JPH101165A - 液体等収納袋用抽出口 - Google Patents
液体等収納袋用抽出口Info
- Publication number
- JPH101165A JPH101165A JP17286596A JP17286596A JPH101165A JP H101165 A JPH101165 A JP H101165A JP 17286596 A JP17286596 A JP 17286596A JP 17286596 A JP17286596 A JP 17286596A JP H101165 A JPH101165 A JP H101165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge opening
- adhesive layer
- storage bag
- container bag
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
- B65D75/5861—Spouts
- B65D75/5872—Non-integral spouts
- B65D75/5877—Non-integral spouts connected to a planar surface of the package wall
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 収納袋の多層体構造を保持し、これを破壊す
ること無く収納袋の密封を可能にする。 【解決手段】 抽出孔2と、この抽出孔の基端側端面3
に設けた粘着層4と、この粘着層の表面に設けた剥離シ
ート5と、抽出孔の開口端6に設けた再封可能な蓋体7
とから成り、粘着層4により収納袋の表面に貼着する。
ること無く収納袋の密封を可能にする。 【解決手段】 抽出孔2と、この抽出孔の基端側端面3
に設けた粘着層4と、この粘着層の表面に設けた剥離シ
ート5と、抽出孔の開口端6に設けた再封可能な蓋体7
とから成り、粘着層4により収納袋の表面に貼着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明はバックインボック
スに関し、さらに詳しくは、液体、粒体あるいは粉体等
を収納する収納袋と、該収納袋を内部に収納する外箱や
外枠等の外容器とから成る包装容器に関する。
スに関し、さらに詳しくは、液体、粒体あるいは粉体等
を収納する収納袋と、該収納袋を内部に収納する外箱や
外枠等の外容器とから成る包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバックインボックスの収納袋の
内、比較的容積の大きな収納袋には、ポリエチレンやエ
バール等の多層体の合成樹脂製シートが用いられてき
た。多層体とすることにより引張強度や柔軟性や対溶解
(崩壊)性等の諸特性を高次元で満足させることができ
るからである。
内、比較的容積の大きな収納袋には、ポリエチレンやエ
バール等の多層体の合成樹脂製シートが用いられてき
た。多層体とすることにより引張強度や柔軟性や対溶解
(崩壊)性等の諸特性を高次元で満足させることができ
るからである。
【0003】この多層体の収納袋に液体等を注入する作
業は、収納袋の上部開口部に液体等注入用ホースを挿入
して行ない、液体等注入終了後、当該開口部をヒートシ
ールし密封して完了する。
業は、収納袋の上部開口部に液体等注入用ホースを挿入
して行ない、液体等注入終了後、当該開口部をヒートシ
ールし密封して完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、開口部をヒートシールにより密封すると、当該ヒー
トシールの圧着加熱により収納袋の多層体が破壊されて
しまうという問題点があった。
に、開口部をヒートシールにより密封すると、当該ヒー
トシールの圧着加熱により収納袋の多層体が破壊されて
しまうという問題点があった。
【0005】即ち、各層を夫々構成していた樹脂が、加
熱により融解すると共に圧着により混合するため各層が
一体となり変質してしまうのである。このため、多層体
構造が保持されていれば収納袋に液体等の色が付着しな
い場合であっても、当該収納袋のヒートシール部分は多
層構造を失い変質しているため、液体等の色素の侵入を
許しヒートシール部分に色がついてしまう場合があっ
た。
熱により融解すると共に圧着により混合するため各層が
一体となり変質してしまうのである。このため、多層体
構造が保持されていれば収納袋に液体等の色が付着しな
い場合であっても、当該収納袋のヒートシール部分は多
層構造を失い変質しているため、液体等の色素の侵入を
許しヒートシール部分に色がついてしまう場合があっ
た。
【0006】上記のように、ヒートシール部分に色がつ
