JPH10112965A - リラクタンスモータのロータコアとその製造方法 - Google Patents
リラクタンスモータのロータコアとその製造方法Info
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- JPH10112965A JPH10112965A JP8266857A JP26685796A JPH10112965A JP H10112965 A JPH10112965 A JP H10112965A JP 8266857 A JP8266857 A JP 8266857A JP 26685796 A JP26685796 A JP 26685796A JP H10112965 A JPH10112965 A JP H10112965A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 十分なリラクタンストルクを得ることによ
り、モータ性能の向上を図りうるリラクタンスモータの
ロータコアとその製造方法を提供する。 【解決手段】 1は電磁鋼板等の高透磁率材製のコアシ
ートで、外周円に対して逆方向に湾曲する有底状の溝2
を凹設してなる多層の薄肉部3が肉厚部4を挟んで周方
向に等間隔おきの4か所に形成されている。このコアシ
ート1をロータ軸5の方向に数十枚積み重ねた積層体6
により、ロータコア7が構成されている。
り、モータ性能の向上を図りうるリラクタンスモータの
ロータコアとその製造方法を提供する。 【解決手段】 1は電磁鋼板等の高透磁率材製のコアシ
ートで、外周円に対して逆方向に湾曲する有底状の溝2
を凹設してなる多層の薄肉部3が肉厚部4を挟んで周方
向に等間隔おきの4か所に形成されている。このコアシ
ート1をロータ軸5の方向に数十枚積み重ねた積層体6
により、ロータコア7が構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高透磁率材製のコ
アシートをロータ軸の方向に積層してなるリラクタンス
モータのロータコアとその製造方法に関するものであ
る。
アシートをロータ軸の方向に積層してなるリラクタンス
モータのロータコアとその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】リラクタンスモータは、インダクション
モータと比較して回転子の2次銅損が発生しないという
特徴があるため、電気自動車や工作機械等の駆動用モー
タとして注目されている。しかし、この種のモータは一
般に力率が悪く、産業用として利用するには、ロータコ
ア構造あるいは駆動方法等の改善が必要であった。近
年、ロータコアのコアシートに多層のフラックスバリア
を設けることにより力率を向上させる技術が開発された
(平成8年電気学会全国大会誌、1029、本田ら著
「マルチフラックスバリアタイプ シンクロナスリラク
タンスモータの検討」参照)。図6にこの従来の改良さ
れたリラクタンスモータのロータコア構造の一例を示
す。図6(a)において、電磁鋼板製の円板状のコアシ
ート51には、多層のフラックスバリア52がコアシー
ト51の軸芯53に対し逆円弧状に形成されている。フ
ラックスバリア52は幅1mm程度のスリット(貫通
溝)からなり、プレス成形されたものである。また、コ
アシート51の外周には回転時にかかる遠心力に対する
強度を持たせるため、一定幅の接続環54を設けてい
る。コアシート51をロータ軸55の方向に数十枚積層
することにより、図6(b)に示すようなロータコア5
6が完成する。そして、このロータコア56を、図6
(c)に示すようなステータ57内にセットすれば、ス
テータ57の複数の界磁部58より、ロータコア56に
回転磁界が与えられ、これにより、リラクタンストルク
Tが発生する。このリラクタンストルクTは次式で表さ
れる。
モータと比較して回転子の2次銅損が発生しないという
特徴があるため、電気自動車や工作機械等の駆動用モー
タとして注目されている。しかし、この種のモータは一
般に力率が悪く、産業用として利用するには、ロータコ
ア構造あるいは駆動方法等の改善が必要であった。近
年、ロータコアのコアシートに多層のフラックスバリア
を設けることにより力率を向上させる技術が開発された
(平成8年電気学会全国大会誌、1029、本田ら著
「マルチフラックスバリアタイプ シンクロナスリラク
タンスモータの検討」参照)。図6にこの従来の改良さ
れたリラクタンスモータのロータコア構造の一例を示
す。図6(a)において、電磁鋼板製の円板状のコアシ
ート51には、多層のフラックスバリア52がコアシー
ト51の軸芯53に対し逆円弧状に形成されている。フ
