JPH10111937A - 建設図面の電気記号抽出方法及びその装置 - Google Patents
建設図面の電気記号抽出方法及びその装置Info
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- JPH10111937A JPH10111937A JP8263953A JP26395396A JPH10111937A JP H10111937 A JPH10111937 A JP H10111937A JP 8263953 A JP8263953 A JP 8263953A JP 26395396 A JP26395396 A JP 26395396A JP H10111937 A JPH10111937 A JP H10111937A
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Abstract
記号を精度よく抽出できるようにする。 【解決手段】 建設図面の画像を読み取ったイメージ画
像データに対して、その読み取りの主走査方向に連続す
る画像を構成する画素の開始点と終了点のデータをラン
データとして作成し、そのランデータに基づいて画像の
輪郭データを作成し、その輪郭データに対して水平及び
垂直フィレ長を求め、その水平及び垂直フィレ長が所定
の範囲内の輪郭データのみを残し、その残った各輪郭デ
ータに対して輪郭ループの内面積と周囲長から円形度を
求め、その円形度がしきい値以上の輪郭データを電気記
号とみなし、その輪郭データが内接する矩形で囲まれる
範囲の画像データを抽出する。
Description
設業界で広く使用されている建設図面の電気記号抽出方
法及びその装置に関し、特に屋内電気図面等の建設図面
に記載された電気記号を抽出する方法及びその抽出装置
にするものである。
やビル等の建築図面あるいは水道管,ガス管,電力・通
信ケーブル等の配管図面等を含む建設図面を容易に作成
したり、そのデータを記憶させておいて設計変更や増改
築等の際に利用することは行なわれている。しかし、そ
の建設図面のデータには、作成したシステムにより互換
性がなく、期間の経過や業者の変更により利用できなく
なる。また、家屋の増改築等を行なう場合には、紙に描
かれた古い建築図面しかない場合が多く、増改築の間取
り図等を変更しない部分も含めて全て描きなおさなけれ
ばならなかった。
て、コンピュータで処理できるデータとして認識して記
憶させることも試みられているが、そのための特別な方
法や装置はなく、建設図面をイメージスキャナで読み取
り、そのイメージ画像データをパーソナルコンピュータ
等に入力させて、一般の図形認識機能を利用して線分認
識やパターン認識を行なっている。あるいはさらに、高
機能の図形エディタを補助に使うことによって図形認識
機能をレベルアップし、自動認識機能が多少不完全な場
合でも、例えばラスタ・ベクタ変換することにより直線
や円弧等の基本線図を自動認識できるようにしたものも
ある。
うな従来の図面認識装置は、高度の操作知識等を必要と
し、パソコンなどを使い慣れている人や専門のオペレー
タに利用が限定され、建設図面を頻繁に使用する業界関
係者にとって、決して使い勝手のよいものであるとはい
えなかった。
することができるが、電気記号等の建設図面特有の図形
シンボルを個別に抽出したり認識したりすることはでき
なかった。そのため、電気記号の抽出に多くの手間を要
しており、それによって電気工事費用の積算などにも時
間がかかっていた。
であり、紙に描かれた建設図面を読み取ったイメージ画
像データ、あるいはそのランレングスを符号化した符号
化画像データから、その建設図面に記載された電気記号
を精度よく自動抽出できるようにすることを目的とす
る。
達成するため、次のような建設図面の電気記号抽出方法
及び電気記号抽出装置を提供する。まず、この発明によ
る建設図面の電気記号抽出方法は、建設図面の画像を読
み取ったイメージ画像データに対して、その中の各画象
の輪郭データを作成し、その輪郭データの大きさが所定
の範囲内にあるものについて輪郭の円形度を求め、その
円形度がしきい値以上の輪郭データを電気記号とみなし
て抽出することを特徴とする。
ったイメージ画像データに対して、その読み取りの主走
査方向に連続する画像を構成する画素の開始点と終了点
のデータをランデータとして作成し、そのランデータに
基づいて画像の輪郭データを作成し、その輪郭データに
対して水平及び垂直フィレ長を求め、その水平及び垂直
