JPH10118217A - 消火装置 - Google Patents

消火装置

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JPH10118217A
JPH10118217A JP33774796A JP33774796A JPH10118217A JP H10118217 A JPH10118217 A JP H10118217A JP 33774796 A JP33774796 A JP 33774796A JP 33774796 A JP33774796 A JP 33774796A JP H10118217 A JPH10118217 A JP H10118217A
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晃 松谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴミピット等の大空間の消火領域を放水銃に
より消火する装置において、迅速な初期消火を図り、か
つ安定した放水を行うこと。 【解決手段】 放水銃3の旋回用モータとして3相交流
モータを用い、インバータで駆動し、インバータの出力
周波数を制御して旋回速度を調整できるように構成す
る。そしてゴミピット内に向かって横向きに格納されて
いる放水銃3のノズル5を早い速度V1で照準位置まで
旋回させ、照準が合った後、照準位置の左右に微小角θ
だけ遅い速度V2で旋回させる。照準後のノズル5の左
右微小旋回時には、微小旋回領域の中央で一旦ノズルを
停止させ、放水特性をより向上させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大空間の消火領域を消
火するための消火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にゴミピットや球場あるいは展示会
場等においては火災に備えて消火装置を設置することが
必要である。例えばゴミピットは、ゴミ焼却場において
焼却前のゴミを貯留するためのものであり、搬入された
ゴミは一旦ゴミピット内に貯留され、ゴミピット内のゴ
ミがクレーン装置等により搬送されて焼却される。この
ゴミピット内のゴミの中には、引火し易いものや直接火
種となるものが紛れ込んでいる場合もあり、また、ゴミ
ピット内で化学反応を起こして高温になる場合も考えら
れ、ゴミピット内で突然火災が発生することがある。
【0003】図9は従来のゴミピット用の消火装置の概
略構成を示す図であり、1はゴミピットである。ゴミピ
ット1の上方には赤外線カメラ等の火災検知部11が設
けられており、この火災検知部11はゴミピット1内を
スキャンして検知温度を火災検知制御部12に出力する
と共に火災検知制御部12では検知温度が設定温度を越
えたときに火災と判断し、火災発生と火災区域との情報
を情報処理部13に出力する。
【0004】またゴミピット1には、投入されたゴミを
移動させるためのクレーン14が設けられており、例え
ばクレーン制御部15にてクレーン14の降下位置に基
づきゴミの積み上げ高さ位置を求める。情報処理部13
では、ゴミの高さを考慮して火災位置を割り出し、対応
する放水制御データを放水銃制御部16に出力する。
【0005】放水銃制御部16は、放水銃の俯仰角、旋
回角及びノズルストロークを夫々制御するための制御信
号を出力し、放水銃17はこれに基づいて照準を合わせ
放水を行う。
【0006】ところで放水銃17は、例えば図10に示
すようにノズルの旋回軸18がゴミピット1の外に位置
するように固定され、常時はノズル19がゴミピット1
に対して横向きになり、ゴミピット1内に突出しないよ
うに格納されている。使用時にはノズル19の筒先のみ
がゴミピット1内に突出して放水することにより、可能
な限り放水上の死角ができないようになっている。また
このような方式の他に、放水銃17が進退自在な基台の
上に搭載され、使用時には基台を前進させてゴミピット
1内にノズル18を突出させる方式のものもある。
【0007】いずれの方式の場合においてもノズルは使
用時に横向きの状態から照準の合う位置まで旋回する。
