JPH101126A - プラスチックボトル - Google Patents
プラスチックボトルInfo
- Publication number
- JPH101126A JPH101126A JP15132596A JP15132596A JPH101126A JP H101126 A JPH101126 A JP H101126A JP 15132596 A JP15132596 A JP 15132596A JP 15132596 A JP15132596 A JP 15132596A JP H101126 A JPH101126 A JP H101126A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- vertical
- recessed grooves
- row
- grooves
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
- B65D1/0292—Foldable bottles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用済み後のプラスチックボトルの容積減少
を図り、リサイクル過程において折畳み圧潰し易い状態
としたプラスチックボトルを提供する。 【解決手段】 横断面が円乃至楕円形状のプラスチック
ボトルにおいて、該プラスチックボトルには多数の周方
向凹溝を形成すると共に、胴部の縦方向には少なくとも
二条の縦細凹溝又は縦細凸条を、前記周方向凹溝を避け
て断続的に形成したことを特徴とするプラスチックボト
ル。
を図り、リサイクル過程において折畳み圧潰し易い状態
としたプラスチックボトルを提供する。 【解決手段】 横断面が円乃至楕円形状のプラスチック
ボトルにおいて、該プラスチックボトルには多数の周方
向凹溝を形成すると共に、胴部の縦方向には少なくとも
二条の縦細凹溝又は縦細凸条を、前記周方向凹溝を避け
て断続的に形成したことを特徴とするプラスチックボト
ル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチックボトル
に係り、特に、使用済み後のプラスチックボトルの容積
減少を図り、リサイクル過程において折畳み圧潰し易い
状態としたプラスチックボトルに関するものである。
に係り、特に、使用済み後のプラスチックボトルの容積
減少を図り、リサイクル過程において折畳み圧潰し易い
状態としたプラスチックボトルに関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、特開平6−219434
号に開示されている如く、ブロー成形容器において、使
用前及び使用後の保管、運搬等の際にスペースの効率化
を図り、折畳んで容積を減らすようにしたものは知られ
ている。しかしながら、上記発明の角形ブロー成形容器
はその横断面が角形形状であるが故に、折畳み圧潰し易
くするためには、容器胴部の側面に凹条縦溝を設けて谷
折りできるようになし、且つ、底部には凹条部や凸条部
を組合わせ設けて、複雑に谷折り、山折りできるような
構造にしなければならないと云う問題がある。
号に開示されている如く、ブロー成形容器において、使
用前及び使用後の保管、運搬等の際にスペースの効率化
を図り、折畳んで容積を減らすようにしたものは知られ
ている。しかしながら、上記発明の角形ブロー成形容器
はその横断面が角形形状であるが故に、折畳み圧潰し易
くするためには、容器胴部の側面に凹条縦溝を設けて谷
折りできるようになし、且つ、底部には凹条部や凸条部
を組合わせ設けて、複雑に谷折り、山折りできるような
構造にしなければならないと云う問題がある。
【0003】また、このような容器は、使用済み後に圧
潰して一旦平坦状に折畳んでも、圧潰する力を取り去る
と或る程度復元するものであるので、リサイクル過程に
おいてスペースの効率化が充分に達成できない。そこ
で、圧潰した状態のまま口栓部にキャップをして密封す
れば、容器の容積を最小限に抑えることはできるもの
の、容器本体とは異種の材料よりなるキャップが混入さ
れることになるため、再生利用には手間が掛かると云う
問題がある。
潰して一旦平坦状に折畳んでも、圧潰する力を取り去る
と或る程度復元するものであるので、リサイクル過程に
おいてスペースの効率化が充分に達成できない。そこ
で、圧潰した状態のまま口栓部にキャップをして密封す
れば、容器の容積を最小限に抑えることはできるもの
の、容器本体とは異種の材料よりなるキャップが混入さ
れることになるため、再生利用には手間が掛かると云う
問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためのものであって、その要旨は、横断面が円乃至
