JPH10116292A - 文書検索装置 - Google Patents

文書検索装置

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JPH10116292A
JPH10116292A JP8270928A JP27092896A JPH10116292A JP H10116292 A JPH10116292 A JP H10116292A JP 8270928 A JP8270928 A JP 8270928A JP 27092896 A JP27092896 A JP 27092896A JP H10116292 A JPH10116292 A JP H10116292A
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JP
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attribute
component data
processing
search
description
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JP8270928A
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English (en)
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Hitoshi Abe
仁 阿部
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書部品データに対して、処理が行なわれた
結果での検索や、行なわれた処理の内容に対する検索が
可能な文書検索装置を提供する。 【解決手段】 処理属性記憶部12は、処理内容を処理
属性として、処理記述ファイル名、部品データファイル
名とともに記憶する。複合属性検索部13の指示によ
り、処理属性検索部11は処理属性記憶部12から検索
対象の処理属性を有するデータを検索し、その中から部
品データファイル名を部品データ属性検索部4に送り、
部品データ属性記憶部3から部品データ属性を得る。そ
の部品データ属性値と処理属性値とから、処理後の複合
属性値を計算し、その値が要求を満たせば検索結果とす
る。部品データを部品データ記憶部1から、処理記述を
処理記述記憶部8から取り出し、処理記述とともに文書
再成部6で文書を再成し、表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書部品の原デー
タと共に、文書部品に対する処理を記述した処理記述を
保管する文書記憶装置において使用される文書検索装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テキストデータ、画像データ、グラフィ
ックデータ等の複数のタイプの文書部品データから構成
される文書の検索法としては、従来より、これらのデー
タを説明・補助する情報についての文字・数値型データ
ベースを作成し、そのデータ項目の1つとして文書部品
データへのポインタを用意するシステムが多く提案され
ている。この種のシステムとしては、例えば、電子通信
学会誌,Vol.63,No.12,1981,篠田,
木戸出,「画像データベース」や、情報処理学会論文
誌,Vol.24,No.6,1983.11,篠田ほ
か,「ランドサットMSS画像データベースシステムの
開発と評価」,PP.867−876などに記載されて
いるLIMSなどがある。
【0003】他にも、例えば、特開平3−139768
号公報などに記載されているように、1つの画像が1枚
の画像データからだけでなく、複数の部品画像データか
ら画像データを構成し、検索は部品画像データの属性と
各部品画像データ間の関連付け情報をもとに行なうシス
テムも提案されている。さらに、例えば、特開平2−5
1775号公報に記載の画像情報検索装置は、検索情報
として、識別記号やキーワードの代わりに、画像情報を
構成する構成要素と各構成要素の画像情報内での大き
さ、向き、姿勢、位置関係等の様々な属性を用いるキー
イメージ検索法において、ユーザ自身が個々の検索ごと
に近似度の判定基準を容易に変更できるようにしたもの
である。
【0004】一方、最近では、文書部品に対する編集処
理を、処理記述や履歴情報の形で保存しておき、それと
ともに、保管しておいた原文書に対してこれらの処理を
適用することで、文書の展開時に文書の編集結果の再現
を可能としたものが、多く出現している。この例として
は、PITS社の“Live Picture”や、V
ictor社の“QUARK Xposure”といっ
た製品がある。これにより、編集を繰り返すことに伴う
画質の劣化を防ぐと同時に、編集作業を取り消せば任意