ラックスバリア52は幅1mm程度のスリット(貫通
溝)からなり、プレス成形されたものである。また、コ
アシート51の外周には回転時にかかる遠心力に対する
強度を持たせるため、一定幅の接続環54を設けてい
る。コアシート51をロータ軸55の方向に数十枚積層
することにより、図6(b)に示すようなロータコア5
6が完成する。そして、このロータコア56を、図6
(c)に示すようなステータ57内にセットすれば、ス
テータ57の複数の界磁部58より、ロータコア56に
回転磁界が与えられ、これにより、リラクタンストルク
Tが発生する。このリラクタンストルクTは次式で表さ
れる。
【0003】 T=Pn (Ld −Lq )id iq ……(1) ただし、Pn は極対数、Ld ,Lq はd,q軸インダク
タンス、id ,iq はd,q軸電流である。上記(1)
式より、このモータの性能を左右するのはd,q軸イン
ダクタンスの差Ld −Lq の大きさであることが分か
る。そこで、この差Ld −Lq を大きくするために、上
記フラックスバリアを設けることにより、スリットを横
切るq軸方向の磁束路に抵抗を与える一方、スリット間
に挟まれたd軸方向の磁束路を確保していた。
タンス、id ,iq はd,q軸電流である。上記(1)
式より、このモータの性能を左右するのはd,q軸イン
ダクタンスの差Ld −Lq の大きさであることが分か
る。そこで、この差Ld −Lq を大きくするために、上
記フラックスバリアを設けることにより、スリットを横
切るq軸方向の磁束路に抵抗を与える一方、スリット間
に挟まれたd軸方向の磁束路を確保していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、フ
ラックスバリア52は幅1mm程度のスリットからな
り、プレス成形されたものである。この場合、d,q軸
インダクタンスの比Ld /Lq ≒5となり、リラクタン
ストルクが大きくとれない。十分なリラクタンストルク
を得るにはスリットの幅をさらに小さくして比Ld /L
q を大きくすることが望ましいが、幅1mm以下のスリ
ットをプレス成形することは困難である。また、スリッ
ト構造では、回転時の強度上、コアシートの外周に一定
幅の接続環を設ける必要があるが、この接続環からの漏
れ磁束のため、リラクタンストルクが大きくとれない。
これらの原因により従来のリラクタスモータでは十分な
性能が得られなかった。
ラックスバリア52は幅1mm程度のスリットからな
り、プレス成形されたものである。この場合、d,q軸
インダクタンスの比Ld /Lq ≒5となり、リラクタン
ストルクが大きくとれない。十分なリラクタンストルク
を得るにはスリットの幅をさらに小さくして比Ld /L
q を大きくすることが望ましいが、幅1mm以下のスリ
ットをプレス成形することは困難である。また、スリッ
ト構造では、回転時の強度上、コアシートの外周に一定
幅の接続環を設ける必要があるが、この接続環からの漏
れ磁束のため、リラクタンストルクが大きくとれない。
これらの原因により従来のリラクタスモータでは十分な
性能が得られなかった。
【0005】本発明は、従来構成の課題を解決すべく創
案されたもので、十分なリラクタンストルクを得ること
により、モータ性能の向上を図りうるリラクタンスモー
タのロータコアとその製造方法を提供することを目的と
するものである。
案されたもので、十分なリラクタンストルクを得ること
により、モータ性能の向上を図りうるリラクタンスモー
タのロータコアとその製造方法を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、高磁
透率材製のコアシートをロータ軸の方向に積層してなる
リラクタンスモータのロータコアにおいて、前記コアシ
ートが、その外周円に対して逆方向に湾曲する有底状の
溝を凹設してなる多層の薄肉部を有することを特徴とす
る。
透率材製のコアシートをロータ軸の方向に積層してなる
リラクタンスモータのロータコアにおいて、前記コアシ
ートが、その外周円に対して逆方向に湾曲する有底状の
溝を凹設してなる多層の薄肉部を有することを特徴とす
る。
【0007】上記第1発明の構成によれば、薄肉部の溝
幅を小とすることができるため、コアシートのd,q軸
インダクタンスの比Ld /Lq を大きくすることができ
る。また、コアシートの外周の接続環が基本的には不要
となるので、外周からの漏れ磁束を小さくすることもで
きる。従って、十分なリラクタンストルクを得て、モー
タ性能の向上を図ることができる。
幅を小とすることができるため、コアシートのd,q軸
インダクタンスの比Ld /Lq を大きくすることができ
