JP6029043B1 - ボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、側面に特徴的な加工を施すことによって使用者が簡単な捻転動作で効率的に伸縮し容積を変化させることができると共に、減容時も残存物の保存に適した保存用ボトル、およびその減容した形状を強固に固定するための簡便な係止手段を提供する。【解決手段】特徴的な長さの組合せの山折りの折目と谷折りの折目を付した、上下両端の断面が正多角形様である帯状の折り畳み部位をひとつ以上、胴体側面の一部として持つ合成樹脂製、金属薄板製、紙製またはそれらの素材の組合せによって作られたボトルを提供することによって、使用者は、ボトルを捻転させるという簡単な動作によってこのボトルを伸縮することができると共に、ボトルと共に提供される商品ラベルまたは樹脂製のベルトを巻き付けるという簡便な手段により、短縮時のボトルの形状を強固に固定し、引き続き残存物の保存に適した保存用ボトルとして利用することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、側面に特徴的な加工を施すことによって使用者が簡単な捻転動作で効率的に短縮し減容することができると共に、減容後も残存物の保存に適した保存用ボトル、およびその減容した形状を強固に固定するための簡便な係止方法を提供する技術に関するものである。
ボトルに入った炭酸飲料を一度開栓してその一部を消費し、飲み残しが生じた場合、再度閉栓してもボトルの内圧が回復するまでは飲料中の炭酸ガスが気化し続け、いわゆる炭酸抜けの状態を生じて食味を損なうという問題点がある。従来、炭酸抜けを防ぐ方法としてはボトル内に気体を圧入し早期に内圧を回復する方法が考えられ既に実用化されているが、特殊な装置または器具が必要であり簡便さに欠けるという欠点があった。
また、ボトルに入ったワインなどの飲料や油脂を含む豆類など酸化し易い食品の一部を消費し、使い残しが生じた場合には、再度閉栓してもボトル内部に残った空気に含まれる酸素により酸化が進み、食味を損なうという問題点がある。従来、このような閉栓後の食品の酸化を防ぐ方法としてはボトル内に酸素を含まない気体を圧入したり、脱酸素剤を同封したり、抜気を行うなどの方法が考えられ既に実用化されているが、やはり特殊な装置、薬剤、または器具が必要であり簡便さに欠けるという欠点があった。
特殊な装置、薬剤または器具を用いる必要なく前記の問題点を解決するには、ボトルの内容積そのものを減容させることによって、炭酸飲料の場合にはボトル内圧の回復を早期化したり、酸化し易い食品の場合にはボトル内に残存する酸素の量を減少させる方法が考えられる。それらを実現する発明としては、本願の出願人による特許査定済みの発明(特許文献3)があるが、特許文献3として下掲した技術情報は先の第一出願の出願日現在では未公開の情報であって公知の技術情報とはなっておらず、故に、先の第一出願の出願当時の当業者の技術常識を形成するものとはなっていない。
なお、下掲の特許文献1、特許文献2、非特許文献1は、いずれも特許文献3の発明が特許査定に至る過程で発行された拒絶理由通知書上で、拒絶理由を説明するために用いられた引用文献である。しかし、本願発明の出願日現在においては、それらの拒絶理由は既に全て解消され、特許文献3の発明は特許査定を受領している。
本願出願日時点の従来の技術では、例えばボトル側面に蛇腹状の側面を設け、蛇腹を圧縮することによって減容しようとする発明がある。(非特許文献1)この構成の場合、減容時にも非折り畳み部位の間の側面に蛇腹の折目が縦方向に重複して挟まって残るため圧縮効率を本願発明ほど高められないと共に、折畳まれた蛇腹の折目の持つ復元力がボトル側面部に集中して非折り畳み部位を上下に引き離そうとする力として作用するため、減容後のボトルの形状を不安定化させてしまうという問題があった。
また、斜めの折目構造を持つ側面を設け、捻転して側面を折り畳み、ボトルを圧縮、減容しようとする発明がある。(特許文献1)しかし、そもそも捻転してボトルの側面を折り畳むという機能を実現するためには、本願に示すように折目の長さは所定の製造条件を満たすことが必要であるのに対して、特許文献1の発明ではその製造条件が特定されておらず、実施可能要件を満たしているとは言い難い。加えて、仮に折畳むことが可能な構成が偶然に成立した場合であっても、特許文献1の発明は側面を複数の平行四辺形(長方形を含む)を組み合わせた構成としているために、上下の非折り畳み部位の断面とその中間に位置する中間の断面は必ず同じ長さの1辺を持つ同じ大きさの多角形とならざるを得ず、折り畳んだ際には折り畳まれた側面の折目が必ず非折り畳み部位の間に挟まって残り、非折り畳み部位が全周にわたって高さ方向の距離を消失することができない。そのため、非折り畳み部位の間に残った折目の復元力がボトル側面部において2つの非折り畳み部位を上下に引き離そうとする力が集中して作用し、減容後のボトルの形状を不安定化させてしまうという問題があった。
なお、ボトル側面に斜めの折目構造を持つ側面を設け、かつ中間に位置する多角形の中間断面がその上下に位置する多角形の断面よりも小さな断面となるボトルの構成については、下掲の特許文献2によって公報されている。しかし、特許文献2の発明は、本願のようにボトルを捻って折り畳み、減容するという技術課題は一切有しておらず、課題の共通性はない。そもそも特許文献2の技術課題は「胴部の変形を少なくすることができ、持ちやすくかつデザインを維持して変形しにくいプラスチックボトルを提供する」ことが目的であるので、使用中にボトルを変形させようとする技術的思想が全くないことは当然である。このように、技術課題の全く異なる特許文献2の発明と、前掲の特許文献1あるいは非特許文献1の発明と、を組み合わせて本願のような構成に想到することは、当業者にとって極めて困難と思料する。
さらに、本願発明には、山折目、谷折目の各端点と正多角形様の断面をなす部位の間に非折目領域(109)を設けるという、特許文献3にはない新規の発明特定事項がある。なお、特許文献3と同様にボトル側面に斜めの折目構造を持つ側面を設ける構成を持つ前掲の特許文献1、特許文献2の発明においても、「非折目領域(109)を設ける」という本願の発明と共通の技術的思想は見られない。