の時点まで編集作業を戻すことも可能になる。
【0005】しかしこの場合、上述のような従来技術に
よって検索を行なうと、例えば紫の車を検索したい時
に、文書部品データにつけられた「紫の」などのキーワ
ードにより検索を行なおうとすると、検索できない場合
がある。原文書には赤い車が存在し、その赤い車に対し
て青を加える処理が施されて紫の車とした場合、例えば
『色修正(赤:0,緑:0,青:+10)』などといっ
た処理記述が残るのみである。この文書の場合、文書の
編集結果として紫の車が再現されるのであり、部品デー
タそのものには、「紫の」といった所望のキーワードは
付与されていない。そのため、紫の車が再現されるにも
かかわらず、検索できないという問題がある。
【0006】また、上述の『色修正(赤:0,緑:0,
青:+10)』という処理記述は、青みを加えた青みが
かった画像を得るための処理であるが、画像に例えば青
みがかった等の色修正を施した画像を得るような検索を
行なうことは、従来では行なわれていなかった。このよ
うな処理記述に対する検索そのものも望まれているとこ
ろである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、文書部品データに対して、
処理が行なわれた結果での検索や、行なわれた処理の内
容に対する検索が可能な文書検索装置を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、文書検索装置において、文書部品の原データを部品
データとして記憶する部品データ記憶手段と、前記部品
データに施された演算の記述である処理記述を記憶する
処理記述記憶手段と、該処理記述記憶手段に記憶された
1以上の処理記述が行なう処理の内容に対応する属性情
報である処理属性を記憶する処理属性記憶手段と、少な
くとも前記処理属性に対する検索を行なう検索手段を有
することを特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、文書検索装置に
おいて、文書部品の原データを部品データとして記憶す
る部品データ記憶手段と、前記各部品データに対して付
与された属性情報である部品データ属性を記憶する部品
データ属性記憶手段と、前記部品データに施された演算
の記述である処理記述を記憶する処理記述記憶手段と、
前記処理記述記憶手段に記憶された1以上の処理記述が
行なう処理の内容に対応する属性情報である処理属性を
記憶する処理属性記憶手段と、前記部品データ属性記憶
手段に記憶されている部品データ属性と該部品データ属
性に対応する前記処理属性記憶手段に記憶されている処
理属性をもとに該部品データに該処理記述を適用して得
られるデータの属性情報である複合属性に対する検索を
行なう検索手段を有することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の文書検索装置の
実施の一形態を示すブロック構成図である。図中、1は
部品データ記憶部、2は部品データ検索部、3は部品デ
ータ属性記憶部、4は部品データ属性検索部、5は複合
検索部、6は文書再成部、7は処理記述検索部、8は処
理記述記憶部、9は処理ファイル属性検索部、10は処
理ファイル属性記憶部、11は処理属性検索部、12は
処理属性記憶部、13は複合属性検索部である。
【0011】部品データ記憶部1には、文書を構成する
部品データが記憶されている。ここでは、個々の部品デ
ータはそれぞれファイル化されており、ファイル名が付
与されているものとする。このファイル名を部品データ
ファイル名と呼ぶことにする。もちろん、他の方法によ
ってそれぞれの部品データを特定してもよい。部品デー
タ検索部2は、部品データファイル名あるいは部品デー
タファイル名を直接特定するための検索式などを受け取
り、該当する部品データを部品データ記憶部1内から検
索して取り出す。
【0012】部品データ属性記憶部3は、部品データ記
憶部1に記憶されている各部品データに対応づけて部品
データ属性を記憶している。ここでは、部品データファ
イル名と属性名および属性値を対応づけて記憶する。な
お、1つの部品データには、複数の部品データ属性が対
応づけられていることもある。部品データ属性検索部4
は、キーワードあるいはキーワードを含む検索式に従っ
て部品データ属性記憶部3内を検索し、該当する属性値
を有する部品データファイル名を得る。得られた部品デ
ータファイル名は、例えば部品データ検索部2に送られ
て部品データ記憶部1から部品データが取得される。
【0013】図2は、部品データ属性記憶部3に記憶さ
れている情報の一例の説明図である。図2に示した例で
は、部品データファイル名と部品データ属性とを表の形
式で格納している。例えば「赤」というキーワードから
