JP2001058656A - ペースト状液体製品のための使い尽し度合いが改良された容器 - Google Patents

ペースト状液体製品のための使い尽し度合いが改良された容器

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JP2001058656A
JP2001058656A JP2000221420A JP2000221420A JP2001058656A JP 2001058656 A JP2001058656 A JP 2001058656A JP 2000221420 A JP2000221420 A JP 2000221420A JP 2000221420 A JP2000221420 A JP 2000221420A JP 2001058656 A JP2001058656 A JP 2001058656A
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container
neck
reservoir
shoulder
slits
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JP2000221420A
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Guilhem Rousselet
ギレム・ルスレ
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LOreal SA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D35/00Pliable tubular containers adapted to be permanently or temporarily deformed to expel contents, e.g. collapsible tubes for toothpaste or other plastic or semi-liquid material; Holders therefor
    • B65D35/02Body construction

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い尽し時点における入れ物内の残留製品の
量を最小化し得るような手段の提供。 【解決手段】 とりわけペースト状液体製品といったよ
うな製品のための容器1であって、肩部8が設置されて
いる押圧可能なボディ4から形成されたリザーバ2と、
取出チャネル12を有しかつリザーバ2の内部と連通し
た取出開口を自由端によって形成しているようなネック
10と、取出開口を閉塞することができるキャップ6
と、を具備してなり、ネック10には、ネック10の実
質的に高さ全体にわたって延在するとともに取出開口内
に開口している少なくとも2つのスリットが形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペースト状の粘度
とされた液体製品を押圧可能な入れ物内に収容するため
の容器であって、内部に収容した製品のほとんどすべて
を使い尽くすことができるような容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ビン
やビン−チューブやチューブといったタイプの押圧可能
な入れ物内に収容されているいささか粘性の大きな製品
を使用したいという使用者が、製品を使い尽くす時点に
おいても未だ入れ物内に若干の製品が残っていることを
気にするということは、ありがちなことである。そのよ
うな残留製品は、入れ物を押圧するだけでは、簡単には
取り出すことができない。一般に、そのような入れ物内
に収容された製品の回収度合いは、製品の流動性(レオ
ロジー)に依存するものであり、製品の全量のうちの8
5%〜90%くらいである。
【0003】内部に残留した製品を取り出すために、切
削器具を使用して入れ物を切り開こうとする消費者もい
る。特に、高価なものであることが多い化粧品の場合に
は、そのような消費者が多い。
【0004】使い尽し時点における入れ物内の残留製品
の量を最小化するために、様々な解決手段が既に提案さ
れている。
【0005】国際特許出願公開明細書第96/2612
0号には、凹状肩部を有した取出ヘッドを備えているよ
うなフレキシブルチューブが開示されている。凹面の中
心部分から突出している取出ネックは、閉塞キャップに
よって閉塞することができる。しかしながら、この容器
は、とりわけ変形不可能な性質の穴を有してプラスチッ
クから形成されているチューブやビンやビン−チューブ
の場合には、入れ物のヘッド内において取り出すことが
できない状態で、かなりの量の製品が残ってしまうとい
