JPH10111154A - 流量計 - Google Patents

流量計

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JPH10111154A
JPH10111154A JP26467396A JP26467396A JPH10111154A JP H10111154 A JPH10111154 A JP H10111154A JP 26467396 A JP26467396 A JP 26467396A JP 26467396 A JP26467396 A JP 26467396A JP H10111154 A JPH10111154 A JP H10111154A
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一光 温井
Katsuto Sakai
克人 酒井
Shinichi Sato
真一 佐藤
Shuichi Okada
修一 岡田
Takahito Sato
孝人 佐藤
Itsuro Hori
逸郎 堀
Masahito Naganuma
雅仁 長沼
Kenzo Ochi
謙三 黄地
Tadanori Shirasawa
忠徳 白沢
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体流量が全体最大流量を越えたか否かを判
定するための時間を短縮することができるとともに、流
体の流れが短い時間間隔で変化した場合でも、その変化
を正確に検出することができる流量計を提供する。 【解決手段】 フルイディック素子32は、フルイディ
ック発振を発生させ、発振検出センサ33は、このフル
イディック発振を検出し、周期測定部411は、その発
振周期を測定し、流量換算部412は、この測定出力を
ガス流量に換算する。フローセンサ34は、ガスの流速
を検出し、流量換算部413は、この検出出力をガス流
量に換算し、フィルタ414は、この換算出力を平均化
する。切替えスイッチ418は、ガス流量が多い流量域
では、流量換算部412の換算出力を選択し、少ない流
量域では、フィルタ414の平均化出力を選択する。安
全機能判定部421は、この選択出力に基づいて、安全
性を確保するための制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ガスの使
用流量を計測するガスメータとして使用される流量計に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスの使用流量を計測するガス
メータにおいては、安全性の確保等のため、ガス流路に
流すことが可能な最大流量、すなわち、全体最大流量が
定められている。したがって、このガスメータにおいて
は、逐次、ガスの流量を検出し、検出されたガス流量が
全体最大流量を越えた場合は、ガス流路を遮断して、安
全性を確保する必要がある。
【0003】従来のガスメータにおいては、ガス流量を
検出する場合、ガス流路を流れるガスによって回転駆動
されるクランクを設け、このクランクの回転数を30秒
間計測し、この計測結果に基づいて検出するようになっ
ていた。
【0004】図2は、上記のようにしてガス流量を検出
する従来のガスメータの構成を示すブロック図である。
図示のガスメータは、ガス流路を遮断するための遮断弁
11と、ガス流路を流れるガスによって回転駆動される
クランク12と、このクランク12が1回転するたびに
オン状態に設定され、オン状態に設定されるたびに1つ
のパルスを発生するリードスイッチ13とを有する。
【0005】また、このガスメータは、ガス流路を流れ
るガスの圧力を検出する圧力センサ14と、ガスメータ
にかかる震動を検出する感震器15と、遮断されたガス
流路を導通させるための復帰スイッチ16と、ガスメー
タの試験を行うためのテストスイッチ17と、ガスメー
タの状態を表示するための状態表示部18とを有する。
【0006】さらに、このガスメータは、ガスの使用流
量を計測したり、安全性を確保するための制御を行った
りする使用流量計測・安全機能部19と、クランク12
の回転数をカウントする機械式カウンタ20と、この機
械式カウンタ20のカウント出力をガスの使用流量とし
て表示する表示部21とを有する。
【0007】使用流量計測・安全機能部19は、タイマ
192の出力に従ってリードスイッチ13の出力パルス
を30秒間カウントするカウンタ191と、このカウン
タ191のカウント出力をガス流量に換算する流量換算
部193とを有する。
【0008】また、この使用流量計測・安全機能部19
は、流量換算部193の換算出力が全体最大流量を越え
ると、遮断弁11を閉じて、ガス流路を遮断したり、こ
の換算出力に基づいて、ガスの流量変化等を検出した
り、流量換算部193の換算出力を積算して使用流量を