部品データファイル名「車1」が得られる。もちろん部
品データ属性記憶部3内のデータは、この様な表以外に
も、例えば部品データファイル名「車1」に対する属性
のリストであってもよい。また、部品データファイル名
も、部品データを特定する例えばポインタ等でもよい。
【0014】処理記述記憶部8は、部品データに対して
行なわれた処理を記憶する。ここでは、部品データに対
して行なわれた1以上の処理を処理記述として、部品デ
ータファイル名とともに処理記述ファイルとして記憶す
る。この処理記述ファイルにはファイル名が付与されて
おり、このファイル名を処理記述データファイル名と呼
ぶことにする。もちろん、他の方法によって処理記述を
特定してもよい。また、部品データファイル名の代わり
に部品データを特定する他のデータ、例えばポインタな
どを保持してもよい。処理記述検索部7は、処理記述フ
ァイル名あるいは処理記述ファイル名を直接特定するた
めの検索式などを受け取り、該当する処理記述ファイル
を処理記述記憶部8内から検索して、処理記述を取り出
す。
【0015】処理ファイル属性記憶部10は、処理記述
記憶部8に記憶されている各処理記述ファイルに対応づ
けて属性を記憶している。ここでは、処理記述ファイル
名と属性値を対応づけて記憶する。なお、1つの処理記
述ファイルには、複数の属性値が対応づけられているこ
ともある。処理ファイル属性検索部9は、キーワードあ
るいはキーワードを含む検索式に従って処理ファイル属
性記憶部10内を検索し、該当する属性値を有する処理
記述ファイル名を得る。得られた処理記述ファイル名
は、例えば処理記述検索部7に送られて処理記述記憶部
8から処理記述ファイル中の処理記述が取得される。
【0016】図3は、処理ファイル属性記憶部10に記
憶されている情報の一例の説明図である。図3に示した
例では、処理記述ファイル名と属性値とを表の形式で格
納している。例えば「車」というキーワードから処理記
述ファイル名「山を走る車」が得られる。もちろん処理
ファイル属性記憶部10内のデータは、このような表以
外にも、例えば処理記述ファイル名に対する属性値のリ
ストであってもよい。また、処理記述ファイル名も、処
理記述を特定する例えばポインタ等でもよい。
【0017】処理属性記憶部12は、ある部品データに
対して処理記述に従った処理を行なった場合に、部品デ
ータが処理全体によって受ける処理の内容を属性として
記憶する。この属性を処理属性と呼ぶことにする。例え
ば処理記述の1つとして2倍の拡大処理があり、他の処
理を行なった後に別の処理記述で1/3の縮小処理を行
なっている場合、全体では2/3の縮小処理を行なって
いることになるので、「小さく」した旨の処理属性を付
与する。なお、異なるいくつかの処理を行なっている場
合には、それぞれの処理ごとに処理属性を記憶する。こ
こでは、処理記述ファイル名および部品データファイル
名と処理属性を対応づけて記憶するものとする。処理属
性検索部11は、キーワードあるいはキーワードを含む
検索式に従って処理属性記憶部10内を検索し、該当す
る処理属性を有する処理記述ファイル名および部品デー
タファイル名を得る。得られた処理記述ファイル名は、
例えば処理記述検索部7に送られて処理記述記憶部8か
ら処理記述ファイル中の処理記述が取得され、また、得
られた部品データファイル名は、例えば部品データ検索
部2に送られて部品データ記憶部1から部品データが取
得される。
【0018】図4は、処理属性記憶部12に記憶されて
いる情報の一例の説明図である。図4に示した例では、
処理記述ファイル名と部品データファイル名と処理属性
とを表の形式で格納している。例えば部品データファイ
ル名「車1」という部品データに処理記述ファイル名
「山を走る車」という処理記述ファイル中に処理記述と
して記述されている処理を施して得られるデータは、も
との部品データを拡大または縮小の処理について「大き
く」拡大したデータであり、また回転処理について「9
0度回転した」データであり、さらには色修正処理につ
いて「青みかがった」データであることを示している。
この処理属性記憶部12内のデータについても、このよ
うな表以外の例えば処理記述ファイル名と部品データフ
ァイル名との組に対する処理属性のリストであってもよ
い。また、処理記述ファイル名、部品データファイル名
も、処理記述を特定する例えばポインタ等でもよい。
【0019】図4では概念的に分かり易くする為に、処
理属性の値を「大きく」や「青みがかった」等の言葉で
記述しているが、計算機が扱える形式の方がより現実的
である。例えば、処理属性が色修正である処理属性値を
表現する場合、各画素を24ビットで表現し、各々赤、
緑、青の3色で8ビットずつ(0から255までの値)
で処理属性値を表わすものとすれば、「赤」という属性
値は、例えば(赤:200,緑:0,青:0)のように