う欠点を有している。さらに、提案されたチューブヘッ
ドの構成であると、過度に長いネックが必要であって、
さらに多くの量の製品が残ってしまうとともに、外観性
が悪くなってしまう。そのような構成は、特に化粧品の
ような製品を収容するためのチューブとしては全く適切
ではなく、ビンやビン−チューブの製造に対しても全く
不適切である。
【0006】また、欧州特許出願公開明細書第0 84
5 421号には、押圧可能な入れ物に取り付けられた
取出ヘッドが開示されている。この取出ヘッドは、取出
ヘッドの径方向への絞り込みを可能とするための、複数
の薄肉ゾーンを備えている。この取出ヘッドであると製
品取出チャネルを押圧することができるけれども、ほと
んどすべての製品を使い尽くすという課題を解決するこ
とはできない。実際、いくらかの量の残留製品が、チュ
ーブのヘッドとフレキシブルな側壁との間に位置してい
る実質的に堅固な肩部の付近に、常に拘束されたままで
ある。
【0007】さらに、英国特許出願公開明細書第0 8
30 695号には、ネジ式キャップによって閉塞され
得る取出口を備えたビンが開示されている。取出口は、
取出口の中心線に対して平行とされた2つの切り込みを
備えている。これら切り込みは、製品取出時の反力に対
応して分離することができる。このデバイスでは、製品
取出チャネルを押圧することができず、ほとんどすべて
の製品を使い尽くすという課題を解決することができな
い。
【0008】また、オランダ国特許出願公開明細書第6
402 615号は、ビンの偶発的な内部過圧を低減し
得るようなデバイスに関するものである。この目的のた
めに、例えば『V』字形といったような形状の浅い深さ
の切り込みが、ビンネックの自由端のところに形成され
ている。ネジストッパの底部のところには、ビンの閉塞
時にビンネックを閉塞し得るようにして、弾性ワッシャ
が配置されている。過圧が発生したときには、ビン内に
存在している過圧によって切り込みゾーンからワッシャ
が飛ばされることで、過圧が逃がされるようになってい
る。このような切り込みは、本発明における課題を全く
解決することはできない。
【0009】本発明の目的は、使い尽し時点において残
留している製品を取り出すことができるような、特に、
押圧可能容器の肩の下部に残っていて容器のボディを押
圧することによっては取り出すことができない残留製品
を使い尽し時点において取り出すことができるような、
新規な容器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、とりわけペー
スト状液体製品といったような製品のための容器であっ
て、 −肩部が設置されている押圧可能なボディから形成され
た、製品を収容するためのリザーバと; −長さ方向軸を有するとともに、肩部に対して連結さ
れ、さらに、取出チャネルを有し、その上、リザーバの
内部と連通した取出開口を、自由端によって形成してい
るような、剛直なネックと; −取出開口を閉塞することができるキャップと;を具備
してなる容器を提供する。
【0011】本発明においては、ネックには、ネックの
実質的に高さ全体にわたって延在するとともに取出開口
内に開口している少なくとも2つのスリットが形成され
ている。これにより、肩部のうちの2つの径方向ゾーン
に径方向押圧力が印加されたときには、スリットが開
き、押圧ゾーンどうしが近接することとなり、肩部に近
傍内に残留した製品を取り出しやすくなる。
【0012】さらに、スリットは、『V』字形に開くこ
とができる。この構成により、使用者は、例えばネック
内や肩部の下部といったところに拘束されている残留製
品に対してアクセスすることができる。このようにし
て、一方においては、リザーバを押圧することによっ
て、使用者は、リザーバ内に残留している製品の一部を
取り出すことができる。他方においては、ネックが開放
することによって、使用者は、リザーバの内部に対して
アクセスすることができ、薬さじや綿棒や指を使用する
ことにより、残留製品を収集することができる。本出願
人による検証により、このような構成とすることによっ
て製品の回収度合いが増大することが示された。検証に
おいては、回収度合いは、製品の全量のうちの約95%
〜約97%であった。これは、非常に満足のいく結果で
ある。
【0013】さらに、この構成であると、使用者は、リ
ザーバ内の残留度合いを視覚的に確認することができ
る。さらに、この構成であると、使い尽し時点において
リザーバが占める容積を低減させることができる。した
がって、リザーバをコンパクトにすることができ、バル
ク容積を最小化することができる。
【0014】有利には、本発明による容器は、少なくと
も1つのスリットの向きに対して垂直な方向から径方向
押圧を行えるように、構成される。この構成であると、
スリットを連結状態(閉塞状態)へと戻すことができ、