フィレ長が所定の範囲内の輪郭データのみを残し、その
残った各輪郭データに対して輪郭ループの内面積と周囲
長から円形度を求め、その円形度がしきい値以上の輪郭
データを電気記号とみなし、その輪郭データが内接する
矩形で囲まれる範囲の画像データを抽出するとよい。
ジ画像データに対して、水平及び垂直方向に連続する画
像を構成する画素列の長さをチェックし、その長さがい
ずれも所定範囲内にある画素列によって構成される画像
の輪郭データを作成し、その輪郭データを電気記号とみ
なして抽出することもできる。そして、この場合に上記
作成した輪郭データが内接する円を求め、さらにその円
が内接する矩形で囲まれる範囲の画像データを抽出する
とよい。
置は、建設図面の画像を読み取ったイメージ画像データ
を入力する画像データ入力手段と、その入力した画像デ
ータ中の各画象の輪郭データを作成する輪郭データ作成
手段と、該手段によって作成された輪郭データの大きさ
が所定の範囲内にあるものについて輪郭の円形度を求め
る円形度算出手段と、その円形度がしきい値以上の輪郭
データを電気記号とみなして抽出する電気記号抽出手段
とを有するものである。
ジ画像データを入力する画像データ入力手段と、その入
力した画像データに対して、その読み取りの主走査方向
に連続する画像を構成する画素の開始点と終了点のデー
タをランデータとして作成するランデータ作成手段と、
該手段によって作成されたランデータに基づいて画像の
輪郭データを作成する輪郭データ作成手段と、その輪郭
データに対して水平及び垂直フィレ長を求め、その水平
及び垂直フィレ長が所定の範囲内の輪郭データのみを残
す輪郭データ選択手段と、該手段によって残された各輪
郭データに対して輪郭ループの内面積と周囲長から円形
度を求める円形度算出手段と、その円形度がしきい値以
上の輪郭データを電気記号とみなし、その輪郭データが
内接する矩形で囲まれる範囲の画像データを抽出する電
気記号抽出手段とを有するようにするとよい。
メージ画像データを入力する画像データ入力手段と、水
平及び垂直方向に連続する画像を構成する画素列の長さ
をチェックする画素列チェック手段と、該手段によるチ
ェック結果により長さがいずれも所定範囲内にある画素
列によって構成される画像の輪郭データを作成する輪郭
データ作成手段と、該手段によって作成された輪郭デー
タを電気記号とみなして抽出する電気記号抽出手段とを
有するものでもよい。
輪郭データ作成手段によって作成された輪郭データが内
接する円を作成し、さらにその円が内接する矩形で囲ま
れる範囲の画像データを抽出するようにするとよい。
像を読み取ったイメージ画像データのランレングスを符
号化した符号化画像データを入力して、元のイメージ画
像データに復元する手段であってもよい。その画像デー
タ入力手段は、上記符号化画像データを通信により受信
して入力する画像データ受信手段であるとよい。
いて、電気記号とみなした輪郭データを表示する表示手
段を設けるとよい。その表示手段は、電気記号とみなし
た輪郭データを画像データ入力手段により入力したイメ
ージ画像データに重ねて表示する手段を有するとよい。
さらに、抽出した電気記号の画像データを並べて表示す
る手段を有するようにするとよい。
るいは装置によって抽出した電気記号の画像データは、
従来から用いられているテンプレートマッチング等の方
法によって容易にその種類を判別して、電気記号を識別
するコードデータとして認識したり、その結果を集計し
て表示することもできる。
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明による
建設図面抽出方法を実施する建設図面認識装置の一例の
概略構成を示すブロック図であり、ハード構成とマイク
ロコンピュータによるソフト処理の機能とを混在して示
している。
2,通信制御部3,メモリ4,自動スキュー補正部5,
黒又は白のランデータ作成部6,電気記号認識部7,再
マッピング制御部8,表示部9,操作入力部10,外部
記憶装置11,印刷装置12,及びこれらを接続するバ
ス13などから構成される。なお、これらの各部(又は
装置)とバス13との間に必要なインタフェース部は図
示を省略している。
体の動作及び機能を制御するマイクロコンピュータ(C
PU,ROM,RAM等から構成されるが代表して「C
PU」と略称される)であり、自動スキュー補正部5並
びにこの発明に係るランデータ作成部6,電気記号認識
部7,及び再マッピング制御部8の各機能も、そのCP
Uのソフト処理によって実現することができる。