る。また、コアシートの外周の接続環が基本的には不要
となるので、外周からの漏れ磁束を小さくすることもで
きる。従って、十分なリラクタンストルクを得て、モー
タ性能の向上を図ることができる。
【0008】前記薄肉部の溝形状としては、具体的に
は、円弧状が好適である。また、前記薄肉部の溝は、コ
アシートの両面または片面に形成できる。さらに、前記
薄肉部の厚みを、コアシートの外周側ほど大きくした
り、前記薄肉部の溝ピッチを、コアシートの中央部と外
周部とで異なるものとしたり、前記薄肉部の厚みを、そ
の溝に沿った方向で変化させたり、あるいは、前記薄肉
部の溝ピッチを、コアシートの中央部から外周部に向け
て小さくしたりすることにより、コアシートの回転強度
を上げて、より高速回転に耐えうるロータコアとするこ
とができる。
は、円弧状が好適である。また、前記薄肉部の溝は、コ
アシートの両面または片面に形成できる。さらに、前記
薄肉部の厚みを、コアシートの外周側ほど大きくした
り、前記薄肉部の溝ピッチを、コアシートの中央部と外
周部とで異なるものとしたり、前記薄肉部の厚みを、そ
の溝に沿った方向で変化させたり、あるいは、前記薄肉
部の溝ピッチを、コアシートの中央部から外周部に向け
て小さくしたりすることにより、コアシートの回転強度
を上げて、より高速回転に耐えうるロータコアとするこ
とができる。
【0009】前記薄肉部の溝は、具体的には、コアシー
トの表裏で対向または交互の位置となるように形成する
ことができる。あるいは、交互の位置とする場合は、さ
らに前記薄肉部の溝深さを、コアシートの厚みの1/2
以上とすることにより、q軸方向の磁束路を長くしてこ
の磁束路により大きな抵抗を与え、より大きなインダク
タンス比Ld /Lq を得ることができる。また、前記薄
肉部の溝の横断面が溝底面が狭幅の台形状となるように
形成したり、あるいは、前記薄肉部の溝の横断面底部に
アールをつけたりすることによっても、コアシートの回
転強度を上げて、より高速回転に耐えうるロータコアと
することができる。
トの表裏で対向または交互の位置となるように形成する
ことができる。あるいは、交互の位置とする場合は、さ
らに前記薄肉部の溝深さを、コアシートの厚みの1/2
以上とすることにより、q軸方向の磁束路を長くしてこ
の磁束路により大きな抵抗を与え、より大きなインダク
タンス比Ld /Lq を得ることができる。また、前記薄
肉部の溝の横断面が溝底面が狭幅の台形状となるように
形成したり、あるいは、前記薄肉部の溝の横断面底部に
アールをつけたりすることによっても、コアシートの回
転強度を上げて、より高速回転に耐えうるロータコアと
することができる。
【0010】コアシートを積層する際には、隣接するコ
アシートの対応する薄肉部同士が上下で同一または交互
の位置となるようにすればよい。同一位置の場合は、同
一形状のコアシートを1種類だけ用意すればよいため、
設計、製作コストが抑えられる。一方、交互の位置の場
合は、コアシートを2種類用意する必要はあるが、d軸
方向の磁束路に対する抵抗がロータ周方向において均一
化されるため、ステータからロータに入ったり、ロータ
からステータに出るd軸方向の磁束が均一化され、磁束
の不均一に起因するトルクリップルを低減して、モータ
性能を向上させることができる。また、薄肉部の溝に永
久磁石を埋設状に形成すれば、リラクタンストルクに加
えて、マグネットトルクをも利用できるため、モータ性
能をさらに向上させることができる。
アシートの対応する薄肉部同士が上下で同一または交互
の位置となるようにすればよい。同一位置の場合は、同
一形状のコアシートを1種類だけ用意すればよいため、
設計、製作コストが抑えられる。一方、交互の位置の場
合は、コアシートを2種類用意する必要はあるが、d軸
方向の磁束路に対する抵抗がロータ周方向において均一
化されるため、ステータからロータに入ったり、ロータ
からステータに出るd軸方向の磁束が均一化され、磁束
の不均一に起因するトルクリップルを低減して、モータ
性能を向上させることができる。また、薄肉部の溝に永
久磁石を埋設状に形成すれば、リラクタンストルクに加
えて、マグネットトルクをも利用できるため、モータ性
能をさらに向上させることができる。
【0011】本願の第2発明は、高透磁率材製のコアシ
ートをロータ軸の方向に積層してなるリラクタンスモー
タのロータコアの製造方法において、コアシートに、そ
の外周円に対して逆方向に湾曲する有底状の溝を凹設す
ることによって多層の薄肉部を形成したうえで、隣接す
るコアシートの対応する薄肉部同士が所定の位置関係を
なすように前記コアシートを積層した状態で互いに固定
