JPH10115822A - 液晶表示体の駆動方法 - Google Patents

液晶表示体の駆動方法

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JPH10115822A
JPH10115822A JP27091296A JP27091296A JPH10115822A JP H10115822 A JPH10115822 A JP H10115822A JP 27091296 A JP27091296 A JP 27091296A JP 27091296 A JP27091296 A JP 27091296A JP H10115822 A JPH10115822 A JP H10115822A
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voltage
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electrode
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Hiroo Nomura
浩朗 野村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】双安定型カイラルネマチック液晶表示の最適表
示状態の維持、および、温度補償駆動方法について、マ
トリクス表示体で適用する方法を提供する。 【解決手段】走査電極には垂直配向を生じさせるための
リセットパルス(1)と、これに続く1ライン当たりの
選択時間(1H)の整数倍の遅延時間(2)と、走査電
極を選択するための選択パルス(3)を順次付与し、ま
た、一方のデータ電極には、この選択パルスに同期して
データ信号列(Data)を印加する。この時データ信
号の電圧絶対値を一定(Vd)とし、選択パルスの波高
値のみを変化させるか、データ信号と選択パルスの電圧
比を一定としたまま両者に共通する基準電圧を上下さ
せ、最適駆動電圧に調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示素子の駆動
方法に関する。さらに詳しくは、カイラルネマチック液
晶を用いた双安定性液晶表示素子(バイナリツイステッ
ドネマチック液晶=BTN)の駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カイラルネマチック液晶を用いた双安定
性を有する液晶表示体とその駆動方法については、本発
明者等は特開平06−230751、及び、特開平07
−175041を出願し、実用的な液晶表示装置とその
駆動方法を実現した。即ち、マトリクス表示体を形成す
るための帯状の電極を配した上下ガラス基板間に、初期
ツイスト角Φ(例えば180度)のカイラルネマチック
液晶を配し、上下電極間に液晶分子を垂直に立たせるに
充分なジャイアントパルスを印加した後、適当な遅延時
間を置いて、しかる後、しきい値を境とした選択パルス
を液晶に与え、ねじれの解けた0度ユニフォーム状態
(Φ−180度)と、ねじれの増した360度(Φ+1
80度)ツイスト状態を作り、表示のON/OFF状態
をコントロールするものであった。この駆動方法は基本
的に液晶のパルス応答を利用したものである。
【0003】図1は前記駆動波形の基本形であり、図の
(a)はコモン波形、図の(b)はデータ波形の例であ
る。コモン波形(a)はジャイアントパルスからなるリ
セット期間1、これに続く適当なインターバルを持った
遅延期間2、そして、マトリクス表示の各ラインを順次
走査する第kラインの選択期間3からなり、他は非選択
期間4となる。リセット期間1のジャイアントパルスは
波高値17V以上で1〜2ms程度の持続時間が必要で
あり、また、選択期間3の電圧はデータ電圧の3から4
倍の電圧とすることが良い。また、選択期間3を数回に
分け他の走査ラインと同時に選択することも出来る。遅
延期間2は数100μsの時間とし、この期間、およ
び、非選択期間4は電圧ゼロとする。データ波形(b)
はプラス、マイナス対称の電圧を取り、選択電圧と同相
のの場合は表示のOFF、逆相の場合にはONの波形と
なる。従って、リセット期間1を除いては所謂電圧平均
化法となる。また、交流化の為の信号の反転は、図のよ
うに選択期間(1H)の整数倍(nH、nは正の整数)
ごとに行い1フレームを完了させ、さらに、次に来るフ
レームで全体を逆転させることで、直流分を相殺してい
る。ここでは図示しないが、液晶に印加する電圧はコモ
ン信号とデータ信号の差分でここにあげた例と同等の電
圧が印加されれば問題が無いので、コモン信号、データ