の建設図面をスキャンしてその画像を読み取ってイメー
ジ画像データを入力する画像データ入力手段であり、ス
キャン光学系及びCCDなどのイメージセンサとその駆
動回路等からなる公知のイメージスキャナである。ま
た、その読み取ったイメージ画像データを所定の解像度
で2値化して白ドットと黒ドットの画像データにする回
路も含んでいる。
ータを取り込む代りに、外部から通信によりイメージ画
像データ又はそのランレングスが符号化された符号化画
像データを受信して入力する画像データ受信手段である
と共に、この装置によって認識した建設図面に記載され
た電気記号データを外部装置へ送信することもできる。
具体的にはFAXモデムやパソコン通信制御手段を含む
ものである。
ったイメージ画像データ、通信制御部3によって受信し
たイメージ画像データ又は符号化画像データをはじめ、
自動スキュー補正部5によってスキュー補正された画像
データ、ランデータ作成部6によって作成された黒又は
白のランデータ、電気記号認識部7によって抽出及び認
識された電気記号のデータ、あるいは再マッピング制御
部8によって再マッピングされた画像データ等を格納す
る大容量のRAMあるいはハードディスク等によるメモ
リである。
した画像データの角度を調整して水平及び垂直の線分方
向を装置の水平及び垂直の基準方向と一致させるように
補正するためのものであり、公知の自動スキュー補正技
術を用いることができる。なお、この自動スキュー補正
部5により修正された画像データは、再びメモリ4に格
納される。
がなされてメモリ4に格納されたイメージ画像データ又
は符号化画像データ、及び後述する再マッピング制御部
8によって再マッピングされた画像データに対して、そ
の画像データを水平方向(主走査方向)の各ライン毎に
連続する画像を構成する黒画素(又は白画素)の開始点
と終了点のデータを作成する黒(又は白)ランデータ作
成手段である。その詳細は後述する。
の明度より図の明度が低い図面)の場合には、黒画素に
よって画像が構成されるので黒ランデータを作成し、ネ
ガ図面(地の明度より図の明度が高い図面)の場合に
は、白画素によって画像が構成されるので白ランデータ
を作成する。以下の説明では、読み取った建設図面がポ
ジ図面であるものとして、黒ランデータを作成する例で
説明する。
によって作成された黒ランデータに基づいて、建設図面
を読み取って入力したイメージ画像データから電気記号
の部分を抽出し、それを判別して認識するための電気記
号認識手段であり、この発明による電気記号抽出装置と
しての機能、すなわち輪郭データ作成手段,輪郭データ
選択手段,円形度算出手段,画素列チェック手段,およ
び電気記号抽出手段等の機能を有するが、その詳細は後
述する。
で、この電気記号認識部7によって抽出及び認識の対象
とする電気記号の例を図2に示す。これらの電気記号は
いずれも外形が円形である。そして、各種スイッチのよ
うに黒塗りの記号と、シーリングライト,シーリングペ
ンダント,ブラケット,各種コンセントのように黒塗り
でない記号とがある。
7により、電気記号として抽出された部分を表示した
り、その抽出あるいは認識結果と入力した建設図面の画
像データとを重ねて表示したりする際に、その表示用画
像データを作成するものであり、その際に原稿のノイズ
あるいは画像読取部2での読取ノイズも除去した画像デ
ータを作成する。このデータもメモリ4に格納される。
3から入力し、自動スキュー補正部5によってスキュー
補正された建設図面の画像データ、電気記号認識部7に
よって抽出および認識された電気記号データ、再マッピ
ング制御部8によって再マッピングされた画像データ等
を表示するためのものであり、例えば、CRTや液晶デ
ィスプレイ等である。
て抽出あるいは認識された電気記号データを再マッピン
グ制御部8によって再マッピングした画像データ(抽出
あるいは認識結果)を操作者が確認するための画面も表
示する。すなわち、上記再マッピングされた抽出あるい
は認識結果の画像データを表示し、例えば「この認識結
果でよろしいですか?(YES/NO)」というような
表示を行なう。これにより、電気記号の認識が正確にで
きているかどうかを操作者が確認することができる。
択指令、編集データ等を入力するためのものであり、キ
ーボードやマウスあるいはタッチパネル等である。この
操作入力部10は、表示選定手段としての機能も有し、
表示部9の表示状態を操作者の所望の表示状態に変更す
ることができる。例えばキー操作により、建設図面の入
