JPH1011500A - 災害情報端末装置とかかる装置を組み込んだ自動販売機並びにこれを用いた災害情報端末システム - Google Patents

災害情報端末装置とかかる装置を組み込んだ自動販売機並びにこれを用いた災害情報端末システム

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JPH1011500A
JPH1011500A JP15835496A JP15835496A JPH1011500A JP H1011500 A JPH1011500 A JP H1011500A JP 15835496 A JP15835496 A JP 15835496A JP 15835496 A JP15835496 A JP 15835496A JP H1011500 A JPH1011500 A JP H1011500A
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disaster information
information terminal
disaster
vending machine
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JP15835496A
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Kimihito Terada
公仁 寺田
Kenji Tsuchiya
健次 土谷
Kentaro Onose
健太郎 小野瀬
Hideo Ozawa
秀雄 小澤
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Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被災者や関係者で災害発生時の災害情報を入
手・発信が可能で、多人数で共用し、正確で迅速な情報
伝達が可能な災害情報端末装置等を提供する。 【解決手段】 自動販売機の鉄板のハウジングの正面
に、商品選択ボタン9、料金収納装置10、商品排出口
14等を備え、市街に分散して屋外配置された自動販売
機11の内部に、自動販売機組込型の災害情報端末組み
込むことにより、商品選択ボタン9を災害発生時に必要
な災害情報を入力することの可能な入力手段とし、さら
に、ハウジングの正面には情報表示を行うディスプレイ
1、災害情報を外部のホストマシン13間で相互に授受
にする通信処理装置2、音声入出力を可能にするための
スピーカ3やマイク4、災害情報の検索などの処理を可
能にする中央処理部7、検索結果を印刷出力するプリン
タ5、災害時の停電でも自立的に起動して電源を供給す
る非常用電源8等を備え、これにより、地域住民に対し
て広く災害情報を入手・発信可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、災害時における被
災者及ぴ関係者に対する各種の必要な情報の入手や発信
のための手段となる災害情報端末装置、かかる装置を組
み込んだ自動販売機、並びに、これを用いた災害情報端
末システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば津波や地震を始めとして、
自然災害を含む災害時における対策、特に、災害時にお
ける情報の入手や伝達が社会的にも大きな問題となって
きている。
【0003】ところで、一般に、被災者の避難を伴うよ
うな災害が発生した場合には、これに伴い、停電、各種
の設備への障害の発生、電話等通信手段の使用の爆発的
増大より、被災者の情報入手の為の手段であるテレビや
ラジオが使用不能になり、その情報発信である電話等も
使用不能になることが多々発生することが経験されてい
る。そのため、従来、このような場合、被災者及ぴ関係
者にとって最も必要な衣食住に関する情報、医療施般に
関する情報、さらには、その他の被災者の生存に必要な
各種の情報の入手や発信は、口伝えによる伝言や書面の
掲示や回覧等の手段により行われていた。
【0004】また、従来における関連技術として、例え
ば、特開昭63−173447号公報によれば、販売機
における販売物品や故障を検出して自動販売機サービス
会社などの特定の相手先に電話呼び出しを行い、当該販
売機における販売物品や故障を自動的にメッセージとし
て送出し、ユーザに対するサービスを向上する自動販売
機が知られている。さらに、特開昭63−94749号
公報によれば、電話機を自動販売機に一体構造化した自
販機組込形電話機が、また、特開昭63−173451
号公報によれば、火災、ガス漏れ、一酸化炭素充満、不
法侵入などの種々の事象を検出して対応連絡先に自動的
に通報する自動電話装置なども既に知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来より行われている災害発生時における被災者等の各種
情報の伝達手段である口伝えや書面の掲示や回覧等によ
る情報の入手及ぴ発信手段では、時事刻々変化する情報
や状況に対してその情報の正確度が低く、その情報の共