リザーバのネック上にキャップを再配置することが容易
とされる。
【0015】好ましくは、ネックは、径方向反対側に位
置した少なくとも2つのスリットを有している。
【0016】本発明において、容器内に収容することを
意図した製品の例を挙げるならば、特に、美容クリー
ム、ファンデーション、ゲル、接着剤またはマスチッ
ク、美術用塗料、マヨネーズ等の食品、等がある。
【0017】好ましくは、リザーバは、チューブのよう
な、あるいは、ビン−チューブのような、あるいは、ビ
ンのような、形状とされている。このリザーバは、例え
ばチューブの場合には、1つまたは複数の熱可塑性材料
から、または、アルミニウムとか錫とかいったようなフ
レキシブルさを有した金属から、形成することができ
る。
【0018】『チューブ』という用語は、全体的に円筒
形のボディからなる入れ物を意味している。この場合、
チューブの第1端部は、特に挟み込んだ後に折り畳むこ
とによりあるいは溶着することにより得られたような、
閉塞ラインをなす底部を形成する。チューブの第2端部
は、ネックが設置されている肩部を有した取出ヘッドと
一体化されていて、閉塞可能な取出穴が形成されてい
る。
【0019】『ビン−チューブ』という用語は、非円筒
形の横断面形状のものとされた入れ物を意味するものと
して理解されるべきである。この場合、ビン−チューブ
の底部は、特に成型によりあるいは挟み込んだ後に折り
畳むことによりあるいは溶着することにより得られたよ
うな、閉塞ラインによって形成されている。底部とは反
対側の端部は、取出ヘッドを形成しており、この取出ヘ
ッドは、ネックが設置されている肩部を有しているとと
もに、閉塞可能な取出穴が形成されている。
【0020】『ビン』という用語は、閉塞可能な取出穴
が形成されているネックが設置された肩部を有した上端
部を備えた入れ物を意味している。この場合、反対側
は、ビンを支持体上に直立させ得るようなフラット底部
とされている。
【0021】有利には、特に経済的理由により、リザー
バを、高密度ポリエチレンまたは低密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、熱可塑性ポリエステル(ポリプロピレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
等)、ポリ塩化ビニル、といったような熱可塑性材料か
ら形成されることが好ましい。
【0022】変形例においては、特にチューブの場合
に、肩部は、適切であればリザーバのボディ上にネック
が成型(オーバーモールド)されているような、フレキ
シブルな材料から形成することができる。リザーバのボ
ディは、プラスチックから、あるいは、プラスチック/
金属からなる多層複合体から、形成することができる。
【0023】本発明の興味ある見地においては、肩部
は、特に少なくとも1つの薄肉ゾーンといったような、
少なくとも1つの折畳み容易ゾーンを備えている。有利
には、この折畳み容易ゾーンは、ネックと肩部の周縁部
との間にわたって、少なくとも1つのスリットを起点と
して、延在している。
【0024】好ましくは、折畳み容易ゾーンは、肩部の
幅全体にわたって延在している。より詳細には、折畳み
容易ゾーンは、ネックのうちの、径方向反対側に位置し
た2つのスリットを含む平面内に位置している。
【0025】他の可能性においては、折畳み容易ゾーン
は、ネックの基部近傍回りに位置している。
【0026】実際、肩部に少なくとも1つの折畳み容易
ゾーンを設けておくことは、使い尽し時点において、入
れ物の上部を径方向に押圧することを容易とする。その
ような折畳み容易ゾーンは、直線状のものとして、ある
いは、曲線状のものとして、形成することができる。有
利には、そのような折畳み容易ゾーンは、肩部に薄肉部
を形成することにより形成することができる。この場
合、薄肉部は、グルーブの形態とすることができ、肩部
の外面または内面の一方または双方に形成することがで
きる。
【0027】有利には、複数の折畳み容易ゾーンが、肩
部に形成される。可能であれば、異なるタイプの折畳み
容易ゾーンが形成される。
【0028】好ましい実施形態においては、スリット
は、特に薄いブレードといったような、ブレードを使用
して、切削によって、得られている。この場合、スリッ
トは、キャップがネック上に取り付けられた状態では、
実質的に閉じている。有利には、スリットは、軸方向の
向きとされている。
【0029】これに代えて、ネックの成型加工時にスリ
ットを形成することができる。この場合には、スリット
は、完全には閉じていない。しかしながら、ごくわずか
しか開いていないスリットを有したネックが設けられて
いるリザーバは、比較的粘性の高い製品すなわちペース
ト状の製品を収容という用途には、適切なものである。
【0030】有利には、ネックは、キャップ上に形成さ