計算機内部で表現することができる。また「青みがかっ
た」は、色修正(赤:0,緑:0,青:+100)とい
う形式で記憶させておくことができる。同様に「大き
い」ならば、拡縮の処理属性値として拡大率をα,β
(α,β>1)とするとき、拡縮(縦:α、横:β)と
表現することができる。この時、α,βが1より小さけ
れば「小さい」ことを示すことができる。
【0020】複合検索部5は、文書を再生する場合に、
まず処理記述検索部7を用いて、必要とする処理記述
を、処理記述ファイル名により処理記述記憶部8から得
る。次に、得られた処理記述ファイル内に保持されてい
る部品データファイル名に対応する部品データを部品デ
ータ検索部2を用いて検索し、必要な部品データを得
る。このようにして得られた部品データおよび処理記述
は、文書再成部6に送られる。
【0021】文書再成部6は、部品データが送られてき
た場合、そのまま送られてきた部品データによって文書
を構成して出力する。また、部品データとともに処理記
述が送られてきている場合には、部品データに対して処
理記述として記述されている処理を施して文書を再成
し、出力する。
【0022】複合属性検索部13は、部品データに対し
て処理記述に記述されている処理を施した後のデータに
対する検索を行なう。ここで複合属性とは、部品データ
に付与された部品データ属性と、処理の内容に付与され
た処理属性とから決定される処理後のデータの属性をい
う。ここでは複合属性自体は記憶しておらず、部品デー
タ属性と処理属性から計算する。もちろん、複合属性を
記憶するように構成してもよい。複合属性検索部13
は、複合属性を用いた検索要求を受け取ると、処理属性
検索部11に対して検索要求中の処理属性を有する処理
記述ファイル名、部品データファイル名、処理属性値の
組を検索するように要求する。得られた部品データフィ
ル名をもとに、部品データ属性検索部4に対してその部
品データの部品データ属性を得る。得られた部品データ
属性と、先に得られた処理属性とから複合属性を計算
し、この複合属性が検索要求を満足するか否かを判別す
る。検索要求を満足していれば、そのときの部品データ
ファイル名を部品データ検索部2に渡すとともに、処理
記述ファイル名を処理記述検索部7に渡し、得られた部
品データおよび処理記述をもとに文書再成部6が文書を
再生する。
【0023】例えば、複合属性として色が「紫」である
車を検索するように要求された場合を考える。ここで、
部品データ属性記憶部3、処理ファイル属性記憶部1
0、処理属性記憶部12には、それぞれ図2、図3、図
4に示す内容が記憶されているものとする。図2に示す
ように、部品データ属性記憶部3内のデータから、元々
の「車1」という部品データに与えられていた色属性は
「赤」である。また、処理属性記憶部12に記憶されて
いる処理属性として、「車1」に対して「青みがかっ
た」という処理を行なっている。そのため、従来では、
「紫」では検索ができなかった。複合属性検索部13
は、色修正の処理属性を有するデータを処理属性記憶部
12から得る用に処理属性検索部11に依頼する。そし
て色修正の処理属性値として「青みがかった」を有する
データが得られ、処理記述ファイル名「山を走る車」お
よび部品データファイル名「車1」を得る。
【0024】この部品データファイル名「車1」を元
に、部品データ属性検索部4に対して色の属性値を求め
る。図2より、部品データファイル名「車1」の色の属
性値として「赤」が得られる。複合属性検索部13は、
この属性値「赤」に対して「青みがかった」という処理
を施し、それが「紫」であることを演算により求める。
検索要求が複合属性の色が「紫」のものであったので、
これは検索要求を満足する。部品データファイル名「車
1」が部品データ検索部2に、処理記述ファイル名「山
を走る車」が処理記述検索部7にそれぞれ与えられ、得
られた部品データおよび処理記述に従って文書再成部6
で再生処理がなされて「紫」の部品データが再生され
る。
【0025】処理属性として例えば上述のように計算機
で扱える表現であると、上述の複合属性の計算は簡単で
ある。例えば部品データ属性の「赤」という属性値が
(赤:200,緑:0,青:0)、また処理属性の「青
みがかった」は、色修正(赤:0,緑:0,青:+10
0)という形式で格納されていたとすると、その処理結
果は(赤:200,緑:0,青:100)となり、これ
が複合属性となる。この複合属性は「紫」を示してお
り、「紫」での検索が可能になる。
【0026】同様に、与えられた検索要求の複合属性が
「大きい」ならば、例えば部品データ属性のサイズの属
性値が(縦:100cm,横:50cm)のとき、処理
属性の「大きく」として(縦:α倍、横:β倍)が得ら
れた場合、処理の結果である(縦:100αcm,横:
50βcm)を評価することにより、所望の複合属性を
