JP3339530B2 - 携帯電話器 - Google Patents

携帯電話器

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JP3339530B2
JP3339530B2 JP22344794A JP22344794A JP3339530B2 JP 3339530 B2 JP3339530 B2 JP 3339530B2 JP 22344794 A JP22344794 A JP 22344794A JP 22344794 A JP22344794 A JP 22344794A JP 3339530 B2 JP3339530 B2 JP 3339530B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯電話器に係り、特
に、メッセージ作成の効率化に好適な伝送メッセージの
作成処理装置を有する携帯電話器に関する。
【0002】
【従来の技術】現在一般に提供されている無線呼出しサ
ービスにおいては、伝送すべきメッセージの作成入力を
行うための手段として、プッシュホン電話器が使用され
るのが通常である。すなわち、特定の無線選択呼出受信
機(以後、“ページャ”と記述する)に対して伝送メッ
セージを送信しようとする呼出し元の利用者は、所定の
文字コード表を参照して、当該伝送メッセージを構成す
る各々の文字(上記文字コード表において指示されたカ
ナ・アルファベット・数字など)に対応する文字コード
(数字の組合せ)を求め、この文字コードを電話器のプ
ッシュボタンを使って順次入力することによって当該伝
送メッセージの作成入力を行う。また、頻繁に使われる
語句については、上記文字コード表とは別に定型化され
た定型伝言表を参照して、該当する定型句の番号を所定
のコマンドと組み合わせて順次入力することで、任意の
語句よりやや容易に作成入力を行うことができる。
【0003】一方、呼出し先の利用者は、無線呼出しさ
れたページャに装備された表示装置の表示を参照するこ
とで、受信した伝送メッセージを受け取ることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の無線呼出しサービスにおける伝送メッセージの
作成入力の際には、文字コード表を参照しながら一文字
ずつプッシュボタンを押してメッセージを入力するた
め、意図する伝送メッセージの作成に多大の手間を必要
とする上に、ボタンの押し間違いなどによって誤ったメ
ッセージを入力してしまう危険性が大きく、押し間違い
に気付いたときの訂正操作も煩雑であるという問題点が
あった。定型句についても、番号表を見ながら定型句番
号を入力するので同様である。また、実際に作成入力さ
れた伝送メッセージの内容を呼出し元の利用者が確認す
る手段が設けられておらず、入力間違いに気付きにくい
という問題点もあった。
【0005】したがって本発明の目的は、上記の問題点
を解決して、メッセージの入力操作と入力されたメッセ
ージの内容確認を容易化して、メッセージ作成を効率化
することのできる伝送メッセージの作成処理装置を有す
る携帯電話器を提供することにある。
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の携帯電話器は、メッセージを表示する表示
手段と、メッセージの送信先を指定する指定手段と、上
記表示手段に入力欄を有するメッセージを含む複数のメ
ッセージの文例が一覧表示されたときに表示された複数
の文例の中から1つの文例を選択する選択手段と、上記
選択手段により選択された文例のメッセージが文頭から
順番に番号を付された複数の入力欄を含むものである場
合に、入力欄に番号を表示した状態で上記文例を上記表
示手段に内容表示させる手段と、上記入力欄に文字情報
を入力する入力手段と、上記文字情報が上記入力欄に入
力された状態で上記メッセージが表示された後に指定さ
れた送信先への上記メッセージの通信処理を行う通信処
理手段とを備えた構成としたものである。
【0009】
【0010】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0011】本発明の伝送メッセージの作成処理装置
含む携帯電話器では、表示手段に入力欄を有するメッセ
ージを含む複数のメッセージの文例が一覧表示されたと
きに表示された複数の文例の中から1つの文例を選択す
る選択手段と、上記選択手段により選択された文例のメ
ッセージが文頭から順番に番号を付された複数の入力欄
を含むものである場合に、入力欄に番号を表示した状態
で上記文例を上記表示手段に内容表示させる手段と、上
記入力欄に文字情報を入力する入力手段とを具備する構
成としたことから、ユーザは、文例の1つを選択し、入
力欄の番号を指定して、その入力欄に対応する文字を入
力することにより、容易にメッセージを作成できる。こ
のとき、入力欄に設定されるべき文字情報の種類が案内
