JPH10110891A - ガラス基板の支持装置 - Google Patents

ガラス基板の支持装置

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JPH10110891A
JPH10110891A JP26453896A JP26453896A JPH10110891A JP H10110891 A JPH10110891 A JP H10110891A JP 26453896 A JP26453896 A JP 26453896A JP 26453896 A JP26453896 A JP 26453896A JP H10110891 A JPH10110891 A JP H10110891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing pad
glass base
glass substrate
supporting
pressure gas
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26453896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Iwamoto
憲市 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP26453896A priority Critical patent/JPH10110891A/ja
Publication of JPH10110891A publication Critical patent/JPH10110891A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス基板を非接触で支持し、ガラス基板の
反りや撓みを防止し得る支持装置を提供する。 【解決手段】 ガラス基板の支持部材の中央部に軸受パ
ッド12が設けられ、軸受パッド12の中央部にノズル
13が設けられ、その周囲に溝14が形成され、ノズル
13から高圧ガスを噴き出してカラーフィルタ基板1の
中央部を非接触で支持することにより、反りや撓みによ
る吸着固定ができなくなるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はガラス基板の支持
装置に関し、特に、大型の液晶表示装置やプラズマディ
スプレイ(以下、PDPと称する)などを検査する検査
装置に用いられ、表示用ガラス基板を支持する支持装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のカラーフィルタ基板やP
DPパネルの検査装置の外観図であり、図6は縦断面図
である。
【0003】図5において、カラーフィルタ基板(また
はPDP基板)1はガラス基板の上にカラーフィルタを
配列したものであり、バキュームチャック2によって吸
着固定されており、カラーフィルタ基板1の下面には蛍
光灯などの光源3が設けられて透過照明される。光がカ
ラーフィルタ基板1を透過したときの像が結像レンズ4
を介してCCDラインセンサ5で捉えられ、これが画像
処理装置6で判別され、カラーフィルタ基板1の欠陥の
画像がディスプレイ7に表示される。
【0004】バキュームチャック2は図6に示すよう
に、平板の表面に設けられた溝部8が細孔9を介して外
部の真空発生装置(図示せず)に接続されており、カラ
ーフィルタ基板1をバキュームチャック2に載置するこ
とにより、溝部8が負圧となり、吸着固定されるように
なっている。
【0005】なお、ここで表示ガラス基板とは、カラー
フィルタ基板にかかわらず、CCDなどで検査する対象
の各種ガラス基板をいうものとする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7はバキュームチャ
ックの上にカラーフィルタ基板1を載置したときの断面
図であり、図8は1枚のガラス基板でカラーフィルタパ
ネルを多面取りした例を示す図である。
【0007】図5および図6に示した従来のバキューム
チャック2でカラーフィルタ基板1を吸着する場合、大
型化や薄型化に伴って反ったり撓みを生じるが、バキュ
ームチャック2でその反りや撓みを吸収することができ
ない。このために、カラーフィルタ基板1の反りや撓み
によりCCDラインセンサ5の検出能力が場所によって
異なってしまう。また、カラーフィルタ基板1の反りや
撓みが大きくなると、バキュームチャック2の溝部8の
真空度が高まらず、図7に示すように、吸着固定できな
くなってしまう。さらに、図8に示すように、1枚のガ
ラス基板でカラーフィルタパネルを多面取りする場合に
は、カラーフィルタのない部分を使って支持することも
可能であるが、大型の液晶パネルやPDPパネルでは1
枚のガラス基板に1枚のカラーフィルタパネルまたはP
DPパネルをとることになるため、支持するのが不可能
になるという問題点があった。
【0008】それゆえに、この発明の主たる目的は、ガ
ラス基板を非接触で支持し、ガラス基板の反りや撓みを
防止し得るガラス基板の支持装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
表示用ガラス基板を検査するために表示用ガラス基板を
支持する支持装置であって、表示用ガラス基板の周囲を
支持するための支持部材と、支持部材の中央部に設けら
れ、高圧ガスを噴き出して表示用ガラス基板の中央部付
近を非接触で支持する静圧軸受パッドとを備えて構成さ
れる。
【0010】請求項2に係る発明では、請求項1の静圧
軸受パッドには噴き出した高圧ガスを回収するための回