有度合も低くなる。さらには、かかる口伝えや書面の掲
示や回覧等による情報伝達では、その伝達速度が遅いと
いう性質を有しているため、これでは、被災者及ぴ関係
者が必要とする情報を充分に提供することが困難であっ
た。
【0006】そして、その結果として、被災者及ぴ関係
者に情報の混乱が生じ、必要な救援活動を受けることが
出来ず、あるいは、被災者の人身、財産、建築物その他
への被害を最小限に押えるための救援や復旧作業が遅延
してしまい、そのため、被害規模(すなわち、二次災
害)が更に拡大してしまうことが生じていた。
【0007】また、上記に述べた従来の関連技術も、災
害発生時における被災者等への情報入手や発信について
は、何等考慮するものではなかった。
【0008】そこで、本発明では、上記の従来技術にお
ける問題点に鑑み、特に、災害時における情報遅延によ
る被害の拡大を最小限に押えるため、災害発生時におい
て必要な正確で、多数の人数で共有可能で、迅速な伝達
速度を有した情報を、被災者及ぴ関係者が、双方、入手
及ぴ発信することが可能な手段を提供するとを目的とす
るものであり、具体的には、災害情報端末装置、かかる
装置を組み込んだ自動販売機、並びに、これを用いた災
害情報端末システムを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、まず、少なくとも災害発生時に必
要な災害情報を入力することの可能な入力手段と、前記
災害情報を表示することの可能なディスプレイと、前記
災害情報を外部へ転送しかつ外部から受信するための通
信処理装置と、少なくとも前記災害情報を検索処理する
ことの可能な中央処理装置と、さらに、災害発生時の停
電による電源供給の停止により自立的に起動し、少なく
とも前記中央処理手段、前記通信処理手段、及び、前記
表示手段へ電源を供給する非常用電源を備えており、市
街に配置された自動販売機の内部に収容されている災害
情報端末装置が提案される。
【0010】また、上記の目的を達成するため、本発明
によれば、周囲を取り囲む鉄板のハウジングの正面上
に、少なくとも、複数の商品選択ボタンと、料金収納装
置と、商品排出口とを備え、市街に配置された自動販売
機であって、前記ハウジング内には、さらに、前記ハウ
ジングの正面上に取り付けられて災害情報を表示するた
めのディスプレイと、前記商品選択ボタンにより前記災
害情報を入力することを可能にし、かつ、前記災害情報
の検索処理の可能な中央処理装置と、前記災害情報を外
部へ転送しかつ外部から受信するための通信処理装置
と、災害発生時の停電による電源供給の停止により自動
的に起動して電源を供給する非常用電源とからなる災害
情報端末装置を収納した災害情報端末を組み込んだ自動
販売機が提案されている。
【0011】さらに、やはり上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、所定の地域に分散されて配置され
た複数の自動販売機内に災害情報端末装置を収納して配
置し、当該自動販売機内に収納された複数の災害情報端
末装置を、当該地域を管轄する対策本部内に配置された
ホストマシンに対して通信手段により相互に通信可能に
接続し、当該地域における災害の発生時に、前記自動販
売機内に収納された複数の災害情報端末装置により災害
発生時に必要な災害情報を入力し、あるいは、発信する
災害情報端末システムが提案される。
【0012】すなわち、上記の本発明になる災害情報端
末装置、かかる装置を組み込んだ自動販売機、あるい
は、これを用いた災害情報端末システムからも明らかな
ように、災害発生時に避難者や関係者に必要な災害情報
等の入手や発信を行うための災害情報端末として、特
に、自動販売機を利用した、いわゆる、自動販売機収納
型の災害情報端末を提供するものである。
【0013】より詳細には、以下に記載する発明の実施
の形態からも明らかとなるが、本発明に係る災害情報端
末装置は、情報の処理装置である中央処理装置に加え、
音声や押しボタンによる入力装置、プリンタによる出力
装置、PHSやその他の手段による通信処理、災害時の
停電時にも電力の供給を可能にする非常用電源を有し、
この災害情報端末装置は、所定の地域の市街に分散して
配置され、定常的に屋外に設置されることを前提とした
自動販売機内に収納されている。この自動販売機は、そ
の本来の目的から、その筐体(ハウジング)は高い強度
と耐久性、さらには、高い耐天候性を示し、さらには、
やはり耐久性や耐候性に優れたスイッチ等の付加物、料
金収納機能、電源等を利用したものである。また、商品
販売を目的とし、不特定多数の人間を対象とし、屋外屋
内を問わず、意図的に衆目に付きやすい場所に設置され
ることが多い自動販売機の性質を利用し、これを災害情
報端末システムの端末とすることにより、災害時におい
ても、より多くの被災者及ぴ関係者に対して必要な災害
情報の入手や発信を可能にする手段を提供することを可
能にするものである。
【0014】さらに、本発明になる自動販売機を利用し
た災害情報端末によれば、定期的なメンテナンスサービ
スが広く普及していること、及ぴ、耐久性に優れている
ことなどの、自動販売機が持つ特長を積極的に採り入れ
