpmであるから、6倍速再生モード
時にディスク最内周から最外周にアクセス位置を切り替
える際に目的のディスク回転数にまで低減させるのに必
要な時間は本発明方式の場合は図ではc、従来の場合は
図ではdとなり、本発明方式の方が短くてすむことが分
かる。
【0027】すなわち、本実施形態のCD−ROM装置
は、6倍速再生モード時にディスク最内周付近を次にア
クセスする場合を除いてほとんど場合のアクセス時間を
短縮することができ、平均のアクセス時間を短縮するこ
とができる。
【0028】このように、本実施形態のCD−ROM装
置によれば、6倍速再生モードによるアクセス動作の終
了後、所定の時間(例えば2秒)が経過しても次のアク
セス要求が発生せず、しかもピックアップ1の待機位置
がディスク上の所定の位置Rより内周側にある場合はデ
ィスク回転数を4倍速再生モード時の回転数に落とすこ
とによって、待機期間中の振動を従来よりも小さく抑え
られ、消費電力の削減を図ることができる。さらに、本
実施形態のCD−ROM装置によれば、6倍速再生モー
ド時の平均アクセス時間を短縮することが可能となる。
【0029】なお、本実施形態においては、4倍速と6
倍速でディスク再生を行うものについて説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、M、Nを各々1
以上の整数(但しM<N)とし、M倍速とN倍速で再生
を行うあらゆるディスク再生装置に適用し得るものであ
る。
【0030】また、本発明は、複数の倍速再生モードを
持たないディスク再生装置において、アクセス動作の終
了後、所定の時間が経過しても次のアクセス要求が発生
せず、しかもピックアップ待機位置がディスク上の所定
の位置Rより内周側にある場合はディスク回転数を再生
時のディスク回転数よりも低い回転数に変更するものを
含むものである。この構成を採ることによって、待機期
間中の振動抑制効果及び消費電力低減効果は保証され
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載のディスク再生装置と請求項4記載のアクセス制御方
法によれば、次アクセス要求の待機期間中のディスク回
転数を低減することによって振動を抑制でき、消費電力
の低減化を図れる。
【0032】また、本発明の請求項2記載のディスク再
生装置と請求項5記載のアクセス制御方法によれば、次
アクセス要求の待機期間中のディスク回転数を低減する
ことによって振動を抑制でき、消費電力の低減化を図れ
ると共に、ディスク最内周から最外周にアクセス位置を
移動する場合のアクセス時間を短縮でき、平均的なアク
セス時間の短縮化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCD−ROM装置の構成を示すブ
ロック図
【図2】6倍速回転時と4倍速回転時におけるディスク
回転数と振動のエネルギ−との関係を示す図
【図3】6倍速回転時と4倍速回転時におけるディスク
回転数とディスク位置との関係を示す図
【図4】6倍速回転時と4倍速回転時における振動のエ
ネルギーとディスク位置との関係を示す図
【図5】アクセス時間の短縮効果について説明するため
の図
【図6】小型情報機器へのCD−ROM装置の組み込み
例を示す図
【符号の説明】
1………光ピックアップ 2………CD−ROMディスク 3………アナログシグナルアンプ 4………CDプロセッサ 5………ディスクモータ 6………ドライバ回路 7………CD−ROMデコーダ 8………メモリ 9………制御用マイコン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクのアクセス終了後にピックアッ
    プをアクセス終了時点の前記ディスク上の位置に待機さ
    せつつ該ピックアップ待機位置に対応したディスク回転
    数を維持するディスク再生装置において、 ある要求に対するアクセスが終了してから次アクセス要
    求が発生することなく経過した時間を計時する計時手段
    と、 アクセス終了時点の前記ピックアップ待機位置が前記デ
    ィスク上の予め定められた位置よりも内周側にあるかど
    うかを判定する判定手段と、 前記計時手段の計時時間が所定の時間を越え且つ前記判
    定手段によって前記ピックアップ待機位置が前記ディス
    ク上の予め定められた位置よりも内周側にあることが判
    定された場合、次アクセス要求が発生するまでディスク
    回転数を減少させるように制御する制御手段とを具備す
    ることを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスクに線速度一定で記録されたデー