いてしまうと、液体等を注入してから長期間が経過して
いるのではないかとを疑いが生じたり、不衛生なイメー
ジをあたえるため、被収納物である液体等が調味料や飲
料である場合には特に問題となっていた。
いてしまうと、液体等を注入してから長期間が経過して
いるのではないかとを疑いが生じたり、不衛生なイメー
ジをあたえるため、被収納物である液体等が調味料や飲
料である場合には特に問題となっていた。
【0007】本発明は、前記の点に鑑み、収納袋の多層
体構造を保持し、これを破壊すること無く収納袋の密封
を可能にする液体等収納袋用抽出口を提供することを目
的とする。
体構造を保持し、これを破壊すること無く収納袋の密封
を可能にする液体等収納袋用抽出口を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る液体等収納袋用抽出口は、抽出孔と、該抽出孔の基端
側端面に設けた粘着層と、該粘着層の表面に設けた剥離
シートと、該抽出孔の開口端に設けた蓋体とを有する。
る液体等収納袋用抽出口は、抽出孔と、該抽出孔の基端
側端面に設けた粘着層と、該粘着層の表面に設けた剥離
シートと、該抽出孔の開口端に設けた蓋体とを有する。
【0009】本発明の液体等収納袋用抽出口は、粘着層
により収納袋の表面に貼着されるため、収納袋の多層構
造を破壊することなく収納袋の密封を可能にする。
により収納袋の表面に貼着されるため、収納袋の多層構
造を破壊することなく収納袋の密封を可能にする。
【0010】ここで、上記蓋体は、被収納物である液体
等のバージン性を確保するための再封不可能なタイプ
と、何度でも注入及び抽出ができる再封可能なタイプの
両者が含まれる。
等のバージン性を確保するための再封不可能なタイプ
と、何度でも注入及び抽出ができる再封可能なタイプの
両者が含まれる。
【0011】
【実施の形態】本発明に係る実施の形態を図1及び図2
に示す。
に示す。
【0012】符号1は本実施の形態の液体等収納袋用抽
出口であり、抽出孔2と、この抽出孔の基端側端面3に
設けた粘着層4と、この粘着層の表面に設けた剥離シー
ト5と、抽出孔の開口端6に設けた再封可能な蓋体7と
から成る。
出口であり、抽出孔2と、この抽出孔の基端側端面3に
設けた粘着層4と、この粘着層の表面に設けた剥離シー
ト5と、抽出孔の開口端6に設けた再封可能な蓋体7と
から成る。
【0013】蓋体7の内側壁にはねじ山9を設け、該ね
じ山9と螺合するねじ山8を開口端6側の外周面に螺刻
する。
じ山9と螺合するねじ山8を開口端6側の外周面に螺刻
する。
【0014】この液体等収納袋用抽出口を使用する場合
には、剥離シート5を粘着層4の表面から剥離し、この
粘着層4を収納袋Bの表面に貼着する。貼着後、蓋体7
を取り外し、収納袋Bの抽出口2を塞いでいる部分を切
除し、抽出口2を収納袋Bの内部と連通させる。そし
て、抽出口2から液体等を注入した後に、蓋体7を螺合
して密封する。尚、液体等を抽出する場合には、蓋体7
を取り外し、抽出口2からホースを挿入し吸引する。
には、剥離シート5を粘着層4の表面から剥離し、この
粘着層4を収納袋Bの表面に貼着する。貼着後、蓋体7
を取り外し、収納袋Bの抽出口2を塞いでいる部分を切
除し、抽出口2を収納袋Bの内部と連通させる。そし
て、抽出口2から液体等を注入した後に、蓋体7を螺合
して密封する。尚、液体等を抽出する場合には、蓋体7
を取り外し、抽出口2からホースを挿入し吸引する。
【0015】本実施の形態の液体等収納袋用抽出口は、
抽出孔の基端側端面に設けた粘着層により収納袋の表面
に貼着するだけなので、収納袋の多層体構造を破壊する
ことがない。また、ヒートシールのように収納袋の材質
に合わせたシール温度等の管理も不要である。
抽出孔の基端側端面に設けた粘着層により収納袋の表面
に貼着するだけなので、収納袋の多層体構造を破壊する
ことがない。また、ヒートシールのように収納袋の材質
に合わせたシール温度等の管理も不要である。
【0016】さらに、本実施の形態の液体等収納袋用抽
出口は、蓋体により簡単に密封することができるため、
ヒートシール装置のような機材を必要としない。また、
蓋体が着脱自在であるためヒートシールに比べると再封
作業が極めて容易である。
出口は、蓋体により簡単に密封することができるため、
ヒートシール装置のような機材を必要としない。また、
蓋体が着脱自在であるためヒートシールに比べると再封
作業が極めて容易である。
【0017】
【発明の効果】本発明の液体等収納袋用抽出口は、抽出
孔の基端側端面に設けた粘着層により収納袋の表面に貼
着するため、収納袋の多層体構造を破壊変質することを
防止することができる。
孔の基端側端面に設けた粘着層により収納袋の表面に貼
着するため、収納袋の多層体構造を破壊変質することを
防止することができる。