放水銃17の旋回軸18は油圧モータに接続され、この
油圧モータによってノズルの旋回が行われる。またノズ
ルの照準を火点位置に合わせた後、火災番地全体に対し
て放水する必要があるため、放水銃は微小角度例えば3
〜10度左右に旋回しながら放水を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところでノズル19の
旋回は油圧モータによって行われるため、ノズルが格納
位置から照準位置まで旋回する速度と、照準を合わせた
後の微小旋回時の旋回速度とが同じであった。一方ノズ
ルを旋回させながら放水を行うと上から見たときの放水
点の軌跡は、左右両端に比べて中央が凹んだu字状とな
り、本来の最大放水距離が得られなくなり放水距離が短
くなる。放水距離が短くなる程度つまり最大放水距離の
減少量は旋回速度に比例し、また火点が遠方になる程大
きくなる。このため旋回速度を遅くして放水を行ってい
るが、これは最大放水距離の確保の点からすると好まし
い反面、火災時にノズルの照準合わせに時間がかかって
しまい、初期消火の迅速性に欠けるという課題があっ
た。
【0009】本発明はこのような事情の下になされたも
のであり、その目的は、大空間の消火領域を消火する装
置において、迅速な初期消火を行うことにあり、また他
の目的は安定した放水を行うことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ノズ
ルが左右に旋回しながら大空間の消火領域を消火する放
水銃を備えた消火装置において、前記ノズルを旋回させ
るための交流モ−タよりなる旋回用モ−タと、この旋回
用モ−タの電源であるインバ−タと、前記インバ−タを
制御するインバ−タ制御部と、を備え、前記インバ−タ
の出力周波数を制御することによりノズルの旋回速度を
変えることができるように構成したことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、前記ノズルが格納位置
から照準位置まで旋回するときには第1の速度で旋回
し、照準位置まで旋回した後の左右の旋回動作を行うと
きには第1の速度よりも遅い第2の速度で旋回するよう
に前記放水銃を制御する放水銃制御部を備えたことを特
徴とする。
【0012】請求項3の発明は、ノズルが左右の旋回動
作を行うときに、左側の折り返し位置と右側の折り返し
位置との間の少なくとも一か所で一旦停止するように放
水銃を制御する放水銃制御部を備えたことを特徴とす
る。なお請求項2、3の発明を組み合わせれば、迅速な
初期消火とより一層の放水特性の向上を図ることができ
る点で好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の消火装置をゴミピ
ットに適用した実施の形態について説明する。図1はゴ
ミピットの概観を示す図であり、ゴミピット2は直方体
形状の容器として形成され、図示しない投入口からゴミ
清掃車によりゴミが投入される。ゴミピット2には、前
後、左右、上下に移動可能なクレーン21が設けられて
おり、ゴミピット2の上部中央に配置されたクレーン操
作室22の中で作業者により操作盤23を介してクレー
ン21の操作が行われ、ゴミピット2内のゴミが移動さ
れる。
【0014】ゴミピット2の例えば互いに対向する短辺
部には夫々放水銃3(3A、3B)が設けられており、
この放水銃3は図示しない貯水槽T内の水を吸い上げて
ゴミピット2内に放水できるようになっている。
【0015】前記放水銃3を図2及び図3に示すと、放
水銃の基体部分31は固定基台32の上に取り付けられ
ており、固定基台32は格納室30の床面Sに固定され
ている。前記基体部分31には旋回用モータ33が設け
られ、旋回用モータ33により旋回軸34が回動する。
旋回軸34には、俯仰用モータ35を備えた支持部36
が設けられ、この支持部36には俯仰用モータ35によ
り回動中心Pのまわりに上下に回動できるようにノズル
5が設けられている。
【0016】前記旋回軸34はゴミピット2の壁部24
よりも外側(格納室30内)に位置し、ノズル5は常時
は壁部24と平行になる横向きの状態で格納室30内に