力画像データと再マッピングされた抽出あるいは認識結
果の画像データを重ね合わせて表示させたり、どちらか
一方のみを選択して表示させたりすることができる。
識結果でよろしいですか?(YES/NO)」の表示に
対し、「YES」または「NO」の情報を入力するため
のキー等の入力手段も有する。そして、「YES」が選
択された場合は認識処理を終了し、「NO」が選択され
た場合は再認識処理あるいは訂正処理に移行する。これ
により、操作者は認識結果の内容を確認し、それを確定
することができる。
や、電気記号認識部7によって抽出あるいは認識された
電気記号データ、再マッピング制御部8によって再マッ
ピングされた抽出あるいは認識結果の画像データ等をフ
ロッピディスク(FD)や光磁気ディスク(OMD)等
の外部へ取り出し可能な記憶媒体に記憶させる記憶装置
である。印刷装置12は、上記の各種データ(表示され
るデータと同じデータ)を紙に印刷あるいは描画して出
力するプリンタあるいはプロッタである。
ータ作成部6および電気記号認識部7などによる、建設
図面特に屋内電気図面に記載された電気記号を抽出およ
び認識する処理の手順について、図3,図4のフローチ
ャートと、図5乃至図9の説明図を参照して説明する。
なお、図4では各ステップを「S」で示している。ま
た、この実施形態では、認識する建設図面がポジ図面で
あるものとする。
識装置によるメインルーチンの処理を示すフローチャー
トである。このメインルーチンでは、まずステップAで
図1の画像読取部2によって建設図面の一種である屋内
電気図面を読み取り、そのイメージ画像データを入力
し、ステップBで自動スキュー補正部5によってスキュ
ー補正を行ない、その画像データをメモリ4に格納す
る。あるいは、これに代えて屋内電気図面を読み取った
画像データのランレングスを符号化した符号化画像デー
タを通信制御部3で受信して入力し、それを元のイメー
ジ画像データに復元してメモリ4に格納してもよい。
サブルーチンを実行して、この発明による電気記号の抽
出、すなわち入力した屋内電気図面のイメージ画像デー
タから、電気記号の部分の画像データを切り取って抽出
する処理を行なう。このサブルーチンについては後で詳
述する。
号の画像データを集めて表示する。それをオペレータが
確認して自動認識するか否かを指示することにより、ス
テップEでその指示を判断して、自動認識する場合はス
テップFに進で電気記号判別・集計の処理を行なう。そ
して、ステップGでその認識結果を出力(表示,印刷,
外部記憶等)して、このメインルーチンの処理を終了す
る。自動認識をしない場合はそのまま処理を終了する。
は、抽出した各電気記号の画像データと予め保持してい
る各種電気記号のモデルパターンの画像データとを順次
比較してテンプレートマッチングをとり、それぞれどの
電気記号であるかを判別する。そして、判別した電気記
号の種類別(スイッチの回路数やコンセントの口数まで
は判別しない)に個数をカウントして集計する。ステッ
プGの認識結果の出力では、その認識した各電気記号の
名称と個数を表にして表示あるいは印刷することができ
る。
プCの電気記号抽出処理のサブルーチンを図4に示し、
これを詳細に説明する。まず、ステップ1で黒ランデー
タを作成する。これは、先に入力してメモリ4に格納し
た屋内電気図面のイメージ画像データに対して、図5に
示す副走査方向(垂直方向)の1画素幅毎に主走査方向
(水平方向)に連続する黒画素(1ライン毎に連続する
黒ドット)の開始点と終了点を示すデータを黒ランデー
タとしてを作成する。例えば、図5に示す入力画像の一
部のイメージ画像データからは表1に示す黒ランデータ
が作成される。
素部分(イメージ)の輪郭を求めて輪郭データを作成
し、ステップ3でその作成した輪郭データの水平フェレ
長と垂直フェレ長を求める。ここで、水平フェレ長と
は、例えば図6に示す輪郭データ(輪郭ループ)Oを2
本の垂直線で挟んだときの垂直線間距離(fh)をさ
す。また、垂直フェレ長とは、上記輪郭データOを2本
の水平線で挟んだときの水平線間距離(fv)をさす。
がしきい値内の輪郭データだけを残す。すなわち、抽出
対象となる電気記号(屋内電気記号)の大きさは、縮尺
1/100の場合、紙面上で約(1.2mm〜5mm) であ
るため、この範囲をしきい値とし、ステップ3で求めた
水平,垂直フェレ長がその範囲内にあるかどうかをチェ
ックし、その範囲内の輪郭データだけ残していく。
