JPH10117546A - モーア - Google Patents

モーア

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Publication number
JPH10117546A
JPH10117546A JP28265296A JP28265296A JPH10117546A JP H10117546 A JPH10117546 A JP H10117546A JP 28265296 A JP28265296 A JP 28265296A JP 28265296 A JP28265296 A JP 28265296A JP H10117546 A JPH10117546 A JP H10117546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mower
sled
flat bottom
inclined portion
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28265296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ikeda
堅二 池田
Yoshitaka Matsubara
義孝 松原
Koji Masutani
耕二 桝谷
Nobuo Tono
信夫 東野
Tokuki Utsunomiya
徳樹 宇都宮
Hidetoshi Sugimoto
豪利 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP28265296A priority Critical patent/JPH10117546A/ja
Publication of JPH10117546A publication Critical patent/JPH10117546A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソリで地面を荒らすことなく地面をスムーズ
に滑走することができるモーアを提供する。 【解決手段】 モーア本体23の左右両側にソリ33を
設けたモーアにおいて、前記ソリ33が、地面に接地す
るフラット底部34とフラット底部34の前端から前上
がりに傾斜した前傾斜部36とフラット底部34の後端
から後上がりに傾斜した後傾斜部37とを有する舟形に
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モーア本体の左右
両側にソリを設けたモーアに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばホイルローダのモーアは、図11
に示すようにモーア本体51の左右両側にソリ52を設
けたものがあるが、この種の従来のモーアは、同図に示
すようにそのソリ52が、前後両端部を上方に屈曲した
丸パイプにより構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来では、ソ
リ52が丸パイプで構成されていたため、ソリ52を地
面に接地して作業をする際等に、図12に示すようにソ
リ52によって地面が掘られ、このため地面が荒らされ
るという問題があった。本発明は、上記問題点に鑑み、
ソリで地面を荒らすことなく地面をスムーズに滑走する
ことができるモーアを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の第1の技術的手段は、モーア本体23
の左右両側にソリ33を設けたモーアにおいて、前記ソ
リ33が、地面に接地するフラット底部34とフラット
底部34の前端から前上がりに傾斜した前傾斜部36と
フラット底部34の後端から後上がりに傾斜した後傾斜
部37とを有する舟形に形成されている点にある。
【0005】第2の技術的手段は、前記前傾斜部36及
び後傾斜部37の左右幅が、前後方向外方に向かうに従
って徐々に小になる先細り状に形成されている点にあ
る。第3の技術的手段は、前記フラット底部34、前傾
斜部36及び後傾斜部37の左右両端部に、斜め上方に
屈曲した左右一対の傾斜側部34a、左右一対の傾斜側
部36a及び左右一対の傾斜側部37aが連続状に設け
られている点にある。
【0006】従って、モーア11で草刈り作業をする際
に、ソリ33で地面をスムーズに滑走することができ、
ソリ52によって地面を掘ったりすることがなくなり、
地面が荒らされずに済む。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図4において、駆動車輪1付の前部車体2
と駆動車輪3付の後部車体4を、ステアリングハンドル
5に連動する油圧シリンダ6により左右に相対揺動操作
自在に連結してある。
【0008】前部車体2にアーム9を油圧シリンダ10
で上下揺動操作自在に取り付け、アーム9にモーア11
を油圧シリンダ12とリンク13,14により上下揺動
操作自在に取付けて、芝生等の刈り取り作業をモーア1
1で行うホイールローダを構成してある。後部車体4の
前端部にその全幅にわたって、計器類などを取り付けた
操作盤15を立設し、後部車体4の原動部を覆うエンジ
ンボンネット16に運転座席17を取付けてある。
【0009】図1及び図2において、前記モーア11
は、カバー体21と回転ドラム22とを有するモーア本
体23を備える。カバー体21は天壁24と左右一対の
側壁25と前壁26と後壁27とを有する。回転ドラム
22は、カバー体21内に左右軸廻りに回転自在に収納
保持され、図示省略の油圧モータにより伝動機構を介し
て左右軸廻りに正逆に回転駆動されるようになってい
る。回転ドラム22の外周にフレール刃等により構成さ