収納されていて、ゴミピット2内(壁部24よりも内側
の空間)に突出しないようになっているが、使用時には
旋回してゴミピット2内に突出した状態となる。なお図
3中30aは放水銃格納室30を区画する壁である。ノ
ズル5は、外筒を進退自在にノズル本体に嵌合し、例え
ばノズルの伸縮用モ−タ51によって外筒の軸方向位置
を調整することにより放水形状を棒状パタ−ンと噴霧パ
タ−ンとの間で変えることができるように構成されてい
る。
【0017】次にゴミピット消火装置の全体構成につい
て図4に基づいて述べる。クレーン21はクレーン制御
部25によって制御され、クレーン制御部25はクレー
ン21のワイヤの巻き取り量などからゴミの積み上げ高
さを求める機能及び退避指令に基づいてクレーン21を
所定位置へ退避させ、退避完了信号を出力する機能など
を備えている。
【0018】火災検知部4は火災検知制御部41からの
スキャン位置信号を受けてゴミピット2内をスキャン
し、検知した温度を火災検知制御部41に出力してい
る。火災検知制御部41では、検知した温度が設定温度
例えば約150〜200℃を越えたときに火災検知信号
をバスBに出力する。このような設定温度とすることに
より火災の極初期または発火前に消火を開始することが
可能になる。またゴミピット2内は消火装置側では平面
的に縦横に例えば4×7=28個に分割されており、火
災検知制御部41はそのときのスキャン位置から火災が
発生した分割領域つまり火災番地を求め、これを出力す
る。
【0019】前記バスBには中央処理部42、制御デー
タ格納部43が接続されており、前記中央処理部42は
前記火災番地とゴミの高さ情報とに基づいて、x、y、
z方向の位置として捉えた火災位置を求める。なお、ク
レーン制御部25からのゴミの高さ情報を火災検知制御
部41に入力し、火災検知制御部26から火災番地及び
ゴミの高さ情報が得られるようにしてもよい。
【0020】前記制御データ格納部43には、火災位置
毎に放水銃の俯仰角、旋回角及びノズルストローク(ノ
ズルの伸び出し位置)を指定する放水制御データが格納
され、中央処理部42で求めた火災位置に応じた放水制
御データが読み出される。
【0021】前記ノズル5の旋回に関しては本発明の実
施の形態の特徴部分であり、旋回のデータとしてはノズ
ル5の格納位置から照準位置(ノズル5の照準が合った
ときのノズル5の位置)までの旋回角及び旋回速度V
1、照準後のノズル5の左右の微小旋回の角度(振れの
角度)及び旋回速度V2などが含まれる。
【0022】また本例の消火装置は放水銃制御部6を備
えている。この放水銃制御部6は図5に示すように旋回
用モータ制御部61、俯仰用モータ制御部62、ノズル
の伸縮用モータ制御部63及び送水管の開閉弁の制御部
(図示せず)などを含んでいる。旋回用モータ制御部6
1は、インバータ64及びインバータ制御部65からな
る。旋回用モータ33はこの例では3相交流モータが用
いられ、一つの端子がコモンで、残りの2つの端子が正
転/逆転用のものであり、正転/逆転用の2つの端子の
切替えによりノズル5の左旋回、右旋回を行うようにし
ている。そしてインバータ制御部65によりインバータ
64のスイッチング素子のスイッチングのタイミングを
制御し、これによりインバータ64の電源周波数(出力
周波数)を制御して旋回用モータ33の回転数即ちノズ
ル5の旋回速度を制御するようにしている。なお俯仰用
モータ制御部62及びノズルの伸縮用モータ制御部63
は、前記放水制御データに基づいて俯仰用モータ35及
びノズルの伸縮用モータ51の制御信号を出力する。
【0023】次に上述消火装置の動作について図6を参
照しながら説明する。火災検知制御部41は火災検知部
4からの温度検出信号に基づいて火災発生の有無を監視
し(ステップS1)、火災発生と判断されると、中央処
理部42が火災検知制御部41から出力された火災番地
及びクレーン制御部25からのゴミの積み上げ高さを取
り込む(ステップS2)。そして火災番地及びゴミの積
み上げ高さ情報に基づいて火災位置を求め、この火災位
置に対応する放水制御データを制御データ格納部43か
ら読み出す(ステップS3)。
【0024】そして放水制御データに基づいてノズル5
