JPH10112806A - 画像処理方法およびその装置 - Google Patents

画像処理方法およびその装置

Info

Publication number
JPH10112806A
JPH10112806A JP8266406A JP26640696A JPH10112806A JP H10112806 A JPH10112806 A JP H10112806A JP 8266406 A JP8266406 A JP 8266406A JP 26640696 A JP26640696 A JP 26640696A JP H10112806 A JPH10112806 A JP H10112806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
red
blue
color
black
white
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8266406A
Other languages
English (en)
Inventor
Anki You
安麒 葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8266406A priority Critical patent/JPH10112806A/ja
Publication of JPH10112806A publication Critical patent/JPH10112806A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像を指定色と黒とから2色画像に変
換する画像処理において、変換時に黒線の両側に発生し
た色ずれを補正する。 【解決手段】 カラー画像を構成する各画素に対し所定
の条件式を演算し、条件式を満足するか否かにより赤を
識別したり赤でない旨の識別処理を色検出手段20で行
い、指定色でないと識別された画像に対して、それらの
光量に基づいて輝度値を計算し、その輝度値が閾値より
大きいときは白、そうでないときは黒とする識別処理を
白黒判定手段30で行い、カラー画像を構成する各画素
に対して、対象画素を中心として識別された各画素の色
によるマトリックスを構築し、横、縦、斜めの8方向に
各々対象画素を3番目の要素して4つの要素で構成する
リニアパターンを抽出し、予め設定した基準パターンと
比較し、一致したパターンがあり、かつ対象画素が指定
色であれば黒に補正し、黒であれば指定色に色ずれ補正
手段40で補正処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像を指定
色と黒とから2色画像に変換するデジタル画像処理機能
を持つ複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像処理方
法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像を赤、緑、青の3色に分解し
て、その内の赤と緑のデータによって、赤/黒の画像に
変換する方法、あるいは青と赤のデータによって青/黒
の2色画像に変換する方法は、赤/黒、あるいは青/黒
の2色複写機で使われている。この場合の色の分離方法
は、赤と緑のデータによって赤、黒、白の判定範囲を設
定し、赤/黒の2色画像を生成し、また、青と赤のデー
タによって青、黒、白の判定範囲を設定して、青/黒の
2色画像を生成することが行われ、色ずれに対しては、
1画素の色ずれに対応する補正方法が採用されていた。
【0003】しかし、従来の色分離方法では、色判断の
領域は、白黒判断の領域に連動している。これによっ
て、色判断の領域が広がると、白判定の領域が狭くな
る。白として認識すべき部分は黒として判定され、色ず
れ補正ができなくなる。また、色ずれ補正の処理は、1
ドット以下の色ずれを想定して設計したものなので、1
ドット以上の色ずれに対して対応できない。
【0004】そこで、本出願人は、特願平6−0898
79号明細書において、赤と緑のデータによって、赤、
黒、白の判定範囲を設定して、赤/黒の2色画像を生成
し、また、青と赤のデータによって同じく赤、黒、白の
判定範囲を設定し、青/黒の2色画像を生成することを
提案した。色ずれに対しては、2画素までの色ずれに対
応する補正方法を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の2色分離方法における色ずれの補正については、黒
べたと白地、黒線と白地、色べたと白地、そして色線と
白地の間の色ずれを想定して補正処理を行っているた
め、黒線の両側と白地の間に同時に発生した色ずれには
対応することができなかった。
