JPH10114496A - ホイスト - Google Patents

ホイスト

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Publication number
JPH10114496A
JPH10114496A JP26824896A JP26824896A JPH10114496A JP H10114496 A JPH10114496 A JP H10114496A JP 26824896 A JP26824896 A JP 26824896A JP 26824896 A JP26824896 A JP 26824896A JP H10114496 A JPH10114496 A JP H10114496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attached
drum
bracket
flange
hoisting motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26824896A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Sudo
達哉 須藤
Toshiyuki Nakamura
俊行 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP26824896A priority Critical patent/JPH10114496A/ja
Publication of JPH10114496A publication Critical patent/JPH10114496A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻上用モータの取り外しを全体として行うこ
とができるようにするとともに、巻上用モータの構成を
簡単にする。 【解決手段】 巻上用モータ1のフレーム2の一端にブ
ラケット3を取り付けるとともに、フレーム2の他端に
フランジ一体のブラケット38を取り付け、本体ケース
21のフランジ部21aの下部外側には外側に折曲した
折曲部40aを有するドラム支持部材40を取り付け、
巻上用モータ1の取り外し時にはドラム支持部材40を
裏返しに取り付けてその折曲部40aをドラム15に設
けた凹部15bに係合し、ドラム15を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホイストに関
し、特にそのドラム支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のホイストの縦断正面図を示
し、1は巻上用モータであり、フレーム2の一端にはブ
ラケット3が取り付けられ、フレーム2の他端にはフラ
ンジ4を介してブラケット5が取り付けられる。6は回
転軸であり、軸受7,8を介してブラケット3,5に回
転自在に支持されている。回転軸6にはロータ9が取り
付けられ、フレーム2の内周にはステータ10が取り付
けられる。11は一端がカップリング12を介して回転
軸6と連結されるとともに、他端がカップリング13を
介して減速部20の回転軸14と連結された中間軸、1
5は中間軸11の周囲に配設され、一端がブラケット5
に軸受16を介して回転自在に支持されたドラムであ
り、ドラム15には図示しないフックを介して荷物を吊
り上げるためのロープ19が巻き付けられている。
【0003】減速部20においては、減速部ケース18
内で回転軸14に複数のギヤ等が連結され、その出力軸
20aは軸受17を介して減速部ケース18に回転自在
に支持されるとともにドラム15内に突出し、ドラム1
5の他端に設けた連結部15aと連結される。21はド
ラム15を収納する本体ケースであり、その一端フラン
ジ部21aにはボルト22によりブラケット5が締め付
けられるとともに、ボルト23によりフランジ4及びブ
ラケット5が締め付けられ、本体ケース21の他端フラ
ンジ部21bにはボルト24により減速部ケース18が
締め付けられる。36は回転軸14の軸受、37はフラ
ンジ4をフレーム2に取り付けるボルトである。
【0004】回転軸14の端部に形成されたスプライン
部14aには2枚のブレーキホイル25が移動自在に嵌
合され、減速部ケース18の端部にはガイド軸26が立
設され、ガイド軸26にはブレーキディスク27,28
及び可動コア29がスライド自在に挿通されている。
又、ガイド軸26の先端にはアマチュア30が取り付け
られ、アマチュア30には調整ねじ31が螺合される。
32はアマチュア30に取り付けられた調整ハンドルで
ある。33は減速部ケース18の端部に形成された固定
コアであり、固定コア33の周囲にはコイル34が設け
られる。35は減速部ケース18の端部と可動コア29
との間でガイド軸26の周囲に設けられたブレーキばね
であり、これらによりブレーキ部43が構成される。
【0005】次に、上記構成のホイストの動作を説明す
る。巻上用モータ1の回転軸2を回転させると、その回
転は中間軸11を介して回転軸14へ伝わり、減速部2
0で減速された後、出力軸20a及び連結部15aを介
してドラム15に伝わる。従って、ロープ19に吊り下
げられた荷物を昇降させることができる。又、このとき
は回転軸14が制動されないようにコイル34を励磁
し、ブレーキばね35に抗して可動コア29を固定コア
33に吸着し、ブレーキホイル25とブレーキディスク
27,28を引き離しておく。ここで、コイル34の励
磁を停止すると、可動コア29はブレーキばね35に押
圧されて左動し、ブレーキホイル25とブレーキディス
ク27,28とが圧接され、回転軸14及び減速部20
を介してドラム15は制動される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のホイストに
おいては、10トン以上とその容量が大きい場合、ドラ
ム15の重量や巻上用モータ1の重量も大きくなり、こ
のように重量が大きい巻上用モータ1の交換に際して
は、まずブラケット3を取り外し、次に回転軸6及びロ
ータ9を引き抜き、最後にボルト23を外し、フレーム
2、ステータ10及びフランジ4を一体的に取り外す。
ブラケット5はボルト22により本体ケース21のフラ
ンジ部21aに取り付けたままである。こうして、巻上
用モータ1を取り外し、その取り付けは逆の手順で行わ
れる。このため、巻上用モータ1の取り付け、取り外し
を数段階で行わねばならず、工数が増大した。また、通
常水平に設置されているホイストにおいては、回転軸6
及びロータ9を水平に引き抜かなければならず、ステー
タ10との隙間が小さいためにロータ9及びステータ1
0が当って両者を損傷することがあった。さらに、フラ
ンジ4とブラケット5に分かれているためにその分解、
組立、製造が容易でなかった。
【0007】そこで、ブラケット5を含めて巻上用モー
タ1を丸ごと取り外すようにしたいが、ブラケット5を
取り外すと、ドラム15の一端は軸受16を介してブラ
ケット5に支持されているので本体ケース21のインロ
ー部に落ち込み、再組立が困難となった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、巻上用モータを全体で取り外