を図7の左側に示すように格納位置から照準位置まで第
1の速度(角速度)V1例えば6〜10度/秒で旋回す
る(ステップ4)。次いで俯仰角及びノズルストローク
(伸び出し位置)が制御され(ステップS5)、これら
の設定が終了した後例えば放水銃制御部6が振り出し終
了信号を受信した後(ステップS6)、放水開始指令を
発して制御弁を開き、放水が開始される。(ステップS
7)。なお、ステップS4、S5の順序を逆にしてもよ
い。
【0025】続いてノズル5が図7の右側に示すように
照準位置を中心に前記速度V1よりも遅い第2の速度V
2例えば0.5〜5度/秒で左右に微小角度θ例えば3
〜10度左右に旋回しながら放水が行われる(ステップ
S8)。その理由は、火災番地に対応する区画全体をく
まなく放水するためであり、左右の微小旋回角度範囲は
火災位置によって予め設定されている。更にこの例では
放水時の微小旋回角度範囲の中央にノズル5が位置した
とき(実線の位置)に火災番地に対応する区画の最遠端
に照準が合うように設定されているので、本来の最大放
水距離が得られるように微小旋回角度範囲の中央位置で
一旦停止する。
【0026】ノズル5の旋回のシーケンスの一例を挙げ
ると、中央位置から右側に振れて右端(右側の折り返し
点)で2秒停止し、中央位置に戻ってここで2秒停止
し、次いで左側に振れて左端(左側の折り返し点)で2
秒停止し、再び中央位置に戻ってここで2秒停止し、以
後同様の動作が繰り返される。
【0027】本発明では、微小旋回を行うにあたって中
央位置で止めずにそのまま左端(右端)まで旋回させる
ようにしてもよいが、放水しながらノズル5を旋回させ
ると、1往復時の消火剤の落下点の軌跡が旋回軸を中心
とした円弧軌跡にはならず図7の点線で示すように凹状
になってしまう。そこでノズル5を左端と右端との間例
えば中央で一旦停止させることによりこの位置で本来の
最大放水距離が得られ、消火剤の落下点の軌跡が実線で
示すように概ね前記円弧軌跡に近付いた軌跡となり、火
災位置への放水をより確実なものにすることができる。
左右両端及び中央における停止時間については任意に設
定することができ、火災位置や旋回速度などに応じて適
宜決められる。
【0028】放水が終了して放水終了信号を放水銃制御
部6が受信すると(ステップS9)、ノズル5を速度V
1で元の格納位置まで旋回させる(ステップS10)。
図8は、ノズル5の一連の動きを旋回速度の時間的変化
として表わしたものであり、この図から分かるように本
例ではノズル5を格納位置から照準位置まで旋回させる
場合、停止させる直前に旋回速度をV1からV1よりも
速度が遅い第3の速度V3まで一旦落としてそこから停
止させている。このようにすればノズル5を指定位置
(向き)、例えば、火災位置のセンターに正確に停止さ
せることができる。また、ノズル5を放水位置から格納
位置まで旋回させる場合も同様にして格納位置に正確に
停止させることができる。なお、速度V3は図8では速
度V2よりも遅くしてあるが、V2と同じまたは速くて
もよい。
【0029】上述の実施の形態によれば、放水銃3の旋
回用モータ33として交流モータを用い、インバータ6
4により電源周波数(出力周波数)を制御することによ
りモータ33の回転数を制御してノズル5の旋回速度を
任意に変化させることができるため、照準合わせとその
後の微小旋回とについて夫々適切な旋回速度を設定する
ことができ、また微小旋回を行うにあたっても火災位置
と放水銃3との距離に応じて最適な旋回速度を選定する
ことができ、従って消火能力の向上と設計の自由度の向
上を図ることができる。
【0030】そして例えばノズル5を格納位置から照準
位置まで旋回させるときの速度V1を早くし、照準後の
左右の微小旋回時の旋回速度V2を遅くすることによ
り、放水銃3のスピーディーな動作により迅速な初期消
火を行うことができるし、一方放水時の放水特性が良好
になり安定した放水を行うことができる。
【0031】更にノズル5を微小旋回時に左右両端の間
の中央位置に一旦停止させているため既述のように放水
特性がより一層改善される。ただし左右両端の間にノズ
ル5を一旦停止させるにあたっては、中央位置に限られ
