JPH10117993A - 食器洗浄装置 - Google Patents
食器洗浄装置Info
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- JPH10117993A JPH10117993A JP28384196A JP28384196A JPH10117993A JP H10117993 A JPH10117993 A JP H10117993A JP 28384196 A JP28384196 A JP 28384196A JP 28384196 A JP28384196 A JP 28384196A JP H10117993 A JPH10117993 A JP H10117993A
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- dishwashing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 矩形の食器洗浄室に対して万遍なく洗浄水を
噴射することが出来、然も簡易な構成の食器洗浄装置を
提供する。 【解決手段】 洗浄水を噴射すべきノズル2は、互いに
120度の間隔で放射状に伸びる3本のアーム25、25、
25を具え、これらのアームの先端が夫々ルーローの三角
形の頂点となって、ノズル2を包囲して形成されたガイ
ド面41に接触し、ルーローの三角形の移動軌跡に沿う転
動が案内される。これによって、ノズル2は、食器洗浄
室の矩形領域の4つの隅部へ偏心しつつ回転し、食器洗
浄室の隅部に対しても十分に洗浄水を噴射する。
噴射することが出来、然も簡易な構成の食器洗浄装置を
提供する。 【解決手段】 洗浄水を噴射すべきノズル2は、互いに
120度の間隔で放射状に伸びる3本のアーム25、25、
25を具え、これらのアームの先端が夫々ルーローの三角
形の頂点となって、ノズル2を包囲して形成されたガイ
ド面41に接触し、ルーローの三角形の移動軌跡に沿う転
動が案内される。これによって、ノズル2は、食器洗浄
室の矩形領域の4つの隅部へ偏心しつつ回転し、食器洗
浄室の隅部に対しても十分に洗浄水を噴射する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄水の噴射によ
って食器を洗浄する装置に関し、より具体的には、食器
洗浄室にノズルを水平面内で回転自由に設置し、回転す
るノズルから食器洗浄室内の食器に向けて洗浄水を噴射
する食器洗浄装置に関するものである。
って食器を洗浄する装置に関し、より具体的には、食器
洗浄室にノズルを水平面内で回転自由に設置し、回転す
るノズルから食器洗浄室内の食器に向けて洗浄水を噴射
する食器洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に食器洗浄装置は、図8に示す如
く、筐体(1)の隔壁(11)の上方に洗浄室(10)、下方に機
械室(12)を形成しており、洗浄室(10)の中央部には、食
器(91)を収容すべき食器篭(9)が設置されると共に、洗
浄室(10)の底部には、複数の噴射口(24)を具えたノズル
(20)が水平面内で回転自由に支持されている。又、筐体
(1)の隔壁(11)にはフィルター(50)が設置されており、
該フィルター(50)の出口側に、吸入管(5)を介して循環
ポンプ(3)が接続され、該循環ポンプ(3)の吐出口に、
ノズルアーム(2)のノズル(20)へ連通する吐出管(51)が
接続されている。
く、筐体(1)の隔壁(11)の上方に洗浄室(10)、下方に機
械室(12)を形成しており、洗浄室(10)の中央部には、食
器(91)を収容すべき食器篭(9)が設置されると共に、洗
浄室(10)の底部には、複数の噴射口(24)を具えたノズル
(20)が水平面内で回転自由に支持されている。又、筐体
(1)の隔壁(11)にはフィルター(50)が設置されており、
該フィルター(50)の出口側に、吸入管(5)を介して循環
ポンプ(3)が接続され、該循環ポンプ(3)の吐出口に、
ノズルアーム(2)のノズル(20)へ連通する吐出管(51)が
接続されている。
【0003】従って、循環ポンプ(3)を駆動することに
よって、洗浄室(10)底部の洗浄水は、フィルター(50)を
通過して吸入管(5)から循環ポンプ(3)へ吸い込まれ、
循環ポンプ(3)から吐出された洗浄水は、吐出管(51)か
らノズル(20)へ送り込まれる。これによって、ノズル(2
0)は、噴射口(24)から洗浄室(10)へ洗浄水を噴射しつ
つ、その際の反動力によって回転することになる。この
結果、食器篭(9)に収容された食器(91)は洗浄水の噴射
を受けて洗浄が施される。
よって、洗浄室(10)底部の洗浄水は、フィルター(50)を
通過して吸入管(5)から循環ポンプ(3)へ吸い込まれ、
循環ポンプ(3)から吐出された洗浄水は、吐出管(51)か
らノズル(20)へ送り込まれる。これによって、ノズル(2
0)は、噴射口(24)から洗浄室(10)へ洗浄水を噴射しつ
つ、その際の反動力によって回転することになる。この
結果、食器篭(9)に収容された食器(91)は洗浄水の噴射
を受けて洗浄が施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
食器洗浄装置においては、図9に示す如く、ノズル(20)
が円形領域C内を回転して該円形領域に対して噴射口(2
4)から洗浄水を噴射することが可能であるが、食器篭
(9)は、一般に筐体(1)の内部形状に合わせて水平断面
が矩形に形成されているので、食器篭(9)の4つの隅部
Aには、洗浄水が届き難い死角領域が形成され、該死角
領域に収容されている食器に汚れが残る問題があった。
食器洗浄装置においては、図9に示す如く、ノズル(20)