有する処理記述を適用した部品データを検索することが
可能になる。
【0027】図5は、本発明の文書検索装置の実施の一
形態における一構成例を示すブロック図である。図中、
21はディスプレイ/キーボード、22はマウス、23
はネットワークインタフェース、24はバスである。部
品データ記憶部1、部品データ属性記憶部3、処理記述
記憶部8、処理ファイル属性記憶部10、処理属性記憶
部12は、ディスクなどの記憶装置上に置かれ、それぞ
れのデータを格納している。これらは、それぞれ部品デ
ータ検索部2、部品データ属性検索部4、処理記述検索
部7、処理ファイル属性検索部9、処理属性検索部11
を介して、中央のバス24に接続されている。また、複
合検索部5、文書再成部6、複合属性検索部13もバス
24に接続されている。部品データ検索部2、処理記述
検索部7で検索された部品データや処理記述は、バス2
4を介して文書再成部6に送られる。文書再成部6で再
生された文書や、その他の検索結果、あるいはインフォ
メーションなどは、デイスプレイ/キーボード21上に
表示される。これらの情報は、必要に応じてネットワー
クインタフェース23を介して、他のシステムに送信す
ることもできる。なお、検索要求の入力は、ディスプレ
イ/キーボード21およびマウス22を用いて行なうこ
とができる。あるいは、検索要求をネットワークインタ
フェース23から受け取ることもでき、その結果をネッ
トワークインタフェース23から返すようなサーバとし
ての機能を持たせることもできる。
【0028】図5では、部品データ記憶部1、部品デー
タ属性記憶部3、処理記述記憶部8、処理ファイル属性
記憶部10、処理属性記憶部12をそれぞれ別の記憶装
置の記号で示しているが、すべて別の記憶装置を用いな
ければならないわけではなく、いくつか、あるいはすべ
てが同じ記憶装置上に配置されていてもよい。また、部
品データ検索部2、部品データ属性検索部4、処理記述
検索部7、処理ファイル属性検索部9、処理属性検索部
11、複合検索部5、文書再成部6、複合属性検索部1
3は、それぞれが異なる装置として構成されていてもよ
いし、あるいは1または複数のCPUとそれぞれのプロ
グラムとして構成されていてもよい。その場合、各記憶
部が配置される記憶装置は、直接、バス24に接続され
ることになる。
【0029】次にフローチャートに従って、本発明の文
書検索装置の実施の一形態における動作の一例を説明す
る。図6は、本発明の文書検索装置の実施の一形態にお
ける全体の動作の一例を示すフローチャートである。ま
ずS31において、検索要求を受け付ける。このとき検
索要求には、複合属性、部品データ、処理記述、処理属
性のいずれの検索であるかを示す検索種別と、キーワー
ドあるいはキーワードを含む検索式が含まれている。S
32で検索要求中の検索種別が複合属性の検索であるか
否かを判定し、もし複合属性の検索であればS37の複
合属性検索処理に移る。そうでなければ、S33におい
て、部品データの検索であるか否かを判定し、部品デー
タの検索であればS38の部品データ検索処理に移る。
そうでなければさらにS34において処理記述の検索で
あるか否かを判定し、処理記述の検索であればS39の
処理記述の検索処理に移る。そうでなければさらにS3
5において処理属性の検索であるか否かを判定し、処理
属性の検索である場合にはS40の処理属性の検索処理
に移る。そうでなければどの検索種別にも該当しないの
で、S36においてエラーを表示し、処理を終了する。
S37〜S40における複合属性、部品データ、処理記
述、処理属性のいずれかの検索処理が実行されると、そ
の実行結果をもとに文書再成部6で文書を再成し、S4
1で例えば表示し、あるいは外部へ出力し、処理を終了
する。
【0030】図7は、複合属性検索処理の一例を示すフ
ローチャートである。この処理は図6のS37において
行なわれる。まずS51において、処理属性検索部11
は処理属性記憶部12に記憶されているデータから、検
索の対象となる処理属性を有するものを検索する。例え
ば、要求された複合属性が色に関するものであれば、処
理属性として着色や色修正の属性値を有するものを検索
する。S52において、検索の対象となる処理属性を有
するデータが検索された否かを確認する。もしも検索の
対象が存在しなかった場合には、S59においてエラー
表示を行なって、処理を終える。もしも存在すれば、S
53において、検索によって得られたデータ中から処理
記述ファイル名を得て処理記述検索部7に送り、処理記
述記憶部8から該当する処理記述ファイルを得る。
【0031】次に、S54において、検索によって得ら
れたデータ中から部品データファイル名を得て部品デー
タ属性検索部4に送り、部品データ属性記憶部3から該
当する部品データ属性を得る。S55において、得られ