ることが可能であるから、天侯、あるいは、いたづら等
の外部環境の変化による故障も少なく、比較的定常的で
安定な稼働を容易に維持することが可能となる。また、
本発明の実施の形態によれば、さらに、音声入出力を含
む音声処理機能を搭載し、災害時には、全ての操作を音
声だけでも行い得ることから、特に、機器操作に不憤れ
な人でも、簡単に利用できるように構成されている。ま
た、入力装置として押しボタンをも装備しているため、
聴覚が不自由な人でも利用でき、さらには、単純な選択
入力に係る操作時間を短縮をも図っている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照しながら、詳細に説明を行う。ま
ず、図2には、本発明の一の実施の形態である、災害情
報端末システムを構成知るため、災害情報端末を自動販
売機に組み込んだ、いわゆる、自動販売機組込型災害情
報端末装置の外観が示されいる。なお、この実施の形態
では、災害情報端末を組み込む自動販売機として、例え
ば、缶入りの飲料を取り扱う自動販売機を利用したもの
であり、通常、市街の屋外に配置されている。
【0016】図において、まず、鉄板等の強度の高い部
材により周囲を取り囲んで形成したハウジングからなる
自動販売機11の正面には、通常の自動販売機と同様、
商品選択ボタン9、料金収納装置10、及び、商品排出
口14が配置されている。そして、図からも明らかなよ
うに、本発明の自動販売機組込型災害情報端末装置で
は、自動販売機11の正面には、例えば液晶パネル等に
より構成され、文字や図絵その他を表示するディスプレ
イ1、音声信号を発生するためのスピーカ3、音声信号
を入力するためのマイク4が、正面略中央部に配置さ
れ、さらに、正面下方には、文字や図絵その他を印字出
力するプリンタ5及び自動販売機組込型災害情報端末1
2が配置されている。なお、自動販売機11内でのプリ
ンタ5の配置については、いたずらを防止するため、利
用者が立った姿勢では手が届き難い場所、すなわち、図
示のように、商品取出口13の付近に取付けるのが望ま
しい(なお、商品取出口14が正面略中央部に配置され
ている場合においても、やはり、プリンタ5は自動販売
機11の下方に配置することが望ましい)。
【0017】次に、上記の自動販売機組込型災害情報端
末12を含む自動販売機11の内部構成の詳細を、図1
を参照しながら説明する。この図1において、まず、自
動販売機組込型災害情報端末12は、文字や図絵を表示
する上記ディスプレイ1、音声信号の出力及び入力した
音声信号を解釈して中央処理装置が扱うことが出来るデ
ータに変換するための音声処理装置2、文字や図絵その
他を印字出力する上記のプリンタ5、端末外部と通信を
行うための通信処理装置6、そして、これらに接続され
た中央処理装置7を備えている。なお、上記ディスプレ
イ1は、上記中央処理装置7により文字や図絵を表示制
御され、また、上記の音声処理装置2は、上記中央処理
装置7からの制御信号に基づいて上記スピーカ3への音
声信号の出力し、かつ、上記マイク4から入力された利
用者の音声信号を入力して中央処理装置が扱うことが出
来るデータに変換する。また、図からも明らかなよう
に、この中央処理装置7には、上記自動販売機11の商
品選択ボタン9及び料金収納装置10が接続されてお
り、さらに、外部のホストマシン13が無線あるいは有
線を介して接続されている。そして、かかる構成におい
て、上記中央処理装置7は、データ検索等の処理、及
び、上記した自動販売機組込型災害情報端末12を構成
する各機器1〜6、及ぴ、上記自動販売機11を構成す
る各機器9〜10を制御することとなる。
【0018】さらに、上記自動販売機組込型災害情報端
末12は、非常用電源8を含んでおり、この非常用電源
8は、やはり、上記中央処理装置7により、停電が発生
すると自動的に起動され、この非常用電源8から、上記
自動販売機組込型災害情報端末12の各機器1〜6、及
ぴ、上記自動販売機11の各機器9〜10へ非常時の電
力を供給する。なお、この図においては、この非常時に
おける電力供給ラインが破線により示されている。な
お、この非常用電源8としては、例えば、平常時に蓄え
た電力を放出する、比較的大容量の電池、あるいは、非
常時に反応を開始して発生電力を供給する燃料電池、あ
るいは、災害発生に伴う停電により自動的に始動される
発動機の出力軸に発電機を取り付けて成る小型発電装置
などが考えられる。
【0019】また、上記自動販売機組込型災害情報端末
12は、例えばPHS、その他の通信手段を備えた上記
通信処理装置6を介し、データ検索やその他の処理が可
能な外部のホストマシン13との間で通信を行い、双方
でデータを検索・共有し、その他の処理を行う。なお、
このホストマシン13は、所定の地区に配置された複数
の上記自動販売機組込型災害情報端末12との間で通信
が可能であり、かつ、このホストマシン13は、例え
ば、災害発生時に当該地区を管轄することとなる地方自
治体の機関(例えば、対策本部が置かれる部署)内など
に配置されることとなる。なお、このホストマシン13
にも、やはり、停電の際に電源を供給する非常用電源8