れた対応固定手段と係合し得るような固定手段を備えて
いる。一般には、螺旋ネジ山を使用したネジ止めが好ま
れるものの、スナップ嵌合システムや、他の任意のシス
テムであっても、同等に適切に適用することができる。
【0031】本発明の格別の実施形態においては、容器
は、スリットのところにおいてエッジどうしを離間させ
ることによってネックを開放した後においても、再度、
閉塞可能であるように構成することができる。これは、
肩部の下方に、まだ数回は使用できるくらいに割と多く
の製品が残っている時に要望される。
【0032】使用者が、スリットのところにおいてエッ
ジどうしを離間させることによってネックを既に開放し
てしまった容器を、再度閉塞しようとしたときには、エ
ッジどうしを挟み付けるだけで十分である。一般に、ネ
ックの構成材質の機械的性質により、スリットは、完全
には閉塞されることがない。しかしながら、閉塞キャッ
プの取付後には、スリットがキャップのねじ込みによっ
て締め付けられることにより、スリットは、当初の閉じ
た状態あるいはそれに近い状態をとることとなる。
【0033】閉塞キャップの再取付を容易とするため
に、有利には、ネックの自由端に、外向き面取り部が形
成されている。さらに、ネック上に取り付けることを意
図したキャップの対応固定手段は、ネックのネジ山上へ
のキャップのねじ込みを容易とするための、フレアー形
状の端部を有することができる。
【0034】閉塞キャップの再取付をさらに容易なもの
とするために、ネックは、リザーバに向かうにつれて横
断面積が増大するような円錐台形状の外面形状のものと
することができ、キャップは、対応形状の内面形状のも
のとすることができる。この構成において、ネジシステ
ムを採用する場合には、ネックのネジ山および対応キャ
ップの対応ネジ山は、取出開口に向かうにつれてターン
直径が減少するような螺旋とすることができる。
【0035】チューブやビン−チューブの場合には、リ
ザーバは、ボディのうちのネックとは反対側の端部に、
例えば成型によってあるいは挟み付け後に熱融着を行う
ことによって得られた、底部を備えている。
【0036】ビン−チューブの場合には、有利には、少
なくとも1つのスリットは、ボディの底部閉塞ラインに
沿う向きとされる。
【0037】例えば長さ方向軸に沿って横断面形状が長
軸と短軸とを有してなる楕円であるような、非円筒形の
入れ物の場合には、有利には、少なくとも1つのスリッ
トは、前記横断面形状の長軸に沿う向きとされる。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴点および利点
は、添付図面を参照しつつ、本発明を制限することなく
単なる例示としての本発明のいくつかの実施形態につい
ての以下の詳細な説明を読むことにより、明瞭となるで
あろう。
【0039】図1は、本発明の第1実施形態による容器
を概略的に示す正面図であって、フレキシブルチューブ
を示している。図2は、図1の容器を上方から示す平面
図である。図3は、使い尽し時点における図1の容器を
示す斜視図である。図4は、他の実施形態による容器を
概略的に示す平面図である。図5は、図4におけるV−V
線に沿った長さ方向断面図である。図6〜図8は、さら
に他の実施形態による容器を概略的に示す平面図であ
る。図9は、本発明のまた別の実施形態による容器を概
略的に示す図であって、フレキシブルなビン−チューブ
を示している。
【0040】図1〜図3には、容器1が示されており、
この容器1は、チューブ2とキャップ6とから形成され
た入れ物から構成されている。チューブ2は、上部にお
いて実質的に円筒形とされたボディ4を有している。こ
の上部には、円錐台形肩部8が連結されている。この肩
部8には、ネック10が設置されている。ネック10に
は、外面にネジ山が形成されている。このネジ山は、容
器の閉塞時において、キャップ6における対応ネジ山1
3と協働することができる。ネック10の自由端には、
面取り部10aが設けられている。面取り部10aの役
割については後述する。ネック10を縦断して、中央取
出チャネル12が設けられている。中央取出チャネル1
2の自由端は、取出開口を形成している。
【0041】キャップ6のネジ山13は、キャップ6の
上面を形成している円形パネル17に一体形成された第
1円筒スカート15の内面に形成されている。第1円筒
スカート15の自由端13aは、フレアー状とされてい
る。パネル17の端部には、第2スカート19が連結さ
れている。第2スカート19は、第1スカート15と同
心状に位置している。第2スカート19の直径は、肩部
が連結された位置におけるチューブの直径に実質的に対
応したものとされている。第1スカート15の内部に設
置された環状ビード21は、キャップをチューブ上にね
じ込んだときの密封シールとして機能する。
【0042】チューブ4は、挟み付け後に溶着すること