収溝と回収孔とが設けられる。
【0011】請求項3に係る発明では、前記1の支持部
材は移動可能であって、静圧軸受パッドに供給する空気
圧を支持部材の移動に同期させて可変にする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態のテ
ーブルスキャン方向の断面図であり、図2はそれと直交
する方向の断面図である。
【0013】この実施形態では、カラーフィルタ基板1
を支持するためにガラス基板支持治具10が新たに設け
られ、それ以外の構成は前述の図5と同じである。ガラ
ス基板支持治具10はCCDラインセンサ5の中心線よ
りオフセットした位置に設けられる。また、ガラス基板
支持治具10には、図2に示すように高圧ガスの供給経
路11が設けられており、ガラス基板支持治具10の先
端には軸受パッド12がボルトによって締結されてい
る。
【0014】図3は軸受パッドの詳細を示す図である。
図3において、パッド12の中央部にはノズル13が設
けられ、その周囲には田の字状に溝14が形成されてい
る。図2に示した供給経路11から供給された高圧ガス
はノズル13から噴き出し、軸受パッド12表面の溝1
4を介して広い面積に広がることになる。すなわち、軸
受パッド12とカラーフィルタ基板1の下面との間で静
圧軸受を構成し、非接触で支持することが可能となり、
ガラス基板の撓みを防止できる。
【0015】図4は軸受パッドの他の例を示す図であ
る。この図4に示した例は図3に示したように高圧ガス
の噴き出しによってクリーン度が低下するのを防止する
ものである。すなわち、溝14と外周との間に新たに回
収溝15が設けられる。この回収溝15は溝14よりも
開口が大きくされており、溝14から噴き出した高圧ガ
スは軸受パッド12とカラーフィルタ基板1との間に沿
って流れ、回収溝15に形成されている回収孔16によ
って回収される。
【0016】また、高圧ガスの供給圧力をカラーフィル
タ基板1の撓みの大小によって可変するようにしてもよ
い。すなわち、テーブルの移動に同期して供給圧力を制
御し、おおむねガラス基板の中央部が軸受パッド12上
にあるとき、供給圧力を高めて撓みを補正できる。
【0017】なお、上述の説明では、液晶表示装置のカ
ラーフィルタ基板1を支持するものを例にとって説明し
たが、これに限ることなくその他のガラス基板を支持す
る場合にも適用してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、表示
用ガラス基板の周囲を支持する支持部材の中央部に静圧
軸受パッドを設け、この静圧軸受パッドから高圧ガスを
噴き出してガラス基板の中央部付近を非接触で支持する
ようにしたので、ガラス基板の反りや撓みが小さくな
り、吸着固定できなくなるのを防止でき、センサによる
検出能力がどこでも一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のテーブルスキャン方向
の断面図である。
【図2】この発明の一実施形態のテーブルスキャン方向
と直交する方向の断面図である。
【図3】軸受パッドの詳細を示す図である。
【図4】軸受パッドの他の例を示す図である。
【図5】従来のカラーフィルタ基板やPDPパネルの検
査装置の外観図である。
【図6】従来のカラーフィルタ基板やPDPパネルの検
査装置の縦断面図である。
【図7】バキュームチャックの上にカラーフィルタ基板
を載置したときの断面図である。
【図8】1枚のガラス基板でカラーフィルタパネルを多
面取りした例を示す図である。
【符号の説明】
1 カラーフィルタ基板 2 バキュームチャック 3 光源 4 結像レンズ 5 CCDラインセンサ 8 溝部 9 細孔 10 ガラス基板支持治具 11 供給通路 12 軸受パッド 13 ノズル 14 溝 15 回収溝 16 回収孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示用ガラス基板を検査するために該表
    示用ガラス基板を支持する支持装置であって、 前記表示用ガラス基板の周囲を支持するための支持部材
    と、 前記支持部材の中央部に設けられ、高圧ガスを噴き出し
    て前記表示用ガラス基板の中央部付近を非接触で支持す
    る静圧軸受パッドとを備えた、ガラス基板の支持装置。
  2. 【請求項2】 前記静圧軸受パッドには、前記噴き出し
    た高圧ガスを回収するための回収溝と回収孔とが設けら
    れることを特徴とする、請求項1のガラス基板の支持装
    置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は移動可能であって、 前記静圧軸受パッドに供給する空気圧を前記支持部材の
    移動に同期させて可変にしたことを特徴とする、請求項
    1または2のガラス基板の支持装置。
JP26453896A 1996-10-04 1996-10-04 ガラス基板の支持装置 Withdrawn JPH10110891A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100456092C (zh) * 2002-03-22 2009-01-28 乐金显示有限公司 液晶显示装置的基板粘合设备及其驱动方法
JP2010118362A (ja) * 2010-03-04 2010-05-27 Ntn Corp 微細パターン修正方法

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Effective date: 20040106