したことを特徴とする。所定の位置関係とは、上下で同
一または交互の位置となるような関係をいう。
ートをロータ軸の方向に積層してなるリラクタンスモー
タのロータコアの製造方法において、コアシートに、そ
の外周円に対して逆方向に湾曲する有底状の溝を凹設す
ることによって多層の薄肉部を形成したうえで、隣接す
るコアシートの対応する薄肉部同士が所定の位置関係を
なすように前記コアシートを積層した状態で互いに固定
したことを特徴とする。所定の位置関係とは、上下で同
一または交互の位置となるような関係をいう。
【0012】上記第2発明の構成によれば、上記第1発
明に係わるロータコアを容易に製造することができる。
その際、前記薄肉部の溝は、プレス加工、切削加工また
はレーザ加工により形成できる。このように、加工方法
の自由度が大となる。
明に係わるロータコアを容易に製造することができる。
その際、前記薄肉部の溝は、プレス加工、切削加工また
はレーザ加工により形成できる。このように、加工方法
の自由度が大となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
なお、以下の実施形態は本発明を具体化した一例であっ
て、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
なお、以下の実施形態は本発明を具体化した一例であっ
て、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0014】図1は本実施形態に係るロータコアの全体
構成を示す斜視図および部分拡大図である。図1(a)
において、1は電磁鋼板等の高透磁率材製のコアシート
で、外周円に対して逆方向に湾曲する有底状の溝2を凹
設してなる多層の薄肉部3が肉厚部4を挟んで周方向に
等間隔おきの4か所に形成されている。薄肉部3の溝形
状(A−A断面)を図1(b)に示す。このコアシート
1をロータ軸5の方向に数十枚積み重ねた積層体6によ
り、ロータコア7が構成されている。コアシート1同士
は必要に応じて接着剤等で一体固着される。
構成を示す斜視図および部分拡大図である。図1(a)
において、1は電磁鋼板等の高透磁率材製のコアシート
で、外周円に対して逆方向に湾曲する有底状の溝2を凹
設してなる多層の薄肉部3が肉厚部4を挟んで周方向に
等間隔おきの4か所に形成されている。薄肉部3の溝形
状(A−A断面)を図1(b)に示す。このコアシート
1をロータ軸5の方向に数十枚積み重ねた積層体6によ
り、ロータコア7が構成されている。コアシート1同士
は必要に応じて接着剤等で一体固着される。
【0015】このように構成されたロータコア7を有す
るリラクタンスモータにおいては、薄肉部3を横切るq
軸方向のインダクタンスLq と、厚肉部4に沿ったd軸
方向のインダクタンスLd とを比較すると、次のように
なる。すなわち、q軸方向には薄肉部3で磁束路に抵抗
を与えているため、磁束が殆ど通らず、インダクタンス
Lq は小さくなる。一方、d軸方向には肉厚部4が磁束
路を形成しているため、磁束が通り易く、インダクタン
スLd は大きくなる。ここで、本実施形態では、従来例
のスリット構造と異なり、溝2自体はコアシート1を貫
通しておらず、コアシート1は溝底で接続されて薄肉部
3と厚肉部4とを交互に形造っている。このため、十分
な加工強度が得られ、1mm以下の溝幅であってもプレ
ス加工等により容易に実現することができる。従って、
インダクタンス比Ld /Lq を従来例よりも大きく(理
想的には、Ld /Lq >7)して、リラクタンストルク
を大きくとることができる。また、本実施形態では、従
来例のスリット構造と異なり、溝2自体はコアシート1
を貫通しておらず、コアシート1は溝底で接続されてい
るため、外周の接続環を基本的には必要としない。従っ
て、外周からの磁束の漏れを極力小さくして、リラクタ
ンストルクを大きくとることができる。このようにして
十分なリラクタンストルクを得て、モータ性能の向上を
図りうるリラクタンスモータのロータコアを得ることが
できた。
るリラクタンスモータにおいては、薄肉部3を横切るq
軸方向のインダクタンスLq と、厚肉部4に沿ったd軸
方向のインダクタンスLd とを比較すると、次のように
なる。すなわち、q軸方向には薄肉部3で磁束路に抵抗
を与えているため、磁束が殆ど通らず、インダクタンス
Lq は小さくなる。一方、d軸方向には肉厚部4が磁束
路を形成しているため、磁束が通り易く、インダクタン
スLd は大きくなる。ここで、本実施形態では、従来例
のスリット構造と異なり、溝2自体はコアシート1を貫
通しておらず、コアシート1は溝底で接続されて薄肉部