が円形領域C内を回転して該円形領域に対して噴射口(2
4)から洗浄水を噴射することが可能であるが、食器篭
(9)は、一般に筐体(1)の内部形状に合わせて水平断面
が矩形に形成されているので、食器篭(9)の4つの隅部
Aには、洗浄水が届き難い死角領域が形成され、該死角
領域に収容されている食器に汚れが残る問題があった。
【0005】この問題に対し、食器洗浄室内に配備した
2本のアームノズルを互いに連動させて、食器洗浄室の
広い領域に対して洗浄水の噴射を可能とした食器洗浄機
が提案されているが(特開平5-130964号[A47L15/23])、
該食器洗浄装置においては、2本のアームノズルを互い
に連動させるための機構が複雑となる問題がある。
2本のアームノズルを互いに連動させて、食器洗浄室の
広い領域に対して洗浄水の噴射を可能とした食器洗浄機
が提案されているが(特開平5-130964号[A47L15/23])、
該食器洗浄装置においては、2本のアームノズルを互い
に連動させるための機構が複雑となる問題がある。
【0006】そこで本発明は、矩形の食器洗浄室に万遍
なく洗浄水を噴射することが出来、然も簡易な構成の食
器洗浄装置を提供することを目的とする。
なく洗浄水を噴射することが出来、然も簡易な構成の食
器洗浄装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る食器洗浄装置
は、食器洗浄室(10)内にノズル(2)を設置し、回転する
ノズル(2)から食器洗浄室(10)内の食器に向けて洗浄水
を噴射する装置であって、ノズル(2)は水平面内での偏
心及び回転が可能に支持されると共に、ガイド機構に案
内されて、ルーローの三角形の移動軌跡に沿って転動す
ることを特徴とする。
は、食器洗浄室(10)内にノズル(2)を設置し、回転する
ノズル(2)から食器洗浄室(10)内の食器に向けて洗浄水
を噴射する装置であって、ノズル(2)は水平面内での偏
心及び回転が可能に支持されると共に、ガイド機構に案
内されて、ルーローの三角形の移動軌跡に沿って転動す
ることを特徴とする。
【0008】上記食器洗浄装置において、ノズル(2)
は、洗浄水を噴射する際の反動力、或いは必要に応じて
装備された駆動機構からの駆動力を受ける。該反動力或
いは駆動力は、ノズル(2)に対して水平面内の回転トル
クとして作用し、これによって、ノズル(2)はガイド機
構に案内されつつ、ルーローの三角形の移動軌跡に沿っ
て転動することになる。ルーローの三角形とは、正三角
形を、その各頂点を中心とする60°の円弧で包囲した
略三角形の形状を言う。又、ルーローの三角形の移動軌
跡とは、ルーローの三角形に包囲された正三角形の1辺
と等しい長さの1辺を有する正方形の内部を、ルーロー
の三角形が内接しつつ、転動する際の移動軌跡であっ
て、ルーローの三角形の回転中心は転動に伴って正方形
の4つの隅部に向かって偏心することになる(図6参
照)。従って、前記正方形を食器洗浄室の形状に対応さ
せ、ルーローの正三角形をノズル(2)の形状に対応させ
ることによって、ノズル(2)は、食器洗浄室(10)の矩形
領域の4つの隅部へ順に偏心しつつ回転することとな
り、洗浄水の噴射領域は、従来の如く一定位置を中心と
して回転する場合の円形領域から、該円形領域に外接す
る略正方形の噴射領域に拡大して、食器洗浄室(10)の隅
部に対しても洗浄水を噴射することが出来る。
は、洗浄水を噴射する際の反動力、或いは必要に応じて
装備された駆動機構からの駆動力を受ける。該反動力或
いは駆動力は、ノズル(2)に対して水平面内の回転トル
クとして作用し、これによって、ノズル(2)はガイド機
構に案内されつつ、ルーローの三角形の移動軌跡に沿っ
て転動することになる。ルーローの三角形とは、正三角
形を、その各頂点を中心とする60°の円弧で包囲した
略三角形の形状を言う。又、ルーローの三角形の移動軌
跡とは、ルーローの三角形に包囲された正三角形の1辺
と等しい長さの1辺を有する正方形の内部を、ルーロー
の三角形が内接しつつ、転動する際の移動軌跡であっ
て、ルーローの三角形の回転中心は転動に伴って正方形
の4つの隅部に向かって偏心することになる(図6参
照)。従って、前記正方形を食器洗浄室の形状に対応さ
せ、ルーローの正三角形をノズル(2)の形状に対応させ
ることによって、ノズル(2)は、食器洗浄室(10)の矩形
領域の4つの隅部へ順に偏心しつつ回転することとな
り、洗浄水の噴射領域は、従来の如く一定位置を中心と
して回転する場合の円形領域から、該円形領域に外接す
る略正方形の噴射領域に拡大して、食器洗浄室(10)の隅
部に対しても洗浄水を噴射することが出来る。
【0009】具体的には、ノズル(2)は、互いに120
度の間隔で放射状に伸びる3本のアーム(25)(25)(25)を
具え、これらのアーム(25)(25)(25)の先端が夫々ルーロ
ーの三角形の頂点となって、ガイド機構によりルーロー
の三角形の移動軌跡に沿う転動が案内され、少なくとも
1本のアーム(25)には、その先端部に噴射口(21)が開設
されている。
度の間隔で放射状に伸びる3本のアーム(25)(25)(25)を
具え、これらのアーム(25)(25)(25)の先端が夫々ルーロ
ーの三角形の頂点となって、ガイド機構によりルーロー
の三角形の移動軌跡に沿う転動が案内され、少なくとも
1本のアーム(25)には、その先端部に噴射口(21)が開設
されている。
【0010】該具体的構成によれば、ノズル(2)の少な
くとも1本のアーム(25)の先端部に開設された噴射口(2
1)が、ルーローの三角形の1つの頂点の移動軌跡に沿っ
て移動し、ノズル(2)の1回転により、食器洗浄室(10)
の4つの隅部へ順次、洗浄水を噴射する。
