JPH10113062A - 脱穀装置の2番還元装置 - Google Patents

脱穀装置の2番還元装置

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JPH10113062A
JPH10113062A JP26823296A JP26823296A JPH10113062A JP H10113062 A JPH10113062 A JP H10113062A JP 26823296 A JP26823296 A JP 26823296A JP 26823296 A JP26823296 A JP 26823296A JP H10113062 A JPH10113062 A JP H10113062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw conveyor
reduction
feed screw
handling
product
Prior art date
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Pending
Application number
JP26823296A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kono
嘉之 河野
Shinroku Nakajima
伸六 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2番物が重くても確実に扱室に還元できるよう
にして、作業性を向上させる。 【解決手段】選別装置から2番物を受け入れて横方向に
搬送する横送りスクリュウコンベアと、この横送りスク
リュウコンベアから2番物を受け入れて扱室Bに還元す
る縦送りスクリュウコンベア18とを設け、縦送りスク
リュウコンベア18は、そのスクリュウ軸21の上端に
備えた送出羽根36で2番物を還元口から扱室Bの前部
に送出するよう構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脱穀装置の2番還元
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、脱穀装置の2番還元装置では、特
開平5-260843号公報に開示されているように、選別装置
から2番物を受け入れて横方向に搬送する横送りスクリ
ュウコンベアと、この横送りスクリュウコンベアから2
番物を受け入れて扱室に跳ね上げ還元するスロワとを設
けて構成したものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、2番物をスロワで扱室に還元していたために、例え
ば濡れ脱穀のときのように2番物が重いと跳ね上げ力が
不十分になり、跳ね上げられた2番物が失速落下してス
ロワの下部に詰まることがあった。
【0004】本発明の目的は、2番物が重くても確実に
扱室に還元できるようにして、作業性を向上させること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕請求項1にかかる発明の特徴構成は、選別装置
から2番物を受け入れて横方向に搬送する横送りスクリ
ュウコンベアと、この横送りスクリュウコンベアから2
番物を受け入れて扱室に還元する縦送りスクリュウコン
ベアとを設け、前記縦送りスクリュウコンベアは、その
スクリュウ軸の上端に備えた送出羽根で2番物を還元口
から扱室の前部に送出するよう構成してあることにあ
る。
【0006】請求項2にかかる発明の特徴構成は、請求
項1にかかる発明において、複数の扱歯間に位置してワ
ラを切断するワラ切刃よりも下方に前記還元口を配置し
てあることにある。
【0007】請求項3にかかる発明の特徴構成は、請求
項1又は2にかかる発明において、扱胴を支承した上部
ケースを、扱胴軸芯と平行な前後軸芯周りに揺動開閉自
在に下部ケースで支持し、前記還元口を前記前後軸芯よ
りも下方に配置してあることにある。
【0008】〔作用〕請求項1の構成によれば、〔イ〕
2番物を、跳ね上げ力によるのではなく、縦送りスクリ
ュウコンベアで持ち上げ搬送するから、その2番物がた
とえ重くても還元口まで確実に搬送することができ、搬
送中に2番物が搬送始端側に落下して詰まるといった従
来の不具合を回避することができる。そして、〔ロ〕2
番物を扱室の前部に送出するから、扱室の長さを十分に
使って単粒化を促進させることができ、〔ハ〕スクリュ
ウ軸の上端に備えた送出羽根によって2番物を扱室の前
部に送出するから、例えば、縦送りスクリュウコンベア
をその下端部周りに前方に倒すとともに全長を少し長く
して、前記還元口を同一高さのまま前方側に寄せること
で2番物を扱室の前部に送出するよう構成したものに比
べ、縦送りスクリュウコンベアの長さが短くて済む。
【0009】請求項2の構成によれば、上記請求項1の
構成による作用と同様の作用を奏することができるのに
加え、ワラ切刃よりも下方に前記還元口を配置してある
から、ワラ切刃の支持フレームに還元口を形成しなくて
もよくなり、前記支持フレームの強度の低下を回避でき
るとともに、ワラ切り刃の数が少なくなるのを回避でき
る。
【0010】請求項3の構成によれば、上記請求項1又
は2の構成による作用と同様の作用を奏することができ
るのに加え、上部ケースを扱胴とともに開放すると還元
口が現れるから、作業者が扱口側から長い掃除具を使う
等して、還元口周りや、縦送りスクリュウコンベアの揚
送筒内の前記還元口よりも奥の部分のメンテナンス作業
を行いやすくなる。
【0011】〔効果〕従って、請求項1の構成によれ
ば、前記作用〔イ〕により、濡れ脱穀のときのようにた
とえ2番物が重くても、その2番物を還元口まで確実に
搬送することができて、作業性を向上させることがで
き、前記作用〔ロ〕により穀粒回収率を上げることがで
き、前記作用〔ハ〕により構造をコンパクトにできるよ
うになった。
【0012】請求項2の構成によれば、上記請求項1の