が設けられていることは当然であろう。また、上記に詳
細を説明した自動販売機組込型災害情報端末12は、上
記図2に外観を示した自動販売機11の内部に取付けら
れている。
【0020】続いて、本発明になる、上記に詳細に説明
した自動販売機組込型災害情報端末12を含む自動販売
機11の利用方法について詳細に説明する。なお、この
自動販売機組込型災害情報端末12を含む自動販売機1
1は、通常の自動販売機としての機能に加え、利用者に
対し情報サービスを提供するものであるが、この情報サ
ービスの形態には、住民が一時的にでも避難する必要の
可能性がある災害が発生した時に行う、いわゆる、災害
情報サービスと、それ以外の平常時に行う、平時情報サ
ービスとからなる。
【0021】まず、上記の2種の情報サービスのうち、
災害情報サービスについて、その起動方法などを含め、
図3により説明する。この災害情報サービスは、上記の
自動販売機組込型災害情報端末12が外部のホストマシ
ン13より、例えばPHS経由で起動指示を受信するこ
とにより起動される。なお、この起動指示は、人間が、
災害の発生をホストマシン13に入力することにより、
自動販売機組込型災害情報端末12に送信される。
【0022】自動販売機組込型災害情報端末12は、起
動(START)後、ホストマシン13から非常モード起動
指示を受信すると(ステップS101)、続いて、この
起動指示を受信した自動販売機組込型災害情報端末12
は、非常モード起動画面を、自動販売機11の正面に配
置したディスプレイ1上に表示する(ステップS10
2)。この非常モード起動画面の一例を図4に示す。図
にも示すように、この非常モード起動画面は、例えば
「災害情報案内を行っています。利用したいサービスの
番号を、マイクに話しかけて下さい。または、選択ボタ
ンを押して下さい。」などの、操作案内メッセージ21
と、例えば、「1 あなたの情報を登録する」、「2
他人の情報をみる」、「3 病院の情報をみる」、「4
被害情報みる」、「5 対策本部からの」、「11
English」、「12 説明」の表示を含む選択肢22か
らなるサービスメニューを含んでいる。同時に、そのス
ピーカ3からは、自動販売機組込型災害情報端末12
は、上記ディスプレイ1上に表示した操作案内メッセー
ジ21と同内容の文章を音声で流す。なお、このディス
プレイ1上の操作案内メッセージ21及び/又はスピー
カ3からの音声は、上記選択肢22のサービスメニュー
「11 English」ボタンを押すことにより、日本語以
外の他の外国語(この実施の形態では英語)に切換るこ
とが可能になっている。
【0023】そこで、利用者は、上記自動販売機組込型
災害情報端末12を組み込んだ自動販売機11の正面に
配置されたディスプレイ1上の選択肢22のサービスメ
ニューの中から、利用するサービスを選択する。これ
は、自動販売機11の正面のマイク4に向かって、画面
上に表示されている選択ボタンに付けられた数字、例え
ば、「いち」、「に」等と発声し、又は、タッチパネル
を備えたディスプレイ1上で上記選択肢22のサービス
メニューの選択ボタンを押し、あるいは、それに対応す
る上記商品選択ボタン9を押すことで入力を行う。ここ
で、上記のように、マイク4による音声入力に加えて、
ディスプレイ1上での選択ボタン、あるいは、商品選択
ボタン9による入力を設ける理由は、聴覚の不自由な人
及び言葉の不自由な人など、音声による入力を利用でき
ない人でも入力を可能とするためである。あるいは、音
声入力における「はい」や「いいえ」等の単純な選択を
行う際、むしろ、ボタンによる入力の方が利用者が迅速
かつ正確に入力できることを考慮したためである。
【0024】図5には、上記商品選択ボタン9の詳細を
示す。この商品選択ボタン9は、複数個取り付けられて
おり、そのひとつづつには、予め異なった数字や記号及
ぴ色が付けられている。また、上述のように、利用者が
上記自動販売機組込型災害情報端末12に対し入力可能
な状態では、複数設けられた商品選択ボタン9のうち、
入力を受付けることの可能な商品選択ポタン9に取り付
けられた選択可能ランプ40だけを点滅させ、もって、
利用者の入力を促すようにすることも可能である。
【0025】また、上記ディスプレイ1上に表示する画
面に対応して、上記商品選択ボタン9を選択させて入力
を行う方式に置いては、図6に示すように、上記ディス
プレイ1上に表示する画面の選択肢22は、この場合に
は、名前を入力するため、階層的に表示されるひらがな
であり、「1 あ」、「2 か」、「3 さ」、「4
た」、「5 な」、及び、「10 おわり」、「11
つぎ」「12 もどる」のように、数字及びその表示色
を、必ず、対応する商品選択ボタン9に一対一で対応す
る数字及び表示色で表示するようにすることが好まし
い。これにより、利用者は、同数字かつ同色の選択肢2
2と商品選択ポタン9とが、同一の機能を果たすという
ことを視覚的に容易に把握し、あるいは、理解できるこ
とから、商品選択ボタン9を押すことで入力可能なこと
が直感的に理解できることによる。
【0026】なお、この商品選択ボタン9は、屋外に定
常的に設置されることを前提としている自動販売機11
に取り付けられているものを利用しており、この商品選
択ボタン9は、自動販売機11の本体と同様、風雨に曝
されても劣化や故障しにくい構造を備えており、自動販
売機組込型災害情報端末におけるメニューの選択手段と
して好適であると言える。なお、このメニューの選択手
段としては、上記の商品選択ボタン9に限られることな
く、他の入力方法として、上記にも述べたように、上記
ディスプレイ1上にタッチパネル機能を付加することに
より、利用者が操作する際に、画面上の選択肢22のサ
ービスメニューに指を直接触れるとによって操作する方
法を採用しても良い。
【0027】次に、上記の図4に示した非常モード起動
画面において、利用者が、選択肢22のサービスメニュ
ーの中から「1 あなたの情報を記録する」を選択した
場合を例として、図7を参照しながら説明を行う。な
お、このサービスは、利用者個人に関する情報の登録、
すなわち、災害発生時における被災者から他者(この場
合、対策本部)に対する情報の発信を行うものである。
【0028】利用者は、先に説明した自動販売機組込型
災害情報端末12から、ディスプレイ1上に表示された
案内に基づき、例えば商品選択ボタン9により、「あな
たの情報を登録する」を選択する。これにより、上記図
3において、図の左側のフローに従って、情報入力の処
理が行われる(ステップS103)。
【0029】これにより、図7に示すように、ディスプ
レイ1上の表示画面の上方には「あなたのお名前は、」
との表示が表れ、同時に、スピーカ3を介して「あなた
のお名前は、」との音声が流れる。これに対して、利用
者は、自分の名前を、例えば「ひたちたろう おわリ」
という具合に、マイク4を介して音声入力する。ここ
で、「おわり」とは、長さの定らないデータの入力が完
了したことを入力するための言葉(記号)であり、これ
により音声処理装置2があるひとつのデータ入力が終了
したと解釈する。
【0030】また、この氏名の入力方法であるが、上記
の図6に示すように、音声を使用せずにディスプレイ1
上の画面上にかな文字を表示させ、このかな文字のボタ
ンを、あるいは、これに対応させた商品選択ポタン9を
押すことにより行わせるようにすることも可能である。
このように、この自動販売機組込型災害情報端末12で
は、端末に対するあらゆる操作を、音声又はボタン、あ
るいは、これら両者の組み合わせにより行うことができ
る。そして、このような入力操作の終了後には、実際に
入力された入力結果がディスプレイ1上に表示され、あ
るいは、スピーカ3により音声で出力される。
【0031】すなわち、上記図7にも示すように、ディ
スプレイ1上には、例えば「ヒタチタロウですか?」の
ように、その入力結果が表示される。そこで、利用者
は、自分が行った入力データが正しいか否かをチェック
することが可能であり、それに従って、「はい」あるい
は「いいえ」のいずれかの結果を入力する。(すなわ
ち、上記図3のステップS104を参照。)
【0032】上記のチェック(ステップS104)にお
いて、「はい」を入力すると、これにより名前の登録は
完了し、次の項目の入力に移る。他方、「いいえ」を入
力すると、入力した名前のデータは無効となり、処理は
上記ステップS102へ戻り、再度、名前の登録を促す
こととなる。このようにして、利用者は自分の名前の登
録が終了した後、やはり、上記と同様にして、氏名に加
え、さらに、例えば、同行者名、避難先、避難先電話番
号、健康状態、伝言等の情報についても入力する。そし
て、全ての情報入力が終了すると、入力したデータが全
て表示され、利用者の確認侍ちとなる(ステップS10
4と同様)。そして、利用者が「はい」を入力した場
合、入力した全てのデータが、避難者情報データベース
30内に格納され(ステップS105)、他の利用者に
よる自動販売機組込型災害情報端末12の利用、すなわ
ち、再び、上記の図4に示した非常モード起動画面に戻
り(ステップS102)、いわゆる、利用者のサービス
内容選択待ちになる。なお、利用者が「いいえ」を選択
した場合には、再度、利用者による情報入力を行うこと
となる。
【0033】また、ここで、上記入力した全てのデータ
を格納する避難者情報データベース30は、例えば図8
に示すように、各利用者(被災者)毎に、それぞれ、デ
ータカード31にまとめてに格納するように構成され、
また、この避難者情報データベースは、上記中央処理装
置7中に格納されている情報記憶装置(メモリ)を使用
するものとする。そして、この避難者情報データベース
30は、一定時間、例えぱ10分毎に、同様のデータベ
ースを持つ外部のホストマシン13と通信することによ
って更新される。すなわち、ホストマシン13は、自動
販売機組込型災害情報端末12が持つ避難者情報データ
ベース30と同じ形式のデータベースを管理し、通信接
続している全ての自動販売機組込型災害情報端末12及
ぴ他のシステムとで共有している。その結果、自動販売
機組込型災害情報端末12が単体で持つデータ以上に広
範囲、かつ、多人数のデータを参照することが出来るよ
うになり、次に述ぺる「他人の情報をみる」のサービス