により得られたあるいはボディ4の下端4aを折り畳む
ことにより得られた閉塞ラインに沿った直線状底部3に
よって、閉塞されている。
【0043】チューブ2は、フレキシブルである。つま
り、ボディ4の各ゾーンにおいて押圧可能である。ただ
し、肩部8およびネック10は、実質的に剛直である。
というのは、肩部8およびネック10においては、ボデ
ィ4のところにおける材料厚さと比較して、材料厚さが
大きいからである。また、チューブを2つの材料から形
成するような場合には、ボディ4とネック10(あるい
は、肩部8)との間における硬さ(剛直さ)の違いは、
材質の性状の選択によってたらすこともできる。好まし
くは、チューブ4は、ポリエチレンまたは他の同等の熱
可塑性材料から形成される。従来的には、チューブは、
アルミニウムや錫から形成することができる。ボディ4
は、適切であれば、多層構造として形成することができ
る。例えば、プラスチック/金属/プラスチック構造と
して形成することができる。
【0044】上記構成だけでは、チューブ内に収容され
た製品は、100%取り出すことはできない。なぜな
ら、使い尽し時点においてチューブの連続的な押圧後
に、比較的多くの量の製品が、ネック10内とか、一般
に変形が困難であったりあるいは部分的にしか変形でき
ないといったりするような肩部8の下方とか、に残って
しまうからである。実際、そのため、製品の最大15%
が、チューブ内に拘束されて残ってしまうこととなる。
【0045】本発明においては、チューブの使い尽し度
合いを向上させるための手段が設けられている。つま
り、後述のようにしてネック10にスリットを形成する
ことにより、2つの目的を達成することができる。第1
に、肩部をよりフレキシブルなものとすることができ、
これにより、上部においてチューブをもっと押圧するこ
とができるようになること。第2に、指や薬さじや綿棒
を使用して、拘束された製品の大部分を取り出すことが
できるようにして、取出穴を広げることができること。
加えて、この構成であると、使い尽し度合いを視覚的に
確認することができる。さらに、使い尽し時点において
コンパクトに押しつぶすことができて、バルク容積(内
部空間容積)を最小化することができる。
【0046】本発明においては、チューブの使い尽し度
合いを向上させるために、ネック10に、少なくとも2
つのスリットが形成されている。スリットは、ネック1
0の実質的に高さ全体にわたって形成されており、入れ
物の取出開口へと開口している。有利には、スリット
は、2個または3個または4個形成され、ネック上にわ
たって等間隔に配置される。好ましくは、少なくとも2
つの径方向反対側に位置したスリットが形成されてい
る。
【0047】図1〜図3に示すように、径方向反対側に
位置して2つのスリット14a、14bが、形成されて
いる。よって、2つの押圧ゾーン8a、8bが、軸Xを
通過しかつスリット14a、14bを通る面に対して垂
直な平面P(図2)によって肩部8の近傍に形成され
る。
【0048】押圧ゾーン8a、8bのところにおいてチ
ューブを押圧することの効果が、図3に示されている。
矢印Fでもって示されているように肩部を押圧すること
により、ゾーン4b、4cにおけるボディ壁どうしが互
いに近接する向きに移動し、さらには、互いに当接する
ところまで移動することがわかる。これと同時に、バン
プ8c、8d(図2にも示されている)が、肩に形成さ
れ、凹状の凹み4dが、ボディ4の壁に形成される。押
圧時には、ネック10は、スリットの『V』字形への開
放によって、2つの部分10b、10cへと曲げられ
る。このようにして、ネック10の取出開口が広げら
れ、これにより、チューブ内部へのアクセスが容易なも
のとされ、拘束された残留製品を取り出すことができ
る。
【0049】チューブ内に何回分もの量の製品がまだ残
っているときには、連結部分において、チューブを再閉
塞できることが望ましい。この目的のために、ゾーン8
c、8dを押し込むことにより、および/または、部分
10b、10cを押し込むことにより、2つの部分10
b、10cは、実質的に互いに閉塞する向きに移動す
る。ネックの面取り部10a上に対してわずかの軸方向
圧力をかけつつキャップのフレアー形状端部13aを配
置することにより、ネックのネジ山11が、キャップ6
のネジ山13に係合する。キャップ6のネジ山13をチ
ューブ上に完全にねじ込むことによって、両スリットが
閉じられ、容器の密封式閉塞が得られる。
【0050】有利には、両スリットは、例えば薄い厚さ
のブレードを使用することによって、鉛直方向に切るこ
とにより形成される。これに代えて、スリットは、成形
によっても得ることができ、この場合には、スリット幅
は、ペースト状製品の収容に際しての許容可能な密封性
を確保し得るよう十分に狭い幅とされる。