タの円形度を次式によって求める。 円形度(e)=4π×内面積÷(周囲長)2 ここで、輪郭データは、表2に示すように「1」に近い
ほど円形度が高くなる。
(例えば0.8) 以上の輪郭データを電気記号とみな
し、その輪郭データが内接する矩形(正方形も含む)を
求め、その矩形で囲まれる範囲を電気記号の位置して、
その矩形位置の画像データを抽出する。例えば、図7に
示す輪郭データD1はシーリングライトの電気記号(図
2参照)を示すが、その輪郭データD1が内接する矩形
L1で囲まれる範囲が電気記号の範囲となる。
ト,ブラケット,各種コンセント等の黒塗りでない電気
記号の抽出を完了するが、スイッチ等の黒塗りの電気記
号の抽出はステップ7〜10で行なう。
図8に示すような黒塗り記号の輪郭データD2の直径の
しきい値をd±αとし、入力したイメージ画像データに
おける水平方向に連続する黒ランデータをチェックし、
(d−α)より短い黒画素部分と(d+α)より長い黒
画素部分を上記黒ランデータから削除する。
ータにおける垂直方向に連続する黒画素の黒ランデータ
をチェックし、(d−α)より短い黒画素部分と(d+
α)より長い黒画素部分を上記黒ランデータから削除す
る。ここで、dは黒塗り記号の平均直径、αは大きさの
バラツキの差分である。
より黒画素部分の輪郭を求めて輪郭データを作成し、ス
テップ10に進む。ここでは、例えば図9に示すよう
に、その作成した輪郭データD3が内接する円(内接円
C1)を求め、さらにその円C1が内接する矩形L2を
求め、その矩形L2で囲まれる範囲を黒塗り記号の位置
として、その矩形位置の画像データを抽出する。
タから電気記号を抽出する具体的な例を、図10乃至図
15によって説明する。図10は住宅の屋内電気図面の
一例を示し、建家の骨格をなす壁と建具によって間取り
が記載され、そこに照明器具やコンセント,スイッチ類
の配置を示す電気記号とその配線が記載されている。な
お、この図中の20で示す記号は配電盤であり、21で
示す記号は電力使用量を計測する電力計であるが、以下
に説明する例では抽出の対象にしていない。
装置によって電気記号を抽出するには、まず画像読取部
2でこの屋内電気図面を読み取って、そのイメージ画像
データを入力する。そして、自動スキュー補正部5によ
ってスキュー補正してメモリ4に格納する。
認識部7によって前述した電気記号抽出処理を行なう。
すなわち、黒ランデータを作成し、その黒ランデータよ
りイメージの内外輪郭を求めて輪郭データを作成し、そ
の水平,垂直フィレ長を求めて、それ所定のがしきい値
の範囲内の輪郭データだけを残す。その残した輪郭デー
タが内接する矩形を、入力したイメージ画像データと重
ねて図11に示すように表示部9によって表示する。こ
の時、イメージ画像データと矩形データとは表示濃度あ
るいは色を異ならせて表示すると見易い。
求め、その円形度が設定値(例えば0.8)以上の輪郭
データだけを残して、図12に示すように表示する。そ
して、その輪郭が内接する矩形に囲まれた位置の画像デ
ータを電気記号のシンボルとして抽出し、メモリ4に保
存する。なお、図12中には、図11に示した残された
輪郭データの位置に、それぞれ算出した円形度を100
倍した数字(円形度が0.88であれば「88」のよう
に)も表示色を変えて重ねて表示するが、その数字が小
さいので図12では図示を省略している。したがって、
円形度が0.8未満の輪郭データは削除されるが、その
位置に円形度を100倍した数字のみが表示されること
になる。
αとして、水平方向及び垂直方向の黒ランからこの範囲
外のものを削除し、残った黒ランデータから輪郭データ
を作成し、それが内接する円を求め、その円が内接する
矩形位置を黒塗りの電気記号の位置とし、図13に示す
ように入力したイメージ画像データと重ねて表示する
(図中に黒塗りの矩形で示す)。この矩形に囲まれた位
置の画像データを電気記号のシンボルとして抽出し、メ
モリ4に保存する。
配置を、図14に示すように輪郭データで表示すること
もできる。さらに、図15に示すように、この抽出した
各電気記号の輪郭を入力したイメージ画像データと重ね
て、該イメージ画像データと異なる輝度あるいは色で表
示すると共に、その上部に抽出した各電気記号の画像を
並べて表示することもできる。これを見で、使用する電
気器具の種類と数を容易に知ることができ、電気工事費
用の積算などを容易に行なうことが可能になる。
ータに対して各種電気記号のモデルパターンとのテンプ
レートマッチングを行なうことにより、その種類を判別
し、それを種類別に集計することもできる。
る建設図面の電気記号抽出方法及びその装置によれば、
従来正確な抽出が困難であった青焼きなどの比較的コン
トラストが低い図面や、ノイズの多い図面あるいは古い
建設図面など、画質の悪い建設図面でも、簡単にその建
設図面に記載された電気記号を精度よく抽出することが
でき、電気工事費用の積算等を迅速に行なうことが可能
になる。また、その抽出した電気記号の画像データを判
別(認識)してその種類別に集計するようなことも容易
にできる。
ランレングス符号化した画像データとしてFAX通信等
によって入力し、その建設図面に記載された電気記号を
抽出し、認識することもできる。
表示することにより、その抽出あるいは認識結果を確認
し、確定することができる。その場合、入力した建設図
面のイメージ画像データを抽出あるいは認識結果と同時
にあるいは選択的に表示することにより、その表示内容
を比較検討して、誤抽出あるいは誤認識箇所や抽出ある
いは認識できなかった部分を見つけることができる。入
力したイメージ画像データと抽出あるいは認識結果とを
重ね合わせて表示すれば、誤認識あるいは誤抽出箇所や
抽出あるいは認識できなかった部分の発見及びその修正
が一層容易になる。
実施する建設図面の電気記号認識装置の一例の概略構成
を示すブロック図である。
を示す説明図である。
るメインルーチンの処理を示すフロー図である。
サブルーチンのフロー図である。
する処理の説明図である。
垂直フェレ長を求める処理の説明図である。
の輪郭データが内接する矩形位置の画像データを抽出す
る処理の説明図である。
り黒塗り記号の直径のしきい値より短い黒画素部分と長
い黒画素部分とを削除する処理の説明図である。
する円を求めて更にその円が内接する矩形位置の画像デ
ータを抽出する処理の説明図である。
一例を示す図である。
メージ画像データと電気記号の候補となる水平,垂直フ
ィレ長がしきい値内の輪郭データが内接する矩形とを重
ねて表示した図である。
メージ画像データと円形度がしきい値以上の電気記号と
みなされる輪郭データとを重ねて表示した図である。
メージ画像データと直径が所定範囲内の黒塗りの電気記
号が存在するとみなされる矩形領域とを重ねて表示した
図である。
で表示した図である。
ジ画像データと重ねて表示すると共にその上部に抽出し
た各電気記号の画像を並べて表示した図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 建設図面の画像を読み取ったイメージ画
像データに対して、その中の各画象の輪郭データを作成
し、その輪郭データの大きさが所定の範囲内にあるもの
について輪郭の円形度を求め、その円形度がしきい値以
上の輪郭データを電気記号とみなして抽出することを特
徴とする建設図面の電気記号抽出方法。 - 【請求項2】 建設図面の画像を読み取ったイメージ画
像データに対して、その読み取りの主走査方向に連続す
る画像を構成する画素の開始点と終了点のデータをラン
データとして作成し、そのランデータに基づいて画像の
輪郭データを作成し、その輪郭データに対して水平及び
垂直フィレ長を求め、その水平及び垂直フィレ長が所定
の範囲内の輪郭データのみを残し、その残った各輪郭デ
ータに対して輪郭ループの内面積と周囲長から円形度を
求め、その円形度がしきい値以上の輪郭データを電気記
号とみなし、その輪郭データが内接する矩形で囲まれる
範囲の画像データを抽出することを特徴とする建設図面
の電気記号抽出方法。 - 【請求項3】 建設図面の画像を読み取ったイメージ画
像データに対して、水平及び垂直方向に連続する画像を
構成する画素列の長さをチェックし、その長さがいずれ
も所定範囲内にある画素列によって構成される画像の輪
郭データを作成し、その輪郭データを電気記号とみなし
て抽出することを特徴とする建設図面の電気記号抽出方
法。 - 【請求項4】 請求項3記載の建設図面の電気記号抽出
方法において、前記作成した輪郭データが内接する円を
求め、さらにその円が内接する矩形で囲まれる範囲の画
像データを抽出することを特徴とする建設図面の電気記
号抽出方法。 - 【請求項5】 建設図面の画像を読み取ったイメージ画
像データを入力する画像データ入力手段と、その入力し
た画像データ中の各画象の輪郭データを作成する輪郭デ
ータ作成手段と、該手段によって作成された輪郭データ
の大きさが所定の範囲内にあるものについて輪郭の円形
度を求める円形度算出手段と、その円形度がしきい値以
上の輪郭データを電気記号とみなして抽出する電気記号
抽出手段とを有することを特徴とする建設図面の電気記
号抽出装置。 - 【請求項6】 建設図面の画像を読み取ったイメージ画
像データを入力する画像データ入力手段と、その入力し
た画像データに対して、その読み取りの主走査方向に連
続する画像を構成する画素の開始点と終了点のデータを
ランデータとして作成するランデータ作成手段と、該手
段によって作成されたランデータに基づいて画像の輪郭
データを作成する輪郭データ作成手段と、その輪郭デー
タに対して水平及び垂直フィレ長を求め、その水平及び
垂直フィレ長が所定の範囲内の輪郭データのみを残す輪
郭データ選択手段と、該手段によって残された各輪郭デ
ータに対して輪郭ループの内面積と周囲長から円形度を
求める円形度算出手段と、その円形度がしきい値以上の
輪郭データを電気記号とみなし、その輪郭データが内接
する矩形で囲まれる範囲の画像データを抽出する電気記
号抽出手段とを有することを特徴とする建設図面の電気
記号抽出装置。 - 【請求項7】 建設図面の画像を読み取ったイメージ画
像データを入力する画像データ入力手段と、水平及び垂
直方向に連続する画像を構成する画素列の長さをチェッ
クする画素列チェック手段と、該手段によるチェック結
果により長さがいずれも所定範囲内にある画素列によっ
て構成される画像の輪郭データを作成する輪郭データ作
成手段と、該手段によって作成された輪郭データを電気
記号とみなして抽出する電気記号抽出手段とを有するこ
とを特徴とする建設図面の電気記号抽出装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の建設図面の電気記号抽出
装置において、前記電気記号抽出手段が、前記輪郭デー
タ作成手段によって作成された輪郭データが内接する円
を作成し、さらにその円が内接する矩形で囲まれる範囲
の画像データを抽出する手段であることを特徴とする建
設図面の電気記号抽出装置。 - 【請求項9】 前記画像データ入力手段が、建設図面の
画像を読み取ったイメージ画像データのランレングスを
符号化した符号化画像データを入力して、元のイメージ
画像データに復元する手段である請求項5乃至8のいず
れか一項に記載の建設図面の電気記号抽出装置。 - 【請求項10】 前記画像データ入力手段が、前記符号
化画像データを通信により受信して入力する画像データ
受信手段である請求項9記載の建設図面認識装置。 - 【請求項11】 請求項4乃至10のいずれか一項に記
載の建設図面の電気記号抽出装置において、前記電気記
号とみなした輪郭データを表示する表示手段を設けたこ
とを特徴とする建設図面認識装置。 - 【請求項12】 前記表示手段は、前記電気記号とみな
した輪郭データを前記画像データ入力手段により入力し
たイメージ画像データに重ねて表示する手段を有する請
求項11記載の建設図面の電気記号抽出装置。 - 【請求項13】 前記表示手段は、抽出した電気記号の
画像データを並べて表示する手段を有する請求項11又
は12記載の建設図面の電気記号抽出装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP26395396A JP3607433B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 建設図面の電気記号抽出方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26395396A JP3607433B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 建設図面の電気記号抽出方法及びその装置 |
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JPH10111937A true JPH10111937A (ja) | 1998-04-28 |
JP3607433B2 JP3607433B2 (ja) | 2005-01-05 |
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JP26395396A Expired - Lifetime JP3607433B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 建設図面の電気記号抽出方法及びその装置 |
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