信号の電圧を高低電圧間で揺さぶる方式でもよい。これ
らの例については前掲の公開特許を参照されたい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、このような駆動
方法を用いた表示の温度特性は、特開平07−1750
41の第29図に示すように、低温側ほどVth,Vs
atが上昇する形となっている。そこで、先願のこの特
許では書き込みパルス幅の変化、駆動電圧の変化、周波
数の変化、また、遅延時間の変化等によって温度補正を
行う方法を出願した。しかし、前掲の駆動電圧を変化さ
せる温度制御については、実施形態での検討がまだ不十
分であった。
【0005】本発明はこのような表示特性の変化を補正
し、表示の最適状態を確保するための液晶表示体の駆動
電圧の調整、および、温度変化による表示変化を補正す
る温度補償駆動方法について、実際のマトリクス表示体
で適用する方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に用いる液晶表示
は、上下基板の一方に複数の走査電極を、他方に複数の
データ電極を互いに交差するように配したマトリクス型
とし、この上下基板間に初期ねじれ角がΦとなるように
調整されたカイラルネマチック液晶を充填する。この表
示体に、走査電極には垂直配向を生じさせるためのリセ
ットパルスと、これに続く1ライン当たりの選択時間
(1H)の整数倍の遅延時間と、1つ以上の走査電極を
選択するための選択パルスを順次付与し、また、一方の
対向基板のデータ電極には、この選択パルスに同期し
て、データ信号を印加する。この時、選択パルスの波高
値を微調整、あるいは、環境の温度変化に従って可変と
し、他方のデータ電極にはこの選択パルスに同期して、
絶対値が一定のデータ信号列を印加すると、データ電圧
に対するON波形、OFF波形の比率が変化し駆動条件
の最適化が図られる。
【0007】また、前記選択パルスおよびこれに同期し
たデータ電圧に共通する基準電圧の値を、微調整、ある
いは、環境の温度変化に従って可変とすると、データ電
圧とON波形、OFF波形の電圧比が一定のまま駆動電
圧を変えることができ、駆動条件の最適化が図られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(発明の実施に用いる液晶表示セルの一般構造)各実施
例に用いた液晶材料はネマチック液晶(例えば、E.Merc
k社製ZLI-3329)に光学活性剤(例えば、E.Merck社製S-
811)を添加することにより、液晶のヘリカルピッチを
3〜4μmに調整したものである。図9に示すように、
上下のガラス基板95、95上にはITOからなる透明
電極94のパターンを帯状に形成し、その上に各々ポリ
イミド配向膜92を塗布した。そして、各ポリイミド配
向膜にたいして、相互に所定角度Φ(実施例ではΦ=1
80°)異なる方向にラビング処理を施し、上下基板を
重ねあわせ液晶表示セルとする。この時、上下のガラス
基板95、95の間にはスペーサを挿入して基板間隔を
均一化し、例えば、基板間隔(セルギャップ)を2μm
以下とした。従って、液晶層厚/ねじれピッチの比は
0.5±0.2の範囲にある。駆動電圧の印加は図10
のように上下基板に施された帯状電極M,Nを通して行
われ、マトリクス状の上下電極の交点が選択点灯され
る。
【0009】(発明に用いる一般的駆動波形の例)本発
明に用いる一般的駆動波形の例を図1に示す。図1
(a)は行電極M+1、M+2,.....に印加され
る走査信号であり、リセット期間1に液晶を立たせるジ
ャイアントパルス(±VH)を配し、その後電圧ゼロの
遅延期間2が選択期間3との最適インターバルを取るよ
うに設置される。この遅延期間は行電極の1ライン選択
時間(1H)の整数倍とする。選択パルス3(±Vs)
は1H時間ずつシフトしていき、行電極を順次選択して
いく。他の時間は非選択期間4となり電圧ゼロである。
【0010】一方、データ信号は図1(b)のように表
示状態(ON/OFF)に従って、+Vd、または、−
Vdの選択が行われ、次々と表示信号が連続していく形
となる。なお、これら駆動波形の交流化はフレームごと
の反転であっても良く、また、1フレーム内で数H(1
Hは1ラインの最少選択時間に相当)から数10Hごと
に行っても良い。さらには、本説明では発明の理解を早
めるために、最も単純な電圧ゼロを対称線とする正負の
波形で示したが、非選択電圧を低電圧側と高電圧側で交
互に変え、液晶に印加される差分波形で結果的に図1と
同一となる揺さぶり電源を用いた駆動波形であってもよ
い。
【0011】〔実施例1〕 (液晶表示駆動回路の構成)図4から9に、上記駆動波