表示されるので、作成したメッセージの内容を容易に確
認できる。
【0012】
【0013】
【実施例】以下、本発明による携帯電話器が無線の伝送
メッセージの作成処理装置および解析処理装置を含むも
のとし、伝送メッセージの作成処理装置および解析処理
装置の本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の伝送メッセージの作成処
理装置が適用されたメッセージ通信システムの第1の構
成例を示すブロック図であり、所定の無線呼出しサービ
スにより、呼出し先の無線選択呼出受信機(ページャ)
に対する伝送メッセージの無線伝送が行われるメッセー
ジ通信システムにおけるメッセージ作成・送信側の実施
例である。同図中、メッセージ作成処理装置1は、装置
全体を制御する制御部11,ユーザに情報を提示するた
めの表示装置12,少なくとも数字とアルファベットの
入力が可能なキーボードを有するキー入力装置13,本
発明の主要部分であるメッセージ作成部14,メッセー
ジの原形となる文例が格納されている文例テーブル1
5,記憶装置であるメモリ16から構成されている情報
処理装置の一種であり、公衆回線網2と接続するために
モデム17が備えられている。
【0015】図2は、図1中の文例テーブルの構成の一
例を示す図である。文例テーブル15は、識別番号15
1,文例中の入力欄の数152,文例データ153から
構成されている。ここで、“入力欄”とは文例の中に設
けられた空白部分(未定義部分)であり、メッセージを
発信しようとするユーザが目的に応じて自由に設定でき
る部分である。文例には、この入力欄を有するものおよ
び有しないものが存在する。
【0016】メッセージ作成処理装置1で作成されたメ
ッセージは、公衆回線網2を通じて無線送信手段3に転
送される。なお、本実施例における無線送信手段3は、
無線選択呼出の基地局であり、たとえばPOCSAG方
式のような通信方式により、指定された単一のページャ
あるいは特定のグループに属する複数のページャを同時
に呼び出すことができる。また、無線送信手段3は、複
数のメッセージ作成処理装置1からのメッセージ転送を
受け付けることができる。メッセージ作成処理装置1と
無線送信手段3との間の通信処理については、ダイアル
トーンを使用する従来の無線選択呼出し方式のほかに、
RS-232-Cなどのシリアル方式の通信方法を用いてもよ
い。
【0017】図3は、図1の装置における処理を示すフ
ローチャートである。同図中、メッセージを発信しよう
とするメッセージ作成処理装置1のユーザ(送信者)
は、メッセージの作成に先立ってメッセージの送信先を
指定する(ステップ101)。この場合、指定方法とし
ては送信先の識別番号を直接入力する方法や、相手の名
前を入力してメモリ16に格納されている送信先識別番
号のテーブルを用いて識別番号に変換する方法などがあ
る。送信先の指定が終わると、図4に示すような文例一
覧表示が表示装置12に表示出力されるので(ステップ
102)、送信者は表示された文例の中から送信の目的
に合致する文例をひとつ選択する(ステップ103)。
このとき、いずれの文例も用いずに自由な形式のメッセ
ージを作ることも可能であり、この場合は自由文入力を
選択し、キー入力装置13を用いて自由文メッセージを
作成する(ステップ109)。
【0018】ひとつの文例が選択されると、図5に示す
ように、選択された文例10のみの内容表示が行われる
(ステップ105)。さらに、文例10中に送信者が自
由に内容を設定できる1から順に番号が付与された入力
欄41が含まれているときには(ステップ106=Ye
s)、キー入力装置13を用いて文字を入力することに
より、入力欄41に任意の文字情報を設定する(ステッ
プ107)。なお、図5に示す例のように、文例中に複
数の入力欄がある場合には、必ずしもすべての入力欄4
1に文字情報を設定する必要はなく、省略しても構わな
い。また、入力欄41に文字情報を設定する際に、図6
に示すように各々の入力欄41に設定すべき情報の種類
を文例表示中に示すことにより、設定作業を容易化する
ようにしてもよい。
【0019】入力欄41への文字情報の設定が終了する
と、選択された文例10および入力欄41に設定された
文字情報に基づいて、メッセージ作成部14が送信する
メッセージの組み立てを行い(ステップ108)、組み
立てたメッセージを図7に示すように表示装置12に表
示する(ステップ110)ので、送信者はメッセージが
意図した通りに作成されているか否かを確認することが
できる。このとき、送信者が入力欄41に設定した部分
についてアンダーラインなどの表示属性を付して表示す
れば、変更できない文例の部分と容易に区別することが
できる。なお、このような表示属性の例としては、反転
表示,書体の変更,表示色の変更などもあげられる。
【0020】ステップ110で表示されたメッセージに
誤りがないことが確認されたら(ステップ111=Ye
