JPH10111046A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH10111046A
JPH10111046A JP8266923A JP26692396A JPH10111046A JP H10111046 A JPH10111046 A JP H10111046A JP 8266923 A JP8266923 A JP 8266923A JP 26692396 A JP26692396 A JP 26692396A JP H10111046 A JPH10111046 A JP H10111046A
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哲矢 小材
Takashi Sano
孝 佐野
Hideki Okuzono
秀樹 奥園
Atsuyasu Kobayashi
敦泰 小林
Kensaku Kokuni
研作 小国
Kazumiki Urata
和幹 浦田
Kazuyuki Kuroyanagi
和之 黒柳
Tomomi Umeda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機において、冷凍サイクルを構成す
る一要素である膨張弁から発生する間欠的な冷媒流動音
を低減する。 【解決手段】 本発明は、圧縮機、室外熱交換器、膨張
弁、室内熱交換器を配管で接続して気液二相流の冷媒を
用いる空気調和機であって、膨張弁4の入口、出口側そ
れぞれの配管6、7内に、先端に冷媒衝突板20を設け
かつ先端部が先細りのテーパー状フィルタ19を2個、
互いに元端を対向させて設置し、これにより冷房、暖房
の際に冷媒流方向が反転しても、フィルタ19により気
泡を均一に微細化し、冷媒衝突板20により管壁側に液
相、管中心部に気相が存在する環状流として、圧力変動
の少ない冷媒が、膨張弁4に流入するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機、凝縮器、
主減圧手段、蒸発器を冷媒配管で連結した冷凍サイクル
を有する空気調和機に係り、特に冷媒流動音を低減する
のに好適な空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】冷媒流動音の低減のために、主減圧手段
である絞り部上流側に、主減圧手段に流入する冷媒に所
定の乾き度を持たせる補助減圧手段(多孔オリフィス)
を設置し、また冷媒の流れを撹乱するコイルばねを用い
たものが、特開昭57−129371号公報に記載されている。
【0003】また、凝縮器の出口から膨張弁のオリフィ
スに至るまでの間に、冷媒圧力を受けて開口面積を変え
る可変オリフィスを設置し、その可変オリフィスの形状
は、円板状の本体の中心部に絞り孔が形成されたもの
と、中心部の絞り孔の周囲に扇形または円形の連通孔が
形成されたものが、実開昭60−69970号公報に記載され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開昭57−1293
71号公報に開示された技術では、主減圧手段上流側に補
助減圧手段として多孔オリフィスを設けることで補助減
圧手段下流の流れを改善し、主減圧手段で発生する冷媒
流動音の低減が見込まれる。しかしながら、この補助減
圧手段が絞り効果を持ち、補助減圧手段上流側の流れが
改善されてないため、補助減圧手段自体から冷媒流動音
が発生する問題がある。
【0005】また実開昭60−69970号公報に開示された
技術では、凝縮器の出口から膨張弁のオリフィスに至る
までの間に、冷媒圧力を受けて開口面積を変える可変オ
リフィスを設けることで、膨張弁からの冷媒流動音の低
減が見込まれる。しかし前記したように、この可変オリ
フィスが絞り効果を持ち、可変オリフィス上流側の流れ
が改善されてないため、可変オリフィス自体から冷媒流
動音が発生する問題がある。また可変オリフィスは、円
形状の本体の中心部に絞り孔が形成されているため、流
れの中に大きな気泡が存在する流動形態では、気泡が中
心部の孔をそのまま通過してしまい、流れの改善効果が
低い。
【0006】また冷媒流動音は、気液二相流の流動形態
に密接に関係しており、特に流れの中に大きな気泡が断
続的に存在しているスラグ流やプラグ流が膨張弁に流入
する場合、圧力変動も大きいため間欠的に大きな冷媒流
動音が発生する。
【0007】そこで、本発明の目的とするところは、冷
媒の気液二相流が原因で主減圧手段すなわち膨張弁から
間欠的に発生する冷媒流動音を低減できる空気調和機を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の空気調和機は、圧縮機、凝縮器、主