【0006】そこで、本発明の第1の目的は、上述した
特願平6−089879号明細書において提案された画
像処理装置の原理を応用し、カラー画像を指定色と黒と
から2色画像に変換する画像処理において、黒線の両側
に発生した色ずれに対しても補正が行えるようにした画
像処理方法を提供することである。
【0007】本発明の第2の目的は、カラー画像を指定
色と黒とから2色画像に変換する画像処理装置におい
て、黒線の両側に発生した色ずれに対しても補正が行え
るように改良を施した画像処理装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明の第1の手段は、カラー画像を赤、
緑、青の3色に分解し、その各々の光量値に基づいて前
記カラー画像を赤、黒を指定色とする2色画像に変換す
る画像処理方法において、赤に対する第1,第2の補正
値および緑に対する閾値を予め設定すると共に、前記カ
ラー画像を構成する各画素に対し、 緑の光量>緑の閾値 ・・・(1) 赤の光量>(緑の光量+赤の第1の補正値) ・・・(2) 赤の光量>(緑の光量+赤の第2の補正値) ・・・(3) を演算し、前記(1)式および前記(2)式が成立し、
あるいは前記(1)式が不成立で前記(3)式が成立す
る画素に対しては赤を識別し、これ以外の画素に対して
は赤でない旨の識別処理を行い、前記指定色が赤の場合
に、赤でないと識別された画像、または前記指定色が青
の場合に、青でないと識別された画像に対して、それぞ
れの赤、緑、青の光量に基づいて輝度値を計算し、その
輝度値が前記輝度に対する予め設定された閾値より大き
いときは白、そうでないときは黒とする識別処理を行
い、前記カラー画像を構成する各画素に対して、対象画
素を中心として識別された各画素の色による5×5のマ
トリックスを構築した後に、横、縦、斜めの8方向に各
々対象画素を3番目の要素して第1要素から第4要素の
4つの要素で構成するリニアパターンを抽出し、予め設
定した複数の基準パターンと比較し、一致したパターン
があり、かつ対象画素が指定色であれば黒に補正し、黒
であれば指定色に補正処理を行い、前記指定色が赤の場
合に、前記第1要素から第4要素までの順番で、 (a)赤、赤、黒、白 (b)黒、黒、赤、白 (c)白、黒、赤、白 (d)黒、赤、赤、白 (e)白、赤、赤、黒 (f)赤、黒、赤、白 となる6つのパターンを色ずれ補正の基準パターンとし
て前記リニアパターンと比較している。
【0009】上記の第1の目的を達成するために、本発
明の第2の手段は、カラー画像を赤、緑、青の3色に分
解し、その各々の光量値に基づいて前記カラー画像を
青、黒を指定色とする2色画像に変換する画像処理方法
において、青に対する第1,第2の補正値および赤に対
する閾値を予め設定すると共に、前記カラー画像を構成
する各画素に対し、 赤の光量>赤の閾値 ・・・(4) 青の光量>(赤の光量+青の第1の補正値) ・・・(5) 青の光量>(赤の光量+青の第2の補正値) ・・・(6) を演算し、前記(4)式および前記(5)式が成立し、
あるいは前記(4)式が不成立で前記(6)式が成立す
る画素に対しては青を識別し、これ以外の画素に対して
は青でない旨の識別処理を行い、前記指定色が赤の場合
に、赤でないと識別された画像、または前記指定色が青
の場合に、青でないと識別された画像に対して、それぞ
れの赤、緑、青の光量に基づいて輝度値を計算し、その
輝度値が前記輝度に対する予め設定された閾値より大き
いときは白、そうでないときは黒とする識別処理を行
い、前記カラー画像を構成する各画素に対して、対象画
素を中心として識別された各画素の色による5×5のマ
トリックスを構築した後に、横、縦、斜めの8方向に各
々対象画素を3番目の要素して第1要素から第4要素の
4つの要素で構成するリニアパターンを抽出し、予め設
定した複数の基準パターンと比較し、一致したパターン
があり、かつ対象画素が指定色であれば黒に補正し、黒
であれば指定色に補正処理を行い、前記指定色が青の場
合に、前記第1要素から第4要素までの順番で、 (g)青、青、黒、白 (h)黒、黒、青、白 (i)白、黒、青、白 (j)黒、青、青、白 (k)白、青、青、黒 (l)青、黒、青、白 となる6つのパターンを色ずれ補正の基準パターンとし
て前記リニアパターンと比較している。
【0010】本発明の第3の手段は、第1の手段におけ
る色ずれの基準パターンが、 (m)黒、黒、赤、黒 (n)白、黒、赤、黒 の2つのパターンを更に有している。
【0011】本発明の第4の手段は、第2の手段におけ
る色ずれの基準パターンが、 (o)黒、黒、青、黒 (p)白、黒、青、黒 の2つのパターンを更に有している。
【0012】上記の第2の目的を達成するために、本発
明の第5の手段は、カラー画像を赤、緑、青の3色に分