s)、当該メッセージを無線送信手段3に転送する。当
該メッセージが文例を用いて組み立てられたものであっ
た場合(ステップ112=No)、伝送メッセージを構
成する転送データとして無線送信手段3に転送されるの
は選択された文例4の識別番号と入力欄41に設定され
た文字情報のみである(ステップ113)。このときの
転送データの一例を図8に示すと、転送データ5は先頭
コード51から始まって終了コード52で終了してお
り、文例の識別番号や入力欄41に入力された情報は先
頭コード51に続いて転送され、それぞれの情報の区切
りには区切りコード53が挿入される。一方、当該メッ
セージが自由文であった場合(ステップ112=Ye
s)、入力した文字情報のからなるメッセージの全文を
無線送信手段3に転送する(ステップ114)。
【0021】図9は、本発明の伝送メッセージの作成処
理装置が適用されたメッセージ通信システムの第2の構
成例を示すブロック図である。本実施例のメッセージ作
成処理装置1aは、図1におけるメッセージ作成処理装
置1の構成に加えて、入力欄41に設定された文字情報
をコード化するためのコード変換テーブル18を設けた
ものである。コード変換テーブル18には、図8に示す
ように、メッセージを送信する際に頻繁に使用される語
句182と対応して定義されたコード183を登録して
おく。本実施例のメッセージ作成処理装置1aにおいて
も、処理開始からメッセージ作成までの処理手順は図3
のフローチャートにしたがって行われるが、作成された
メッセージを無線送信手段3に転送する際に、入力欄4
1に設定された文字情報をコード変換テーブル18を参
照してコード化し、選択された文例の識別番号とともに
転送する点のみが異なる。
【0022】例えば、先に図7に示したメッセージを本
実施例のメッセージ作成処理装置1aで作成し、無線送
信手段3に転送する場合には、図10に示すコード変換
テーブル18中に「第1会議室」が登録されているの
で、文例4における4番目の入力欄44に設定された
「第1会議室」は対応して定義された「MR1」に置き
換えられる。したがって、伝送メッセージを構成する転
送データとして無線送信手段3に転送されるのは、図1
1に示すように、図8中の「第1会議室」を「MR1」
に置き換えたものとなる。なお、コード変換テーブル1
8中に該当する文字情報が登録されていない場合には、
入力欄41に設定された文字情報をそのまま変換せずに
転送する。
【0023】上述した第1および第2の実施例において
は、選択された文例の識別番号と当該文例中の入力欄に
設定された文字情報のみをメッセージとして送信するた
め、受信する側にも文例テーブル15およびコード変換
テーブル18に相当するものを備えて、受信した文例の
識別番号と当該文例中の入力欄に設定された文字情報を
もとにしてメッセージを再構成しなければならない。
【0024】これに対して、図1に示した第1の実施例
と同様の構成を有するメッセージ作成処理装置におい
て、メッセージ作成部14で作成されたメッセージを自
由文の場合と同様に文章の状態で送信されるように処理
してもよい。この場合でも、メッセージ作成処理装置に
おける処理開始からメッセージ転送までの処理手順は図
2のフローチャートで示される。そして、受信側ではメ
ッセージの再構成を行うことなく、受信したデータをそ
のままメッセージとして処理することができる。
【0025】図12は、本発明の伝送メッセージの作成
処理装置が適用されたメッセージ通信システムの第3の
構成例を示すブロック図であり、個人用の携帯型情報処
理装置として構成されたメッセージ作成処理装置1bを
示す。携帯型の機器では小型・軽量化が求められるた
め、本実施例のメッセージ作成処理装置1bはキー入力
装置の代わりにペン入力等による手書き入力装置19を
具備しているが、それ以外は第1の実施例と同様の構成
である。
【0026】この他、メッセージ作成処理装置を公衆回
線網2と接続する手段としては、各実施例に示したモデ
ムを使用する方法以外に、メッセージ作成処理装置から
制御可能な電話器を使用する方法を用いてもよい。特
に、携帯型情報処理装置をメッセージ作成処理装置とし
て使用する場合には、公衆回線網2と接続する手段とし
て携帯電話器を使用することもできる。
【0027】図13は、本発明の伝送メッセージの解析
処理装置が適用されたメッセージ通信システムの第1の
構成例を示すブロック図であり、所定の無線呼出しサー
ビスにより、呼出し先の無線選択呼出受信機(ページ
ャ)に対する伝送メッセージの無線伝送が行われるメッ
セージ通信システムにおけるメッセージ受信・復元側の
実施例である。同図中、無線受信手段6は、本発明のメ
ッセージ解析処理装置7に受信データを転送するための
インターフェース67を備えていること以外は、一般の
ページャと同様に、受信回路61,受信波を復調する復
調回路62,コード変換部63,記憶装置64,表示装