形を実現するための実際の液晶駆動回路の構成、並び
に、タイムチャートを示す。図4は液晶パネルおよびそ
の駆動回路を含む表示装置の全体構成例である。液晶パ
ネル10は1例として320×320画素とし、この液
晶パネル10を駆動するために、第1、第2のYドライ
バ回路11A、11Bおよび第1、第2のXドライバ1
2A、12Bが設けられている。第1、第2のYドライ
バ回路はそれぞれ同一の構成を有し、その詳細が図5に
示されている。また、第1、第2のXドライバ回路も同
一構成を有し、その詳細が図6に示されている。
【0012】Yドライバ回路11Aについて図5を参照
して説明する。Yドライバ回路11Aはリセット用シフ
トレジスタ13A、セレクト用シフトレジスタ13Bの
2つのシフトレジスタを有し、それぞれには160段の
レジスタがある。リセット用レジスタ13Aにはリセッ
ト期間T1を指定したリセット信号RIが入力され、こ
の信号はシフトクロックYSCKにより次段のレジスタ
に逐次シフトされていく。なお、160段目のレジスタ
の内容は出力端子ROを介して出力され、第2のYドラ
イバ回路の入力RIとなるカスケード接続がなされる。
セレクト用シフトレジスタ13Bについても同様で、セ
レクト期間T3を指定した信号SIがシフトレジスタ1
3Bに入力され、これらの信号はシフトクロックYSC
Kにより次段のレジスタに次々に伝達されていく。最終
段160のレジスタの内容は出力端子SOを介して次の
第2のYドライバ回路11Bの入力信号SIとなり、カ
スケード接続がなされる。
【0013】各シフトレジスタ13A、13Bの内容は
160チャンネル同時に並列出力され、出力コントロー
ラ14に入力される。この出力コントローラ14はリセ
ット信号R、セレクト信号Sおよび交流化信号FRの入
力状態によって6つの状態、即ち、R,S、FR=
(0、0、0)または(0、0、1)または(0、1、
0)または(0、1、1)または(1、0、0)または
(1、0、1)を区別した信号を出力し、この信号がレ
ベルシフタ15を介してYドライバ16に入力される。
このYドライバ16には5種類の駆動電圧(±VH、±
VS、GND)が入力されており、出力コントローラ1
4で区別された6つの状態に基づき、表1に示す真理値
表に従っていずれか1つの駆動電圧を各チャンネルごと
に出力する。
【0014】
【表1】
【0015】図7はYドライブ回路に入出力される各信
号の状態を一部示したタイミングチャートである。図7
に示すタイミングチャートの場合、選択期間T3の長さ
を1Hとしたとき、シフトクロックYSCKは1Hごと
にH/Lを繰り返す信号となっており、交流化信号FR
はm倍のHとなっているので、図7のようにmHごとに
液晶に印加される電圧の極性が反転するCOM信号とな
る。
【0016】次に、第1のXドライバ回路12Aの詳細
について図6を参照して説明する。Xドライバ回路12
Aは160段のレジスタを有するシフトレジスタ17が
あり、入力信号EIをシフトクロックXSCKに従って
次段のレジスタに逐次シフトしていく。160番目のレ
ジスタの内容はEO出力端を介して外部に出され、第2
のXドライバ回路12Bとカスケード接続が可能であ
る。シフトレジスタ17に入力される信号EIは、図8
に示すように一水平走査期間(1H)に1回論理の1と
なる信号である。従って、シフトレジスタ17の各レジ
スタより論理の1が逐次出力されることで、第1のラッ
チ回路18は各レジスタと対応するアドレスに画像デー
タをラッチする事になる。この第1のラッチ回路18の
160チャンネルのデータは、ラッチパルスLPが入力
するタイミングにて第2のラッチ回路19に同時にラッ
チされる。交流化信号FRおよび第2のラッチ回路19
からのデータを入力する出力コントロール回路20は、
データDと交流化信号FRの入力状態によって4つの状
態(D,FR)=(0、0)または(0、1)または
(1、0)または(1、1)を区別した信号を、レベル
シフタ21を介して各チャンネルごとにX(SEG)ド
ライバ22に入力させる。Xドライバ22は2種類の駆
動電圧±Vdを入力とし、出力コントロール回路20か
らの情報に基づいてこの内の1つの電圧を選別出力す
る。表2にその真理値表を示す。
【0017】
【表2】
【0018】(電源回路)図4から図8に示した回路で
使用する電源回路の実施例について説明する。図7の駆
動波形のCOM、SEGについて考えると、合わせて7
レベルの電位が必要である。しかし、リセットパルスの
上下端を±VHとすると、これはオペアンプ駆動電源と
同一とすれば良い。また、非選択期間の電位は中央のG