た部品データ属性に検索の対象となる部品データ属性が
存在するか否かを判定する。例えば、要求された複合属
性が色に関するものであれば、部品データ属性のうちの
色属性の値が存在するか否かを判定する。もしも検索の
対象となる部品データ属性がなければ、S59でエラー
表示を行なって、処理を終える。
【0032】検索の対象となる部品データ属性が存在す
る場合には、S56において、その部品データ属性の値
と処理属性の値とから、処理記述に従った処理によって
生成される文書の属性値(複合属性の属性値)を計算す
る。そして、S57において、計算された値が要求され
た属性値あるいは属性値の範囲内であるか否かを判定
し、要求を満たすものであれば、S58において、部品
データを部品データ記憶部1から取り出し、複合属性検
索処理を終える。この時点で部品データと処理記述とが
得られているので、文書再成部6では処理記述の処理を
行なった後の部品データを、図6のS41において例え
ば検索結果として表示することになる。S56で計算し
た複合属性の属性値が検索要求を満たすものでない場合
には、S51に戻り、処理属性記憶部12中の次のデー
タに対する処理を行なう。
【0033】なお、S53における処理記述ファイルの
取得は、S53以降のいずれのタイミングでもよく、S
57以降であれば検索要求を満たさない場合に処理記述
ファイルの取得処理を省略することが可能である。ま
た、S56で計算した文書の複合属性値は、後の利用の
ために処理記述と共に記憶しておくことも可能である。
【0034】図8は、部品データ検索処理の一例を示す
フローチャートである。この処理は図6のS38におい
て行なわれる。部品データを検索する場合には、部品デ
ータファイル名が直接指定される場合と、部品データに
対応して付与されている部品データ属性をキーワードと
して直接あるいは検索式として指定される場合がある。
S61において、部品データファイル名が指定されたか
否かを判定し、部品データファイル名が直接指定された
場合には、S65において、部品データ検索部2はその
部品データファイル名を用いて部品データ記憶部1から
部品データを取り出す。
【0035】また、部品データファイル名が指定されて
いない場合には、S62において、部品データ属性検索
部4は部品データ属性記憶部3を検索し、S63で部品
データファイル名が検索されたか否かを判定する。部品
データファイル名が検索された場合には、S65におい
て、検索された部品データファイル名に従って部品デー
タ検索部2が部品データ記憶部1から部品データを取り
出す。部品データファイル名が検索されなかった場合に
は、S64において、エラー表示を行なって部品データ
検索処理を終える。なお、この部品データ検索処理で
は、検索された部品データのみが部品データ記憶部1か
ら直接文書再成部6に与えられるので、処理記述による
処理が施されていない原データが例えば表示されること
になる。
【0036】図9は、処理記述検索処理の一例を示すフ
ローチャートである。この処理は図6のS39において
行なわれる。処理記述を検索する場合も、処理記述ファ
イル名が直接指定される場合と、処理記述ファイルに対
応して付与されている処理記述ファイル属性をキーワー
ドとして直接あるいは検索式として指定される場合があ
る。S71において、処理記述ファイル名が指定された
か否かを判定し、処理記述ファイル名が直接指定された
場合には、S75において、処理記述検索部7はその処
理記述ファイル名を用いて処理記述記憶部8から処理記
述ファイルを取り出し、その処理記述ファイル中に記載
されている部品データファイル名をもとにS76におい
て部品データ検索部2で部品データの検索処理を行なっ
て、処理記述検索処理を終える。
【0037】また、処理記述ファイル名が指定されてい
ない場合には、S72において、処理ファイル属性検索
部9は処理ファイル属性記憶部10を検索し、S73で
処理記述ファイル名が検索されたか否かを判定する。処
理記述ファイル名が検索された場合には、S75におい
て、検索された処理記述ファイル名に従って処理記述検
索部7が処理記述記憶部8から処理記述ファイルを取り
出し、その処理記述ファイル中に記載されている部品デ
ータファイル名をもとにS76において部品データ検索
部2で部品データの検索処理を行なって、処理記述検索
処理を終える。処理記述ファイル名が検索されなかった
場合には、S74において、エラー表示を行なって処理
記述検索処理を終える。この処理記述検索処理では、検
索された処理記述と部品データの両方が文書再成部6に
与えられるので、処理記述による処理が施された後の部
品データが例えば表示されることになる。
【0038】図10は、処理属性検索処理の一例を示す
フローチャートである。この処理は図6のS40におい
て行なわれる。まずS81において、処理属性検索部1
