JPH10118795A - 横穴付粉末成形品の製造方法及び装置 - Google Patents

横穴付粉末成形品の製造方法及び装置

Info

Publication number
JPH10118795A
JPH10118795A JP27384696A JP27384696A JPH10118795A JP H10118795 A JPH10118795 A JP H10118795A JP 27384696 A JP27384696 A JP 27384696A JP 27384696 A JP27384696 A JP 27384696A JP H10118795 A JPH10118795 A JP H10118795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
raw material
material powder
vibration
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP27384696A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Matsumoto
大陸 松元
Toru Narita
徹 成田
Susumu Maruoka
晋 丸岡
Hidetatsu Yamamoto
英達 山本
Hideo Sato
秀雄 佐藤
Masaru Kobayashi
勝 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Machinery Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Tamagawa Machinery Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Machinery Co Ltd, Mitsubishi Materials Corp filed Critical Tamagawa Machinery Co Ltd
Priority to JP27384696A priority Critical patent/JPH10118795A/ja
Publication of JPH10118795A publication Critical patent/JPH10118795A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビティ内に突出したピンの直下であって
もかかる部分に効率よく原料粉末を充填させることがで
き、原料粉末の加圧後に圧粉体の不良品の発生を防止す
ることを目的とする。 【解決手段】 キャビティ2形成されたダイ1と、キャ
ビティ2内の原料粉末を加圧する上下パンチ24、29
と、粉末成形品の横穴を形成するためにキャビティ2に
出没自在の雄側ピン9及び雌側ピン10とを用い、先
ず、キャビティ2に雄側ピン9等を突出させるとともに
下パンチ24を雄側ピン9付近まで差し込み、次いで、
下パンチ24を雄側ピン9から離しつつ、キャビティ2
に原料粉末を充填させ、キャビティ2の原料粉末を上下
パンチ24、29で加圧し、雄側ピン9等をキャビティ
2から没入させた後に、このキャビティ2から圧粉体3
3を抜き出すようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横穴が設けられる
粉末成形品の製造方法及び装置に関し、特に、キャビテ
ィへの原料粉末の充填時において、横穴を形成するため
のピンの下側に効率よく原料粉末を充填できるようにし
たものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、エンドミルやフライスなどに使
用されるスローアウェイチップは、原料粉末を加圧した
後に焼結して作製される粉末成形品の一つであり、この
スローアウェイチップとしては、図10に示すような縦
刃ブレーカ付のチップ101がある。このチップ101
は、側面102と上下両面103、104との各稜線に
切刃105、106を形成するとともに、側面102に
取付用の横穴107が設けられている。
【0003】そして、このようなチップ101では、横
穴107の部分がアンダーカット部となるため、一般的
なダイを用いて上下のパンチによって加圧成形してもそ
の圧粉体をダイから抜き出すことが不可能となる。従っ
て、横穴107を形成するためのピンをダイのキャビテ
ィに対して出没自在とし、原料粉末の充填時にこのピン
をキャビティ内に突出させるとともに、圧粉体の抜き出
し時にピンをキャビティから没入させるようにして対応
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャビ
ティへの原料粉末の充填に際して、充填に先だって予め
ピンをキャビティ内に突出させ、その後、原料粉末をキ
ャビティ内に充填する場合には、ピン直下に原料粉末が
充填されにくく、そのまま上下パンチによって原料粉末
を加圧したのでは部分的に、すなわちピンの直下部分に
おいて原料粉末の密度が異なるため、形成された圧粉体
に不良品を発生させるといった問題点を有している。
【0005】また、キャビティ内へ原料粉末を充填した
後に、キャビティ内へピンを突出させるといった手段も
考えられるが、かかる手段では、充填された原料粉末の
中にピンを強制的に差し込んでいくため、円滑なピンの
移動を確保することが難しく、しかも、原料粉末中をピ
ンが移動することによって、ピンの磨耗、欠損等が生じ
やすくなり、ピンの耐久性が低下するといった問題があ
る。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、キャビティに原料粉末を充填する場合、キャ
ビティ内に突出したピンの直下であってもかかる部分に
効率よく原料粉末を充填させることができ、原料粉末の
加圧後に圧粉体の不良品の発生を防止できるようにした
横穴付粉末成形品の製造方法及び装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、か
かる目的を達成するために、本発明に係る横穴付粉末成
形品の製造方法は、横穴が設けられる粉末成形品の製造
方法であって、原料粉末が投入されるキャビティが形成
されたダイと、このキャビティの両側開口部から原料粉
末を加圧する上下パンチと、前記横穴を形成するために
キャビティに出没自在のピンとを用い、先ず、前記キャ
ビティに前記ピンを突出させるとともに、前記下パンチ
をこのキャビティ内のピン付近まで差し込んだ状態と
し、次いで、この下パンチを前記ピンから離しつつ、当
該キャビティに原料粉末を充填させ、このキャビティに
前記上パンチを差し込んでこれら上下パンチによって原
料粉末を加圧し、前記ピンを当該キャビティから没入さ
せた後に、このキャビティから圧粉体を抜き出すように
したことを特徴とする。
【0008】なお、前記キャビティへの原料粉末の充填
時及び充填後の少なくとも一方において、前記ダイ及び
前記下パンチの少なくとも一方を振動させるようにして
もよい。さらに、前記振動として縦振動が用いられると
ともに、その振動幅及び振動時間をそれぞれ調整可能に
してもよい。
【0009】また、横穴付粉末成形品の製造装置は、横
穴が設けられる粉末成形品の製造装置であって、原料粉
末が投入されるキャビティが形成されたダイと、このキ
ャビティの両側開口部から原料粉末を加圧する上下パン
チと、前記横穴を形成するためにキャビティに出没自在
のピンとを具備し、前記下パンチは、前記キャビティへ
の原料粉末の充填とともに、当該キャビティに突出させ
た前記ピン付近の位置から離れる方向に移動することを
特徴とする。
【0010】なお、前記キャビティへの原料粉末の充填
時及び充填後の少なくとも一方において、前記ダイ及び
前記下パンチの少なくとも一方を振動させるための振動
機構を備えてもよい。さらに、前記振動機構による振動
として縦振動が用いられるとともに、当該振動機構に、
前記縦振動の振動幅及び振動時間をそれぞれ調整するた
めの調整手段が設けられたことを特徴とする請求項5記
載の横穴付粉末成形品の製造装置。
【0011】このように、本発明に係る横穴付粉末成形
品の製造方法は、下パンチをキャビティ内に突出したピ
ン付近まで差し込んでから、この下パンチをピンから離
しつつ、キャビティに原料粉末を充填するようにしてい
る。従って、下パンチがピンから離れることに伴いキャ
ビティの容積を拡大して原料粉末をキャビティ内に吸い
込ませ、これにより原料粉末をピンの直下に回り込ませ
て、ピン直下に原料粉末を効率よく充填させるようにし
ており、その結果、この原料粉末を加圧した後の圧粉体
の一部に密度の異なる部分が生じることを抑え、圧粉体
の不良品が発生するのを防止することが可能となる。
【0012】また、キャビティへの原料粉末の充填時及
び充填後の少なくとも一方において、ダイ及び下パンチ
の少なくとも一方を振動させるようにしたものでは、キ
ャビティに充填された原料粉末を下方に詰めていくこと
ができ、これによりピン直下に原料粉末を入りやすくし
て、圧粉体の不良品が発生するのをより一層防止するよ
うにしている。
【0013】さらに、振動として縦振動が用いられると
ともに、その振動幅及び振動時間をそれぞれ調整可能に
したものでは、縦振動を用いることによってキャビティ
への原料粉末の充填効率を高めることができ、しかも、
振動幅及び振動時間をそれぞれ調整することによって、
キャビティ内におけるピンより上側空間とピンより下側
空間との原料粉末の充填比率を調整することができ、こ
れにより、形成される圧粉体の全体密度をバランス良く
設定することが可能となる。
【0014】続いて、本発明に係る横穴付粉末成形品の
製造装置は、下パンチが、キャビティへの原料粉末の充
填とともに、キャビティに突出させたピン付近の位置か
ら離れる方向に移動するようにしている。従って、上述
の製造方法と同様に、下パンチがピンから離れることに
伴いキャビティの容積を拡大させ、キャビティに原料粉
末を吸込充填させることによって原料粉末をピンの直下
に回り込ませ、これによりピン直下に原料粉末を効率よ
く充填させるようにしており、その結果、この原料粉末
を加圧した後の圧粉体の一部に密度の異なる部分が生じ
ることを抑え、圧粉体の不良品が発生するのを防止する
ことが可能となる。
【0015】また、キャビティへの原料粉末の充填時及
び充填後の少なくとも一方において、ダイ及び下パンチ
の少なくとも一方を振動させるための振動機構を備えた
ものでは、キャビティに充填された原料粉末を下方に詰
めていくことができ、これによりピン直下に原料粉末を
入りやすくして、圧粉体の不良品が発生するのをより一
層防止するようにしている。
【0016】さらに、振動機構による振動として縦振動
が用いられるとともに、振動機構に、その振動幅及び振
動時間をそれぞれ調整するための調整手段が設けられた
ものでは、縦振動を用いることによってキャビティへの
原料粉末の充填効率を高めることができ、しかも、振動
幅及び振動時間をそれぞれ調整することによって、キャ
ビティ内におけるピンより上側もしくは下側空間の原料
粉末の充填比率を調整することができ、これにより、形
成される圧粉体の密度を上下においてバランス良く設定
することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図9を参照して説明する。図1に示すように、この実
施の形態は、図10に示す縦刃ブレーカ付のチップ10
1を成形するものである。ただし、粉末成形品に横穴を
設けるものであれば、このようなチップ101の成形用
として用いることに限定されず、他の粉末成形品の製造
装置としても使用することができる。
【0018】そして、キャビティ2が形成されるダイ1
には、キャビティ2を挟んで対向する水平状態の2つの
水平孔3、4が設けられている。さらに、ダイ1は、脚
部6に支持されたダイプレート5に固定されており、こ
の脚部6に続く接続部7を介して、油圧等で駆動するロ
ッド8と連結されている。従って、ダイ1は、ロッド8
を移動させることにより、脚部6及びダイプレート5を
介して上下に移動する。
【0019】また、ダイ1の水平孔3には円柱状の雄側
ピン9が、また水平孔4には同じく円柱状の雌側ピン1
0がそれぞれ摺動自在に設置されている。この雄側ピン
9は、図2に示すように、先端側(図1の右側)部分に
小径部9aを設けるとともに、この小径部9aの基端部
分を順次拡径してテーパ部9bが設けられている。な
お、このテーパ部9bのテーパ角度は約30゜〜45゜
の範囲に設定されるが、その角度は任意に設定すること
ができる。
【0020】一方、雌側ピン10は、図2に示すよう
に、先端側(図1の左側)部分に、雄側ピン9の小径部
9aを嵌め入れ可能な開口部10aを設けるとともに、
その先端部分を順次拡径してテーパ部10bが設けられ
ている。なお、このテーパ部10bのテーパ角度は、雄
側ピン9のテーパ部9bと同様、約30゜〜45゜の範
囲に設定されるが、その角度は任意に設定することがで
きる。
【0021】また、雄側ピン9は、継手11を介して駆
動手段12に接続されている。この駆動手段12は、シ
リンダ13とピストンロッド14とで構成され、前後シ
リンダ室のそれぞれに供給されるエアの圧力によってピ
ストンロッド14を駆動し、このピストンロッド14と
ともに継手11を介して雄側ピン9を移動させるように
している。
【0022】一方、雌側ピン10は、継手15を介して
駆動手段16に接続されている。この駆動手段16は、
駆動手段12と同様、シリンダ17とピストンロッド1
8とで構成され、前後シリンダ室のそれぞれに供給され
るエアの圧力によってピストンロッド18を駆動し、こ
のピストンロッド18とともに継手15介して雌側ピン
10を移動させるようにしている。ただし、これら駆動
手段12、16は、雄側ピン9又は雌側ピン10を移動
させるものであれば上記のような構成のものに限定され
ず、例えば、モータや油圧シリンダなどの駆動源を用い
るようにしてもよい。
【0023】なお、駆動手段12による雄側ピン9の移
動は、小径部9aをキャビティ2から没入させた状態
と、小径部9a及びテーパ部9bをキャビティ2に突出
させた状態との範囲で行われる。一方、駆動手段16に
よる雌側ピン10の移動は、テーパ部10bをキャビテ
ィ2から没入させた状態と、テーパ部10bをキャビテ
ィ2に突出させた状態との範囲で行われる。
【0024】そして、駆動手段12、16によって雄側
ピン9及び雌側ピン10をそれぞれキャビティ2に向け
て移動させることにより、雄側ピン9の小径部9aが雌
側ピン10の開口部10aに嵌まり込み、かつそれぞれ
のテーパ部9b、10bがキャビティ2に露出した状態
となる。なお、ダイ1と駆動手段12、16との間は、
下端部分がダイプレート5に固着されたカバー19によ
って覆われており、雄側ピン9や雌側ピン10、継手1
1、15、ピストンロッド14、18を保護するように
している。
【0025】また、雄側ピン9及び雌側ピン10のそれ
ぞれには、筒状のストッパ20、21が取り付けられ、
ナット22、23によってそれぞれ後方への移動が係止
された状態となっている。そして、上記のように雄側ピ
ン9及び雌側ピン10をそれぞれキャビティ2に向けて
移動させた場合、ストッパ20、21のそれぞれがダイ
1の外壁に当接することによって、雄側ピン9及び雌側
ピン10のそれぞれは、その位置から前方への移動が係
止されることになる。
【0026】このストッパ20、21は、雄側ピン9及
び雌側ピン10が必要以上にキャビティ2方向へ移動し
てしまうのを防止するものであり、これにより、雄側ピ
ン9及び雌側ピン10のテーパ部9b、10bをキャビ
ティ2内壁に沿って適切に露出させることが可能とな
る。ただし、ストッパ20、21として図示のものに限
定されるものではなく、所定位置にある雄側ピン9等の
前進を規制できるものであれば、その構成は任意であ
る。さらに、駆動手段12、16によってピストンロッ
ド14、18の移動量を正確に制御できるものであれ
ば、ストッパ20、21を設けるか否かは任意である。
【0027】なお、雄側ピン9等を前進させた位置で、
これら雄側ピン9等が後退しないように、ダイ1に各種
保持部材を設けるようにしてもよい。ただし、駆動手段
12、16によって雄側ピン9等を強く保持できるもの
であれば、前記した保持部材を用いる必要がない。
【0028】また、ダイ1は、ダイプレート5及び脚部
6を介して、ロッド8が駆動することにより上下に移動
するが、このとき、駆動手段12、16もダイ1の移動
とともに上下に移動することになる。
【0029】次に、下パンチ24は、基台25に固定さ
れたプレート26上に、振動機構27を介して設けられ
ている。この下パンチ24は、キャビティ2の下側開口
部分から差し込まれた状態に設定されている。なお、プ
レート26には、ダイプレート5に続く脚部6を貫通さ
せるための貫通孔28が設けられており、この貫通孔2
8で脚部6をガイドしている。
【0030】また、振動機構27は、下パンチ24を振
動させるために設けられたものであり、下パンチ24に
対して縦振動を与えるようにしている。そして、振動機
構27の駆動は、図示しない調整手段によって制御され
る。すなわち、下パンチ24を振動させる振動幅や振動
時間がこの調整手段によって適宜設定され、振動機構2
7の駆動を介して下パンチ24を適宜振動させるように
している。なお、振動機構27の振動として縦振動に限
定されず、縦振動に横振動を加えたものや横振動のみで
あってもよく、さらには振動機構27を設けるか否かは
任意である。
【0031】また、振動機構27は、下パンチ24のみ
を対象として設けられることに限定するものではなく、
例えばダイ1とダイプレート5との間のみ、もしくはこ
こと下パンチ24の双方に設けるようにしてもよい。な
お、振動機構27をダイ1とダイプレート5との間に設
けた場合は、この振動機構27によってダイ1、ひいて
はキャビティ2自体を振動させることになる。このと
き、縦振動とするか否か、調整手段で振動幅や振動時間
を調整するか否かは上述と同様任意である。
【0032】次に、上パンチ29は、この上パンチ29
に続く接続部30を介して、油圧等で駆動するロッド3
1と連結されており、ロッド31を移動させることによ
り上下に移動する。なお、この上パンチ29は、キャビ
ティ2の上側開口部分から差し込むことができるような
位置関係で設定されている。そして、これら一対の下パ
ンチ24及び上パンチ29は、キャビティ2に充填され
た原料粉末を加圧するものとして用いられる。
【0033】なお、以上の製造装置では、下パンチ24
を固定して(上下に移動しないようにして)、ダイ1を
上下に移動させるタイプのものであるが、これに限定さ
れるものではなく、例えば、ダイ1を固定するととも
に、下パンチ24を上下に移動させるようにしてもよ
い。すなわち、ダイ1と下パンチ24とが相対的に移動
するよう構成したものであれば、その態様は任意に設定
可能である。
【0034】続いて、図10に示すチップ101などの
横穴付粉末成形品の製造方法について説明すると、図3
に示すように、第1充填工程(A)、第2充填工程
(B)、加圧工程(C)、圧抜き・雄側ピン及び雌側ピ
ン抜き工程(D)、抜出工程(E)、雄側ピン及び雌側
ピン挿入工程(F)といった一サイクルの成形手順によ
って行われる。
【0035】(A)については、図4に示すように行わ
れる。先ず、原料粉末の充填に先だって、駆動手段1
2、16をそれぞれ駆動し、雄側ピン9及び雌側ピン1
0の双方をキャビティ2に向けて前進させる。このと
き、雄側ピン9の小径部9aは雌側ピン10の開口部1
0aに嵌まり込み、かつ各テーパ部9b,10bがキャ
ビティ2に露出した状態となっている。さらに、下パン
チ24の上端24aがテーパ部9b付近に位置するよう
に、ダイ1の移動位置を調整する。
【0036】また、雄側ピン9及び雌側ピン10の双方
をキャビティ2に向けて前進させたときに、ストッパ2
0、21によって、雄側ピン9等がそれ以上前進しない
ように規制される。これにより、雄側ピン9及び雌側ピ
ン10のテーパ部9b、10bのそれぞれは、キャビテ
ィ2内壁に沿った適切な位置に露出した状態となってい
る。
【0037】そして、図4に示すように、フィーダ32
をキャビティ2上方に移動させるとともに原料粉末をフ
ィーダ32からキャビティ2に供給する(第1充填)。
なお、このような原料粉末の供給方法としてフィーダ3
2による供給方法に限定するものではなく、例えば、ロ
ボットハンドによる秤量済原料粉末を空中より給粉する
ようにしてもよい。
【0038】次に、(B)については、図5に示すよう
に行われる。先ず、ダイ1上においてフィーダ32を図
5右方に移動させ、フィーダ32をキャビティ2の上方
から離す。このフィーダ32が移動する際、キャビティ
2に充填された原料粉末をフィーダ32ですり切ること
により、かかるキャビティ2に一定量の原料粉末を充填
できるようにしている。
【0039】そして、図5に示すように、ダイ1を持ち
上げる。このとき、下パンチ24は移動しないため、そ
の上端24aが相対的にキャビティ2の下方に移動する
ことによりキャビティ2の原料粉末を引き込み、小径部
9a直下に原料粉末を回り込ませるようにしている(第
2充填)。その結果、小径部9a直下において効率よく
原料粉末を充填できるものとなる。
【0040】なお、ダイ1を持ち上げて下パンチ24の
上端24aを下方に移動させていることに代えて、ダイ
1を固定させるとともに下パンチ24を下方に移動させ
るようにしてもよいことは勿論である。
【0041】また、図1に示すように、下パンチ24に
振動機構27が設けられている場合には、キャビティ2
への原料粉末の充填時もしくは充填後の少なくとも一方
で振動機構27を駆動して下パンチ24を振動させ、キ
ャビティ2内の原料粉末を小径部9a直下により一層効
率よく充填させるようにしている。なお、この振動機構
27は、下パンチ24の他、ダイ1に設けて、ダイ1を
振動させることによってキャビティ2内の原料粉末の充
填効率を高めるようにしてもよい。
【0042】さらに、振動機構27における振動幅や振
動時間に関しては、調整手段によって適宜設定される。
すなわち、キャビティ2内における小径部9aより上方
と下方の原料粉末の比率をコントロールするため、調整
手段によって振動機構27の動作態様を調整し、上下パ
ンチ24、29で原料粉末を加圧したときに、その圧粉
体の略中央に小径部9aを位置させつつ、全体の密度が
均一となるようにしている。ただし、このような振動機
構27及び調整手段を設けるか否かは任意である。
【0043】次に、(C)については、図6に示すよう
に行われる。キャビティ2の上側開口部分から上パンチ
29を差し込むとともに、下パンチ24との間でキャビ
ティ2内の原料粉末を加圧し、圧粉体33を形成する。
このとき、ダイ1を多少上方に移動させるようにして、
小径部9aが圧粉体33の略中央に位置するように調整
する。なお、ダイ1や上パンチ29の移動は油圧シリン
ダ等の駆動源によって行われ、それぞれの移動量は、各
種センサに基づく出力などによって設定される。ただ
し、このようなダイ1の移動による調整方法に代えて、
ダイ1を固定するとともに下パンチ24を多少下げるよ
うにして調整してもよい。
【0044】また、上下パンチ24、29で原料粉末を
加圧した場合、加圧された原料粉末が雄側ピン9及び雌
側ピン10のテーパ部9b、10bを外側に向けて押圧
することになる。これにより、雄側ピン9及び雌側ピン
10には外側に向けて移動させる力が働くが、駆動手段
12、16で雄側ピン9及び雌側ピン10をそれぞれ前
進方向に付勢しているため、不用意に後退することはな
い。ただし、これら雄側ピン9等の後退を規制するため
の保持部材等をダイ1に設けるか否かは任意である。
【0045】次に、(D)については、図7に示すよう
に行われる。先ず、圧粉体33に対する上下パンチ2
4、29の加圧を減少もしくは除去する。ただし、上パ
ンチ29を圧粉体33から引き離すのではなく、上下パ
ンチ24、29で圧粉体33を挟み込んだままの状態と
している。そして、駆動手段12、16(図1参照)を
それぞれ駆動して雄側ピン9及び雌側ピン10の双方を
キャビティ2から引っ込める。
【0046】その結果、圧粉体33には、小径部9aの
あった部分に横孔34が形成された状態となっている。
さらに、雄側ピン9及び雌側ピン10のテーパ部9b、
10bによって圧粉体33の横孔34には面取りがなさ
れた状態となっている。なお、上下パンチ24、29
は、圧粉体33への加圧を減少もしくは除去しているた
め、小径部9aを抜く際の負荷をかけないようにしてお
り、しかも、横孔34が形成された圧粉体33を押しつ
ぶすことはない。
【0047】次に、(E)については、図8に示すよう
に行われる。圧粉体33を上下パンチ24、29で挟ん
だまま、下パンチ24の上端24aがダイ1の上面と一
致するまでダイ1を下方に移動させる。これにより、圧
粉体33はダイ1から抜き出され、その後、上パンチ2
9を圧粉体33から引き離すことにより、圧粉体33は
下パンチ29上(ダイ1上)から払い出され、圧粉体3
3が取り出される。なお、下パンチ24の上端24aを
ダイ1の上面に合致させているため、圧粉体33の払い
出しを容易にしている。
【0048】なお、ダイ1が下方に移動することによっ
て、圧粉体33の側面とキャビティ2の壁面との間が擦
れ合うことになる。そして、圧粉体33には横孔34が
形成されているため、キャビティ2の壁面と擦れ合って
横孔34の上側部分にクラックが生じやすくなってい
る。しかし、圧粉体33には、雄側ピン9及び雌側ピン
10それぞれのテーパ部9a、10aによって横孔34
に面取りが施されているため、上述のようなクラックが
生じるようなことはない。
【0049】次に、(F)については、図9に示すよう
に行われる。図8の状態まで下げられていたダイ1を上
方に移動させ、下パンチ24の上端24aがダイ1の水
平孔3、4より下側となった位置までダイ1を持ち上げ
る。次いで、駆動手段12、16を駆動させて雄側ピン
9及び雌側ピン10の双方をキャビティ2に向けて移動
させ、キャビティ2内において小径部9aを開口部10
aに差し込んだ状態にする。
【0050】これにより、原料粉末を充填可能なキャビ
ティ2がダイ1に形成され、第1充填工程(A)が可能
な状態になる。そして、この(F)の状態から図4に示
すフィーダ32をダイ1上にセットすることにより、第
1充填工程(A)が行われることになる。
【0051】以上のような一サイクルの手順を繰り返す
ことにより、横穴34を持つ圧粉体33を連続して成形
することが可能になっている。なお、ダイ1から取り出
された圧粉体33は、その後焼結されるとともに、寸法
精度を高めるために適宜研磨されて図10に示すような
チップ101の完成品が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る横穴
付粉末成形品の製造方法は、下パンチをキャビティ内に
突出したピン付近まで差し込んでから、この下パンチを
ピンから離しつつ、キャビティに原料粉末を充填するよ
うにしているため、下パンチがピンから離れることに伴
いキャビティの容積を拡大して原料粉末をキャビティ内
に吸い込ませ、これにより原料粉末をピンの直下に回り
込ませて、ピン直下に原料粉末を効率よく充填させるこ
とができ、その結果、この原料粉末を加圧した後の圧粉
体の一部に密度の異なる部分が生じることを抑え、圧粉
体の不良品が発生するのを防止することができる。
【0053】また、キャビティへの原料粉末の充填時及
び充填後の少なくとも一方において、ダイ及び下パンチ
の少なくとも一方を振動させるようにしたものでは、キ
ャビティに充填された原料粉末を下方に詰めていくこと
ができ、これによりピン直下に原料粉末を入りやすくし
て、圧粉体の不良品が発生するのをより一層防止するこ
とができる。
【0054】さらに、振動として縦振動が用いられると
ともに、その振動幅及び振動時間をそれぞれ調整可能に
したものでは、縦振動を用いることによってキャビティ
への原料粉末の充填効率を高めることができ、しかも、
振動幅及び振動時間をそれぞれ調整することによって、
キャビティ内におけるピンより上側空間とピンより下側
空間との原料粉末の充填比率を調整することができ、こ
れにより、形成される圧粉体の全体密度をバランス良く
設定することができる。
【0055】続いて、本発明に係る横穴付粉末成形品の
製造装置は、下パンチが、キャビティへの原料粉末の充
填とともに、キャビティに突出させたピン付近の位置か
ら離れる方向に移動するようにしているため、上述の製
造方法と同様に、下パンチがピンから離れることに伴い
キャビティの容積を拡大させ、キャビティに原料粉末を
吸込充填させることによって原料粉末をピンの直下に回
り込ませ、これによりピン直下に原料粉末を効率よく充
填させることができ、その結果、この原料粉末を加圧し
た後の圧粉体の一部に密度の異なる部分が生じることを
抑え、圧粉体の不良品が発生するのを防止することがで
きる。
【0056】また、キャビティへの原料粉末の充填時及
び充填後の少なくとも一方において、ダイ及び下パンチ
の少なくとも一方を振動させるための振動機構を備えた
ものでは、キャビティに充填された原料粉末を下方に詰
めていくことができ、これによりピン直下に原料粉末を
入りやすくして、圧粉体の不良品が発生するのをより一
層防止することができる。
【0057】さらに、振動機構による振動として縦振動
が用いられるとともに、振動機構に、その振動幅及び振
動時間をそれぞれ調整するための調整手段が設けられた
ものでは、縦振動を用いることによってキャビティへの
原料粉末の充填効率を高めることができ、しかも、振動
幅及び振動時間をそれぞれ調整することによって、キャ
ビティ内におけるピンより上側もしくは下側空間の原料
粉末の充填比率を調整することができ、これにより、形
成される圧粉体の密度を上下においてバランス良く設定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る横穴付粉末成形品の製造装置
の、実施の形態を示す平面図である。
【図2】 図1に示す製造装置の、キャビティ部分を拡
大した断面図である。
【図3】 本発明に係る横穴付粉末成形品の製造方法に
おける手順の説明図である。
【図4】 原料粉末の第1充填工程を示す説明図であ
る。
【図5】 原料粉末の第2充填工程を示す説明図であ
る。
【図6】 原料粉末の加圧工程を示す説明図である。
【図7】 圧粉体に対する圧抜き・雄側ピン及び雌側ピ
ン抜き工程を示す説明図である。
【図8】 圧粉体の抜出工程を示す説明図である。
【図9】 雄側ピン及び雌側ピン挿入工程を示す説明図
である。
【図10】 横穴を持つ縦刃ブレーカ付のチップ(粉末
成形品)を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ダイ 2 キャビティ 9 雄側ピン 10 雌側ピン 24 下パンチ 27 振動機構 29 上パンチ 33 圧粉体 34 横穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B23P 15/34 B22F 5/00 A (72)発明者 丸岡 晋 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社筑波製作所内 (72)発明者 山本 英達 東京都中央区日本橋大伝馬町6番5号 玉 川マシナリー株式会社東京支社内 (72)発明者 佐藤 秀雄 新潟県長岡市城岡2−4−1 玉川マシナ リー株式会社長岡工場内 (72)発明者 小林 勝 新潟県長岡市城岡2−4−1 玉川マシナ リー株式会社長岡工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横穴が設けられる粉末成形品の製造方法
    であって、 原料粉末が投入されるキャビティが形成されたダイと、
    このキャビティの両側開口部から原料粉末を加圧する上
    下パンチと、前記横穴を形成するためにキャビティに出
    没自在のピンとを用い、 先ず、前記キャビティに前記ピンを突出させるととも
    に、前記下パンチをこのキャビティ内のピン付近まで差
    し込んだ状態とし、 次いで、この下パンチを前記ピンから離しつつ、当該キ
    ャビティに原料粉末を充填させ、 このキャビティに前記上パンチを差し込んでこれら上下
    パンチによって原料粉末を加圧し、 前記ピンを当該キャビティから没入させた後に、このキ
    ャビティから圧粉体を抜き出すようにしたことを特徴と
    する横穴付粉末成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記キャビティへの原料粉末の充填時及
    び充填後の少なくとも一方において、前記ダイ及び前記
    下パンチの少なくとも一方を振動させるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の横穴付粉末成形品の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記振動として縦振動が用いられるとと
    もに、その振動幅及び振動時間をそれぞれ調整可能にし
    たことを特徴とする請求項2記載の横穴付粉末成形品の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 横穴が設けられる粉末成形品の製造装置
    であって、 原料粉末が投入されるキャビティが形成されたダイと、
    このキャビティの両側開口部から原料粉末を加圧する上
    下パンチと、前記横穴を形成するためにキャビティに出
    没自在のピンとを具備し、 前記下パンチは、前記キャビティへの原料粉末の充填と
    ともに、当該キャビティに突出させた前記ピン付近の位
    置から離れる方向に移動することを特徴とする横穴付粉
    末成形品の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記キャビティへの原料粉末の充填時及
    び充填後の少なくとも一方において、前記ダイ及び前記
    下パンチの少なくとも一方を振動させるための振動機構
    を備えたことを特徴とする請求項4記載の横穴付粉末成
    形品の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記振動機構による振動として縦振動が
    用いられるとともに、当該振動機構に、前記縦振動の振
    動幅及び振動時間をそれぞれ調整するための調整手段が