検出したり、圧力センサ14や感震器15の検出出力に
基づいて、遮断弁11の開閉を制御したりする安全機能
判定部194を有する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のガスメータは、ガス流路を流れるガスによって回転駆
動されるクランク12を設け、このクランク12の回転
数(具体的にはリードスイッチ13の出力パルス数)を
30秒間計測し、この計測結果に基づいて、ガス流量を
検出し、この検出出力に基づいて、ガス流量が全体最大
流量を越えたか否かを判定したり、ガスの流量変化等を
検出したりするようになっていた。
【0010】しかしながら、このような構成では、ガス
流量を検出するのに30秒かかるため、ガス流量が全体
最大流量を越えたか否かを判定するのも30秒かかる。
これにより、ガス流量が全体最大流量を越えるような場
合、安全性を十分に確保することができないという問題
があった。
【0011】また、このような構成では、30秒間のガ
ス流量によりガスの流量変化等を検出するため、ガスの
流量が短い時間間隔で変化すると、ガスの流量変化等を
正確に検出することができないという問題があった。
【0012】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、流体流量が全体最大流量を越えたか
否かを短時間に判定することができるとともに、流体が
短い時間間隔で変化した場合でも、その変化(流量変化
等)を正確に検出することができる流量計を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の流量計
は、流体流路を流れる流体を振動させるためのフルイデ
ィック素子と、このフルイディック素子により発生させ
られた流体振動の発振周期を検出する発振周期検出手段
と、この発振周期検出手段の検出出力に基づいて、流体
の流量を検出する流量検出手段と、それぞれ異なる蓄積
時間を有し、流量検出手段の検出出力を所定時間蓄積し
て出力する複数の蓄積手段と、流量検出手段の検出出力
と複数の蓄積手段の蓄積出力とに基づいて、流体の状態
を判定する状態判定手段とを備えたものである。
【0014】この請求項1記載の流量計では、流体流路
を流れる流体は、フルイディック素子により振動させら
れる。発振周期検出手段は、このフルイディック発振の
発振周期を検出する。流体流量検出手段は、この検出出
力に基づいて、流体流量を検出する。複数の蓄積手段
は、それぞれこの検出出力を所定時間蓄積した後出力す
る。状態判定手段は、流量検出手段の検出出力と複数の
蓄積手段の蓄積出力とに基づいて、流体の状態を判定す
る。
【0015】このような構成によれば、フルイディック
発振の発振周期に基づいて流体流量が検出されるため、
流体流量として、瞬時流量が検出される。これにより、
流体流量が全体最大流量を越えたか否かを短時間に判定
することができる。その結果、流体流量が全体最大流量
を越えた場合の安全性を十分に確保することができる。
また、流体流量が短い時間間隔で変化した場合でも、流
量変化等の流体の流れの変化を正確に検出することがで
きる。
【0016】請求項2記載の流量計は、流体流路を流れ
る流体を振動させるためのフルイディック素子と、この
フルイディック素子により発生させられた流体振動の発
振周期を検出する発振周期検出手段と、この発振周期検
出手段の検出出力に基づいて、流体の流量を検出する第
1の流量検出手段と、流体の流速を検出する流速検出手
段と、この流速検出手段の検出出力に基づいて、流体の
流量を検出する第2の流量検出手段と、流体の流量が多
い流量域では、第1の流量検出手段の検出出力を選択
し、少ない流量域では、第2の流量検出手段の検出出力
を選択する選択手段と、それぞれ異なる蓄積時間を有
し、選択手段の選択出力を所定時間蓄積して出力する複
数の蓄積手段と、選択手段の選択出力と複数の蓄積手段
の蓄積出力とに基づいて、流体の状態を判定する状態判
定手段とを備えたものである。
【0017】この請求項2記載の流量計では、流体流路
を流れる流体は、フルイディック素子により振動させら
れる。発振周期検出手段は、このフルイディック発振の
発振周期を検出する。第1の流量検出手段は、この検出
出力に基づいて、流体流量を検出する。流速検出手段
は、流体流路を流れる流体の流速を検出する。第2の流
量検出手段は、この検出出力に基づいて、流体流量を検
出する。選択手段は、流体の流量が多い流量域では、第
1の流量検出手段の検出出力を選択し、少ない流量域で
は、第2の流量検出手段の検出出力を選択する。複数の
蓄積手段は、この選択出力を所定時間蓄積した後、出力
する。状態判定手段は、選択手段の選択出力と複数の蓄
積手段の蓄積出力とに基づいて、流体の状態を判定す