特開平11−342948号公報 特開2011−37463号公報 特願2014−243505(特許第5840755号)
実願平05−35168号(実開平06−087234号)のCD−ROM
一度開栓し内容物を一部消費した後にボトル内に残った炭酸飲料の炭酸抜けや酸化し易い食品の酸化を軽減するためには、ボトルの内容積そのものを減容させることによって、炭酸飲料の場合にはボトル内圧の回復を早期化したり、酸化し易い食品の場合にはボトル内に残存する酸素の量を減少させる方法が考えられる。しかし、従来の技術では減容後のボトルが保存用ボトルとしての強度、機能性を低下させてしまったり、減容後のボトルの形状を簡便かつ強固に固定することが難しいなどの点で、問題点の解決に十分な効果を持つものではなかった。
本発明は上記のような欠点をなくすため、簡便かつ効率的に減容することができ、減容後も残存物の保存用ボトルとして継続して利用可能なボトルと、その減容後の形状を簡便かつ強固に固定するための係止手段を提供することを課題とする。
伸長状態で垂直に立てた場合に、接地面と平行となる1組の合同の正多角形様の断面(101−1、101−2)を持つ非折り畳み部位(103−1、103−2)と、前記1組の非折り畳み部位(103−1、103−2)の間に前記1組の正多角形様の断面(101−1、101−2)と相似でより小さな、接地面と平行となる正多角形様の断面(101−3)を持つ1つ以上の環状部位と、を胴体側面の一部として持つ合成樹脂、金属薄板、紙等柔軟性素材によって作られたボトルであって、
前記正多角形様の断面(101−1、101−2、または101−3)は、それぞれ5角形以上の仮想的な正多角形の各辺と重なる直線と、当該仮想的な正多角形の各仮想頂点(A、BまたはC)付近においては外向きに弧状をなしている曲率半径1mm以上の曲線との組合せで構成されるとともに当該仮想的な正多角形の中心点を回転軸として回転対称である形状をしており、
上下に隣接する1組の正多角形様の断面(101−1と101−3、101−2と101−3、または2つの101−3)のうちの一方の正多角形様の断面と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形の仮想的な頂点(A)と、もう一方の正多角形様の断面と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形の隣り合う2つの仮想的な頂点(B、C)とを結ぶ2本の仮想直線(AB、AC)のそれぞれに沿ってボトル側面に直線状の山折りの折目(104)と直線状の谷折りの折目(105)とが相互に付され、
かつ、当該山折りの折目(104)と谷折りの折目(105)の各端点と、前記正多角形様の断面を持つ非折り畳み部位(101−1、101−2)および小さな正多角形様の断面(101−3)を持つ環状部位との間のボトル側面にはそれぞれ折目が付されていない非折目領域(109)が、それぞれの正多角形様の断面(101−1、101−2、または101−3)と重なる仮想的な正多角形の各仮想頂点(A、B、またはC)を中心として半径0.5mmないし1mm以上の空間範囲で設けてあり、
前記小さな正多角形様の断面(101−3)を含む前記非折り畳み部位(103−1、103−2)の間の全体が、明確な頂点を持たないため3角形ではないが前記正多角形様の断面(101−1、101−2、または101−3)の直線部分、山折りの折目(104)及び谷折りの折目(105)で囲まれた3角形様をなす平面と、非折目領域(109)の組み合わせによって構成される構造とすると共に、
前記各正多角形様の断面(101−1、101−2、または101−3)と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形の1辺を底辺とし、山折りの折目(104)と重なる仮想直線(AB)と、谷折りの折目(105)と重なる仮想直線(AC)と、を残りの2辺として構成される仮想的な3角形(△ABC)において、山折りの折目(104)と重なる仮想直線(AB)に当たる辺の長さと、谷折りの折目(105)と重なる仮想直線(AC)に当たる辺の長さとを、上下に隣接する1組の正多角形様の断面(101−1と101−3、101−2と101−3、または複数の101−3どうし)を回転対称の中心となる点が重なるように同一平面上に配置した際に、それぞれ底辺の属さない側の仮想的な正多角形の仮想外接円(106)上に当該仮想的な3角形の頂角(∠BAC)が形成される長さをそれぞれの基準としてその95%から105%の範囲の長さとすることで、
前記1組の非折り畳み部位(103−1、103−2)の正多角形様の断面(101−1、101−2)を回転対称の中心となる点が重なるように同一平面上に捻って折り畳んだ際に、前記上下1組の非折り畳み部位(103−1、103−2)の正多角形様の断面(101−1、101−2)が全周にわたって高さ方向の距離を消失して重なることを特徴とするボトルを提供する。
本発明で特定しているボトル側面の各折目については、直線で形成される鋭利な折目であるのみならず、例えば谷折目の場合にはボトル内側方向が底となる溝状の形態でもよく、また、山折目の場合にはボトル外側方向が底となる溝状の形態でも良い。
なお、捻転することにより側面の折り畳み部位(102)を完全に折り畳むために満たすことが必要な「山折りの折目(104)と重なる仮想直線(AB)に当たる辺の長さと、谷折りの折目(105)と重なる仮想直線(AC)に当たる辺の長さ」に関する前記の条件は、仮に、特許文献1のように前記の小さな正多角形様の断面(101−3)と、その上下の正多角形様の断面(101−1、102−2)とが同じ大きさの場合であっても、側面の折り畳み部位(102)を完全に折り畳むという機能を実現しようとする場合には、必ず満たされていなければならない。
また、当該ボトルを捻って折畳み、2つの合同な非折畳み部位の正多角形様の断面(101−1、101−2)が全周にわたって高さ方向の距離を消失して重なっている状態の定義には、ボトルを上方から見た場合に2つの合同な正多角形様の断面(101−1、101−2)が完全に重なる場合のみならず、回転対称の位置関係を保ったまま頂角様の部分をずらした場合を含む。