3と厚肉部4とを交互に形造っている。このため、十分
な加工強度が得られ、1mm以下の溝幅であってもプレ
ス加工等により容易に実現することができる。従って、
インダクタンス比Ld /Lq を従来例よりも大きく(理
想的には、Ld /Lq >7)して、リラクタンストルク
を大きくとることができる。また、本実施形態では、従
来例のスリット構造と異なり、溝2自体はコアシート1
を貫通しておらず、コアシート1は溝底で接続されてい
るため、外周の接続環を基本的には必要としない。従っ
て、外周からの磁束の漏れを極力小さくして、リラクタ
ンストルクを大きくとることができる。このようにして
十分なリラクタンストルクを得て、モータ性能の向上を
図りうるリラクタンスモータのロータコアを得ることが
できた。
【0016】ところで、薄肉部3の溝2の形状として
は、磁束路の形状やコアシート1の加工性等を考慮すれ
ば、円弧状が好適である。また、薄肉部3の溝2は、コ
アシート1の両面または片面に形成できる。前記図1
(b)は両面溝の例である。さらに、薄肉部3の厚み
を、コアシート1の外周側ほど大きくしたり、薄肉部3
の溝ピッチを、コアシート1の中央部と外周部とで異な
るものとしたり、薄肉部3の厚みを、その溝2に沿った
方向で変化させたり、あるいは、薄肉部3の溝2のピッ
チをコアシート1の中央部から外周部に向けて小さくし
たりすることにより、コアシート1の回転強度を上げ
て、より高速回転に耐えうるロータコア7とすることが
できる。
は、磁束路の形状やコアシート1の加工性等を考慮すれ
ば、円弧状が好適である。また、薄肉部3の溝2は、コ
アシート1の両面または片面に形成できる。前記図1
(b)は両面溝の例である。さらに、薄肉部3の厚み
を、コアシート1の外周側ほど大きくしたり、薄肉部3
の溝ピッチを、コアシート1の中央部と外周部とで異な
るものとしたり、薄肉部3の厚みを、その溝2に沿った
方向で変化させたり、あるいは、薄肉部3の溝2のピッ
チをコアシート1の中央部から外周部に向けて小さくし
たりすることにより、コアシート1の回転強度を上げ
て、より高速回転に耐えうるロータコア7とすることが
できる。
【0017】薄肉部3の溝2は、具体的には、コアシー
ト1の表裏で対向または交互の位置となるように形成す
ることができる。あるいは、交互の位置とする場合は、
図2に示すように、薄肉部3の溝2の深さを、コアシー
ト1の厚みの1/2以上とすることにより、q軸方向の
磁束路を長くしてこの磁束路により大きな抵抗を与え、
より大きなインダクタンス比Ld /Lq を得ることがで
きる。また、図3(a)に示すように、薄肉部3の溝2
を、その横断面が、溝底面が狭幅の台形状となるように
形成したり、あるいは、図3(b)に示すように、薄肉
部3の溝2の横断面底部にアールをつけたりすることに
よっても、コアシート1の回転強度を上げて、より高速
回転に耐えうるロータコアとすることができる。
ト1の表裏で対向または交互の位置となるように形成す
ることができる。あるいは、交互の位置とする場合は、
図2に示すように、薄肉部3の溝2の深さを、コアシー
ト1の厚みの1/2以上とすることにより、q軸方向の
磁束路を長くしてこの磁束路により大きな抵抗を与え、
より大きなインダクタンス比Ld /Lq を得ることがで
きる。また、図3(a)に示すように、薄肉部3の溝2
を、その横断面が、溝底面が狭幅の台形状となるように
形成したり、あるいは、図3(b)に示すように、薄肉
部3の溝2の横断面底部にアールをつけたりすることに
よっても、コアシート1の回転強度を上げて、より高速
回転に耐えうるロータコアとすることができる。
【0018】コアシート1を積層する際には、図4
(a)に示すように、隣接するコアシート1の対応する
薄肉部3同士が上下で同一の位置となるようにするか、
または図4(b)に示すように、交互の位置となるよう
にすればよい。同一位置の場合は、同一形状のコアシー
ト1を1種類だけ用意すればよいため、設計、製作コス
トが抑えられる。一方、交互の位置の場合は、コアシー
ト1を2種類用意する必要はあるが、d軸方向の磁束路
に対する抵抗がロータ周方向において均一化されるた
め、図示しないステータからロータに入ったり、ロータ
からステータに出るd軸方向の磁束が均一化され、磁束
の不均一に起因するトルクリップルを低減して、モータ
性能を向上させることができる。また、図5に示すよう
に、薄肉部3の溝2に永久磁石8を埋設状に形成しても
よい。具体的には、溝2内に粉末状の磁性体を充填して
固化した後、着磁するか、あるいは細線状のシート材を
溝2内に埋め込んで着磁する。この場合は、リラクタン
ストルクに加えてマグネットトルクをも利用できるた