楕円形状のプラスチックボトルにおいて、該プラスチッ
クボトルには多数の周方向凹溝を形成すると共に、胴部
の縦方向には少なくとも二条の縦細凹溝又は縦細凸条
を、前記周方向凹溝を避けて断続的に形成したことを特
徴とするプラスチックボトルである。
するためのものであって、その要旨は、横断面が円乃至
楕円形状のプラスチックボトルにおいて、該プラスチッ
クボトルには多数の周方向凹溝を形成すると共に、胴部
の縦方向には少なくとも二条の縦細凹溝又は縦細凸条
を、前記周方向凹溝を避けて断続的に形成したことを特
徴とするプラスチックボトルである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき具体的に説明する。図1は、本発明の一実施例を側
面図で示し、図2は、図1のA−A線矢視を拡大断面図
で示し、図3は、図1のB−B線矢視を拡大断面図で示
し、図4は、本発明の他の実施例における縦細凸条を形
成した胴部の横断面を端面図で示す。
づき具体的に説明する。図1は、本発明の一実施例を側
面図で示し、図2は、図1のA−A線矢視を拡大断面図
で示し、図3は、図1のB−B線矢視を拡大断面図で示
し、図4は、本発明の他の実施例における縦細凸条を形
成した胴部の横断面を端面図で示す。
【0006】本発明は、図1乃至図4に示す如く、横断
面が円乃至楕円形状のプラスチックボトル(以下、単に
「ボトル」と云う)において、ボトルには多数の周方向
凹溝12を形成すると共に、胴部1の縦方向には少なく
とも二条の縦細凹溝11−1又は縦細凸条11−2を、
前記周方向凹溝1を避けて断続的に形成したことを特徴
とするものであり、また、プラスチックボトルの底部2
付近に、縦細凹溝11−1又は縦細凸条を逆V字状に配
置して、該逆V字状の頂点から上方へ向かって縦細凹溝
11−1又は縦細凸条11−2を形成したことを特徴と
するものである。 なお、本発明のボトルの材質は、ポ
リエチレンテレフタレートやポリアクリロニトリル等の
熱可塑性プラスチックが好適に使用される。
面が円乃至楕円形状のプラスチックボトル(以下、単に
「ボトル」と云う)において、ボトルには多数の周方向
凹溝12を形成すると共に、胴部1の縦方向には少なく
とも二条の縦細凹溝11−1又は縦細凸条11−2を、
前記周方向凹溝1を避けて断続的に形成したことを特徴
とするものであり、また、プラスチックボトルの底部2
付近に、縦細凹溝11−1又は縦細凸条を逆V字状に配
置して、該逆V字状の頂点から上方へ向かって縦細凹溝
11−1又は縦細凸条11−2を形成したことを特徴と
するものである。 なお、本発明のボトルの材質は、ポ
リエチレンテレフタレートやポリアクリロニトリル等の
熱可塑性プラスチックが好適に使用される。
【0007】上記構成の本発明のボトルを使用済み後に
その径方向から圧潰すれば、容易に平坦状に折畳まれて
容積がきわめて少なくなるので、リサイクル過程におけ
る保管、運搬等の際にスペースの効率化を図ることがで
き、且つ、本発明のボトルは、その軸方向並びに周方向
に対する補強効果が発揮されて、キャッピング工程にお
ける座屈強度や実用的な強度を十分に保持させることが
できるものである。
その径方向から圧潰すれば、容易に平坦状に折畳まれて
容積がきわめて少なくなるので、リサイクル過程におけ
る保管、運搬等の際にスペースの効率化を図ることがで
き、且つ、本発明のボトルは、その軸方向並びに周方向
に対する補強効果が発揮されて、キャッピング工程にお
ける座屈強度や実用的な強度を十分に保持させることが
できるものである。
【0008】
(実施例1)本発明は、図1に側面図で示す如く、ボト
ル胴部1、ボトル底部2、ボトル肩部3及びボトル口栓
部4からなる横断面が円形状のボトルにおいて、前記ボ
トル胴部1には、上方より下方に向け順次、x1〜x9の
9箇所、及び、ボトル底部2の1箇所(x10)に周方向
凹溝12を形成する。また、前記ボトル胴部1の垂直方
向には、図において正面中央にy1列、その対向裏面中
央にy3列、右側端にy2列及び左側端にy4列等の計四
条の縦細凹溝11−1を形成してあり、該縦細凹溝11
−1は、前記周方向凹溝12を避けて断続的に形成され
ている。そして、図2に拡大断面図で示す如く、前記周
方向凹溝12に断続的に直交配列する縦細凹溝11−1
の溝幅が周方向凹溝12より狭いので、溝深さも周方向
凹溝12の溝深さよりも浅く設定するのが成形し易いの
で好ましい。
ル胴部1、ボトル底部2、ボトル肩部3及びボトル口栓
部4からなる横断面が円形状のボトルにおいて、前記ボ
トル胴部1には、上方より下方に向け順次、x1〜x9の
9箇所、及び、ボトル底部2の1箇所(x10)に周方向
凹溝12を形成する。また、前記ボトル胴部1の垂直方
向には、図において正面中央にy1列、その対向裏面中
