JPH1011810A - 光ディスク生産システム - Google Patents

光ディスク生産システム

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Publication number
JPH1011810A
JPH1011810A JP18015596A JP18015596A JPH1011810A JP H1011810 A JPH1011810 A JP H1011810A JP 18015596 A JP18015596 A JP 18015596A JP 18015596 A JP18015596 A JP 18015596A JP H1011810 A JPH1011810 A JP H1011810A
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JP
Japan
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room
conveyor
plc
production system
molding
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JP18015596A
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English (en)
Inventor
Takuya Uchida
拓也 内田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各工程処理装置の効率的な運転を可能にしな
がら、生産ラインのオペレートを行いやすくする。 【解決手段】 成形室からスパッタ室までは上位PLC
20と、成形コンベアPLC21から後工程PLC26
までがネットワークで接続されている。また、成形コン
ベアPLC21は、成形機コントローラ27からエレベ
ータPLC30までの間で制御通信を行っている。HC
コンベアPLC23がハードコートPLC31と制御通
信を行うとともに、IJPコンベアPLC24とIJP
コントローラ32とが制御通信を行っている。さらに、
オーブンコンベアPLC25がオーブンPLC33から
スパッタ装置コントローラ35までの間で制御通信を行
っている。また、後工程PLC26がオーバコート投入
ロボットコントローラ36からスタッカーコントローラ
39までの間で制御通信を行っている。これによって上
位PLC20の通信制御によることなく、工程における
一つの処理装置と、この工程処理装置とワークをやり取
りするコンベアのみで工程処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの生産
におけるコンベア及びマガジンエレベータの搬送及び工
程処理装置を制御する光ディスク生産システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光ディスク生産システム
では、光ディスクを収納したマガジンをコンベアで搬送
して、各種の工程処理を行っている。この場合、上位コ
ントローラの通信制御によって工程処理装置と、この工
程処理装置とワークをやり取りするコンベア装置との通
信制御が行われている。また、オペレーターがモニタ画
面を目視してエラーが発生した工程処理装置を確認して
いる。
【0003】さらに、成形室、塗布室、ロボット室及び
スパッタ室(以下、各室と記載する)のいずれかでエラ
ーが発生した際に、このエラーが発生した旨を全室で音
声報知している。また、工程処理装置の稼働状況を収集
して、エラー発生時などに、その検討を行っている。さ
らに、工程処理装置の起動、停止操作をオペレーター
が、その工程処理装置の設置場所をに出向いて操作して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
光ディスク生産システムでは、上位コントローラの通信
制御によらないで、工程処理装置とワークをやり取りす
るコンベア装置との通信が出来ないため、工程処理装置
の効率的な運転が出来ない。また、オペレーターがモニ
タ画面を目視してエラー発生した工程処理装置を確認し
ているため、そのモニタ画面の近傍まで出向かないとエ
ラーが発生した工程処理装置を確認できないという欠点
がある。
【0005】さらに、各室に設置されていない工程処理
装置も、エラー発生を音声報知してしまうとともに、工