る。
【0018】このような構成によれば、流体の流量が多
い流量域では、フルイディック発振の発振周期に基づい
て、流体流量が検出される。これにより、この場合は、
流体流量として瞬時流量が検出される。その結果、流体
流量が全体最大流量を越えたか否かを短時間に判定する
ことができる。これにより、流体流量が全体最大流量を
越えた場合の安全性を十分に確保することができる。ま
た、流体流量が短い時間間隔で変化した場合でも、流量
変化等の流体の流れの変化を正確に検出することができ
る。
【0019】さらに、流体の流量が少ない流量域では、
流速検出手段の検出出力に基づいて、流体流量が検出さ
れる。これにより、この場合、流体流量を短時間に検出
することができる。その結果、流体がまったく流れてい
ない場合とわずかしか流れていない場合との分別を短時
間で行うことができる。また、流体流量が短い時間間隔
で変化した場合でも、流量変化等の流体の流れの変化を
正確に検出することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明に係る流量計の実施の形態を詳細に説明する。図1
は、本発明に係る流量計の一実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。なお、以下の説明では、本発明に係る
流量計をガスメータに適用した場合を代表として説明す
る。
【0021】図示の流量計は、ガス流路を遮断するため
の遮断弁31と、ガス流路を流れるガスを振動させるた
めのフルイディック素子32と、このフルイディック素
子32により発生させられたガス振動、すなわち、フル
イディック発振を検出する発振検出センサ33と、ガス
流路を流れるガスの流速を検出するフローセンサ34
と、ガスの使用流量を表示するための表示部35と、ガ
ス流路を流れるガスの圧力を検出する圧力センサ36
と、流量計にかかる震動を検出する感震器37とを有す
る。
【0022】また、この流量計は、遮断弁31により遮
断されたガス流路を導通させるための復帰スイッチ38
と、流量計の試験を行うためのテストスイッチ39と、
流量計の状態を表示するための状態表示部40と、ガス
の使用流量を計測したり、ガスの使用上の安全性を確保
したりするための使用流量計測・安全機能部41とを有
する。
【0023】使用流量計測・安全機能部41は、フルイ
ディック発振の発振周期を測定する周期測定部411
と、この周期測定部411の測定出力をガス流量に換算
する流量換算部412と、フローセンサ34の検出出力
をガス流量に換算する流量換算部413と、この流量換
算部413の換算出力を平均化するフィルタ414と、
このフィルタ414の平均化出力を相殺演算する相殺演
算部415とを有する。
【0024】また、この使用流量計測・安全機能部41
は、流量換算部412の換算出力と相殺演算部415の
相殺演算出力とのいずれか一方を選択する切替えスイッ
チ416と、この切替えスイッチ416の選択出力を積
算してガスの使用流量を検出する積算部417とを有す
る。
【0025】さらに、この使用流量計測・安全機能部4
1は、流量換算部412の換算出力とフィルタ414の
平均化出力とのいずれか一方を選択する切替えスイッチ
418と、この切替えスイッチ418の選択出力を6秒
間蓄積して出力するバッファ部419と、同じく30秒
間蓄積して出力するバッファ部420と、切替えスイッ
チ418の選択出力やバッファ部419,420の蓄積
出力に基づいて、ガスの状態を判定したり、この判定結
果等に基づいて、安全性を確保するための各種制御を行
う安全機能判定部421と、周期測定部411の測定結
果に基づいて、切替えスイッチ416,418の選択動
作を制御するスイッチ制御部422とを有する。
【0026】なお、発振検出センサ33は、例えば、圧
電膜センサによって構成されている。また、フローセン
サ34は、例えば、熱式流速センサによって構成されて
いる。すなわち、このフローセンサ34は、発熱部と、
この発熱部の上流側および下流側に配設された2つの温
度センサとを有する。そして、2つの温度センサによっ
て検出される温度の差を一定に保つように発熱部に電力
を供給し、この供給電力に基づいて、流速を求めたり、
発熱部を一定電流または一定電力で加熱し、2つの温度
センサによって検出された温度の差から流速を求めたり
するようになっている。また、使用流量計測・安全機能
部41は、例えば、中央処理装置(CPU)と、このC
PUにより実行される処理プログラムとにより構成され
ている。
【0027】上記構成において、動作を説明する。ガス
流路に流れるガスは、フルイディック素子32により振
動させられる。発振検出センサ33は、このフルイディ
ック発振を検出する。この検出出力は、周期測定部41