るものではなく、また2ヶ所以上の位置に停止させても
よい。
【0032】なお本発明の適用範囲はゴミピットに限ら
れるものではなく、体育館等の競技場、展示会場、工
場、格納庫、屋内外などの大空間の消火装置として適用
することができる。また放水銃は水に限らず他の消火剤
を放出するものであってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、放水銃の
ノズルの旋回用モータとして交流モータを用い、インバ
ータの出力周波数を制御して旋回速度を調整できるよう
にしているため消火能力の向上と設計の自由度の向上が
図れる。
【0034】また格納位置にあるノズルを照準位置まで
振り出すときの旋回速度を早くし、照準後の左右の微小
旋回速度を遅くすることにより、迅速な初期消火を行う
ことができ、安定した放水を行うことができる。更にま
たノズルを左右に微小旋回するときに、左右両端の間の
少なくとも一ヶ所で一旦停止させるようにすれば安定し
た放水を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をゴミピット用消火装置として適用した
実施の形態を示す概観斜視図である。
【図2】放水銃の一例を示す側面図である。
【図3】放水銃の一例を示す平面図である。
【図4】本発明の実施の形態の全体構成を示す構成図で
ある。
【図5】放水銃制御部の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態の作用を示すフローチャー
トである。
【図7】放水銃のノズルの旋回の様子を示す説明図であ
る。
【図8】放水銃のノズルの旋回の様子を旋回速度の時間
的変化として表した特性図である。
【図9】従来のゴミピット用消火装置を示す構成図であ
る。
【図10】従来の放水銃のノズルの旋回の様子を示す説
明図である。
【符号の説明】
2 ゴミピット 21 クレーン 24 壁部 25 クレーン制御部 3、3A、3B 放水銃 30 放水銃格納室 33 旋回用モータ 35 俯仰用モータ 4 火災検知部 41 火災検知制御部 43 制御データ格納部 5 ノズル 6 放水銃制御部 61 旋回用モ−タ制御部 64 インバ−タ 65 インバ−タ制御部
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルが左右に旋回しながら大空間の消
    火領域を消火する放水銃を備えた消火装置において、 前記ノズルを旋回させるための交流モ−タよりなる旋回
    用モ−タと、 この旋回用モ−タの電源であるインバ−タと、 前記インバ−タを制御するインバ−タ制御部と、を備
    え、 前記インバ−タの出力周波数を制御することによりノズ
    ルの旋回速度を変えることができるように構成したこと
    を特徴とする消火装置。
  2. 【請求項2】 大空間の中の指定された領域に照準が合
    うようにノズルが格納位置から照準位置まで旋回し、そ
    の後左右に旋回しながら放水を行う放水銃を備えた消火
    装置において、 前記ノズルが格納位置から照準位置まで旋回するときに
    は第1の速度で旋回し、照準位置まで旋回した後の左右
    の旋回動作を行うときには第1の速度よりも遅い第2の
    速度で旋回するように前記放水銃を制御する放水銃制御
    部を備えたことを特徴とする消火装置。
  3. 【請求項3】 ノズルが左右に旋回しながら大空間の消
    火領域を消火する放水銃を備えた消火装置において、 ノズルが左右の旋回動作を行うときに、左側の折り返し
    位置と右側の折り返し位置との間の少なくとも一か所で
    一旦停止するように放水銃を制御する放水銃制御部を備
    えたことを特徴とする消火装置。
  4. 【請求項4】 放水銃制御部は、ノズルが左右に旋回動
    作を行うときに、左側の折り返し位置と右側の折り返し
    位置との間の少なくとも一か所でノズルを一旦停止させ
    るように制御することを特徴とする請求項2記載の消火
    装置。
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