程処理装置の稼働状況を短時間で知ることが出来ない。
また、エラー発生時のトラブル復帰方法が容易に判明し
ないとともに、工程処理装置の起動、停止をオペレータ
ーが、その工程処理装置の設置場所まで出向いて操作し
なければならず、コンベアが複数の室にまたがる場合に
は、容易にコンベアの起動及び停止を行うことが出来な
いという欠点がある。
【0006】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、コンベアの効率的な運転が
出来るとともに、エラー発生及び、その工程処理装置と
ともにトラブル復帰方法が迅速かつ確実に判明し、さら
に、工程処理装置の稼働状況が確実に判明し、かつ、起
動及び停止操作が容易に出来るようになる光ディスク生
産システムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、成形室、塗布室、ロボット
室、スパッタ室の室間に設置されたコンベア装置及びマ
ガジンエレベータによってマガジンを搬送するととも
に、コンベア装置及びマガジンエレベータの搬送駆動及
び各室の工程処理装置の動作を制御する制御装置を有す
る光ディスク生産システムにおいて、制御装置として、
上位コントローラと複数のコンベアの搬送駆動を制御す
るコンベアコントローラとの間で制御通信を行う第1の
制御手段と、各室における工程処理装置とワークとをや
り取りするコンベア装置との間で制御通信を行う第2の
制御手段とを有し、各室における一つの工程処理装置
と、この工程処理装置とワークをやり取りするコンベア
装置のみで工程処理を行うものである。
【0008】請求項2記載の光ディスク生産システム
は、工程処理でエラーが発生した際に、この工程処理装
置のエラー発生を成形室、塗布室、ロボット室及びスパ
ッタ室で音声報知する音声報知手段を備えるものであ
る。
【0009】請求項3記載の光ディスク生産システム
は、工程処理でエラーが発生した際に、この発生エラー
に対応する成形室、塗布室、ロボット室及びスパッタ室
に個別的にエラー発生を音声報知する個別選択音声報知
手段を備えるものである。
【0010】請求項4記載の光ディスク生産システム
は、成形室、塗布室、ロボット室及びスパッタ室に設け
られた工程処理装置の稼働状況を確認するための稼働状
況確認手段を備えるものである。
【0011】請求項5記載の光ディスク生産システム
は、成形室、塗布室、ロボット室及びスパッタ室に設け
られた工程処理装置の操作及び操作に伴う情報を画面表
示し、かつ、トラブル情報及び復帰方法を表示する表示
手段を備えるものである。
【0012】請求項6記載の光ディスク生産システム
は、成形室、塗布室、ロボット室及びスパッタ室に設け
られた工程処理装置をリモートコントロールで起動し、
又は、停止を操作するタッチパネルを有するリモートコ
ントロール装置を備えるものである。
【0013】このような構成の請求項1記載の発明の光
ディスク生産システムは、上位コントローラと複数のコ
ンベア装置の搬送駆動を制御するコンベアコントローラ
とで制御通信を行うとともに、工程処理装置とワークと
をやり取りするコンベア装置との間で制御通信を行って
いる。すなわち、上位コントローラでの通信制御による
ことなく、工程処理装置の一つと、この工程処理装置と
ワークをやり取りするコンベア装置のみで工程処理が行
われる。したがって、工程処理装置の効率的な運転が出
来るようになる。
【0014】請求項2記載の光ディスク生産システム
は、成形室、塗布室、ロボット室及びスパッタ室に、エ
ラーが発生した工程処理装置のエラー発生が音声報知さ
れる。したがって、いずれの室でも迅速にエラーが発生
した工程処理装置を知ることが出来るようになる。
【0015】請求項3記載の光ディスク生産システム
は、エラーが発生した際に、この発生エラーに対応した
成形室、塗布室、ロボット室及びスパッタ室に個別的に
エラー発生を音声報知している。したがって、室に設け
られた工程処理装置のみのエラー報知が出来るようにな
る。
【0016】請求項4記載の光ディスク生産システム
は、成形室、塗布室、ロボット室及びスパッタ室の工程
処理装置の稼働状況が確認される。したがって、他の室
の稼働状況が容易かつ確実に判明する。
【0017】請求項5記載の光ディスク生産システム
は、各室に設けられた工程処理装置の操作及び、この操
作情報を画面表示し、かつ、トラブル復帰方法を表示し
ているので、エラーが発生した工程処理装置とともに、
トラブル復帰方法が迅速かつ確実に判明する。