1に供給される。周期測定部411は、この検出出力に
基づいて、フルイディック発振の発振周期を検出する。
この検出出力は、流量換算部412に供給される。流量
換算部412は、この検出出力をガス流量に換算する。
これにより、ガス流量として、瞬時流量が検出される。
これは、フルイディック発振が常時発生しているからで
ある。この検出出力は、切替えスイッチ416,418
に供給される。
【0028】フローセンサ34は、所定の周期で、ガス
流路を流れるガスの流速を検出する。この検出周期は、
例えば、6秒に設定されている。この検出出力は、流量
換算部413に供給される。この流量換算部413は、
この検出出力をガス流量に換算する。これにより、ガス
流量が6秒という非常に短い周期で検出される。すなわ
ち、従来の5分の1の周期で検出される。流量換算部4
13の換算出力は、フィルタ414に供給される。フィ
ルタ414は、この換算出力を平均化する。これによ
り、ガスの圧力変動が電気的に抑圧される。
【0029】この平均化処理は、例えば、指数平均をと
るようにして行われる。すなわち、この平均化処理は、
推測型の平均化処理により行われる。この推測型の平均
化処理の一例を式を使って表すと、次のように表され
る。 Q´(n) ={(8−1)Q´(n-1) +Qn }/8 但し、Q´(n) :今回の平均化部247の平均化出力 Q´(n-1) :前回の平均化部247の平均化出力 Qn :今回の流量換算部244の換算出力
【0030】フィルタ414の平均化出力は、相殺演算
部415と、切替えスイッチ418とに供給される。相
殺演算部415は、この平均化出力を相殺演算する。こ
れにより、ガスの圧力変動が電気的に抑制される。
【0031】この相殺演算処理は、フィルタ414の平
均化出力を蓄積し、所定量溜まるたびに出力するように
して行われる。ここで、所定量としては、例えば、1リ
ットルが設定されている。なお、この蓄積処理は、フィ
ルタ414の平均化出力が正の場合は、これをそれまで
の蓄積値に加え、負の場合は、これをそれまでの蓄積値
から引くようにして行われる。この相殺演算部415の
相殺演算出力は、切替えスイッチ416に供給される。
【0032】切替えスイッチ416は、流量換算部41
2の換算出力と相殺演算部415の演算出力とのいずれ
か一方を選択する。この選択は、周期測定部411の測
定出力に基づいて、スイッチ制御部422によって制御
される。スイッチ制御部422は、フルイディック発振
の発振周期が小さい周期域では、流量換算部412の換
算出力を選択し、大きい周期域では、相殺演算部415
の演算出力を選択する。これにより、ガス流量が多い流
量域では、流量換算部412の換算出力が選択され、少
ない流量域では、相殺演算部415の演算出力が選択さ
れる。
【0033】このように、ガス流量に応じて、ガス流量
の検出経路を切り替えるのは、ガス流量が多い流量域で
は、フルイディック素子32の検出出力に基づいて、ガ
ス流量を検出した方が高い検出精度を得ることができ、
逆に、ガス流量が少ない流量域では、フローセンサ34
の検出出力に基づいて、ガス流量を検出した方が高い検
出精度を得ることができるからである。
【0034】なお、本実施の形態では、ガス流量が増加
する場合は、少流量域として、190リットル/時(リ
ットル毎時)未満の流量域が設定され、多流量域とし
て、190リットル/時以上の流量域が設定されてい
る。これに対し、ガス流量が減少する場合は、多流量域
として、150リットル/時以上の流量域が設定され、
少流量域として、150リットル/時未満の流量域が設
定される。このように、ガス流量の増加時と減少時と
で、少流量域と多流量域との境界値にヒステリシスを設
定しているのは、ガス流量の変動によって遮断弁41,
42の開閉動作が不安定になるのを防止するためであ
る。
【0035】切替えスイッチ416の選択出力は、積算
部417に供給される。積算部417は、この選択出力
を積算する。これにより、ガスの使用流量が検出され
る。この検出出力は、表示部35に供給される。これに
より、ガスの使用流量が表示される。
【0036】切替えスイッチ418は、流量換算部41
2の換算出力とフィルタ414の平均化出力とのいずれ
か一方を選択する。この選択は、周期測定部411の測
定出力に基づいて、スイッチ制御部422によって制御
される。スイッチ制御部422は、このフルイディック
発振の発振周期が小さい周期域では、流量換算部412
の換算出力を選択し、大きい周期域では、フィルタ41
4の平均化出力を選択する。これにより、ガス流量が多
い流量域は、流量換算部412の換算出力が選択され、
少ない流量域では、フィルタ414の平均化出力が選択
される。
【0037】なお、この場合の多流量域の範囲と少流量
域の範囲とは、切替えスイッチ416の選択動作を制御
する場合の範囲と同じである。
【0038】切替えスイッチ418の選択出力は、安全
機能判定部421と、バッファ部419,420に供給
される。バッファ部419に供給された選択出力は、6
秒間蓄積された後出力される。この蓄積処理は、6秒周
期で繰り返し実行される。同様に、バッファ部420に
供給された選択出力は、30秒間蓄積された後出力され
る。この蓄積処理も、30秒周期で繰り返し実行され
る。なお、これらの蓄積処理は、フィルタ414の平均
化出力が正の場合は、これをそれまでの蓄積値に加え、
負の場合は、これをそれまでの蓄積値から引くようにし
て行われる。バッファ部419,420の蓄積出力は、
安全機能判定部421に供給される。
【0039】安全機能判定部421は、切替えスイッチ
418の選択出力やバッファ部419,420の蓄積出
力に基づいて、ガスの状態を判定する。また、この安全
機能判定部421は、この判定結果と、圧力センサ3
6、感震器37の検出出力とに基づいて、安全性を確保
するための各種制御を実行する。また、この安全機能判
定部421は、遮断弁31を閉じている状態において、
保守者によって復帰スイッチ38が操作されると、これ
を開く。また、この安全機能判定部421は、保守者に
よってテストスイッチ39が操作されると、所定の試験
を行うための処理を実行する。また、この安全機能判定
部421は、ガスの状態等を示すデータを状態表示部4
0に供給し、ガスの状態等を表示する。
【0040】ここで、上述した安全機能判定部421の
機能のうち、安全性を確保するための各種制御をさらに
詳細に説明する。
【0041】(1)まず、安全機能判定部421は、感
震器37の検出出力と、切替えスイッチ418の選択出
力とに基づいて、遮断弁37の感震制御を行う。すなわ
ち、安全機能判定部421は、感震器37により検出さ
れた震動の大きさが予め定めた値以上になると、切替え
スイッチ418の選択出力に基づいて、ガスが使用され
ているか否かを判定する。そして、ガスが使用されてい
る場合は、遮断弁31を閉じる。これにより、大きな地
震等が発生した場合、ガスが使用されていると、ガス流
路が遮断され、安全性が確保される。
【0042】なお、ガスが使用されているか否かは、感
震器37により検出された震動の大きさが予め定めた値
以上になった時点におけるガスの使用状況だけでなく、
この時点の直前の所定期間内、例えば、2分以内のガス
の使用状況に基づいて判定される。これは、誤判定を少
なくするためである。
【0043】(2)また、安全機能判定部421は、切
替えスイッチ418の選択出力に基づいて、ガスの流量
変化等のガスの流れの変化を検出する。この場合、本実
施の形態では、ガスの流れが短い時間間隔で変化した場
合でも、これを正確に検出することができる。これは、
本実施の形態では、ガスの流量を短時間に検出すること
ができるからである。
【0044】すなわち、本実施の形態では、ガスの流量
が多い流量域では、切替えスイッチ416により、流量
換算部412の換算出力が選択される。これにより、こ
の場合は、ガスの瞬時流量に基づいて、ガスの流れの変
化を検出することができる。その結果、この場合は、ガ
スの流れが短時間に変化した場合でも、これを正確に検
出することができる。
【0045】また、ガスの流量が少ない流量域では、切
替えスイッチ416により、フィルタ414の平均化出
力が選択される。これにより、この場合は、6秒周期と
いう非常に短い周期で得られるガス流量に基づいて、ガ
スの流れの変化を検出することができる。その結果、こ
の場合も、ガスの流れが短時間に変化した場合でも、こ
れを正確に検出することができる。
【0046】(3)また、安全機能判定部421は、6
秒バッファ部419の蓄積出力に基づいて、ガス流量が
全体最大流量を越えたか否かを判定し、越えた場合は、
遮断弁31を閉じる。これにより、ガス器具の異常等に
より、ガス流量が全体最大流量を越えた場合、ガス流路
を遮断され、安全性が確保される。
【0047】しかも、この場合、ガス流量が全体最大流
量を越えたか否かが短時間に判定されるので、安全性が
十分に確保される。すなわち、ガス流量が全体最大流量
を越える場合というのは、ガス流量が多い場合である。
したがって、このような場合は、切替えスイッチ418
では、流量換算部412の換算出力が選択される。これ
により、この場合は、瞬時流量に基づいて(実際には、
6秒バッファ部419の蓄積出力に基づいて)、ガス流
量が全体最大流量を越えたか否かが判定される。これに
より、この場合は、ガス流量が全体最大流量を越えたか
否かを短時間に検出することができる。その結果、ガス
流量が全体最大流量を越えた場合の安全性が十分に確保
されるわけである。
【0048】なお、ガス流量が全体最大流量を越えた否
かを判定するのに、6秒バッファ部419の蓄積出力を
用いるのは、給湯器等の個別最大流量が大きいガス器具
が点火された場合の過渡応答に対処するためである。こ
こで、個別最大流量とは、各ガス器具に流すことが可能
なガスの最大流量をいう。
【0049】すなわち、ガス流量が全体最大流量を越え
た否かを判定する場合は、切替えスイッチ418の選択
出力に基づいて判定することもできる。このような構成
によれば、6秒バッファ部419の蓄積出力に基づいて
判定する場合より、判定時間を短縮することができる。
【0050】しかしながら、このような構成では、個別
最大流量が大きいガス器具が点火されるたびに、遮断弁
31が閉じられてしまう可能性が高くなる。これは、個
別最大流量が大きいガス器具が点火された瞬間というの
は、大流量のガスが流れるからである。
【0051】そこで、本実施の形態では、切替えスイッ
チ418の選択出力を6秒間蓄積するバッファ部419
を設け、このバッファ部419の蓄積出力に基づいて、
ガス流量が全体最大流量を越えたか否かを判定するよう
にしたものである。
【0052】このような構成によれば、個別最大流量の
大きいガス器具が点火された瞬間に流れる大流量のガス
は、バッファ部419の蓄積作用により吸収される。こ
れにより、個別最大流量の大きいガス器具が点火された
瞬間、ガス流量が全体最大流量を越えたと判定される可
能性が小さくなる。その結果、個別最大流量が大きいガ
ス器具が点火されるたびに、遮断弁31が閉じられてし
まう可能性が低くなる。
【0053】なお、バッファ部419は、上記のごと
く、個別最大流量の大きいガス器具が点火された瞬間に
流れる大流量のガスを吸収するための機能を有する。し
たがって、このバッファ部419の蓄積時間は、この大
流量のガスを吸収することができるものであれば、6秒
より短くても構わない。
【0054】(4)また、安全機能判定部421は、バ
ッファ部420の蓄積出力に基づいて、ガス流量の変化
量を検出し、この変化量が個別最大流量を越えたか否か
を判定し、越えた場合は、遮断弁31を閉じる。これに
より、ガス器具の異常等により、ガス流量の変化量が異
常な値を示すようになった場合、ガス流路が遮断され、
安全性が確保される。
【0055】なお、ガス流量の変化量は、バッファ部4
20の蓄積出力が得られるたびに、今回の蓄積出力から
前回の蓄積出力を引くことにより求められる。また、検
出した変化量が個別最大流量を越えたか否かは、例え
ば、予め各ガス器具の個別最大流量をテーブルに記述し
ておき、これと検出した変化量とを比較することにより
行われる。この場合、検出された変化量がテーブルに記
述された複数の個別最大流量のいずれとも一致しなけれ
ば、変化量が個別最大流量を越えたと判定される。
【0056】(5)また、安全機能判定部421は、バ
ッファ部420の蓄積出力に基づいて、内管漏洩が発生
しているか否かを判定し、内管漏洩が発生していると判
定した場合は、遮断弁31を閉じる。これにより、内管
漏洩が発生すると、ガス流路が遮断され、安全性が確保
される。なお、内管漏洩が発生しているか否かは、例え
ば、3リットル/時以上のガス流量が継続的に1ケ月検
出されたか否かを判定することにより判定される。
【0057】(6)また、安全機能判定部421は、圧
力センサ36によって検出された圧力が所定の値以下に
なると、遮断弁31を閉じる。これにより、ガスの供給
源に異常等が発生すると、ガス流路が遮断され、安全性
が確保される。
【0058】以上が、本実施の形態の動作である。な
お、切替えスイッチ418の一方の入力として、相殺演
算部415の相殺演算出力ではなく、フィルタ414の
平均化出力を用いるようにしたのは、切替えスイッチ4
18の選択出力が、使用流量の演算ではなく、ガスの状
態の判定に使用されるからである。
【0059】すなわち、相殺演算部415は、上記のご
とく、フィルタ414の平均化出力を1リットル蓄積す
るたびに出力するようになっている。したがって、ガス
の状態を判定するのに、この相殺演算部415の出力を
用いたのでは、ガスの状態を正確に判定することができ
ない。そこで、本実施の形態では、フィルタ414の平
均化出力を用いてガスの状態を判定するようになってい
る。
【0060】以上詳述した本実施の形態によれば、次の
ような効果が得られる。
【0061】(1)まず、本実施の形態によれば、ガス
流路を流れるガスを振動させるためのフルイディック素
子32を設け、ガス流量が多い流量域では、フルイディ
ック発振の発振周期に基づいて、ガス流量を検出するよ
うにしたので、ガス流量として、瞬時流量を検出するこ
とができる。
【0062】これにより、ガス流量が全体最大流量を越
えたか否かを短時間で判定することができるので、ガス
流量が全体最大流量を越えた場合に、ガス流路をすぐに
遮断することができる。その結果、ガス流量が全体最大
流量を越えた場合の安全性を十分に確保することができ
る。また、このような構成によれば、ガスの流れが短い
時間間隔で変わった場合も、その変化(流量変化等)を
正確に検出することができる。
【0063】(2)また、本実施の形態によれば、ガス
流路を流れるガスの流速を検出するフローセンサ34を
設け、ガス流量が少ない流量域では、このフローセンサ
34の検出出力に基づいて、ガス流量を検出するように
したので、ガスがまったく流れていない場合(0リット
ル毎時)とわずかしか流れていない場合(例えば、3リ
ットル毎時)との分別を短時間に行うことができる。
【0064】すなわち、従来のガスメータは、ガス流路
を流れるガスによって回転駆動されるクランクを設け、
このクランクの回転数に基づいて、ガス流量を検出する
ようになっているため、ガスの流量が少ない流量域で
は、ガスの流量を測定するのにかなりの時間がかかる。
このため、従来のガスメータにおいては、ガスがわずか
しか流れていない場合とまったく流れていない場合との
分別にかなりの時間がかかるという問題があった。
【0065】例えば、0.6リットルのガスが流れるた
びに、リードスイッチ13から1つのパルスを発生する
0.6リットル/パルス(リットル毎パルス)のガスメ
ータにおいては、3リットル/時(リットル毎時)のガ
ス流量と0リットル/時のガス流量とを分別するのに1
2分かかる。
【0066】また、0.9リットル/パルスのガスメー
タにおいては、3リットル/時のガス流量と0リットル
/時のガス流量とを分別するのに18分かかる。さら
に、1.7リットル/パルスのガスメータにおいては、
3リットル/時のガス流量と0リットル/時のガス流量
とを分別するのに34分かかる。
【0067】これに対し、本実施の形態では、ガスの流
速を検出するフローセンサ34を設け、ガス流量が少な
い流量域では、このフローセンサ34の検出出力に基づ
いて、ガス流量を検出するようにしたので、3リットル
/時のガス流量と3リットル/時のガス流量との分別を
短時間に行うことができる。
【0068】これは、フローセンサ34の駆動間隔が短
いからである。すなわち、フローセンサ34は、上記の
ごとく、例えば、6秒間隔で駆動される。したがって、
3リットル/時のガス流量と0リットル/時のガス流量
とを6秒で分別することができる。これは、従来のガス
メータの分別時間の1200分の1(0.6リットル/
パルスのガスメータの場合)から3400分の1(1.
7リットル/パルスのガスメータの場合)の時間であ
る。
【0069】(3)また、本実施の形態によれば、蓄積
時間が異なる2つのバッファ部419,420を設け、
ガスの状態を判定する場合、ガス流量の検出出力そのも
のと、これをバッファ部419,420で所定時間蓄積
したものとの中から1つを選択して判定することができ
るようにしたので、この判定をより効果的に行うことが
できる。
【0070】すなわち、このような構成によれば、ガス
流量が全体最大流量を越えた否かを判定する場合、ガス
流量の検出出力そのものではなく、これをバッファ部4
19で6秒間蓄積したものを用いて判定することができ
るので、個別最大流量が大きいガス器具が点火された場
合の過渡応答に対処することができる。
【0071】(4)また、本実施の形態によれば、フル
イディック素子32の検出出力に基づいてガス流量を検
出する経路とフローセンサ34の検出出力に基づいてガ
ス流量を検出する経路とを設け、ガス流量に基づいて、
両者を選択的に切り替えることができるようにしたの
で、ガス流量の検出精度を高めることができる。
【0072】以上、本発明の一実施の形態を詳細に説明
したが、本発明は、上述したような実施の形態に限定さ
れるものではない。
【0073】(1)例えば、先の実施の形態では、フル
イディック素子とフローセンサの両方を備えた流量計を
説明した。しかし、本発明の流量計は、少なくとも、フ
ルイディック素子を備えたものであればよい。
【0074】(2)また、先の実施の形態では、2つの
バッファ部を備えた流量計を説明した。しかしながら、
本発明の流量計は、3つ以上のバファ部を備えたもので
あってよい。
【0075】(3)また、先の実施の形態では、本発明
を、ガス流量を計測するガスメータに適用する場合を説
明した。しかしながら、本発明は、ガス以外の流体の総
流量を計測する流量計にも適用することができる。
【0076】このほかにも、本発明は、その要旨を逸脱
しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿論であ
る。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の流量
計によれば、流体流路を流れる流体を振動させるための
フルイディック素子を設け、フルイディック発振の発振
周期に基づいて、流体流量を検出するようにしたので、
流体流量として瞬時流量を検出することができる。これ
により、流体流量が全体最大流量を越えたか否かを判定
する場合の判定時間を短縮することができるので、流体
流量が全体最大流量を越えた場合の安全性を十分に確保
することができる。また、流体の流れが短い時間間隔で
変わった場合でも、その変化を正確に検出することがで
きる。
【0078】また、請求項2記載の流量計によれば、流
体流路を流れる流体を振動させるためのフルイディック
素子とこの流体の流速を検出するための流速検出手段と
を設け、流体流量が多い流量域では、フルイディック発
振の発振周期に基づいて、流体流量を検出し、流体流量
が少ない流量域では、流速検出手段の検出出力に基づい
て、流体流量を検出するようにしたので、流体がまった
く流れていない場合とわずかしか流れていない場合との
分別を短時間に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流量計の一実施の形態の構成を示
すブロック図である。
【図2】従来のガスメータの構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】 31…遮断弁 32…フルイディック素子 33…発振検出センサ 34…フローセンサ 35…表示部 36…圧力センサ 37…感震器 38…復帰スイッチ 39…テストスイッチ 40…状態表示部 41…使用流量計測・安全機能部 411…周期測定部 412,413…流量換算部 414…フィルタ 415…相殺演算部 416,418…切替えスイッチ 417…積算部 419,420…バッファ部 421…安全機能判定部 422…スイッチ制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000005821 松下電器産業株式会社 大阪府門真市大字門真1006番地 (72)発明者 温井 一光 神奈川県藤沢市みその台9−10 (72)発明者 酒井 克人 東京都葛飾区高砂3−2−7−123 (72)発明者 佐藤 真一 東京都八王子市北野町543−15 (72)発明者 岡田 修一 大阪府大阪市中央区平野町4−1−2大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 佐藤 孝人 愛知県東海市新宝町507−2東邦瓦斯株式 会社総合技術研究所内 (72)発明者 堀 逸郎 愛知県名古屋市熱田区千年1−2−70愛知 時計電機株式会社内 (72)発明者 長沼 雅仁 愛知県名古屋市熱田区千年1−2−70愛知 時計電機株式会社内 (72)発明者 黄地 謙三 大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産 業株式会社内 (72)発明者 白沢 忠徳 大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体流路を流れる流体を振動させるため
    のフルイディック素子と、 このフルイディック素子により発生させられた流体振動
    の発振周期を検出する発振周期検出手段と、 この発振周期検出手段の検出出力に基づいて、前記流体
    の流量を検出する流量検出手段と、 それぞれ異なる蓄積時間を有し、前記流量検出手段の検
    出出力を所定時間蓄積して出力する複数の蓄積手段と、 前記流量検出手段の検出出力と前記複数の蓄積手段の蓄
    積出力とに基づいて、前記流体の状態を判定する状態判
    定手段とを備えたことを特徴とする流量計。
  2. 【請求項2】 流体流路を流れる流体を振動させるため
    のフルイディック素子と、 このフルイディック素子により発生させられた流体振動
    の発振周期を検出する発振周期検出手段と、 この発振周期検出手段の検出出力に基づいて、前記流体
    の流量を検出する第1の流量検出手段と、 前記流体の流速を検出する流速検出手段と、 この流速検出手段の検出出力に基づいて、前記流体の流
    量を検出する第2の流量検出手段と、 前記流体の流量が多い流量域では、前記第1の流量検出
    手段の検出出力を選択し、少ない流量域では、前記第2
    の流量検出手段の検出出力を選択する選択手段と、 それぞれ異なる蓄積時間を有し、前記選択手段の選択出
    力を所定時間蓄積して出力する複数の蓄積手段と、 前記選択手段の選択出力と前記複数の蓄積手段の蓄積出
    力とに基づいて、流体の状態を判定する状態判定手段と
    を備えたことを特徴とする流量計。
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