置65,メッセージの着信をユーザ(受信者)に報知す
るための報知手段66などから構成されている。そし
て、メッセージ解析処理装置7は、制御部71,受信し
た文例の識別番号および各入力欄の情報からメッセージ
を復元するメッセージ復元部72,メッセージの用件な
どを取り出して関連するアプリケーションプログラムを
起動するメッセージ解析部73,無線受信手段6とのイ
ンターフェース部74,表示装置75,入力装置76,
メッセージ復元部72がメッセージを復元する際に参照
する文例テーブル77,メッセージ解析部73がメッセ
ージと関連するアプリケーションプログラムを検索する
ためのアプリケーションテーブル78,受信したメッセ
ージやアプリケーションプログラムなどが格納される記
憶装置79から構成された個人用携帯情報処理装置であ
る。なお、本実施例のメッセージ解析処理装置7は、図
1に示したメッセージ作成処理装置1によって作成およ
び送信され、文例の識別番号と各入力欄の情報のみから
なる伝送メッセージを受信したときに、当該メッセージ
を通常の文章の形に復元するとともに、当該メッセージ
の用件に応じて適当なアプリケーションプログラムを起
動する機能を有するものとする。
【0028】図14は、図13の装置における処理を示
すフローチャートである。同図中、メッセージ解析処理
装置7は、無線受信手段6から転送された受信データを
受け取ると(ステップ201)、これを一旦記憶装置7
9上のメッセージ格納バンク80に格納する(ステップ
202)。図15は、図13中のメッセージバンクの一
構成例であり、メッセージ格納バンク80には、メッセ
ージの識別番号81,受信日時82,メッセージの種別
83(当該メッセージが例文に基づくものなのか自由文
なのかを識別する情報や、当該メッセージの緊急度を示
す情報など),受信データサイズ84,受信データ86
の格納アドレス85などが格納される。ステップ202
で格納された受信データが自由文でなかった場合(ステ
ップ203=No)、メッセージ復元部72は、受信デ
ータ内の文例の識別番号に該当する文例を文例テーブル
77から取り出すとともに、当該文例中の各入力欄の部
分に受信データ中の入力欄の文字情報を当てはめてメッ
セージを復元する(ステップ204)。そして、復元さ
れたメッセージは表示装置75に表示される(ステップ
205)。
【0029】次に、メッセージ解析部73が当該文例の
識別番号に基づいてアプリケーションテーブル78を参
照し、関連するアプリケーションプログラムが存在する
場合は、受信データ中の入力欄の情報の中からパラメー
タとしてアプリケーションプログラムに引き渡すべきも
のを選択する(ステップ206)。図16は、図13中
のアプリケーションテーブルの一構成例であり、アプリ
ケーションテーブル78には、文例の識別番号781,
関連するアプリケーション名782,アプリケーション
のパラメータまたはパラメータとなる入力欄の番号のリ
スト783などの情報が格納されている。文例の識別番
号に該当するアプリケーションプログラムがアプリケー
ションテーブル78に登録されていない場合(ステップ
207=No)には、復元されたメッセージの表示のみ
で処理を終了する。一方、文例の識別番号に該当するア
プリケーションプログラムがアプリケーションテーブル
78に登録されている場合(ステップ207=Ye
s)、メッセージ解析部73はそのアプリケーションプ
ログラムを起動して、ステップ206で選択された入力
欄の情報をパラメータとして引き渡す。
【0030】例えば、図7に示した内容のメッセージを
文例の識別番号および入力欄の情報という形で受信した
場合には、図17に一例を示すように、メッセージ復元
部72によって復元されたメッセージが表示装置75に
表示されるとともに、メッセージ解析部73は、関連す
るアプリケーションプログラムを起動してよいか否かを
受信者に確認する。図17の例は会議の開催通知なの
で、スケジュール管理プログラムを起動するようにアプ
リケーションテーブル78に登録してある。そこで、受
信者が起動を許可すれば当該スケジュール管理プログラ
ムを起動し、入力欄の情報をパラメータとして引き渡
す。スケジュール管理プログラムは、受け取ったパラメ
ータをもとに会議の日程をスケジュール表に記録する。
図18は、図17における操作で起動されたアプリケー
ションによるスケジュール表示の一例を示す図であり、
スケジュール管理プログラムによって図17に示すメッ
セージの内容がスケジュール表に記録されたことを示し
ている。このほか、連絡先の電話番号や住所、あるい
は、電子メールなどのアドレスが受信したメッセージに
含まれている場合には、住所録あるいは電話帳のアプリ
ケーションを起動し、これらの情報を記録していつでも
参照できるようにすることも可能である。
【0031】また、メッセージに対応して起動させるこ
とのできるアプリケーションは一つだけとは限らず、複