また、当該ボトルの減容率をさらに高めたい場合には、ボトル側面の折り畳み部位を連続して、または非折り畳み部分を挟んで複数個設けることにより捻転、短縮後の減容率を高めることができる。
また、本発明によるボトルでは、ボトル側面の各折目の端点と正多角形様の断面をもつボトル側面の部位との間にあえて意図的に非折目領域を設けて、ボトル側面に複数の折目が集中する部位が形成されないようにしていることを特徴とする。あえてこの非折目領域を設けた理由は、本発明によるボトルを炭酸飲料用等に用いて高い内圧が掛かる状況であっても、未開栓の場合のみならず、ボトルを一度ないし数度折り畳んだ後に再度伸長状態とした場合でも、ボトル側面において素材の破れが起こりにくくするためである。つまり、この非折目領域を設けていない発明の場合(特許文献1、2、3)には、例えば内容物が炭酸飲料の場合には強力な内圧がボトル側面の折目が集中する部位を引き裂こうとする力として作用するのに比べ、本願の如く非折目領域を設けている場合には折目が集中する部位が存在せず、強力な内圧がボトル側面を引き裂こうとする力として集中する部位もない。なお、この非折目領域を設けても、ボトルを捻転し折畳む過程においてはボトル素材の柔軟性に依拠し、各折目の延長上の非折目領域に一時的な折目が形成され、ボトルを捻転し折畳むという機能の実現に支障はなく、本発明の技術課題は達成される。実際に、ボトルの素材がPET(ポリエチレンテレフタレート)の場合、素材の持つ柔軟性によって、通常考えられる(30回程度の)複数回の折り畳み、伸長動作を常温範囲において実験的に繰返し行っても、伸長状態の非折目領域に新たに恒久的な折目が形成されることはなく、よって、折目が集中する部位が新たに生成されることもなかった。
非折目領域の最低限の大きさについては市販の耐圧ペットボトル製品の観察を通じて基本的に半径1mm、直径にして2mm程度の大きさとしているが、この大きさの非折目領域は製造上の技術的限界などにより自然発生的あるいは不可抗力的に生じ得るものではなく、ボトルを正確かつ均等な形状で、かつ均質な品質で大量生産しようとする場合には、予めブロー金型の設計段階において明らかに明確な意図を持った設計要件として考慮、反映する必要がある。ただし、折目部分の素材が紙製の場合には、成型はブロー成型ではなくプレス法の方が適しており、非折目領域は必ずしも必要ではない。
また、本願発明では、ボトルを減容する場合にボトルに対して捻転、および圧縮という二つの方向の動作を同時に加えることになるが、蛇腹状の折り畳み部位を持つ非特許文献1の構成の場合には、減容するに際して高さの圧縮という一方向の動作を加えるのみであり、その結果、ボトルが元の形状に戻ろうとする復元力もボトルの長手方向に沿った一方向の直線的な力として作用する。ところが、本願発明のように捻転して圧縮する場合には、ボトルの復元力は長手方向に伸長しようとする力と、横手方向へ回転しようとする力と、の二つの方向の力に分解され、それぞれの力の大きさはこれらの合成力が直線的な一方向の力として働く場合よりも必ず小さくなる。すなわち、係止手段の単位面積あたりの係止能力が同等の場合、蛇腹状の側面を折畳む構成に比べ、本願発明のように捻転し圧縮して減容する構成の方が、全体としてより大きな復元力に対して減容後のボトルの形状維持を行うことが可能となる。
さらに本発明は、2つの非折り畳み部位の断面の間に、より小さな断面を設ける構成であることから、捻転、減容後の折り畳み部位の各折目はボトルの内部に格納される。この場合、各折目に生じる復元力はボトル側面ではなくボトルの内部において、一部は各折目がボトルの内部で拡がろうとする力に留まり、また一部はボトル素材の柔軟性によって吸収され、結果としてボトル外壁を上下方向に押し拡げる力は大幅に軽減される。つまり、本願発明のボトルの方が、捻転、減容後のボトルの形状はより安定し、係止もより容易である。
なお、このように、側面部の折目をボトル内部に格納することによってボトル外壁にかかる復元力を軽減する機能は、全ての多角形断面が必ず同じ大きさとなる特許文献1の構成では実現できない。
しかしながら、前各項記載の課題解決の手段を用いて各折り目の長さ等を設計した上で、折り畳み部位の中間にある環状部位を折り目すなわち線状としてではなく、ボトル全周にわたって一定の高さを有しているボトル側面として形成する実施例も可能である。但し、捻って折り畳んだ際には非折り畳み部位どうしが全周にわたって高さ方向の距離を消失し重なるということはなく、間に前記環状部位を挟んで折り畳まれる分、圧縮率も低率となる。
前記のボトルを商品として提供する際には、シート状の商品ラベルを巻き付けて提供すると共に、当該ボトル側面の折り畳み部位の上端および下端に近接している非折り畳み部位の表面、または当該シート状の商品ラベルの裏面に予め粘着剤を塗布し、使用者がボトルを捻転、短縮して減容する動作の前にシート状の商品ラベルを予めはがしておき、続いて使用者が当該ボトルを半開栓状態で捻転、短縮して減容した後に折り畳み部位が折り畳まれた結果、近接状態となっている2つの非折り畳み部位にまたがって減容前に予めはがしておいたシート状の商品ラベルを再度巻き付けて貼付、粘着させて当該2つの非折り畳み部位を固定することを特徴とする、前記のボトルの減容後の形状を固定するための係止手段を提供する。
また、炭酸飲料用などボトルの減容後の形状をより強固に係止する必要がある場合には、前記ボトル側面の折り畳み部位の上端および下端に近接している2つの非折り畳み部位が一定の高さ幅をもって水平方向外側に張り出しており、張り出した部位と張り出していない部位との境界にエッジ部分を形成する構成とすると共に、前記シート状の商品ラベルを前記の外側に張り出した2つの非折り畳み部位の幅の合計よりも広い幅をもって提供し、ボトル減容後に当該シート状の商品ラベルを再度巻き付ける際には前記の外側に張り出した2つの非折り畳み部位をエッジ部分を含んで完全に覆うように前記シート状の商品ラベルを貼付、粘着してより強固に係止できるようにする。