を利用するときに大きな効果を発揮することとなる。な
お、本発明はかかる構成にのみ限定されるものではな
く、上記中央処理装置7以外にこの避難者情報データベ
ース格納する記憶装置を設けてもよい。
【0034】次に、上記図4に示したサービス内容選択
待ちの表示画面の状態において、利用者が「2 他人の
情報をみる」を選んだ場合の動作について説明する。こ
のサービスは、利用者が、例えば、災害発生時における
知人等の安否を確認する等、他人の情報を検索するため
のものである。そして、この「2 他人の情報をみる」
が選択されると、上記図3の中央部に示したフローに沿
って処理が行われる。
【0035】はじめに、利用者は、検索したい他人の氏
名等のキーワードを入力する(ステップS106)。そ
の後、上記の同様にして、入力したデータが正しいか否
かを利用者に確認させた後(ステップS107)、正し
いと確認されれば(「はい」)、入力した氏名等のキー
ワードを基にして上記避難者情報データベース30から
対応するデータを検索し、対応するデータがあればディ
スプレイ1に表示し、及び/又は、スピーカ3により音
声で出カするする(ステップS108)。なお、ここで
表示/出力される対応するデータとは、入力されたキー
ワード(例えば、上記の例ではカタカナで表示される他
人の氏名)と同一のデータが氏名として記録されている
データカード31に登録されている氏名に加え、さら
に、同行者名、避難先、避難先電話番号、健康状態、伝
言等の情報である。また、利用者は、この検索した結果
を、さらに、紙上印刷した情報として入手したい場合に
は、「印刷するか?」との問い合わせ(ステップS10
9)に対して「はい」を入力することにより、上記プリ
ンタ5を起動して印字する(ステップS110)ことと
なる。その後、印字を希望しない(「いいえ」の)場合
にも同様に、再び、上記の図4に示した非常モード起動
画面に戻り(ステップS102)、いわゆる、利用者の
サービス内容選択待ちになる。
【0036】また、上記に詳述したサービスの他、利用
者は、「病院の情報をみる」、「被害情報をみる」、
「対策本部からのおしらせ」、その他の災害時に有用で
ある情報サービスを受けることが出来る。その一例とし
て、例えば、「病院の情報をみる」サービスでは医療機
関情報(具体的には、医療機関の住所、電話番号、診療
科目、病床数、患者受入れ体制、その他関連する情報)
等を検索することが出来るようにする。また、「被害情
報をみる」サービスでは、避難方法に関する情報、建築
物や道路の被災情報、ライフライン(水道、ガス、電
気、電話)の被害あるいは復旧状況に関する情報等を検
索することが出来るようにする。加えて、上記の医療機
関情報やその他の情報の検索結果は、文字情報だけでは
なく、例えば地図や写真などの画像情報をも含めてディ
スプレイ1に表示され、利用者は、その表示内容をプリ
ンタ5にて印刷することができるようにすることが望ま
しい。
【0037】なお、上記でも既に述べたが、上記自動販
売機組込型災害情報端末12は、非常用電源8を含んで
いることから、災害時に停電が発生しても、この非常用
電源8が自立的に起動し、必要な電力が供給される。そ
のため、停電による装置の停止はなく、非常時において
も確実に動作する。また、上記自動販売機組込型災害情
報端末12が内蔵される自動販売機11は、一般的に、
その外周は鉄板により覆われており、構造的にも非常に
丈夫であり、そのため、例えば地震などの発生によって
も容易に破壊され難く、かつ、自動販売機11は、市街
などの比較的広い地域内に分散して配置されていること
から、これらの自動販売機が全て破壊されることは確率
的にも非常に小さい。加えて、自動販売機11は、本
来、所定の地域内において比較的人の目に付く場所に分
散して配置されている。このようなことから、かかる自
動販売機を利用し、この自動販売機を災害時における必
要な情報の入手及ぴ発信を行うための手段として利用す
ることにより、災害の発生により被災した比較的広域の
地域における、被災者に対する最適な災害情報端末とし
て機能を確保することが可能になる。
【0038】さらに、最後に、添付の図9に基づき、上
記自動販売機組込型災害情報端末12を組み込んだ自動
販売機11の平時情報サービスについて説明する。な
お、平常時に行う、平時情報サービスでは、利用者は、
従来の自動販売機の機能と、本発明により新たに付与さ
れる機能の双方を利用できることとなる。
【0039】まず、従来からの自動販売機の動作として
は、装置への電源投入による自動販売機の起動(STAR
T)後、料金投入待ちの状態となり(ステップS20
1)、その後、利用者による所定の料金の料金投入口1
0への投入(「料金投入」)により、商品選択ランプの
点灯を行う(ステップS202)。その後、利用者は、
商品選択ポタン9を押すことにより(「商品」)、商品
である缶飲料を商品排出口13から出力し(ステップS
203)、料金を収納し、あるいは、必要な釣り銭を返
却して(ステップS204)一連の処理を終了し、再
び、上記料金投入待ちの状態(ステップS201)へ戻
る。
【0040】但し、上記本発明の上記自動販売機組込型