解し、その各々の光量値に基づいて前記カラー画像を
赤、黒を指定色とする2色画像に変換する画像処理装置
において、赤に対する第1,第2の補正値および緑に対
する閾値を予め設定すると共に、前記カラー画像を構成
する各画素に対し、上記の(1)ないし(3)式を演算
する機能を備え、前記(1)式および前記(2)式が成
立し、あるいは前記(1)式が不成立で前記(3)式が
成立する画素に対しては赤を識別し、これ以外の画素に
対しては赤でないと識別する色検出手段と、前記指定色
が赤の場合に、赤でないと識別された画像、または前記
指定色が青の場合に、青でないと識別された画像に対し
て、それぞれの赤、緑、青の光量に基づいて輝度値を計
算し、その輝度値が前記輝度に対する予め設定された閾
値より大きいときは白、そうでないときは黒と判定する
色判定手段と、前記カラー画像を構成する各画素に対し
て、対象画素を中心として識別された各画素の色による
5×5のマトリックスを構築した後に、横、縦、斜めの
8方向に各々対象画素を3番目の要素して第1要素から
第4要素の4つの要素で構成するリニアパターンを抽出
し、予め設定した複数の基準パターンと比較し、一致し
たパターンがあり、かつ対象画素が指定色であれば黒に
補正し、黒であれば指定色に補正処理を行い、前記指定
色が赤の場合に、前記第1要素から第4要素までの順番
で、上記(a)ないし(f)の6つのパターンを色ずれ
補正の基準パターンとして前記リニアパターンと比較す
る色補正手段とを有している。
【0013】上記の第2の目的を達成するために、本発
明の第6の手段は、カラー画像を赤、緑、青の3色に分
解し、その各々の光量値に基づいて前記カラー画像を
青、黒を指定色とする2色画像に変換する画像処理装置
において、青に対する第1,第2の補正値および赤に対
する閾値を予め設定すると共に、前記カラー画像を構成
する各画素に対し、上記(4)ないし(6)式を演算す
る機能を備え、前記(4)式および前記(5)式が成立
し、あるいは前記(4)式が不成立で前記(6)式が成
立する画素に対しては青と判定し、これ以外の画素に対
しては青でないと識別する色検出手段と、前記指定色が
赤の場合に、赤でないと判定された画像、または前記指
定色が青の場合に、青でないと判定された画像に対し
て、それぞれの赤、緑、青の光量に基づいて輝度値を計
算し、その輝度値が前記輝度に対する予め設定された閾
値より大きいときは白、そうでないときは黒と判定する
色判定手段と、前記カラー画像を構成する各画素に対し
て、対象画素を中心として判定された各画素の色による
5×5のマトリックスを構築した後に、横、縦、斜めの
8方向に各々対象画素を3番目の要素して第1要素から
第4要素の4つの要素で構成するリニアパターンを抽出
し、予め設定した複数の基準パターンと比較し、一致し
たパターンがあり、かつ対象画素が指定色であれば黒に
補正し、黒であれば指定色に補正処理を行い、前記指定
色が青の場合に、前記第1要素から第4要素までの順番
で、上記(g)ないし(l)の6つのパターンを色ずれ
補正の基準パターンとして前記リニアパターンと比較す
る色補正手段とを有している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は本発明による画像処理装置の概略構
成を示すブロック図、図2は赤/黒モードの赤の分離領
域を説明する説明図、図3は青/黒モードの青の分離領
域を説明する説明図、図4は赤/黒モードにおいてカラ
ー画像から赤と見られる色を検出する場合の判定方法を
示す説明図、図5は青/黒モードにおいてカラー画像か
ら青と見られる色を検出する場合の判定方法を示す説明
図、図6は色でないと判定された画素に対し、白黒判定
を行うための判定基準を示す説明図、図7は5×5マト
リックスの構築例を示す説明図、図8は図7のマトリッ
クスの中から各方向に抽出したリニアパターンの構成例
を示す説明図である。
【0016】図1に示すように、本発明の画像処理装置
は3つの手段、即ち、赤、緑、青の3色を含む画像デー
タの色を検出し、色であるデータと色でないデータとに
分けて出力する色検出手段20と、この色検出手段20
からの色でないデータが白か黒に属するか否かを判定す
る白黒判定手段30と、色検出手段20からの色である
データおよび白黒判定手段30からの白黒データに基づ
いて色ずれ補正を行い2色画像データを得る色ずれ補正
手段40とから構成されている。ここで、各手段の処理
内容を説明すれば、以下の如くである。
【0017】(i)色検出手段20における処理 色検出手段20の処理は、カラー画像を赤、緑、青の3
色に分解して、指定色が赤(すなわち赤/黒モード)の
場合、各画素に対して赤および緑の光量によって判断を
