JP2997576B2 - フルイディックガスメータにおける漏洩検査用単位流量信号出力方法 - Google Patents
フルイディックガスメータにおける漏洩検査用単位流量信号出力方法Info
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- JP2997576B2 JP2997576B2 JP3200915A JP20091591A JP2997576B2 JP 2997576 B2 JP2997576 B2 JP 2997576B2 JP 3200915 A JP3200915 A JP 3200915A JP 20091591 A JP20091591 A JP 20091591A JP 2997576 B2 JP2997576 B2 JP 2997576B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスメータ内を流れる
ガスの流量を常時監視し、この流量に異常があった場合
にガスを止めてしまう所謂ガス安全器を搭載したマイク
ロフローセンサ付フルイディックガスメータにおける漏
洩検査用単位流量信号出力方法に関する。
ガスの流量を常時監視し、この流量に異常があった場合
にガスを止めてしまう所謂ガス安全器を搭載したマイク
ロフローセンサ付フルイディックガスメータにおける漏
洩検査用単位流量信号出力方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ガス安全器は、ガスの使用状況をガスメ
ータ内を流れるガスの流量及びその変化と時間で監視す
るもので、このガス安全器にはガス漏れ検査機能も付加
されている。
ータ内を流れるガスの流量及びその変化と時間で監視す
るもので、このガス安全器にはガス漏れ検査機能も付加
されている。
【０００３】このガス漏れ検査は、検査流量しきい値が
設定され、マイクロフローセンサ側から一定時間内に積
算流量信号が入力された場合に漏れありと判定する方式
である。
設定され、マイクロフローセンサ側から一定時間内に積
算流量信号が入力された場合に漏れありと判定する方式
である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マイクロフロ
ーセンサからの信号を基に微少流量を計測して単位流量
を積算し、この積算値があらかじめ設定した積算値とな
った場合に漏洩検査用単位流量信号として１パルスを出
力する場合、マイクロフローセンサの０点がシフトする
と、外乱に基づいて漏洩検査用単位流量信号が出力さ
れ、これを基に漏洩あり、又はなしと誤認してしまうこ
とがある。
ーセンサからの信号を基に微少流量を計測して単位流量
を積算し、この積算値があらかじめ設定した積算値とな
った場合に漏洩検査用単位流量信号として１パルスを出
力する場合、マイクロフローセンサの０点がシフトする
と、外乱に基づいて漏洩検査用単位流量信号が出力さ
れ、これを基に漏洩あり、又はなしと誤認してしまうこ
とがある。
【０００５】本発明の目的は、微少流量測定に用いられ
るマイクロフローセンサの０点がシフトしても漏洩検査
時に流量あり又はなしと誤判定する虞れのないフルイデ
ィックガスメータにおける漏洩検査用単位流量信号出力
方法を提供することである。
るマイクロフローセンサの０点がシフトしても漏洩検査
時に流量あり又はなしと誤判定する虞れのないフルイデ
ィックガスメータにおける漏洩検査用単位流量信号出力
方法を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る単位流量信
号出力方法は次のとおりである。
号出力方法は次のとおりである。
【０００７】微少流量及びガス漏れ検査時のガスの流量
測定をフローセンサを用いて行うように構成したフルイ
ディックガスメータに搭載されたガス安全器における漏
洩検査用単位流量信号出力方法において、前記フローセ
ンサの特性が何等かの原因によりシフトすることを考慮
して、漏洩検査時に前記フローセンサで計測される流量
の積算値があらかじめ設定したしきい値の１／２になる
と前記ガス安全器側に漏洩検査用単位流量信号として１
パルスを出力し、このパルス数があらかじめ定めた時間
内に一定数以上入力されたときに漏洩ありと判定するフ
ルイディックガスメータにおける漏洩検査用単位流量信
号出力方法。
測定をフローセンサを用いて行うように構成したフルイ
ディックガスメータに搭載されたガス安全器における漏
洩検査用単位流量信号出力方法において、前記フローセ
ンサの特性が何等かの原因によりシフトすることを考慮
して、漏洩検査時に前記フローセンサで計測される流量
の積算値があらかじめ設定したしきい値の１／２になる
と前記ガス安全器側に漏洩検査用単位流量信号として１
パルスを出力し、このパルス数があらかじめ定めた時間
内に一定数以上入力されたときに漏洩ありと判定するフ
ルイディックガスメータにおける漏洩検査用単位流量信
号出力方法。
【０００８】
【作用】マイクロフローセンサ及びフルイディック素子
で検出された流量信号は、演算器に入力され、ここで流
量に演算されると共に積算され、表示部に積算値が表示
される。又、漏洩検査時において、マイクロフローセン
サで検出された流量がしきい値の１／２になると漏洩検
査用単位流量信号として１パルスが出力され、この信号
を基にガス安全器はしきい値と比較し、一定時間内に一
定数以上のパルス が入力されたときに漏洩ありと判定す
る。
で検出された流量信号は、演算器に入力され、ここで流
量に演算されると共に積算され、表示部に積算値が表示
される。又、漏洩検査時において、マイクロフローセン
サで検出された流量がしきい値の１／２になると漏洩検
査用単位流量信号として１パルスが出力され、この信号
を基にガス安全器はしきい値と比較し、一定時間内に一
定数以上のパルス が入力されたときに漏洩ありと判定す
る。
【０００９】
【実施例】１はフルイディックガスメータの流量検出部
にして、この流量検出部は、微少流量を検出するマイク
ロフローセンサと微少流量以上の流量を検出するフルイ
ディック素子から成っている。この流量検出部１で検出
された流量信号は演算部２に入力され、ここで流量演算
と積算が行われ、積算値は表示部３に表示される。