【0018】請求項6記載の光ディスク生産システム
は、タッチパネルから工程処理装置のリモートコントロ
ールで起動又は停止が行われる。したがって、起動及び
停止を工程処理装置まで出向かずに、その操作が出来る
ようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の光ディスク生産シ
ステムの実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図
1は本発明の光ディスク生産システムの実施形態の構成
を示す図である。図1において、この生産ラインは四つ
の成形室A、塗布室B、ロボット室C及びスパッタ室D
からなる。この成形室A〜スパッタ室D間には、成形し
た光ディスクとなる盤を複数枚収納したマガジン又は空
マガジンを搬送する成形コンベア1と、各工程処理装置
のタクトの違いを吸収するためのバッフアコンベア2が
設けられている。
【0020】また、ディスク表面にコーティングを施し
て搬送するためのハードコート(HC)コンベア3と、
光ディスクにID番号を印字するために光ディスクを搬
送するインクジェットプリンタ(IJP)コンベア4
と、オーブン及びスパッタリングシステムへの搬送を行
うオーブンコンベア5が設けられている。
【0021】また、成形室Aには、光ディスクとなる盤
を成形する成形機と、この成形機からワークを取出す取
出ロボットと、この取出ロボットから取り出したワーク
を成形コンベア1上の図示しないマガジンに投入する受
渡ロボットからなる成形システム8を有している。ま
た、マガジンを1階の成形コンベア1と2階のバッファ
コンベア2との間で上昇又は下降させる搬送を行うエレ
ベータ9が設けられている。
【0022】塗布室Bには、HCコンベア3上のマガジ
ンからワークを取出してハードコート処理を行うスピン
ナーを有するハードコート装置10と、IJPコンベア
4上のマガジンからワークを取出しIJPシステムにワ
ークを投入するIJPロボット11と、ワークにナンバ
リングを行うIJPシステム12とを有している。
【0023】また、塗布室Bには、ワークをアニールす
るためのオーブン13と、スピンナーにワークを投入す
るオーバコート投入ロボット16、オーバコートを処理
するスピンナー17、このスピンナー17からワークを
取出してスタッカーに投入するオーバコート排出ロボッ
ト18及び光ディスクを収納するスタックポールを交換
するスタッカー19が設けられている。スパッタ室Dに
は、スパッタ装置と、オーブンコンベア5からスパッタ
装置へのワークの投入及び排出を行うスパッタロボット
とを有するスパッタシステム15が設けられている。
【0024】図2は図1に示す光ディスク生産システム
の電気的構成を示すブロック図である。図2において、
この例は、制御コントローラとしての上位プログラマブ
ルコントローラ(PLC)20と、この上位PLC20
とネットワークで接続される図1中の成形コンベア1を
コントロールする成形コンベアPLC21と、バッフア
コンベア2をコントロールするバッフアコンベアPLC
22を有している。
【0025】さらに、上位PLC20とネットワークで
接続されるハードコート(HC)コンベア3をコントロ
ールするハードコート(HC)コンベアPLC23と、
IJPコンベア4をコントロールするIJPコンベアP
LC24と、オーブンコンベア5をコントロールするオ
ーブンコンベアPLC25と、後工程PLC26が設け
られている。
【0026】また、成形コンベアPLC21に接続され
て制御通信を行う成形機コントローラ27と、取出ロボ
ットコントローラ28と、受渡ロボットPLC29と、
エレベータPLC30を有している。さらに、HCコン
ベアPLC23と接続されて制御通信を行うハードコー
トPLC31と、IJPコンベアPLC24と接続され
て制御通信を行うIJPコントローラ32を有してい
る。また、オーブンコンベアPLC25と接続されて制
御通信を行うオーブンPLC33と、スパッタロボット
PLC34と、スパッタ装置コントローラ35を有して
いる。さらに、後工程PLC26に接続されて制御通信
を行うオーバコート投入ロボットコントローラ36と、
オーバコートPLC37と、オーバコート排出ロボット
コントローラ38と、スタッカーコントローラ39を有
している。
【0027】また、成形室Aに配置され、かつ、上位P
LC20にネットワークで接続される成形室タッチパネ
ルスイッチ(SW)45と、塗布室Bに配置され、か