し、指定色が青(すなわち青/黒モード)の場合に、各
画素に対して青および赤の光量によって判断をする。赤
/黒モードまたは青/黒モードに対して色を識別する範
囲は、補正値または閾値により調整できる。赤/黒モー
ドと青/黒モードの色分離の領域を示したのが、図2お
よび図3である。図2において、縦軸は緑の光量信号の
諧調を8ビットで表し、横軸は赤の光量信号の諧調を同
じく8ビットで表している。図3において、縦軸は赤の
光量信号の諧調をそして横軸は青の光量信号の諧調をそ
れぞれ8ビットで表している。
【0018】ここで、赤/黒モードにおいて、カラー画
像から赤と見られる色を検出する方法について説明す
る。
【0019】赤の検出範囲を定めるため、赤に対する第
1,第2の2つの補正値(補正値〔1〕、補正値
〔2〕)と緑に対する閾値を予め設定しておく。分解さ
れたカラー画像の赤、緑、青の3色の光量信号から赤と
緑の光量信号を取り出す。これらの光量信号を以下に示
す(1)式〜(3)式に基づいて計算し、得られた結果
により赤か否かを判定する。判定の具体的な方法を示し
たのが図4であり、3つの式で得られた結果を勘案し、
これによって対象画素が赤であるか、否かの識別結果が
得られる。すなわち、(1)式と(3)式が成立し、か
つ(2)式が無関係な時に対象画素(注目画素)が赤で
あると判定する。
【0020】G>KG ・・・(1) R>(G+KR1) ・・・(2) R>(G+KR2) ・・・(3) ここで、Gは緑の光量信号、Rは赤の光量信号、KG は
緑の閾値、KR1は赤の補正値〔1〕(第1の補正値)、
KR2は赤の補正値〔2〕(第2の補正値)である。
【0021】次に、青/黒モードにおいて、カラー画像
から青と見られる色を検出する方法について説明する。
まず、青の検出範囲を定めるため、青に対する第1,第
2の2つの補正値(補正値〔1〕と補正値〔2〕)と赤
に対する閾値を予め設定しておく。
【0022】分解されたカラー画像の赤、緑、青の3色
の光量信号から、青と赤の光量信号を取り出す。これら
の光量信号を以下の(4)〜(6)式に基づいて計算
し、得られた結果から青か否かを判定する。判定の具体
的な方法は図5に示す如くであり、赤の場合と同様に、
3つの式で得られた結果を勘案して判定する。これによ
って、対象画素が青であるか否かの識別結果が得られ
る。
【0023】R>KR ・・・(4) B>(R+KB1) ・・・(5) B>(R+KB2) ・・・(6) ここで、Bは青の光量信号、Rは赤の光量信号、KR は
赤の閾値、KB1は青の補正値〔1〕、KB2は青の補正値
〔2〕である。
【0024】(ii)白黒判定手段30における処理 色検出手段20において、赤/黒モードにおいて赤でな
い、又は青/黒モードにおいて青でないと判定された画
素に対し、その画素の輝度によって白か黒かを判定す
る。この判定に用いる計算式は図6に示す如くであり、
輝度に対する白黒判定の閾値Kthを基に行われる。
【0025】(iii)色ずれ補正手段40における処
理 カラー画像から赤/黒、あるいは青/黒の2色画素に変
換する処理は、上記した色検出手段20および白黒判定
手段30により処理する。しかし、読取系の照明ムラ、
CCD(電荷結合素子)のラインの位置ずれ等の原因に
より、変換された2色画像に色ずれが発生する可能性が
ある。この色ずれは、特に画像のエッジ部で発生し易
い。そこで、色の識別処理が終わった画素について対象
画素の周辺の画素をチエックし、この画素の色ずれ状況
を判定して補正を行う。
【0026】この補正方法としては、対象画素を中心画
素として、同一ラインの左右の夫々2画素および主走査
方向の前後の夫々2ラインの同一位置の画素の合計25
画素によって5×5のマトリックスを図7の(a)に示
す様に構築し、その中から縦、横、斜めの8方向に対象
画素を3番目の要素とし、4つの要素で構成されるリニ
アパターンLPを図7の(b)に示すように、LP1〜
LP8の計8つを抽出する。
【0027】補正の状況を想定して予め設定しておいた
7つの補正パターンに対し、上記抽出した8つのパター
ンは、その1つづつが基準パターンと比較される。その
8つのパターンの中に1つでも基準パターンと一致する
パターンがあれば、色ずれが発生しているものと判断
し、その基準パターンに対応している補正ルールに基づ
いて対象画素に対する補正を実施する。比較の結果、色
ずれが発生していない画素に対しては補正を行わず、上
記した(i)、(ii)の処理による判定結果のまま出
力する。すなわち、8つのパターンの中に1つでも基準
パターンと一致するパターンがあって、対象画素が指定
色であれば、黒に補正し、黒であれば指定色に補正す
る。この場合の補正処理のルールを示したのが図8であ
る。図8において、基準パターンは、No.1〜No.