減圧手段、蒸発器を配管で接続して気液二相流の冷媒を
用いる冷凍サイクル系を形成する空気調和機であって、
配管内に、この管内径より小さい円板からなる冷媒衝突
板を先端に設けた円筒形フィルタ(以下、衝突板付円筒
形フィルタという)を、フィルタ先端を冷媒流の下流側
に向けて設置したことを特徴とする。
【0009】また、本発明の第2の空気調和機は、本発
明の第1の空気調和機における配管のうちから主減圧手
段の入り側の配管を選んで、その中に衝突板付円筒形フ
ィルタを設置したものである。
【0010】上記の第1、第2の空気調和機において、
衝突板付円筒形フィルタの代わりに、冷媒衝突板を先端
に設け元端部が円筒形でかつ先端部が先細りのテーパー
状フィルタ(以下、衝突板付テーパー状フィルタとい
う)を設置してもよい。
【0011】また本発明の第3の空気調和機は、圧縮
機、室外熱交換器、主減圧手段、室内熱交換器を配管で
接続して気液二相流の冷媒を用いる冷凍サイクル系を形
成する空気調和機において、主減圧手段の入り側及び出
側それぞれの配管内に、冷媒衝突板を先端に設け元端部
が円筒形でかつ先端部が先細りのテーパー状フィルタを
2個、互いに元端を対向させて設置したことを特徴とす
る。
【0012】この第3の空気調和機は、実用上、冷暖房
両用であることを考慮したものである。すなわち、冷房
時には冷媒は圧縮機→室外熱交換器→主減圧手段→室内
熱交換器→圧縮機に戻るように循環し、一方、暖房時に
は、逆に圧縮機→室内熱交換器→主減圧手段→室外熱交
換器→圧縮機に戻るように循環するので、ここでは主減
圧手段の入り側、出側の両方に、衝突板付のフィルタを
設置している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の空
気調和機を図面を参照して説明する。まず冷凍サイクル
について図6を用いて説明する。冷凍サイクルは、圧縮
機1、四方弁2、室外熱交換機3、膨張弁4、分流合流
器8および室内熱交換機5である各要素を、配管6、
7、11a、11b、11c、11d、分流管9a、9bで接続
して構成されている。2本の分流管9a、9bは分流合
流器と室内熱交換機5とを接続している。なお、本実施
の形態では膨張弁4と分流合流器8との間の配管7は曲
がり部を有するU字形状の配管となっている。
【0014】冷房運転時には、圧縮機1から吐出された
高温高圧のガス冷媒は、室外熱交換機3にて、ファン10
aで送られる空気により冷却されて凝縮し、高圧の液冷
媒となる。この液冷媒が膨張弁4に流入し、室内空気温
度よりも低い温度の気液二相流状態の冷媒となり、室内
熱交換機5においてファン10bで送られる室内空気から
熱を奪い蒸発し、再び圧縮機1に戻る。ここで、室外熱
交換器3は凝縮器として、室内熱交換器5は蒸発器とし
て機能する。
【0015】また暖房運転時には、四方弁2で冷媒の流
れを逆方向にする。即ち、冷媒は圧縮機1、四方弁2、
室内熱交換機5、膨張弁4、室外熱交換機3、四方弁
2、圧縮機1の順に流れる。この場合、室内熱交換器5
が凝縮器として、室外熱交換器3が蒸発器として機能す
る。
【0016】このように膨張弁4には通常、液冷媒が流
入するが、この液冷媒は、空気調和機の運転条件や室内
外温度条件、また室内機と室外機の接続配管が長い場
合、その圧力損失により、冷房運転時では室外熱交換機
3で凝縮しきれず、また暖房運転時では室内熱交換機5
で凝縮しきれずに、気液二相流状態の冷媒になる場合が
ある。さらに1台の室外機に複数台の室内機が接続する
空気調和機では、各室内機の運転状態によって流れる冷
媒量が異なり、気液二相流状態の冷媒になることが多く
ある。この気液二相流状態の冷媒が膨張弁4に流入する
時に、冷媒流動音が発生する。
【0017】最近のパッケージエアコンやルームエアコ
ン等の空気調和機では、室外機と室内機とを分離し、主
減圧手段である膨張弁4を空気調和機の性能・機能等の
向上のため室内機に設置することが多くなり、この冷媒
流動音が静音性・快適性を損ねるとして問題となってい
る。この冷媒流動音は、気液二相流の流動形態に密接に
関係しており、特に、流れの中に大きな気泡が断続的に
存在しているスラグ流やプラグ流が膨張弁4に流入する
場合、圧力変動も大きいため間欠的に大きな冷媒流動音
が発生する。
【0018】この冷媒流動音を低減する手段を施した部
分が、図6で破線で囲んだ部分12で、U字形の配管7に
より接続された膨張弁4及び分流合流器8と、それらの
上下流側の配管とを含む部分である。
【0019】以下、図1から図4に冷媒流動音を低減す
る手段を示す。図1は本発明の一実施の形態であるフィ
ルタ19の設置場所を示した図である。図1中の破線で囲
んだ部分が膨張弁4であり、内部に流路を形成した弁体
16、弁体16の流路を開閉する弁棒17を上下に駆動させる
モータ15および弁体16の流路の出入口に取り付けられた
継ぎ手管13、14で構成されている。冷媒は、冷房運転時
には図中右側の配管6側から、暖房運転時には図中下側
の配管7側から膨張弁4に流入する。
【0020】ここで実際の空気調和機においては、膨張
弁4に接続する配管は、図1に示すように、配管の曲が
り部分が必ず存在する。また配管の設置スペースの問題
から曲がり部分の曲率半径が非常に小さい場合がある。
この時、配管の曲がり部分で流れる冷媒の流動形態が変
化して、特に気液二相流の場合、曲がり部分に気相が滞
留し、また曲がり部分の曲率半径が非常に小さいと冷媒
流れが阻害され、曲がり部内周側で大きな気泡が成長し
やすくなり、それを液冷媒が押し出すことによって圧力
変動、流量変動を発生させる。この流れが膨張弁4の弁
体16と弁棒17の間の絞り部に流入すると、間欠的な冷媒
流動音が発生する。そのため、曲がり部分の曲率半径を
大きくするか、曲がり部分後の直線配管を長くして、流
れを改善することが望ましいが、スペース上不可能な場
合が多い。そこで本発明では膨張弁4に接続される配管
の、最も膨張弁4入口に近い曲がり部の出口にフィルタ
19を設置する。
【0021】このとき目の細かいフィルタ19の網目を、
気液二相流状態の冷媒中の大きな気泡が通過する際に、
大きな気泡は壊れ微細化する。さらに、フィルタ19先端
の冷媒衝突板20によって、配管の内断面積を減少させる
ことで冷媒の流速を上げ、管壁に液相が、管中心付近に
気相が存在する環状流の流動形態にすることができ、気
泡の均一化を促進する。このため、流れの中に大きい気
泡が断続的に存在するスラブ流やプラグ流とは異なり、
微細な気泡が均一に連続的に存在するようになって、圧
力変動が少なくなり、膨張弁4を通過するときの間欠的
な冷媒流動音を低減することができる。
【0022】このフィルタ19は、気液二相流の冷媒によ
り冷凍サイクルを形成する空気調和機の冷媒配管内のど
の部分に設置されても冷媒流動音の低減に効果がある。
【0023】特に膨張弁4の上流側に設置したり、また
分岐管9a、9bで室内熱交換器5への接続部に設置す
ることにより、気泡の微細均一化を促進し、圧力変動、
流量変動を小さくすることができ流れの安定化が図れ、
冷媒流動音の低減に効果が大きい。また、冷媒の流れ方
向に対しフィルタ19の設置方向が逆でも、冷媒流動音の
低減に効果がある。
【0024】図2から図4に本発明にかかる各種フィル
タの形状を示す。図2は冷媒の下流側に向く先端に円板
からなる冷媒衝突板20を取り付けた円筒形フィルタ19a
を示し、この衝突板付円筒形フィルタを配管21内に設置
することにより、前記したように気泡の微細均一化がで
き、流れの改善を図ることができる。冷媒衝突板20は円
筒形フィルタ19a先端の中心部にあって冷媒流路を狭く
している。なお、配管21は銅管で、空気調和機の各配管
を代表して示している。
【0025】図3は先端部が下流側に向かって先細りす
るテーパー状で、先端に冷媒衝突板20を取り付けたフィ
ルタ19bを示す。この衝突板付テーパー状フィルタを配
管21に設置することによりフィルタ19bの外周面と配管
21の内周面との間に隙間をつくり、フィルタ19b自体に
よる流れの抵抗を小さくすることで流速を上げ、管壁に
液相が、そして管中心付近に気相が存在する環状流の流
動形態にすることができ、気泡の均一化を促進させる。
【0026】図4は、2個の衝突板付テーパ状フィルタ
を、それらの元端を合わせて、配管21内に互いに逆方向
設置した状態を示す。これにより冷媒をさらに混ぜ、気
泡をミキシングさせ、気泡の微細化、均一化を促進させ
る。
【0027】図5は、フィルタ19b先端の円板からなる
冷媒衝突板20がスポット溶接で取付けられ、フィルタ19
b外周面がパイプ21内面に銅ロー付で固定されているこ
とを示す。テーパー状フィルタ19bは、銅あるいは銅合
金の金網をロール巻きすることにより製作される。円筒
形フィルタ19aも同様に製作される。フィルタを銅パイ
プ内に取り付ける方法としては、ロールカシメによりパ
イプ内径を縮小してフィルタを固定するものもあるが、
銅パイプの径が非常に小さい場合、銅パイプのつぶれや
配管内でのフィルタのガタつき等の問題がある。そのた
め、フィルタの銅パイプへの取り付けには、銅ロー付を
用いる。そしてフィルタのロー付部分は、ローが内部に
浸透するのを防ぐため薄い銅帯22(図1〜4では省
略)を巻きつけている。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、空気機調和機を、気液
二相の冷媒を用いて冷凍サイクル形成する各要素間を接