くとも1本のアーム(25)の先端部に開設された噴射口(2
1)が、ルーローの三角形の1つの頂点の移動軌跡に沿っ
て移動し、ノズル(2)の1回転により、食器洗浄室(10)
の4つの隅部へ順次、洗浄水を噴射する。
【0011】更に具体的構成において、ガイド機構は、
食器洗浄室(10)内にノズル(2)を包囲して形成されたガ
イド面(41)を具え、該ガイド面(41)は、正方形の内部を
ルーローの三角形が転動する際の三角形の頂点の移動軌
跡に沿って形成され、ノズル(2)の各アーム(25)の先端
がガイド面(41)に接触して、ノズル(2)の転動が案内さ
れる。ここで、各アーム(25)の先端にローラ(23)を取り
付ければ、ノズル(2)の回転に伴う負荷を軽減すること
が出来る。
食器洗浄室(10)内にノズル(2)を包囲して形成されたガ
イド面(41)を具え、該ガイド面(41)は、正方形の内部を
ルーローの三角形が転動する際の三角形の頂点の移動軌
跡に沿って形成され、ノズル(2)の各アーム(25)の先端
がガイド面(41)に接触して、ノズル(2)の転動が案内さ
れる。ここで、各アーム(25)の先端にローラ(23)を取り
付ければ、ノズル(2)の回転に伴う負荷を軽減すること
が出来る。
【0012】又、他の具体的構成において、ガイド機構
は、食器洗浄室(10)内にノズル(2)を包囲して形成され
たガイド面(43)と、ノズル(2)の各アーム(25)の先端を
互いに連結する3つの外側に膨らんだ円弧片(8)(8)
(8)とから構成され、各円弧片(8)の外周面がガイド面
(43)に摺接して、ノズル(2)の転動が案内される。該具
体的構成によれば、ガイド面(43)は、水平断面の形状を
正方形に形成することが可能である。
は、食器洗浄室(10)内にノズル(2)を包囲して形成され
たガイド面(43)と、ノズル(2)の各アーム(25)の先端を
互いに連結する3つの外側に膨らんだ円弧片(8)(8)
(8)とから構成され、各円弧片(8)の外周面がガイド面
(43)に摺接して、ノズル(2)の転動が案内される。該具
体的構成によれば、ガイド面(43)は、水平断面の形状を
正方形に形成することが可能である。
【0013】ノズル(2)の具体的な支持構造において、
ノズル(2)は、ノズル(2)へ洗浄水を供給すべきポンプ
(3)の吐出管(51)の先端部に、フレキシブル継手(6)を
介して連結され、該フレキシブル継手(6)の変形によっ
てノズル(2)の転動に伴う偏心が許容される。又、ノズ
ル(2)の他の具体的支持構造において、ノズル(2)は、
ノズル(2)へ洗浄水を供給すべきポンプ(3)の吐出管(5
1)の先端部に、水平面内でクランク運動を行なうクラン
ク継手(61)を介して連結され、該クランク継手(61)の回
転によってノズル(2)の転動に伴う偏心が許容される。
ノズル(2)は、ノズル(2)へ洗浄水を供給すべきポンプ
(3)の吐出管(51)の先端部に、フレキシブル継手(6)を
介して連結され、該フレキシブル継手(6)の変形によっ
てノズル(2)の転動に伴う偏心が許容される。又、ノズ
ル(2)の他の具体的支持構造において、ノズル(2)は、
ノズル(2)へ洗浄水を供給すべきポンプ(3)の吐出管(5
1)の先端部に、水平面内でクランク運動を行なうクラン
ク継手(61)を介して連結され、該クランク継手(61)の回
転によってノズル(2)の転動に伴う偏心が許容される。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る食器洗浄装置によれば、ル
ーローの三角形を応用した簡易なガイド機構の装備によ
って、ノズルの偏心を伴う転動を実現出来、これによっ
て、矩形の食器洗浄室の隅部に対しても十分に洗浄水を
噴射することが出来る。
ーローの三角形を応用した簡易なガイド機構の装備によ
って、ノズルの偏心を伴う転動を実現出来、これによっ
て、矩形の食器洗浄室の隅部に対しても十分に洗浄水を
噴射することが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係る食器
洗浄装置は、図1に示す如く、筐体(1)の内部を隔壁(1
1)によって上下に分割し、上方に洗浄室(10)、下方に機
械室(12)を形成している。洗浄室(10)の中央部には、食
器(91)を収容すべき食器篭(9)が設置されると共に、洗
浄室(10)の底部には、後述の如くノズル(2)が水平面内
で転動自由に支持されている。又、筐体(1)の内周壁に
は、ノズル(2)を包囲して、ノズル(2)の転動を案内す
るための断面L字状のガイドレール(4)が固定されてい
る。
き、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係る食器
洗浄装置は、図1に示す如く、筐体(1)の内部を隔壁(1
1)によって上下に分割し、上方に洗浄室(10)、下方に機
械室(12)を形成している。洗浄室(10)の中央部には、食
器(91)を収容すべき食器篭(9)が設置されると共に、洗
浄室(10)の底部には、後述の如くノズル(2)が水平面内
で転動自由に支持されている。又、筐体(1)の内周壁に
は、ノズル(2)を包囲して、ノズル(2)の転動を案内す
るための断面L字状のガイドレール(4)が固定されてい
る。
【0016】筐体(1)の隔壁(11)に開設した排水口(13)
には、洗浄室(10)の底部に溜まった洗浄水を濾過して再
びノズル(2)へ供給するためのフィルター(50)が設置さ
れており、該フィルター(50)の出口側には、吸入管(5)
を介して循環ポンプ(3)が接続され、該循環ポンプ(3)
の吐出口に吐出管(51)が接続されている。循環ポンプ
(3)の吐出管(51)の先端部には、フレキシブル継手(6)
及び回転継手(7)を介して、ノズル(2)が支持されてい