すことができ、その取り付け、取り外しが容易であると
ともに、ロータやステータの損傷を防止することがで
き、しかも巻上用モータの構成を簡単にすることができ
るホイストを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るホイスト
は、巻上用モータの本体ケース取付側のブラケットをフ
ランジと一体構成とするとともに、本体ケースの上記ブ
ラケット取付側フランジ部の下部外側に、外側に突出し
た突出部を有し、巻上用モータの取り外し時に裏返しに
取り付けられて突出部がドラムに設けられた凹部と係合
するドラム支持部材を取り付けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面とともに説明する。図1及び図2はこの実施形態によ
るホイストの運転時の要部縦断正面図及び巻上用モータ
取り外し時の要部側面図を示し、38はフレーム2の本
体ケース21側端部にボルト39により取り付けられる
とともにフランジ部38aを有するブラケットであり、
ドラム15の一端はブラケット38に軸受16を介して
回転自在に支持されている。又、ブラケット38の下部
には切欠部38bが設けられ、ブラケット38はボルト
22により本体ケース21のフランジ部21aに取り付
けられる。40は切欠部38bにおいてフランジ部21
aの下部外側にボルト41により取り付けられたドラム
支持部材であり、外側に直角に曲げられた折曲部(突出
部)40aを有している。又、15bはドラム15のブ
ラケット38側端部に円周状に設けられた凹部である。
その他の構成は従来と同様である。
【0011】上記構成において、ブラケット38はフラ
ンジ部38aを有し、フランジと一体構成となっている
ので、巻上用モータ1の構成が簡単となり、その製造、
分解、組立が容易となる。又、ホイストの運転時には図
1に示すようにドラム支持部材40の折曲部40aは外
側に突出しているが、巻上用モータ1の取り外し時には
図2に示すように裏返して内側に突出させるようにして
おり、折曲部40aがドラム15の凹部15bと係合す
る。このため、ボルト22を取り外してブラケット38
を含めて巻上用モータ1を全体として取り外してもドラ
ム15はドラム支持部材40により支持されて落下せ
ず、巻上用モータ1の取り付け、取り外しが容易となる
とともに、ロータやステータの損傷も生じない。又、ド
ラム支持部材40は本体ケース21の外側にあるので、
ホイストの運転時に邪魔になることはない。
【0012】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、巻上用
モータの取り外し時にドラム支持部材によりドラムを支
持するので、巻上用モータはブラケットを含めて全体と
して取り外すことができ、巻上用モータの取り外し、取
り付けが容易となるとともに、ロータ及びステータの損
傷を防止することができる。又、ドラム支持部材は本体
ケースの外側に取り付けられ、その突出部もホイスト運
転時には外側に突出しているので、ホイストの運転に邪
魔になることはない。さらに、巻上用モータの一方のブ
ラケットとフランジを一体構成としたので、構成が簡単
で製造、分解、組立が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるホイストの運転時の要部縦断正
面図である。
【図2】この発明によるホイストの巻上用モータ取り外
し時の要部側面図である。
【図3】従来のホイストの縦断正面図である。
【符号の説明】
1…巻上用モータ 2…フレーム 3,38…ブラケット 6,14…回転軸 11…中間軸 15…ドラム 15a…連結部 15b…凹部 18…減速部ケース 19…ロープ 20…減速部 20a…出力軸 21…本体ケース 21a,21b,38a…フランジ部 40…ドラム支持部材 40a…折曲部 41…ボルト 43…ブレーキ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの一端にブラケットを取り付け
    るとともに、フレームの他端にフランジと一体のブラケ
    ットを取り付けた巻上用モータと、巻上用モータの回転
    軸に中間軸を介して回転軸が連結され、中間軸の回転を
    減速する減速部と、減速部の出力軸と連結されるととも
    に巻上用モータのフランジと一体のブラケットに回転自
    在に支持され、かつ荷物を吊り下げるためのロープを巻
    回されたドラムと、ドラムを収納し、一端フランジ部に
    減速部ケースが取り付けられるとともに、他端フランジ
    部に上記フランジと一体のブラケットが取り付けられた
    本体ケースと、減速部ケースと減速部の回転軸の間に設
    けられ、この回転軸を制動するブレーキ部と、本体ケー
    スの他端フランジ部の下部外側に取り付けられるととも
    に、外側に突出した突出部を有し、巻上用モータの取り
    外し時には裏返しに取り付けられて突出部がドラムに設
    けられた凹部と係合するドラム支持部材を備えたことを
    特徴とするホイスト。
JP26824896A 1996-10-09 1996-10-09 ホイスト Pending JPH10114496A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26824896A JPH10114496A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 ホイスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26824896A JPH10114496A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 ホイスト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10114496A true JPH10114496A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17455955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26824896A Pending JPH10114496A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 ホイスト

Country Status (1)

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JP (1) JPH10114496A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100394674C (zh) * 2004-08-23 2008-06-11 株式会社安川电机 旋转电机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100394674C (zh) * 2004-08-23 2008-06-11 株式会社安川电机 旋转电机

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