つ、上位PLC20に接続される塗布室タッチパネルス
イッチ(SW)46と、ロボット室Cに配置され、か
つ、上位PLC20に接続されるロボット室タッチパネ
ルスイッチ(SW)47を有している。
【0028】また、上位PLC20にネットワークで接
続されてエラー発生の報知信号を増幅して出力する増幅
器50と、この増幅信号を成形室A〜スパッタ室Dに選
択して出力するためのリレースイッチ(SW)51を有
している。さらに、リレーSW51からのエラー発生の
報知信号を音出力し、スパッタ室Dに配置されるスパッ
タ室スピーカ52と、ロボット室Cに配置されるロボッ
ト室スピーカ53を有している。また、塗布室Bに配置
される塗布室スピーカ54と、成形室Aに配置される成
形室スピーカ55を有している。
【0029】次に、この実施形態の動作及び機能につい
て説明する。図1及び図2において、成形室Aでは、成
形コンベア1が光ディスクを複数枚収納したマガジン又
は空マガジンを搬送する。この場合、成形システム8で
は光ディスクとなる盤を成形機で成形し、かつ、取出ロ
ボットから取り出したワーク(光ディスク)を成形コン
ベア1上の図示しないマガジンに受渡ロボットが投入す
る。1階の成形コンベア1上のマガジンから2階のバッ
ファコンベア2にエレベータ9が搬送する。
【0030】また、塗布室Bでは成形後の光ディスクを
バッフアコンベア2に蓄え各工程処理装置のタクトを吸
収する。また、HCコンベア3で光ディスクの表面にコ
ーティングを施して搬送し、IJPコンベア4で光ディ
スクにID番号を印字するために光ディスクを搬送す
る。さらに、オーブンコンベア5によってオーブン及び
スパッタリングシステムに搬送される。
【0031】塗布室Bでは、スピンナーを有するハード
コート装置10によってHCコンベア3上のマガジンか
らワークを取出しハードコート処理を行う。また、IJ
Pロボット11がIJPコンベア4上のマガジンからワ
ークを取出し、IJPシステム12にワークを投入して
ナンバリングを行う。
【0032】また、塗布室Bでは、オーブン13によっ
てワークをアニールし、オーバコート投入ロボット16
がスピンナー17にワークを投入して、オーバコート処
理を行う。スピンナー17からオーバコート排出ロボッ
ト18がワークを取出しスタッカーに投入し、スタッカ
ー19でディスクを収納するスタックポールの交換をす
る。
【0033】スパッタ室Dでは、スパッタロボットとを
有するスパッタシステム15がスパッタ装置と、オーブ
ンコンベア5からスパッタ装置へのワークの投入及び排
出を行う。
【0034】このような成形室Aからスパッタ室Dでの
工程処理は、その工程処理装置が図2に示す制御系によ
ってコントロールされる。上位PLC20と、成形コン
ベアPLC21から後工程PLC26までがネットワー
クで接続されている。また、成形コンベアPLC21
は、成形機コントローラ27からエレベータPLC30
との間で制御通信を行っている。
【0035】HCコンベアPLC23がハードコートP
LC31と制御通信を行うとともに、IJPコンベアP
LC24とIJPコントローラ32とが制御通信を行っ
ている。さらに、オーブンコンベアPLC25がオーブ
ンPLC33からスパッタ装置コントローラ35との間
で制御通信を行っている。また、後工程PLC26がオ
ーバコート投入ロボットコントローラ36からスタッカ
ーコントローラ39との間で制御通信を行っている。
【0036】この結果、上位PLC20の通信制御によ
ることなく、工程処理における一つの工程処理装置と、
この工程処理装置とワークをやり取りするコンベアのみ
で工程処理が行われる。したがって、工程処理装置の効
率的な運転が出来るようになる。
【0037】また、エラーが発生した際に、上位PLC
20からのエラー発生の報知信号を増幅器50が増幅し
て出力する。この増幅した報知信号をリレースイッチ
(SW)51を通じてスパッタ室スピーカ52、ロボッ
ト室スピーカ53、塗布室スピーカ54及び成形室スピ
ーカ55に送出して音出力する。この結果、いずれの成
形室A〜スパッタ室Dでも迅速にエラーが発生した工程
処理装置を知ることが出来るようになる。
【0038】さらに、エラーが発生した際に、上位PL
C20からのエラー発生の報知信号を増幅器50が増幅
して出力する。このエラー発生の報知信号がリレースイ
ッチ(SW)51で、エラーが発生した成形室A〜スパ
ッタ室Dに対応して選択して出力される。このリレーS
W51で選択したエラー発生の報知信号がスパッタ室ス