央にy3列、右側端にy2列及び左側端にy4列等の計四
条の縦細凹溝11−1を形成してあり、該縦細凹溝11
−1は、前記周方向凹溝12を避けて断続的に形成され
ている。そして、図2に拡大断面図で示す如く、前記周
方向凹溝12に断続的に直交配列する縦細凹溝11−1
の溝幅が周方向凹溝12より狭いので、溝深さも周方向
凹溝12の溝深さよりも浅く設定するのが成形し易いの
で好ましい。
【0009】なお、前記ボトル胴部1の縦方向中央部
に、やや大きめの周方向凹溝12をもって形成される括
れ部13には、破線で示す縦細凹溝11−1を配設すれ
ば、ボトルの座屈強度が増すので一層好ましい。
に、やや大きめの周方向凹溝12をもって形成される括
れ部13には、破線で示す縦細凹溝11−1を配設すれ
ば、ボトルの座屈強度が増すので一層好ましい。
【0010】また、ボトル底部2の側底部21には縦細
凹溝11−1を逆V字状に形成し、該逆V字状の縦細凹
溝11−1の頂点23から上方へ向け、ボトル胴部1に
形成する縦細凹溝11−1に符合させると共に両者を略
同一の溝深さに形成する。
凹溝11−1を逆V字状に形成し、該逆V字状の縦細凹
溝11−1の頂点23から上方へ向け、ボトル胴部1に
形成する縦細凹溝11−1に符合させると共に両者を略
同一の溝深さに形成する。
【0011】即ち、前記逆V字状に形成する縦細凹溝1
1−1は、図1及び図3に示す如く、側底部21のx10
の箇所に形成した周方向凹溝12を跨いで形成され、そ
の頂点23の尖角方向にボトル胴部1の縦細凹溝11−
1が符合するように形成されると共に、尖角V字状の下
端部24は、ボトル底部2を太鼓状の上げ底に形成した
下底壁22の高さに略一致する位置に定める。
1−1は、図1及び図3に示す如く、側底部21のx10
の箇所に形成した周方向凹溝12を跨いで形成され、そ
の頂点23の尖角方向にボトル胴部1の縦細凹溝11−
1が符合するように形成されると共に、尖角V字状の下
端部24は、ボトル底部2を太鼓状の上げ底に形成した
下底壁22の高さに略一致する位置に定める。
【0012】上記実施例1の本発明品は、ボトルを使用
済み後にボトル胴部1の径方向に力を加えれば、ボトル
胴部1に形成した縦細凹溝11−1が切っ掛けとなって
ボトルを容易に折畳むことができ、また、ボトル底部2
の側底部21に逆V字状の縦細凹溝11−1を形成して
おけば、そこへボトル胴部1の縦細凹溝11−1からの
折曲り応力が波及して一層平坦状に圧潰し易くなり、ボ
トルの容積を大幅に減少させることができる。
済み後にボトル胴部1の径方向に力を加えれば、ボトル
胴部1に形成した縦細凹溝11−1が切っ掛けとなって
ボトルを容易に折畳むことができ、また、ボトル底部2
の側底部21に逆V字状の縦細凹溝11−1を形成して
おけば、そこへボトル胴部1の縦細凹溝11−1からの
折曲り応力が波及して一層平坦状に圧潰し易くなり、ボ
トルの容積を大幅に減少させることができる。
【0013】また、上記実施例1のプラスチックボトル
に形成する縦細凹溝11−1は、溝幅が狭く且つボトル
外表面に突出しないのでラベル貼付に支障なく、且つ、
その上下両端で消滅してボトル外表面に吸収されるの
で、一層滑らかに仕上げることができる。
に形成する縦細凹溝11−1は、溝幅が狭く且つボトル
外表面に突出しないのでラベル貼付に支障なく、且つ、
その上下両端で消滅してボトル外表面に吸収されるの
で、一層滑らかに仕上げることができる。
【0014】(実施例2)図1に示す如く、本発明のボ
トル胴部1には、上方より下方に向け順次、x1〜x9の
9箇所、及び、ボトル底部2の1箇所(x10)に周方向
凹溝12を形成すると共に、前記ボトル胴部1の垂直方
向には、図4に端面図で示す如く、y1〜y4列の計四条
の縦細凸条11−2を形成し、該縦細凸条11−2は前
記周方向凹溝12を避けて断続的に形成されている。
トル胴部1には、上方より下方に向け順次、x1〜x9の
9箇所、及び、ボトル底部2の1箇所(x10)に周方向
凹溝12を形成すると共に、前記ボトル胴部1の垂直方
向には、図4に端面図で示す如く、y1〜y4列の計四条
の縦細凸条11−2を形成し、該縦細凸条11−2は前
記周方向凹溝12を避けて断続的に形成されている。
【0015】また、ボトル底部2の側底部21には縦細
凸条11−2を逆V字状に形成し、該逆V字状の縦細凸
条11−2の頂点23から上方へ向け、ボトル胴部1の
縦細凸条11−2に符合させると共に両者を略同一の高
さに形成する。即ち、前記逆V字状に形成する縦細凸条
11−2は、図1に示す如く、側底部21のx10の箇所
に形成した周方向凹溝12を跨いで形成され、その頂点
23の尖角方向がボトル胴部1の縦細凸条11−2に符
合するように形成すると共に、尖角V字状の下端部24
は、ボトル底部2の下底壁22の高さに略一致する位置
に定める。