また、ボトルの減容後の形状をさらにより強固に係止する必要がある場合には、前記の上下の非折り畳み部位の表面のそれぞれの円周方向に複数の陥没穴または小突起、またはその両方が設けられている構成とすると共に、内側に前記ボトル側の陥没穴に突合する大きさおよび位置の小突起が、あるいは前記ボトル側の小突起に突合する大きさおよび位置のはめ込み穴が、またはその両方が、ボトルを捻転短縮した際に近接状態となっている前記上下の非折り畳み部位にまたがってはめ込むことが可能な上下方向の間隔で設けられていることを特徴とする柔軟性を持つ素材のベルトを合わせて提供し、当該ボトルを折り畳んだ際に近接状態となっている2つの非折り畳み部位にまたがって、非折り畳み部位に設けられた陥没穴に前記ベルトの小突起をはめ込むか、または非折り畳み部位に設けられた小突起を前記のベルトのはめ込み穴にはめ込むか、あるいはその両方を合わせて行うことにより、さらにより強固に係止できるようにする。
ボトルに入った炭酸飲料を一度開栓してその一部を消費し、飲み残しが生じた場合、本発明によるボトルでは半開栓状態でボトルを捻転するという簡便な動作のみによって効果的にボトルの高さを圧縮し内容積を減容させ、その形状を簡便に固定することが可能であるため、再度閉栓した後のボトル内圧の回復は早期化されて飲み残した炭酸飲料の炭酸抜けは軽減され、その結果食味の低下を軽減することができ利便性が高い。
また、ボトルに入ったワインなどの飲料や油脂を含む豆類など酸化し易い食品の一部を消費し、使い残しが生じた場合、本発明によるボトルでは特殊な装置を必要とせず、開栓状態のままボトルを捻転するという簡便な動作のみによって効果的にボトルの高さを短縮し内容積を減容してボトル内に残存する酸素の量を減少させることが可能であると共にその形状を簡便に固定することができるため、再度閉栓した後の使い残しの食品の酸化による品質低下を軽減し、その結果食味が損なわれることを軽減することができ利便性が高い。
本発明によるボトルではボトルの減容後の形状を固定するために特殊な装置、薬剤、または器具を予め購入、準備する必要がなく、商品に付随して提供される商品ラベルまたはベルトをボトルの減容後に再度巻き付けるという簡便な動作、方法のみによってボトルの形状を固定することが可能であるため、利便性が高い。
本発明によるボトルを新たに商品化する際、ボトル生産者が必要とする追加的な生産設備投資、研究開発投資は、主としてボトル成形時の金型等の設計、変更、合目的的なシート状の商品ラベルまたは合成樹脂製等のベルトの開発、製造工程および製造設備の若干の見直し、追加等に限定され、ボトルの素材としてはPETやアルミニウムなど通常使われる素材を継続して利用可能であり、また流通等においても特に追加的なコストを要しないため、商品差別化のための投資額が少額で済み、投資効果が高く利便性が高い。
本発明によるボトルの正面斜視図である。 本発明によるボトルの捻転、減容前の正面斜視図、断面Iを上から見た平面図、および断面Iの一部の拡大図である。 本発明によるボトルの捻転、減容後の正面斜視図および断面IIを上から見た平面図である。 図1に示した捻転、減容前のボトルの下側の折り畳み部位の展開図とその上下両端の正多角形様の断面の断面図を組み合わせた図である。 本発明によるボトルの捻転、減容後の正面斜視図およびボトルの正断面の一部の拡大図である。 ベルトを巻き付けたボトルの横断面の一部、正断面の一部およびシート状の商品ラベルを巻き付けたボトルの横断面の一部、正断面の一部である。 小さな正多角形様の断面を中間に2つ持つ、本発明によるボトルの正面斜視図である。 折り畳み部位の中間にある環状部位に一定の高さを持たせた場合の本発明によるボトルの正面斜視図である。
伸長状態で垂直に立てた場合に、接地面と平行となる1組の合同の正多角形様の断面(101−1、101−2)を持つ非折り畳み部位(103−1、103−2)と、前記1組の非折り畳み部位(103−1、103−2)の間に前記1組の正多角形様の断面(101−1、101−2)と相似でより小さな、接地面と平行となる正多角形様の断面(101−3)を持つ1つ以上の環状部位と、を胴体側面の一部として持つ合成樹脂、金属薄板、紙等柔軟性素材によって作られたボトルであって、
前記正多角形様の断面(101−1、101−2、または101−3)は、それぞれ5角形以上の仮想的な正多角形の各辺と重なる直線と、当該仮想的な正多角形の各仮想頂点(A、BまたはC)付近においては外向きに弧状をなしている曲率半径1mm以上の曲線との組合せで構成されるとともに当該仮想的な正多角形の中心点を回転軸として回転対称である形状をしており、
上下に隣接する1組の正多角形様の断面(101−1と101−3、101−2と101−3、または2つの101−3)のうちの一方の正多角形様の断面と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形の仮想的な頂点(A)と、もう一方の正多角形様の断面と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形の隣り合う2つの仮想的な頂点(B、C)とを結ぶ2本の仮想直線(AB、AC)のそれぞれに沿ってボトル側面に直線状の山折りの折目(104)と直線状の谷折りの折目(105)とが相互に付され、
かつ、当該山折りの折目(104)と谷折りの折目(105)の各端点と、前記正多角形様の断面を持つ非折り畳み部位(101−1、101−2)および小さな正多角形様の断面(101−3)を持つ環状部位との間のボトル側面にはそれぞれ折目が付されていない非折目領域(109)が、それぞれの正多角形様の断面(101−1、101−2、または101−3)と重なる仮想的な正多角形の各仮想頂点(A、B、またはC)を中心として半径0.5mmないし1mm以上の空間範囲で設けてあり、
前記小さな正多角形様の断面(101−3)を含む前記非折り畳み部位(103−1、103−2)の間の全体が、明確な頂点を持たないため3角形ではないが前記正多角形様の断面(101−1、101−2、または101−3)の直線部分、山折りの折目(104)及び谷折りの折目(105)で囲まれた3角形様をなす平面と、非折目領域(109)の組み合わせによって構成される構造とすると共に、