数のアプリケーションの中から選択して起動したり、適
当な順序で連続して起動させるようにすることもでき
る。例えば、ある人物の連絡先として電子メールのアド
レスを受信した場合に、住所録に登録するだけでなく、
通信プログラムにもアドレスを登録しておくと便利であ
る。そこで、アプリケーションテーブル78中にこれら
のアプリケーションを登録しておけば、メッセージ解析
部73がこれらのアプリケーションを次々と起動してア
ドレスの登録を行なうようにすることもできる。
【0032】なお、無線受信手段6からメッセージ解析
処理装置7に受信データを転送する方法としては、無
線受信手段6におけるデータ受信処理の終了後に引き続
いて転送処理を開始する方法と、メッセージ解析処理
装置7から無線受信手段6に転送要求を行って無線受信
手段6中の記憶装置64に格納された受信データの転送
処理を開始する方法の2種類が考えられるので、これら
のどちらか一方あるいは両方の方法を使用してデータ転
送を行う。
【0033】図19は、本発明の伝送メッセージの解析
処理装置が適用されたメッセージ通信システムの第2の
構成例を示すブロック図である。
【0034】本実施例におけるメッセージ解析処理装置
7aの構成は、図13に示したメッセージ解析処理装置
7と同様の構成を有する個人用携帯情報処理装置に対し
て、コード化されて伝送された入力欄の情報をデコード
するためのコード変換テーブル9を付加した構成であ
る。コード変換テーブル9は、図10に示したメッセー
ジ作成処理装置中のコード変換テーブル18と同様の構
成であり、コード変換の正確を期するため、登録する語
句および対応する文字コード情報についてはコード変換
テーブル9および18で同一内容とする必要がある。本
実施例におけるメッセージ解析処理装置7aは、図9に
示した実施例のメッセージ作成処理装置1aで作成され
たメッセージのように、文例の識別番号とコード化され
た入力欄の情報とからなる伝送メッセージを受信したと
き、当該メッセージを通常の文章の形に復元するととも
に、当該メッセージの用件に応じて適当なアプリケーシ
ョンプログラムを起動する機能を有するものとする。
【0035】図20は、図19の装置における処理を示
すフローチャートである。同図中、メッセージ解析処理
装置7aは、無線受信手段6から転送された受信データ
を受け取ると(ステップ301)、これを一旦記憶装置
79上のメッセージ格納バンク80に格納する(ステッ
プ302)。メッセージ格納バンク80の構成は図15
に示したものと同様である。ステップ302で格納され
た受信データが自由文でなかった場合(ステップ303
=No)、メッセージ復元部72は、受信データ中の入
力欄の情報がコード化されたものであれば、あらかじめ
コード変換テーブル9を参照して元の文字情報にデコー
ドし(ステップ304)、文例テーブル77から取り出
された受信データ中の文例の識別番号に該当する文例の
入力欄の部分にデコードされた文字情報を当てはめてメ
ッセージを復元する(ステップ305)。この後の処理
については、図14に示したステップ205以降の処理
と同様である。
【0036】図21は、本発明の伝送メッセージの解析
処理装置が適用されたメッセージ通信システムの第3の
構成例を示すブロック図である。
【0037】本実施例におけるメッセージ解析処理装置
7bは、制御部71,メッセージの内容を解析して用件
を取り出すとともに関連するアプリケーションプログラ
ムを起動するメッセージ解析部73b,無線受信手段6
とのインターフェース部74,表示装置75,入力装置
76,メッセージ解析部73bによるアプリケーション
プログラムの検索に用いられるアプリケーションテーブ
ル78b,受信したメッセージやアプリケーションプロ
グラムが格納される記憶装置79などから構成される個
人用携帯情報処理装置である。本実施例におけるメッセ
ージ解析処理装置7bは、通常の文章の形で送信される
メッセージを解析して用件やその他の情報を抽出すると
ともに、抽出されたメッセージの用件に応じて適当なア
プリケーションプログラムを起動する機能を有するもの
とする。
【0038】図22は、図21の装置における処理を示
すフローチャートである。同図中、メッセージ解析処理
装置7bは、無線受信手段6から転送された受信データ
を受け取ると(ステップ401)、これを一旦記憶装置
79上のメッセージ格納バンク80に格納する(ステッ
プ402)。メッセージ格納バンク80の構成は図15
に示したものと同様である。そして、受信データから得
られたメッセージを表示して(ステップ403)から、
メッセージ解析部73bが当該メッセージの構文を解析
し、どんな用件あるいは情報を含んでいるのかを抽出す
る(ステップ404)。用件または情報が抽出された
ら、アプリケーションテーブル78bを参照して、関連
するアプリケーションプログラムが存在するか否かを判
定し(ステップ405)、関連するアプリケーションプ