NDとすればよいので、結局、中間のセレクト電圧±V
sと、データ電圧±Vdについて各々の電位を作れば良
い事になる。また、単電源のオペアンプを利用する場合
には、高電位VHの中点VMを抵抗分割によって作り、
これを対称点にセレクト電圧、データ電圧を対称に用意
すれば良いことは明白である。
【0019】図11はオペアンプを使った対称の電圧発
生回路である。まず、高電位のVHからツエナーダイオ
ードによって電位を落とし安定化した後、この電位から
バリアブル抵抗の中点の電位を引き出し選択電圧とす
る。これをボルテージフォロワと1倍の反転増幅器にか
ければ、GNDを対称点とする正負の電圧が得られる。
電圧の高低はバリアブル抵抗を摺動させれば任意に選択
可能である。また、データ電圧±Vdも同一の方法で得
ることが出来るが、この場合には固定抵抗によって高電
位VHを抵抗分割し、一定とする。従って、この電源回
路ではデータ電圧Vdの絶対値は変わらず、選択電圧V
sのみが可変抵抗によって大きさを変える事になるの
で、非選択期間のバイアス電圧が一定でON波形、OF
F波形の電圧比率のみが変わる駆動電圧調整が可能とな
る。
【0020】〔実施例2〕液晶表示駆動回路の構成は実
施例1と同一とし、他の電源回路を試みた。まず、電圧
平均化法で非選択期間中のバイアス電圧となるVBを、
SEGデータ信号のVon、Voffより次のように定義し
一定となるようにする。
【0021】VB=|Von−Voff|/2 これを基準電圧に電源回路を設計すると図12となる。
【0022】VBは数Vあれば充分であるので、高電圧
のVHからツエナーダイオードによって電位を落とし、さ
らに、この電位からバリアブル抵抗の中点の電位を任意
に引き出し基準電位VBとする。データ電圧±Vdは、
このVBをそのまま電力増幅すればよいので、図のよう
にボルテージフォロワと1倍の反転増幅器で作製する。
また、セレクト電圧±Vsについては、まず2倍以上の
正の増幅を行った後、この出力を1倍の反転増幅器を通
せば、正負対称のセレクト電圧±Vsが得られる。この
ように構成した電源回路では、VBを変えるだけで全電
圧レベルが連動して変わるバイアス比一定の電源とな
る。実際には、COMおよびSEGのドライバー回路に
入力させる前に、バッファを介して接続すれば更にパワ
ーの安定化をすることが出来る。
【0023】〔実施例3〕図2に示した表示特性を有す
るBTN液晶表示体と、実施例1に示した駆動回路を用
い、デューティ比1/240、Vd=1.2V一定とし
て、セレクト電圧Vsを2Vd〜6Vdまで可変とした
所、温度範囲0℃から50℃以上に渡って良好な表示特
性が得られた。 〔実施例4〕図3に示した表示特性を有するBTN液晶
表示体と、実施例2に示した駆動回路を用い、デューテ
ィ比1/240、Vs/Vd=3、VB=1.4〜1.
6Vとした時、温度範囲0℃から70℃までの領域で良
好な表示特性が得られた。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によって広い
温度範囲でBTN表示体の最適状態ヘの調整が可能とな
り、良好な表示品質を得ることが出来た。また、駆動電
圧の調整は基本的に1個のボリュームによって可能であ
るので、繁雑な調整は不要である。調整手段は表示装置
の外部にスライド式、あるいは、回転式の調整ツマミを
設けることで、手動による簡単な操作が可能である。ま
た、サーミスタ等を用い自動化することももちろん可能
である。
【0025】実施例1と2の方法は独立に用いること
が、調整の繁雑さを回避出来るが、より精度が高くかつ
広い範囲で調整を要する場合には、組み合わせることも
容易である。即ち、図12のセレクト電圧Vsを作る正
増幅器のフィードバック抵抗を、可変抵抗とすれば良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いるコモン波形、および、データ
波形の基本形を示すタイミング図。
【図2】 BTN液晶表示体の温度特性を示した1例の
図。
【図3】 BTN液晶表示体の温度特性を別の表現でみ
た1例の図。
【図4】 本発明を実施するための駆動回路構成図。
【図5】 駆動回路COMドライバーの詳細図。
【図6】 駆動回路SEGドライバーの詳細図。
【図7】 COMドライバーのタイミング図。
【図8】 SEGドライバーのタイミング図。
【図9】 本発明で用いる液晶表示体の構成図。
【図10】 マトリクス型表示体の電極構成図。
【図11】 本発明で用いる電源回路の実施例の基本形
を示した図。
【図12】 本発明で用いる電源回路の別の実施例の基
本形を示した図。
【符号の説明】