    タをM倍速、N倍速(但し、M<N)で再生する2つの
    再生モードを有し、前記ディスクのアクセス終了後にピ
    ックアップをアクセス終了時点の前記ディスク上の位置
    に待機させつつ該ピックアップ待機位置に対応したディ
    スク回転数を維持するディスク再生装置において、 N倍速の再生モード時、ある要求に対するアクセスが終
    了してから次アクセス要求が発生することなく経過した
    時間を計時する計時手段と、 N倍速の再生モード時のアクセス終了時点の前記ピック
    アップ待機位置が前記ディスク上の予め定められた位置
    よりも内周側にあるかどうかを判定する判定手段と、 前記計時手段の計時時間が所定の時間を越え且つ前記判
    定手段によって前記ピックアップの待機位置が前記ディ
    スク上の予め定められた位置よりも内周側にあることが
    判定された場合、次アクセス要求が発生するまでディス
    ク回転数をM倍速の再生モードに対応するディスク回転
    数に変更するよう制御する制御手段とを具備することを
    特徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のディスク再生装置におい
    て、 前記判定手段におけるディスク上の予め定められた位置
    とは、N倍速の再生モード時に、M倍速の再生モード時
    のディスク最内周でのディスク回転数と同じ回転数とな
    る位置であることを特徴とするディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 ディスクのアクセス終了後にピックアッ
    プをアクセス終了時点の前記ディスク上の位置に待機さ
    せつつ該ピックアップ待機位置に対応したディスク回転
    数を維持するディスク再生装置において、 ある要求に対するアクセスが終了してから次アクセス要
    求が発生することなく経過した時間を計時すると共に、
    アクセス終了時点の前記ピックアップ待機位置が前記デ
    ィスク上の予め定められた位置よりも内周側にあるかど
    うかを判定し、前記計時時間が所定の時間を越え且つ前
    記ピックアップ待機位置が前記ディスク上の予め定めら
    れた位置よりも内周側にあることが判定された場合、次
    アクセス要求が発生するまでディスク回転数を減少させ
    るように制御することを特徴とするディスク再生装置の
    アクセス制御方法。
  5. 【請求項5】 ディスクに線速度一定で記録されたデー
    タをM倍速、N倍速(但し、M<N)で再生する2つの
    再生モードを有し、前記ディスクのアクセス終了後にピ
    ックアップをアクセス終了時点の前記ディスク上の位置
    に待機させつつ該ピックアップ待機位置に対応したディ
    スク回転数を維持するディスク再生装置において、 N倍速の再生モード時、ある要求に対するアクセスが終
    了してから次アクセス要求が発生することなく経過した
    時間を計時すると共に、N倍速の再生モード時のアクセ
    ス終了時点の前記ピックアップ待機位置が前記ディスク
    上の予め定められた位置よりも内周側にあるかどうかを
    判定し、前記計時時間が所定の時間を越え且つ前記ピッ
    クアップの待機位置が前記ディスク上の予め定められた
    位置よりも内周側にあることが判定された場合、次アク
    セス要求が発生するまでディスク回転数をM倍速の再生
    モードに対応するディスク回転数に変更するよう制御す
    ることを特徴とするディスク再生装置のアクセス制御方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のディスク再生装置のアク
    セス制御方法において、 前記ディスク上の予め定めら
    れた位置とは、N倍速の再生モード時に、M倍速の再生
    モード時のディスク最内周でのディスク回転数と同じ回
    転数となる位置であることを特徴とするディスク再生装
    置のアクセス制御方法。
JP5574696A 1996-03-13 1996-03-13 ディスク再生装置とそのアクセス制御方法 Withdrawn JPH09251702A (ja)

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WO1998027549A3 (de) * 1996-12-19 1998-08-06 Siemens Nixdorf Ag CD-ROM-Laufwerk
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