め、モータ性能をさらに向上させることができる。
(a)に示すように、隣接するコアシート1の対応する
薄肉部3同士が上下で同一の位置となるようにするか、
または図4(b)に示すように、交互の位置となるよう
にすればよい。同一位置の場合は、同一形状のコアシー
ト1を1種類だけ用意すればよいため、設計、製作コス
トが抑えられる。一方、交互の位置の場合は、コアシー
ト1を2種類用意する必要はあるが、d軸方向の磁束路
に対する抵抗がロータ周方向において均一化されるた
め、図示しないステータからロータに入ったり、ロータ
からステータに出るd軸方向の磁束が均一化され、磁束
の不均一に起因するトルクリップルを低減して、モータ
性能を向上させることができる。また、図5に示すよう
に、薄肉部3の溝2に永久磁石8を埋設状に形成しても
よい。具体的には、溝2内に粉末状の磁性体を充填して
固化した後、着磁するか、あるいは細線状のシート材を
溝2内に埋め込んで着磁する。この場合は、リラクタン
ストルクに加えてマグネットトルクをも利用できるた
め、モータ性能をさらに向上させることができる。
【0019】このロータコアの製造方法をまとめると、
次の通りとなる。すなわち、ここでは、コアシート1
に、その外周円に対して逆方向に湾曲する有底状の溝2
を凹設することによって、多層の薄肉部3を形成したう
えで、隣接するコアシート1の対応する薄肉部3同士が
所定の位置関係をなすようにコアシート1を積層した状
態で互いに固定する(前記図1参照)。所定の位置関係
とは、上下で同一または交互の位置となるような関係を
いう(前記図4参照)。この製造方法によれば、ロータ
コア7を容易に製造できる。その際、薄肉部3の溝2
は、上記プレス加工のほか、切削加工またはレーザ加工
によっても形成できる。このうち、プレス加工では圧縮
部分の磁気抵抗が非圧縮部分の磁気抵抗に比べて大とな
るため、インダクタンスLq はさらに小さくなる。ま
た、レーザ加工では精密加工が可能なため、溝幅をさら
に小としうる。このように、本実施形態では加工方法の
自由度が大となる。
次の通りとなる。すなわち、ここでは、コアシート1
に、その外周円に対して逆方向に湾曲する有底状の溝2
を凹設することによって、多層の薄肉部3を形成したう
えで、隣接するコアシート1の対応する薄肉部3同士が
所定の位置関係をなすようにコアシート1を積層した状
態で互いに固定する(前記図1参照)。所定の位置関係
とは、上下で同一または交互の位置となるような関係を
いう(前記図4参照)。この製造方法によれば、ロータ
コア7を容易に製造できる。その際、薄肉部3の溝2
は、上記プレス加工のほか、切削加工またはレーザ加工
によっても形成できる。このうち、プレス加工では圧縮
部分の磁気抵抗が非圧縮部分の磁気抵抗に比べて大とな
るため、インダクタンスLq はさらに小さくなる。ま
た、レーザ加工では精密加工が可能なため、溝幅をさら
に小としうる。このように、本実施形態では加工方法の
自由度が大となる。
【0020】なお、本実施形態では、積層体6のみでロ
ータコア7を構成したが、積層体6におけるコアシート
1の薄肉部3の溝2を充填し、かつ積層体6の両端に端
板を一体形成するように、積層体6に対してアルミニウ
ム、樹脂または硬質ゴム等の低透磁率材を一体モールド
成形してロータコア7を構成してもよい。
ータコア7を構成したが、積層体6におけるコアシート
1の薄肉部3の溝2を充填し、かつ積層体6の両端に端
板を一体形成するように、積層体6に対してアルミニウ
ム、樹脂または硬質ゴム等の低透磁率材を一体モールド
成形してロータコア7を構成してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上の説明のとおり、上記第1発明の構
成によれば、薄肉部の溝幅を小とすることができるた
め、コアシートのd,q軸インダクタンスの比Ld /L
q を大きくすることができる。また、外周の接続環が基
本的には不要となるので、外周からの漏れ磁束を小さく
することもできる。従って、十分なリラクタンストルク
を得て、モータ性能の向上を図ることができる。また、
上記第2発明の構成によれば、上記第1発明に係わるロ
ータコアを容易に製造することができる。
成によれば、薄肉部の溝幅を小とすることができるた
め、コアシートのd,q軸インダクタンスの比Ld /L
q を大きくすることができる。また、外周の接続環が基
本的には不要となるので、外周からの漏れ磁束を小さく
することもできる。従って、十分なリラクタンストルク
を得て、モータ性能の向上を図ることができる。また、
上記第2発明の構成によれば、上記第1発明に係わるロ