前記各正多角形様の断面(101−1、101−2、または101−3)と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形の1辺を底辺とし、山折りの折目(104)と重なる仮想直線(AB)と、谷折りの折目(105)と重なる仮想直線(AC)と、を残りの2辺として構成される仮想的な3角形(△ABC)において、山折りの折目(104)と重なる仮想直線(AB)に当たる辺の長さと、谷折りの折目(105)と重なる仮想直線(AC)に当たる辺の長さとを、上下に隣接する1組の正多角形様の断面(101−1と101−3、101−2と101−3、または複数の101−3どうし)を回転対称の中心となる点が重なるように同一平面上に配置した際に、それぞれ底辺の属さない側の仮想的な正多角形の仮想外接円(106)上に当該仮想的な3角形の頂角(∠BAC)が形成される長さをそれぞれの基準としてその95%から105%の範囲の長さとすることで、
前記1組の非折り畳み部位(103−1、103−2)の正多角形様の断面(101−1、101−2)を回転対称の中心となる点が重なるように同一平面上に捻って折り畳んだ際に、前記上下1組の非折り畳み部位(103−1、103−2)の正多角形様の断面(101−1、101−2)が全周にわたって高さ方向の距離を消失して重なることを特徴とするボトルを提供する。
図1は、本発明によるボトルであって、折り畳み部位(102)を上下に連続して2つ持つと共に、ひとつの折り畳み部位(102)の上下両端をなす正多角形様の断面(101−1、101−2または101−3)と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形が正7角形となる、捻転、短縮前の伸長状態におけるボトルの正面斜視図である。図2は図1と同じ状態にあるボトルの正面斜視図ならびに、その状態で図2に示した断面(I)を上から見た平面図を合わせて示したものである。また、図3は、捻転、短縮後の状態における同じボトルの正面斜視図ならびに、捻転、短縮前には断面(I)であった断面(II)を、上から見た場合の平面図として示したものである。図4は、前記上下に連続した2つの折り畳み部位(102)のうち下側の折り畳み部位(102)を平面に伸展、展開した展開図と、当該折り畳み部位(102)の上下両端にあたる正多角形様の断面(101−2、101−3)の断面図を組み合わせて示したものである。
また、図5は、本発明によるボトルの捻転、減容後の正面斜視図およびボトルの正断面の一部の拡大図であるが、拡大図には、捻転・短縮時にボトル内部に格納されている折り畳まれたボトル側面の断面の様子を示した。図6にはベルトを巻き付けた係止状態にあるボトルの横断面の一部と正断面の一部、および商品シートを巻き付けた係止状態にあるボトルの横断面の一部と正断面の一部をそれぞれ示した。また、図7には小さな正多角形様の断面を中間に2つ持つ、本発明によるボトルの正面斜視図を示した。
なお、使用者が本発明のボトルを捻転、短縮する際には、前記折り畳み部位(102)を挟んだボトルの上下各部分を相対的に捻転させるが、図1および図2に例示するように正面から見て斜め左下方向に折目を付した場合、ボトルの上方部分を捻転させる方向はボトルを上方から見た場合の左回り、すなわち反時計回り方向となる。また、これとは反対向きに斜め右下方向にそれぞれの折目を付した場合には、ボトルを捻転させる方向はボトルを上方から見た場合の右回り、すなわち時計回り方向となる。
例えば、使用者が本発明のボトルに入った炭酸飲料を一部消費して飲み残しを保存しようとする場合、使用者はボトルの開放部(107)を、空気が抜ける程度に半開栓したまま、このボトルの折り畳み部位(102)の上下を相対的に捻転させる。それにより折り畳み部位(102)の山折りの折目(104)、谷折りの折目(105)のそれぞれには折目をさらに折り畳もうとする力が働き、捻転する角度を大きくする動作に応じて折り畳み部位(102)が徐々に折り畳まれていくと同時にボトル全体の高さは減少していく。その際、前記の仮想的な3角形(△ABC)において底角(∠ABC)が鈍角である方が、使用者による捻転の動作は行い易い。なお、図1〜5および図7では説明の都合上、前記仮想的な3角形(△ABC)の頂点(A、B、C)は図面上の特定の箇所として記載してあるが、正多角形様の断面(101−1、101−2または101−3)と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形のそれぞれの、いずれの1辺を辺BCとしてもよい。
図3に示すように折り畳み部位(102)の全てが完全に折り畳まれ、最終的にその空間的な高さを消失した場合、図2において上下に隣接する1組の正多角形様の断面(101−1と101−3、101−2と101−3または2つの101−3)は同一の平面上に配置されることになり、その状態においては、折り畳み部位(102)の一部分である仮想的な3角形(△ABC)も同じ平面上に配置されることになる。当該仮想的な3角形(△ABC)の頂角(∠BAC)を挟む山折りの折目(104)と重なる仮想直線(AB)に当たる辺と、谷折りの折目(105)と重なる仮想直線(AC)に当たる辺の長さとは、伸長状態においては1組の正多角形様の断面(101−1と101−3、101−2と101−3、または2つの101−3)の空間的な距離と前記仮想的な3角形(△ABC)の底角の角度により様々な値を取り得るが、2つの正多角形様の断面(101−1と101−3、101−2と101−3、または2つの101−3)と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形のいずれの頂点を3角形の頂角(∠BAC)としても折り畳み部位(102)の全てが完全に折り畳まれ空間的な高さを消失した状態となるためには、当該仮想的な3角形(△ABC)の山折りの折目(104)と重なる仮想直線(AB)に当たる辺と、谷折りの折目(105)と重なる仮想直線(AC)に当たる辺とは、原則として前記各1組の正多角形様の断面(101−1と101−3、101−2と101−3、または2つの101−3)と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形を中心点が重なるように同一平面上に配置した際に底辺の属さない側の仮想的な正多角形の仮想外接円(106)上で交わり、仮想的な3角形の頂角(∠BAC)を形成する長さである必要がある。