5までと、No.1〜No.7までの2組と、No.1
〜No.5までとNo.8、No.1〜No.8までの
2組の合計4組がある。また図8において表中の「色」
は指定色を指している。
【0028】次に、図9により上述した方法を実施する
画像処理装置の構成および動作を詳細に説明する。図9
は一実施の形態における画像処理装置の詳細な構成を示
すブロック図である。
【0029】この画像処理装置は、色の検出と色の判定
のための補正値、閾値などの特性データを保存するレジ
スタ部1、入力データ信号を選択する入力選択部2、入
力された2つの色データに基づいて、色として識別する
か否かを決める色検出部3、画素ごとに輝度値を計算す
る輝度計算部4、レジスタ部1からの輝度の閾値を読み
込み、色検出部3および輝度計算部4からのデータに基
づいて画素毎に、色、黒、白の判定を行う色判定部5、
色判定部5からの色判定結果に基づいてマトリックスを
組むマトリックス生成部6、このマトリックス生成部6
からのパターンと基準パターンとを比較するためのパタ
ーンマッチング部7、基準パターンと一致しているパタ
ーンに対して対象画素に対する補正を行う色ずれ補正部
8、そして出力のタイミングを調整するタイミング調整
部9から構成されている。
【0030】レジスタ部1には、画像処理のモードの設
定による外部からの特性データが書き込まれる。赤/黒
モードの場合に、赤を検出するための赤の補正値〔1〕
と補正値〔2〕、緑の閾値が、青/黒モードの場合に、
青を検出するための青の補正値〔1〕と補正値〔2〕、
そして赤の閾値が、予め外部からセットされ、それらデ
ータを保存する。これ以外に、色分離のモードのデータ
と、白黒を判定するための輝度の閾値もセットされてい
る。
【0031】入力選択部2は、レジスタ部1で設定され
ているモードのデータに基づいて、入力された入力され
たカラー画像の赤、緑、青の3つの光量の8ビットデー
タの内、2つの信号データを選択して、色検出部3に出
力する。このとき、赤/黒モードの場合に赤と緑のデー
タを、青/黒モードの場合に青と赤のデータを、それぞ
れ選択して出力する。
【0032】色検出部3では、レジスタ部1からの指定
色の補正値〔1〕と補正値〔2〕、閾値のデータ、そし
て入力選択部2から入力された画像データを、上述に色
の検出方法に基づいて、画素毎に、指定の色であるか否
かを検出処理を行い、色検出の結果は色判定部5に出力
する。
【0033】輝度計算部4は、入力されたカラー画像の
赤、緑、青の8ビットの画像データに対し、画素毎に輝
度値を計算し、その計算結果を色判定部6およびタイミ
ング調整部10へ出力する。
【0034】色判定部5は、レジスタ部1から輝度の閾
値を読み込み、色検出部3および輝度計算部4から与え
られるデータに基づいて、画素毎に色、黒、白の判定処
理を行うもので、その処理結果はマトリックス生成部6
へ送出される。
【0035】マトリックス生成部6は、色判定部5の色
判定の結果を入力とし、ここで5ライン分の画素をとり
込み、各ラインから5画素分を引き出し、5×5のマト
リックスを構築し、その中から縦、横、斜めの各方向へ
対象画素を3番目の要素として4つの要素で構成するリ
ニアパターンを図7の(b)に示したような8つのパタ
ーンで抽出する。この8つのパターンはパターンマッチ
ング部7へ出力される。
【0036】パターンマッチング部7は、マトリックス
生成部6からの8つのパターンに対し、予め設定した基
準パターンと1つずつ比較し、その比較結果である一致
か不一致かのデータを色ずれ補正部8へ送出する。
【0037】色ずれ補正部8では、パターンマッチング
部7の結果に基づいて色ずれ補正を行うか否かを判定す
る機能を有しており、基準パターンと一致しているパタ
ーンに対し、図8に示す補正に従って対象画素に対する
補正処理を行う。補正処理後の画素データは外部に出力
される。基準パターンと一致していないパターンに対し
ては、対象画素に対する補正処理は行わず、そのまま2
色データとして出力する。
【0038】タイミング調整部9は、色ずれ補正部8の
出力に対する遅れをなくすため、輝度計算部44からの
入力データに対して、タイミング調整しながら外部に輝
度データを出力する。
【0039】次に、この図9の構成に動作を具体的に説
明する。
【0040】この実施の形態における2色複写機は、赤
/黒の2色と青/黒の2色の2つのモードで立ち上がる
ことができ、そのモードセットは設置されている色トナ
ーの種類に応じて自動的に行われる形式のものを使用す
るとする。モードのデータに基づいて、レジスタ部1に
は各種の特性値が書き込まれる。カラー画像は、画素毎
に、赤、緑、青の3色に分解される。この3色の光量を
表すデータは256階調のデータとして輝度計算部4に
入力される。
【0041】入力選択部2では、レジスタ部1から読み
込んだモードデータを参照して、赤/黒モードであるな
らば、赤と緑を選択し、青/黒モードであるならば、青
と赤のデータを選択して、色検出部3に出力する。
【0042】色検出部3では、レジスタ部1からの補正
値〔1〕,〔2〕、および緑閾値の各データに基づい
て、入力された画像データが指定の色であるか否かの検
出処理を行い、その結果を色判定部5へ出力する。
【0043】輝度計算部4では、入力されたカラー画像
の赤、緑、青の8ビットの画像データに対し、画素毎に
輝度値を計算し、その計算結果を色判定部4およびタイ
ミング調整部9へ出力する。
【0044】色判定部5では、レジスタ部1から輝度の
閾値を読み込み、色検出部3および輝度計算部4からそ
れぞれ与えられるデータに基づいて、画素毎に色、黒、
白の判定処理を実行し、その結果をマトリックス生成部
6へ送出する。
【0045】マトリックス生成部6においては、色判定
部4の色判定結果を入力とし、対象画素に対して上記し