凸条11−2を逆V字状に形成し、該逆V字状の縦細凸
条11−2の頂点23から上方へ向け、ボトル胴部1の
縦細凸条11−2に符合させると共に両者を略同一の高
さに形成する。即ち、前記逆V字状に形成する縦細凸条
11−2は、図1に示す如く、側底部21のx10の箇所
に形成した周方向凹溝12を跨いで形成され、その頂点
23の尖角方向がボトル胴部1の縦細凸条11−2に符
合するように形成すると共に、尖角V字状の下端部24
は、ボトル底部2の下底壁22の高さに略一致する位置
に定める。
【0016】上記実施例2の本発明品は、ボトルを使用
済み後にボトル胴部1の径方向に外力を加えれば、ボト
ル胴部1に形成した縦細凸条11−2が切っ掛けとなっ
てボトルが容易に折畳まれ、また、ボトルの側底部21
に逆V字状の縦細凸条11−2を形成しておけば、そこ
へボトル胴部1に形成した縦細凸条11−2からの折曲
り応力が波及して一層平坦状に圧潰し易くなり、ボトル
の容積を大幅に減少させることができる。
済み後にボトル胴部1の径方向に外力を加えれば、ボト
ル胴部1に形成した縦細凸条11−2が切っ掛けとなっ
てボトルが容易に折畳まれ、また、ボトルの側底部21
に逆V字状の縦細凸条11−2を形成しておけば、そこ
へボトル胴部1に形成した縦細凸条11−2からの折曲
り応力が波及して一層平坦状に圧潰し易くなり、ボトル
の容積を大幅に減少させることができる。
【0017】なお、ボトル胴部1に形成する縦細凹溝1
1−1又は縦細凸条11−2は、前記実施例では四条の
ものにつき説明したが、これに拘束されるものではな
く、二条或いは四条以上であってもよく、また、前記縦
細凹溝11−1又は縦細凸条11−2に交差形成される
周方向凹溝12は、前記実施例では十箇所のものについ
て説明したがこれに拘束されるものではない。
1−1又は縦細凸条11−2は、前記実施例では四条の
ものにつき説明したが、これに拘束されるものではな
く、二条或いは四条以上であってもよく、また、前記縦
細凹溝11−1又は縦細凸条11−2に交差形成される
周方向凹溝12は、前記実施例では十箇所のものについ
て説明したがこれに拘束されるものではない。
【0018】本発明のボトルは、ボトル胴部1に形成し
た縦細凹溝11−1や縦細凸条11−2により圧潰し易
いと共に、周方向の剛性が大きくなるので、一旦圧潰し
た後は周方向凹溝12により圧潰する力を取り去っても
復元し難く、圧潰されたままの形態を保持する。したが
って、本発明は、従来の如く使用済み後のボトルの容積
を最小限に抑えるために、ボトルを圧潰した状態のまま
異種材料のキャップにより密封したりする必要がなくな
り、キャップのような異種材料の混在なしにボトルを回
収してリサイクル処理ができるので、再生利用上の難点
を克服することができる。
た縦細凹溝11−1や縦細凸条11−2により圧潰し易
いと共に、周方向の剛性が大きくなるので、一旦圧潰し
た後は周方向凹溝12により圧潰する力を取り去っても
復元し難く、圧潰されたままの形態を保持する。したが
って、本発明は、従来の如く使用済み後のボトルの容積
を最小限に抑えるために、ボトルを圧潰した状態のまま
異種材料のキャップにより密封したりする必要がなくな
り、キャップのような異種材料の混在なしにボトルを回
収してリサイクル処理ができるので、再生利用上の難点
を克服することができる。
【0019】また、本発明のプラスチックボトルは、横
断面が円乃至楕円形状であると共に、縦細凹溝11−1
又は縦細凸条11−2自体がボトルの軸方向に対する補
強効果を派生するので、キャッピング工程における軸方
向に加わる力に対する抵抗力(座屈強度)は十分に具わ
っており、更に、縦細凹溝11−1又は縦細凸条11−
2を周方向凹溝12を避けて断続的に形成したので(即
ち、ボトル胴部1の括れ部13以外に形成した周方向凹
溝12には縦細凹溝11−1や縦細凸条11−2を形成
してないので)、周方向凹溝12には縦細凹溝11−1
又は縦細凸条11−2による弱点がなく、周方向の補強
効果を十分に発揮することができ、プラスチックボトル
を把握したり内圧の変動による通常の応力に対し実用的
な強度を保持させることができるものである。
断面が円乃至楕円形状であると共に、縦細凹溝11−1
又は縦細凸条11−2自体がボトルの軸方向に対する補
強効果を派生するので、キャッピング工程における軸方
向に加わる力に対する抵抗力(座屈強度)は十分に具わ
っており、更に、縦細凹溝11−1又は縦細凸条11−
2を周方向凹溝12を避けて断続的に形成したので(即
ち、ボトル胴部1の括れ部13以外に形成した周方向凹
溝12には縦細凹溝11−1や縦細凸条11−2を形成
してないので)、周方向凹溝12には縦細凹溝11−1
又は縦細凸条11−2による弱点がなく、周方向の補強
効果を十分に発揮することができ、プラスチックボトル