逆にこの条件を満たしていない場合には、上下1組の正多角形様の断面(101−1と101−3、101−2と101−3、または2つの101−3)と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形と、折畳み部位(102)を構成する全ての3角形様の平面と各辺を共有する仮想的な3角形(△ABC)と、を同一の平面に配置しようとしても仮想的な3角形の頂点(A、B、またはC)に要求される相互の距離と、仮想的な3角形の各辺の長さに齟齬を来し、結果として仮想的な3角形(△ABC)と各辺を共有し重なる3角形様の平面に歪みが生じ、高さを完全に消失するように折り畳むことはできない。
ただし、ボトルの素材が十分に柔軟であったり伸縮性を有している場合には、上記記載の長さの条件をわずかに逸脱した場合であっても折り畳み時の歪みを吸収しつつ非折り畳み部位(103)が近接するように折り畳み部位(102)を折り畳み、ボトルを短縮することができる可能性がある。従って、本特許申請の請求項1においては、山折りの折目(104)に当たる辺と谷折りの折目(105)に当たる辺の長さを定義するにあたり基準となる長さの95%から105%の範囲をもって定義している。
図4では、これまで説明した折り畳み部位(102)の構成をより明確に示すため、図1および図2で示した状態のボトルにおいて上下に連続して配置した2つの折り畳み部位(102)のうち、下側の折り畳み部位(102)を平面に展開、伸展した展開図と、当該下側の折り畳み部位(102)の上下両端にあたる2つの正多角形様の断面(101−2、101−3)の断面図を、折り畳み部位(102)と共有するひとつの直線状の折目をそれぞれつなげたまま組み合わせて示した。断面図には、当該共有する折目を底辺の一部として持つ仮想的な3角形(△ABC)が完全に折り畳まれた場合の仮想的な3角形(△ABC)と、その仮想的な3角形の頂角(∠BAC)がその上に位置するべき前記の仮想外接円(106)を仮想線で併せて示した。なお、2つの断面図のうち右下に配した仮想外接円半径の短い方の断面図は、図2において示した断面(I)をボトルを立てた場合の下側から見た場合の断面を示すものである。
図4に明らかな様に、本願発明で大きさの異なる正多角形様の断面(101−2、101−3)の間に折畳み部位(102)を形成する場合には、折畳み部位(102)の展開図は全体として弧状の形状をなす。これは、2つの正多角形様の断面(101−2、101−3)の外周の長さが異なることによる必然的な結果であるが、他方、特許文献1のように、折り畳むための側面を平行四辺形を組み合わせて構成する場合には、平行四辺形の一般的な性質によって上下の断面の外周の長さは必ず等しくなり、上下の断面は必ず合同な多角形となる。つまり、特許文献1の発明で採用している、折り畳むための側面を平行四辺形の組み合わせによって構成しようとする技術を用いた場合には、上下の断面の中間により小さな断面を設ける本願発明のボトルを実現することは不可能である。
以上のような構成上の特徴を持つ折り畳み部位(102)を有するボトルを提供することにより、使用者は半開栓状態でボトルを捻転するという簡便な動作のみによって折り畳み部位(102)をボトルの中心軸内側方向に完全に折りたたみ、ボトルを効率的に短縮し減容させることが可能となる。特に、図1から図6で想定した実施例では折り畳み部位(102)を上下に2つ連続して配置しているため、極めて効率的にボトルの内容積を減容させることができる。
図5は、本発明によるボトルの捻転、減容後の正面斜視図およびボトルの正断面の一部の拡大図であるが、拡大図には、ボトルが捻転・短縮され折り畳み部位(102)がボトル内部に格納されつつ折り畳まれた状態にある時の、折り畳み部位の断面を示した。この状態において折目部分に生じている復元力を仮想線矢印で併せて示しているが、この拡大図に示すように、復元力の一部はボトル内部で折目が拡がろうとする力に留まり、また、素材の柔軟性によって吸収されるので、ボトル側面部を上下に押し広げようとする作用は軽減される。特許文献1、非特許文献1の発明の場合には、圧縮時においてもこれら復元力を有した折目部分が上下の非折り畳み部位の間に残り、非折り畳み部位のボトル側面部を上下に押し広げようとする力を生じることから、本願発明と比較して圧縮後のボトル形状は不安定化する。
次に、捻転、短縮し減容した後のボトルの形状を維持するための係止方法について説明するが、本発明では、当該ボトルを商品として提供する際に合成樹脂等の素材でできたベルト(110)やシート状の商品ラベル(111)をボトルに付随して提供すると共に、このベルト(110)やシート状の商品ラベル(111)を減容後のボトルの形状を維持するための係止具として利用することを前提とする。
具体的にはボトル側面の折り畳み部位(102)の上下両端に近接している非折り畳み部位(103−1、103−2)の表面または前記のシート状の商品ラベル(111)の裏面に予め粘着剤を塗布して提供し、使用者はボトルを捻転し短縮させた後、前記折り畳み部位(102)が完全に折り畳まれた状態においては、折り畳み部位(102)の上下につながる2つの非折り畳み部位(103−1、103−2)どうしが図3の正面斜視図に示すように相互に近接した配置となっているので、シート状の商品ラベル(111)を当該2つの非折り畳み部位(103−1、103−2)にまたがって巻き付けて貼付するという簡便な方法によって減容後のボトルの形状を強固に係止し維持することができ、保存用のボトルとして引き続き利用することができる。