1は処理属性記憶部12内のデータを検索し、S82に
おいて検索要求として与えられた処理を行なっているデ
ータが存在するか否かを確認する。存在すれば、S84
において当該データ中の処理記述ファイル名を処理記述
検索部7に渡し、処理記述記憶部8から処理記述を得
る。存在しなければ、S83においてエラー表示を行な
って、処理属性検索処理を終える。
【0039】この場合の出力方法としては、処理記述を
ユーザがわかりやすい表記法によって出力したり、ある
いはさらに部品データファイル名をもとに部品データを
得て、部品データとともに出力することもできる。ある
いは、処理記述検索処理と同様に、部品データに対して
処理記述の処理を施し、処理後の部品データを出力して
もよい。この場合、処理記述ファイルに付与された属性
で検索を行なう処理記述検索処理とは異なり、処理属性
検索処理では、処理の内容によって検索を行なうことが
可能である。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、部品データ自体に対応づけられた属性だけで
なく、処理により変えられた後の部品データに対応づけ
られるであろう複合属性、あるいはその処理の内容によ
って、検索を行なうことが可能になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の文書検索装置の実施の一形態を示す
ブロック構成図である。
【図2】 部品データ属性記憶部3に記憶されている情
報の一例の説明図である。
【図3】 処理ファイル属性記憶部10に記憶されてい
る情報の一例の説明図である。
【図4】 処理属性記憶部12に記憶されている情報の
一例の説明図である。
【図5】 本発明の文書検索装置の実施の一形態におけ
る一構成例を示すブロック図である。
【図6】 本発明の文書検索装置の実施の一形態におけ
る全体の動作の一例を示すフローチャートである。
【図7】 複合属性検索処理の一例を示すフローチャー
トである。
【図8】 部品データ検索処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【図9】 処理記述検索処理の一例を示すフローチャー
トである。
【図10】 処理属性検索処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…部品データ記憶部、2…部品データ検索部、3…部
品データ属性記憶部、4…部品データ属性検索部、5…
複合検索部、6…文書再成部、7…処理記述検索部、8
…処理記述記憶部、9…処理ファイル属性検索部、10
…処理ファイル属性記憶部、11…処理属性検索部、1
2…処理属性記憶部、13…複合属性検索部、21…デ
ィスプレイ/キーボード、22…マウス、23…ネット
ワークインタフェース、24…バス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書部品の原データを部品データとして
    記憶する部品データ記憶手段と、前記部品データに施さ
    れた演算の記述である処理記述を記憶する処理記述記憶
    手段と、該処理記述記憶手段に記憶された1以上の処理
    記述が行なう処理の内容に対応する属性情報である処理
    属性を記憶する処理属性記憶手段と、少なくとも前記処
    理属性に対する検索を行なう検索手段を有することを特
    徴とする文書検索装置。
  2. 【請求項2】 文書部品の原データを部品データとして
    記憶する部品データ記憶手段と、前記各部品データに対
    して付与された属性情報である部品データ属性を記憶す
    る部品データ属性記憶手段と、前記部品データに施され
    た演算の記述である処理記述を記憶する処理記述記憶手
    段と、前記処理記述記憶手段に記憶された1以上の処理
    記述が行なう処理の内容に対応する属性情報である処理
    属性を記憶する処理属性記憶手段と、前記部品データ属
    性記憶手段に記憶されている部品データ属性と該部品デ
    ータ属性に対応する前記処理属性記憶手段に記憶されて
    いる処理属性をもとに該部品データに該処理記述を適用
    して得られるデータの属性情報である複合属性に対する
    検索を行なう検索手段を有することを特徴とする文書検
    索装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0785237A (ja) * 1993-07-15 1995-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像編集方法およびその装置

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