れた多数の刈取刃29がブラケットを介して突設されて
いる。この多数の刈取刃29はカバー体21よりも下方
突出しており、回転ドラム22を回転駆動することによ
って、刈取刃29で芝生や牧草等を刈り倒すように構成
されている。モーア本体23のカバー体21に、上下調
整自在の左右一対のゲージ輪31が支持部材32を介し
て前方突出状に取り付けられている。
【0010】モーア本体23の左右両側に左右一対のソ
リ33が設けられている。ソリ33は、地面に接地する
フラット底部34とフラット底部34の前端から前上が
りに傾斜した前傾斜部36とフラット底部34の後端か
ら後上がりに傾斜した後傾斜部37とを有する舟形に形
成されている。前傾斜部36及び後傾斜部37の左右幅
は、前後方向外方に向かうに従って徐々に小になるよう
に先細り状に形成されている。図3にも示すように、フ
ラット底部34、前傾斜部36及び後傾斜部37の左右
両端部に、斜め上方に屈曲した左右一対の傾斜側部34
a、左右一対の傾斜側部36a及び左右一対の傾斜側部
37aが連続状に設けられている。ソリ33の左右方向
内端部には傾斜側部34a,36a,37aに連続する
ように取付壁38が設けられている。
【0011】ソリ33の取付壁38の前後両端部に、前
後一対の取付孔39が夫々設けられている。また、カバ
ー体21の各側壁25の前後に、前記取付孔39に対応
して前後一対の取付孔40が上下方向に等間隔をおいて
3段ずつ設けられている。ソリ33側の取付孔39とカ
バー体21側の3段の取付孔40のうちのいずれかの段
の取付孔40を選択してボルトナット等の締結具によっ
て締結することにより、ソリ33をモーア本体23に対
して3段階に上下調整自在に取り付けることができるよ
うになっている。ソリ33を上下調整自在にすることに
よって次のような作用効果を生じる。即ち、石が沢山あ
る草刈り場では、ソリの高さを高く設定しないと、刈取
刃29が折れたりするおそれが生じるが、このような場
合、ソリ33を下方調整することによって、石による刈
取刃29の損傷を少なくすることができる。また、場所
によってはある程度の草の切り残しがある方がよい場合
があるが、このような場合もソリ33を上下調整自在に
することによって、草の切り残しを簡単に設定変更する
ことが可能になる。
【0012】図5は他の実施の形態を示し、ソリ33の
取付壁38の前後両端部に、前後一対の取付孔39が夫
々設けられ、カバー体21の各側壁25の前後に、前記
取付孔39に対応して上下方向に長い前後一対の取付孔
40が夫々設けられており、ソリ33側の取付孔39と
カバー体21側の取付孔40とを利用することにより、
ボルトナット等の締結具で、ソリ33をモーア本体23
に対して取付孔40の長さの範囲で無段階に上下調整自
在に取り付けることができるようになっている。その他
の点は前記実施の形態と同様な構成である。
【0013】図6は他の実施の形態を示し、ソリ33の
取付壁38の前後両端部に、前後一対の取付孔39が設
けられ、カバー体21の側壁の前後に、前記取付孔39
に対応して前後一対の取付孔40が上下方向に等間隔を
おいて3段に設けられると共に、3段の取付孔40を連
結するように前後一対のEの字形の案内溝44が夫々設
けられている。この場合、ソリ33側の取付孔39とカ
バー体21側の3段の取付孔40とを利用することによ
り、ボルトナット等の締結具で、ソリ33をモーア本体
23に対して3段階に上下調整自在に取り付けることが
できると共に、Eの字形の案内溝44を利用することに
より、締結具を取り外すことなく単に緩めた状態で簡単
にソリ33を上下調整できるようになっている。その他
の点は前記実施の形態と同様な構成である。
【0014】図7は他の実施の形態を示し、ソリ33を
カバー体21に対してボルトナット等の締結具によって
上下調整不能に固定すると共に、回転ドラム22をカバ
ー体21に対して、上下調整可能に保持するようにした
ものである。即ち、図示省略の油圧モータによりプーリ
41及びベルト42を介して回転ドラム22の回転軸4
3に動力を伝達して回転ドラム22を正逆に回転駆動す
るようになっている。そして、カバー体21に対して回
転軸43乃至回転ドラム22をプーリ41の中心廻りに
上下調整自在に保持し、回転軸43乃至回転ドラム22
をプーリ41の中心廻りに上下調整することによって、
モーア11の刈り高さを調整できるようにしたものであ
る。この場合、ソリ33はカバー体21に対して上下調
整しないため、刈取刃29の前後に位置するようにカバ
ー体21の前後に取り付けたゴムタレ45とソリ33と
の上下の位置関係が変化することがなくなり、ゴムタレ
45と地面との間の隙間が一定に保たれ、ゴムタレ45
と地面との間の隙間から不測に石等が飛び出したりする
おそれがなくなる。その他の点は前記実施の形態と同様
の構成であり、ソリ33は、前記実施の形態と同様に、
フラット底部34と前傾斜部36と後傾斜部37とを有
する舟形に形成され、前傾斜部36及び後傾斜部37の
左右幅は、前後方向外方に向かうに従って徐々に小にな
るように先細り状に形成され、傾斜側部34a、傾斜側
部36a及び傾斜側部37aが連続状に設けられてい
る。
【0015】図8及び図9は他の実施形態を示し、ゲー
ジ輪31に、前方に向けて左右方向外方に広がったサイ
ドガイド46を設け、これにより、モーア本体23より
も左右方向外方の草をモーア本体23側に導くようにし
て、刈り幅の増大を図ると共に、サイドガイド46によ
って倒れた草を引き起こすことができるようにしたもの
である。その他の点は前記実施の形態と同様の構成であ
り、ソリ33は、前記実施の形態と同様に、フラット底
部34と前傾斜部36と後傾斜部37とを有する舟形に
形成され、前傾斜部36及び後傾斜部37の左右幅は、