たように5×5のマトリックスを構築し、その中から8
つのリニアパターンを抽出する。抽出された8つのパタ
ーンは、パターンマッチング部7に出力される。
【0046】パターンマッチング部7では、マトリック
ス生成部7からの8つのパターンを入力として、切替え
できる2組の基準パターンから予め設定した1組の基準
パターンとの比較が1つづつ比較する。その比較結果で
ある一致か不一致かのデータは、色ずれ補正部8へ送出
される。
【0047】色ずれ補正部8では、パターンマッチング
部8の結果に基づいて色ずれ補正を行うか否かを判定す
る。そして基準パターンと一致するパターンに対して
は、図8の様にして対象画素に対する補正処理を実行す
る。この補正された画素データは2色データとして不図
示の外部回路(または装置)へ送出される。一方、基準
パターンに一致しないパターンに対しては、対象画素に
対する補正処理は行わず、無補正のまま2色データとし
て出力される。
【0048】更に、タイミング調整部10では、色ずれ
補正部9の出力との間で遅延をなくすため、輝度計算部
4からの入力された輝度データに対して、タイミング調
整をして輝度データとして外部に出力する。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、赤、赤、黒、白;黒、黒、赤、
白;白、黒、赤、白;黒、赤、赤、白;白、赤、赤、
黒;赤、黒、赤、白の6つのパターンを色ずれ補正の基
準パターンとし、これらとリニアパターンとを比較する
ようにしているので、指定色が赤の場合に、黒線の両側
と発生する色ずれを補正することができ、鮮明な赤と黒
の画像を得ることができる。
【0050】また、請求項2記載の発明によれば、青、
青、黒、白;黒、黒、青、白;白、黒、青、白;黒、
青、青、白;白、青、青、黒;青、黒、青、白の6つの
パターンを色ずれ補正の基準パターンとし、これらとリ
ニアパターンとを比較するようにしているので、指定色
が青の場合に、黒線の両側と発生する色ずれを補正する
ことができ、鮮明な青と黒の画像を得ることができる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明における色ずれ補正の基準パターンに、更に
黒、黒、赤、黒と白、黒、赤、黒の2つのパターンを加
えているので、一層確実に黒線の両側と発生する色ずれ
を補正し、鮮明な赤と黒の画像を得ることができる。
【0052】請求項4記載の発明によれば、請求項2記
載の発明における色ずれ補正の基準パターンに、更に
黒、黒、青、黒と白、黒、青、黒の2つのパターンを加
えているので、一層確実に黒線の両側と発生する色ずれ
を補正し、鮮明な赤と黒の画像を得ることができる。
【0053】請求項5記載の発明によれば、色検出手
段、白黒判定手段そして色補正手段とを設けることによ
り、請求項1記載の発明における6つの色ずれ補正の基
準パターンとリニアパターンとを比較することができ、
黒線の両側に発生する色ずれを確実に補正する画像処理
装置を提供することができる。
【0054】請求項6記載の発明によれば、色検出手
段、白黒判定手段そして色補正手段とを設けることによ
り、請求項2記載の発明における6つの色ずれ補正の基
準パターンとリニアパターンとを比較することができ、
黒線の両側に発生する色ずれを確実に補正する画像処理
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の一実施の形態における
概略構成を示すブロック図である。
【図2】赤/黒モードにおける赤の分離領域を説明する
説明図である。
【図3】青/黒モードにおける青の分離領域を説明する
説明図である。
【図4】赤/黒モードにおいてカラー画像から赤と見ら
れる色を検出する場合の判定方法を示す説明図である。
【図5】青/黒モードにおいてカラー画像から青と見ら
れる色を検出する場合の判定方法を示す説明図である。
【図6】実施の形態における色検出手段において、色で
ないと判定された画素に対し、白黒判定を行うための判
定基準を示す説明図である。
【図7】実施の形態における5×5マトリックスの構築
例を示す説明図である。
【図8】図7のマトリックスの中から各方向に抽出した
リニアパターンの構成例を示す説明図である。
【図9】本発明の画像処理装置の一実施の形態における
詳細構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 レジスタ部 2 入力選択部 3 色検出部 4 輝度計算部 5 色判定部 6 マトリックス生成部 7 パターンマッチング部 8 色ずれ補正部 9 タイミング調整部 20 色検出手段 30 白黒判定手段 40 色ずれ補正手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像を赤、緑、青の3色に分解
    し、その各々の光量値に基づいて前記カラー画像を赤、
    黒を指定色とする2色画像に変換する画像処理方法にお
    いて、 赤に対する第1,第2の補正値および緑に対する閾値を
    予め設定すると共に、前記カラー画像を構成する各画素
    に対し、 緑の光量>緑の閾値 ・・・(1) 赤の光量>(緑の光量+赤の第1の補正値) ・・・(2) 赤の光量>(緑の光量+赤の第2の補正値) ・・・(3) を演算し、前記(1)式および前記(2)式が成立し、
    あるいは前記(1)式が不成立で前記(3)式が成立す
    る画素に対しては赤を識別し、これ以外の画素に対して
    は赤でない旨の識別処理を行い、 前記指定色が赤の場合に、赤でないと識別された画像、
    または前記指定色が青の場合に、青でないと識別された
    画像に対して、それぞれの赤、緑、青の光量に基づいて
    輝度値を計算し、その輝度値が前記輝度に対する予め設
    定された閾値より大きいときは白、そうでないときは黒