ログラムが存在する場合には、当該アプリケーションプ
ログラムを起動し、抽出された用件または情報をパラメ
ータとして引き渡す(ステップ406)。図23は、図
21中のアプリケーションテーブルの一構成例であり、
アプリケーションテーブル78bには、用件名784,
関連するアプリケーション名782,アプリケーション
のパラメータのリスト785などの情報が格納されてい
る。
【0039】上述したメッセージ解析処理装置の実施例
において、無線受信手段からの受信データの転送を受信
完了後直ちに開始する場合には、電源オフまたは待機状
態にあるメッセージ解析処理装置を無線受信手段からの
信号入力によって自動的に電源オンまたは通常動作状態
に移行させることもできる。すなわち、図24に示す本
発明の伝送メッセージの解析処理装置が適用されたメッ
セージ通信システムの第4の構成例において、無線受信
手段6c内の受信回路61がデータを受信すると、デー
タ受信があったことを示す割込み信号を発生させる。メ
ッセージ解析処理装置7c内の制御部71は、この割込
み信号を受けて、メッセージ解析処理装置7c全体を電
源オンまたは通常動作状態に移行させる。このような機
能を設けることにより、メッセージの受信に備えてメッ
セージ解析処理装置を常時動作させておく必要がなくな
るので、省電力化を図ることができる。
【0040】なお、これまで具体的に説明した実施例
は、無線選択呼出しシステムに本発明を適用した例であ
ったが、このような公衆回線網を用いた広範囲なシステ
ムだけでなく、PBX(構内交換機)を使用した小規模
な構内呼出しシステムにも適用可能である。また、無線
選択呼出しのような一方向の通信システムに限らず、携
帯電話器などによる双方向通信システムに適用すること
もできる。また、実施例ではメッセージ作成処理装置と
メッセージ解析処理装置とを、それぞれ別個の独立した
情報処理装置として構成したが、ひとつの情報処理装置
上に両方の機能を実現して無線送信手段および無線受信
手段と接続する構成としてもよい。この場合、同一構成
の複数の装置間で双方向のメッセージのやり取りを行う
ことが可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明の伝
送メッセージの作成処理装置を有する携帯電話器によれ
ば、所定の呼出しサービスにより、呼出し先の選択呼出
受信機に対する伝送メッセージの伝送が行われるメッセ
ージ通信システムにおいて、文例テーブル,メッセージ
作成部,コード変換テーブル,メッセージ転送制御手段
などを具備する構成としたことから、ユーザによって文
章の形で入力されたメッセージがそのままあるいは文字
コード情報に変換されて伝送される。内容の似通ったメ
ッセージを頻繁に送るような場合には、当該メッセージ
全体を定型化して可変部分を番号が付与された入力欄と
して文例テーブルに登録しておけば、入力欄に任意の文
字情報(データ)を設定することで容易にメッセージを
作成できるという効果が得られる。このとき、メッセー
ジ作成部によって文例の内容と入力欄に設定されるべき
文字情報の種類が案内表示されるので、作成したメッセ
ージの内容を容易に確認できるという効果が得られる。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝送メッセージの作成処理装置が適用
されたメッセージ通信システムの第1の構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1中の文例テーブルの構成の一例を示す図で
ある。
【図3】図1の装置における処理を示すフローチャート
である。
【図4】図3の処理による文例一覧表示の一例を示す図
である。
【図5】選択された文例の図3の処理による内容表示の
一例を示す図である。
【図6】選択された文例の図3の処理による内容表示の
他の例を示す図である。
【図7】組み立てられたメッセージの図3の処理による
内容表示の一例を示す図である。
【図8】無線伝送される伝送メッセージの一構成例を示
す図である。
【図9】本発明の伝送メッセージの作成処理装置が適用
されたメッセージ通信システムの第2の構成例を示すブ
ロック図である。
【図10】定型句の文字コード情報が定義されるコード
変換テーブルの一構成例を示す図である。
【図11】図10に基づく伝送メッセージの一構成例を
示す図である。
【図12】本発明の伝送メッセージの作成処理装置が適
用されたメッセージ通信システムの第3の構成例を示す
ブロック図である。
【図13】本発明の伝送メッセージの解析処理装置が適
用されたメッセージ通信システムの第1の構成例を示す
ブロック図である。
【図14】図13の装置における処理を示すフローチャ
ートである。
【図15】図13中のメッセージバンクの一構成例を示
す図である。
【図16】図13中のアプリケーションテーブルの一構
成例を示す図である。
【図17】受信したメッセージの図14の処理による内