続する配管内に冷媒衝突板を先端に設けた円筒形フィル
タまたはテーパー状フィルタを設置して、構成したの
で、円筒形フィルタまたはテーパー状フィルタで気液二
相流中に含む大きい気泡を微細化し、さらに冷媒衝突板
で冷媒は流速を上げて管壁に液相、管中心付近に気相が
存在する環状流とし、これにより、配管から発生する冷
媒流動音を低減できると共に、この気液二相流の冷媒が
主減圧手段を通過する際に生じる間欠的な冷媒流動音を
低減させることができる。
【0029】特に、主減圧手段の入口側の配管で主減圧
手段に近い曲がり部分の下流側に円筒形フィルタまたは
テーパー状フィルタを設置することにより、冷媒の乱れ
が生じやすい曲がり部で乱れた流れを発生直後に補正で
き、主減圧手段での冷媒流動音の低減に著しい効果を上
げることができ、空気調和機における静音性、快適性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態で、膨張弁出入口の曲が
り配管にフィルタを設けた空気調和機の部分図である。
【図2】配管内に設置した衝突板付円筒形フィルタを示
す図である。
【図3】配管内に設置した衝突板付テーパー状フィルタ
を示す図である。
【図4】配管内に2個一組で設置した衝突板付テーパー
状フィルタを示す図である。
【図5】本発明にかかるフィルタの製作方法を説明する
図である。
【図6】空気調和機の冷凍サイクル系の構成図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四方弁 3 室外熱交換器 4 膨張弁 5 室内熱交換器 6,7 配管 8 分流合流管 9a,9b 分岐管 10a,10b ファン 11a,11b,11c,11d 配管 13,14 継ぎ手管 15 モータ 16 弁体 17 弁棒 19a 円筒状フィルタ 19b テーパー状フィルタ 20 冷媒衝突板 21 銅パイプ
フロントページの続き (72)発明者 小林 敦泰 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 小国 研作 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 浦田 和幹 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 黒柳 和之 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 梅田 知巳 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、主減圧手段、蒸発器を
    配管で接続して気液二相流の冷媒を用いる冷凍サイクル
    系を形成する空気調和機において、前記配管内に、該配
    管内径より小さい円板からなる冷媒衝突板を先端に設け
    た円筒形フィルタを、該フィルタ先端を冷媒流の下流側
    に向けて設置したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 圧縮機、凝縮器、主減圧手段、蒸発器を
    配管で接続して気液二相流の冷媒を用いる冷凍サイクル
    系を形成する空気調和機において、前記主減圧手段の入
    り側の配管内に、該配管内径より小さい円板からなる冷
    媒衝突板を先端に設けた円筒形フィルタを、該フィルタ
    先端を冷媒流の下流側に向けて設置したことを特徴とす
    る空気調和機。
  3. 【請求項3】前記円筒形フィルタの一部分に帯板を巻き
    つけ、該帯板と配管内面とをロー付けすることにより、
    前記円筒形フィルタを設置した請求項1又は2に記載の
    空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記冷媒衝突板を先端に設けた円筒形フ
    ィルタの代わりに、前記冷媒衝突板を先端に設け元端部
    が円筒形でかつ先端部が先細りのテーパー状フィルタを
    設置した請求項1又は2に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 圧縮機、室外熱交換器、主減圧手段、室
    内熱交換器を配管で接続して気液二相流の冷媒を用いる
    冷凍サイクル系を形成する空気調和機において、前記主
    減圧手段の入口側及び出口側それぞれの配管内に、冷媒
    衝突板を先端に設け元端部が円筒形でかつ先端部が先細
    りのテーパー状フィルタを2個、互いに元端を対向させ
    て設置したことを特徴とする空気調和機。
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