JPH10112203A - 車両用表示燈 - Google Patents

車両用表示燈

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JPH10112203A
JPH10112203A JP28161296A JP28161296A JPH10112203A JP H10112203 A JPH10112203 A JP H10112203A JP 28161296 A JP28161296 A JP 28161296A JP 28161296 A JP28161296 A JP 28161296A JP H10112203 A JPH10112203 A JP H10112203A
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JP
Japan
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light
hologram
color filter
volume phase
lamp
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JP28161296A
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English (en)
Inventor
Shuichi Ikui
秀一 生井
Yasuaki Kai
康朗 甲斐
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昼間と夜間とでパターンの異なる表示像を同
一領域内にそれぞれ鮮明に表示し、意匠性に優れた車両
用表示燈を提供する。 【解決手段】 車両用表示燈は、燈体1bの前面に配置
されたアウターカバー2と、燈体1bの内部に、表示側
から順に、反射型体積位相ホログラム4と、カラーフィ
ルタ11bと、少なくとも1つの面上に反射被膜12を
有する拡散反射板13と、像形成に寄与するバルブ5
と、このバルブ5と反射型体積位相ホログラム4との間
に、特定の波長の光のみ透過するカラーフィルタ11a
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型体積位相ホ
ログラムを用いた車両用表示燈に係り、更に詳細には、
昼間と夜間とでパターンの異なるホログラム立体像を同
一領域内に、それぞれ鮮明に表示することのできる、意
匠性に優れた車両用表示燈に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ランプ点灯時と非点灯時とで表示
像が変化する車両用表示燈として、実開昭52−346
83号公報、実公昭63−43683号公報、実公昭6
3−4328号公報、実公昭63−21047号公報及
び実開平4ー81403号公報には、表示燈アウターカ
バーにマスクやスモークレンズを組み合わせ、意匠的な
効果を狙った構成の表示燈が開示されている。その代表
的な構成としては、図1に示すように、燈体1aに設け
られたアウターカバー2の表面に、マスクパターン3を
ホットスタンプ、金属蒸着又はスモークレンズを用いて
形成させ、表示燈の消灯時(非点灯時)と点灯時とで異
なるパターンを表示して意匠性を向上させたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ランプ点灯時に表示す
べきパターン像が燈体内部に収納されている場合、その
表示パターンを燈体外部から観察するためには表示窓と
なるアウターカバーを透視する必要がある。しかしなが
ら、このような従来の表示燈においては、アウターカバ
ー上に意匠目的のマスクパターンなど視界を妨げるもの
がある場合、その透視像の質が悪く、昼間と夜間におい
て異なるパターンを同一領域内に鮮明に表示することは
困難であるという課題があった。本発明は、このような
従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、昼間と夜間とでパターンの異な
る表示像を同一領域内にそれぞれ鮮明に表示し、意匠性
に優れた車両用表示燈を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究した結果、透明で平滑なアウター
カバーを表示領域とする燈体内部に、反射型体積位相ホ
ログラムを収納し、表示側からみたときの上記反射型体
積位相ホログラムの裏面に意匠的な表面パターンを施し
た拡散板を設置し、カラーフィルタを適切に組み合せる
ことにより、上記課題が解決されることを見出し、本発
明を完成するに至った。
【0005】即ち、本発明の車両用表示燈は、透明で平
滑なアウターカバーの全部又は一部を表示領域とする燈
体を備え、この表示領域を介してホログラム立体像を表
示する車両用表示燈であって、反射型体積位相ホログラ
ムと、この反射型体積位相ホログラムのアウターカバー
側表面に光束を照射する光源と、この光束の拡散を制御
する光学素子と、上記反射型体積位相ホログラムにおけ
る回折ピーク波長の90%以上を透過する第1のカラー
フィルタとが、上記燈体内部に収容され、且つ上記光源