る。フレキシブル継手(6)は、弾性資材からなる蛇腹管
によって構成されている。又、回転継手(7)は、ノズル
(2)とフレキシブル継手(6)の間の相対回転を許容する
と同時に、両者の接合部に封止を施すための周知の構成
を具えている。
には、洗浄室(10)の底部に溜まった洗浄水を濾過して再
びノズル(2)へ供給するためのフィルター(50)が設置さ
れており、該フィルター(50)の出口側には、吸入管(5)
を介して循環ポンプ(3)が接続され、該循環ポンプ(3)
の吐出口に吐出管(51)が接続されている。循環ポンプ
(3)の吐出管(51)の先端部には、フレキシブル継手(6)
及び回転継手(7)を介して、ノズル(2)が支持されてい
る。フレキシブル継手(6)は、弾性資材からなる蛇腹管
によって構成されている。又、回転継手(7)は、ノズル
(2)とフレキシブル継手(6)の間の相対回転を許容する
と同時に、両者の接合部に封止を施すための周知の構成
を具えている。
【0017】又、吸入管(5)の途中から分岐管(52)が伸
びており、該分岐管(52)の先端部に排水ポンプ(31)が接
続され、排水ポンプ(31)の吐出口には、使用済みの洗浄
水を筐体(1)の外部へ排出するための排水管(53)が接続
されている。更に、筐体(1)の側壁には、洗浄室(10)へ
洗浄水を供給するための給水管(54)が接続されている。
びており、該分岐管(52)の先端部に排水ポンプ(31)が接
続され、排水ポンプ(31)の吐出口には、使用済みの洗浄
水を筐体(1)の外部へ排出するための排水管(53)が接続
されている。更に、筐体(1)の側壁には、洗浄室(10)へ
洗浄水を供給するための給水管(54)が接続されている。
【0018】図2に示す如く、ノズル(2)は、互いに1
20度の間隔で放射状に伸びる3本のアーム(25)(25)(2
5)を具えている。ノズル(2)の各アーム(25)には、垂直
上方に開口した複数の主噴射口(21)と、斜め上方に開口
した1つの補助噴射口(22)が開設されており、主に主噴
射口(21)から噴射される洗浄水によって洗浄が施される
と共に、補助噴射口(22)から噴射される洗浄水の推力に
よって、ノズル(2)に回転トルクが付与される。又、ノ
ズル(2)の各アーム(25)の先端にはローラ(23)が取り付
けられており、これらのローラ(23)(23)(23)は、ガイド
レール(4)の内周面に形成されたガイド面(41)に接触し
ている。
20度の間隔で放射状に伸びる3本のアーム(25)(25)(2
5)を具えている。ノズル(2)の各アーム(25)には、垂直
上方に開口した複数の主噴射口(21)と、斜め上方に開口
した1つの補助噴射口(22)が開設されており、主に主噴
射口(21)から噴射される洗浄水によって洗浄が施される
と共に、補助噴射口(22)から噴射される洗浄水の推力に
よって、ノズル(2)に回転トルクが付与される。又、ノ
ズル(2)の各アーム(25)の先端にはローラ(23)が取り付
けられており、これらのローラ(23)(23)(23)は、ガイド
レール(4)の内周面に形成されたガイド面(41)に接触し
ている。
【0019】ガイドレール(4)のガイド面(41)は、ノズ
ル(2)のアーム(25)(25)(25)の先端を夫々ルーローの三
角形の頂点として、正方形の内部をルーローの三角形が
転動する際の三角形の頂点の移動軌跡に沿って形成され
ている。ここで、ルーローの三角形とは、図6の如く、
正三角形を、その各頂点を中心とする60°の円弧で包
囲した略三角形の形状を言い、ルーローの三角形の頂点
の移動軌跡とは、ルーローの三角形に包囲された正三角
形の1辺と等しい長さの1辺を有する正方形の内部を、
ルーローの三角形が内接しつつ、転動する際の頂点の移
動軌跡である(例えば“Mathematicsで見える現代数学”
S.ワゴン著、ブレーン出版参照)。ここで、ルーロー
の三角形を形成する3つの円弧の内、少なくとも何れか
1つの円弧は常時、前記正方形の1辺に接触している。
ル(2)のアーム(25)(25)(25)の先端を夫々ルーローの三
角形の頂点として、正方形の内部をルーローの三角形が
転動する際の三角形の頂点の移動軌跡に沿って形成され
ている。ここで、ルーローの三角形とは、図6の如く、
正三角形を、その各頂点を中心とする60°の円弧で包
囲した略三角形の形状を言い、ルーローの三角形の頂点
の移動軌跡とは、ルーローの三角形に包囲された正三角
形の1辺と等しい長さの1辺を有する正方形の内部を、
ルーローの三角形が内接しつつ、転動する際の頂点の移
動軌跡である(例えば“Mathematicsで見える現代数学”
S.ワゴン著、ブレーン出版参照)。ここで、ルーロー
の三角形を形成する3つの円弧の内、少なくとも何れか
1つの円弧は常時、前記正方形の1辺に接触している。
【0020】図6は、ルーローの三角形が転動する際の
3つの頂点A、B及びCの内、1つの頂点Aの移動軌跡
と、ルーローの三角形の重心Gの移動軌跡をプロットし
たものである。図示の如く、ルーローの三角形は、その
重心Gが正方形の4つの隅部へ向けて偏心しつつ正方形
の内部を転動し、これに伴って頂点Aは正方形の各隅部
へ深く入り込み、正方形に極めて近い移動軌跡を描く。
従って、ノズル(2)のアーム(25)の各先端部をルーロー
の三角形の各頂点として、ガイドレール(4)のガイド面
(41)をルーローの三角形の頂点の移動軌跡に形成し、更
に食器篭(9)の水平断面の形状をルーローの三角形が外
接する正方形に形成すれば、図7の示す如く、洗浄水の
噴射領域Rは、従来の噴射領域Cから更に食器篭(9)の
4つの隅部へ向けて拡大し、これら4つの隅部には、洗
浄水が届き難い死角領域A′が極く僅かに残るだけであ
る。この4つの死角領域A′の総面積は、前記正方形の