ピーカ52、ロボット室スピーカ53、塗布室スピーカ
54又は成形室スピーカ55に送出されて音出力する。
この結果、成形室A〜スパッタ室Dで個別的に迅速にエ
ラーが発生した工程処理装置を知ることが出来るように
なる。
【0039】また、成形室A〜スパッタ室Dでの工程処
理装置の稼働状況が上位PLC20に接続される成形室
タッチパネルSW45、塗布室タッチパネルSW46及
びロボット室タッチパネルSW47の画面で表示され
る。したがって、他の室の工程処理装置の稼働状況が容
易かつ確実に判明する。
【0040】さらに、成形室A〜スパッタ室Dの工程処
理装置の稼働状況が上位PLC20に接続される成形室
タッチパネルSW45、塗布室タッチパネルSW46及
びロボット室タッチパネルSW47の画面で各室に設け
られた工程処理装置の操作及び操作に伴う情報を画面表
示し、かつ、トラブル情報及び、このトラブル復帰方法
を表示している。したがって、エラーが発生した工程処
理装置とともにトラブル復帰方法が迅速かつ確実に判明
する。
【0041】また、成形室A〜スパッタ室Dの成形室タ
ッチパネルSW45、塗布室タッチパネルSW46及び
ロボット室タッチパネルSW47から成形室A〜スパッ
タ室Dに設置した工程処理装置のリモートコントロール
で起動又は停止が行われ、その起動及び停止を工程処理
装置まで出向かずに、その操作が出来るようになる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明の光ディスク生産システムによれば、工程
処理装置とワークとをやり取りするコンベア装置との間
で制御通信を行っているため、上位コントローラでの通
信制御によることなく、工程処理装置の一つと、この工
程処理装置とワークをやり取りするコンベア装置のみで
工程処理が出来るようになり、工程処理装置の効率的な
運転が可能になる。
【0043】請求項2記載の光ディスク生産システムに
よれば、成形室、塗布室、ロボット室及びスパッタ室
に、エラーが発生した工程処理装置のエラー発生が音声
報知されるため、いずれの室でも迅速にエラーが発生し
た工程処理装置を知ることが出来るようになる。
【0044】請求項3記載の光ディスク生産システムに
よれば、エラーが発生した際に、この発生エラーに対応
した成形室、塗布室、ロボット室及びスパッタ室に個別
的にエラー発生を音声報知している。この結果、室に設
けられた工程処理装置のみのエラー報知が出来るように
なる。
【0045】請求項4記載の光ディスク生産システムに
よれば、成形室、塗布室、ロボット室及びスパッタ室の
工程処理装置の稼働状況が確認されるため、他の室の工
程処理装置の稼働状況が容易かつ確実に判明できるよう
になる。
【0046】請求項5記載の光ディスク生産システムに
よれば、各室に設けられた工程処理装置の操作及び、こ
の操作情報を画面表示し、かつ、トラブル復帰方法を表
示しているため、エラーが発生した工程処理装置ととも
に、トラブル復帰方法が迅速かつ確実に判明できるよう
になる。
【0047】請求項6記載の光ディスク生産システムに
よれば、タッチパネルから工程処理装置のリモートコン
トロールで起動又は停止が行われるため、起動及び停止
を工程処理装置まで出向かずに、その操作が出来るよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク生産システムの実施形態の
構成を示す図である。
【図2】図1に示す光ディスク生産システムの電気的構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
A 成形室 B 塗布室 D スパッタ室 C ロボット室 1 成形コンベア1 2 バッフアコンベア 3 HCコンベア 4 IJPコンベア 5 オーブンコンベア 8 成形システム 9 エレベータ 10 ハードコート装置 11 IJPロボット 12 IJPシステム 13 オーブン 16 オーバコート投入ロボット 17 スピンナー 18 オーバコート排出ロボット 19 スタッカー 15 スパッタシステム 20 上位PLC 21 成形コンベアPLC 22 バッフアコンベアPLC 23 HCコンベアPLC 24 IJPコンベアPLC 25 オーブンコンベアPLC 26 後工程PLC 27 成形機コントローラ 28 取出しロボットコントローラ 29 受渡ロボットPLC 30 エレベータPLC 31 ハードコートPLC 32 IJPコントローラ 33 オーブンPLC 34 スパッタロボットPLC 35 スパッタ装置コントローラ 36 オーバコート投入ロボットコントローラ 37 オーバコートPLC 38 オーバコート排出ロボットコントローラ 39 スタッカーコントローラ 45 成形室タッチパネルSW 46 塗布室タッチパネルSW 47 ロボット室タッチパネルSW 50 増幅器 51 リレーSW 52 スパッタ室スピーカ 53 ロボット室スピーカ 54 塗布室スピーカ 55 成形室スピーカ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形室、塗布室、ロボット室、スパッタ