を把握したり内圧の変動による通常の応力に対し実用的
な強度を保持させることができるものである。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記構成よりなるので下記効果
を奏する。即ち、本発明により、使用済み後のプラスチ
ックボトルをその径方向から圧潰すれば、容易に平坦状
に折畳まれて容積がきわめて少なくなるので、リサイク
ル過程における保管、運搬等の際にスペースの効率化を
図ることができると共に、ボトル軸方向並びに周方向に
対する補強効果が発揮されて、キャッピング工程におけ
る座屈強度や実用的な強度を十分に保持させることがで
きる。
を奏する。即ち、本発明により、使用済み後のプラスチ
ックボトルをその径方向から圧潰すれば、容易に平坦状
に折畳まれて容積がきわめて少なくなるので、リサイク
ル過程における保管、運搬等の際にスペースの効率化を
図ることができると共に、ボトル軸方向並びに周方向に
対する補強効果が発揮されて、キャッピング工程におけ
る座屈強度や実用的な強度を十分に保持させることがで
きる。
【図1】本発明の一実施例を側面図で示す。
【図2】図1のA−A線矢視を拡大断面図で示す。
【図3】図1のB−B線矢視を拡大断面図で示す。
【図4】本発明の他の実施例における縦細凸条を形成し
た胴部の横断面を端面図で示す。
た胴部の横断面を端面図で示す。
1 ボトル胴部 11−1 縦細凹溝 11−2 縦細凸条 12 周方向凹溝 13 括れ部 2 ボトル底部 21 側底部 22 下底壁 23 頂点 24 下端部 3 ボトル肩部 4 ボトル口栓部
Claims (2)
- 【請求項1】 横断面が円乃至楕円形状のプラスチック
ボトルにおいて、該プラスチックボトルには多数の周方
向凹溝を形成すると共に、胴部の縦方向には少なくとも
二条の縦細凹溝又は縦細凸条を、前記周方向凹溝を避け
て断続的に形成したことを特徴とするプラスチックボト
ル。 - 【請求項2】 プラスチックボトルの底部付近に、縦細
凹溝又は縦細凸条を逆V字状に配置して、該逆V字状の
頂点から上方へ向かって縦細凹溝又は縦細凸条を形成し
たことを特徴とする請求項1記載のプラスチックボト
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15132596A JPH101126A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | プラスチックボトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15132596A JPH101126A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | プラスチックボトル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH101126A true JPH101126A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15516151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15132596A Pending JPH101126A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | プラスチックボトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH101126A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7748553B2 (en) * | 1999-02-27 | 2010-07-06 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Synthetic resin container with thin wall |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP15132596A patent/JPH101126A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7748553B2 (en) * | 1999-02-27 | 2010-07-06 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Synthetic resin container with thin wall |
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