容表示およびアプリケーション起動確認操作の一例を示
す図である。
【図18】図17における操作で起動されたアプリケー
ションによるスケジュール表示の一例を示す図である。
【図19】本発明の伝送メッセージの解析処理装置が適
用されたメッセージ通信システムの第2の構成例を示す
ブロック図である。
【図20】図19の装置における処理を示すフローチャ
ートである。
【図21】本発明の伝送メッセージの解析処理装置が適
用されたメッセージ通信システムの第3の構成例を示す
ブロック図である。
【図22】図21の装置における処理を示すフローチャ
ートである。
【図23】図21中のアプリケーションテーブルの一構
成例を示す図である。
【図24】本発明の伝送メッセージの解析処理装置が適
用されたメッセージ通信システムの第4の構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1,1a,1b メッセージ作成処理装置 11 制御部 14 メッセージ作成部 15 文例テーブル 18 コード変換テーブル 2 公衆回線網 3 無線送信手段 6 無線受信手段 7,7a,7b,7c メッセージ解析処理装置 71 制御部 72 メッセージ復元部 73,73b メッセージ解析部 77 文例テーブル 78,78b アプリケーションテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 友哉 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 映像メディア研 究所内 (72)発明者 目瀬 道弘 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 映像メディア研 究所内 (56)参考文献 特開 平5−63775(JP,A) 特開 平5−206920(JP,A) 特開 平5−327949(JP,A) 特開 昭62−242270(JP,A) 特開 昭60−245073(JP,A) 特開 平7−245751(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38 G06F 3/02 - 3/027

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージを表示する表示手段と、メッ
    セージの送信先を指定する指定手段と、上記表示手段に
    入力欄を有するメッセージを含む複数のメッセージの文
    例が一覧表示されたときに表示された複数の文例の中か
    ら1つの文例を選択する選択手段と、上記選択手段によ
    り選択された文例のメッセージが文頭から順番に番号を
    付された複数の入力欄を含むものである場合に、入力欄
    に番号を表示した状態で上記文例を上記表示手段に内容
    表示させる手段と、上記入力欄に文字情報を入力する入
    力手段と、上記文字情報が上記入力欄に入力された状態
    で上記メッセージが表示された後に指定された送信先へ
    の上記メッセージの通信処理を行う通信処理手段とを備
    えたことを特徴とする携帯電話器。
  2. 【請求項2】 文頭から順番に番号が付された入力欄を
    有するメッセージを含む複数のメッセージの文例が一覧
    表示される表示手段と、メッセージの送信先を指定する
    指定手段と、上記表示手段に一覧表示された複数の文例
    の中から1つの文例を選択する選択手段と、上記選択手
    段により選択された文例のメッセージが文頭から順番に
    番号が付された複数の入力欄を含むメッセージである場
    合に、入力欄に番号を表示した状態で上記文例を上記表
    示手段に内容表示させる手段と、上記入力欄に文字情報
    を入力する入力手段と、上記文字情報が上記入力欄に入
    力された状態で上記メッセージが表示された後に指定さ
    れた送信先への上記メッセージの通信処理を行う通信処
    理手段とを備えたことを特徴とする携帯電話器。
  3. 【請求項3】 括弧で表示されるとともに文頭から順番
    に番号が付された複数の入力欄を有するメッセージを含
    む複数のメッセージの文例が一覧表示される表示手段
    と、メッセージの送信先を指定する指定手段と、上記表
    示手段に表示された複数の文例の中から1つの文例を選
    択する選択手段と、上記選択手段により文例が選択され
    たとき上記表示手段に上記文例に対応するメッセージを
    表示させる手段と、上記入力欄に文字情報を入力する入
    力手段と、指定された送信先への上記メッセージの通信
    処理を行う通信処理手段とを備え、上記メッセージを表
    示させる手段は上記選択手段により選択された文例が上
    記複数の入力欄を含むメッセージの文例である場合に、