にして、この流量検出部は、微少流量を検出するマイク
ロフローセンサと微少流量以上の流量を検出するフルイ
ディック素子から成っている。この流量検出部１で検出
された流量信号は演算部２に入力され、ここで流量演算
と積算が行われ、積算値は表示部３に表示される。
【００１０】４はガス安全器にして、前記演算部２で演
算した流量が１．５リットルを計測するごとに、１パル
スがこのガス安全器４に入力され、ガス安全器４はしき
い値３リットル毎時と比較し、このしきい値以内の時に
は正常と判定し、以上の時には異常と判定して、ガス流
路５に取り付けた遮断弁６を閉じるか、警報ランプ７を
点滅させ、警報を発する。
算した流量が１．５リットルを計測するごとに、１パル
スがこのガス安全器４に入力され、ガス安全器４はしき
い値３リットル毎時と比較し、このしきい値以内の時に
は正常と判定し、以上の時には異常と判定して、ガス流
路５に取り付けた遮断弁６を閉じるか、警報ランプ７を
点滅させ、警報を発する。
【００１１】
【発明の効果】本発明は以上のように、しきい値の１／
２を漏洩検査用単位流量信号に設定することにより、例
えば図２に示すように、しきい値を３リットル毎時と設
定し、０リットル毎時に設定した初期性能がマイナス側
に１．５リットルシフトしたとしても、パルス信号が出
力されるので、ガス漏れを検出できる。反対にプラス側
に１．５リットルシフトしても流量パルスが出力される
ことがないため、流れていないのに漏れがあると誤認す
るこもない。又、積算量を０．５リットルに設定し、漏
れの判定を３パルスの入力があるか否かで判定しても同
じ効果が得られる。したがって、何等かの原因によりマ
イクロフローセンサの特性がシフトした場合でも、誤判
定の心配がなくなる。
２を漏洩検査用単位流量信号に設定することにより、例
えば図２に示すように、しきい値を３リットル毎時と設
定し、０リットル毎時に設定した初期性能がマイナス側
に１．５リットルシフトしたとしても、パルス信号が出
力されるので、ガス漏れを検出できる。反対にプラス側
に１．５リットルシフトしても流量パルスが出力される
ことがないため、流れていないのに漏れがあると誤認す
るこもない。又、積算量を０．５リットルに設定し、漏
れの判定を３パルスの入力があるか否かで判定しても同
じ効果が得られる。したがって、何等かの原因によりマ
イクロフローセンサの特性がシフトした場合でも、誤判
定の心配がなくなる。
【００１２】又、微少単位流量積算値をしきい値の１／
２とすることにより、メータの大きさに関係せず、共通
する積算値とすることができ、よって、すべての大きさ
のガスメータ用に共用でき、製造コストの低減が可能に
なる。
２とすることにより、メータの大きさに関係せず、共通
する積算値とすることができ、よって、すべての大きさ
のガスメータ用に共用でき、製造コストの低減が可能に
なる。
【図１】本発明の説明図。
【図２】マイクロフローセンサの特性がシフトした場合
の説明図。
の説明図。
１ 流量検出部 ２ 演算部 ３ 表示部 ４ ガス安全器 ５ ガス通路 ６ 遮断弁 ７ 警報ランプ
Claims (1)
- 【請求項１】 微少流量及びガス漏れ検査時のガスの流
量測定をフローセンサを用いて行うように構成したフル
イディックガスメータに搭載されたガス安全器における
漏洩検査用単位流量信号出力方法において、前記フロー
センサの特性が何等かの原因によりシフトすることを考
慮して、漏洩検査時に前記フローセンサで計測される流
量の積算値があらかじめ設定したしきい値の１／２にな
ると前記ガス安全器側に漏洩検査用単位流量信号として
１パルスを出力し、このパルス数があらかじめ定めた時
間内に一定数以上入力されたときに漏洩ありと判定する
フルイディックガスメータにおける漏洩検査用単位流量
信号出力方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3200915A JP2997576B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | フルイディックガスメータにおける漏洩検査用単位流量信号出力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3200915A JP2997576B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | フルイディックガスメータにおける漏洩検査用単位流量信号出力方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545199A JPH0545199A (ja) | 1993-02-23 |
| JP2997576B2 true JP2997576B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16432395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3200915A Expired - Fee Related JP2997576B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | フルイディックガスメータにおける漏洩検査用単位流量信号出力方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2997576B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112509290A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-03-16 | 浙江威星智能仪表股份有限公司 | 一种高灵敏度的智能燃气泄漏警报控制系统 |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP3200915A patent/JP2997576B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0545199A (ja) | 1993-02-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |