JPH10118321A - パチンコ玉の清掃装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】パチンコ玉の清掃による摩耗及び静電気の帯電
を無くす、パチンコ玉の清掃装置の提供を主たる目的と
する。 【構成】水系洗浄剤を使用し、パチンコ玉を洗浄工程、
水きり工程、乾燥工程より構成された洗浄装置による、
パチンコ玉の清掃装置。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、パチンコの遊技玉の清
掃に関し。

【０００２】

【従来の技術】従来例としては、パチンコ玉を布や皮及
び樹脂等のベルトに擦り付け、玉の表面を研磨する方法
が実用化されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、玉の
表面を研磨するため、玉の表面が削られ、玉径が小さく
なり、玉寿命が短くなる欠点が有った。

【０００４】また、玉を布や樹脂等の電気的絶縁物と擦
りあわせることにより、玉に静電気が帯電し、パチンコ
台のコンピュター回路を誤作動させたり、破壊したりす
る欠点が有った。

【０００５】そこで、本発明は、上記従来例の各問題を
解決するために、パチンコ玉を洗浄剤によって、洗浄す
ることにより、玉の摩擦による各問題点を無くすパチン
コ玉の清掃装置を提供せんとするものである。

【０００６】

【発明が解決するための手段】上記従来技術が有する問
題点を解決することを課題として、本発明は、パチンコ
玉の清掃を水系洗浄剤によって、洗浄清掃することを請
求項１とするものである。

【０００７】又、上記洗浄剤に界面活性剤を主成分とし
た洗浄剤を使用したことを請求項２とするものである。

【０００８】また、玉の清掃を洗浄工程、水きり工程、
乾燥工程、より構成される洗浄装置によって、洗浄清掃
することを請求項３とするものである。

【０００９】また、上記洗浄装置の洗浄工程に浸漬洗浄
方式を使用したことを請求項４とするものである。

【００１０】また、上記洗浄装置の洗浄工程に超音波洗
浄方式を使用したことを請求項５とするものである。

【００１１】また、上記洗浄装置の洗浄工程にバレル洗
浄方式を使用したことを請求項６とするものである。

【００１２】また、上記洗浄装置の洗浄工程にシャワー
洗浄方式を使用したことを請求項７とするものである。

【００１３】また、上記洗浄装置の洗浄工程にスクラバ
ー洗浄方式を使用したことを請求項８とするものであ
る。

【００１４】また、上記洗浄装置の水きり工程に遠心分
離方式を使用したことを請求項９とするものである。

【００１５】また、上記洗浄装置の乾燥工程に真空方式
を使用したことを請求項１０とするものである。

【００１６】また、上記洗浄装置の乾燥工程にエアーブ
ロー方式を使用したことを請求項１１とするものであ
る。

【００１７】また、上記洗浄装置の乾燥工程に熱風方式
を使用したことを請求項１２とするものである。

【００１８】また、上記洗浄装置の乾燥工程に輻射加熱
方式を使用したことを請求項１３とするものである。

【００１９】

【作 用】本発明は、上述のようにパチンコ玉を洗浄剤
によって化学的に清掃するため、バチンコ台周辺の静電
気を無くし且つ、玉寿命を大幅に延長することが出来
る。

【００２０】

【実施例】以下本発明を図面に示す実施例を参照して説
明する。図１は本発明の構成ブロック図である。同図に
おいて（１）は清掃前のパチンコ玉で、（２）は洗浄装
置である。洗浄装置（２）は、洗浄部（３）と水切り部
（５）と乾燥部（６）の組合せにより構成されている。
そして、洗浄部（３）には洗浄剤（４）が満たされてい
る。

【００２１】清掃前のパチンコ玉（１）を洗浄装置
（２）の洗浄部（３）に送り込み、洗浄後、水きり、乾
燥の各工程を経て、清掃済みのパチンコ玉（７）が洗浄
装置（２）より排出される。

【００２２】洗浄装置（２）の洗浄部（３）は揺動及び
振動による浸漬洗浄方式や超音波振動による超音波洗浄
方式、バレル洗浄方式、シャワー洗浄方式、ブラシ等に
よるスクラバー洗浄方式等の方法が使用できる。

【００２３】また、洗浄装置（２）の水切り部（５）に
は遠心分離方式を使用することも出来る。

【００２４】また、洗浄装置（２）の乾燥部（５）には
真空方式や、エアーブロー方式、熱風方式、輻射加熱方
式等の方法を使用することが出来る。

【００２５】

【発明の効果】本発明は、上述したように、パチンコ玉
を洗浄剤で化学的に洗浄するものであるから、従来の研
磨を利用した上述の問題点を解決し得ると共に、特に、
水系洗浄剤を使用することにより、廃液処理も不要と成
る。総じて、本発明は構成簡単にして、安価に提供する
ことが出来ると共に、玉の清掃による物理的及び電気的
影響を無くす等、多くの利点を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の構成ブロック図である。

【符号の説明】

（１）清掃前のパチンコ玉 （２）洗浄装置 （３）洗浄部 （４）洗浄剤 （５）水きり部 （６）乾燥部 （７）清掃済みのパチンコ玉

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】パチンコ玉の清掃を水系洗浄剤によって、
   洗浄清掃することを特徴とする、パチンコ玉の清掃装
   置。
2. 【請求項２】上記請求項１の洗浄剤に界面活性剤を主成
   分とした洗浄剤を使用することを特徴とする、パチンコ
   玉の清掃装置。
3. 【請求項３】パチンコ玉の清掃を洗浄工程、水きり工
   程、乾燥工程より構成される洗浄装置によって、洗浄清
   掃することを特徴とする、パチンコ玉の清掃装置。
4. 【請求項４】請求項３の洗浄装置の洗浄工程に浸漬洗浄
   方式を使用したことを特徴とする、パチンコ玉の清掃装
   置。
5. 【請求項５】請求項３の洗浄装置の洗浄工程に超音波洗
   浄方式を使用したことを特徴とする、パチンコ玉の清掃
   装置。
6. 【請求項６】請求項３の洗浄装置の洗浄工程にバレル洗
   浄方式を使用したことを特徴とする、パチンコ玉の清掃
   装置。
7. 【請求項７】請求項３の洗浄装置の洗浄工程にシャワー
   洗浄方式を使用したことを特徴とする、パチンコ玉の清
   掃装置。
8. 【請求項８】請求項３の洗浄装置の洗浄工程にスクラバ
   ー洗浄方式を使用したことを特徴とする、パチンコ玉の
   清掃装置。
9. 【請求項９】請求項３の洗浄装置の水きり工程に遠心分
   離方式を使用したことを特徴とする、パチンコ玉の清掃
   装置。
10. 【請求項１０】請求項３の洗浄装置の乾燥工程に真空方
    式を使用したことを特徴とする、パチンコ玉の清掃装
    置。
11. 【請求項１１】請求項３の洗浄装置の乾燥工程にエアー
    ブロー方式を使用したことを特徴とする、パチンコ玉の
    清掃装置。
12. 【請求項１２】請求項３の洗浄装置の乾燥工程に熱風方
    式を使用したことを特徴とする、パチンコ玉の清掃装
    置。
13. 【請求項１３】請求項３の洗浄装置の乾燥工程に輻射加
    熱方式を使用したことを特徴とする、パチンコ玉の清掃
    装置。