【0051】肩部8の変形能力を向上させるために、肩
部には、1つまたは複数の薄肉ゾーンを設けることがで
きる。このような薄肉ゾーンは、適切な深さの比較的幅
の広いまたは比較的幅の狭いグルーブの形態とすること
ができる。このようなゾーンは、肩部の下面または上面
のうちの一方または双方に形成することができる。図4
〜図8は、そのような様々な実施形態を示している。
【0052】すなわち、図4および図5は、内面グルー
ブ(図5参照)をなす薄肉ゾーン16a、16bを示し
ている。これらグルーブは、スリット14a、14bと
位置を合わせて径方向に延在している。
【0053】図6は、120°間隔で配置された3つの
スリット14c〜14eを有したネック10を示してい
る。これらスリットの延長上において、肩部に、3つの
径方向薄肉ゾーン16c〜16eが形成されている。
【0054】図7においては、スリット14aに関し
て、互いに発散する3つの薄肉ゾーン16g〜16iが
形成されており、スリット14bに関して、互いに発散
する3つの薄肉ゾーン16k〜16mが形成されてい
る。さらに、スリット14a、14bの向きとは垂直方
向に延在するような、さらなる2つの薄肉ゾーン16
f、16jが形成されている。
【0055】図8におけるネック10は、肩部8の全周
にわたる環状薄肉ゾーン16nによって囲まれている。
ネック10は、90°間隔で配置された4つのスリット
14a〜14dを有している。
【0056】当然のことながら、任意に、様々なスリッ
トの構成および様々な薄肉ゾーンの構成を組み合わせる
ことができる。
【0057】図9には、ビン−チューブ101が示され
ている。この図9における各部材には、図1における対
応部材の参照符号に100を加算した参照符号が付され
ている。それらについては、簡潔に説明するにとどめ
る。
【0058】ビン−チューブ101は、リザーバ102
を備えている。リザーバ102は、ボディ104から形
成されていて、ネック110が設けられている。閉塞キ
ャップ106は、ネック110に対して取り付けられ得
るように形成されている。ボディ104は、閉塞ライン
に従った閉塞底部103を有している。
【0059】ボディ104は、実質的に、短軸と長軸と
を有した楕円形の横断面形状のものとされている。図9
においては、ボディ104は、短軸に従って示されてい
る。
【0060】底部とは反対側において、ボディ104
は、肩部108を形成している。肩部108上には、ネ
ック10が設置されている。このネック110は、全体
的に円錐台形状の外面形状のものとされていて、螺旋形
のネジ山111が形成されている。ネジ山111は、キ
ャップ106内に形成されている対応ネジ山113と係
合することができる。この目的のために、キャップも、
また、円錐台形状のものとされていることがわかるであ
ろう。ネック110は、リザーバ102の内部空間と連
通した取出チャネル112を有している。
【0061】ネック110には、径方向反対側に配置さ
れた2つの軸方向スリット114a、114bが形成さ
れている。これら両スリット114a、114bは、ネ
ック110の高さH全体にわたって形成されている。こ
れにより、2つの半体110a、110bが形成され
る。
【0062】肩部108には、図4〜図8を参照して上
述したような、いくつかの薄肉ゾーン116a、116
bを設けることができる。
【0063】容器101の動作については、図1の容器
の動作と同様である。楕円形横断面の短軸に沿った矢印
F方向に肩部を押圧することにより、使用者は、両押圧
ゾーン108a、108bを互いに近接させることがで
きる。同時に、ネック110の2つの半体110a、1
10bは、『V』字形をなして開くことができる。これ
により、図3に示すのと同様にして、ネック110の取
出開口断面を広げることができる。これにより、上述の
ように、使用者は、取出チャネル112内に拘束された
および肩部108の下方に拘束された残留製品を取り出
すことができる。
【0064】使用者がリザーバ102を再閉塞しようと
したときには、使用者は、ネックの2つの半体110
a、110bを互いに近接させる。ネック110および
キャップ106が円錐台形状のものとされていることに
より、ネジ山111は、ネジ山113に対して容易に係
合することができる。キャップのねじ込みの完了時に
は、両スリットが閉じることとなり、容器の密封式の再
閉塞が得られる。図1〜図3に例示した実施形態と比較
して、図9に示すようなネックおよびキャップの円錐台
形状は、ネック上へのキャップの係合を容易なものと
し、特にねじ込みの完了時点において、ねじ込み力を最
小のものとする。
【0065】上記説明においては、本発明の好ましい実
施形態を参照した。請求範囲によって規定された本発明
の精神を逸脱することなくそれら実施形態に変更を加え
得ることは、自明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による容器を概略的に
示す正面図であって、フレキシブルチューブを示してい
る。
【図2】 図1の容器を上方から示す平面図である。
【図3】 使い尽し時点における図1の容器を示す斜視
図である。
【図4】 他の実施形態による容器を概略的に示す平面
図である。
【図5】 図4におけるV−V線に沿った長さ方向断面図
である。
【図6】 さらに他の実施形態による容器を概略的に示
す平面図である。
【図7】 さらに他の実施形態による容器を概略的に示
す平面図である。
【図8】 さらに他の実施形態による容器を概略的に示
す平面図である。
【図9】 本発明のまた別の実施形態による容器を概略
的に示す図であって、フレキシブルなビン−チューブを
示している。
【符号の説明】
1 容器 2 チューブ(リザーバ) 3 底部 4 ボディ 6 キャップ 8 肩部 10 ネック 10a 外向き面取り部 11 ネジ山(固定手段) 12 取出チャネル 13 ネジ山(対応固定手段) 13a フレアー形状の端部 14a〜14d スリット 16a〜16n 薄肉ゾーン 101 容器 102 ビン−チューブ(リザーバ) 103 底部 104 ボディ 106 キャップ 108 肩部 110 ネック 111 ネジ山(固定手段) 113 ネジ山(対応固定手段) 114a スリット 114b スリット 116a 薄肉ゾーン 116b 薄肉ゾーン

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 とりわけペースト状液体製品といったよ
    うな製品のための容器(1,101)であって、 −肩部(8,108)が設置されている押圧可能なボデ
    ィ(4,104)から形成された、前記製品を収容する
    ためのリザーバ(2,102)と; −軸(X)を有するとともに、前記肩部に対して連結さ
    れ、さらに、取出チャネル(12)を有し、その上、前
    記リザーバ(2,102)の内部と連通した取出開口
    を、自由端によって形成しているような、剛直なネック
    (10,110)と; −前記取出開口を閉塞することができるキャップ(6,
    106)と;を具備してなり、 前記ネックには、該ネック(10,110)の実質的に
    高さ(H)全体にわたって延在するとともに前記取出開
    口内に開口している少なくとも2つのスリット(14a
    〜14d;114a、114b)が形成されていること
    を特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の容器(1,101)にお
    いて、 前記ネック(10,110)が、径方向反対側に位置し
    た少なくとも2つのスリット(14a、14b)を有し
    ていることを特徴とする容器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の容器(1,10
    1)において、 前記リザーバが、ビン、あるいは、ビン−チューブ(1
    02)、あるいは、チューブ(2)であることを特徴と
    する容器。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の容器
    (1,101)において、 前記リザーバ(2,102)が、熱可塑性材料から、ま
    たは、アルミニウムとか錫とかいったようなフレキシブ
    ルさを有した金属から、形成されていることを特徴とす
    る容器。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の容器
    (1,101)において、 前記リザーバ(2,102)が、高密度ポリエチレンま
    たは低密度ポリエチレンから、あるいは、ポリプロピレ
    ンから、あるいは、熱可塑性ポリエステル(ポリプロピ
    レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
    等)から、あるいは、ポリ塩化ビニルから、形成されて
    いることを特徴とする容器。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の容器
    (1,101)において、 前記肩部(8,108)が、例えば少なくとも1つの薄
    肉ゾーン(16a〜16n;116a、116b)とい
    ったような、少なくとも1つの折畳み容易ゾーンを備え
    ていることを特徴とする容器。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の容器(1,101)にお
    いて、 前記少なくとも1つの折畳み容易ゾーン(16a〜16