構成による効果と同様の効果を奏することができるのに
加え、耐久性を上げることができるとともに、ワラ切り
刃により切断されるワラが少なくなるのを回避できた。
【0013】請求項3の構成によれば、上記請求項1又
は2の構成による効果と同様の効果を奏することができ
るのに加え、メンテナンスの作業性を向上させることが
できた。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1,図2にコンバインに搭載さ
れる脱穀装置を示してある。この脱穀装置1は、フィー
ドチェーン4によって搬送されて来る穀稈を扱室B内で
扱胴2と受網3とによって脱穀処理するとともに、受網
3から漏下した処理物を穀粒とワラ屑とに比重選別する
揺動選別ケース5における上部のグレンパン6とチャフ
シーブ7とで穀粒とワラ屑とに粗選別処理し、下部のグ
レンパン8とグレンシーブ9で精選別処理し、グレンシ
ーブ9から漏下した穀粒の一番物を1番物回収部12に
回収して、穀粒揚送装置38で穀粒タンク39に供給
し、グレンシーブ9の終端から排出された刺さり籾や枝
付き籾等の2番物は2番物回収部13に回収したのち2
番物還元装置Aを介して前記扱室Bに還元するようにな
っている。そして、受網3の後端の送塵口3aから排出
された処理物のうちワラ屑は第1ストローラック10並
びに第2ストローラック11を介して機外に排出し、揺
動選別ケース5上に浮遊する籾殻や小さなワラ屑等の塵
埃は唐箕15による選別風並びに排塵ブロア16による
吸引風によって機外に排出するようになっている。
【0015】図3に示すように、前記扱胴2を支承した
上部ケース26を、扱胴軸芯Oと平行な前後軸芯P周り
に揺動開閉自在に下部ケース27に支持させて、上部ケ
ース26の扱口29側を持ち上げることで扱室Bを大き
く開放できるよう構成してある。上部ケース26の前後
軸芯Pの近傍には、複数の扱歯32間に位置してワラを
切断するワラ切刃33を、支持フレーム37を介して複
数設けてある。
【0016】前記2番物還元装置Aは、2番物回収部1
3に配設された横送りスクリュコンベア17と、この横
送りスクリュコンベア17の終端に配設された縦送りス
クリュコンベア18とを、脱穀装置側板14に取り付け
たコーナーケース19を介して連通接続するとともに、
両スクリュコンベア17,18のスクリュウ軸20,2
1をベベルギヤ機構22(図5参照)を介して連動連結
し、横送りスクリュコンベア17のスクリュウ軸20の
終端部に、そのスクリュウ羽根23よりも大径の穀粒掻
出羽根25を設け、縦送りスクリュウコンベア18のス
クリュウ軸21の下端に、スクリュウ羽根24の外径よ
り大径の受入れ用スクリュウ羽根35を、またスクリュ
ウ軸21の上端に穀粒の送出羽根36を設けて構成して
ある。
【0017】上記のように、前記穀粒掻出羽根25を設
けてあるから、横送り経路の終端に至った穀粒類をかき
揚げ放出して、縦送り経路の下端に強制的に送り込ん
で、横送り経路から縦送り経路への穀粒受渡し性能を高
めることができ、前記受入れ用スクリュウ羽根35を設
けてあるから、縦送り経路の下端に送り込まれた穀粒類
の受け取り性能を高めることができる。
【0018】図3,図4,図6に示すように、前記縦送
りスクリュウコンベア18においては、その還元口31
を前記前後軸芯P及びワラ切り刃33の支持フレーム3
7よりも下方側で扱胴2の長手方向中間部に対応する位
置に配置するとともに、スクリュウ軸21の上端の送出
羽根36で2番物を還元口31から扱室Bの前部に送出
するように、スクリュウ軸21及び送出羽根36の回転
方向を設定して、扱室Bの長さを十分に使って単粒化を
促進させることができるよう構成してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀装置の縦断側面図
【図2】脱穀装置の一部切欠正面図
【図3】脱穀装置の縦断正面図
【図4】脱穀装置の一部切欠右側面図
【図5】2番還元装置の要部の縦断正面図
【図6】2番還元装置の還元口周りの横断平面図
【符号の説明】
5 選別装置 17 横送りスクリュウコンベア 18 縦送りスクリュウコンベア 21 縦送りスクリュウコンベアのスクリュウ軸 26 上部ケース 27 下部ケース 31 還元口 32 扱歯 33 ワラ切り刃 36 送出羽根 O 扱胴軸芯 P 前後軸芯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選別装置から2番物を受け入れて横方向
    に搬送する横送りスクリュウコンベアと、この横送りス
    クリュウコンベアから2番物を受け入れて扱室に還元す
    る縦送りスクリュウコンベアとを設け、前記縦送りスク
    リュウコンベアは、そのスクリュウ軸の上端に備えた送
    出羽根で2番物を還元口から扱室の前部に送出するよう
    構成してある脱穀装置の2番還元装置。
  2. 【請求項2】 複数の扱歯間に位置してワラを切断する
    ワラ切刃よりも下方に前記還元口を配置してある請求項
    1記載の脱穀装置の2番還元装置。
  3. 【請求項3】 扱胴を支承した上部ケースを、扱胴軸芯
    と平行な前後軸芯周りに揺動開閉自在に下部ケースで支
    持し、前記還元口を前記前後軸芯よりも下方に配置して
    ある請求項1又は2記載の脱穀装置の2番還元装置。
JP26823296A 1996-10-09 1996-10-09 脱穀装置の2番還元装置 Pending JPH10113062A (ja)

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JPH10113062A true JPH10113062A (ja) 1998-05-06

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Effective date: 20040513

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