ータコアを容易に製造することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るリラクタンスモータ
のロータコアの全体構成を示す斜視図および部分拡大図
である。
のロータコアの全体構成を示す斜視図および部分拡大図
である。
【図2】ロータコアの薄肉部の溝形状の一例を示す部分
断面図である。
断面図である。
【図3】ロータコアの薄肉部の溝形状の他の例を示す部
分断面図である。
分断面図である。
【図4】コアシートを積層する際の隣接するコアシート
の対応する薄肉部同士のなす位置関係を示す部分断面図
である。
の対応する薄肉部同士のなす位置関係を示す部分断面図
である。
【図5】ロータコアの薄肉部の溝に永久磁石を埋設状に
形成した例を示す部分断面図である。
形成した例を示す部分断面図である。
【図6】従来の改良されたリラクタンスモータのロータ
コアの一例を示す説明図である。
コアの一例を示す説明図である。
1 コアシート 2 溝 3 薄肉部 4 肉厚部 6 積層体 7 ロータコア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角谷 直之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 横手 静 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 原田 一美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (20)
- 【請求項1】 高透磁率材製のコアシートをロータ軸の
方向に積層してなるリラクタンスモータのロータコアに
おいて、 前記コアシートが、その外周円に対して逆方向に湾曲す
る有底状の溝を凹設してなる多層の薄肉部を有すること
を特徴とするリラクタンスモータのロータコア。 - 【請求項2】 前記薄肉部の溝を、円弧状に形成した請
求項1記載のリラクタンスモータのロータコア。 - 【請求項3】 前記薄肉部の溝を、コアシートの両面に
形成した請求項1または2記載のリラクタンスモータの
ロータコア。 - 【請求項4】 前記薄肉部の溝を、コアシートの片面に
形成した請求項1または2記載のリラクタンスモータの
ロータコア。 - 【請求項5】 前記薄肉部の厚みを、コアシートの外周
側ほど大きくした請求項1〜4のいずれかに記載のリラ
クタンスモータのロータコア。 - 【請求項6】 前記薄肉部の溝ピッチを、コアシートの
中央部と外周部とで異なるものとした請求項1〜5のい
ずれかに記載のリラクタンスモータのロータコア。 - 【請求項7】 前記薄肉部の溝ピッチを、コアシートの
中央部から外周部に向けて小さくした請求項6記載のリ
ラクタンスモータのロータコア。 - 【請求項8】 前記薄肉部の厚みを、その溝に沿った方
向で変化させた請求項1〜7のいずれかに記載のリラク
タンスモータのロータコア。 - 【請求項9】 前記薄肉部の溝を、コアシートの表裏で
対向するように形成した請求項3記載のリラクタンスモ
ータのロータコア。 - 【請求項10】 前記薄肉部の溝を、コアシートの表裏
で交互の位置となるように形成した請求項3記載のリラ
クタンスモータのロータコア。 - 【請求項11】 前記薄肉部の溝深さを、コアシートの
厚みの1/2以上となした請求項10記載のリラクタン
スモータのロータコア。 - 【請求項12】 前記薄肉部の溝の横断面が、溝底面が
狭幅の台形状となるように形成した請求項1〜11のい
ずれかに記載のリラクタンスモータのロータコア。 - 【請求項13】 前記薄肉部の溝の横断面底部にアール
をつけた請求項1〜12のいずれかに記載のリラクタン
スモータのロータコア。 - 【請求項14】 コアシートを積層する際に、隣接する
コアシートの対応する薄肉部同士が上下で同一の位置と
なるようになした請求項1〜13のいずれかに記載のリ
ラクタンスモータのロータコア。 - 【請求項15】 コアシートを積層する際に、隣接する
コアシートの対応する薄肉部同士が上下で交互の位置と
なるようになした請求項1〜13のいずれかに記載のリ
ラクタンスモータのロータコア。 - 【請求項16】 前記薄肉部の溝に永久磁石を埋設状に
形成した請求項1〜15のいずれかに記載のリラクタン
スモータのロータコア。 - 【請求項17】 高透磁率材製のコアシートをロータ軸
の方向に積層してなるリラクタンスモータのロータコア
の製造方法において、 コアシートに、その外周円に対して逆方向に湾曲する有
底状の溝を凹設することによって多層の薄肉部を形成し
たうえで、隣接するコアシートの対応する薄肉部同士が
所定の位置関係をなすように前記コアシートを積層した