    とする識別処理を行い、 前記カラー画像を構成する各画素に対して、対象画素を
    中心として識別された各画素の色による5×5のマトリ
    ックスを構築した後に、横、縦、斜めの8方向に各々対
    象画素を第3番目の要素として第1から第4番目の第1
    要素から第4要素の4つの要素で構成するリニアパター
    ンを抽出し、予め設定した複数の基準パターンと比較
    し、一致したパターンがあり、かつ対象画素が指定色で
    あれば黒に補正し、黒であれば指定色に補正処理を行
    い、 前記指定色が赤の場合に、前記第1要素から第4要素ま
    での順番が、 (a)赤、赤、黒、白 (b)黒、黒、赤、白 (c)白、黒、赤、白 (d)黒、赤、赤、白 (e)白、赤、赤、黒 (f)赤、黒、赤、白 となる6つのパターンを色ずれ補正の基準パターンとし
    て前記リニアパターンと比較することを特徴とする画像
    処理方法。
  2. 【請求項2】 カラー画像を赤、緑、青の3色に分解
    し、その各々の光量値に基づいて前記カラー画像を青、
    黒を指定色とする2色画像に変換する画像処理方法にお
    いて、 青に対する第1,第2の補正値および赤に対する閾値が
    を予め設定すると共に、前記カラー画像を構成する各画
    素に対し、 赤の光量>赤の閾値 ・・・(4) 青の光量>(赤の光量+青の第1の補正値) ・・・(5) 青の光量>(赤の光量+青の第2の補正値) ・・・(6) を演算し、前記(4)式および前記(5)式が成立し、
    あるいは前記(4)式が不成立で前記(6)式が成立す
    る画素に対しては青を識別し、これ以外の画素に対して
    は青でない旨の識別処理を行い、 前記指定色が赤の場合に、赤でないと識別された画像、
    または前記指定色が青の場合に、青でないと識別された
    画像に対して、それぞれの赤、緑、青の光量に基づいて
    輝度値を計算し、その輝度値が前記輝度に対する予め設
    定された閾値より大きいときは白、そうでないときは黒
    とする識別処理を行い、 前記カラー画像を構成する各画素に対して、対象画素を
    中心として識別された各画素の色による5×5のマトリ
    ックスを構築した後に、横、縦、斜めの8方向に各々対
    象画素を第3番目の要素として第1から第4番目の第1
    要素から第4要素の4つの要素で構成するリニアパター
    ンを抽出し、予め設定した複数の基準パターンと比較
    し、一致したパターンがあり、かつ対象画素が指定色で
    あれば黒に補正し、黒であれば指定色に補正処理を行
    い、 前記指定色が青の場合に、前記第1要素から第4要素ま
    での順番が、 (g)青、青、黒、白 (h)黒、黒、青、白 (i)白、黒、青、白 (j)黒、青、青、白 (k)白、青、青、黒 (l)青、黒、青、白 となる6つのパターンを色ずれ補正の基準パターンとし
    て前記リニアパターンと比較することを特徴とする画像
    処理方法。
  3. 【請求項3】 前記色ずれの基準パターンは、更に、 (m)黒、黒、赤、黒 (n)白、黒、赤、黒 の2つのパターンを有することを特徴とする請求項1記
    載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記色ずれの基準パターンは、更に、 (o)黒、黒、青、黒 (p)白、黒、青、黒 の2つのパターンを有することを特徴とする請求項1記
    載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 カラー画像を赤、緑、青の3色に分解
    し、その各々の光量値に基づいて前記カラー画像を赤、
    黒を指定色とする2色画像に変換する画像処理装置にお
    いて、 赤に対する第1,第2の補正値および緑に対する閾値を
    予め設定すると共に、前記カラー画像を構成する各画素
    に対し、 緑の光量>緑の閾値 ・・・(1) 赤の光量>(緑の光量+赤の第1の補正値) ・・・(2) 赤の光量>(緑の光量+赤の第2の補正値) ・・・(3) を演算する機能を備え、前記(1)式および前記(2)
    式が成立し、あるいは前記(1)式が不成立で前記
    (3)式が成立する画素に対しては赤を識別し、これ以
    外の画素に対しては赤でないと識別する色検出手段と、 前記指定色が赤の場合に、赤でないと識別された画像、
    または前記指定色が青の場合に、青でないと識別された
    画像に対して、それぞれの赤、緑、青の光量に基づいて
    輝度値を計算し、その輝度値が前記輝度に対する予め設
    定された閾値より大きいときは白、そうでないときは黒
    と判定する色判定手段と、 前記カラー画像を構成する各画素に対して、対象画素を
    中心として識別された各画素の色による5×5のマトリ
    ックスを構築した後に、横、縦、斜めの8方向に各々対
    象画素を第3番目の要素として第1から第4番目の第1
    要素から第4要素の4つの要素で構成するリニアパター
    ンを抽出し、予め設定した複数の基準パターンと比較
    し、一致したパターンがあり、かつ対象画素が指定色で
    あれば黒に補正し、黒であれば指定色に補正処理を行
    い、前記指定色が赤の場合に、前記第1要素から第4要
    素までの順番が、 (a)赤、赤、黒、白 (b)黒、黒、赤、白 (c)白、黒、赤、白 (d)黒、赤、赤、白 (e)白、赤、赤、黒 (f)赤、黒、赤、白 となる6つのパターンを色ずれ補正の基準パターンとし
    て前記リニアパターンと比較する色補正手段と、を有す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 カラー画像を赤、緑、青の3色に分解