    設けられたことを特徴とする請求項5記載の横穴付粉末
    成形品の製造装置。
JP27384696A 1996-10-16 1996-10-16 横穴付粉末成形品の製造方法及び装置 Withdrawn JPH10118795A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27384696A JPH10118795A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 横穴付粉末成形品の製造方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27384696A JPH10118795A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 横穴付粉末成形品の製造方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10118795A true JPH10118795A (ja) 1998-05-12

Family

ID=17533370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27384696A Withdrawn JPH10118795A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 横穴付粉末成形品の製造方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10118795A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007132A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 偏肉形状部品の圧粉体成形方法および圧粉体成形金型装置
CN104552566A (zh) * 2014-12-05 2015-04-29 大连博众轨道交通装备有限公司 一种高强度卯榫结构砌块的制作方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007132A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 偏肉形状部品の圧粉体成形方法および圧粉体成形金型装置
CN104552566A (zh) * 2014-12-05 2015-04-29 大连博众轨道交通装备有限公司 一种高强度卯榫结构砌块的制作方法
WO2016086677A1 (zh) * 2014-12-05 2016-06-09 朱力鸣 一种高强度卯榫结构砌块的制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3560748B2 (ja) 横穴付粉末成形品の製造方法
KR20080038508A (ko) 치형제품을 성형하는 주·단조 공법 및 그 금형장치
US4061452A (en) Apparatus for producing spherical articles
JPH1094868A (ja) 加圧鋳造方法
JPH1071497A (ja) スローアウェイチップの製造方法及び装置
JPH10118795A (ja) 横穴付粉末成形品の製造方法及び装置
JPH10118796A (ja) 横穴付粉末成形品の製造方法及び装置
JPH1094899A (ja) スローアウェイチップの製造方法及び装置
JPH10128595A (ja) 横穴付粉末成形品の製造方法及び装置
JP2005118786A (ja) 圧縮成形機の材料供給装置と材料供給方法
JP3602737B2 (ja) 粉末成形金型
JP3043751B1 (ja) 金属成形方法及び金属成形装置
JP3447227B2 (ja) 無枠式鋳型造型機とそれを用いた無枠式鋳型造型方法
KR102131149B1 (ko) 상하 더블 액션 구현을 가능하게 하는 금형 시스템
JPH03155444A (ja) 竪型鋳造方法および装置
JP2898481B2 (ja) 粉末圧縮成形機における成形体の払い出し方法とその方法に使用される装置
JPH0320071Y2 (ja)
JP4394257B2 (ja) 粉末成形体の製造方法
JPH05329896A (ja) 局部加圧式の射出成形機
JP2000328102A (ja) 金型プレス機の粉末充填装置
JP2002153996A (ja) 粉末成形装置
JP2005035171A (ja) コンクリートブロック用型枠装置
JPH09239740A (ja) アンダーカット部のある成形品の金型装置
JPH07150202A (ja) 粉末成形プレスのフィーダー
JP2872069B2 (ja) 異種粉末用成形装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040106