なお減容後、前記の係止方法によりボトルの形状を固定した上でボトルを再度閉栓すると、ボトル内に残存した残存物が炭酸飲料の場合には、炭酸ガスの気化によりボトルの内圧は上昇する。この内圧の上昇はボトルの容積を復元しようとする力として作用し、結果的に減容状態を係止したシート状の商品ラベル(111)の粘着面を剥離しようとする力として作用する。このような場合において、例えば側面に蛇腹状の折り畳み部位を備えたボトル(非特許文献1)ではこの力はボトルの長手方向に沿った直線的な一方向の力として作用する一方、本発明のボトルの場合には捻転を加えて短縮しているため、ボトルの長手方向および横手方向あたる回転方向という二つの方向の、より小さな力に分解される。従って係止具として使用する商品ラベルとボトル表面との間の単位面積あたりの係止力が同等の場合には、本発明によるボトルの方が、蛇腹状の折り畳み部位を備えたボトルよりも全体としてより大きな内圧に対して減容後のボトルの形状を維持することが可能となる。
さらに、前記折り畳み部位(102)の両端に近接している非折り畳み部位(103−1、103−2)を、図1〜3、図5、図7に例示しているようにボトルを上方から見て外側に一定の高さ幅を持って張り出して、張り出した部位と張り出していない部位との境界にエッジ部分(108)を形成する構成とし、当該エッジ部分(108)を含んで捻転、短縮後の非折り畳み部位(103−1、103−2)の張り出した部位を完全に覆うような幅のシート状の商品ラベル(111)を巻き付けて貼付すれば、ボトルの容積を復元しようとする力が強く働いた場合であっても、当該エッジ部分(108)においてその力はシート状の商品用ラベル(111)とボトル表面の粘着面に対してより垂直に近い角度で、シート状の商品ラベル(111)とボトル表面のエッジ部分(108)をより強く圧着する方向に働き、捻転、短縮後のボトルの形状を係止する力を高める効果を生じる。また、十分に粘着力が高い状態にあっては、シート状の商品ラベル(111)の素材自体の引っ張り強度をボトルの形状を係止する力として援用できるという効果もある。このように、炭酸飲料用ボトルのように減容後のボトルの形状をより強固に固定し維持したい場合には、ボトルに前記のエッジ部分(108)を設けることはその目的に対して極めて有効な手段となる。
さらに、より強固に捻転、短縮後のボトルの形状を係止したい場合には、前記シート状の商品ラベル(111)に代えて、あるいはこれと併せてベルト(110)をボトルに付随して提供すると共に、前記ボトルにおいては非折り畳み部位(103−1、103−2)のそれぞれの円周方向に複数の陥没穴または小突起、またはその両方を設け、かつ前記のベルト(110)の内側には、前記ボトル側の陥没穴に突合する大きさおよび位置の小突起を、あるいは前記ボトル側の小突起に突合する大きさおよび位置のはめ込み穴を、またはその両方を、ボトルを捻転短縮した際に近接状態となっている前記上下の非折り畳み部位(103−1、103−2)にまたがってはめ込むことが可能な上下方向の間隔で設け、使用者はボトルを捻転し短縮させた後、相互に近接した配置となっている2つの非折り畳み部位(103−1、103−2)にまたがって非折り畳み部位(103−1、103−2)側の凹凸とベルト(110)側の凹凸をはめ合わせながら巻き付けるという簡便な方法によって、減容後のボトルの形状をさらにより強固に係止し維持することができる。
図6には、ボトルの係止手段の説明のため、ベルト(110)を巻き付けた係止状態のボトルの横断面図の一部(断面III)、正断面の一部(断面V、VI)と、シート状の商品ラベル(111)を巻き付けた係止状態のボトルの横断面図の一部(断面IV)、正断面の一部(断面VII)とを、それぞれ示した。
図6の断面IVは、ボトルの非折り畳み部位(103−1、103−2)のそれぞれの円周方向に複数の小突起を設けた場合の正断面の一部を示しているが、ここではボトル側の小突起はボトル側面の一部を外側へ膨らませ、中空構造の小突起を形成する実施例を示している。ただし、炭酸飲料用のボトルなどボトルにかかる内圧が高い場合には、ボトル側面を外側に膨らませて小突起を形成するとボトルの内面にかかる内圧がボトル側面素材を破断させる方向に働き、ボトルが破裂するリスクを高める可能性がある。そのようなリスクを回避するためには、ボトル内面は平滑に保ったままとし、中空構造ではない小突起をボトル側面の外側に形成または追加的に溶着した方が良い。
なお、ボトルの非折り畳み部位(103−1、103−2)側に陥没穴を設けている場合(断面V)には、ボトルの内圧が高い場合であっても、当該陥没穴の内壁側にかかる内圧はボトル側面素材の密度を高める方向に働くので、ボトル側面の素材が破断しボトルが破裂するリスクはより小さくなる。
図7には、前記小さな正多角形様の断面(101−3)を2つ設けた本発明によるボトルを図示した。このような多段構成であっても、捻転し折畳んだ場合に折畳み部位(102)はボトル内部に格納され、正多角形様の断面(101−1、101−2)を持つ非折り畳み部位(103−1、103−2)は全周にわたって高さ方向の距離を消失して重なることができる。
図8には、折り畳み部位の中間にある環状部位に一定の高さを持たせた場合の本発明によるボトルの正面斜視図を示した。
101−1 折り畳み部位の上端の正多角形様の断面
101−2 同 下端の正多角形様の断面
101−3 同 中間の小さな正多角形様の断面
102 折り畳み部位
103−1 上側の非折り畳み部位
103−2 下側の非折り畳み部位
104 山折りの折目
105 谷折りの折目
106 正多角形様の断面と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形の仮想外接円
107 ボトルの開放部
108 エッジ部分
109 非折目領域
110 ベルト
111 シート状の商品ラベル
I ボトルの捻転、短縮前における横断面
II ボトルの捻転、短縮後における横断面
III ベルトを巻き付けたボトルの横断面の一部
IV シート状の商品ラベルを巻き付けたボトルの横断面の一部
V ベルトを巻き付けたボトルの、ベルトに設けられた小突起部分を含む正断面の一部
VI ベルトを巻き付けたボトルの、ベルトに設けられたはめ込み穴部分を含む正断面の一部
VII シート状の商品ラベルを巻き付けたボトルの正断面の一部