面積の約1.23%であって、従来の死角領域Aの総面
積の約17分の1に縮小され、実質的に食器篭(9)の全
領域に対して万遍なく洗浄水を噴射することが出来る。
3つの頂点A、B及びCの内、1つの頂点Aの移動軌跡
と、ルーローの三角形の重心Gの移動軌跡をプロットし
たものである。図示の如く、ルーローの三角形は、その
重心Gが正方形の4つの隅部へ向けて偏心しつつ正方形
の内部を転動し、これに伴って頂点Aは正方形の各隅部
へ深く入り込み、正方形に極めて近い移動軌跡を描く。
従って、ノズル(2)のアーム(25)の各先端部をルーロー
の三角形の各頂点として、ガイドレール(4)のガイド面
(41)をルーローの三角形の頂点の移動軌跡に形成し、更
に食器篭(9)の水平断面の形状をルーローの三角形が外
接する正方形に形成すれば、図7の示す如く、洗浄水の
噴射領域Rは、従来の噴射領域Cから更に食器篭(9)の
4つの隅部へ向けて拡大し、これら4つの隅部には、洗
浄水が届き難い死角領域A′が極く僅かに残るだけであ
る。この4つの死角領域A′の総面積は、前記正方形の
面積の約1.23%であって、従来の死角領域Aの総面
積の約17分の1に縮小され、実質的に食器篭(9)の全
領域に対して万遍なく洗浄水を噴射することが出来る。
【0021】図1及び図2に示す食器洗浄装置において
は、給水管(54)から洗浄室(10)の内部に一定量の洗浄水
を供給した後、循環ポンプ(3)を駆動することによっ
て、洗浄室(10)の底部に溜まった洗浄水は、フィルター
(50)を通過して、吸入管(5)から循環ポンプ(3)へ吸い
込まれ、循環ポンプ(3)から吐出された洗浄水は、吐出
管(51)からフレキシブル継手(6)及び回転継手(7)を経
てノズル(2)へ送り込まれる。これによって、洗浄水
は、ノズル(2)の噴射口(21)(22)から洗浄室(10)へ噴射
されつつ、吸入管(5)、循環ポンプ(3)、吐出管(51)、
フレキシブル継手(6)、回転継手(7)及びノズル(2)を
含む循環経路を循環する。又、ノズル(2)は、上述の如
く洗浄水を噴射する際の反動力によって、ガイドレール
(4)のガイド面(41)に案内されつつ水平面内を転動す
る。ここで、ノズル(2)の転動に伴う偏心は、フレキシ
ブル継手(6)の変形によって吸収される。この結果、食
器篭(9)に収容された全ての食器(91)は、万遍なく洗浄
水の噴射を受けて、むらのない洗浄が施されることにな
る。
は、給水管(54)から洗浄室(10)の内部に一定量の洗浄水
を供給した後、循環ポンプ(3)を駆動することによっ
て、洗浄室(10)の底部に溜まった洗浄水は、フィルター
(50)を通過して、吸入管(5)から循環ポンプ(3)へ吸い
込まれ、循環ポンプ(3)から吐出された洗浄水は、吐出
管(51)からフレキシブル継手(6)及び回転継手(7)を経
てノズル(2)へ送り込まれる。これによって、洗浄水
は、ノズル(2)の噴射口(21)(22)から洗浄室(10)へ噴射
されつつ、吸入管(5)、循環ポンプ(3)、吐出管(51)、
フレキシブル継手(6)、回転継手(7)及びノズル(2)を
含む循環経路を循環する。又、ノズル(2)は、上述の如
く洗浄水を噴射する際の反動力によって、ガイドレール
(4)のガイド面(41)に案内されつつ水平面内を転動す
る。ここで、ノズル(2)の転動に伴う偏心は、フレキシ
ブル継手(6)の変形によって吸収される。この結果、食
器篭(9)に収容された全ての食器(91)は、万遍なく洗浄
水の噴射を受けて、むらのない洗浄が施されることにな
る。
【0022】尚、上記食器洗浄装置においては、ノズル
(2)の各アーム(25)の先端にローラ(23)が取り付けられ
ているため、ローラ(23)とガイド面(41)の接触点がアー
ム(25)の延長線上から僅かにずれて、ノズル(2)の移動
軌跡は、ルーローの三角形の移動軌跡とは厳密に一致し
ない。ノズル(2)の移動軌跡をルーローの三角形の移動
軌跡と厳密に一致させるためには、図3の如くガイドレ
ール(4)のガイド面(41)の形状を、ルーローの三角形の
頂点の軌跡よりも僅かに外側へ膨らませた形状(41′)に
修正すればよい。この形状(41′)は、ルーローの三角形
の頂点の移動軌跡とローラ(23)の外径との幾何学的関係
に基づき、数値計算によって容易に導出することが出来
る。
(2)の各アーム(25)の先端にローラ(23)が取り付けられ
ているため、ローラ(23)とガイド面(41)の接触点がアー
ム(25)の延長線上から僅かにずれて、ノズル(2)の移動
軌跡は、ルーローの三角形の移動軌跡とは厳密に一致し
ない。ノズル(2)の移動軌跡をルーローの三角形の移動
軌跡と厳密に一致させるためには、図3の如くガイドレ
ール(4)のガイド面(41)の形状を、ルーローの三角形の
頂点の軌跡よりも僅かに外側へ膨らませた形状(41′)に
修正すればよい。この形状(41′)は、ルーローの三角形
の頂点の移動軌跡とローラ(23)の外径との幾何学的関係
に基づき、数値計算によって容易に導出することが出来
る。
【0023】又、上記食器洗浄装置においては、ノズル
(2)の転動に伴う偏心は、フレキシブル継手(6)の変形
によって吸収しているが、図4に示す如く、吐出管(51)
の先端部にクランク継手(61)を介してノズル(2)を接続
し、クランク継手(61)のクランク運動によってノズル
(2)の偏心を吸収することも可能である。この場合、ク
ランク継手(61)の下端部と吐出管(51)の接続部、及びク
ランク継手(61)の上端部とノズル(2)の接続部には、夫
々回転継手(71)(7)を介在させて、吐出管(51)に対する
クランク継手(61)及びノズル(2)の相対回転を許容する
と共に、これらの接続部に封止を施す。ここで、クラン
ク継手(61)の回転半径Bは、ノズル(2)の偏心量に応じ
て設定されるが、ノズル(2)の偏心量は図6に示す如く
一定値ではなく、僅かに変動する。この変動は、回転継
手(71)(7)の遊びによって吸収することが可能である。
(2)の転動に伴う偏心は、フレキシブル継手(6)の変形
によって吸収しているが、図4に示す如く、吐出管(51)
の先端部にクランク継手(61)を介してノズル(2)を接続
し、クランク継手(61)のクランク運動によってノズル
(2)の偏心を吸収することも可能である。この場合、ク
ランク継手(61)の下端部と吐出管(51)の接続部、及びク
ランク継手(61)の上端部とノズル(2)の接続部には、夫
々回転継手(71)(7)を介在させて、吐出管(51)に対する
クランク継手(61)及びノズル(2)の相対回転を許容する
と共に、これらの接続部に封止を施す。ここで、クラン
ク継手(61)の回転半径Bは、ノズル(2)の偏心量に応じ
て設定されるが、ノズル(2)の偏心量は図6に示す如く
一定値ではなく、僅かに変動する。この変動は、回転継
手(71)(7)の遊びによって吸収することが可能である。
【0024】図5は、ノズル(2)をルーローの三角形の
移動軌跡に沿って転動させるためのガイド機構の他の構
成例を示しており、ノズル(2)の3本のアーム(25)(25)
(25)には、各アームの先端を互いに連結する3つの円弧
片(8)(8)(8)が取り付けられている。一方、ガイドレ
ール(42)は、水平断面が正方形のガイド面(43)を有しお
り、3つの円弧片(8)(8)(8)がガイドレール(42)のガ
イド面(43)に摺接することによって、ノズル(2)の転動
が案内される。ここで、各円弧片(8)は、ルーローの三
角形の1辺の長さを半径とする円弧形状を呈しており、
図6に示すルーローの三角形の輪郭を形成する3つの円
弧に対応するものである。従って、ノズル(2)が洗浄水
を噴射する際の反動力によって転動する過程で、円弧片
(8)がガイドレール(42)のガイド面(43)上を摺動して、
この円弧片(8)とガイド面(43)の案内動作によって、ノ
ズル(2)は、ルーローの三角形の移動軌跡上を転動する
ことになる。
移動軌跡に沿って転動させるためのガイド機構の他の構
成例を示しており、ノズル(2)の3本のアーム(25)(25)
(25)には、各アームの先端を互いに連結する3つの円弧
片(8)(8)(8)が取り付けられている。一方、ガイドレ
ール(42)は、水平断面が正方形のガイド面(43)を有しお
り、3つの円弧片(8)(8)(8)がガイドレール(42)のガ
イド面(43)に摺接することによって、ノズル(2)の転動
が案内される。ここで、各円弧片(8)は、ルーローの三
角形の1辺の長さを半径とする円弧形状を呈しており、
図6に示すルーローの三角形の輪郭を形成する3つの円
弧に対応するものである。従って、ノズル(2)が洗浄水
を噴射する際の反動力によって転動する過程で、円弧片
(8)がガイドレール(42)のガイド面(43)上を摺動して、
この円弧片(8)とガイド面(43)の案内動作によって、ノ
ズル(2)は、ルーローの三角形の移動軌跡上を転動する
ことになる。
【0025】上述の食器洗浄装置においては、図1及び
図2に示す如く、ノズル(2)を偏心可能且つ回転自由に
支持すると共に、該ノズル(2)の転動を案内するための
ガイド面(41)を形成し、或いは図5に示す如くノズル
(2)に3つの円弧片(8)を取り付けただけの簡易な構成
で、水平断面が矩形の食器篭(9)に対し、その隅部にま
で万遍なく洗浄水を噴射して、食器篭(9)の全ての食器
に効果的な洗浄を施すことが出来る。
図2に示す如く、ノズル(2)を偏心可能且つ回転自由に
支持すると共に、該ノズル(2)の転動を案内するための
ガイド面(41)を形成し、或いは図5に示す如くノズル
(2)に3つの円弧片(8)を取り付けただけの簡易な構成
で、水平断面が矩形の食器篭(9)に対し、その隅部にま
で万遍なく洗浄水を噴射して、食器篭(9)の全ての食器
に効果的な洗浄を施すことが出来る。
【0026】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。例えば、ノズル(2)は、洗浄水
を噴射する際の反動力で回転する構成に限らず、外部か
らノズル(2)に回転駆動力を与えて回転させる構成の採
用も可能である。又、ノズル(2)は、食器洗浄室(10)の
底部に限らず、食器洗浄室(10)の上部に取り付けて、転
動を案内することも可能である。
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。例えば、ノズル(2)は、洗浄水
を噴射する際の反動力で回転する構成に限らず、外部か
らノズル(2)に回転駆動力を与えて回転させる構成の採
用も可能である。又、ノズル(2)は、食器洗浄室(10)の
底部に限らず、食器洗浄室(10)の上部に取り付けて、転
動を案内することも可能である。
【図1】本発明に係る食器洗浄装置の一部破断正面図で
ある。
ある。
【図2】ノズル及びガイドレールの一部破断平面図であ
る。
る。
【図3】ガイドレールのガイド面の修正形状を表わす図
である。
である。
【図4】ノズルの支持機構の他の構成例を表わす断面図
である。
である。
【図5】ノズルのガイド機構の他の構成例を表わす一部
破断平面図である。
破断平面図である。
【図6】ルーローの三角形の移動軌跡を説明する一連の
図である。
図である。
【図7】本発明の食器洗浄装置における洗浄死角領域を
従来の死角領域と比較した図である。
従来の死角領域と比較した図である。
【図8】従来の食器洗浄装置の一部破断正面図である。
【図9】該食器洗浄装置の水平断面図である。
(1) 筐体 (10) 食器洗浄室 (2) ノズル (21) 主噴射口 (22) 補助噴射口 (23) ローラ (3) 循環ポンプ (4) ガイドレール (41) ガイド面 (6) フレキシブル継手 (7) 回転継手 (8) 円弧片 (9) 食器篭 (91) 食器
Claims (6)
- 【請求項1】 食器洗浄室(10)内にノズル(2)が設置さ
れ、回転するノズル(2)から食器洗浄室(10)内の食器に
向けて洗浄水を噴射する食器洗浄装置において、ノズル
(2)は水平面内での偏心及び回転が可能に支持されると
共に、ガイド機構に案内されて、ルーローの三角形の移
動軌跡に沿って転動することを特徴とする食器洗浄装
置。 - 【請求項2】 ノズル(2)は、互いに120度の間隔で
放射状に伸びる3本のアーム(25)(25)(25)を具え、これ
らのアーム(25)(25)(25)の先端が夫々ルーローの三角形
の頂点となって、ガイド機構によりルーローの三角形の
移動軌跡に沿う転動が案内され、少なくとも1本のアー
ム(25)には、その先端部に噴射口(21)が開設されている
請求項1に記載の食器洗浄装置。 - 【請求項3】 ガイド機構は、食器洗浄室(10)内にノズ
ル(2)を包囲して形成されたガイド面(41)を具え、該ガ
イド面(41)は、正方形の内部をルーローの三角形が転動
する際の三角形の頂点の移動軌跡に沿って形成され、ノ
ズル(2)の各アーム(25)の先端がガイド面(41)に接触し
て、ノズル(2)の転動が案内される請求項2に記載の食
器洗浄装置。 - 【請求項4】 ガイド機構は、食器洗浄室(10)内にノズ
ル(2)を包囲して形成されたガイド面(43)と、ノズル
(2)の各アーム(25)の先端を互いに連結する3つの外側
に膨らんだ円弧片(8)(8)(8)とから構成され、各円弧
片(8)の外周面がガイド面(43)に摺接して、ノズル(2)
の転動が案内される請求項2に記載の食器洗浄装置。 - 【請求項5】 ノズル(2)は、ノズル(2)へ洗浄水を供
給すべきポンプ(3)の吐出管(51)の先端部に、フレキシ
ブル継手(6)を介して連結され、該フレキシブル継手
(6)の変形によってノズル(2)の転動に伴う偏心が許容
される請求項1乃至請求項4の何れかに記載の食器洗浄
装置。 - 【請求項6】 ノズル(2)は、ノズル(2)へ洗浄水を供
給すべきポンプ(3)の吐出管(51)の先端部に、水平面内
でクランク運動を行なうクランク継手(61)を介して連結
され、該クランク継手(61)の回転によってノズル(2)の
転動に伴う偏心が許容される請求項1乃至請求項4の何
れかに記載の食器洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28384196A JPH10117993A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 食器洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28384196A JPH10117993A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 食器洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10117993A true JPH10117993A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17670859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28384196A Pending JPH10117993A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 食器洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10117993A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011002330A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Sanyu Kikai Seisakusho:Kk | 角缶の内面検査方法 |
US7870864B2 (en) | 2008-12-22 | 2011-01-18 | Whirlpool Corporation | Belt-driven spray assembly for a dishwasher |
US7980260B2 (en) | 2008-12-16 | 2011-07-19 | Whirlpool Corporation | Dishwasher with driven rotatable spray arm |
JP2013166153A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Sanyu Kikai Seisakusho:Kk | 角形溶接缶の製造方法。 |
CN105030179A (zh) * | 2015-08-19 | 2015-11-11 | 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 | 喷臂组件 |
US9635994B2 (en) | 2014-06-13 | 2017-05-02 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Spray arm assembly for dishwasher appliance |
WO2017185892A1 (zh) * | 2016-04-29 | 2017-11-02 | 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 | 用于洗碗机的喷臂组件和具有其的洗碗机 |
CN108078525A (zh) * | 2017-07-31 | 2018-05-29 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种洗碗机 |
US10149593B2 (en) | 2016-10-07 | 2018-12-11 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Spray arm assembly for dishwasher appliance |
WO2019037995A1 (en) | 2017-08-25 | 2019-02-28 | Arcelik Anonim Sirketi | DISHWASHER WITH ENHANCED WASHING PERFORMANCE |
WO2019037991A1 (en) | 2017-08-25 | 2019-02-28 | Arcelik Anonim Sirketi | DISHWASHER WITH ENHANCED WASHING PERFORMANCE |
CN109497883A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-03-22 | 河北工业大学 | 一种对带边框玻璃进行无盲区清洁的擦窗机器人 |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP28384196A patent/JPH10117993A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7980260B2 (en) | 2008-12-16 | 2011-07-19 | Whirlpool Corporation | Dishwasher with driven rotatable spray arm |
US8113222B2 (en) | 2008-12-16 | 2012-02-14 | Whirlpool Corporation | Dishwasher with driven spray arm for upper rack |
US7870864B2 (en) | 2008-12-22 | 2011-01-18 | Whirlpool Corporation | Belt-driven spray assembly for a dishwasher |
JP2011002330A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Sanyu Kikai Seisakusho:Kk | 角缶の内面検査方法 |
JP2013166153A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Sanyu Kikai Seisakusho:Kk | 角形溶接缶の製造方法。 |
US9635994B2 (en) | 2014-06-13 | 2017-05-02 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Spray arm assembly for dishwasher appliance |
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WO2017185892A1 (zh) * | 2016-04-29 | 2017-11-02 | 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 | 用于洗碗机的喷臂组件和具有其的洗碗机 |
US10149593B2 (en) | 2016-10-07 | 2018-12-11 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Spray arm assembly for dishwasher appliance |
CN108078525A (zh) * | 2017-07-31 | 2018-05-29 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种洗碗机 |
CN108078525B (zh) * | 2017-07-31 | 2023-11-17 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种洗碗机 |
WO2019037995A1 (en) | 2017-08-25 | 2019-02-28 | Arcelik Anonim Sirketi | DISHWASHER WITH ENHANCED WASHING PERFORMANCE |
WO2019037991A1 (en) | 2017-08-25 | 2019-02-28 | Arcelik Anonim Sirketi | DISHWASHER WITH ENHANCED WASHING PERFORMANCE |
CN109497883A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-03-22 | 河北工业大学 | 一种对带边框玻璃进行无盲区清洁的擦窗机器人 |
CN109497883B (zh) * | 2018-11-21 | 2020-08-04 | 河北工业大学 | 一种对带边框玻璃进行无盲区清洁的擦窗机器人 |
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