    m;116a、116b)が、前記ネック(10,11
    0)と前記肩部(8,108)の周縁部との間にわたっ
    て、少なくとも1つの前記スリットを起点として、延在
    していることを特徴とする容器。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の容器(1,10
    1)において、 前記折畳み容易ゾーン(16a〜16m)が、前記肩部
    (8,108)の幅全体にわたって延在していることを
    特徴とする容器。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれかに記載の容器
    (1,101)において、 前記折畳み容易ゾーン(16a、16b;16h、16
    l)が、前記ネック(10,110)のうちの、径方向
    反対側に位置した2つの前記スリット(14a〜14
    d;114a、114b)を含む平面内に位置している
    ことを特徴とする容器。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9のいずれかに記載の容器
    (1,101)において、 前記折畳み容易ゾーン(16n)が、前記ネック(1
    0,110)の基端近傍回りに位置していることを特徴
    とする容器。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の容
    器(1,101)において、 前記スリットが、成形によって、あるいは、例えばブレ
    ードを使用した切削といったような切削によって、得ら
    れていることを特徴とする容器。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の容
    器(1,101)において、 前記ネック(10,110)上に前記キャップ(6,1
    06)が取り付けられた状態においては、前記スリット
    は、閉じられることを特徴とする容器。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかに記載の容
    器(1,101)において、 前記ネック(10,110)が、前記キャップ(6,1
    06)上に形成された対応固定手段(13,113)と
    係合し得るような固定手段(11,111)を備えてい
    ることを特徴とする容器。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の容器(1,101)
    において、 前記ネック(10,110)の前記固定手段が、螺旋ネ
    ジ山(11,111)であることを特徴とする容器。
  15. 【請求項15】 請求項13または14記載の容器(1
    01)において、 前記ネック(110)が、前記リザーバ(102)に向
    かうにつれて横断面積が増大するような円錐台形状の外
    面形状のものとされ、 前記キャップ(106)が、対応形状の内面形状のもの
    とされていることを特徴とする容器。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれかに記載の容
    器(1,101)において、 前記リザーバ(2,102)が、前記ボディ(4,10
    4)の自由端を挟み込んだ後に熱溶着を施すことによっ
    て得られた底部(3,103)を有していることを特徴
    とする容器。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の容器(1,101)
    において、 前記スリット(114a、114b)の少なくとも1つ
    が、前記ボディ(104)の前記底部(103)に沿う
    向きとされていることを特徴とする容器。
  18. 【請求項18】 請求項1〜17のいずれかに記載の容
    器(1,101)において、 前記リザーバが、長軸と短軸とを有してなる楕円形横断
    面形状のものとされ、 前記スリットの少なくとも1つが、前記横断面形状の前
    記長軸に沿う向きとされていることを特徴とする容器。
  19. 【請求項19】 請求項1〜18のいずれかに記載の容
    器(1,101)において、 前記ネック(10,110)の自由端に、外向き面取り
    部(10a)が形成されていることを特徴とする容器。
  20. 【請求項20】 請求項1〜19のいずれかに記載の容
    器(1,101)において、 前記キャップの前記対応固定手段(13,113)が、
    フレアー形状の端部(13a)を有していることを特徴
    とする容器。
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