状態で互いに固定したことを特徴とするリラクタンスモ
ータのロータコアの製造方法。 - 【請求項18】 前記薄肉部の溝をプレス加工により形
成した請求項17記載のリラクタンスモータのロータコ
アの製造方法。 - 【請求項19】 前記薄肉部の溝を切削加工により形成
した請求項17記載のリラクタンスモータのロータコア
の製造方法。 - 【請求項20】 前記薄肉部の溝をレーザ加工により形
成した請求項17記載のリラクタンスモータのロータコ
アの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8266857A JPH10112965A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | リラクタンスモータのロータコアとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8266857A JPH10112965A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | リラクタンスモータのロータコアとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10112965A true JPH10112965A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17436631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8266857A Pending JPH10112965A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | リラクタンスモータのロータコアとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10112965A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007110880A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Mitsui High Tec Inc | 積層鉄心及びその製造方法 |
JP2009247096A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Jfe Steel Corp | リラクタンスモータの回転子 |
JP2012165490A (ja) * | 2011-02-03 | 2012-08-30 | Asmo Co Ltd | ロータ及びブラシレスモータ |
JP2012187003A (ja) * | 2012-07-05 | 2012-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導電動機 |
EP2961039A1 (de) * | 2014-06-23 | 2015-12-30 | Siemens Aktiengesellschaft | Mechanisch stabilisierter Rotor für einen Reluktanzmotor |
JP2021114868A (ja) * | 2020-01-21 | 2021-08-05 | 三菱電機株式会社 | 電気機械の積層鉄心の製造方法および電気機械の製造方法 |
JP2021168574A (ja) * | 2020-04-13 | 2021-10-21 | 日本製鉄株式会社 | 電磁鋼板および回転電機用コア |
-
1996
- 1996-10-08 JP JP8266857A patent/JPH10112965A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105281453A (zh) * | 2014-06-23 | 2016-01-27 | 西门子公司 | 用于磁阻电机的机械稳定的转子 |
US9800103B2 (en) | 2014-06-23 | 2017-10-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Mechanically stabilized rotor for a reluctance motor |
CN105281453B (zh) * | 2014-06-23 | 2018-11-09 | 西门子公司 | 用于磁阻电机的机械稳定的转子 |
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