が上記表示領域外に配置され、上記光学素子と上記第1
のカラーフィルタとが上記光束の照射経路の途中に配置
され、上記反射型体積位相ホログラムは、上記アウター
カバー側表面の裏面側に順次積層された、上記第1のカ
ラーフィルタとは異なる波長領域を透過する第2のカラ
ーフィルタと、任意の表面パターンを有する反射拡散板
と、反射被膜とを有することを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の車両用表示燈においては、ホログラム
の裏面に第2のカラーフィルタを介して反射拡散板と反
射被膜とを設置した。よって、昼間の光源非点灯時に
は、アウターカバーから入射した太陽光等は、ホログラ
ムを透過し上記反射被膜と反射拡散板により拡散反射さ
れ、再びアウターカバーから燈体外部に出射し、上記反
射拡散板の表面パターンを表示する。一方、夜間の光源
点灯時には、光源から照射された光束が、第1のカラー
フィルタを介してホログラムに照射・回折され、アウタ
ーカバーから燈体外部に出射し、ホログラム立体像を表
示する。そして、この際、上記光束中の迷光はホログラ
ムを透過するが、第2のカラーフィルタにより減衰され
るので反射拡散板にまで到達しない。よって、ホログラ
ム立体像と上記表面パターンとが重なって表示されるこ
とが回避される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用表示燈につ
いて、詳細に説明する。図2は、本発明の車両用表示燈
の一実施形態を示す平断面図である。同図において、こ
の車両用表示燈は、燈体1bの前面に像を表示する窓
(表示領域)となるアウターカバー2が設置され、その
内部に反射型体積位相ホログラム4が収納されている。
また、燈体1bの内部かつ表示領域外に上記ホログラム
4の照明用バルブ5が収納されている。更に、このバル
ブ5からの出射光束6を平行光束とするため、上記ホロ
グラム4とバルブ5との間には光束の拡散を制御する光
学素子7が配置されている。ここで使用する光学素子に
は、フレネルレンズが好適に使用され、バルブ5はフレ
ネルレンズ7の焦点位置に固定されており、出射光束6
が平行光束8となる。
【0008】バルブ5からフレネルレンズ7を介して出
射した平行光束8は、燈体1内のホログラム4へ入射す
る。次いで、この平行光束8は、ホログラム4によって
回折され、回折光9は、アウターカバー2を通して燈体
外部へ出射し、立体像10を表示する。この際、バルブ
5とホログラム4との間には、ホログラム4の回折波長
付近の光を90%以上透過し、それ以外の波長の光を遮
断する、カラーフィルタ11aが挿入されており、不用
な迷光を抑制する構成となっている。
【0009】さらに、上記ホログラム4を表示側から見
たときの裏面(アウターカバー側表面の裏面)には、図
3に示すように、前記カラーフィルタ11aを透過する
光と異なる波長の光を透過させるカラーフィルタ11b
と、少なくとも1つの面上に反射被膜12を有する拡散
反射板13とが、表示側から順に積層されている。上記
ホログラム4は、図3に示すように透明基板4’上に積
層されているが、この透明基板4’は、主にアクリル、
ホリカーボネート等の樹脂から形成することができる。
また、拡散板13としては、例えばレンズカットパター
ンが刻まれているインナーレンズが好適に使用される。
更に、反射被膜12としては、例えばシルバー塗装膜や
金属箔等が挙げられるが、拡散性が要求されるため、そ
の表面粗度Raが10μm≦Ra≦100μmの範囲に
あり、全光線反射率が60%以上であることが好まし
い。
【0010】次に、反射型体積位相ホログラム4の製造
方法について説明する。まず、図4に示す露光系の所定
位置に、乾板14と、立体ロゴマーク15を設置して所
定の表示色となる波長を有する光を回折させ干渉縞を乾
板14に形成させる。具体的には、例えばアルゴンイオ
ンレーザー装置16から発振された発振波長514nm
の光束をビームスブリッタ17によって二分し、それぞ
れスペーシャルフィルタ18によって広げた一方の光を
立体ロゴマーク15に照明して、そのロゴマーク15か
ら得られた物体光19と、他方の光束をコリメータレン
ズ20により平行光として得られた参照光21とを乾板
14上で干渉させ、現像することにより、立体ロゴマー
ク15のマスターホログラム22を作製することができ
る。なお、この場合、立体ロゴマーク15の代わりに立
体幾何学パターンモデルを使用することも可能である。
【0011】次に、上記の処理で得られたマスターホロ
グラム22を、図5に示す露光系の所定位置に設置し、
アルゴンイオンレーザー装置16から発振された光束を
ビームスプリッタ17により二分し、それぞれスペーシ
ャルフィルタ18によって広げ、コリメータレンズ20
により平行光とし、一方の光を図3のマスターホログラ
ム撮影時の参照光21と同じ角度に調整して得られる再
生光をマスターホログラムに照射する。これにより、マ
スターホログラム撮影の際の立体ロゴマーク15の位置
に対応する位置に、立体ロゴマーク15の虚像が再生さ
れる。次いで、この虚像再生位置に新たな乾板14’を
設置し、二分したレーザー光の他方の光束を乾板14’
へ上記再生光と相対する側から照射することにより、干
渉縞を形成する。しかる後、この乾板14’を現像する
ことにより上記反射型体積位相ホログラム4を作製する
ことができる。
【0012】この反射型体積位相ホログラム4の表示色
の波長は、記録に使用した光源の波長とほぼ等しいた
め、例えば色素レーザーなど任意の波長の光が出射可能
なレーザー光源を使用することにより、反射型体積位相
ホログラム4の表示色を任意に設定することが可能とな
る。
【0013】次に、本実施形態の車両用表示燈の作用に
ついて説明する。燈体1bの表示側から見たときの反射
型体積位相ホログラム4の裏面に、カラーフィルタ11
bと反射被膜を有する拡散反射板13とを順に積層した
表示体を設置すると、昼間は図6のように太陽光などの
強い外光が燈体1bに入射するが、その方向と角度は反
射型体積位相ホログラム4の回折には寄与しないため、
反射型体積位相ホログラム4をそのまま透過する。この
透過光は、更に、カラーフィルタ11bを透過し、拡散
反射板13に到達する。この拡散反射板13により入射
光は拡散反射され、再び燈体外部へ出射する。このとき
の表示燈は、拡散反射板13に刻まれたパターンを表示
することとなる。
【0014】一方、夜間に燈体内部のバルブ5を点灯す
ると、その光束の方向と角度が反射型体積位相ホログラ
ム4の回折に寄与するため、ホログラム立体像10が表
示される。このとき、バルブ5と反射型体積位相ホログ
ラム4との間に挿入したカラーフィルタ11aと、反射
型体積位相ホログラム4と拡散反射板13との間に挿入
したカラーフィルタ11bとでは、透過する光の波長が
異なるため、回折に寄与せず反射型体積位相ホログラム
4を透過するようなバルブ5の迷光は、拡散反射板13
の手前のカラーフィルタ11bにより減衰されるので、
ホログラム立体像10と拡散反射板13のパターン像が
重なって表示されることによる像品質の悪影響を低減す
ることができる。なお、このカラーフィルタ11aと1
1bとを重ねたときの全光線透過率は、30%以下であ
ることが好ましい。
【0015】本発明の車両用表示燈においては、上述の
ような構成によって、昼間のランプ非点灯時には反射型
体積位相ホログラム4の裏面の拡散板パターンを表示
し、夜間のランプ点灯時には昼間とは異なるパターンの
ホログラム立体像を、同一領域内にそれぞれ鮮明に表示
することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。なお、各例における表示燈の評価は以下のようにし
て行った。まず、表示燈内の光源を点灯させたときのホ
ログラム立体像の発光輝度を測定し、燈火器に関する保
安基準への適合性を評価した。また、発光色について
は、JIS Z 8722に定める測色方法により測定
し、JIS D 5500に定める表示燈の規格への適
合性を評価した。更に、ホログラム立体像品質について
は、表示燈から1m離れた位置からの目視にて評価し
た。更にまた、非点灯時の外観品質については、表示燈
の法線に対して上方から75゜〜90゜の範囲で太陽光
を入射させ、表示されるインナーレンズパターン像の視
認性を目視にて評価した。
【0017】(実施例1)図2に示すような表示燈1b
において、内部に表示側から順に、回折波長550nm
の反射型体積位相ホログラム4と、620nm以上の波
長の光のみを透過する赤色フィルタ11bと、表面粗度
20μmでかつ全光線反射率70%の金属膜12を有し
レンズカットパターンが刻まれたインナーレンズ13と
を配置して表示体を形成した。次に、タングステンバル
ブ5から出射した光束6を、フレネルレンズ7と520
nm≦λ≦580nmの範囲の波長の光を透過する緑色
フィルタ11aに透過させて、上記表示体に入射させた
ところ、ホログラム立体像10が鮮明に表示された。こ
の表示燈1bを上記に示す内容で評価したところ、発光
輝度、色度ともJIS規格を満足した。更に、バルブ非
点灯時の外観を上記に示す内容で評価したところ内部の
インナーレンズパターンが鮮明に表示された。
【0018】(実施例2)図6に示すような表示燈1c
において、図7に示すように、内部に表示側から順に、
回折波長550nmの反射型体積位相ホログラム4と、
表面粗度20μmでかつ全光線反射率70%の金属膜を
有する620nm以上の波長の光のみを透過する赤色イ
ンナーレンズ23とを配置して表示体を形成した。次
に、タングステンバルブ5から出射した光束6を、52
0nm≦λ≦580nmの範囲の波長の光を透過する緑
色のフレネルレンズ24に透過させて、上記表示体に入
射させたところ、実施例1と同様にホログラム立体像が
鮮明に表示された。この表示燈1cを上記に示す内容で
評価したところ、発光輝度、色度ともJIS規格を満足
した。更に、バルブ非点灯時の外観を上記に示す内容で
評価したところ内部のインナーレンズパターンが鮮明に
表示された。
【0019】(実施例3)図6に示すような表示燈1d
において、図8に示すように、内部に620nm以上の
波長の光のみを透過する赤色インナーレンズのレンズカ
ット面に表面粗度20μmでかつ全光線反射率70%の
シルバー塗装された基板25の平滑面上に回折波長55
0nmの反射型体積位相ホログラム4を積層して表示体
を形成した。 次に、タングステンバルブ5から出射し
た光束6を、520nm≦λ≦580nmの範囲の波長
の光を透過する緑色のフレネルレンズ24に透過させ
て、上記表示体に入射させたところ、実施例1と同様に
ホログラム立体像が鮮明に表示された。この表示燈1d
を上記に示す内容で評価したところ、発光輝度、色度と
もJIS規格を満足した。更に、バルブ非点灯時の外観
を上記に示す内容で評価したところ内部のインナーレン
ズパターンが鮮明に表示された。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、透明で平滑なアウターカバーを表示領域とする燈体
内部に、反射型体積位相ホログラムを収納し、表示側か
らみたときの上記反射型体積位相ホログラムの裏面に意
匠的な表面パターンを施した拡散板を設置し、カラーフ
ィルタを適切に組み合せることとしたため、昼間と夜間
とでパターンの異なる表示像を同一領域内にそれぞれ鮮
明に表示し、意匠性に優れた車両用表示燈を提供するこ
とができる。即ち、反射型体積位相ホログラムの回折波
長付近の光を透過させるカラーフィルタと、このカラー
フィルタを透過する光と異なる波長の光を透過させる他
のカラーフィルタとを組み合わせることで、昼間等のラ
ンプ非点灯時にはインナーレンズカットパターンを表示
し、夜間のランプ点灯時には昼間時とはパターンの異な
るホログラム立体像を同一領域内に鮮明に表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のマスクパターンを用いた表示燈の断面図
である。
【図2】本発明の表示燈の一実施形態を示す平断面図で
ある。
【図3】本発明におけるホログラム積層表示体の一例を
示す断面図である。
【図4】本発明で使用したホログラムの製造に用いる露
光光学系の構成図である。
【図5】本発明で使用したホログラムの製造に用いる露
光光学系の構成図である。
【図6】本発明の表示燈の他の実施形態を示す平断面図
である。
【図7】本発明におけるホログラム積層表示体の他の例
を示す断面図である。
【図8】本発明におけるホログラム積層表示体の他の例
を示す断面図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d 燈体 2 アウターカバー 3 マスクパターン 4 反射型体積位相ホログラム 4’ 透明基板 5 バルブ 6 バルブ出射光 7 フレネルレンズ 8 平行光 9 回折光 10 立体像 11a、11b カラーフィルタ 12 反射被膜 13 拡散反射板 14、14’ ホログラム記録用乾板 15 立体ロゴマーク 16 アルゴンイオンレーザー 17 ビームスプリッタ 18 スペーシャルフィルタ 19 物体光 20 コリメータレンズ 21 参照光 22 マスターホログラム 23 着色されたフレネルレンズ 24 着色された拡散反射板 25 拡散反射性を有する着色されたホログラム基

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明で平滑なアウターカバーの全部又は
    一部を表示領域とする燈体を備え、この表示領域を介し
    てホログラム立体像を表示する車両用表示燈であって、 反射型体積位相ホログラムと、この反射型体積位相ホロ
    グラムのアウターカバー側表面に光束を照射する光源
    と、この光束の拡散を制御する光学素子と、上記反射型
    体積位相ホログラムにおける回折ピーク波長の90%以
    上を透過する第1のカラーフィルタとが、上記燈体内部
    に収容され、且つ上記光源が上記表示領域外に配置さ
    れ、上記光学素子と上記第1のカラーフィルタとが上記
    光束の照射経路の途中に配置され、 上記反射型体積位相ホログラムは、上記アウターカバー
    側表面の裏面側に順次積層された、上記第1のカラーフ
    ィルタとは異なる波長領域を透過する第2のカラーフィ
    ルタと、任意の表面パターンを有する反射拡散板と、反
    射被膜とを有することを特徴とする車両用表示燈。
  2. 【請求項2】 上記第1のカラーフィルタと上記第2の
    カラーフィルタとを重ね合わせたときの全光線透過率が
    30%以下となることを特徴とする請求項1記載の車両
    用表示燈。
  3. 【請求項3】 上記光学素子が、フレネルレンズである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用表示燈。
  4. 【請求項4】 上記反射被膜の表面粗さRaと全光線反
    射率Rとが、次の及び式 10μm≦Ra≦100μm・・・ 30%≦R≦100%・・・ で表される関係を満足することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1つの項に記載の車両用表示燈。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つの項に記載
    の車両用表示燈を用いて成ることを特徴とする自動車用
    リヤフィニッシャ。
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