    し、その各々の光量値に基づいて前記カラー画像を青、
    黒を指定色とする2色画像に変換する画像処理装置にお
    いて、 青に対する第1,第2の補正値および赤に対する閾値を
    予め設定すると共に、前記カラー画像を構成する各画素
    に対し、 赤の光量>赤の閾値 ・・・(4) 青の光量>(赤の光量+青の第1の補正値) ・・・(5) 青の光量>(赤の光量+青の第2の補正値) ・・・(6) を演算する機能を備え、前記(4)式および前記(5)
    式が成立し、あるいは前記(4)式が不成立で前記
    (6)式が成立する画素に対しては青と判定し、これ以
    外の画素に対しては青でないと識別する色検出手段と、 前記指定色が赤の場合に、赤でないと判定された画像、
    または前記指定色が青の場合に、青でないと判定された
    画像に対して、それぞれの赤、緑、青の光量に基づいて
    輝度値を計算し、その輝度値が前記輝度に対する予め設
    定された閾値より大きいときは白、そうでないときは黒
    と判定する色判定手段と、 前記カラー画像を構成する各画素に対して、対象画素を
    中心として判定された各画素の色による5×5のマトリ
    ックスを構築した後に、横、縦、斜めの8方向に各々対
    象画素を第3番目の要素として第1から第4番目の第1
    要素から第4要素の4つの要素で構成するリニアパター
    ンを抽出し、予め設定した複数の基準パターンと比較
    し、一致したパターンがあり、かつ対象画素が指定色で
    あれば黒に補正し、黒であれば指定色に補正処理を行
    い、前記指定色が青の場合に、前記第1要素から第4要
    素までの順番が、 (g)青、青、黒、白 (h)黒、黒、青、白 (i)白、黒、青、白 (j)黒、青、青、白 (k)白、青、青、黒 (l)青、黒、青、白 となる6つのパターンを色ずれ補正の基準パターンとし
    て前記リニアパターンと比較する色補正手段と、を有す
    ることを特徴とする画像処理装置。
JP8266406A 1996-10-07 1996-10-07 画像処理方法およびその装置 Pending JPH10112806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8266406A JPH10112806A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 画像処理方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8266406A JPH10112806A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 画像処理方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10112806A true JPH10112806A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17430496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8266406A Pending JPH10112806A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 画像処理方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10112806A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3517757B2 (ja) 画像処理装置
US7095889B2 (en) Method of and apparatus for image processing
JP3399486B2 (ja) カラー画像処理装置及び方法
JPH07221971A (ja) 画像処理方法及び装置
JPH0746415A (ja) カラー画像処理方法
JP3633702B2 (ja) 画像処理装置
JP3304427B2 (ja) カラー画像の色ずれ補正装置
JP3599367B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
US6178010B1 (en) Image processing device
JP3618776B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP2848558B2 (ja) カラー画像処理装置
JPH10112806A (ja) 画像処理方法およびその装置
JP2002223369A (ja) 画像処理方法および画像処理装置ならびに画像形成装置
JP2000206756A (ja) 画像処理装置
JP4183799B2 (ja) 画像データ修正方法
JP3614229B2 (ja) 画像処理装置
JP3554012B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2862280B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP2000341549A (ja) カラー画像処理装置
JP3614226B2 (ja) 画像処理装置
JPS62188566A (ja) カラ−画像情報処理装置
JP2618893B2 (ja) カラー画像処理装置
JP3261247B2 (ja) 画像処理システム
JP2780258B2 (ja) 多色原稿読取装置
JPH1058755A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050510