    このメッセージ入力欄を上記括弧内に番号を付した状態
    で上記表示手段に内容表示させるよう構成されたことを
    特徴とする携帯電話器。
  4. 【請求項4】 上記文例の内容表示をさせる手段は、上
    記入力欄の各々に設定すべき情報の種類を示すよう構成
    されたことを特徴とする請求項1、2または3記載の携
    帯電話器。
  5. 【請求項5】 上記文例の内容表示をさせる手段は、上
    記入力欄に1から入力欄の数に至るまでの番号が順番に
    付された状態で内容表示を行うよう構成されたことを特
    徴とする請求項1、2または3記載の携帯電話器。
  6. 【請求項6】 上記文例の内容表示をさせる手段は、上
    記入力欄に設定された文字情報に表示属性を付して上記
    表示手段に表示させるよう構成されたことを特徴とする
    請求項1、2または3記載の携帯電話器。
  7. 【請求項7】 上記番号が付された入力欄の1つを選ん
    で上記入力手段を介して入力を行わせる手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか1記載
    の携帯電話器。
  8. 【請求項8】 1から順番に番号が付された複数の入力
    欄を有するメッセージを含む複数のメッセージの文例が
    一覧表示される表示手段と、メッセージの送信先を指定
    する指定手段と、上記表示手段に一覧表示された複数の
    文例の中から1つの文例を選択する選択手段と、上記一
    覧表示された複数の文例を上記複数の入力欄に1から上
    記入力欄の数に至るまでの番号が付された状態で上記表
    示手段に表示させるとともに選択された文例が上記複数
    の入力欄を含むメッセージの文例である場合に上記入力
    欄に1から上記入力欄の数に至るまの番号が付された状
    態で上記表示手段に上記文例の内容表示をさせる手段
    と、上記入力欄に文字情報を入力する入力手段と、上記
    文字情報が上記入力欄に入力された状態で上記メッセー
    ジが表示された後に指定された送信先への上記メッセー
    ジの通信処理を行う通信処理手段とを備え、上記メッセ
    ージを表示させる手段は上記入力欄に1から上記入力欄
    の数に至るまでの番号が順番に付された状態でメッセー
    ジを表示させるよう構成されたことを特徴とする携帯電
    話器。
  9. 【請求項9】 上記番号が付された入力欄の1つを選ん
    で上記入力手段を介して入力を行わせる手段を備えたこ
    とを特徴とする計求項8記載の携帯電話器。
  10. 【請求項10】 文頭から順番に番号が付された複数の
    入力欄を有するメッセージを含む複数のメッセージの文
    例が一覧表示される表示手段と、メッセージの送信先を
    指定する指定手段と、上記表示手段に一覧表示された複
    数の文例の中から1つの文例を選択する選択手段と、上
    記選択手段により選択された文例のメッセージが文頭か
    ら順番に番号が付された入力欄を含むメッセージである
    場合に、入力欄に番号を表示した状態で上記文例を上記
    表示手段に内容表示させる手段と、上記入力欄に文字情
    報を入力する入力手段と、上記文字情報が上記入力欄に
    入力された状態で上記メッセージが表示された後に指定
    された送信先への上記メッセージの通信処理を行う通信
    処理手段とを備え、上記文例の内容表示をさせる手段は
    上記入力欄に1から入力欄の数に至るまでの番号が順番
    に付された状態で内容表示を行うよう構成されたことを
    特徴とする携帯電話器。
  11. 【請求項11】 文頭から順番に番号が付された複数の
    入力欄を有するメッセージを含む複数のメッセージの文
    例が一覧表示される表示手段と、メッセージの送信先を
    指定する指定手段と、上記表示手段に一覧表示された複
    数の文例の中から1つの文例を選択する選択手段と、上
    記選択手段により選択された文例のメッセージが文頭か
    ら順番に番号が付された複数の入力欄を含むメッセージ
    である場合に、入力欄に1からこのメッセージに含まれ
    る入力欄の数に至るまでの番号が表示された状態で上記
    文例を上記表示手段に内容表示させる手段と、上記入力
    欄に文字情報を入力する入力手段と、上記入力欄の番号
    を選択して、この選択された入力欄に対応する文字を上
    記入力手段を介して入力を行わせる手段と、上記文字情
    報が上記入力欄に入力された状態で上記メッセージが表
    示された後に指定された送信先への上記メッセージの通
    信処理を行う通信処理手段とを備えたことを特徴とする
    携帯電話器。
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