1.リセット期間 2.遅延期間 3.選択期間 4.非選択期間 10.液晶表示体 11.Yドライバー 12.Xドライバー 13.シフトレジスター 14.出力コントローラー 15.レベルシフター 16.COMドライバー 17.シフトレジスター 18.データラッチ 19.ラッチ 20.出力コントローラー 21.レベルシフター 22.SEGドライバー 91.液晶分子 92.配向膜 93.絶縁膜 94.ITO電極 95.透明基板 96.スペーサー 97.偏光板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下基板間で初期ねじれ角がΦとなるよう
    に調整されたカイラルネマチック液晶を充填し、しかる
    後、初期状態に垂直配向を生じさせるに充分な電圧を印
    加し、その後の緩和状態として初期状態とは異なる2つ
    の準安定状態(ねじれ角Φ±180度の何れか)を生じ
    させる液晶表示体において、 液晶の最適表示状態を得るための微調整、あるいは、環
    境温度の変化に応じて印加する電圧を補正する際に、一
    方の電極に印加される選択パルスの波高値を可変とし、
    対向する電極に印加されるデータ電圧絶対値は一定とす
    ることによってON波形のバイアス比およびOFF波形
    のバイアス比を変えることを特徴とする液晶表示体の駆
    動方法。
  2. 【請求項2】 上下基板の一方に複数の走査電極を、
    他方に複数のデータ電極を互いに交差するように配した
    マトリクス型液晶表示体において、 走査電極には垂直配向を生じさせるためのリセットパル
    スと、これに続く1ライン当たりの選択時間(1H)の
    整数倍の遅延時間と、特定の走査電極を順次選択するた
    めの選択パルスを付与し、この選択パルスの波高値を液
    晶の最適表示状態を得るための微調整、あるいは、環境
    の温度変化に従って可変とし、 一方、対向基板側のデータ電極にはこの選択パルスに同
    期して、前記2つの準安定状態のいずれかに移行させる
    ための絶対値が一定のデータ信号列を印加することを特
    徴とする請求項1に記載の液晶表示体の駆動方法。
  3. 【請求項3】 上下基板間で初期ねじれ角がΦとなる
    ように調整されたカイラルネマチック液晶を充填し、し
    かる後、初期状態に垂直配向を生じさせるに充分な電圧
    を印加し、その後の緩和状態として初期状態とは異なる
    2つの準安定状態(ねじれ角Φ±180度の何れか)を
    生じさせる液晶表示体において、 液晶の最適表示状態を得るための微調整、あるいは、環
    境温度の変化に応じて印加する電圧を補正する際に、一
    方の電極に印加される選択パルスの波高値と、対向する
    電極に印加されるデータ電圧の絶対値は一定比率とし、
    基準電圧を可変とすることによってON波形、OFF波
    形の駆動電圧を変えることを特徴とする液晶表示体の駆
    動方法。
  4. 【請求項4】 上下基板の一方に複数の走査電極を、
    他方に複数のデータ電極を互いに交差するように配した
    マトリクス型液晶表示体において、 走査電極には垂直配向を生じさせるためのリセットパル
    スと、これに続く1ライン当たりの選択時間(1H)の
    整数倍の遅延時間と、特定の走査電極を順次選択するた
    めの選択パルスを付与し、この選択パルスおよびこれに
    同期した対向電極側のデータ電圧の共通基準電圧の値
    を、液晶の最適表示状態を得るための微調整、あるい
    は、環境の温度変化に従って可変とし、ON波形、OF
    F波形の駆動電圧を変えることを特徴とする請求項3に
    記載の液晶表示体の駆動方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100436405B1 (ko) * 2001-06-07 2004-06-16 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 표시 장치, 표시 장치용 전원 회로 및 표시 장치용 집적회로
KR100548145B1 (ko) * 2002-07-26 2006-02-02 삼성전자주식회사 액정 표시장치 및 그 구동방법
WO2010095686A1 (ja) * 2009-02-19 2010-08-26 セイコーインスツル株式会社 双安定ネマチック液晶を用いたドットマトリクスディスプレイの駆動方法

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