【図1】 本発明に係る実施の形態の液体等収納袋用抽
出口の斜視図である。尚、蓋体7は取り外した状態を示
し、また、剥離シート5の一部は粘着層4から剥離した
状態を示している。
出口の斜視図である。尚、蓋体7は取り外した状態を示
し、また、剥離シート5の一部は粘着層4から剥離した
状態を示している。
【図2】 図1に示す液体等収納袋用抽出口の中央縦断
面図である。尚、収納袋Bの一部は除去されており、抽
出孔2と収納袋Bの内部とが連通した状態を示してい
る。
面図である。尚、収納袋Bの一部は除去されており、抽
出孔2と収納袋Bの内部とが連通した状態を示してい
る。
【符号の説明】 1 液体等収納袋用抽出口 2 抽出孔 3 基端側端面 4 粘着層 5 剥離シート 6 開口端 7 蓋体 8、9 ねじ山
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 誠 東京都渋谷区東一丁目26番20号 本州製紙 株式会社内 (72)発明者 松尾 武 福岡県福岡市南区中尾2丁目38−18 (72)発明者 山脇 泰裕 埼玉県大宮市大成町4−758−205
Claims (1)
- 【請求項1】 抽出孔と、該抽出孔の基端側端面に設け
た粘着層と、該粘着層の表面に設けた剥離シートと、該
抽出孔の開口端に設けた蓋体とを有する液体等収納袋用
抽出口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17286596A JPH101165A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 液体等収納袋用抽出口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17286596A JPH101165A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 液体等収納袋用抽出口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH101165A true JPH101165A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15949740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17286596A Pending JPH101165A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 液体等収納袋用抽出口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH101165A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2262694A2 (en) * | 2008-03-02 | 2010-12-22 | Pour-All Technologies Ltd. | Dispensing spout |
CN103662333A (zh) * | 2012-09-05 | 2014-03-26 | 深圳安吉尔饮水产业集团有限公司 | 一种用于盛放液体的包装袋 |
GB2573339A (en) * | 2018-05-04 | 2019-11-06 | Barrie Bagshaw Jason | A closure apparatus and a kit of parts therefor |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP17286596A patent/JPH101165A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2262694A2 (en) * | 2008-03-02 | 2010-12-22 | Pour-All Technologies Ltd. | Dispensing spout |
EP2262694A4 (en) * | 2008-03-02 | 2011-10-05 | Pour All Technologies Ltd | spout |
CN103662333A (zh) * | 2012-09-05 | 2014-03-26 | 深圳安吉尔饮水产业集团有限公司 | 一种用于盛放液体的包装袋 |
GB2573339A (en) * | 2018-05-04 | 2019-11-06 | Barrie Bagshaw Jason | A closure apparatus and a kit of parts therefor |
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