A 正多角形様の断面と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形の頂点
B 任意の頂点Aから山折りの折目と重なる仮想直線で結ばれた仮想的な正多角形の頂点
C 任意の頂点Aから谷折りの折目と重なる仮想直線で結ばれた仮想的な正多角形の頂点

Claims (5)

  1. 伸長状態で垂直に立てた場合に、接地面と平行となる1組の合同の正多角形様の断面(101−1、101−2)を持つ非折り畳み部位(103−1、103−2)と、前記1組の非折り畳み部位(103−1、103−2)の間に前記1組の正多角形様の断面(101−1、101−2)と相似でより小さな、接地面と平行となる正多角形様の断面(101−3)を持つ1つ以上の環状部位と、を胴体側面の一部として持つ合成樹脂製、金属薄板製または紙製のボトルであって、
    前記正多角形様の断面(101−1、101−2、または101−3)は、それぞれ5角形以上の仮想的な正多角形の各辺と重なる直線と、当該仮想的な正多角形の各仮想頂点(A、BまたはC)付近においては外向きに弧状をなしている曲率半径1mm以上の曲線との組合せで構成されるとともに当該仮想的な正多角形の中心点を回転軸として回転対称である形状をしており、
    上下に隣接する1組の正多角形様の断面(101−1と101−3、101−2と101−3、または2つの101−3)のうちの一方の正多角形様の断面と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形の仮想的な頂点(A)と、もう一方の正多角形様の断面と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形の隣り合う2つの仮想的な頂点(B、C)とを結ぶ2本の仮想直線(AB、AC)のそれぞれに沿ってボトル側面に直線状の山折りの折目(104)と直線状の谷折りの折目(105)とが相互に付され、
    かつ、当該山折りの折目(104)と谷折りの折目(105)の各端点と、前記正多角形様の断面を持つ非折り畳み部位(101−1、101−2)および小さな正多角形様の断面(101−3)を持つ環状部位との間のボトル側面にはそれぞれ折目が付されていない非折目領域(109)が、それぞれの正多角形様の断面(101−1、101−2、または101−3)と重なる仮想的な正多角形の各仮想頂点(A、B、またはC)を中心として半径1.0mm以上の空間範囲で設けてあり、
    前記小さな正多角形様の断面(101−3)を含む前記非折り畳み部位(103−1、103−2)の間の全体が、明確な頂点を持たないため3角形ではないが前記正多角形様の断面(101−1、101−2、または101−3)の直線部分、山折りの折目(104)及び谷折りの折目(105)で囲まれた3角形様をなす平面と、非折目領域(109)の組み合わせによって構成される構造とすると共に、
    前記各正多角形様の断面(101−1、101−2、または101−3)と各辺を共有して重なる仮想的な正多角形の1辺を底辺とし、山折りの折目(104)と重なる仮想直線(AB)と、谷折りの折目(105)と重なる仮想直線(AC)と、を残りの2辺として構成される仮想的な3角形(△ABC)において、山折りの折目(104)と重なる仮想直線(AB)に当たる辺の長さと、谷折りの折目(105)と重なる仮想直線(AC)に当たる辺の長さとを、上下に隣接する1組の正多角形様の断面(101−1と101−3、101−2と101−3、または複数の101−3どうし)を回転対称の中心となる点が重なるように同一平面上に配置した際に、それぞれ底辺の属さない側の仮想的な正多角形の仮想外接円(106)上に当該仮想的な3角形の頂角(∠BAC)が形成される長さをそれぞれの基準としてその95%から105%の範囲の長さとすることで、
    前記1組の非折り畳み部位(103−1、103−2)の正多角形様の断面(101−1、101−2)を回転対称の中心となる点が重なるように同一平面上に捻って折り畳んだ際に、前記1組の非折り畳み部位(103−1、103−2)の正多角形様の断面(101−1、101−2)が全周にわたって高さ方向の距離を消失して重なることを特徴とするボトル。
  2. シート状の商品ラベルが巻き付けられているとともに、前記非折り畳み部位(103−1、103−2)の表面、または前記シート状の商品ラベルの裏面に予め粘着剤が塗布されていることを特徴とする、請求項1に記載のボトル。
  3. 前記非折り畳み部位(103−1、103−2)は一定の高さ幅をもって水平方向外側に張り出しており、前記シート状の商品ラベルは、前記非折り畳み部位(103−1、103−2)の高さ幅の合計よりも広い幅であることを特徴とする、請求項に記載のボトル。
  4. 合成樹脂など柔軟性のある素材のベルトが巻き付けられているとともに、前記ボトルにおいては非折り畳み部位(103−1、103−2)のそれぞれの表面の円周方向に複数の陥没穴または小突起、またはその両方が設けられており、かつ前記のベルトの内側には、前記ボトル側の陥没穴に突合する大きさおよび位置の小突起が、あるいは前記ボトル側の小突起に突合する大きさおよび位置のはめ込み穴が、またはその両方が、ボトルを捻転短縮した際に近接状態となっている前記上下の非折り畳み部位(103−1、103−2)にまたがってはめ込むことが可能な上下方向の間隔で設けられていることを特徴とする、請求項1、2または3に記載のボトル。
  5. 折り畳み部位(102)の中間にある環状部位がボトル全周にわたって一定の高さを有していると共に、その正多角形様の断面(101−3)が上下1組の非折り畳み部位(103−1、103−2)の各断面(101−1、101−2)と相似であり、捻って折り畳んだ際に上下1組の非折り畳み部位(103−1、103−2)の正多角形様の断面(101−1、101−2)が前記環状部位の上下端となる正多角形様の断面(101−3)との高さ方向の距離を全周にわたって消失してそれぞれ重なることを特徴とする請求項1に記載のボトル。
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