    室の室間に設置されたコンベア装置及びマガジンエレベ
    ータによってマガジンを搬送するとともに、前記コンベ
    ア装置及びマガジンエレベータの搬送駆動及び前記各室
    の工程処理装置の動作を制御する制御装置を有する光デ
    ィスク生産システムにおいて、 前記制御装置として、 上位コントローラと複数の前記コンベアの搬送駆動を制
    御するコンベアコントローラとの間で制御通信を行う第
    1の制御手段と、 前記各室における工程処理装置とワークとをやり取りす
    る前記コンベア装置との間で制御通信を行う第2の制御
    手段とを有し、 前記各室における一つの工程処理装置と、この工程処理
    装置とワークをやり取りするコンベア装置のみで工程処
    理を行うことを特徴とする光ディスク生産システム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の光ディスク生産シス
    テムにおいて、 前記工程処理でエラーが発生した際に、この工程処理装
    置のエラー発生を成形室、塗布室、ロボット室及びスパ
    ッタ室で音声報知する音声報知手段を備えることを特徴
    とする光ディスク生産システム。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の光ディスク生産シス
    テムにおいて、 前記工程処理でエラーが発生した際に、この発生エラー
    に対応する成形室、塗布室、ロボット室及びスパッタ室
    に個別的にエラー発生を音声報知する個別選択音声報知
    手段を備えることを特徴とする光ディスク生産システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記請求項1記載の光ディスク生産シス
    テムにおいて、 成形室、塗布室、ロボット室及びスパッタ室に設けられ
    た工程処理装置の稼働状況を確認するための稼働状況確
    認手段を備えることを特徴とする光ディスク生産システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記請求項1記載の光ディスク生産シス
    テムにおいて、 成形室、塗布室、ロボット室及びスパッタ室に設けられ
    た工程処理装置の操作及び操作に伴う情報を画面表示
    し、かつ、トラブル情報及び、このトラブルの復帰方法
    を表示する表示手段を備えることを特徴とする光ディス
    ク生産システム。
  6. 【請求項6】 前記請求項5記載の光ディスク生産シス
    テムにおいて、成形室、塗布室、ロボット室及びスパッ
    タ室に設けられた工程処理装置をリモートコントロール
    で起動し、又は、停止を操作するためのタッチパネルを
    有するリモートコントロール装置を備えることを特徴と
    する光ディスク生産システム。
JP18015596A 1996-06-20 1996-06-20 光ディスク生産システム Pending JPH1011810A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006133859A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Iwai Kikai Kogyo Co Ltd 生産情報管理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006133859A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Iwai Kikai Kogyo Co Ltd 生産情報管理装置

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