災害情報端末12を組み込んだ自動販売機11では、こ
の商品選択ボタン9の中には、少なくとも1つ以上、飲
料商品の選択のためではなく、情報サービスを開始する
機能を有するボタンを含むものである。すなわち、利用
者は、この情報サービスを開始する機能を有するボタン
を押すことにより、フローは「情報サービス」へ移行
し、これにより、上記の平時情報サービスを受けること
が出来る。なお、上記のボタンに代えて、あるいは、自
動販売機11のマイク4を使用することにより、音声選
択が出来るようにすることも可能であろう。
【0041】なお、この平時情報サービスにおいては、
上記ディスプレイ1上に利用できるサービスのメニュー
を表示する(ステップS205)。この利用できるサー
ビスには、図9にも示すように、「道案内」、「天気予
報」、「その他」がある。例えば、この「道案内」情報
は、当該自動販売機が配置されている近隣の地区、その
他の地区などの案内地図を検索し、あるいは、検索結果
を必要に応じて出力させることを可能にする。なお、こ
の時、利用者は、先に説明した災害時における「他人の
情報を見る」サービスを利用する時と同様の操作方法に
より、検索しようとする他人の住所、氏名、電話番号、
建物名、会社名、施設の名称等をキーワード入力する
(ステップS206、ステップS211)。これによ
り、上記自動販売機組込型災害情報端末12は、この入
力データをキーワードとして、目的地を地図表示し、あ
るいは、連絡先等を明示した検索結果を上記ディスプレ
イ1上に表示する(ステップS207、ステップS21
2)。また、利用者には、その後、その内容をプリンタ
5により紙に印刷するか否かの問い合わせが行われ(ス
テップS208、ステップS213)、その結果、印刷
が必要であれば(「はい」)、プリンタ5により印刷出
力し(ステップS209、ステップS214)、その必
要なければ(「いいえ」)、投入された料金を収納し、
あるいは、必要な釣り銭を返却して(ステップS20
4)一連の処理を終了し、再び、上記料金投入待ちの状
態(ステップS201)へ戻る。
【0042】なお、上記の平時情報サービスにおける天
気予報は、利用者が、天気が知りたい日時、地域などを
キーワードとして入力することによって、当該自動販売
機が配置されている地域周辺の局地的な天気予報を検索
出来るものである。そして、この天気予報の検索結果に
ついても、上記道案内の情報サービスと同様、地図やそ
の他の形式によりディスプレイ1上に表示され、及び/
又は、印刷出力される。
【0043】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明になる災害情報端末装置、かかる装置を組み
込んだ自動販売機、さらには、これを用いた災害情報端
末システムによれば、自動販売機の本来の特質を利用す
ることにより、情報伝達手段の少ない災害時において
も、多数の人数により共有が可能で、また、通信処理装
置の利用により対策本部のホストマシンと相互に交信可
能にすることにより、被災者及ぴ関係者が必要とする正
確な災害情報を、迅速に入手し発信することが可能とな
り、これにより、被災者個人の安全確保、救援・復旧作
業等を効率化し、災害時における被害規模をより小さく
くい止めることを可能にするという、社会的にも、極め
て有用で優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になる自動販売機に組み込
んだ災害情報端末装置の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態になる自動販売機に組み込
んだ災害情報端末装置の外観構成を示す斜視図である。
【図3】上記災害情報端末装置の災害情報サービス時に
おける処理の内容を示すフロー図である。
【図4】上記災害情報端末装置の災害情報サービス時に
おける非常モード起動画面の一例を示す図である。
【図5】上記災害情報端末装置を組み込んだ自動販売機
の商品選択ボタンの詳細を示す図である。
【図6】上記災害情報端末装置の入力時におけるディス
プレイ表示画面の一例を示す図である。
【図7】上記災害情報端末装置の「あなたの情報を登録
する」を選択時におけるディスプレイ表示画面の一例を
示す図である。
【図8】上記自動販売機に組み込んだ災害情報端末装置
の避難者情報データベースの構造を示す図である。
【図9】上記災害情報端末装置の平時情報サービス時に
おける処理の内容を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ 2 音声処理装置 3 スピーカ 4 マイク 5 プリンタ 6 通信処理装置 7 中央処理装置 8 非常用電源 9 商品選択ボタン 10 料金収納装置 11 自助販売機 12 自動販売機組込型災害情報蜻末 13 ホストマシン 14 商品排出口 21 操作案内メッセージ 22 選択肢 30 避難者情報データベース 31 データカード 40 選択可能ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 秀雄 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所システム事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも災害発生時に必要な災害情報