前後方向外方に向かうに従って徐々に小になるように先
細り状に形成され、傾斜側部34a、傾斜側部36a及
び傾斜側部37aが連続状に設けられている。
【0016】なお、前記実施の形態では、油圧モータに
より回転ドラム22を正逆に回転駆動するようにしてい
るが、これに代え、図10に示すように油圧モータ47
によりベルト48を介して回転ドラム22の回転軸43
に動力を伝達して回転ドラム22を一方向のみに正転駆
動するようにし、回転ドラム43の回転軸43にワンウ
ェイクラッチ49を設けるようにしてもよい。この場
合、ワンウェイクラッチ49がなければ、回転ドラム2
2が回転すると、その等価慣性力は大きく、回転ドラム
22を減速するようなとき、油圧モータに過負荷が掛か
り、内部でキャビテーションを起こし、油温の上昇や騒
音の発生を引き起こすことになるが、ワンウェイクラッ
チ49があるため、回転ドラム22の慣性力による影響
を油圧モータ47側で受けなくなり、これにより油温の
上昇を防ぎ、騒音の発生を抑え、油圧モータ47の損傷
を防止できるようになる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ソリ33で地面を荒ら
すことなく地面をスムーズに滑走することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すモーアの側面図で
ある。
【図2】同正面断面図である。
【図3】同図1のA−A線断面図である。
【図4】同モーアを装着したホイールローダの側面図で
ある。
【図5】他の実施の形態を示すモーアの側面図である。
【図6】他の実施の形態を示すモーアの側面図である。
【図7】他の実施の形態を示すモーアの概略側面図であ
る。
【図8】他の実施の形態を示すモーアの側面図である。
【図9】同平面図である。
【図10】他の実施の形態を示す油圧モータ及び回転ド
ラム部分の側面図である。
【図11】従来例を示すモーアの側面図である。
【図12】同従来の問題点説明用の図である。
【符号の説明】
11 モーア 23 モーア本体 33 ソリ 34 フラット底部 35 傾斜側部 36 前傾斜部 37 後傾斜部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東野 信夫 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 宇都宮 徳樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 杉本 豪利 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーア本体(23)の左右両側にソリ
    (33)を設けたモーアにおいて、 前記ソリ(33)が、地面に接地するフラット底部(3
    4)とフラット底部(34)の前端から前上がりに傾斜
    した前傾斜部(36)とフラット底部(34)の後端か
    ら後上がりに傾斜した後傾斜部(37)とを有する舟形
    に形成されていることを特徴とするモーア。
  2. 【請求項2】 前記前傾斜部(36)及び後傾斜部(3
    7)の左右幅が、前後方向外方に向かうに従って徐々に
    小になる先細り状に形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のモーア。
  3. 【請求項3】 前記フラット底部(34)、前傾斜部
    (36)及び後傾斜部(37)の左右両端部に、斜め上
    方に屈曲した左右一対の傾斜側部(34a)、左右一対
    の傾斜側部(36a)及び左右一対の傾斜側部(37
    a)が連続状に設けられていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載のモーア。
JP28265296A 1996-10-24 1996-10-24 モーア Pending JPH10117546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28265296A JPH10117546A (ja) 1996-10-24 1996-10-24 モーア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28265296A JPH10117546A (ja) 1996-10-24 1996-10-24 モーア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10117546A true JPH10117546A (ja) 1998-05-12

Family

ID=17655307

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JP28265296A Pending JPH10117546A (ja) 1996-10-24 1996-10-24 モーア

Country Status (1)

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JP (1) JPH10117546A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015514419A (ja) * 2012-04-19 2015-05-21 ハスクバーナ・アーベー フレイル草刈機およびフレイル草刈機用のリンク機構
CN107750583A (zh) * 2017-10-26 2018-03-06 湖北工业大学 一种带有翻盖及高度调节机构的割草机

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