    を入力することの可能な入力手段と、前記災害情報を表
    示することの可能なディスプレイと、前記災害情報を外
    部へ転送しかつ外部から受信するための通信処理装置
    と、少なくとも前記災害情報を検索処理することの可能
    な中央処理装置と、さらに、災害発生時の停電による電
    源供給の停止により自立的に起動し、少なくとも前記中
    央処理手段、前記通信処理手段、及び、前記表示手段へ
    電源を供給する非常用電源を備えており、市街に配置さ
    れた自動販売機の内部に収容されていることを特徴とす
    る災害情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の災害情報端末装置
    において、さらに、前記入力手段により入力された前記
    災害情報を格納する避難者情報データベースを備えてい
    ることを特徴とする災害情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の災害情報端末装置
    において、さらに、前記ディスプレイ上に表示された前
    記災害情報の少なくとも一部を印刷出力するためのプリ
    ンタを備えていることを特徴とする災害情報端末装置。
  4. 【請求項4】 周囲を取り囲む鉄板のハウジングの正面
    上に、少なくとも、複数の商品選択ボタンと、料金収納
    装置と、商品排出口とを備え、市街に配置された自動販
    売機であって、前記ハウジング内には、さらに、前記ハ
    ウジングの正面上に取り付けられて災害情報を表示する
    ためのディスプレイと、前記商品選択ボタンにより前記
    災害情報を入力することを可能にし、かつ、前記災害情
    報の検索処理の可能な中央処理装置と、前記災害情報を
    外部へ転送しかつ外部から受信するための通信処理装置
    と、災害発生時の停電による電源供給の停止により自動
    的に起動して電源を供給する非常用電源とからなる災害
    情報端末装置を収納したことを特徴とする災害情報端末
    を組み込んだ自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記請求項4に記載の災害情報端末を組
    み込んだ自動販売機において、前記ハウジングの正面上
    には、さらに、前記災害情報端末装置の音声出力装置を
    構成するスピーカを取り付けたことを特徴とする災害情
    報端末を組み込んだ自動販売機。
  6. 【請求項6】 前記請求項4に記載の災害情報端末を組
    み込んだ自動販売機において、前記ハウジングの正面上
    には、さらに、前記災害情報端末装置の音声入力装置を
    構成するマイクを取り付けたことを特徴とする災害情報
    端末を組み込んだ自動販売機。
  7. 【請求項7】 前記請求項4に記載の災害情報端末を組
    み込んだ自動販売機において、前記ハウジングの正面の
    商品排出口に隣接して、さらに、前記ディスプレイ上に
    表示された前記災害情報の少なくとも一部を印刷出力す
    るためのプリンタを備えたことを特徴とする災害情報端
    末を組み込んだ自動販売機。
  8. 【請求項8】 所定の地域に分散されて配置された複数
    の自動販売機内に災害情報端末装置を収納して配置し、
    当該自動販売機内に収納された複数の災害情報端末装置
    を、当該地域を管轄する対策本部内に配置されたホスト
    マシンに対して通信手段により相互に通信可能に接続
    し、当該地域における災害の発生時に、前記自動販売機
    内に収納された複数の災害情報端末装置により災害発生
    時に必要な災害情報を入力し、あるいは、発信すること
    を特徴とする災害情報端末システム。
  9. 【請求項9】 前記請求項8に記載した災害情報端末シ
    ステムにおいて、前記ホストマシンと前記自動販売機内
    に収納された複数の災害情報端末装置との間の通信を行
    う前記通信手段は、無線により行うことを特徴とする災
    害情報端末システム。
  10. 【請求項10】 前記請求項8に記載した災害情報端末
    システムにおいて、前記ホストマシン、及び、前記複数
    の災害情報端末装置は、それぞれ、避難者情報データベ
    ースを備え、これら避難者情報データベースは前記通信
    手段により、相互に検索可能に構成されていることを特
    徴とする災害情報端末システム。
JP15835496A 1996-06-19 1996-06-19 災害情報端末装置とかかる装置を組み込んだ自動販売機並びにこれを用いた災害情報端末システム Pending JPH1011500A (ja)

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